旧満州

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遼寧省 黒竜江省 吉林省

  1. 満州国の皇帝はの最後の皇帝だった。
    • 愛新覚羅溥儀氏。姪の慧生は天城山中で心中、日本中を吃驚させた。
  2. 終戦直後ソ連兵が侵入してきて多くの日本人が殺されたり働かされたりした。
  3. 石油も取れるので戦前に日本が発見していたら・・・
  4. 満州国のことを中国では「偽満州国」「偽満」と呼んでいる。
  5. 正確には「滿洲」。
    • もとの女真族が文殊菩薩を信仰していたので、自らの種族名も文殊の現地発音「マンジュ」に。
    • それが明王朝に対抗するようになって、五行で「火徳」の明王朝を打倒すべく「水徳」を称する。そこで「マンジュ」にサンズイの文字を宛て、「満洲」とする。
    • ちなみに彼らが興した「清」にもサンズイがついている。
    • 「満州」とすると水分が半分くらい無くなってしまうのでした。
  6. 中国では地域名としては禁止用語である。
  7. 1930年代、中国の工業生産力の70%、GDPの75%が集中。
    • 他の地域が戦乱に巻き込まれていたことを差し引いてもこの数字は驚異的。
      • 韓国もそうだが、日本に統治されることは、政治的にはともかく経済的には大発展を呼び起こす。それはそうだ。日本本国の予算の約10%ずつを、満州、韓国に裂いていたんだから。
    • 日本国内で平均月収80円前後だった頃、満州では平均100円は稼げていた。
      • 今の貨幣価値にすると、日本国内20万円、満州では24万円ぐらいか。
        • そのため、日本人だけではなく、中国人も満州へ大規模に移住していた。治安が良く、盗賊、匪賊がいない、と言うことで、中国人から見たら、桃源郷のような土地だったから。
      • 中華人民共和国は、戦後一貫して満州の遺産を食い潰して来た。当時の毛沢東は言った。「満州さえあれば、社会主義は完成する」と。これが無くなったので、仕方なく、社会主義市場経済と言う社会主義か資本主義か分からん体制を取らざるを得なくなったのだ。自分では資本を生み出せない、外国資本を引き出してなんとかする、と言う相変わらず他力本願に頼っている。