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*新規に追加される場合は都道府県順になるようにお願いします。
現在の日本では、高校進学率は90%以上、大学進学率は50%前後となっています。<br>しかし、日本の学生が中学を卒業する時点で
;関連項目
*高等学校組…小中学校の時点で私立・国立にお受験で入った生徒+公立の中学校で10段階評価で8~10の評価(偏差値60以上)を得た生徒=同年代の約20%≒戦前における中学校・高等女学校・実業学校への進学率
*[[もしあの市が実現していたら]](過去に構想があった場合はこちら)
**「高等学校」(高専を含む)へ進学する。進級する為の要件は厳しく、留年する生徒も多い。
*[[もしあの市町村があの都市に編入されていたら]](人口が著しく異なる場合はこちら)
**大学への進学に関しては、戦前において高等学校から帝国大学へ進学する時と同様に、全大学・大学校の合計定員が高卒者・高認取得者より少々多めに設定されていることから、ドイツでのアビトゥーア(Abitur)に相当する統一試験を受け、選り好みさえしなければ、必ず大学・大学校へ入学できる。
*[[勝手に市町村合併して委員会]](どうなるか抜きで合併させたい場合はこちら)
*実業学校組…公立の中学校で10段階評価で6~7の評価(偏差値50代)を得た生徒=同約33%
**「実業学校」へ進学する。卒業後は、高卒程度の公務員や各種ホワイトカラー、中級技術者といった中堅国民となる。大学進学を希望する生徒は、所定の統一試験(定員は年ごとに卒業する全実業学校生の約30%)を受け、合格した者のみが大学へ進学する資格を与えられる。
*就職組…公立の中学校で10段階評価で5以下の生徒=同約47%
**大工やとび職などの職人、下級工員といった低級労働者となる。正規雇用に就いている者はごく少数。
**夜間学校から大学に進学する道も残されてはいるが、ごくわずか。
***最終学歴が大卒以上の者と後期中等教育学校(大学中退者を含む)+各地の職業能力開発大学校の者の比率は、ほぼ半々になるよう調整されている(≒[[アメリカ]]における大卒以上の学歴を持つ者の割合)。
といった、[[ドイツ]]の様な状況になっていたら、どうなっていたでしょうか?
==内容==
#大学は、学制改革期(1949年)までに創設された大学・高等学校・各種師範学校・大部分の専門学校(後述する一部の例外は除く)、戦後創設された医科大学、史実では医療・看護系の短期大学/専修学校となっていたところの流れを汲む大学・学部のみとなっている。
#*ただし、宗教系旧制専門学校の流れを汲む仏教学部・神学部に限っては、高卒者の志願者数が少ないため、実業学校卒業者全員にも門戸を開いている。
#*医療・看護系の短大・専学は、6年制の高専になっていた可能性もある。
#*旧制専門学校の中でも、医・歯・薬・看護系を除く女子大学・短期大学となっていた学校は、大学の数を極端に増やすべきではないという国策の為に、高等学校若しくは実業学校となっていた。
#**学制改革初期の段階で大学として認可されていた日本女子・東京女子・津田塾・聖心女子・神戸女学院は、例外となっていた可能性もある。
#**2年制の短期大学は存在していなかった。
#実業学校は、史実では専門学科高校、医療・看護系を除く各種専修学校、上述した一部の旧制専門学校の流れ汲む学校で成り立っている。
#*私立の実業学校がそれとは別に高等学校を作っていたかもしれない(例えば「中京商業学校(現実の中京大中京高校)」の系列校として「中京高等学校」ができるとか)。
#*「100%その企業に入社可」を売りにした、大企業立の実業学校も製造業を中心に多数できていた(「トヨタ工業学校」「松下工業学校」etc.)。
#高等学校組は周囲から羨望の眼差しで見られている。特に男子は「高校生」というだけで合コンなどでモテている。
#工業系実業学校の卒業生は、製造業界から「金の卵」として重宝されていた。
#*発達障害を抱えていたりコミュニケーションが苦手な生徒達の受け皿となっていた。
#*むしろ中卒者の方が現在でも「金の卵」ともてはやされていた。
#**現実のように中卒者が偏見の目で見られることはなかった。
#***某掲示板では「中卒は都市伝説」などと中卒の存在を否定する書き込みは見られない。
#**現在でも集団就職が行われている。
#***「ひよっこ」の設定も変わっており、みね子は出稼ぎで行方不明になった父親を捜すために就職組についていた。
#実業学校のうち、警察・自衛隊・海上保安学校は、戦前の師範学校の様に、成績が優秀でも経済的な事情で高校・大学への進学が難しい生徒達の受け皿となっていた。
#[[wikipedia:ja:職業能力開発総合大学校|職業能力開発総合大学校]]は、大学を中退した者や大学卒業後就職したが、様々な事情でエリートコースから外れざるを得なくなった者達にとっての、再チャレンジ機関となっている。
#後期中等教育学校へ進むのは学業成績が平均以上だった生徒ばかりのため、学園漫画事情は史実とはかなり違っていた。
#*所謂「ヤンキー学校」が存在せず、不良高校生を題材とした漫画は存在しなかった。
#**「SLAM DUNK」の内容も多少変わっていた。
#**『スケバン刑事』『ビーバップハイスクール』『ごくせん』『マジすか学園』などは、そもそも制作されなかった。
#**フィクション作品の男子校はヤンキー学校が定番になることはなかった。
#*「高等学校」を舞台とした恋愛漫画は、大部分の人間から「将来を約束された学歴エリート達の恋愛模様なんぞ反吐が出る」と嫌悪され、史実ほどの人気を得ることはなかった。若しくは最初から存在しなかったか、ギリギリ妥協して実業学校を舞台とした設定で描かれていた。
#**少女漫画誌では「高校」という設定そのものがタブー視され、身分違いの恋(例:職人の男と女子高生、東大生と貧乏工員の女の子)を題材とする作品がメインとなっていた。
#***高校が舞台の場合は「金持ちの子女ばかりが集まる高校」という設定ばかりになる。
#**ギャルゲーも、大衆受けはしていなかった。
#**ラノベでは「入試に合格さえすれば誰でも高等学校に入れる制度が確立している社会」という設定がやたら多くなっていた。
#**学園ドラマは小中学校を舞台としたものが主流となっていた。
#***『GTO』はドラマ版でも中学校が舞台となっていた。
#***『高校教師』は制作されなかった。
#史実の様なJK文化は存在していなかった。
#*女子高生の制服は今でもセーラー服もしくはジャンパースカートが定番となっている。
#**靴下は普通の白or紺、スカート丈もひざ下が一般的で現実の女子高生のように服装が乱れることはなく、女子高生=[[お嬢様/清楚系|清楚なお嬢様]]の風潮が強まり、ギャル化することなかった。
#***髪を染めた女子高生なんている訳がない。
#**もちろん男子高校生は学ラン。学帽も健在。
#***当然、現実のヤンキーのような改造学ランはない。
#****『ぐるナイ』の「ゴチになります」の男性の制服が改造学ランをイメージしたものにはならなかった。
#****私立校や進学校で見られるような学ランが主流となっていた。
#***こちらはインテリ・エリート・優等生の風潮が強まり、ヤンキー文化の典型になることはなかった。
#***(特に公立の)男子校ではバンカラ気質も残る。
#*反面、実業学校の女子生徒の制服は、史実のJK文化の典型とされている、カワイイ・オシャレを基調としたものとなっている。
#**こちらの制服はブレザーorジャケットが主流となっていた。
#*[[AKB48]]の衣装も女子高生をイメージしたものにはならなかった。
#**乃木坂46はここに書かれている女子高生をイメージしたものとみなされていた。
#*なんちゃって制服スーツも小学校(私服校)女子の入学式・卒業式の定番にならなかった。
#*高校生だけではなく、バブル期における大学生の文化もなかった。
#**大学が「レジャーランド」と呼ばれることもなかった。
#*高校生の文化ではなく「10代の文化」と表現されていた。
#高等学校・実業学校による各種スポーツ選手権は、さほど盛り上がっていない。
#*代わりに就職組がクラブチームを結成し、底辺の様な環境から脱却する為にプロ球団・実業団からのスカウトを狙うべく奮闘し、そちらの方が全国的な人気を得ていた。
#**高校等の部活動ではなく就職組によるクラブチームを題材にしたスポーツ漫画が主流になっていた。
#***「スクール☆ウォーズ」もクラブチームが舞台だった。
#**「巨人の星」の星飛雄馬は、高校に入る為に猛勉強をさせられていた(そうしないと花形満とは対決できない)。
#*甲子園は戦前から人気があるし、ラグビーは実業学校に強豪校が多いから盛り上がるだろう。
#*サッカー界ではU-18のユースチームが就職組の受け皿になっていた。
#*トップアスリート育成のための体育系実業学校も出来ていた。
#*『高校生クイズ』もなかっただろう。
#**あるとしたら最初から知力甲子園路線。
#**『東大王』も。なにそれおいしいの?
#コンビ揃って高学歴のお笑いコンビは、史実よりももてはやされている。
#NSCやアイドル養成所は、「成り上がり」を目指す中卒就職組達で溢れかえっている。
#格差問題が20世紀の時点で深刻になっていた。
#*エリートの証となる高等学校に入学させる為に、中学受験が史実以上に加熱していた。
#**そのため進学塾はどこも大盛況。
#*日教組や全国PTA連合会が「教育格差の是正」「門戸の拡大」を訴え続けた結果、高等学校枠・実業学校枠ともに上記の割合から徐々に拡大されていき、結局現実と大差なくなるのではなかろうか。
#**日教組・PTA案には、「大学卒業者・実業学校卒業者の質を低下させるべきではない」と、自民党・民社党とその支持母体だけでなく、社会党右派と連合の一部からも反発の声が上がり、最終的には<br>(1)低所得家庭の児童には、高所得家庭の児童と同じスタートラインで学業に取り組める様に、手厚い奨学金・学習支援制度を保証する。<br>(2)就職組の生徒に対しても、各都道府県全ての学区に夜間学校(定員は年ごとに該当する生徒の約3割。芸能活動等により、毎日の通学が困難な生徒の為の通信課程もあり)を設置し、卒業すれば史実の高卒程度の扱いを受けることができ、下位中産階級程度の収入が得られる仕事に就く機会が与えられる。また、全体の卒業者のうち、5%程度の生徒には大学への進学権、20%程度の生徒には各地の[[wikipedia:ja:職業能力開発大学校|職業能力開発大学校]]への進学権を付与する(勿論、その為には統一試験を受ける必要がある)。職業能力開発大学校を卒業すれば、実業学校卒業程度の扱いを受けることができる。<br>(3)学習面で困難を抱える発達障害児に対しては、個別に特別支援教育を実施する。<br>(総じて、後期中等教育学校に進学できないのは、生徒本人の自己責任と言わざるを得ない環境を作る)<br>といった案で、双方ともに妥結していた。
#*子供の進路に絶望し、無理心中を図る親が毎年数人は出ている。
#それでも大学に行きたいという実業学校組、就職組はTOEFLやGEDを受験するなどしてアメリカの大学に留学。
#*卒業したとしてもあくまで実業学校組、就職組の扱いであることには変わらず、決して「大卒」とは看做さない。
#**ノーベル賞などの世界的な学術の賞典を受けても日本は徹底無視。
#***当人もそんな日本に失望して現地の国籍を取得して日系人になってると思われる。他に日本国籍(=現地から見れば外国籍)だと参加できない研究(軍事系とかが予算出してるとか)にも参加できるメリットもある。
#*それ以前にアメリカもアメリカで実業学校組、就職組に学生ビザを発給していたかどうかが疑問。
#実業学校卒が現実の中堅私大卒並の価値を持つようになっていた。
#プロスポーツ界や芸能界は実業学校組、就職組を締め出していた。
#*むしろ芸能界は「実業学校組・就職組」が多く入っていたと思う。
#*就職組に関しては、スカウトが目を付けたり、トライアウトやオーディションに合格した人間に対しては、球団/事務所が無償で家庭教師を付けて勉強させ、無理矢理にでも最低限の一般教養と中の下レベルの学力を身に着けさせたうえで、夜間学校を卒業させていた。ただ、[[読売ジャイアンツ|巨人軍]]や芸能事務所の中でも保守的なところは、「子供達の憧れの存在となるであろう人間は、人並み以上の学歴・教養を身に着けていなければならない」として、実業学校組までしか採用していなかったかも。
#**「おバカタレント」がテレビで活躍することはなかった。
#***史実のおバカタレントはモデルや俳優に専念し、バラエティに進出することはなかった。
#**そのため、学力が下レベルの人間が芸能界で活躍するには、お笑い芸人・AV女優・地下アイドルの何れかになる以外に道はなくなる。
#*相撲の力士や競馬騎手はむしろ就職組を受け入れていた(こちらは若年者が優遇とされ、競馬学校の入学年齢も20歳以下であるため)。
#**競馬学校は実業学校の一種となっていたかも。
#**プロボクサーもだろう。
#結婚年齢は現実よりも早くなっていた。
#*21世紀になっても女性は20代前半、男性も20代後半で結婚している。特に女性は20代のうちに2人以上の子供を産んでいる。
#*20世紀末~21世紀初頭に第3次ベビーブームが起こっていた。
#学歴不問の求人が現実以上に多くなっていた。
#*就職組が「高卒以上」の学歴を追求されて困ることもなかった。
#**フリーターやニートになることもなかった。
#**中卒者が学歴詐称することもなかった。
#*それでも事務職、販売職といったホワイトカラーは「高卒・実業学校卒以上」の学歴は追求される。
#*就職組が毎年のように採用されるので現在でも55歳~60歳が定年とされ、ベテランは定年退職後の再就職に困っていた。
#**これは健康寿命が延びれば史実と変わらない。
#*日本の労働者は若年者優遇主義になっていた。
#**学歴社会になることはなかった。
#**それでも幹部候補生は大卒が基本。東証一部上場企業で実業学校卒の社長が誕生したら大ニュースになる。
#就職組に対する資格取得を支援するため、運転免許の取得可能年齢が15歳以上に引き下げられる。
#*高校生や実業学校生も自動車通学ができるようになるため、鉄道・バスが大打撃を被る。
#**地方の鉄道は史実よりも多くの路線が廃止の憂き目にあっていた。
#***通勤・通学ラッシュ時における渋滞が現実以上に起こっていた。
#**それでも学校側は生徒の事故防止のために現実と同じく、「18歳まで取得禁止」を校則で定めていた。
#日本では「15歳に達すると大人」とみなす風潮が強まっていた。
#*現実における「18禁」は「15禁」になっていたかも。
#*映画館、遊園地などの有料施設の入場料における「高校生料金」もなく、15歳~18歳の料金体系が複雑になることはなかった。
#**高校生料金の代わりに10代料金が設定されていた。
#***公共交通機関の運賃も学割の代わりに10代料金が設定されていた。
#現実の「Fランク大学」は存在しなかった。
#*底辺高校も存在しない。
#*偏差値50以下の三流私立中学も存在しなかった。
#**「金持ちで成績の悪い子供」の居場所は?
#***ここはやはりTOEFLやGEDを受けてアメリカの大学に行かせるかと。
#*2000年代以降に大学の数が異常に増加することもなかった。
#*実業学校組や就職組でも金さえ払えば「大卒」の資格を得ることができる「ディプロマミル」が多く出現していた。
#就職組の就職先では勤務態度が悪い社員が増えてヤンキーの巣窟となり、[[ベタなブラック企業の法則|ブラック企業]]化していた。
#*学級崩壊ならぬ企業崩壊が社会問題になっていた。
#**ヤンキー社員にすら注意することすらできない上司の指導力不足が問題視されるようになる。
#**仕事そっちのけで乱闘なので仕事が成り立たず、{{あきまへん}}する企業が増えていた。
#**仕事中に携帯いじったりウォークマンで音楽聞いてる社員もいたりする。
#**教育困難校ならぬ教育困難企業が増えていた。
#**仕事中に悪ふざけしてそれを撮影し、ツイッターにアップロードする社員も。
#*[[日本国有鉄道|旧国鉄]]や[[京都市交通局|京○市営バス]]、末期の野○電鉄のように態度が悪い職員ばかりの企業が現実以上に増えていた。
#**むしろ鉄道会社は「高校・実業学校卒」というのを採用条件としていた。
#***鉄道を専門とする実業学校もあったかもしれない。
#***国鉄は実業学校として「鉄道学校」を管理局ごとに併設。民営化後はJRグループ各社系列の学校法人に移管された。
#*就職組による高校生・実業学校生に対する暴行事件等が社会問題化していた。また、就職組同士でも、夜間学校から大学への進学が決まった者へのリンチ事件が毎年起きていた。
#*むしろ仕事熱心で1960年代までの水準とは変わっていない。
#**勤務態度がしっかりしているのでバイトテロは起きなかった。
#各組のボーダーライン上の子を持つ親の中には、何とか上位の組に入るための最終手段として、成績をつける教師や進路振り分けの判定をする立場の人に賄賂を送り、贈賄や収賄で逮捕されるケースが起きている。
#不本意な進路振り分け結果となった人の中には、将来に絶望しギャングや暴力団などに流れるケースも。(ドイツであったらしい)
#決して中国並みに過酷になることはない
#国会をはじめ都道府県や市町村の議会は就職組や実業学校卒にも一定数の議席を振り分けている。
#*政治家が自身の子弟を敢えて就職組or実業学校組に振り分けさせ、すぐさま海外留学→卒業後就職組or実業学校組枠で出馬、などという事態も起きていた。
#*あるいは就職組・実業学校組の芸能人や元スポーツ選手などの「タレント議員」が議席を占めいていた。
#実業学校組、就職組の財産保有にも制限がかけられている。一定以上の額を超えた場合超過分は国庫に納めなければならない。
#*中小企業は倒産。
#統一試験では合否しか判定しない場合(成績順に行ける大学を指定しない場合)、偏差値と大学のランクが姿を消す。ただし、専攻別の人気があるため、ここであぶれる生徒はいる。
#中学校全体の成績で決まるため、日ごろの積み重ねがより一層大事になる。
#*成績を人質に好き放題する教師もいる可能性がある。
#*ちなみに、卒業前の全国試験(上記の統一試験とは別)一発勝負で振り分ける場合は[[シンガポール]]のようになる。
#**ちなみに、シンガポールは進学組は進度別3クラス、それ以外は工業(専門科)高校組、私立(おそらく公立に入れない人の受け皿という意味合いだろう)、専門学校(おそらく通常科目は振るわないが芸術や体育に才能のある生徒へ向けたものか)に振り分けられるとか。


==北海道==
==関連項目==
===函館市+北斗市===
*[[もし日本の人口における最終学歴の比率がアメリカと同じだったら]]
#新函館駅は言うまでも無い。
[[Category:もしも借箱/日本の教育|にほんのかくせいかといつのようなしんふりをされていたら]]
#*恐らく新函館駅の大再開発の一つか。
#*逆に合併でも北斗側がゴネて「北斗函館市」になる悪寒がする。
 
==東北==
===北上市+花巻市===
#合併しても中核市になれるかは微妙。
#花巻、石鳥谷、大迫、東和町、北上、和賀、江釣子に地域自治区を設置。
#旧・北上操車場が貨物駅として整備され、TOYOTALONGPASSEXPRESSが発着していた。
#*北上線から秋田港に向かう貨物列車も多数運行されていた。
#昭和に合併できたなら新幹線の駅は北上と花巻の間に設置されていた。
 
==関東==
===高崎市+前橋市===
#<!--埼玉を除く-->北関東最大の市となり周辺県との差別化を図る。
#*もちろん政令指定都市化。
#市名は思いつかないので'''「群馬市」'''になる。
#*参考までに高崎市は群馬郡にあり、前橋市は勢多郡にある。結局市名はどうなるのか…。
#**前橋市も中心部は旧群馬郡です。(群馬郡は複雑な経緯を持つ郡で、前橋も市制施行時は東群馬郡で、東群馬郡の南勢多郡との合併は前橋の市制施行後になります。(群馬郡は元々全域が利根川西岸だったのですが、氾濫で東岸となった地域を南勢多郡との統合を前提として分離したのが東群馬郡です。))
#なぜか飛び地解消を名目に玉村町も併合されたかもしれない。
#映画の街として代々的にPRしていた。
#県庁所在地に停車する新幹線駅が増える。
#なお、実際に計画されていた。市の人口を50万以上にし、群馬に政令指定都市を作るという計画が提案された。
#旧高崎市の分離独立を考えるように「高崎市亡命市役所」というページが作られていた。
 
===那須塩原市+那須町===
#市名をそのまま「那須塩原市」にするか「那須市」にするかで紛糾する。
#茶臼岳が那須塩原市の物に!
 
===つくば市+つくばみらい市===
#市名はそのまんま「つくば市」。
#これでつくばみらい市もさようなら…になると思う。
 
===取手市+守谷市===
#存続するのは守谷市。実態は守谷市が取手市を吸収合併するという形に。
#名称ももちろん「守谷市」。
#市内にはキリンとアサヒの工場があることになるため「ビールの街・守谷」で全国にアピールすることになるかも。
 
===小山市+栃木市===
#市名は栃木市になる。
#県庁所在地が栃木市と間違えられる事が多くなりそうだ…。
#場合によっては野木町も合併しているかもしれない。
 
===吉見町+川島町===
#市名は人口的に多い川島町に対し「川島市」になる。
#*実際は東比企市か良く分からない瑞祥地名になるかだろう。
 
===上尾市+伊奈町===
#ニューシャトルは大宮と上尾を結ぶ新交通システムになっていた。
#*ニューシャトルの乗客数がもっと多くなっている。
#*ニューシャトル建設は伊奈町分断対策なので、上尾の外れという扱いだと多分開業しない。
#伊奈町の空き地が開発される。
#*伊奈町じゃなければ今の発展はなかった。
 
===旧大宮市+上尾市===
#さいたま市は誕生していたか?
#場合によっては伊奈町も合併している。
#*桶川、下手したら蓮田も加わっているかも。
#上尾道路の開通も早まっていたか?
 
===旧岩槻市+春日部市===
#さいたま市の南埼玉郡は誕生しなかった。
#市名は「春日部市」か?
 
===三鷹市+○○===
;武蔵野市
#これで吉祥寺市の間違いは無くなるのか?
#*変わりに三鷹区の間違えが出てくる。
#*合併時に三鷹でも武蔵野でもない新市名を選んだ場合はそのまま。
#中央線を挟んで微妙にずれた市境がなくなるため、町名変更・学区変更が起こる。
#みたかシティバスがムーバスに編入、路線が再編成され、中央線より北側:関東バス、南側:小田急バスとなる。運賃は100円。
 
;調布市
#つつじヶ丘の辺りの複雑な市境が無いので学区域の一部が変わる。
#*ついでに調布飛行場からも市境が無くなる。
#おそらく西東京市のような新市名を選んでいる可能性が高い。
#中央線の駅があることは多くの人が忘れている。
 
===大磯町+二宮町===
#市名は言うまでもなく「大磯市」。
#*郡名から「中市」はないか。
#かつて3つあった「二宮町」は消滅に。
#湘南市構想にも影響が出ていたか?
 
==中部==
===上越市+妙高市===
#上越-中郷、新井-妙高の実質的飛地が解消。
#新市名は新幹線駅名から上越妙高市。
#市役所も、上越の市街地から妙高市方面へ移動して、上越妙高駅前に建設。
 
===魚津市+○○===
;黒部市
#県東部最大の商業都市と県東部最大の工業都市が合併するので、究極の県東部最大の都市となる。
#*その後宇奈月町も入り、観光面でも県東部で最大となる。
#市名は黒部市が魚津と名乗る事に反対したため「'''新川市'''」になっていた。
#*平仮名の「'''にいかわ市'''」でも可。
#*で、旧魚津と黒部は、姫路や上越のようにそれぞれ「魚津区」「黒部区」と名乗る。
#この合併で今まで魚津にはなかった西松屋や原信も手に入れられる。
#新幹線駅も「新黒部駅」ではなく「にいかわ駅」となっていた。
 
;滑川市
#市名は滑川市が魚津と名乗る事に反対したため(以下略)
#ホタルイカの生息域が1市に統一。
#市外局番は「076」と「0765」が混在。
#*このため、後に「0765」の地域も「076」となる。
 
;黒部市以東全自治体
#黒部が中心市街地となってしまい、魚津市街がさびれてしまう。
 
;滑川市以西全自治体
#旧魚津市は富山広域圏に組み入れられる。
 
;黒部市&滑川市
#人口は10万を超え、完全に県東部最大の都市となる。
#中心が魚津市街となるので、黒部市街と滑川市街がさびれる。
#*北陸新幹線の駅も黒部ではなく魚津に設けられる。
 
===松本市+安曇野市===
#松本市は人口30万人を超え、中核市に移行する。
<!--#安曇野市役所は松本市役所安曇野支所となる。
#安曇野市立中央図書館は「松本市立安曇野図書館」に改称される。-->
#状況次第によっては「松本市安曇野区」誕生の可能性もありかも。
 
===野々市市+○○===
;白山市
#合併前に白山市編入か新設合併かで大揉めに揉める。
#*新設合併の場合、新市名でも揉める。
#救急、消防、警察やゴミ処理などが合理化。
#*今まで共同でやってきたのだから特に大きな問題は無い。
#地域間格差の拡大。
#*旧松任および旧美川、旧野々市と旧白山麓1町5村との差がさらに拡がる。
 
;金沢市
#確実に編入合併で野々市にとっていいこと無し。
#*財政黒字の野々市時代は遠い過去となる。
#*合併後も旧野々市住民の間で合併に賛否両論。
#*警察署や職業安定所等の管轄区分が変わり、混乱が生じる。
#金沢市は政令指定都市指定に向けて加速。
#*金沢ナンバーへの変更が可能になる。
#**野々市時代に必要無かった軽自動車の車庫証明も必要になり負担増。
#**金沢市は政令指定都市指定の実現に向けて、内灘町や津幡町との合併交渉に乗り出す。更には、白山市とも・・・。
 
===沼津市+三島市===
#市役所は中間地点に。
#まず市名が思いつかない。
#*「北伊豆市」とかになる予感。
#なぜか御殿場や伊豆の市町村が巻き込まれて政令指定都市が誕生してしまう。
#一方熱海市は神奈川に逃亡した。
#世にも珍しいY字型の市に。
 
===富士市+富士宮市===
#富士山市とか作って大問題に。
 
===福井市+鯖江市+永平寺町===
#福井市は人口30万人を超え、中核市に移行する。
#これをもって吉田郡は消滅する。
#鯖江市立豊小学校は「福井市鯖江豊小学校」に校名変更される。
#*福井市にはすでに「豊小学校」があり、学校名の重複を防ぐため。
 
==近畿==
===伊賀市+甲賀市===
#市名が「忍者市」になりかける。
#関西本線の電化が促進される。
 
===米原市+○○===
;彦根市
#もし市名が米原市になっていた場合、「ひこにゃん」はなかった?
#*「彦根」の知名度が一気に下がってしまうかもしれない。
#市名が彦根市になっていた場合、米原駅が「新彦根」駅になっていたかもしれない。
 
;長浜市
#市名は長浜市、米原のこと考えても、米原市にはならない。湖北市もあるかも。
#*逆に米原駅の駅名のほうが「新長浜」駅になっていたかも。
#長浜市民にとっては、たいして変わらない。
#*まあ上でも分かるが、新幹線、伊吹山、など様々な物が長浜になるから変わらないとも限らない、新幹線駅は米原のままで、中心地は長浜なのは変わらないが
#*人口16万、面積931.25km²、面積は正真正銘の滋賀1位、人口は2位だな、日本でも38番目に広い市町村となる。しかしそれでもまだ38番目か
 
===島本町+大山崎町===
#人口が4万人を超えるので、合併の特例により市に昇格する。
#*市名は「山崎市」となる。
#**その場合、[[wikipedia:ja:テレビ大阪枚方中継局|TVO枚方中継局]]の設置場所は『山崎市大沢524-23』となっていた。
#大阪府にするか京都府にするかで間違いなくもめる。
#*京都より大阪の方が経済規模が大きいので大阪府でしょう。
#*だが京都とのつながりも深いので微妙。
#**因みに島本の電話番号(市外局番)・郵便番号(上3桁)は京都の番号である。
#*もし京都府になった場合、ただでさえ小さい大阪府の面積がさらに小さくなることに。
#**大阪湾を埋め立ててどんどん広くなっているので大丈夫。
 
===高槻市+○○===
;茨木市+島本町
#[[高槻市]]は[[政令指定都市]]に移行する。
#*現在の高槻市は富田区、中区、五領区、北区、南区、樫田区に分かれる。
#現実の茨木市域は茨木区、南茨木区、豊川区、清溪区に分割される。
#現在の茨木市役所は茨木区役所になる。
#阪急茨木市駅は「茨木駅」になっていた。
#*駅名標は「阪急いばらき」となっていた。
#島本町は「島本区」に移行する。
#高槻市営バスは茨木市域にも路線を拡大する。
#高槻市の面積が[[堺市]]より広くなる。
#*それでも人口は堺市より少ない。
#茨木市立中央図書館は「高槻市立茨木図書館」に改称される。
#島本は水道水も不味くて図書館の蔵書も少ない田舎になって搾取される。当然島本駅もない。
#茨木市消防本部は茨木消防署に移行する。
#茨木フェスティバルはどうなることやら。
#市名は「高槻市」のままだろう。
 
;枚方市
#こっちのほうが[[#高槻市+茨木市+島本町|1つ上]]よりも人口が多い。当然政令市移行。
#*でも面積はそっちのほうが広い。
#どっちも単独色強いからな・・・
#人口は約76万人だが、堺には敵わない。面積でも下回る。
#*茨木市を巻き込んで超える。
 
===茨木市+○○===
;摂津市+吹田市
#淀川沿いから府界の銭原まで,南北に長い市となる。
#千里丘周辺の飛地が解消する。
#平成大合併中であれば政令市に移行。
#市名は「茨木市」のままかもしれないし,「北大阪市」や「下島市」になるかもしれない。
 
===箕面市+豊能町===
#箕面市の面積が[[東大阪市]]より広くなる。
#豊能町役場は箕面市役所東能勢支所になる。
#能勢電鉄が箕面市内にも路線を持つ。
#箕面市は京都府とも隣接することになる。
 
===西宮市+宝塚市===
#市名は「西宮宝塚市」。
#*寧ろ「'''阪神市'''」。
#**[[阪神タイガース|虎]]の[[阪神甲子園球場|住処]]だという事は一目瞭然。
#**阪神甲子園球場と阪神競馬場が市内にあることになるのか
#*伊丹市と川西市も取り込んだ可能性がある。
#人口は70万人を超え、政令指定都市に移行。
#*もちろん兵庫県第二の都市。
#政令指定都市移行に伴い行政区が制定され、「西宮区」「甲子園区」「宝塚区」「西区」ができる。
#*「西区」は現西宮市塩瀬町及び山口町。
 
===尼崎市+伊丹市===
#尼崎市は人口60万人を超え、政令指定都市に移行する。
#現在の尼崎市は中央区、小田区、大庄区、立花区、武庫区、園田区に分かれる。
#現実の伊丹市域は伊丹区と神津区に分割される。
#もちろん伊丹市営バスは尼崎市営バスに統合される。
 
==中国==
===境港市+米子市===
#市名はもちろん「米子市」。
#鳥取県の市の数が3つになっていた。
#水木しげるは米子市出身ということになる。
#結局日吉津村は合併しない。
 
===浅口郡の全町村===
#人口は164,886人
#面積は連島の面積が分からず不明
#市役所は現倉敷市玉島支所に置かれ水島、金光、鴨方、寄島が総合支所が置かれる
#市名は浅口市ではなく「玉島市」になっていた。
 
==九州==
===大牟田市+荒尾市===
#三井グリーンランドと荒尾競馬場が手に入るから、ちょっとは財政は楽になるかな?
#*よってネイブルランドは存在しない。
#**政治家のことだからわからんぞ。
#***少なくともネイブルランドとアジアパークが両方ともできることはなかっただろう。
#最盛期には高田町を加え、人口30万人を突破していた。
#*それはない
#**いや、県境がなくなるから、そこそこいくんじゃないか?
#***ついでに瀬高も加えてしまえ、そうすれば30万は余裕。
#****瀬高はいらん。瀬高と一緒になるくらいなら南関・長洲の2町を取り込んだが1兆倍くらいマシ。
#廃線になった荒尾市電が西鉄に買収され、グリーンランドへのアクセス路線として存続。
#*線路の幅が違うから無理。
#**あるいは西鉄大牟田市内線は荒尾まで延長されていたかも。
#荒尾市内の道路は悪くとも2車線にはなっている。
#その前に福岡県、熊本県どちらに所属するかで確実にもめる。
#*いや、間違いなく福岡県だろう。
#**平成になって赤字となり福岡県知事が「大牟田を熊本にやっておけばよかった」とごちる。
#**いやいや、大牟田市と荒尾市はともかく、熊本県が文句を言うに違いない。
#*名をとれば福岡県、実をとれば熊本県。
#**福岡県のままでいたら、たとえ合併で飯塚の人口を再度抜いたとしても、今の冷遇状態は変わらない。
#***それをいうと荒尾も一緒か。でも久留米と玉名だったら玉名の方が近いしな。
#***大牟田から久留米と熊本市はほぼ同距離。県境で南関とも合併して大きく有明市になれば名実ともに熊本県第二の都市となりすっきり。特例市も射程圏内。
#荒尾にも三井化学の工場が出来るため少しは発展する。
#荒尾駅は橋上駅あたりに改築されている。
#*大牟田駅はもちろん高架駅。
#同じ県なので障害なく三池港は余裕で拡張できる。
#少なくとも大牟田の法務局出張所が柳川なんかに統合されることはなかっただろう。
#大牟田駅に九州新幹線の駅が併設される。
#市名は「三池市」。
 
===久留米市+鳥栖市===
#久留米・鳥栖に加えて小郡+基山+大刀洗も合併。
#*広川・みやき・上峰も場合によってはついてくるかも。
#人口は50万人近くになり宮崎を抜いて長崎・大分に匹敵する都市となる。
#*久留米を都心、鳥栖を副都心とした2核構造の街になる。
#*他都市に例えると将来は福山みたいな雰囲気になる。
#**市街地が大きく南(旧市街)と北(新市街)に分かれており、どちらもそこそこ栄えているから。
#*全国で唯一2つの新幹線駅を抱える都市となる。
#所属県は福岡県一択。
#*わざわざ佐賀にまで行っていた行政手続を久留米で済ませられて助かる。
#**川久保とかいう僻地に行かずとも羽犬塚駅近くの試験場で免許が更新できる。
#**佐大まで行かずに久大でセンター試験を受けられるので早起きしなくて済む。
#*県立高校は第6学区に編入されて選択肢が大幅に広がる。
#**明善、久留米、鳥栖、小郡、三養基、三井、筑水、南筑、久商、鳥栖商、鳥栖工業と申し分なし。
#**鳥栖の子供が明善を、久留米・小郡の子供が鳥栖工業を受けられるようになり大喜び。
#西鉄久留米駅とJR鳥栖駅を直通するLRTが構想される。
#*鉄道のない八女が延伸してくれと主張する。
#*さらに鳥栖~小郡にも線路を通して甘鉄と直通させようと企てる。
#*しかしあまりに金がかかるのでJR久留米と西鉄久留米を結ぶ路面電車へと計画縮小される。
#市名は揉めるが、結局久留米に落ち着く。
#*当初は「久留栖市」や「鳥久市」が挙がるが、語呂が悪いということで却下。
#*次に「九州中央市」や「筑後川市」が挙がるが、固有の地名になりえないということで地名研究科が反発。
#*そして三井+三養基+三潴が合併したので「三郡市」はどうかと提案。小郡市民が賛同するが、久留米人と鳥栖人が猛反発。
#*挙句の果てに、邪馬台国市や弥生市という市名が出されてしまうが、全市民が猛反発し合併が流れかける。
#*結局、全国的な地名度や都市の格を考えて「久留米市」でいいやという決定がなされ、晴れて合併する。
#サガン鳥栖はサガントス久留米やサガントス筑後と改名し福岡県内でも正式に活動を開始する。
#*設立時の事情により佐賀県との関係も残されており、Jリーグ唯一の2県を地盤としたクラブになる。
#「さがけいば」は「くるめ競馬」、「サガハイマット」は「チクゴハイマット」に改名される。
 
===北九州市+下関市===
#合併後はどちらの県に属しても県庁所在地から遠いという理由で独立。
#*「関門''市''」ではなく、「関門'''特別市'''」構想が現実化するという事か?
#旧下関市の区域で下関区が誕生。
#市名は西京市?
#*普通に「関門市」だろう。県と同格なら「関門特別市」。
#小倉、門司発着の電車が小月まで乗り入れる。
#*代わりに山陰本線の気動車が折尾まで乗り入れる。
#**もしくは日田彦山線でもあり。
#関門シティ電車構想が実現する。
#*山陽線と鹿児島線、山陰線と日田彦山線が相互に乗り入れる。
 
[[Category:もしも借箱/日本の地方|あのしちようそんかかつへい]]

2021年2月28日 (日) 15:01時点における版

現在の日本では、高校進学率は90%以上、大学進学率は50%前後となっています。
しかし、日本の学生が中学を卒業する時点で

  • 高等学校組…小中学校の時点で私立・国立にお受験で入った生徒+公立の中学校で10段階評価で8~10の評価(偏差値60以上)を得た生徒=同年代の約20%≒戦前における中学校・高等女学校・実業学校への進学率
    • 「高等学校」(高専を含む)へ進学する。進級する為の要件は厳しく、留年する生徒も多い。
    • 大学への進学に関しては、戦前において高等学校から帝国大学へ進学する時と同様に、全大学・大学校の合計定員が高卒者・高認取得者より少々多めに設定されていることから、ドイツでのアビトゥーア(Abitur)に相当する統一試験を受け、選り好みさえしなければ、必ず大学・大学校へ入学できる。
  • 実業学校組…公立の中学校で10段階評価で6~7の評価(偏差値50代)を得た生徒=同約33%
    • 「実業学校」へ進学する。卒業後は、高卒程度の公務員や各種ホワイトカラー、中級技術者といった中堅国民となる。大学進学を希望する生徒は、所定の統一試験(定員は年ごとに卒業する全実業学校生の約30%)を受け、合格した者のみが大学へ進学する資格を与えられる。
  • 就職組…公立の中学校で10段階評価で5以下の生徒=同約47%
    • 大工やとび職などの職人、下級工員といった低級労働者となる。正規雇用に就いている者はごく少数。
    • 夜間学校から大学に進学する道も残されてはいるが、ごくわずか。
      • 最終学歴が大卒以上の者と後期中等教育学校(大学中退者を含む)+各地の職業能力開発大学校の者の比率は、ほぼ半々になるよう調整されている(≒アメリカにおける大卒以上の学歴を持つ者の割合)。

といった、ドイツの様な状況になっていたら、どうなっていたでしょうか?

内容

  1. 大学は、学制改革期(1949年)までに創設された大学・高等学校・各種師範学校・大部分の専門学校(後述する一部の例外は除く)、戦後創設された医科大学、史実では医療・看護系の短期大学/専修学校となっていたところの流れを汲む大学・学部のみとなっている。
    • ただし、宗教系旧制専門学校の流れを汲む仏教学部・神学部に限っては、高卒者の志願者数が少ないため、実業学校卒業者全員にも門戸を開いている。
    • 医療・看護系の短大・専学は、6年制の高専になっていた可能性もある。
    • 旧制専門学校の中でも、医・歯・薬・看護系を除く女子大学・短期大学となっていた学校は、大学の数を極端に増やすべきではないという国策の為に、高等学校若しくは実業学校となっていた。
      • 学制改革初期の段階で大学として認可されていた日本女子・東京女子・津田塾・聖心女子・神戸女学院は、例外となっていた可能性もある。
      • 2年制の短期大学は存在していなかった。
  2. 実業学校は、史実では専門学科高校、医療・看護系を除く各種専修学校、上述した一部の旧制専門学校の流れ汲む学校で成り立っている。
    • 私立の実業学校がそれとは別に高等学校を作っていたかもしれない(例えば「中京商業学校(現実の中京大中京高校)」の系列校として「中京高等学校」ができるとか)。
    • 「100%その企業に入社可」を売りにした、大企業立の実業学校も製造業を中心に多数できていた(「トヨタ工業学校」「松下工業学校」etc.)。
  3. 高等学校組は周囲から羨望の眼差しで見られている。特に男子は「高校生」というだけで合コンなどでモテている。
  4. 工業系実業学校の卒業生は、製造業界から「金の卵」として重宝されていた。
    • 発達障害を抱えていたりコミュニケーションが苦手な生徒達の受け皿となっていた。
    • むしろ中卒者の方が現在でも「金の卵」ともてはやされていた。
      • 現実のように中卒者が偏見の目で見られることはなかった。
        • 某掲示板では「中卒は都市伝説」などと中卒の存在を否定する書き込みは見られない。
      • 現在でも集団就職が行われている。
        • 「ひよっこ」の設定も変わっており、みね子は出稼ぎで行方不明になった父親を捜すために就職組についていた。
  5. 実業学校のうち、警察・自衛隊・海上保安学校は、戦前の師範学校の様に、成績が優秀でも経済的な事情で高校・大学への進学が難しい生徒達の受け皿となっていた。
  6. 職業能力開発総合大学校は、大学を中退した者や大学卒業後就職したが、様々な事情でエリートコースから外れざるを得なくなった者達にとっての、再チャレンジ機関となっている。
  7. 後期中等教育学校へ進むのは学業成績が平均以上だった生徒ばかりのため、学園漫画事情は史実とはかなり違っていた。
    • 所謂「ヤンキー学校」が存在せず、不良高校生を題材とした漫画は存在しなかった。
      • 「SLAM DUNK」の内容も多少変わっていた。
      • 『スケバン刑事』『ビーバップハイスクール』『ごくせん』『マジすか学園』などは、そもそも制作されなかった。
      • フィクション作品の男子校はヤンキー学校が定番になることはなかった。
    • 「高等学校」を舞台とした恋愛漫画は、大部分の人間から「将来を約束された学歴エリート達の恋愛模様なんぞ反吐が出る」と嫌悪され、史実ほどの人気を得ることはなかった。若しくは最初から存在しなかったか、ギリギリ妥協して実業学校を舞台とした設定で描かれていた。
      • 少女漫画誌では「高校」という設定そのものがタブー視され、身分違いの恋(例:職人の男と女子高生、東大生と貧乏工員の女の子)を題材とする作品がメインとなっていた。
        • 高校が舞台の場合は「金持ちの子女ばかりが集まる高校」という設定ばかりになる。
      • ギャルゲーも、大衆受けはしていなかった。
      • ラノベでは「入試に合格さえすれば誰でも高等学校に入れる制度が確立している社会」という設定がやたら多くなっていた。
      • 学園ドラマは小中学校を舞台としたものが主流となっていた。
        • 『GTO』はドラマ版でも中学校が舞台となっていた。
        • 『高校教師』は制作されなかった。
  8. 史実の様なJK文化は存在していなかった。
    • 女子高生の制服は今でもセーラー服もしくはジャンパースカートが定番となっている。
      • 靴下は普通の白or紺、スカート丈もひざ下が一般的で現実の女子高生のように服装が乱れることはなく、女子高生=清楚なお嬢様の風潮が強まり、ギャル化することなかった。
        • 髪を染めた女子高生なんている訳がない。
      • もちろん男子高校生は学ラン。学帽も健在。
        • 当然、現実のヤンキーのような改造学ランはない。
          • 『ぐるナイ』の「ゴチになります」の男性の制服が改造学ランをイメージしたものにはならなかった。
          • 私立校や進学校で見られるような学ランが主流となっていた。
        • こちらはインテリ・エリート・優等生の風潮が強まり、ヤンキー文化の典型になることはなかった。
        • (特に公立の)男子校ではバンカラ気質も残る。
    • 反面、実業学校の女子生徒の制服は、史実のJK文化の典型とされている、カワイイ・オシャレを基調としたものとなっている。
      • こちらの制服はブレザーorジャケットが主流となっていた。
    • AKB48の衣装も女子高生をイメージしたものにはならなかった。
      • 乃木坂46はここに書かれている女子高生をイメージしたものとみなされていた。
    • なんちゃって制服スーツも小学校(私服校)女子の入学式・卒業式の定番にならなかった。
    • 高校生だけではなく、バブル期における大学生の文化もなかった。
      • 大学が「レジャーランド」と呼ばれることもなかった。
    • 高校生の文化ではなく「10代の文化」と表現されていた。
  9. 高等学校・実業学校による各種スポーツ選手権は、さほど盛り上がっていない。
    • 代わりに就職組がクラブチームを結成し、底辺の様な環境から脱却する為にプロ球団・実業団からのスカウトを狙うべく奮闘し、そちらの方が全国的な人気を得ていた。
      • 高校等の部活動ではなく就職組によるクラブチームを題材にしたスポーツ漫画が主流になっていた。
        • 「スクール☆ウォーズ」もクラブチームが舞台だった。
      • 「巨人の星」の星飛雄馬は、高校に入る為に猛勉強をさせられていた(そうしないと花形満とは対決できない)。
    • 甲子園は戦前から人気があるし、ラグビーは実業学校に強豪校が多いから盛り上がるだろう。
    • サッカー界ではU-18のユースチームが就職組の受け皿になっていた。
    • トップアスリート育成のための体育系実業学校も出来ていた。
    • 『高校生クイズ』もなかっただろう。
      • あるとしたら最初から知力甲子園路線。
      • 『東大王』も。なにそれおいしいの?
  10. コンビ揃って高学歴のお笑いコンビは、史実よりももてはやされている。
  11. NSCやアイドル養成所は、「成り上がり」を目指す中卒就職組達で溢れかえっている。
  12. 格差問題が20世紀の時点で深刻になっていた。
    • エリートの証となる高等学校に入学させる為に、中学受験が史実以上に加熱していた。
      • そのため進学塾はどこも大盛況。
    • 日教組や全国PTA連合会が「教育格差の是正」「門戸の拡大」を訴え続けた結果、高等学校枠・実業学校枠ともに上記の割合から徐々に拡大されていき、結局現実と大差なくなるのではなかろうか。
      • 日教組・PTA案には、「大学卒業者・実業学校卒業者の質を低下させるべきではない」と、自民党・民社党とその支持母体だけでなく、社会党右派と連合の一部からも反発の声が上がり、最終的には
        (1)低所得家庭の児童には、高所得家庭の児童と同じスタートラインで学業に取り組める様に、手厚い奨学金・学習支援制度を保証する。
        (2)就職組の生徒に対しても、各都道府県全ての学区に夜間学校(定員は年ごとに該当する生徒の約3割。芸能活動等により、毎日の通学が困難な生徒の為の通信課程もあり)を設置し、卒業すれば史実の高卒程度の扱いを受けることができ、下位中産階級程度の収入が得られる仕事に就く機会が与えられる。また、全体の卒業者のうち、5%程度の生徒には大学への進学権、20%程度の生徒には各地の職業能力開発大学校への進学権を付与する(勿論、その為には統一試験を受ける必要がある)。職業能力開発大学校を卒業すれば、実業学校卒業程度の扱いを受けることができる。
        (3)学習面で困難を抱える発達障害児に対しては、個別に特別支援教育を実施する。
        (総じて、後期中等教育学校に進学できないのは、生徒本人の自己責任と言わざるを得ない環境を作る)
        といった案で、双方ともに妥結していた。
    • 子供の進路に絶望し、無理心中を図る親が毎年数人は出ている。
  13. それでも大学に行きたいという実業学校組、就職組はTOEFLやGEDを受験するなどしてアメリカの大学に留学。
    • 卒業したとしてもあくまで実業学校組、就職組の扱いであることには変わらず、決して「大卒」とは看做さない。
      • ノーベル賞などの世界的な学術の賞典を受けても日本は徹底無視。
        • 当人もそんな日本に失望して現地の国籍を取得して日系人になってると思われる。他に日本国籍(=現地から見れば外国籍)だと参加できない研究(軍事系とかが予算出してるとか)にも参加できるメリットもある。
    • それ以前にアメリカもアメリカで実業学校組、就職組に学生ビザを発給していたかどうかが疑問。
  14. 実業学校卒が現実の中堅私大卒並の価値を持つようになっていた。
  15. プロスポーツ界や芸能界は実業学校組、就職組を締め出していた。
    • むしろ芸能界は「実業学校組・就職組」が多く入っていたと思う。
    • 就職組に関しては、スカウトが目を付けたり、トライアウトやオーディションに合格した人間に対しては、球団/事務所が無償で家庭教師を付けて勉強させ、無理矢理にでも最低限の一般教養と中の下レベルの学力を身に着けさせたうえで、夜間学校を卒業させていた。ただ、巨人軍や芸能事務所の中でも保守的なところは、「子供達の憧れの存在となるであろう人間は、人並み以上の学歴・教養を身に着けていなければならない」として、実業学校組までしか採用していなかったかも。
      • 「おバカタレント」がテレビで活躍することはなかった。
        • 史実のおバカタレントはモデルや俳優に専念し、バラエティに進出することはなかった。
      • そのため、学力が下レベルの人間が芸能界で活躍するには、お笑い芸人・AV女優・地下アイドルの何れかになる以外に道はなくなる。
    • 相撲の力士や競馬騎手はむしろ就職組を受け入れていた(こちらは若年者が優遇とされ、競馬学校の入学年齢も20歳以下であるため)。
      • 競馬学校は実業学校の一種となっていたかも。
      • プロボクサーもだろう。
  16. 結婚年齢は現実よりも早くなっていた。
    • 21世紀になっても女性は20代前半、男性も20代後半で結婚している。特に女性は20代のうちに2人以上の子供を産んでいる。
    • 20世紀末~21世紀初頭に第3次ベビーブームが起こっていた。
  17. 学歴不問の求人が現実以上に多くなっていた。
    • 就職組が「高卒以上」の学歴を追求されて困ることもなかった。
      • フリーターやニートになることもなかった。
      • 中卒者が学歴詐称することもなかった。
    • それでも事務職、販売職といったホワイトカラーは「高卒・実業学校卒以上」の学歴は追求される。
    • 就職組が毎年のように採用されるので現在でも55歳~60歳が定年とされ、ベテランは定年退職後の再就職に困っていた。
      • これは健康寿命が延びれば史実と変わらない。
    • 日本の労働者は若年者優遇主義になっていた。
      • 学歴社会になることはなかった。
      • それでも幹部候補生は大卒が基本。東証一部上場企業で実業学校卒の社長が誕生したら大ニュースになる。
  18. 就職組に対する資格取得を支援するため、運転免許の取得可能年齢が15歳以上に引き下げられる。
    • 高校生や実業学校生も自動車通学ができるようになるため、鉄道・バスが大打撃を被る。
      • 地方の鉄道は史実よりも多くの路線が廃止の憂き目にあっていた。
        • 通勤・通学ラッシュ時における渋滞が現実以上に起こっていた。
      • それでも学校側は生徒の事故防止のために現実と同じく、「18歳まで取得禁止」を校則で定めていた。
  19. 日本では「15歳に達すると大人」とみなす風潮が強まっていた。
    • 現実における「18禁」は「15禁」になっていたかも。
    • 映画館、遊園地などの有料施設の入場料における「高校生料金」もなく、15歳~18歳の料金体系が複雑になることはなかった。
      • 高校生料金の代わりに10代料金が設定されていた。
        • 公共交通機関の運賃も学割の代わりに10代料金が設定されていた。
  20. 現実の「Fランク大学」は存在しなかった。
    • 底辺高校も存在しない。
    • 偏差値50以下の三流私立中学も存在しなかった。
      • 「金持ちで成績の悪い子供」の居場所は?
        • ここはやはりTOEFLやGEDを受けてアメリカの大学に行かせるかと。
    • 2000年代以降に大学の数が異常に増加することもなかった。
    • 実業学校組や就職組でも金さえ払えば「大卒」の資格を得ることができる「ディプロマミル」が多く出現していた。
  21. 就職組の就職先では勤務態度が悪い社員が増えてヤンキーの巣窟となり、ブラック企業化していた。
    • 学級崩壊ならぬ企業崩壊が社会問題になっていた。
      • ヤンキー社員にすら注意することすらできない上司の指導力不足が問題視されるようになる。
      • 仕事そっちのけで乱闘なので仕事が成り立たず、×××××する企業が増えていた。
      • 仕事中に携帯いじったりウォークマンで音楽聞いてる社員もいたりする。
      • 教育困難校ならぬ教育困難企業が増えていた。
      • 仕事中に悪ふざけしてそれを撮影し、ツイッターにアップロードする社員も。
    • 旧国鉄京○市営バス、末期の野○電鉄のように態度が悪い職員ばかりの企業が現実以上に増えていた。
      • むしろ鉄道会社は「高校・実業学校卒」というのを採用条件としていた。
        • 鉄道を専門とする実業学校もあったかもしれない。
        • 国鉄は実業学校として「鉄道学校」を管理局ごとに併設。民営化後はJRグループ各社系列の学校法人に移管された。
    • 就職組による高校生・実業学校生に対する暴行事件等が社会問題化していた。また、就職組同士でも、夜間学校から大学への進学が決まった者へのリンチ事件が毎年起きていた。
    • むしろ仕事熱心で1960年代までの水準とは変わっていない。
      • 勤務態度がしっかりしているのでバイトテロは起きなかった。
  22. 各組のボーダーライン上の子を持つ親の中には、何とか上位の組に入るための最終手段として、成績をつける教師や進路振り分けの判定をする立場の人に賄賂を送り、贈賄や収賄で逮捕されるケースが起きている。
  23. 不本意な進路振り分け結果となった人の中には、将来に絶望しギャングや暴力団などに流れるケースも。(ドイツであったらしい)
  24. 決して中国並みに過酷になることはない
  25. 国会をはじめ都道府県や市町村の議会は就職組や実業学校卒にも一定数の議席を振り分けている。
    • 政治家が自身の子弟を敢えて就職組or実業学校組に振り分けさせ、すぐさま海外留学→卒業後就職組or実業学校組枠で出馬、などという事態も起きていた。
    • あるいは就職組・実業学校組の芸能人や元スポーツ選手などの「タレント議員」が議席を占めいていた。
  26. 実業学校組、就職組の財産保有にも制限がかけられている。一定以上の額を超えた場合超過分は国庫に納めなければならない。
    • 中小企業は倒産。
  27. 統一試験では合否しか判定しない場合(成績順に行ける大学を指定しない場合)、偏差値と大学のランクが姿を消す。ただし、専攻別の人気があるため、ここであぶれる生徒はいる。
  28. 中学校全体の成績で決まるため、日ごろの積み重ねがより一層大事になる。
    • 成績を人質に好き放題する教師もいる可能性がある。
    • ちなみに、卒業前の全国試験(上記の統一試験とは別)一発勝負で振り分ける場合はシンガポールのようになる。
      • ちなみに、シンガポールは進学組は進度別3クラス、それ以外は工業(専門科)高校組、私立(おそらく公立に入れない人の受け皿という意味合いだろう)、専門学校(おそらく通常科目は振るわないが芸術や体育に才能のある生徒へ向けたものか)に振り分けられるとか。

関連項目