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==岩手の言葉==
# 盛岡~八戸間の新幹線の正式名称は「IGRいわて銀河鉄道」という宮沢賢治に由来のある名前だが、県民の誰もそれを知らない。
#日本語なのだが、ところどころ単語がアイヌ語といっしょ。「バッケ」「サンペ」「セダ」「マキリ」「ベコ」。江戸時代までアイヌ人が普通に住んでいたので、岩手からアイヌに伝わった語もないわけではない。
#* 第3セクター線で、JRではない。新幹線でもない。
#*実は英語起源の単語もある。江戸時代、三陸沖で勝手にアメリカ船と商売をしていたからだ。
#* 東北新幹線が盛岡~八戸間を通ったとき、もとのJRの在来線が[http://www.igr.jp/company/outline/outline.htm 「IGRいわて銀河鉄道」][http://aoimorirailway.com/ 「青い森鉄道」]に分けられて存続したもの。
#**それを言ったらロシア語起源もある。江戸時代、水沢には何故かロシア語塾があった。
#* 名前どおり、岩手県と青森県で分けられている。
#***江戸時代、イルクーツクには宮古出身の日本語教師がいたそうだ。
#* この区間は私鉄と新幹線だけの区間なので、「青春18きっぷ」の適応区間外。困りもの。
#****江戸中期、来日したロシアのレザーノフはある程度日本語を話せた。南部弁だったそうだ。同行したロシア人通訳が「オラの爺さま、宮古だ。」と言ったとか言わなかったとか。
#**「北海道・東日本パス」は使える。
#一山越えると方言が変わるので言葉が通じない。
#* 運賃はJR時代の約1.6倍。お財布に痛い。
#*山というか、藩。
#* JR花輪線も盛岡行きが運賃UP。線路が「IGRいわて銀河鉄道」と重複する好摩からIGR扱い。
#*いやいや山でしょ。藩内でも言葉が変わる。「釜石〜べんたら、盛岡〜なはん」とか
# 東北新幹線の終着駅が八戸まで伸びたことは知っているが、青森県まで伸びていることに気づくにはまだ時間が必要だ。
#*おかげで、南部藩の言葉だからって「南部弁」とひとまとめにできないくらいだ。
# 日本一ひなびた[http://images.search.yahoo.co.jp/bin/query?p=%A4%A4%A4%EF%A4%C6%BE%C2%B5%DC%C6%E2%B1%D8+%BF%B7%B4%B4%C0%FE+%CB%CC%B0%DE%A3%B4%A3%B0%C5%D9&n=4&b=0&c=image&rh=20&d=1&to=1 新幹線駅]がある。
#*「なはん」は稗貫だべぇ?
#* 1日の乗降客数は、JR新宿駅の約 1/15,400。3桁になるのは盆と正月だけ。
#*県北で「なはん」て言う人あまり聞いたことねがんす。
#*東北本線時代は長らく普通列車しか止まらない駅だった。新幹線開業の直前にテスト的に「はつかり」が停車するようになったが、やはり乗降客は少なかった。
#*標準語がなかなか伝わらない。他地方の短い地名を伝えるにも一苦労である。
#* 長野新幹線の安中榛名駅(群馬)とどっちがひなびてる?
#* 最低でも、二戸弁・久慈弁・盛岡弁・宮古弁・西和賀方言・伊達・気仙語くらいの分類が必要。
#* いや、安中榛名駅のほうがすごいぞ。
#語尾に「っけ」をつけるが、他県民が聞くと「っけ?」と疑問形に聞こえるため、話が収束しない。
#* ↑確実に安中榛名に負けてます。残念だけど。文句なしに一番要らない駅と化してる気がする…。
#*例:「昨日、焼肉くったっけ。」「食べてないよ。」「だから、焼肉くったっけ!」「食ってないって言ってるだろ。」
# JR山田線の冷房車両とは「扇風機装備車」。
#**これだけで終わる使い方をするのは、一部の若いもんでは。通常例:「彼女と焼肉食ったっけ、後はキスやんたがられてわがねがっけ」
#* しかも、スイッチが客席の壁に付いていたりする。
#**「っけ」はもともと古文の「けり」(回想・過去)である。岩手は未だ万葉時代である。
#* JR山田線は大雪の日にガス欠で停車したことがある。
#**「っけ」はもともと古文の「けり」なので、「初めて気づいた詠嘆」(≒過去)でもある。例:「そごさ、コンビニ立ったっけ。」
#* ガス欠の理由はウッカリミス。
#*語尾に「った」をつけて「過去形」になる例もある。
#* 近所のガソリンスタンドからタンクローリーを呼んで給油した。
#**例:「昨日、ウチの孫が立ったった。」「ほう!立ったのすか?」「ああ、立ったった。」)
#* しかも給油されるまで2時間掛かったらしいが、その間乗客は外の積雪がすごすぎて外に出られずカンズメ状態だった。
#***コレは実は「過去完了形」なので、岩手県民は英語の授業で過去完了を教わるときに、全くとまどわない。
#* その後、全国ニュースに取り上げられることもなく、誰も覚えていない。
#**岩手県民の「~た」は過去形ではなくて現在完了。「~してました」って言われたら、今も続いていると思わなければいけない。
#* 確か北上線でもガス欠ありました。
#***うちの方では過去形の時も使うよ「食べだった」「言ったった」とか。
# [http://ja.wikipedia.org/wiki/三陸鉄道南リアス線 三陸鉄道南リアス線]は鉄橋の上で風にあおられ[http://www.iwate-np.co.jp/2004kikaku/santetu/santetu4.htm 脱線・転落]したことがある。
#フキノトウを方言で「バッケ」と呼ぶが、圏外の人間には「バカ」に聞こえるらしい。
#* 実は乗客は5人しか乗っていなかった。
#*アイヌ語でフキノトウのことを「パケ」と言う。「頭」の意味だそうだ。バッケは古代からの蝦夷語なのかな?
#* うち1人(もしくは2人)は乗員である。
#**日本語からアイヌ語に入っていった言葉はいくらかあるらしい (神→カムイとか)。逆ももちろんあるんだろうな。
#* 列車が突っ込んだ田んぼは、乗客の一人が持ち主という説がある。
#*県外から嫁いで来たお嫁さんが、お婆さんに「このバッケ喰え(このフキノトウ食べなさい)」と勧められたのを「この馬鹿喰え!」と言われたと勘違いして号泣した。
#* 翌日に北海道で(比較的大規模な)脱線事故があり、この件も忘れられてしまった。
#*津軽弁でもフキノトウは「バッケ」。
#* 以来強風でたびたび止まる。
#マンガ[http://www.asahi-net.or.jp/~AN4S-OKD/private/bun/man009.htm 「美味しんぼ」]にはやたらと岩手の人間が登場するが100%訛りがヒドい。
# 国語辞典の「鍋弦線」(なべづるせん)の例に引用されるJR大船渡線が通っている。
#*マンガ『クッキング・パパ』に登場する田中の大学時代の友人花田は岩手出身という設定ながら、訛ってないで、ちゃんと標準語らしき言葉を福岡で話してるぞ。最近もちゃんと煎餅汁を教えてるし(って、あれは八戸の料理という感じだけど)。
#* 工事中に有力議員が強引にルートを曲げて自分の地元に摺沢(すりさわ)駅を作らせた。
#*マンガ『風雲児たち』での高野長英や大槻玄沢たちはすごく不自然な岩手弁だった→くおら、みなもと太郎!
#* 直後その議員は落選し、別の有力議員が同様の事をしてルートを再び曲げた。
#*マンガ『風雲児たち 幕末編』で吉田松陰を脱藩させる原因を作ってしまった盛岡藩士江幡五郎の盛岡訛りもひどいもんだと思うのだが?→くおら、みなもと太郎!
#* ダイヤ改正毎に無人駅が増えており今では有人駅の方が珍しい。
#**みなもと太郎は大黒屋光太夫を過大評価して、津田夫を過小評価していた。司馬遷太郎を元ネタにしていることはミエミエ。くされ関西人の本なんか読むな。
#** ディーゼル車には珍しい後乗り前降りだ。
#*そもそも岩手の言葉は仮名表記できない。母音が7つあり、さらにそれが重なった二重母音を使いこなしている。かっこいいぜ!
#* 乗り遅れても列車がホームの範囲にいる時は止まって乗せてくれる。
#* 大正天皇の東北行幸でも「訛り過ぎ!何とかならんのか」と怒られた、という逸話が。
#** 微妙にバックもOK。
#**明治天皇じゃないの? 明治天皇は晩飯に蕨の胡桃和えを出されて「まこと糞のごときものを食らふ岩手県民」と言ったそうだ。
# 新幹線と東北本線以外の列車は、ボタンを押さないとドアが開かない。いわば「半自動ドア」。
#**大正天皇は原敬に育てられたようなもんだぞ。岩手に悪感情を持っていたか?
#* 東北本線でもIGR直通はボタン式。
#沿岸南部の方言で[http://www.epix.co.jp/kesen.html 新約聖書]を翻訳出版した人がいる。
#* 冬の寒い時は自分でドアを閉められるので便利。
#*あまつさえ、わざわざバチカンまで行ってヨハネ・パウロII世に献上してきた。
#* 実は、JR山田・花輪線のドアはボタンがなくてノブがある。いわゆる「手動ドア」。もしくは自動ドアでもデッキがあってデッキと手動ドアがあるタイプ。
#**実はバチカン大学の先生が大船渡出身で、バチカンにいる日本人はケセン語話者だったのだ。
#** ボックス席の多さから座り心地はJR山田・花輪線がいいとする意見も。
#***バチカンにいる3人の日本人のうち2人がケセン語話者で、ローマ教会で日本語と言ったらケセン語のことをさす。
#*** 同じディーゼル車でも、路線ごとに車両が違うので微妙に「嫉妬」や「虚勢」や「諦観」が発生している。
#*出版した山浦玄嗣(はるつぐ)氏は大船渡市在住のお医者さん。この方言を「ケセン語」と名づけ、日本語とは別言語と考えている。
#*最近は東北本線もボタン化
#**え、生きてるの!?
# JR釜石線は各駅にエスペラント語で愛称がついている。
#***生きてるも何も、うちの実家の主治医だ。
#* 花巻駅は「Cielarko(=虹)」、遠野駅は「Folkloro(=民話)」、「釜石駅はLa Oceano(=太洋)」
#***俺もケセン語しかしゃべれねぇ。だがそれで良い。
#*新花巻駅のしょぼさは笑えてしまう。
#物を捨てる事を「投げる」という 例)『子供の勉強机がいらなくなったから投げる』
#* 三陸鉄道北リアス線はほとんどの駅に日本語で愛称がついている。
#内陸民はボソボソしゃべり、沿岸民はグダグダしゃべる。
#* 久慈駅は「琥珀いろ」、田野畑駅は「カンパネルラ」、宮古駅は「リアスの港」
#*口をあまり開かず喋る故にフランス語っぽいとかなんとか。
# JR八戸線は、腕木式信号やタブレット閉塞による安全確保の方法が2005年までとられており、JR最後として、好事家にとっては垂涎ものであった。夏場に仙台~八戸を三陸鉄道・山田線経由で走る「リアス・シーライナー号」は、鉄道ファンを当て込んだものでもあったため、腕木式信号の撤去やタブレット閉塞の廃止は、もったいないことである。
#盛岡弁ほど廃れた方言は他にはないと思う。
# JR岩泉線は、日本を代表する乗りつぶしが困難な路線として、鉄道ファンにつとに有名である。旅行シーズンの臨時列車「秘境駅号」は、押角駅や、山田線の大志田駅で長時間の停車をし、鉄道ファンに写真撮影の余裕と与えている。更に、この臨時列車は、旧式の車両が指定席で新式の車両が自由席であり、鉄道ファンをうならせている。
#*盛岡人にとって盛岡弁は歴史的遺産ではあるが、生きた方言ではない。
# 新幹線が八戸まで延びたことで、岩手県は新幹線の駅の数が5から7に増え(秋田新幹線の雫石は除く)、静岡(6駅)を追い抜いて「日本一新幹線の駅が多い県」となった。
#**盛岡弁の代表的な言葉に「あのなはん」「おでってくなんせ」「~でがんす」などがあるらしいが、若い人は勿論、年配の人も使わない。
#* 鉄道愛好家には周知の事実らしいが、一般県民はそのことに全く気付いていない。
#*一説によると、東北で訛りが一番薄いのは盛岡~花巻の一帯らしい。
#*↑山形はもっとあるよ。たしか10駅。
#**十分生きた方言だと思うけどなぁ。60代以上の方はまだ使ってますよ。
#*↑フル規格の駅の数。ミニ新幹線は除く。だから山形は0。
#*盛岡~花巻は[[東北新幹線]]の終点だったのと都市化による開発がすごい地域だから、標準語の流入が比較的早かったのもあるかと。
# 2005年7月、県内の駅ではじめて盛岡駅が自動改札になった。
 
#* 改装して盛岡駅の一階はすべて店(フェザン)になった。
==単語集==
#* 都市部以外は駅員不在で、切符入れに切符を入れて降りるので事実上の「自動改札」
*「どんどはりゃ」=「だったとさ」
#* 盛岡駅は「自動改札」だが、田舎の駅がそうではないので、suicaを適用できない。
**「どんどばれ(どんど晴れ)」=「めでたしめでたし」
#**別に自動改札でなくても、簡易Suica改札機を設置すればSuica導入は可能。
**遠野物語などで普段方言を使わない層にもよく知られている方言の一つ。
# 秋田新幹線と同一路線のJR田沢湖線は、新幹線が走っているためレール幅が他の在来線より広く「もっとも贅沢な単線」と言える。
*:[[NHK]]の朝ドラの題名にもなっている。
#* 実際、大曲の花火大会などのとき、臨時新幹線が在来線ホームから発着することがある。
**「曇々晴れ」が語源だという説がある
[[category:岩手|てつどう]]
*「あべ」=「行く」
[[category:都道府県別の鉄道|いわて]]
**「行こう」だと思います
*「ねまる」=「座る」
*「しょす」=「恥ずかしい」
*「おだず」=「ふざける」
*「なったき(する)」=「いい気になっている」
**「なったき」は通じる土地が飛び地のように分布している不思議な言葉。また世代でも通じる・通じないがある。
*「はあ」=「もう」
**嘆息、感嘆ではない。「おら、はあもう行がれね(=私はもう行けません)」と使う。
*「きゃっぽ(する)」「かっぽ」=「靴の中に水が入る(ために気持ち悪い)」
**「きゃっぽ」等は岩手県南〜宮城県北のごく一部で使われている。
**「キャッパリ」とった =靴の中に水が入った 水沢、胆沢で言います
***九戸地方でも通じる
*「まける」=水などをこぼす『ほりゃそんなごど(事)するど水まげっと』
**県外に出るまで標準語と思っていた。飲み会で「カクテルまかしちゃった、エヘ」周囲(固)
*「きしゃめる」=事柄を終わらせる 『さっさど仕事をきしゃめで帰るべぇ』
*「時間まぶり」=退屈で時間の過ぎるのを待つ、暇をもてあますこと
**「まぶる」= 見守る
**『今日は仕事が暇で時間まぶりしてだぁ』
*「あぐど」=かかと
*「きゃなぁ」=腕
*「すねがら」=脛
*「とすけもの」=くじ引き
*「たろひ」=つらら
**垂る氷が語源らしい。
*「わらす」=子供。「わらしゃんど」は複数形。
*「おばんです」 = 「こんばんは」
**本来は「おばんでがんす」。ローカルニュースのタイトルにもなっており、最も有名な南部弁の一つとも言える。
*「まるく」=巻き取る。まとめる。『そのロープまるいでおげ』
*「~めぐ」=標準語の「~つく…のような状態」と同じ。『ねっかめぐ』ねばつく。『がさめぐ』ガサつく。などのように使用。
*「けっちゃ」=逆、さかさま。『このわらす、しゃっつば、めぇうすろ、けっちゃにきてらじゃ』和訳…『この子、シャツを前後逆に着ているよ』
*「~だじゃ」=仙台弁の「~だっちゃ」がさらに北に来て変化したもの。「~だべ」の代わりに使うことが多い。共通語の「~だろ?」に該当する「例:そうだじゃ(そうだろ)?」
**これの強い断定形に「~だべじゃ(あ)」と「だべ」と「だじゃ」をくっけた言葉があり、県民は激昂すると口に出やすい。共通語の「~じゃないか」。「例:おめさん、ワレと結婚するって言ったはずだべじゃ(お前、俺と結婚するっていたじゃないか)!」
*ワレ=「私・ウチ・自分」一人称。関西弁や広島弁の「ワレ」とは対象が違うので注意。「それワレのだ!」と言われたら、「それはお前のだ!」ではなく「それは俺のだ!」になる。
**ワレは女性も案外使う一人称で、おしとやかな女性が使うとびっくりされる。
 
==擬態語==
*「もれもれ」=たくさん、多く、大量。『今日のおまづり、もれもれど人ではってら』
*「だんがだんが」=勢いのある様子。『だんがだんがど、走ってきた』
*「はちゃはちゃ」=落ち着きのない様子。『このわらす、はちゃはちゃづいごど』または「はちゃ」単独で使用し『はちゃめぐ』などとも表現する。
 
 
[[Category:方言|いわて]]
[[Category:岩手|ことは]]
[[Category:東北弁|いわて]]

2007年2月11日 (日) 22:38時点における版

  1. 盛岡~八戸間の新幹線の正式名称は「IGRいわて銀河鉄道」という宮沢賢治に由来のある名前だが、県民の誰もそれを知らない。
    • 第3セクター線で、JRではない。新幹線でもない。
    • 東北新幹線が盛岡~八戸間を通ったとき、もとのJRの在来線が「IGRいわて銀河鉄道」「青い森鉄道」に分けられて存続したもの。
    • 名前どおり、岩手県と青森県で分けられている。
    • この区間は私鉄と新幹線だけの区間なので、「青春18きっぷ」の適応区間外。困りもの。
      • 「北海道・東日本パス」は使える。
    • 運賃はJR時代の約1.6倍。お財布に痛い。
    • JR花輪線も盛岡行きが運賃UP。線路が「IGRいわて銀河鉄道」と重複する好摩からIGR扱い。
  2. 東北新幹線の終着駅が八戸まで伸びたことは知っているが、青森県まで伸びていることに気づくにはまだ時間が必要だ。
  3. 日本一ひなびた新幹線駅がある。
    • 1日の乗降客数は、JR新宿駅の約 1/15,400。3桁になるのは盆と正月だけ。
    • 東北本線時代は長らく普通列車しか止まらない駅だった。新幹線開業の直前にテスト的に「はつかり」が停車するようになったが、やはり乗降客は少なかった。
    • 長野新幹線の安中榛名駅(群馬)とどっちがひなびてる?
    • いや、安中榛名駅のほうがすごいぞ。
    • ↑確実に安中榛名に負けてます。残念だけど。文句なしに一番要らない駅と化してる気がする…。
  4. JR山田線の冷房車両とは「扇風機装備車」。
    • しかも、スイッチが客席の壁に付いていたりする。
    • JR山田線は大雪の日にガス欠で停車したことがある。
    • ガス欠の理由はウッカリミス。
    • 近所のガソリンスタンドからタンクローリーを呼んで給油した。
    • しかも給油されるまで2時間掛かったらしいが、その間乗客は外の積雪がすごすぎて外に出られずカンズメ状態だった。
    • その後、全国ニュースに取り上げられることもなく、誰も覚えていない。
    • 確か北上線でもガス欠ありました。
  5. 三陸鉄道南リアス線は鉄橋の上で風にあおられ脱線・転落したことがある。
    • 実は乗客は5人しか乗っていなかった。
    • うち1人(もしくは2人)は乗員である。
    • 列車が突っ込んだ田んぼは、乗客の一人が持ち主という説がある。
    • 翌日に北海道で(比較的大規模な)脱線事故があり、この件も忘れられてしまった。
    • 以来強風でたびたび止まる。
  6. 国語辞典の「鍋弦線」(なべづるせん)の例に引用されるJR大船渡線が通っている。
    • 工事中に有力議員が強引にルートを曲げて自分の地元に摺沢(すりさわ)駅を作らせた。
    • 直後その議員は落選し、別の有力議員が同様の事をしてルートを再び曲げた。
    • ダイヤ改正毎に無人駅が増えており今では有人駅の方が珍しい。
      • ディーゼル車には珍しい後乗り前降りだ。
    • 乗り遅れても列車がホームの範囲にいる時は止まって乗せてくれる。
      • 微妙にバックもOK。
  7. 新幹線と東北本線以外の列車は、ボタンを押さないとドアが開かない。いわば「半自動ドア」。
    • 東北本線でもIGR直通はボタン式。
    • 冬の寒い時は自分でドアを閉められるので便利。
    • 実は、JR山田・花輪線のドアはボタンがなくてノブがある。いわゆる「手動ドア」。もしくは自動ドアでもデッキがあってデッキと手動ドアがあるタイプ。
      • ボックス席の多さから座り心地はJR山田・花輪線がいいとする意見も。
        • 同じディーゼル車でも、路線ごとに車両が違うので微妙に「嫉妬」や「虚勢」や「諦観」が発生している。
    • 最近は東北本線もボタン化
  8. JR釜石線は各駅にエスペラント語で愛称がついている。
    • 花巻駅は「Cielarko(=虹)」、遠野駅は「Folkloro(=民話)」、「釜石駅はLa Oceano(=太洋)」
    • 新花巻駅のしょぼさは笑えてしまう。
    • 三陸鉄道北リアス線はほとんどの駅に日本語で愛称がついている。
    • 久慈駅は「琥珀いろ」、田野畑駅は「カンパネルラ」、宮古駅は「リアスの港」
  9. JR八戸線は、腕木式信号やタブレット閉塞による安全確保の方法が2005年までとられており、JR最後として、好事家にとっては垂涎ものであった。夏場に仙台~八戸を三陸鉄道・山田線経由で走る「リアス・シーライナー号」は、鉄道ファンを当て込んだものでもあったため、腕木式信号の撤去やタブレット閉塞の廃止は、もったいないことである。
  10. JR岩泉線は、日本を代表する乗りつぶしが困難な路線として、鉄道ファンにつとに有名である。旅行シーズンの臨時列車「秘境駅号」は、押角駅や、山田線の大志田駅で長時間の停車をし、鉄道ファンに写真撮影の余裕と与えている。更に、この臨時列車は、旧式の車両が指定席で新式の車両が自由席であり、鉄道ファンをうならせている。
  11. 新幹線が八戸まで延びたことで、岩手県は新幹線の駅の数が5から7に増え(秋田新幹線の雫石は除く)、静岡(6駅)を追い抜いて「日本一新幹線の駅が多い県」となった。
    • 鉄道愛好家には周知の事実らしいが、一般県民はそのことに全く気付いていない。
    • ↑山形はもっとあるよ。たしか10駅。
    • ↑フル規格の駅の数。ミニ新幹線は除く。だから山形は0。
  12. 2005年7月、県内の駅ではじめて盛岡駅が自動改札になった。
    • 改装して盛岡駅の一階はすべて店(フェザン)になった。
    • 都市部以外は駅員不在で、切符入れに切符を入れて降りるので事実上の「自動改札」
    • 盛岡駅は「自動改札」だが、田舎の駅がそうではないので、suicaを適用できない。
      • 別に自動改札でなくても、簡易Suica改札機を設置すればSuica導入は可能。
  13. 秋田新幹線と同一路線のJR田沢湖線は、新幹線が走っているためレール幅が他の在来線より広く「もっとも贅沢な単線」と言える。
    • 実際、大曲の花火大会などのとき、臨時新幹線が在来線ホームから発着することがある。