岩手の鉄道

2007年2月11日 (日) 22:38時点における124.38.80.70 (トーク)による版
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  1. 盛岡~八戸間の新幹線の正式名称は「IGRいわて銀河鉄道」という宮沢賢治に由来のある名前だが、県民の誰もそれを知らない。
    • 第3セクター線で、JRではない。新幹線でもない。
    • 東北新幹線が盛岡~八戸間を通ったとき、もとのJRの在来線が「IGRいわて銀河鉄道」「青い森鉄道」に分けられて存続したもの。
    • 名前どおり、岩手県と青森県で分けられている。
    • この区間は私鉄と新幹線だけの区間なので、「青春18きっぷ」の適応区間外。困りもの。
      • 「北海道・東日本パス」は使える。
    • 運賃はJR時代の約1.6倍。お財布に痛い。
    • JR花輪線も盛岡行きが運賃UP。線路が「IGRいわて銀河鉄道」と重複する好摩からIGR扱い。
  2. 東北新幹線の終着駅が八戸まで伸びたことは知っているが、青森県まで伸びていることに気づくにはまだ時間が必要だ。
  3. 日本一ひなびた新幹線駅がある。
    • 1日の乗降客数は、JR新宿駅の約 1/15,400。3桁になるのは盆と正月だけ。
    • 東北本線時代は長らく普通列車しか止まらない駅だった。新幹線開業の直前にテスト的に「はつかり」が停車するようになったが、やはり乗降客は少なかった。
    • 長野新幹線の安中榛名駅(群馬)とどっちがひなびてる?
    • いや、安中榛名駅のほうがすごいぞ。
    • ↑確実に安中榛名に負けてます。残念だけど。文句なしに一番要らない駅と化してる気がする…。
  4. JR山田線の冷房車両とは「扇風機装備車」。
    • しかも、スイッチが客席の壁に付いていたりする。
    • JR山田線は大雪の日にガス欠で停車したことがある。
    • ガス欠の理由はウッカリミス。
    • 近所のガソリンスタンドからタンクローリーを呼んで給油した。
    • しかも給油されるまで2時間掛かったらしいが、その間乗客は外の積雪がすごすぎて外に出られずカンズメ状態だった。
    • その後、全国ニュースに取り上げられることもなく、誰も覚えていない。
    • 確か北上線でもガス欠ありました。
  5. 三陸鉄道南リアス線は鉄橋の上で風にあおられ脱線・転落したことがある。
    • 実は乗客は5人しか乗っていなかった。
    • うち1人(もしくは2人)は乗員である。
    • 列車が突っ込んだ田んぼは、乗客の一人が持ち主という説がある。
    • 翌日に北海道で(比較的大規模な)脱線事故があり、この件も忘れられてしまった。
    • 以来強風でたびたび止まる。
  6. 国語辞典の「鍋弦線」(なべづるせん)の例に引用されるJR大船渡線が通っている。
    • 工事中に有力議員が強引にルートを曲げて自分の地元に摺沢(すりさわ)駅を作らせた。
    • 直後その議員は落選し、別の有力議員が同様の事をしてルートを再び曲げた。
    • ダイヤ改正毎に無人駅が増えており今では有人駅の方が珍しい。
      • ディーゼル車には珍しい後乗り前降りだ。
    • 乗り遅れても列車がホームの範囲にいる時は止まって乗せてくれる。
      • 微妙にバックもOK。
  7. 新幹線と東北本線以外の列車は、ボタンを押さないとドアが開かない。いわば「半自動ドア」。
    • 東北本線でもIGR直通はボタン式。
    • 冬の寒い時は自分でドアを閉められるので便利。
    • 実は、JR山田・花輪線のドアはボタンがなくてノブがある。いわゆる「手動ドア」。もしくは自動ドアでもデッキがあってデッキと手動ドアがあるタイプ。
      • ボックス席の多さから座り心地はJR山田・花輪線がいいとする意見も。
        • 同じディーゼル車でも、路線ごとに車両が違うので微妙に「嫉妬」や「虚勢」や「諦観」が発生している。
    • 最近は東北本線もボタン化
  8. JR釜石線は各駅にエスペラント語で愛称がついている。
    • 花巻駅は「Cielarko(=虹)」、遠野駅は「Folkloro(=民話)」、「釜石駅はLa Oceano(=太洋)」
    • 新花巻駅のしょぼさは笑えてしまう。
    • 三陸鉄道北リアス線はほとんどの駅に日本語で愛称がついている。
    • 久慈駅は「琥珀いろ」、田野畑駅は「カンパネルラ」、宮古駅は「リアスの港」
  9. JR八戸線は、腕木式信号やタブレット閉塞による安全確保の方法が2005年までとられており、JR最後として、好事家にとっては垂涎ものであった。夏場に仙台~八戸を三陸鉄道・山田線経由で走る「リアス・シーライナー号」は、鉄道ファンを当て込んだものでもあったため、腕木式信号の撤去やタブレット閉塞の廃止は、もったいないことである。
  10. JR岩泉線は、日本を代表する乗りつぶしが困難な路線として、鉄道ファンにつとに有名である。旅行シーズンの臨時列車「秘境駅号」は、押角駅や、山田線の大志田駅で長時間の停車をし、鉄道ファンに写真撮影の余裕と与えている。更に、この臨時列車は、旧式の車両が指定席で新式の車両が自由席であり、鉄道ファンをうならせている。
  11. 新幹線が八戸まで延びたことで、岩手県は新幹線の駅の数が5から7に増え(秋田新幹線の雫石は除く)、静岡(6駅)を追い抜いて「日本一新幹線の駅が多い県」となった。
    • 鉄道愛好家には周知の事実らしいが、一般県民はそのことに全く気付いていない。
    • ↑山形はもっとあるよ。たしか10駅。
    • ↑フル規格の駅の数。ミニ新幹線は除く。だから山形は0。
  12. 2005年7月、県内の駅ではじめて盛岡駅が自動改札になった。
    • 改装して盛岡駅の一階はすべて店(フェザン)になった。
    • 都市部以外は駅員不在で、切符入れに切符を入れて降りるので事実上の「自動改札」
    • 盛岡駅は「自動改札」だが、田舎の駅がそうではないので、suicaを適用できない。
      • 別に自動改札でなくても、簡易Suica改札機を設置すればSuica導入は可能。
  13. 秋田新幹線と同一路線のJR田沢湖線は、新幹線が走っているためレール幅が他の在来線より広く「もっとも贅沢な単線」と言える。
    • 実際、大曲の花火大会などのとき、臨時新幹線が在来線ホームから発着することがある。