もしモンゴル帝国がユーラシア大陸を征服していなかったら
ナビゲーションに移動
検索に移動
ユーラシア大陸を征服していなかったら
- 東洋では金と南宋の並立状態が続き、そのまま第二次南北朝時代となる。
- この分断は現代まで存続し、満州共和国と支那共和国が成立
- 或いは史実通り白蓮教徒の乱が起こって朱元璋(洪武帝)が中国を統一、ただし首都は南京(もしかすると杭州?)のままだった
- モンゴル地域ではチンギスハンが居ないのでバラバラのまま、全域が金領となる。
- もしかしたら雲南は現在でも独立国家だったかも
- この分断は現代まで存続し、満州共和国と支那共和国が成立
- 西洋ではタタールの軛がないので、ロシアはずっと分裂状態。
- モスクワ大公国がロシア(ルーシ)の国名を名乗るのはキエフ公国の滅亡と関係があるためキエフ公国が存続していたら別の国名を名乗っていた
- むしろ現実世界のウクライナがロシアを名乗っていた
- その場合のロシアの領土はウクライナ、モルドバ、ベラルーシとカレリアを除くヨーロッパロシア、カザフスタンの一部
- 勿論首都はキエフ。モスクワはただの田舎町にすぎない。
- モンゴル人の血が入らないので国の性質は史実のロシアよりヨーロッパ的になり、2000年代までにはEUに加盟していただろう。
- マルコポーロが東洋に行けないから、東方見聞録が書かれない。
- その結果コロンブスはジパングへの西回り航路を見つけようと思わないので、アメリカ大陸の発見もずっと遅れる。
- アメリカ大陸の発見はイスラム勢力の台頭と関係があるからどの道、2~3年遅れるだけで近い時期にアメリカ大陸は発見されたと思う
- どっちにしろ史実のアメリゴ・ヴェスプッチの航海辺りでアメリカ大陸は発見される
- アメリカのコロンブスデーが存在しない代わりにヴェスプッチデーが存在している
- 史実のコロンビアとついているものは全てアメリカにとって代わられる
- 一例
- コロムビア映画→アメリカ映画
- コロンビア・スポーツウェア→アメリカ・スポーツウェア
- コロンビア大学→アメリカ大学
- ブリティッシュコロンビア州→ブリティッシュアメリカ州
- 一例
- 史実のコロンビアとついているものは全てアメリカにとって代わられる
- コロンビアの国名が別の名前になっている
- 独立当初の国名「ヌエバグラナダ」かな。
- アメリカ大陸の発見はイスラム勢力の台頭と関係があるからどの道、2~3年遅れるだけで近い時期にアメリカ大陸は発見されたと思う
- アメリカの独立戦争が少なくともあの時期にはなくなるので、それを励みにしたフランス革命も起こらない。
- 南北戦争の時代に独立戦争が起こり、第一次大戦の時代に南北戦争が起こる。
- フランス革命の思想的子孫であるロシア革命も起こらない、というか上記の通りロシアは分裂状態なので起こりようもない。
- ロシア革命のような王政を倒して社会主義国家が誕生する革命は、革命が起こらずブルボン朝が残っていたフランスで第一次大戦中に起こる。
- 一方中国では元帝国の栄華を経験しないため、モンゴルやらチベットやらを自国領土だという発想は生まれない。
- なんだかとっても暮らしよい世の中になっていそうな気がする……
- ムガル帝国もなく、ヨーロッパ諸国の海外進出も遅れるので、インドはバラバラ。
- ドイツやイタリアもインドに進出しようとするのでアフリカのように分割統治されていた。
- 日本もインドに進出しようとしていた。
- よってインドはヨーロッパ状況になり、IU(インド連合)が結成されていた。
- ただインドについてはもっと狭い範囲であるがアーリア系の北部、ドラヴィダ系の南部の二か国+その他数か国にまとまる可能性もある
- 現実のインドもムガル帝国以前でも北部のグプタ朝、ヴァルダナ朝、ゴール朝 、 デリー・スルターン朝、南部はチョーラ朝、パーンディヤ朝、ヴィジャヤナガル王国などある程度の版図を成立させた王朝も存在する
- よってインドと言えば現実の北インドのみを指す言葉になっていた
- ただインドについてはもっと狭い範囲であるがアーリア系の北部、ドラヴィダ系の南部の二か国+その他数か国にまとまる可能性もある
- ティムールもいないので、バヤズィト1世によって東ローマ帝国滅亡。
- この場合史実よりも早い時期にイスラム勢力の台頭が起きていた
- 鎌倉幕府の滅亡が実史より遅れた。
- 高麗や西遼やアッバース朝やホラズム朝も史実より長続きしていた。
- 「世界」・「世界史」という概念が誕生せずにそれ以後の歴史が全く違うものとなる。
- おそらく「世界史」の懸念が「大航海時代」以後にずれ込んでいた
- 米露中印といった大国はすべて存在しないことになる。
- モンゴルと言えば草原と遊牧民の国というイメージで終わっていた。
- 当然、チンギス・ハンのコロコロコミック騒動はない。
- 崖山という地名はほぼ知られていない。
- 14世紀のペスト大流行もなく、ヨーロッパの人口が2倍位に増えていた。
あの地域を征服していたら
- 日本に関してはこちらへ。
ヨーロッパ
- ヨーロッパはキプチャク・ハン国によって統一される。
- でもイングランドだけは何故か征服できなさそう。
- むしろイングランドを征服したものの、スコットランド・アイルランドに進出しようとして失敗するとか。
- でもイングランドだけは何故か征服できなさそう。
- モンゴルの支配が終わっても統一ヨーロッパの記憶が残り、やがてフランス、ドイツを中心とした地域にヨーロッパ帝国が成立。
- 元帝国瓦解の際のアッサリした引き上げぶりを見るに、現実はあまり変わってなさそう。
- 征服の程度によっては、黄禍論がそもそも言われなかったかも。
- 分家してヨーロッパ部を支配したハーンが支配部族を引き連れてキリスト教に改宗し、ラテン語系の言葉を話すようになる。そしてカトリック教会から正式に西ローマ帝国皇帝の地位を授けられる。
- 服属したイギリス王家などに政略結婚によってチンギスハンの血が混じる。
- この時点で東ローマ帝国が滅亡していた。
アフリカ
- 多分イル・ハン国が征服する。
- でも征服といってもアフリカ全土は無理だろうからせいぜい北アフリカ全域と東アフリカの一部ぐらい
- ヨーロッパを征服できていたら、ジブラルタル海峡を渡って西アフリカも征服。
- 紅海と地中海を結ぶ運河を作っていたかも
- スエズ運河に相当する運河が史実よりはるかに前に作られることになる。
- 奴隷として連れていかれることはない
- エチオピアに返り討ちに遭っていた場合、アドワの戦いと合わせ、エチオピアが最強の軍隊を持つ国と呼ばれるようになっていた。
アメリカ大陸
- ヨーロッパがキプチャク汗国によって統一されたのち、王族の誰かが"ヨーロッパの西の海の彼方はどうなっているのだろう、新天地があるのならそれを我が手に!"と大西洋に乗り出し、やがてアメリカ大陸に到達、彼の地の征服にのりだす。
- 北欧→グリーンランド→カナダというルートか、あるいはモンゴル→シベリア→アラスカというルートか…。
- ベーリング海峡を渡ってアラスカやカナダやアメリカ西海岸に進出してた場合現代のインディアンやイヌイットにモンゴル人の血が混じってた。
- 到達先が中米大陸ならマヤ文明末期、南米ならインカ帝国成立期ということになるが………
- 南米ならマンコ・カパックとの死闘が展開されたかも。
インド
- 西からイル・ハン国、北からチャガタイ・ハン国、東から元が攻めて支配する。
- とは言ってもインド亜大陸全域は厳しいので良くて北インド、上手くいって南端部を除くほぼ全域くらいが限界と思われる。
東南アジア
- 北から元が南下して支配する。
- 上手くいけばオーストラリアまで支配できていたかも。
- その場合、南方大陸は南極発見まで無かった事にされていた。