もし北樺太が日本領のままだったら
レーニンは北樺太の返還を考えていましたが、実現することはありませんでした。
- 北だけ日本領のままと言うのもなんか変なので、南と一緒に読むのを推奨します。
全般
- 日本は産油国になっていたので、太平洋戦争は勃発しない。
- 当然満州事変も日中戦争も起こらず、第2次大戦においても中立・不干渉を取り続けた。しかし、その後の冷戦下の高度成長期に石油は次第に枯渇して1970年代に日本は石油輸入国に転落し、1980年代の円高でついに廃油田となる。
- その油田跡が2010年代に「北樺太の油田跡〜高度経済成長期の日本を支えた史跡〜」として世界遺産へ。
- OPECにも加盟していた。
- 当然満州事変も日中戦争も起こらず、第2次大戦においても中立・不干渉を取り続けた。しかし、その後の冷戦下の高度成長期に石油は次第に枯渇して1970年代に日本は石油輸入国に転落し、1980年代の円高でついに廃油田となる。
- 東京~オハ(漢字表記:尾羽or奥端)を結ぶ東日本ベルトができる。
- 奥端は重箱読みだけど意味的にはいいかも。個人的には「桜葩」を推薦。
- 尾羽は歴史的仮名遣いだと「ヲハ」なので時代背景的にありあえない。
- 私としては近くの湖の日本名から取って「音沓戸」を推薦したい
- どっちみち寒いトコ。
- 日本一人口密度の低い都道府県になっていた。
- もしかしたら第2次大戦中にソビエトに攻められたりして・・・
- 北方領土は樺太全土または樺太北部(詳しく言うと敷香岳以南)だったかも
- 平成7年に「北樺太大震災」が発生して大きな被害を受けていた。
- でも4ヶ月前に阪神大震災が起きたため樺太以外ではあまり覚えられていない。
- 関東は火災、阪神淡路はインフラの凍結、北樺太は建物の倒壊、東日本は津波として地震の怖さが語り継がれる。
- 油田やタンクが爆発炎上して大惨事になったかも。
- 「北樺太大震災」で最大の被害を被るのは弁連戸市あたり。
- 茶羽刈町(ネフチェゴルスク、ニヴフ語名チャハカルオー)はかなりの被害を受けるが、史実よりはマシ。史実であれほど被害が出たのは建物がかなり雑に造られてたからだし。
- 「北樺太大震災」で最大の被害を被るのは弁連戸市あたり。
- 北樺太大震災が劇中で発生する朝の連続テレビ小説が作られていた。
- でも4ヶ月前に阪神大震災が起きたため樺太以外ではあまり覚えられていない。
- 北樺太にも王子製紙の工場が置かれていた。
- 川上温泉(豊原市)、多犠温泉(縫江市)、多来加湖温泉(敷香市)が樺太3大温泉として有名になる。
- 多犠(ロシア名:タギー)温泉のは徳女津という日本語名があります。
- アイヌだけでなくニヴフ、ウィルタなども「日本の少数民族」として認知される。
- 日本政府に謝罪と賠償を求めるアイヌに対して、ニヴフやウィルタがアイヌに謝罪と賠償を求める運動を開始。
- エヴェンキ族は?
- 現地のNHKでニヴフ語講座、ウィルタ語講座が放送される。
- やはり県名は樺太道か。
- そのまま樺太庁かも。これで48都庁道府県。
- このページも「もし樺太がロシア領のままだったら」になっている。
- 樺太の有名人に次々と「もし粛清されていたら」という項目が作られ、挙句ページが分割される。
- 岡田嘉子と杉本良吉のソビエトへの亡命はなかったんだろうねえ。
- 樺太県庁は豊原だと南過ぎるので、敷香あたりに移されていたかも。
- 北海道みたく振興局沢山作って誤魔化す。
- 樺太神社と樺太護国神社も、史実より北の地に建立されていた。
- (ソ連侵攻がなければ)樺太護国神社の英霊が、北海道護国神社へ合祀されることはなかった。
- 樺太にも高等専門学校ができていた。場所は豊原。農漁業と鉱工業を専修する学校で,樺太高等産業学校。通称「カラコウあるいはカラサン」。校章はハンマーに鎌。旧制高校設置までは無理だったろうが,樺太に高等専門学校ができた関係で,北大予科が独立・改組され,札幌高等学校に。カラコウは1930年代に大学に昇格、樺太大学に。外国語学部ロシア語学科が看板の大学に。
地域別
- 今返還する場合、ガオト岬=エリザベス岬は、旧漢字の「鵞小門岬」にすると難読なので「我音岬」に漢字変更して改称するが、日露の女性陣から反発が出る。
- 樺太を一周した岡本監輔にちなむ「岡本岬」が採用されてたかもしれない。
- アレクサンドロフスク・サハリンスキーは落石(おっちし)市に。
- ポギビは鉾部(ほこべ)市に名称変更。
- 北寄尾市(ほっきび)っていいじゃね?
- ティモフスコエは対毛(ついむ)市に。
- カタングリは片栗か?
- 潟畔(かたぐる)という日本語名があります。
- 網走刑務所よりも奥端刑務所の方が有名になっている。
- 奥端刑務所はだいたい栄えているので、周りが原っぱの田村尾に作られる。網走刑務所と一緒。
- そして網走刑務所みたいに囚人に道やらなんやらを作らせる。
- 奥端刑務所はだいたい栄えているので、周りが原っぱの田村尾に作られる。網走刑務所と一緒。
- 冬は間宮海峡が流氷で閉ざされるため、最狭部の黒龍水道を通ってロシアへ歩いて渡ることができる。
- その為監視用の灯台が日露両国どちらにも嫌というほど作られ、渡れるやつはいないと思われたが、監視を潜り抜けて密入国する奴が続出。
- 「ゆく年くる年」で奥端神社が最北の神社として紹介される。
- 樺太庁の管轄範囲が史実の約2倍になっていた。
- 早々と新庁舎に建て替えらていた。
- 間違いなく県に昇格している。人口も100万人以上はいたと思う。
- ノグリキは「野栗木」に。
- 縫江かもしれない。
- 奥端支庁や落石支庁が設置されていた。
- 縫江支庁や鉾部支庁も。
- 北部は資源が豊富なので分県運動が起こるかもしれない。
- 一回くらいはおはスタやサタ☆スマがスペシャルでオハからロケされてた。
- 大きい都市は奥端市・弁連戸市・縫江市・落石市。
- あと鉾部市も。大陸と近くロシアとの交流も深いため。
- 多分弁連戸という市は存在しない。あったとしても村だと思う。近くで栄えているのは佐保(さぼ)や発遠(はっとおい)。
- あと対毛市や潟畔市(潟畔町)、田村尾町。
- 奥端は稚内より賑わっていたかもしれない。
- 中心都市は奥端市か縫江市(ノグリキ)。
- 南だが敷香も幌内川の河口なので史実より発展していただろう。
- 石炭の採掘が現実以上に盛んだったかもしれない。
- 稚内市の知名度は現実より低い。
- 前述の通り奥端が「日本最北端の市」として有名になるため。
- 鵞小門半島は房総半島並にデカイ為、鵞小門町が出来、そこが日本最北端になる。
- それでも奥端は日本最北端の「市」として有名になる。
- それでも宗谷海峡にトンネルができるまでは樺太の玄関口としてそこそこ発展している。
- 鵞小門半島は房総半島並にデカイ為、鵞小門町が出来、そこが日本最北端になる。
- そんなことより千島列島の存在感が薄いかも。
- もしかすると「樺太全土を領有する代わりに、千島列島は(少なくとも得撫以北は)放棄」ということになっていたかも。
- 前述の通り奥端が「日本最北端の市」として有名になるため。
- ロシアと陸続してないので、南樺太だけの場合より文化交流が盛んでいない。
- むし流刑されたポーランド人やアイヌ人のほうがもっと交流が盛ん。
- 二ヴフ人他は忘れてしまうかも。
- キリル文字表記は間宮海峡よりの都市しか付けない。
- もっともロシア系住民もいるので(ロシア革命時に亡命してきた住民含む)、ロシアの影響は皆無ではない。
- むし流刑されたポーランド人やアイヌ人のほうがもっと交流が盛ん。
- 都道府県の名前は「樺太庁(内地編入後の呼び名)」「北山道(五畿七道にならった呼び名)」の2通りで揉める。
市町村別
- 奥端市
- 前述の通り日本最北端の市。
- その為冬の寒さがパナい。1月の平均最低気温が-18℃。
- 意外と高いな。
- その為冬の寒さがパナい。1月の平均最低気温が-18℃。
- 縫江市
- 景勝地、縫湾がラムサール条約に登録される。
- 現実の盛岡みたいな感じになりそう。盛岡に比べたら遥かに過疎だけど。
- 1998年に起きた北樺太大震災で甚大な被害を被る。
- 落石市
- 留萌みたいに漁業が盛ん。
- 対毛市
- 東樺太山脈と西樺太山脈に挟まれているので、スキー場がかなり立っている。
- 昭和の時代にはリゾート地として栄えたが、今はどんどん寂れていっている。
- 鉾部市
- ロシアへの玄関口。
- 朝鮮半島への玄関口である福岡並みに(人口は旭川程だが)栄えており、ロシアへの定期便も出ている。
- 鉾部とシーアン(西安)の間に日露友好大橋が掛かり、陸路で海外旅行に行くことが可能になる。
- そのままシベリア鉄道に直通し、東京発パリ行き等の列車も運行される。
- 海沿いの沼は埋め立てられる。
- その為地盤が軟弱。
勝手に樺太振興局振分け
- A案
※太字は総合振興局
振興局名 | 振興局所在地 |
---|---|
鈴谷(すずや) | 豊原(とよはら) |
亜庭(あにわ) | 大泊(おおどまり) |
能登呂(のとろ) | 真岡(まおか) |
名好(なよし) | 恵須取(えすとる) |
白浦(しらうら) | 知取(しるとる) |
敷香(しすか) | 敷香(しすか) |
間宮(まみや) | 鉾部(ほこべ) |
樺中(からなか) | 対毛(ついむ) |
鷹小門(がおと) | 奥端(おは) |
縫湾(ぬわん) | 縫江(ぬえ) |
- こんなとこかな
- B案
- 旧国名を考えてみました。振興局ではないですが一応。
旧国名 | 由来 | 主要都市 |
---|---|---|
双渡(ふたわたり) | 「二渡」。本州から海を2回渡ることから。 | 大泊市、留多加市、泥川町 |
後山(しりのや) | 「後の野」。河口からみて後方の野原から。 | 豊原市、落合市、富内町 |
延流(えんる) | 「円流」。アイヌ語の「エンルム・ク・オマ・ナイ」から。又、弧を描いてる浜に向かって流れる川という意味もある。 | 真岡市、本斗市、泊居市 |
尾塞(びさい) | 後ろが塞がってる沼=雄武洞湖から | 恵須取市、塔路市、珍内町 |
平磯(ひらそ) | 「白磯」。アイヌ語の「シラル・オロ」がなまったもの。 | 知取市、白浦町、帆寄町 |
伊島(いしま) | 「出づ島」。海に突き出ている島=北知床半島から。 | 敷香市、気屯市、留久玉町 |
叉仁(またに) | 「間谷」。東西樺太山脈に挟まれている谷から。 | 対毛市、北星野市、晴尾町 |
落石(おっちし) | 落石(らくせき)が沢山ある崖から。 | 落石市、鵡勝町、木透町 |
里草(りぐさ) | 「陸狭」。陸同士が狭くなっている黒龍水道から。 | 鉾部市、輪籍市、有奴町 |
縫湾(ぬわん) | 海岸線が縫うように入り組んでるところから。 | 縫江市、潟畔町、茶江町 |
奥平(おびら) | 陸の奥の平らな場所から。 | 奥端市、智量町、田村尾町 |
- C案
県名 | 県名の由来 | 県庁所在地 |
---|---|---|
鈴谷県(すずや) | 鈴谷川から | 豊原市 |
本斗県(ほんと) | アイヌ語で「小さな岬の端」から | 真岡市 |
名好県(なよし) | 名好郡から | 恵須取市 |
越織県(えっしき) | アイヌ語で「突き出た岬」から | 敷香市 |
氷渡県(ひわたり) | 冬に間宮海峡の流氷を渡って大陸に行けたことから | 鉾部市 |
縫湾県(ぬわん) | 海岸を縫うように湾があるから | 縫江市 |
北原県(ほばら) | 北の原っぱ | 奥端市 |
- 県政以降してみた。
交通
鉄道
- 樺太東線が奥端まで延長され、日本最長の鉄道路線となる。
- 樺太本線に改称されていた。
- いや、大泊本線っしょ。
- 特急の名称は大泊発「あにわ」、豊原発「すずや」。奥端or縫江行き。
- 樺太西線は落石まで延長。
- 樺太東線、樺太西線は語呂が悪いのでそれぞれ樺東(かとう)本線、樺西(かせい)本線になる。
- 樺太本線に改称されていた。
- 豊真線のループ橋は有名になる。
- 史実どうり取り壊されるかも。
- 大泊から奥端まで寝台特急が走っていた。
- 上野から豊原まで寝台特急が走る。しかし北海道新幹線の新函館北斗延伸で北斗星と共に廃止。
- 列車名は「白夜」と「オリオン」。
- カシオペア紀行のようにオリオン紀行が臨時で運行。
- カシオペアと連結か?と思ったら時刻的にムズい。
- 東京から奥端まで約2270kmをぶっ続けで走る夜行列車も出来る
- 列車名は「オーロラ」。
- 上野から豊原まで寝台特急が走る。しかし北海道新幹線の新函館北斗延伸で北斗星と共に廃止。
- 2050年ごろに新幹線がオハまで開通する。
- 360km/hで走行してもオハまで6時間掛かるので東京からの直通種別はなさそう。
- さすがに豊原までなんじゃないかと。
- 新たに内路と恵須取を結ぶ内恵線、対毛と落石を結ぶ対石線、縫江と鉾部を結ぶ縫志線が新たに開通。
- 内恵線の開北峠に開北ループ橋ができる。
- 間宮海峡トンネルとベーリング海峡トンネルの計画が具体化する。
- アメリカやヨーロッパ向けに長大な貨物列車が行き来している。
- 間宮海峡に鉄道道路併用の日露友好橋が架かる。
- おそらく黒龍水道(ネヴェリスコイ海峡)辺り。
- 「トランスイート四季島」や「トワイライトエクスプレス瑞風」は国際列車になっていた。
- 「津軽海峡・冬景色」の替え歌で「ベーリング海峡・夏景色」とかいうのが作られていた。
- 長大な原油輸送列車が風物詩。
- そのため北樺太の鉄道ではタキをよく見かける。
- 本州への輸送のために宗谷本線、函館本線も全線複線電化。
- JR樺太(仮)はJRでは珍しく貨物輸送主体の鉄道になっていた。
- そのため北樺太の鉄道ではタキをよく見かける。
- 奥端(オハ)駅でおは☆スタやらき☆すたのイベントがある。
- 前者は分かるが、何故後者まで!?
- 奥端ラッキー。
- そして白石があきら様の横暴によりこっちの方へ飛ばされる訳ですね。分かります。
- 山寺宏一「奥端からおっはー」。
- こえだちゃんのイベントもやる。「奥端やっほー!」
- 現実のサハリンの鉄道が1520mm軌間への改軌を進めていることからして、この場合敷香以南は1435mm軌間、以北は1520mm軌間への改軌を進めていることになる。なお、この場合JR北海道の管轄区間は樺太全島と、さらに大陸ロシアに入ってセリヒノ駅手前までとなる。(セリヒノ駅はロシア国鉄管轄の境界駅)
- ホームではいつも雪だらけ。
- 阪田寛夫作詞の童謡「この指超特急」の9番の歌詞が「この指 9番線 オハ行きの超特急〜」になっていた。
- 北海道新幹線の宗谷海峡経由樺太延伸および間宮海峡で接続し、シベリア鉄道経由の東京~モスクワ行き特別列車が企画される。
その他
- 北にも空港が出来ている。
- 候補としては奥端空港。
- 縫江空港も造られる。
- 夏の観光シーズンには羽田からの直航便も運航されている。
- 普段は札幌(新千歳か丘珠)や豊原からの便が多い。
- 候補としては奥端空港。
- 樺太自動車道は北樺太ではほとんどが2車線、PAやSAも無人のものがほとんど
- 東樺道IC
- 大泊ー中里ー豊原空港ー豊原ー小沼ー富岡ー落合ー樺太白浜ー小田寒ー白浦ー馬群譚ー樫保遠古丹ー知取ー新問ー内路ー敷香ー大木ー保恵ー気屯ー半田ー北星野ー当蘭我嵯ー晴尾ー対毛ー早領ー喜雲ー縫志ー春潟ー縫江潟畔ー武意弐ー徳女津ー茶江ー春国ー普滝ー智量ー佐保ー湊軽ー奥端
- 西樺道IC
- 本斗ー多欄泊ー真岡ー小能登呂ー野田ー泊居ー久春内ー留久志ー来知志ー茶々ー恵須取塔路ー名好ー西柵丹ー沃内ー幌子谷ー蒸屋ー亜多樺ー落石ー鵡勝ー帆柄ー有奴ー夏子ー鉾部
- 新直轄方式の無料路線だった。
- むしろタンクローリーによる渋滞多発で多車線化が進んでいた。
- 東樺道IC