ざんねんな食べ物事典
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特定商品
菓子
- 面白い恋人
- 北海道で有名なお菓子のひとつ「白い恋人」のパロディとして、吉本興業が大阪限定商品として販売。
- しかし、これが事もあろうに石屋製菓(「白い恋人」の販売元)に無許可で販売していたことが発覚。
- 当然、石屋製菓側が激怒し、吉本を訴えたことで大騒動に。
- しかし、これが事もあろうに石屋製菓(「白い恋人」の販売元)に無許可で販売していたことが発覚。
- カール(明治)
- 2017年に全国販売を終了し、関西地域以西のみでの販売となってしまった。
- スマホが販売低下を促進させた。ドーナツ等もまた然り。
- 仮面ライダースナック(カルビー)
- 当時、社会現象となった『仮面ライダー』のグッズの一部でありカードがおまけで付いていた。
- 当然、ライダーのブームにより本商品も大ヒット。しかし、子供たちがカード目当てでスナックを食べず捨ててしまうという事態が勃発。当然PTAのやり玉にあげれた。
- そのスナックにしても、あまり美味しいものでなかったらしい。
- なら、最初から「カードだけ」売ればよかったんじゃないか、といいたいところだが、1970年代~80年代頃はまだ「トレーディングカード(ゲーム)だけ売る」ビジネスモデルが確立していなかった。
- ちびまる子ちゃんでもこのことを取り上げたエピソードがある(詳しくは「男子対女子大戦争の巻」を参照)。
- その後は同じく社会現象となったロッテの『ビックリマン』でも同様の自体が勃発していた。
- 上記の事態はおまけ付きお菓子全般にいえること。古くは明治時代におまけ付きタバコが社会問題になったので未成年禁止になった。
- ガリガリ君リッチナポリタン味
- コーンポタージュ味に続いて発売したガリガリ君だが、不味くて売れず。
- その結果、半額で売る店が多く3億の大赤字を出してしまった。
- 最近では卵焼き味など普通に作ればいいものが出ました。
- じゃがりこ塩レモン味
- 一部から×××××の味がすると言われてしまった。レモンとチキンエキスパウダーの風味と塩気が×××××の味を忠実に再現しているそうな。
- すぎのこ村(明治)
- きのこの山・たけのこの里に引き続いて第三のお菓子だが、すぐに消滅をした。
- 理由は「一時は大ヒットしたが、出荷が減少したため、ラインナップから消えた」。
- その後はラッキーミニとして発売。だが、これもいつの間にか消えた。
- ブレスアシュア
- 1990年代に全米No.1の謳い文句で日本上陸した口臭対策カプセル?だった。
- 当時「新婚さんいらっしゃい!」でCMを流すなどしたが、売り上げは伸ばせず、いつの間にか撤退。
飲料
- メッコール
- 韓国の某宗教系企業「一和」が製造している清涼飲料水。
- その会社は、「高麗人参茶」でも有名。
- その為か、その宗教関係の施設の近くの自販機にはよくメッコールが売ってあったとか。
- かつてCMに、「釜山港へ帰れ」で有名な歌手のチョー・ヨンピルを起用し、日本でも一部地域で放送されていたことがある。
- 「世界一マズいコーラ」として有名。
- 飲んだ人によると、麦茶に砂糖と炭酸水を入れたような味なのだとか。
- 夏になると突如、缶が破裂することがあった。本場である韓国では負傷者まで出たらしい。
- そして2018年に販売停止に至った。
- ちなみに地元韓国では、一時期コカ・コーラの韓国法人やロッテのグループ会社などが類似品を出すほど、ベーシックな飲み物とのこと。
- グラソー
- カラフルで癖のない味わいのスポーツドリンク、として海外でヒットして日本でもコカ・コーラ社が専用自販機を用意してまで売り出したが、割高な値段だったためにあまり売れなかった。
- 末期のころはグラソー専用自販機でお茶だの売っていたのには涙を禁じえなかった。
- ゲータレード
- 世界的シェアを誇るスポーツドリンクだが、日本では販売元が転々するなど翻弄された末に無くなってしまった。
- 出始めのころはブームになったが、売り出し方で揉めているうちにライバルのポカリスエットが出てきて…。
- 最期はSUNTORYから発売されたが、専用のペットボトル生産が終わった余波で販売終了。
- むろん日本ではである。
- 雪印の不祥事が一番痛かった。
- ジョルトコーラ(UCC)
- ペプシとコカコーラに続く「第3のコーラ」として登場。CMには、北野武氏を起用し、さっそうとデビューしたものの・・・
- そのたけし氏に足を引っ張られる羽目に。
- 放送中にたけし氏が、よりによってコカコーラを美味しそうに飲む所が全国ネットで放送された。
- さすがのUCCも怒るどころか呆れてたそうな。
- 「北野ファンクラブ」でも散々こき下ろす。もちろんCM放送中。
- たけし氏「ヘアトニックみたいな味したもん」高田先生「俺、間違えて頭にかけちゃった」
- 放送中にたけし氏が、よりによってコカコーラを美味しそうに飲む所が全国ネットで放送された。
- おかげで、さっぱり売れず姿を消した。
- そのたけし氏に足を引っ張られる羽目に。
- 元々はアメリカで販売されていたものだったが、製造元も破産した。
- バブルマン
- サントリーの炭酸飲料、マスコットがボンバーマンのパクリ、動きが卑猥とも評された。
- パワーエイド
- コカ・コーラ社がゲータレードに対抗して販売しているスポーツドリンクだが、日本では…。
- ポカリスエットやアクエリアスがあるので中々普及せず、気が付けば消えていることも珍しくない。
- ファンタゴールデングレープ味
- 1970年代にそれまでのファンタグレープの着色料に問題が生じたためやむを得ず発売したフレーバー。
- 新しい紫の着色料が見つかるとともにお役御免。
- その後「ファンタゴールデンアップル味」があったという都市伝説の発生源になってしまった。
- ペプシコーラ
- 時々、これが受けるとでも思ってたのだろうかと首をかしげるレベルのフレーバーのペプシを出してくる。
- 最たるものは2007年に発売された「ペプシアイスキューカンバー」。訳すると「キュウリ味のペプシコーラ」である。文字通りのキュウリ味のフレーバーは今も語り草になっている。
- ペプシブルーハワイやペプシモンブランはあまりの甘ったるさに受け入れられなかった人が多かったようだ。
- 一部にファンが多かったシソ、パッケージからではどんな味かわからなかったバオバブ等、条件付きだが受け入れられたのもある。だがあずき、てめーはダメだw
- 現在は奇をてらったフレーバーのコーラはコカ・コーラ社製品に多い。
- ソ連などの社会主義圏に昔から進出していたせいで冷戦終結の頃には若者に古臭い旧体制のシンボル扱いされていた。
- 桃の天然水
- 日本たばこ産業(後のJT)が発売された清涼飲料水。2000年頃にカビの混入による回収騒ぎが発生。
- それどころか華原朋美、浜崎あゆみ、神戸みゆきなど、桃の天然水のCMに出演した女性タレントが次々と不幸に…。
- 一応JTが食料品から撤退するときに生産終了の危機に襲われたが、サントリーに拾われるというすさまじい幸運の持ち主でもある。
- フレーバー系天然水の元祖であり、サントリーに拾われてからサントリーが様々なフレーバー系天然水を展開するきっかけでもある。
- ポーション
- 2006年に、ファイナルファンタジーXII発売記念としてサントリーとスクエニで共同開発された飲料水。
- FFXII開発スタッフ監修のもと、エルダーやカモミールなどの10種の神秘的なハーブ素材にローヤルゼリーやプロポリスを調合し、独特な風味を持ちながら爽やかな味わいのある飲み物として作成されたという。
- しかし評価は風邪の子供用シロップの味だとかドクターペッパーみたいとか、額面通りHPを回復できた人はあまり多くなかったようだった。
- まぁ原作でも「美味しい飲み物」という設定ではないので味がダメな人がいても仕方は無い。
- しかし評価は風邪の子供用シロップの味だとかドクターペッパーみたいとか、額面通りHPを回復できた人はあまり多くなかったようだった。
- また、着色料として「青色一号」が使われており、発ガン性物質と疑われていた。
- しかしポーション一本程度ならそこまで心配するような量ではないとのこと。
- その後、FF7の発売10周年記念として再度ポーションが発売。今度はリアルゴールドを薄めたような味であり、ブラックライトを照らすと黄緑色に発光するという仕様。
- また、ディシディア発売に合わせてまたもポーションが発売。味の評価は今までのなかでかなり良かったようだ。白(コスモス)と黒(カオス)の2種類あり、両方を混ぜると無色透明になるという仕様がある。
- サスケ
- 1984年に、サントリーフーズから発売された炭酸飲料。
- 発売当時のキャッチコピーは「コーラの前を横切る奴。冒険活劇飲料サスケ」となかなか挑戦的。
- しかし肝心の味があまりにもアレだったので翌年にはあえなく販売終了。
- 発売当時のCMはほんとにシュールかつ意味不明。
- タブクリア
- 1993年に、コカ・コーラから発売された。
- 早い話が「透明なコカ・コーラ」。
- 元になったのは、1962年からコカ・コーラが地元のアメリカ販売していたノンカロリーコーラの「タブ」。
- ダイエットブームの流れに乗り、砂糖や果糖の代わりに人工甘味料・サッカリンが使用されているのが特徴。
- ちなみに「タブ」は、日本未発売。
- 日本では、ニュースキャスターでお馴染みの俵孝太郎氏をCMキャラクターとして起用。大々的に宣伝しまくった。
- 発売前より「コカ・コーラがまったく新しい味の飲み物を発売する」「考えたってしょうがない。飲んでいただければわかります。」と煽りまくった。
- しかしフタを開ければ、日本人の口には全く合わず、たった1年足らずの短命に終わる。
- ちなみに、タブクリアは本場・アメリカをはじめ、イギリスやオーストラリアなど世界各地で同時発売されたが、いずれも1年足らずで消滅。
- 余談だが、本場・アメリカでは、タブクリアのちょっと前に宿敵のペプシが「クリスタルペプシ」なる透明のコーラを出すも、失敗している。
- 要するに「クリスタルペプシ」の対抗馬で産まれたのが「タブクリア」である。
- 維力(ウィリー)
- 1987年にポッカコーポレーション(現・ポッカサッポロフード&ビバレッジ)から発売されたスポーツドリンク。
- 「力を維持する」という名の通り、中国がオリンピック強化選手の為に研究したスポーツドリンクという触れ込みで売り出された。
- 中国産の植物(いわゆる漢方薬)エキスを配合したのが特徴。
- もちろん日本人の口に合うはずも無く、入れられた植物エキスのせいで、「薬くさい」とか「薬みたいでマズイ」などの悪評が多かった。
- ちなみに、発売当時にもかかわらず、余っていたのか、ポッカ主催のちびっこマラソン大会の参加賞として配られていたらしい。
- 中には、青汁やセンブリ茶よろしく罰ゲームとして使用される始末。
- 後に、独特の酸味を薄め、スポーツ飲料であることをアピールした「維力スポーツ」に衣替えするも、1990年代前半には姿を消した。
- やはり、ポカリスエットやアクエリアスと言った強力なライバルも影響したか?
インスタント食品
- カップライス
- 日清食品が食糧庁の要請を受けて開発した加工米飯だったが即席めんと比べると高価で食感もよくなかったため短命に終わった。
- チキンラーメンやカップヌードルをヒットさせた後の安藤百福としては珍しい大失敗作となってしまった。
- 任天堂も開発したことがあるが、こちらも失敗した。
- きっとカレーメシがその雪辱を果たした、と信じたい。
- 木久蔵ラーメン
- 日本で最も酷評されている食べ物のような気がする。
- 木久扇師匠自身も保健所が云々だの返品だらけだの自虐ネタに使っている。
- もちろん笑点での扱いでも酷い。
- 木久蔵が代理で大喜利の司会を担当したときに「木久蔵ラーメンがもっと売れるにはどうしたらいいか?」というお題を出したところ・・・
- 返ってきた回答は『無理』『三杯食べたら二杯タダにする』『亭主を毒殺したいと思ってる女性に売る』『パッケージにタダと書く』『死刑を廃止してこのラーメンを食わせる』『武部幹事長に食べさせて安全性をPRする』と散々なものだった。
- 挙句、問題終了時には、楽太郎(当時、現・六代目円楽)が木久蔵ラーメンを客席に放り投げる始末。
- 返ってきた回答は『無理』『三杯食べたら二杯タダにする』『亭主を毒殺したいと思ってる女性に売る』『パッケージにタダと書く』『死刑を廃止してこのラーメンを食わせる』『武部幹事長に食べさせて安全性をPRする』と散々なものだった。
- 木久蔵が代理で大喜利の司会を担当したときに「木久蔵ラーメンがもっと売れるにはどうしたらいいか?」というお題を出したところ・・・
- もちろん笑点での扱いでも酷い。
- 木久扇師匠自身も保健所が云々だの返品だらけだの自虐ネタに使っている。
- 味自体は至って普通のラーメン。(執筆者の個人的感想)
- 有名落語家がプロデュースしたというだけで売れているような商品に思えてならない。
- そもそも木久蔵ラーメン=まずいという図式が生まれたのはかつて木久扇が中華料理人とラーメン作りで対決した際うまく行かなかったことが切っ掛けである。
- つくってる会社はト●タアート(※あえて伏字。由来は木久蔵の本名から)。某自動車会社からクレームが来ないのか。
- 2015年に商標登録が更新手続き放置で自然消滅していたのだが、2021年6月頃まで関係者が誰も気づいていなかった。
- もっとも、本人が高座名を変えたことで「旧名の商標を維持する必要は無い」と承知で放置していた可能性もある。
- しかし、商標権消滅を察知したライセンス商品販売業者に以後の権利使用料不払いを要求され、販売権引き上げで対抗したところ、滞留不良在庫の販売逸失利益を損害賠償として請求されてしまった。
- こうしたゴタゴタにより、2021年6月以降、販売停止状態になっている。
- キリンラーメン
- 愛知県の小笠原製粉が製造する即席ラーメンだが、知名度が上がるにつれキリンホールディングスからクレームが入り、「キリマルラーメン」に改名を余儀なくされた。
- 向こうのキリンはラーメンを作っていないので混同はなさそうだが、やはり大手には勝てないということなのか…。キリン(麒麟)自体は一般名詞のはず。
- キリンホールディングスは「キリン」や「KIRIN」とかをいくつも(「食品」の区分でも)商標登録しているから、そのうち1つが商標権の侵害だとか言いだしてきたのだろう。
- 自社の権利を保護するための手段として、「自社で製造・販売していない商品」の「区分」で「商標登録」するのは大手でよくあることだし、「キリン」だってあらゆる区分で商標登録されている。
- 向こうのキリンはラーメンを作っていないので混同はなさそうだが、やはり大手には勝てないということなのか…。キリン(麒麟)自体は一般名詞のはず。
- Jリーグカレー
- Jリーグ発足のブームで発売。
- CMはミームとなったが、3年ほどの発売にとどまる。
- 日清たこ焼きラーメン
- 日清が80年代に世に送り、悪評だらけのまますぐ消えた、伝説の失敗作。
- CMには、当時の女子プロレスで極悪レスラーとして活躍していたダンプ松本が出演していたことで有名。
- なお、後年ダンプは、たこ焼きラーメンについて「不味かった。」と、ハッキリ言っている。
- 同社からはお茶漬けラーメンも出ていた。
- 太いぜ!一平ちゃんガチブト醤油トンコツ
- 後術の凛ちゃんラーメンみたいに味が不味いとかそういう意味でざんねんな訳じゃなく、「太いぜ!」というキャッチコピーのせいで×××××達が反応してしまい、Amazonのカスタマーレビュー欄が悲惨なことに...。
- 明星チャーシュー麺
- 幻のカップ麺第1号。
- カップヌードルより10年早い登場だったが容器などの欠陥が原因で正式販売できなかった。
- 容器が紙製だったせいで油漏れが発生したという。
- これが実用化できていれば明星は日清の傘下に入らずに済んでいたかもしれなかった。
- カップヌードルより10年早い登場だったが容器などの欠陥が原因で正式販売できなかった。
- 凛ちゃんラーメン
- ラブライブとのタイアップ商品としてエースコックが発売したラーメン。
- しかし216円とカップラーメンにしては割高な値段、おまけのシールが必ず入っているとは限らない、肝心の味もまずいことからさっぱり売れず大爆死。
- なおおまけのシールが当たりの確率は6分の1または12分の1と言われている...せめて半分くらいにしてくれ。
- しかし216円とカップラーメンにしては割高な値段、おまけのシールが必ず入っているとは限らない、肝心の味もまずいことからさっぱり売れず大爆死。
飲食店のメニュー
- シロノワールプリン
- ご存知コメダ珈琲店の看板メニュー。これそのものは残念ではないが問題はイメージ画像。
- というのもコンセプトイメージ写真には、プリンの上にシロノワールが乗っており、あたかも土台の大きなプリンが「シロノワールプリン」の商品の一部のように表示されてしまっているのだ。(実際はプリンはつかない)
- このためこの紛らわしい広告イメージに非難の声が上がってしまった。一応「画像はイメージです」と書いてあるのだが。
- ただし味は保証付き。
- よく「シノワロール」と間違えられる。(これはシロノワール全般に言えることだが)
- 東京ローストビーフバーガー
- マックが期間限定で出したハンバーガーだが...
- 使用しているローストビーフが切断加工した肉をつなげた成型肉なのに、ブロック肉のスライスを使っているように不当表示したとして問題に。
- つまり上に書いてあるシロノワールプリンとほぼ同じ理由。
- とろ~り3種のチーズ牛丼
- 説明不要。
- なぜざんねんなのかはこれを見ればわかるはず(最も、このページを読んでいる人は殆ど知っているだろうが)。
- バードカフェ謹製おせち
- 商品がグルーポンから売り出された際、写真の見栄えが良くグルーポンの共同購入クーポンの影響もあって注文した人が多かった。
- 当初は「100セット限定」にするはずだったが、マネージャーが勝手に400セット追加し、500セットにしてしまったせいで調理が追いつかなくなってしまった。
- しかし実際のおせちの中身はスカスカで食材は傷んでおり、製造業者のバードカフェのみならず販売業者のグルーポンにも批判が殺到した。
- 数の子の下処理がされてないなど、味もイマイチだったらしい。
- 結果、バードカフェは休業し、グルーポンは同じクーポンサイトのボンパレに抜かれてしまった。
- 甘口スパを筆頭にぶっ飛んだメニューが並ぶ。そして奇食マニアが登頂を目指し通うという。たまに一見さんが怖いもの見たさで挑み、遭難する。
- とくに不用意に頼んだらざんねんなことになりそうなメニューを挙げると・・・
- 小倉丼。裏メニューなので一見さんが注文することはないが、いちご味のご飯にたっぷりのあんこが乗っているというテキストだけでヤバイ雰囲気を醸し出すメニュー。
- マンゴースペシャル辛口。マウンテンのかき氷はとにかくでかいことで有名で様々なフレーバーが存在するのだがそんな中でも有名なのが、これ。普通にマンゴーと思いきやスパイシーな辛さが襲い掛かる代物。アイスクリーム頭痛と激辛の痛みのダブルパンチが登頂者を苦しめる。
- 鍋スパ。土鍋でぐつぐつ煮込まれたスパゲティ。とにかく麺の量が多いうえに時間をかけるとのびてしまう、漬けだれも徐々に薄まり最後はゆでた麺そのまま貪る状態になるのも辛い。
- 念の為言っておくと、オムハンライスを筆頭に普通のメニューもある。だがそれ以上にぶっ飛んでるメニューが多すぎるので…。
- 6属性カラフルドリンク水属性
- ゲーム「グランブルーファンタジー」のコラボカフェとして出されたメニュー。
- このドリンクは本来ノンアルコールだが、手違いでアルコール度数40度のブルーキュラソーを使用していたことが発覚。
- そのため体長不良を訴える客が続出。運営は公式サイトに謝罪文を載せ、ドリンクも販売中止に追い込まれた。
その他
- サルサ(カゴメ)
- サルサはスペイン語で、ソースの意味。ところが、カゴメはスペイン語では、×××××という意味になってしまう。せっかくのスペイン語の商品名が台無しではないか。
- 興亜建国パン
- 日中戦争さなかの昭和15年に節米のために考案されたパンだがとにかく味が悪かった。
- 小麦粉のほか魚粉、くず野菜、砂糖なども入れ栄養価を高めた代物だったが味だけはどうにもできなかった模様。
- 連続テレビ小説『ごちそうさん』でもまずさをネタにされるためだけに登場していた。
- もちろん終戦間際や直後の壮絶な食糧難の際に復活することもなかった。
一般
- アイスティー
- 某AVのせいで「ホモの飲み物」という図式が成り立ってしまった。
- あまりにも不味いことで有名。
- まともな料理が朝食や飲み物(紅茶やウイスキー等)位しかない。
- ういろう
- 元々は小田原の名物だったが、今では名古屋の方が有名になってしまった。
- 山口のものはさらに知名度が低い。
- エナジードリンク
- 世界レベルで飲んじゃいけませんアナウンスされまくるのはある意味快挙?
- 国によってはCM禁止と決められたりまでする。
- エビの尻尾
- 食べている人も結構いるとは思うが、実はゴキブリの羽と同じ成分のキチン質が存在する。
- 別に食べても問題は無いが、食べ過ぎると健康面ではあまり良くないと話がある。
- そもそもエビ自体が甲殻類であり、ダンゴムシと仲間でありカニも同じ。但し、ダンゴムシは昔は非常食として食われてたらしく現在でも漢方薬として利用されているらしい。
- エビの身は大丈夫だが殻にはアレルギーが出る…ので食べられないという人も多い。
- 恵方巻
- 関西地方において節分に食べる風習であり、90年代後半からはセブンイレブンを中心に全国展開されていく。
- 最初にキャンペーンを始めたセブンイレブンは本場関西ではなくなぜか広島の店舗だった。
- 2010年代に入ると過剰生産により売れ残りと大量廃棄が問題となった。これは近年農林水産省からも各企業へ通達を受けるほどに。
- カカオ90%以上のチョコレート
- コーヒーが甘く感じる…とまで評される強烈な苦さを誇る。「薬だと思って喰え」「騙すから喰え」「チョコレートの匂いがするだけのナニカ」というレベル。
- 一応この手の商品が10年以上絶滅しないという事は需要はどこかにある…らしい。多分抗酸化作用のあるポリフェノール目当てで。
- 一応86%あたりまでは「甘いのが苦手でも食べれるスーパービターチョコ」に収まっている。あと4%に超えてはいけないボーダーラインがある模様。
- ガルム
- 古代ローマの料理に欠かせない魚醤だったが帝国の崩壊とともに製造法が失われてしまった。
- ギリシャ・ローマの文化が見直されたルネサンス期にも復元できず。
- 古代技術の保管庫だったイスラム圏にも作り方が伝わっていなかったらしい。
- これがないせいで現代においてローマ料理を再現することは困難。
- ギリシャ・ローマの文化が見直されたルネサンス期にも復元できず。
- 原料の魚の内臓を発酵させる際に凄まじい悪臭が漂ったという。
- そのせいで工房を都市内に置くことができなかった。
- 牛レバ刺し
- 牛肉に含まれている大腸菌(加熱すれば殺菌される)で食中毒が続出したため2012年から、生食用レバーの販売・提供は禁止になった。
- クッパ
- 食べ物より、著名アクションゲームのラスボスの方が有名になってしまった。
- 実際マリオのクッパの由来はこれのことである。
- こんにゃくゼリー
- 弾力性があり、かむ力が弱い人が食べるとのどに詰まらせて死ぬケースがある。
- 結果、海外では禁止のところも。日本国内でも一時期禁止すべきという意見があった。
- こんにゃくゼリーよりも餅の方が遥かに多い人数を葬っているため、こんにゃくゼリーよりも餅を禁止するべきだ…など、ネット上ではこんにゃくゼリーよりも危険なものを禁止しよう大喜利になった。
- 結果、海外では禁止のところも。日本国内でも一時期禁止すべきという意見があった。
- サルミアッキ
- 非常に食べにくい上に不味い。噛んではいけない。
- 塩化アンモニウム入り。
- 40%のウオッカにサルミアッキを混ぜると甘みが増して非常に飲みやすくなるようだ。しかし飲みすぎて依存症になる恐れが強い。
- どーしても「アルミサッキ」と読み間違えられる。
- シュールストレミング
- 中世ヨーロッパではニシンの塩漬けは保存食として重宝されていました。しかし北欧のスウェーデンでは日照時間の関係で製塩が盛んではなく塩は貴重品でした。
- そこで塩の節約のために薄い塩水でひたすらにニシンを漬け込みました。腐ることは防げましたが、発酵は防げませんでした。それでもこの時代の人にとって大事な栄養食でした。
- 現代になり今度は缶詰に塩漬けのニシンを入れて缶の中でひたすら発酵させました。通常は滅菌処理とかしますがそんなことしません。結果缶詰がパンパンに膨らむほどに発酵しました。
- そのため日本では缶詰扱いされておりません。そして空輸もできず船舶輸入頼りになるため注文しても届く頃には中身が無くなっていることも珍しくない。
- 25年間放置してあったシュールストレミングの缶詰が見つかったときは爆発物処理班などが出動し開封に当たった。中は発酵が進み切って液体と化していた。
- スパークリングコーヒー
- 何故か定期的に新商品として発売されて、あまりにもマズさで一瞬で生産が打ち切られる。
- 前回なぜ売れなかったのか…を覚えてる人が居ないんだろうか。
- スパゲティの缶詰
- ドイツに実在する代物だがゆでた後のスパゲティをスープとともに缶に入れてあるためすっかり伸び切っている。
- もはやアルデンテなどはるかにかけ離れた歯ごたえが一切ない状態。
- 素麺
- お中元でたくさん届くため、ダブつきがち。
- ただし素麺は盆棚のお供え物としてなくてはならないものなので一概に残念とは言いがたい。
- 料理のレパートリーを思いつかない人にとっては単調になりがちで残念このうえない。
- 某漫画で「つまらない食べ物」と揶揄された。
- 醍醐
- 古代の日本で製造されていた乳製品だが酪農の衰退とともに製法が完全に失われてしまった。
- とても美味なことを表す「醍醐味」という言葉があるくらいなので復元できれば国内外のグルメが飛びつくのは必至。
- 復元しようという試みも各所で見られるがそれぞれ全く見解が異なり実像に迫れない。
- タピオカ
- 集合体恐怖症にとっては気持ち悪く飲めない人もいる
- あまり吸い込み過ぎると喉に詰まる場合もあるので気を付けよう。
- 中国のとある少女は噛まずに飲み込んだため大量の未消化のタピオカが腸に詰まって緊急入院したらしいです。
- インスタ映えの道具の為に飲み残す人もいる。
- 某アニメで「タピオカ買って写真撮ったら捨てるんだろ」と揶揄されたことも。
- 意外とカロリーが高いため、ダイエットしている人にはお勧めできないといわれている。
- タピオカミルクティー1つだけでもとんこつラーメン1杯分のカロリーがあるといわれている。
- 本来のタピオカは白色だが見栄えをよくするためにカラメル色素などを使って、黒くしている。
- このタピオカをすり替えてタイヤにした物を売ってしまうと言う事件が起きた事がある。「タピオカとタイヤの区別くらいつくわ」と思うかもしれないが上記のように黒くしているため。ミルクティーに入れるだけで割とタピオカと騙せてしまう。
- もちろん消化不良になる。
- 日本国内で何度もブームになるが、その後景気が悪化してブームも終わると言うジンクスが出来上がっている。
- バブル崩壊、リーマンショック、そしてコロナショック。
- ホンオフェ
- 韓国が世界に誇る激臭食品。
- エイの切り身を発酵させたアンモニア臭が漂う恐るべき水産加工品である。
- これを食べているときに深呼吸をするとアンモニアが体内を逆流し死にかけることすらあるという。
- 産地の全羅道では葬儀の時に食べる催涙ガスとして出される。
- みりん梅酒
- 梅を本みりんに漬け込むことでお手軽に梅酒ができ、飲みやすくて食前酒としてちょうどいい・・・のだが、
- 実はこの方法で梅酒を造ると酒税法に引っかかってしまうのだ。アルコール度数の低いみりんで造ると酵母菌を殺菌し切ることが出来ず、結果的にもとのみりんより度数の高い梅酒を造れる可能性が出てくる。
- 他にも雑菌が紛れて風味が劣化するといった影響もあるため、許可を得た酒造業者以外の一般の人がみりんで梅酒を造ることは違反となってしまう。
- という訳で梅酒を造りたければ果実酒用の蒸留酒(度数20以上)と氷砂糖を使用しましょう。もちろん他人に売るようなことはしないように。
- 一応梅酒用に度数を高めたみりんというのも存在する。(酒税法ではリキュール扱い)
- という訳で梅酒を造りたければ果実酒用の蒸留酒(度数20以上)と氷砂糖を使用しましょう。もちろん他人に売るようなことはしないように。
- 他にも雑菌が紛れて風味が劣化するといった影響もあるため、許可を得た酒造業者以外の一般の人がみりんで梅酒を造ることは違反となってしまう。
- そんなみりん梅酒をよりによってNHKは「きょうの料理」で紹介してしまう。当然苦情が殺到し後日謝罪の放送を行った。
- また、同じように度数の低い白ワインを使った梅酒レシピを朝日新聞が紹介。後日訂正記事を出した。
- 法律上どんな扱いになるかはこちらの動画に詳しい。
- ワカメ
- 日本では味噌汁の具や酢の物など数々の料理に使われている。
- 一方で海外では船のバランスをとるためのバラスト水にワカメの胞子が入り、バラスト水を排出する際にその胞子も一緒に排出されてその結果異常繁殖をして嫌われている。
- このため侵略的外来種のワースト100に入っている。
- MRE
- アメリカ軍が誇る「食べ物のような何か」。
- 「Meal, Ready-to-Eat(すぐに食べられる食べ物)」の略なのだが、そのマズさから「Meals Rejected by Everyone(誰からも拒否される食べ物)」「Meal, Ready to Excrete(すぐ排泄される=お腹を壊す食べ物)」「Materials Resembling Edibles(食べ物のような何か)」とその3文字をどれだけ酷い文言に出来るか大喜利と化している。
- 挙句の果てに1980年代に食料不足に苦しんでいたエチオピア人ですら拒絶する食物(Meals Rejected by Ethiopians)とか言われる始末。
- だんだん改良されて、今ではそれなりの食べ物にはなっているらしい。が、その味の大雑把っぷりはアメリカナイズなので日本人にはあまり合わないとかなんとか。
- なお、在日米軍基地やオークションなどで手に入れることはできるが、賞味期限の過ぎた「コレクション用」がほとんどなので食べると文字通りExcreteする危険性があるのでご注意を。
- もっとも、「並の非常食より高い」「まずい」「新鮮なのが手に入らない=賞味期限切れしか渡らない」の3要素のせいに加え、民間人が容易に手に入れられるものではないので、そういう意味では残念ともいいきれないかも。
- 日本では「防災食」として、自衛隊に卸している業者が民生品として販売しているので、賞味期限がちゃんとあるやつを入手可能。