近畿自動車道・西名阪自動車道
近畿自動車道(広義)の噂
- 近畿自動車道の名前は広範囲に及ぶのだが、この名前で呼ばれているのは大阪府内のごく一部のみ。
- 法令的には名神と中国道と山陽道と北陸道以外の関西エリアのNEXCO管理の高速自動車国道に与えられたもの・・・らしい。
- 法定路線名が近畿自動車道○○線という路線がたくさんあり、それぞれが異なる営業路線名で呼ばれている。
- しかも法定路線名と営業路線名は一対一で対応してすらいない。
- 播磨道・鳥取道・関空道も広義の近畿自動車道ではない(代わりに名古屋第二環状道の3分の2が近畿自動車道の一部)。広義の近畿自動車道の総延長はE4東北道よりも遥かに長い1000km(東京~山口くらい)。
- 整理すれば、名古屋神戸線(名二環の名古屋IC~上社~飛島・伊勢湾岸道の飛島以西・新名神)、敦賀線(舞鶴若狭道)、名古屋伊勢線(東名阪道・伊勢道)、吹田天理線(近畿道・西名阪道)、紀勢線(阪和道・近畿道)の5路線から成り立つ。
- 本項では吹田天理線を述べる。
近畿自動車道吹田天理線の噂
- 大阪府吹田市は名神・中国道の吹田JCTを起点とし、奈良県天理市の天理ICまでを結ぶ高速自動車国道。
- 直結する名阪国道とともに国道25号のバイパスとして建設された。
- 名阪国道経由で東名阪自動車道と接続。
- いつになったらくっつくことやら。
- 名阪国道も無料の自動車専用道路扱いだからつながっていない訳ではない。
- そう、これが完成形。無料区間があるからこうなってるだけ。
近畿自動車道
- 1970~1989年に開通。
- 大阪府内しか通らないのに近畿自動車道という大層な名前。
- 吹田天理線のうち吹田JCT~松原JCTと松原支線は当初から高速自動車国道として開通。松原支線は松原JCT~松原ICまで、阪和道と接続。
- 性質を見ると、「別に阪神高速でもエエやん」と思ってしまう。道路の規格が違うんだろうけど。
- その割に、都市高速を走る速度とはかけ離れる猛速度で、和泉、和歌山ナンバーが車間距離を詰めて追い越し車線を暴走する。
- 堺ナンバーは近畿道の斬り込み隊長。乙
- 首都圏や中京圏風に言えば「大阪中環自動車道」といったところ。
- 「新幹線高架下」が渋滞の先頭スポット
- 北行きは午前7時前から門真インターチェンジから渋滞、南行きは新幹線高架下から渋滞
- 東大阪のミドリ電化が目立ちすぎ。
- 摂津北・南は摂津市民には使いづらい。
- 吹田から関空までの料金所が非常に多い。
- たったの4箇所じゃないか(吹田・岸和田本線・泉佐野本線・関空)
- 確かに、距離の割には多い。
- これでも減ったのだから文句言わない。特に近畿茨木本線がなくなったのは大きかった。
- 確かに、距離の割には多い。
- たったの4箇所じゃないか(吹田・岸和田本線・泉佐野本線・関空)
- ランディ・バースが、関西では健在なことを確認できる。
- 吹田~茨木本線料金所跡まで路肩がない。
- 最高速度が60kmになってる。
- でもだいたいの車が100kmくらい出とるけどな。
- 1970年の開通当初、JR京都線を跨ぐ所は中環と仕切りがなかった。
- 最高速度が60kmになってる。
- 高速道路ナンバリングはE26。阪和道が国道26号と並走するから。
- 法定上は西名阪道と同じ天理吹田線であり御堂筋が国道25号となっている例からE25にすべきはずだが。
- 近畿道のインター番号は吹田JCTから順(E26/E42阪和道の南紀田辺ICへ続く)になっているが、高速自動車国道法によれば吹田JCTはあくまでも終点であり正式な近畿道の起点は意外にもここ。起点も終点も転勤族に人気のニュータウンという共通点がある。
- 起点も終点も過去に万博が開催された会場の近く同士なのも。
- 2019年、タダ乗り区間が消滅。
西名阪自動車道
- 奈良県唯一の高速自動車国道だが、1968年(昭和43年)に開通した当初はJHが管理の一般国道25号バイパス(西名阪道路)だった。1977年4月に高速自動車国道へ昇格。
- 香芝インター付近は、奈良県随一のホテル街。
- 西行きも東行きも柏原料金所以西で、関西の運転の荒さを体感できる。関西のドライバーの人格が出るのはこの辺り。阪神高速14号松原線へなにわ、和泉、奈良ナンバーがものすごい速度で突っ切って行く。
- 「大阪はあと少し」って慌てるアホが多い。そして松原の分岐での空気を読めず、前の車にぶつかる馬鹿も存在する。
- その大半が奈良ナンバー車。
- 柏原料金所は競馬のゲートみたいなもん。こっから松原に向けて、各車一斉にスピードを上げていく。多分片側3車線に車線が増えるのがデカいんだろう。
- 名神や新名神が雪のときは、代替ルートのひとつになる。
- 新名神開通で少しは交通量は減ったが、それでも運転の荒いトラックが多く通る。早いというより「安い」から。
- 舗装がガタガタ・・・ほんまにリフレッシュ工事真面目にやってんのか?
- ガタが来るほど、交通量が多いということ。裏を返せば老朽化していて、そういった工事で何とかしているともいえる。
- 郡山~天理間の400円はかなり割高だと思う。
- そのため、名古屋~奈良県南部方面に行く人は天理インターから西名阪沿いに西に進み、天理市喜殿町から国道24号南六条町方面に抜ける。夜中はこの狭い市道を100キロで走る奴も多数。
- 京奈和道のJCT経由の場合は郡山下ツ道JCTから天理まで260円というETC専用特定料金ができたが、郡山ICからは従来通りなので少し不公平。
- なんで大和郡山JCTにしなかったのかという素朴な疑問が湧いてくる件。
- 特定料金とは言うものの、たったあんだけの距離しかないのに260円ってのも大概やで。
- 大和まほろばスマートICの最初の開通時は天理料金所までの入出路を作っただけだったので、「関西初」のスマートICとは言いがたかった。
- 今はETCアンテナ装備の大阪方向の出入口もあるのでスマートICと言えるが、実質的な「関西初」のスマートICは湖東三山スマートICであると言える。
- 事実、湖東三山スマートICのサイト(愛荘町のサイト内)では「近畿2府4県初のスマートIC」を謳っていた。
- 今はETCアンテナ装備の大阪方向の出入口もあるのでスマートICと言えるが、実質的な「関西初」のスマートICは湖東三山スマートICであると言える。
- 開通から半世紀近くなり導入された高速道路ナンバリングは名阪国道とともにE25が割り当てられた。
- E8北陸道同様にインター番号は上りと下りが逆転している。このため、近畿道も同様。
- 松原JCTは開通当初は松原IC(初代)であり、主要府道中央環状線に直結していた。1981年の阪神高速14号松原線開通時もだったが、1989年の近畿道八尾IC~阪和道美原北IC間開通を機にJCT化され、中環池田方面は近畿道長原IC、中環堺方面は(2代目)松原ICを利用することになった。