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==[[アメリカ軍|アメリカ]]の戦闘機の噂==
*新規追加はおおむね学校で習う順(小学校~大学の順)でお願いします。
==小学校==
===足し算===
#鬼門は「5+6=11」のような繰り上がりの足し算。
#*電卓を使えば…といってはならない。電卓がないときに備えて筆算が、筆記具がないときに備えて暗算ができなくてはならない。
#*指を使えばおk。
#1+1=田んぼの田である。
#*“+”の文字も使っている時点で足し算を示すものがなくなってしまうのはどういうことだ。「1+“+”+1+“=”=」とすべきじゃ無いのか。
#**中学以降の掛け算なのかもしれない。
#交換・結合・分配法則が成り立つ。
#*数学の言葉を使えば、実数、複素数は足し算に対して「可換群」をなしている。
#寄せ算、とも言うがよほどの年配者しか使わない。
#*本来は、足し算は序数についての概念で寄せ算は基数についての概念、という違いはあるがどうでもいい話だ。
#小1の教科書では「あわせていくつ」「ふえるといくつ」の2種類に分けて説明されているが、違いを気にする人は教師にも児童にもほとんどいない。


=== F-104 ===
===引き算===
#直線番長。まっすぐ飛ぶだけなら今でもけっこういける。
#鬼門は「11-6=5」→「隣から借りる」という概念を用いた、繰り下がりの引き算。
#日本でも採用され、「栄光」「マルヨン」の愛称で呼ばれた。
#*教える際に言葉を選ばないと、[http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E7%B9%B0%E3%82%8A%E4%B8%8B%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E5%BC%95%E3%81%8D%E7%AE%97%E3%81%AE10%E6%9C%AA%E8%BF%94%E5%8D%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6 繰り下がりのある引き算の10未返却事件]が発生する。
#*その細身のシルエットと、日本で生産を行ったのが三菱重工だったので、「三菱鉛筆」の別名もあった。
#足し算の逆演算。
#実は、日本製の機体が台湾に流れている(退役してアメリカに返却した機体を台湾に再供与した)。
#対地攻撃用に転用していたキ○ガイじみた国もあった。


===F-117===
===掛け算===
#Fがついているものの、どう見てもドッグファイトには向いてない。
#9×9までは意地でも暗記させられる。
#*というかアメリカ側も攻撃機として作るつもりだった。
#*一番楽なのは1の段…のはずなのだが、何故か教科書では5の段が最初に載っている。
#*もちろんアフターバーナーなんて付いてない。
#**一番楽なのに、一番最後だったような記憶。
#*一応サイドワインダーは装備している、使ったことは一度もないが…。
#***「一番楽=やる意味・理由がない」ってことでは。
#[[爆撃機#B-2|B-2]]に比べてゴツいのは当時のコンピューターの性能が悪かったため。
#*鬼門は確実に7の段。
#世界初の実用ステルス機であると同時に、世界初の撃墜されたステルス機でもある。
#**子供の頃読んだ漫画では、この辺の九九の暗記で分配法則を使っているのを見た。3の段と4の段を覚えて合算せよと(7×9=3×9+4×9とか)。
#一時期他国へ輸出する話もあったが、技術流出防止のため中止された。
#*[[インド]]だと20の段まで暗記させられるらしい。
#2008年4月、全機退役。
#**一時期「インド式計算」としてその手の暗記方法が流行った。
#*平安貴族はエリートであることをひけらかすため難しい9の段から唱えていたらしい。
#**「九九」という名称はそれにちなむ。
#**9の段は十の桁と一の桁の合算が9になるとか、色々特徴があるので覚えやすい。
#***覚えにくいといわれる7の段も、一の位が3の段の裏返しだと気づくとスピード暗算などで楽になる。
#オタクになると「×」の使い方が色んな意味で変わる。
#*武田信玄×高坂弾正、織田信長×森蘭丸、徳川家康×井伊直政
#*百合や薔薇と関係が深い
#「足し算」よりもっと前向きな意味で使われる言葉。
#*ただし掛けるものが1以上でないと逆効果になってしまう。
#*負同士を掛けると正になるという意味でプラスな意味を強調するときにも用いられる
#交換・結合・分配法則が成り立つ。
#*ただし行列式とか例外もある
#*でも掛け算の順番で大論争に発展する(2.の意味でなく)


===F-4===
===割り算===
#愛称ファントムII。世界で5000機以上が運用された。
#1÷0=0ではないのは有名。
#いい加減、自衛隊のやつを引退させてやってください。
#*1÷3×3≠1である事も有名。
#*2007年11月現在、日本で即応体制にあるのはこの機体のみ(F-2に加えてF-15も飛行停止中)。
#**そうじゃなくて0.9999…が差がないから1と等しいだけ、ってこと。
#**無事にF-15とF-2は飛行再開。F-4爺ちゃんは安心。
#**電卓が表示する値と実際の計算結果が異なるせいで、しばしば小学生の間で勘違いが広まる。
#ミサイル万能論の時代に開発されたため、初期型は機銃を搭載していなかった。ベトナムではソ連のミグに苦戦することになる。
#*0がいくらでも取り出せるんだから、1÷0=「∞」ってのは駄目なのか?
#*でも元々艦載機だったから同じ時期の空軍機より運動性はマシ
#**それが正解になる分野もある。ただし「'''±'''∞」となりうることに注意。もちろん、高校までの範囲では「解なし」のみが正解。
#何だかんだ言われつつも改良に改良を重ねてまだまだ現役。
#*今の小学生ってゼロ除算も最初から習うんだっけ?
#**「0で割ってはいけません」とだけ習う。
#小数点同士の割り算は案外厄介。
#*小数を分数に変換するとかなり簡単になるが、分母と分子が大きくなるのでとてもめんどくさい。
#*両辺に10の乗数を掛けて整数同士にするのが普通だと思う(25.6/0.08=2560/8=320とか)
#*特に厄介なのが余りを出させる場合。
#掛け算(×でなく*)もそうだが、コンピュータ上では除算記号(÷)を使わず/で表現するため分数と紛らわしくなる。分数を約分せよという趣旨になるか。
#*海外では除算記号が無い国も多いから共通化には役だったとも言える
#*ほぼ等しい(≒)を始めてみたとき、何かの特殊な割り算かなあ、と思った。


===F-14===
===筆算===
#可変翼が素敵な戦闘機。
#2桁以上の計算になるとこれのお世話になることがしばしば。
#*でも、メンテナンス性が悪いので米海軍では既に引退。
#引き算の筆算で繰り下がりの処理に困るのはおそらく誰もが通る道。
#*愛称はトムキャット。
#割り算だと国によって筆算の形がかなり異なる。
#日本では'''航空'''自衛隊が購入を検討したが、F-15を買ってしまった。
#*艦載機なのに。
#ヴァルキリー(マクロス)のモデル。
#映画「トップガン」で一躍有名に。
#*自分のTACネームを“MARVERIC”と“GOOSE”に変えるF-14パイロットもいた。おめーら艦載機乗りのプライドってもんが……。
#**「The Final Countdown」も思い出してあげて下さい。
#カメラを搭載して偵察に使われたこともある。その名も「ピーピング・トム」
#アメリカ以外でこの飛行機を使っている国はなんと、イラン。革命前に輸出されたもの。
#*しかも今もって現役。ペルシャ猫の方が正直迷彩がいい。
#「トムキャット」の意味は「オス猫」。えらい可愛らしい名前である。
#最新鋭機として登場した頃の航空ショーで、F-14の製造元のグラマン社とF-15の製造元マクダネル・ダグラス社が、「ウチの方が強いぞ!」と大人気ない争いをしたことがある。
#ミッキーサイモンの愛機。
#自分のミサイルに撃墜された経験あり。もちろん世界でこいつだけ。


=== F-15 ===
===分数===
#MiG-25に恐怖を感じたアメリカがコスト度外視で制空戦闘機を作ったところ、最強の制空戦闘機ができてしまった。
#何故ほとんど使わない帯分数なんかを覚える必要があるんだろうか。
#*そして最強の制空戦闘機をマルチロールファイター化したところ、最強の戦闘爆撃機ができてしまった。
#*高校になって掛け算を省略するとき、帯分数なのか掛け算なのか分からなくて困る。
#**おかげでA-10やF-111といった、攻撃機としては決して低性能でない機体までも必要性がなくなってしまった。
#小2あたりに1/2+1/3とかを解かせて困惑する姿を見せる意地悪な奴がたまにいる。
#**A-10は生き残ってるよ!
#*「いくつ分の」の概念が分かっていないと、「2等分した1つと3等分した1つを合わせて、5等分した2つ=2/5」という答えにたどり着いてしまう。
#*ちなみに、ソ連がMig-25を作ったのはXB-70に恐怖を感じたから。
#分数の割り算をするには、分母と分子を入れ替える、“逆数”の概念を理解しないと厄介。
#片翼が吹っ飛んでも無事に帰還したことがある。
#*「分数の割り算は逆数をかける」としか教えない先生が多すぎ。「a/b × b/a = 1」の概念をきっちり教えるべき。
#120億以上するこの機体をマンホールに落としてしまった[[韓国|国]]がある。
#**[[ジブリファン|おもひでぽろぽろ]]にそんな話があった気が。
#*これにより愛称が「マンホール」になった。
#**一回で2/3リットルすくえるオケで3/2回(=1回と半分)水をくんだら1リットル分になる、→逆数は1リットルくむために必要な回数 て考えれば理解でき、、ないかな?
#*「F-15もマンホールに落ちる」という諺はここから生まれた。
#**「いかに最強の戦闘機でも、時には失敗する」という例えである。
#***「猫に小判」の同義語じゃなくて?
#****「いかに最強の戦闘機でも持つ国によっては何の役にも立たない」か…
#*愛称は「スラムイーグル」 スラム街(slum)ではなく、打撃を加える・叩きつける(slam)の意味(バスケの“スラムダンク”と同じ)。
#**なのだが、コードネーム(F-15K)と導入国のイメージから、一部で「キムチイーグル」と呼ばれている。
#*選定時の候補にはロシアのSu-35もあったが、いちおう同盟国のアメリカが「お前それはないだろう!」ということでF-15に決まったらしい。
#*かなり確度の低い噂だが、[[韓国|あの国]]が「コードネームはKF-15じゃなきゃヤダヤダヤダ」と駄々こねて、「そっちで組み立てるわけでもないのにバカ言うでねえ」と拒否されたとか。
#一方、[[アメリカ]]ではパトカーがF-15に突っ込むという'''どうしてこうなったのか全く分からない事件'''が起きている。
#また、[[イギリス]]では停めてあった(米軍の)ストライクイーグルが勝手に発進し壁に突っ込むという事件も発生している。
#ついでに、[[日本]]では訓練中にF-15が僚機をサイドワインダーの誤射で撃墜してしまうという事件が発生している。
#*↑ちなみに公認情報だと“撃墜”されたF-15はこれが最初で最後(2008年現在)
#サターンロケットよりも上昇率がいい。しかし、いかに最強といえど流石に[[月]]まではいけない。
#湾岸戦争中、何故か'''対地レーザー誘導爆弾'''でヘリを撃墜したことがある。
#最大の敵はF-22、5対1でも負ける。
#*コスト面では快勝した。
#初代スタースクリーム。


=== F-16 ===
===円周率===
#一言で言ってしまうとF-15の廉価版。
#小数の計算も兼ねて小学校では3.14と教わる。
#*対地攻撃能力を持っていることが取り得である。
#*ゆとり教育では3として計算する場合があった。
#**しかしストライクイーグルの登場でますます目立たなくなってきた。
#*後述の有効数字だと3桁になる。小学生が計算する数量だと問題となる誤差が出てこない妥当な線だと思う。
#**ただし初期は(F-16A/B)時代は対地攻撃出来ないわ夜は飛べないわで悲惨な存在。
#*もちろん無理数であり、上のはおよその値である。
#価格も安く、対地対空の両方をこなせるため西側諸国のベストセラーとなった。
#暗記のための語呂合わせが、今ひとつしっくり来ない。
#*↑F-5の後継機扱いでしょ
#*π=「未定よ、以後苦に無意味…」とか「産医師、異国に向こう…」とか、いろいろあるけど。
#改良型がストライクイーグルと次期戦闘爆撃機を争い、破れている。
#*√5=「富士山麓オーム鳴く…」みたいにスラスラ入ってこない。
#[[韓国]]でノックダウン生産(現在はライセンス生産)している機体のコードはKF-16。前述のF-15Kと同じ駄々が、こちらは成功したため。
#*その語呂合わせの御蔭で日本人が暗記ランキングでは上位に入る
#改良型(Block-○○)が多すぎてマニアでも把握不能。一部コードが被ってたような…。
#小学校の頃、円周率の自乗は10になるというデマが流行ったことがある。
#あだ名が「ファイティングファルコン」とか長ったらしいのは版権問題のせい。
#*3^2=9、3.14^2=9.8596、3.1415^2=9.86902225、…と下桁数を近づけると少しずつ10に近づくので、信じていた。
#**古代インドでは実際、円周率は√10とされていたことがあったらしい。
#**π=3.14...、√10=3.16... を見ると一目瞭然。
#*物理分野で、π^2を重力加速度で近似するのはアリらしい。
#アメリカでは音楽の題材にもされている。
#無限に続く数のため記憶力を測る物差しにもなる。


=== F/A-18 ===
===割合===
#戦闘機(F)と攻撃機(A)の機能を両立した万能機らしい。
#「割合」=「比べる量」÷「基にする量」、くもわの法則。
#*最初は機体自体も微変更でF-18とA-18が分かれる予定ではあった。
#特に断りがない場合、割合の基準は1だとここで習う。この時単位はつかない。
#空軍のコンペでF-16に負けた過去を持つ・・・。
#*十分率(割)の場合は基準は10、百分率(%)の場合は基準は100。
#*当時の名前はYF-17。
#**[[鉄道ファン]]には千分率(パーミル、‰)が有名。水質検査などでは濃度表記に百万分率(ppm)が多用される。
#でも双発機だったのが幸いして海軍へ。
#***1,000,000 ppm = 1,000‰ = 100% = 10割 = 1 。
#F-14の支援機だったはずなのにF-14を駆逐という下克上を行う。
#**普通、1割=10%、1分=1%、1厘=0.1%になるが、文脈によっては1分=10%、1厘=1%になってしまうこともあるので注意。
#*でもこいつが居なければボムキャット構想も起こらなかった…。
#***「九分九厘大丈夫」とは99%の確率でOKであり、「村八分」は80%仲間はずれにすること。
#コードネームはホーネット。
#****決して、10%未満の勝率とか、92%までは仲良くしようという意味ではない。
#*スズメバチだから強そうだけどなぜ昆虫?
#***前者は「1割の1分」「1割の1厘」という意味だから、1割(10%)の1/10で1%、1割(10%)の1/100で0.1%。そういう意味では同じ意味だが、ややこしいことに変わりはない。
#**ホーネットはF-18以前は艦名(ヨークタウン級空母、エセックス級空母)だったのに航空機につけた点も気になる。
#*改良型のF/A-18E/Fは別名ライノ(犀)。こっちは動物だからまだマシ?
#**空を飛べない時点でダメかも・・・。orz
#メーカーが「これは艦載機じゃありませんよー」と小改造したホーネットを海外にセールスしようとして、海軍と訴訟沙汰になったことがある。
#*このときの訴訟費用は、ホーネットの代金に上乗せして海軍に請求されている。orz
#2007年現在米軍空母の甲板上のほとんどがこれで占拠される。
#実はコブラもどきが出来るけど誰も信じてくれない。


=== F-20 ===
===速度計算===
#某傭兵漫画のおかげで、日本で非常に知名度が高い……というより、専門家とマニアを除けば日本以外知られていない機体。愛称はタイガーシャーク。
#「距離」=「速さ」×「時間」、はじきの法則。
#性能は当時最新のF-16に劣らずだったが、「宥和」から「強いアメリカ」に変わった政治の影響を受け、試作のみで終わった悲運の機体。
#*将来数学で詰むか詰まないかの初めの関門。小学校教師も頭を悩ませる。
#そのせいで生産数3機、しかも2機墜落済み。
#*分かる人間には、木型の絵書かなくてもわかるけどね。
#世界初の超音速パイロット、チャック・イエーガーが惚れ込んでいた機体でもある。
#**「km/h」「m/s」などの組立単位の意味が分かっていれば簡単だけど、小学校の教科書には「時速○○キロメートル」って書いてるからなあ……。
#*小学校の場合は「距離」じゃなくて「道のり」で教わる。
#*自分の学校では「木曽路の法則」で習った。「距離」は「速度」と「時間」の乗算だと。


=== F-22 ===
===倍数・約数===
#F-15の後継として開発された世界最強の戦闘機。
#○の倍数は九九でいう○の段の数。なお、2の倍数は通常偶数と言われる。
#*ステルス、スーパークルーズ、STOLが自慢。
#*無限に存在する。
#イーグル5機に襲われても勝てる。
#○の約数は、1と○と、あと掛け合わせて○に出来るペア全て。
#*しかし[http://www.alert5.com/2006/04/fa-18f-guns-down-f-22a.html F-18に撃墜]されたとか。
#*約数の個数は有限であり○よりは少ない。
#機動性が高くコブラができるとさえ噂されている。
#最小公倍数、最大公約数が分かればOK。
#*強力なエンジン出力と推力偏向ノズルで無理やり機動性を高めている感じがするがな。
#*後者は実社会では玉虫色という意味で使われる事が多い。
#*つうか実際やった。
#*「最大公倍数」「最小公約数」と間違えないように注意。前者は存在せず(倍数が無限に存在するため)、後者は常に1だから求める意味がない。
#愛称はラプター(猛禽類)。強そうだ。
#*「航空支配戦闘機」という専用の分類名も持っている。アメリカの自信のほどが窺える。
#日本は信用ならないということで売ってもらえない。orz
#*一応、海外輸出はすべて禁止という建前。日本の信用度が下がったのが一因なのは確かだが……。orz
#*輸出が認められてもライセンス生産は厳しいだろう。技術の継承が心配……。
#*それに対し日本は「だったら、ユーロファイター買っちゃうもん!」と言い出した。
#**日本での改修やライセンス生産も含めた、かなり踏み込んだ内容で交渉中。
#*独自開発もするかもしれない。
#**試作機が公開されたがよく見るとF-15に似ている。
#実写版スタースクリーム。
#高価→購入数減→さらに高価に→購入減→・・・のスパイラルを辿っていった。
#*平成の零戦にそっくり。
#*まさにデフレスパイラル(違う)
#気付かれないうちに敵を見つけ、気付かれない距離から一方的にぶん殴って一方的に勝つ、が基本的な戦い方。こう書くと卑怯なようだが、戦争は卑怯上等。
#ステルス性能はかなり高い。F-15との戦闘のとき、F-22を目視できるのにレーダーに映らなかったというくらいのレベル。同じステルス戦闘機F-117は近くで見ることさえ禁止だか、F-22は近くで見ても全く問題ないというほどの自信作。しかし、ステルス性能に関しては試作し最後まで選考に残っていたYF-23の方が高かったらしい・・・。
#*YF-23はほとんどの面でF-22を上回っていたらしいが、整備性や汎用性でF-22を選んだらしい。F-14とF/A-18の関係に似ているかも。
#**推力偏向ノズルがどうしても欲しかったという噂も・・・
#無塗装の機体は意外にもカラフル。
#F-22からF/A-22に改名したが、またF-22に再改名。何がしたかったのだろう。
#実物の写真を見てもCGに見えてしまう。


=== F-35 ===
===時計算===
#安い、ステルス、艦載能力or垂直離着陸等の能力を持つ優秀なマルチロールファイターである。
#針が重なるだの90度になるだのを計算する。
#空軍はF-16の、海軍はF-18の後継機的な存在である。
#何故か答えは必ずX時n/11分になる。おかげで実際に時計で見てみてもn/11分がどのタイミングなのかさっぱり分からない。
#*空軍のF-16とA-10、海軍のF-18、海兵隊と英軍のハリアー、以上すべての機体の後継を一機種でまかなうという非常に野心的な機体。
#*長針が毎分6度、短針が毎分0.5度移動するため動く度数の差が5.5度(11/2)になるから。
#**ツインエンジン主義のアメリカ海軍が折れたのが奇跡。
#「時そば」もこれに含まれるのか?
#複数の国で購入するという規模の経済を利用することにより低価格化を実現した。
#*F-22一機分のお値段で三機買えるらしい。
#*決定済みで3000機、需要しだいでは5000機以上製造という一大プロジェクト。
#**上手くいけばF-4以来の世界標準機になれるかも。
#*日本の軽量化技術目当てで共同開発を打診するも華麗にスルー。
#**仕様が日本の防空事情に合致しないから当然だわな。
#***仕様云々以前に開発遅れでF-4の退役に間に合わないよ・・・。
#****ここにきて[[#f-X|F-X]]に入るとか入らないとか。
#****でも、噂の出所がアメリカ高官だからどこまで本当か怪しいけど。
#F-35とF-22の関係はF-16とF-15の関係に似ている。
#VTOLを持つが兵器を積みすぎると離陸できなくなる。
#*VTOLのギミックは一見の価値あり。
#**ノズルがいろいろと連想させられる。
#*実はVTOLエンジンのノウハウはロシアから購入したもの。
#最近、完成が怪しくなってきたとの情報が……。
#外見はあまり評判がよろしくない。
#イギリス海軍も採用予定。
#*新型空母「クイーンエリザベス」に搭載するつもりらしい。


==[[ソビエト|ソ連]]・[[ロシア]]の戦闘機の噂==
===鶴亀算===
=== Su-27 ===
#中学受験生御用達。
#西側のF-15やF-14に対抗する目的で[[ソビエト|旧ソ連]]が開発した戦闘機。性能、発展性、生産数、売れ行き、いずれも東側最高の機体と言ってよい。
#*後からやると逆にすげーって思う。
#特徴は強烈な機動性能。コブラ、フック、クルビットといった数々のマニューバーで西側の度肝を抜いた。
#*プログラミングをすると、式を一般化するのに苦労する。
#*そのせいで無知な戦闘機ヲタから「最強はこいつだろ!」の声が上がる。しかしステルス性能皆無なのでF-15同様F-22に駆逐される運命。
#*x、yで解いた方が早いもんね。
#ロシアになってからは東西問わず売り込みに積極的。
#中学で1次連立方程式を覚えると、小学時代の計算方法は一瞬で無意味となる。
#*[[人民解放軍|中国]]に最初に売ったときは、ギョーザ、北京ダック、春巻などの食料品との物々交換だった(本当)。
#*「和差算」や「消去算」も同様。
#*日本にも「アグレッサー(仮想敵)部隊用にいかがだす?」と売り込んでいるそうな。
#*[[アメリカ]]の一声でオシャカになったとか
#戦闘機から戦闘爆撃機に発展したこともF-15と似ている。
#*戦闘爆撃機の最上級グレードは、リクライニングシートにトイレ、食事を暖める電子レンジまで付いた豪華版である。
#パリ航空ショーに参加したSu-27が、「前にあんさんの国に売ったモンの代金が未払いなんじゃがね」という理由で、[[スイス]]の商社に差し押さえられそうになったことがある。
#*本当に差し押さえられる前にロシアに逃げ帰ったそうな。
#搭載されてる脱出シートのすばらしさを民間人100人以上ぶっ殺して証明した悪役。


=== Mig-21 ===
===ねずみ算===
#同時代のF-4が西側の標準機なら、こちらは東側の標準機。生産数は10000機を超える。
#たいていは実際の計算というよりは、アホみたいに数が増えていく例えとして使われる。
#*西側コードは“Fishbed”だが、“ウナギの寝床”と意訳すると意外にイメージが合う。
#元はネズミが子だくさんで短期間に繁殖することからつけられた名前。
#運用開始が1959年なので、まもなく現役50周年。今後も現役!
#ざっくり言えば累乗または複利計算。
#シンプルで頑丈な機体に強力なエンジンを積んで性能を出すという、いかにもソ連らしい設計思想。
#*子ネズミが成長して孫ネズミを産むときに、親ネズミも一緒に子ネズミ産み、さらに孫ネズミがひ孫ネズミを産むときにも親ネズミもさらに子ネズミを産む、みたいなことになっていることがあるが、親ネズミは一体 いつ死ぬ設定なんだろう。
#*なにしろ、品質管理が雑なソ連の規格で製造されて、露天で駐機していても普通に運用できたほどである。
#**フィボナッチ数のことだったら'''不死'''。
#*高性能だが維持に手間のかかる機体を引退させて、Mig-21を使い続けている国もある。
#この原理を応用して、会員制で物品の販売をやり、子ネズミ、もとい、子会員が購入したときに一定の手数料を取る制度にすれば子会員が孫会員を、孫会員がひ孫会員を… と増やしていけば凄く儲かる、という仕組みがよくつくられて社会問題化する。
#*「一方ロシアは鉛筆を使った」……なるほど、Mig-21はどことなく鉛筆にも似ている。
#*最近ではネズミ講ではなくマルチ商法というが、どんな名前であれ ダメ、絶対。
#たくさん作られて多くの国で使われているのに、映画などではいい役のまわって来たためしが無い。
#*[[アルバニア]]では国単位で経済が大変なことになる原因となった。
#歴史上では[[もしあの人物が大河ドラマの主人公になるとしたら/戦国・安土桃山時代#曽呂利新左衛門|曾呂利新左衛門]]が豊臣秀吉からの褒美をこれでもらおうとした逸話がある。
#*1日目は米1粒だけ、2日目には2粒、3日目には4粒、、、と倍々でもらおうとした(n日目には2<sup>n-1</sup>粒)。すぐに秀吉が根を上げた。
#**それはねずみ算というより2の冪に関する逸話だと思う(将棋盤問題としても著名)


=== Mig-25 ===
===旅人算===
#ある年齢より上の世代の日本人にとっては、もっともなじみ深い旧ソ連の戦闘機。
#[[鉄道ファン]]や[[バスファン]]なら楽勝分野。
#BGMはもちろん北島三郎の「函館の女」(新聞の4コマ漫画のネタにもなった)
#*日頃からダイヤグラムを読んでいればすぐに解法が分かる。
#戦闘機には見えないデカさ。
#発展型のMiG-31もある。 燃費向上・レーダー強化・機関砲追加など。


=== Mig-29 ===
===素数===
#Su-27と並ぶ、ロシア製戦闘機の雄。
#年代によっては中学校で習った人も。
#通称はファルクラムだが、ロシアでの通称ラーストチュカ(燕)の方がイメージに合う。
#*いつから算数にも取り入れられたのかが不明。
#*燕のほかに、女性に対する優しい呼びかけ(「可愛い燕ちゃん」くらい)の意味があるのだそうだ。
#1と自分自身でしか割り切れない数というだけの小学生でも簡単にわかる計算だけど、非常に奥が深い。
#Su-27と敵味方に分かれてガチの空中戦をしたことがある。
#素数を巡って様々な仮説、予想、推論が作られていて、未解決のものも多い。
#*エチオピア(Su-27)とエリトリア(Mig-29)との空中戦。残念ながらフランカーの勝利。戦況は諸説あり。
#*中でもリーマン予想は、100万ドルの懸賞金がかけられていて、もし証明されれば第2のリーマンショックになるとか。
#改良発展型のMig-35では、新技「ダブルクルビット」を習得した。
#最新鋭のコンピュータで常時計算して、探し続けているらしい。
#*コブラ、フック、クルビット、ダブルクルビット以外にも「真上向いて地上と水平に移動」とか訳分からない事も出来るので、一部では「ジェットアクロ機」扱い。
#*たまに、「久々に素数が発見されました」というだけでニュースになる。
#*当然そんなこと出来てもステルス性能が皆無なのでF-22にk(ry
#「セクシー素数」などという、すてきな名前のものもいる。
#*5と11など。この数字を見ただけで萌えて、○○○ーをする人はいるだろうか?
#**ちなみに、ラテン語で「6」はsex、「性」はsexus。もちろん由来は「6」のほう。
#これを理解しないと、後で出てくる素因数分解で苦労する。
#スパコンの計算で発見した最大の素数はたいてい「2<sup>n</sup> - 1」という形になっている。
#*2進数で書くと1をn個並べるだけ(111…111)の簡単な形になり、コンピュータにとっちゃこれがかえって計算しやすいらしい。


=== Mig-31 ===
===植木算===
#Mig-25を再設計して作られた迎撃用戦闘機。
#ただの算数ではなく、1引くことが必要。
#元々ソ連の防空網が穴だらけだったところにアメリカが低高度爆撃機を開発したりしたので、慌てて開発したらしい。
#*ただし円形になっている際には1を引いてはならない。それでも木を植えているから植木算。
#*低空高速運用用なのでドッグファイトは苦手らしい。
#植えるものは木でなくてもいいらしい。
#NATOのコードネームはフォックスハウンド。
#*人を並べてもいいらしい。
#*猟犬かい。
#さりげなく世界初のフェイズドアレイレーダー採用機だけど知られてないorz


=== PAK FA ===
===小学校で習う図形===
#現在ロシアで開発中の第五世代戦闘機。F-22の対抗馬になると予想される。
#(長方形の面積)=縦×横
#*名称は「戦術空軍用次世代複合機」の頭文字をつないだもの。
#(正方形の面積)=一辺×一辺
#**予算不足でまともに配備されないことが目に見える
#*実質的には長方形の公式と同じ。
#「名称はSu-50」「プラズマステルス装備」などと報道されたが、ロシア語の元記事を訳すときに記者が勝手に付け加えた飛ばし記事だった(ちなみに[[韓国|あの国]]のあの[[朝鮮日報|新聞社]])。
#(円周の長さ)=直径×円周率
#*この式を逆から見ると円周率の定義(円周の長さ÷直径)。
#(円の面積)=半径×半径×円周率
#(平行四辺形の面積)=底辺×高さ
#(三角形の面積)=底辺×高さ÷2
#(台形の面積)=(上底+下底)×高さ÷2
#(直方体の体積)=縦×横×高さ
#(立方体の体積)=一辺×一辺×一辺
#*実質的には直方体の公式と同じ。


==[[自衛隊|日本]]の支援戦闘機の噂 ==
==中学校==
*ここに書いているのは、あくまでも'''支援戦闘機'''であって'''攻撃機'''ではない。
===負の数===
*もし攻撃機のページができても、記事を移動するなんてもってのほかである。
#マイナス×マイナス=プラス
#*(-5)-(-6)=-5+6=1
#*(-5)×(-6)=5×6=30
#負の数を扱えると、符号にさえ注意すれば項を左右に自由に移項できるようになる。


=== F-1 ===
===累乗・指数===
#戦後初の国産戦闘機である。
#「aのb乗=a<sup>b</sup>」のような形で覚えさせられる。
#F-1の'''1'''は零戦の後継機という意味ではない。
#*「10<sup>n</sup>」なら、「1の後に0をn個並べて書く」だけなので、とても簡単に見えるが、底a・指数bの値が大きくなるごとに計算の手間がかかることを実感させられる。
#「F-1」と聞いて車の方ではなく戦闘機を思い浮かべたら軍オタの素質有り。
#*高校になると指数のとる範囲が実数に広がる。
#*「エフワン」と「エフイチ」で言い分けてる。
#**0の0乗(=0÷0)はない。
#***「0<sup>0</sup> = 1」とする説もあるけどね。実際、「n<sup>0</sup> = 1」をスタートに定義したほうが上手くいくらしい。
#****2<sup>3</sup> = '''1'''×2×2×2 = 8 , 0<sup>3</sup> = '''1'''×0×0×0 = 0


=== F-2 ===
===方程式===
#大人の事情により外見がF-16になってしまった。
#XやYやZをひたすら使う。
#結局失敗作扱いされた。
#*xyzじゃない?
#*「ストライクイーグル買ったほうが良かったんじゃ…」は禁句である。
#*手書きの際には筆記体が用いられることが多い。
#*対艦攻撃に限れば世界最強。てか、どの国も単発で高性能ASM四発抱えて、さらに機動性まで要求せんつうにな・・・
#**筆記体でyとzは紛らわしいので、zだけはブロック体(2との区別で斜めの棒に線を入れる)。
#別名「平成の零戦」
#これを覚えると鶴亀算を苦労してやっていた事がバカバカしくなる。
#F-1の時は「ジャップもいい戦闘機を作るじゃないか」と思われていたが、F-2になると「あれ?F-16?」と思われてしまう。
#*だがSPIなどでは逆に鶴亀算を使った方が早く答えられる。
#*実はF-1も「あれ?ジャギュア?」とか言われていたが。
#解の公式が何故か印象に残る。
#デザインは良い。
#*ここで2次方程式でもルートの中が負の数になり、「解なし」になる事例があることを知る。厳密には「実数解なし」だがそれを知るのは複素数・虚数を習ってから。
#最初は完全国産の意気込みだったが、政治のゴタゴタ(外圧含む)と技術不足への危惧から米国と共同開発に。
#理論上五次だか六次だかまで行くと解答不能になるって本当?
#*この共同開発で、日本が持っていた最先端技術は米国に持って行かれることになる。それもほとんどロハで。
#*正確にいえば、5次以上の方程式になると解の公式が存在しないってこと。
#*ただ、このときの技術が認められて、後の旅客機製造に日本の関わりが深くなる(B-787の主翼等)といった効果もあるため、ひとくくりに成功/失敗を断ずることは難しい。
#**3次方程式の解の公式ですら長すぎて、手計算は現実問題では無理。(不可能ではないが)
#*ひとつ確かなのは、日本側の関係者が「次(の開発)は絶対に安易な妥協はせんぞ!」という意見で一致していることである。
#[[阪神タイガース|JFK]]とか[[千葉ロッテマリーンズ|YFK]]とか[[読売ジャイアンツ|スコット鉄太朗]]なんかもこれの1種らしい。
#最近、墜落した。
#*数学的に文句を言うなら、勝利の方程式じゃなくて「勝利の定数」のほうが正しいのか?
#*操縦していたのは、修理するために乗っていた三菱重工の社員である。
#連立方程式の解法には代入法と加減法の2種類があるが、二次式の場合加減法が使えないので注意。
#最近、操縦桿が折れて全部使用停止になった。
#*「代入法と加減法」と覚えてしまうと、大学入試で詰むことが多い。連立方程式を解くのに必要なのは、本当は「変数を消去する」こと。代入法と加減法は変数消去の1つの手順に過ぎない。
#*飛行中に折れた。
#ブルーインパルス仕様も計画されてた…がボツった。


=== F-X ===
===不等式===
*ここでは現在検討中の次期戦闘機導入計画を指す。
#方程式の場合は「=」ですむが、不等式になると「<」「≦」「≠」「>」「≧」を使い分けなければならず、混乱する。
#「あちらを立てればこちらが立たず」の天然色見本。
#*方程式で正解できても、「<」「≦」「≠」「>」「≧」のいずれを使えばよいかわからなくなる。
#**適当に「a=1,b=2」とか放り込んで、成り立つかどうか確認するのが一番早い。
#グラフを書いて、この直線(方程式の線)から上側、下側と考えればちょっとわかる。


=== ATD-X(心神) ===
===関数===
#日本がエンジン含めて開発中のステルス機。
#概ねグラフや放物線が一緒に付いてくる。
#*まだ技術検証レベルだが、推力偏向システムも装備予定。
#*Excelかその他の表計算ソフトを使うと簡単に書ける。
#F-22を売ってもらえなかったことで予算がつくことに。
#習うこと自体は中学の時だが、関数電卓を使うのはもっと後になってから。
#技術検証のための機体なので、実機が発表された形のままかは未定。ぜひとも[[零式艦上戦闘機|零戦]]のような美しい姿態にして欲しいものだ。
#Excelを使うと楽に計算できるが、当然ながらテストでそんな事が出来る訳もなく…。
#一応、実物大模型でステルス性能は実証されている、らしい。
#最大の問題はエンジン。現在[[IHI]]で開発中のものは推力がF-15の半分、F-22の1/3程度しかない。道のりは遠い。
#次期戦闘機の導入交渉でアメリカに心神のことを伝えたが、「( ´_ゝ`)フーン」程度の反応だったとか。まあ内容を冷静に見れば、ねえ。


==[[ヨーロッパ|欧州]]の戦闘機の噂==
===素因数分解・因数分解===
=== BACライトニング ===
#「積」を掛け算される前の状態に戻す計算。基本的に限界まで分解する。
#F-4やMig-21と同世代の[[イギリスと戦争|イギリス]]の戦闘機。性能もひけを取らない。
#*1を取り出していくと際限がないのでこれは無視する。
#……のだが、長方形を斜めに取り付けたような翼、子持ちのシシャモのごとく腹のふくれた胴体と、イギリス兵器の見本と言うべき奇怪な外見を持つ。
#たすき掛けがスムーズに行えればだいだいOK。
#*もちろん、しかるべき理由があってこの形をしているのだが、もう少し別の方法はなかったのかと思ってしまう。
#大数の、最大公約数・最小公倍数を求める際、約数の個数や総和を求める際は素因数分解するといい。
#兵器開発におけるイギリスのお国柄である、<br/>'''『何がしたかったのかは判るが、どうしてこうなってしまったのか判らない』'''<br/>の典型。
#最初は「エクスカリバー」になる予定だったとか。アーサー王が怒りそ……ゲフンゲフン。


=== ハリアー ===
===平方根===
#世界初の実用垂直離着陸戦闘(VTOL)機。
#富士山麓オウム鳴く。
#*でも、実際に垂直離着陸の運用はあまりない。
#*一夜一夜に人見頃。
#手動で姿勢制御時は常にボタン30個を操作しなければいけないらしい。
#*人並みに奢れや女子(おなご)。
#*そのせいか、撃墜よりも操縦ミスでの殉職が多い。
#**人並みに奢れないケチな人を「√3な人」というらしい。
#理想と現実のギャップが一番大きい戦闘機かも…。
#*菜に虫いない。
#開発段階から目をつけていたアメリカはパートナー契約(のようなもの)を結んで、イギリスと同等の優先順位で調達した。しっかりしているなあ。
#中学数学を理解できていないとここで確実に詰む。
#*現在運用中の発展型、ハリアーIIはアメリカ製である。
#中学の数学で「虚数」を教わらないので、どうして平方根の中をマイナスにしてはいけない(=√-1がない)のか理解できない。
#**開発したイギリスよりアメリカ海兵隊での活躍が多いのではなかろうか。
#*正の数も負の数も2乗すると正の数になるので、負の数からさかのぼっても行きつく先がないから、「√-1は存在しない」ということまでは理解できる。
#現カリフォルニア州知事も搭乗経験あり。


=== グリペン ===
===確率===
#伝統のデルタ翼が素敵な、[[スウェーデン]]製マルチロールファイター。
#大体の場合初歩的な計算はサイコロの目で覚えることになる。
#有事には山をくりぬいて作ったシェルターから、高速道路を使って離陸するらしい。日本の秘密組織ばりである。
#*n/6、n/36、n/216などの分数がある場合は大体これの答え。
#「最新の技術で最強の戦闘機」ではなく、「新しい技術でコストパフォーマンスの高いマルチロールファイターを目指した機体」
#「順番が決まっているか否か」で確率の数値が異なるのが地味に厄介。
#とあるエロゲに登場して人気に。OPムービーに人間が全く出てこない。
#*X人の男子とY人の女子からZ人の役職を選ぶ…的な問題には大体このトラップが仕掛けられている。
#*「グリペン萌え」と叫ぶ奴多数
#降水確率が10%なのに強い雨が降ると怒る人がいる。降水確率って「降る確率」であって、「降雨強度」とは別物なのにね。
#前任の機体が輸出ゼロだった反省から売込みに積極的。「安い速い強い」という機体の特性が功を奏し、複数の国で採用決定。
#学校でならうものではないが、「モンティホール問題」がすぐに理解できない。
#*しかしステルス機能は付いていないのでF-22に)ry
#*3つのうち1つがアタリで、回答者が1つを選択したところで、司会者が選択しなかった2つのうち、ハズレを1つ開けてくれる。このあと、回答者はもう一度残った2つ(始めに選択したものと、選択せず司会者がハズレとしなかったもの)から選び直すことができる。このとき、選択肢を変えた方があたる確率が高い。
#*正直、ウィキペの解説はわかりにくい。NAVERまとめの方が問題文含めて分かりやすいので[http://matome.naver.jp/odai/2134998076659648401 解説のリンク]はっとく。
#1%の確率と聞くと100回試せば一回は出ると解す人が多いが実際には独立した試行だと100人がそれぞれ100回引いても3割以上の人が外す。
#*具体的に書くと当たり1、外れ99の計100個の球が入った箱から1個取り出し確認したら戻す方式。
#*冷静に電卓叩けばパチンコする気や宝籤を買う気が吹き飛ぶこと請け合い。
#「少なくとも〜」という表現が出てきたら、余事象の出番。


=== ラファール ===
===中学校で習う図形===
#[[フランス軍|フランス]]製マルチロールファイター。
#(柱体の体積)=底面積×高さ
#タイフーンに自国企業のエンジンが採用されなかったフランスが、脱退して自前で開発した。
#(錐体の体積)=底面積×高さ÷3
#*製造はダッソー社。別にシャレではない。
#*「÷3」を証明するためには、積分を使うか、積分のような考え方を使わなければならない。
#**「'''脱走して'''自前で開発した。」って書いてあればもっと面白かったのに。惜しい。
#**そのため透明な三角柱と三角錐の容器を用いて、三角錐何個分で三角柱の容器が水でいっぱいになるかやらせることも。
#ラファールは「突風・疾風」という意味。タイフーン(台風)へのあてつけじゃなかろうな。
#***だが水がこぼれるのできれいに3倍になるはずもなく…
#*フランスならあながち無い話ではない。
#**図形として分解し、1/3になることを解説した図を教科書で見た覚えがあるが(中学時代。当然微分積分はまだ習っていない頃)
#<del>フェチ</del>マニアに言わせると、機首からカナード、空気取入口にかけてのラインが<del>たまらないぜハァハァ</del>美しいらしい。
#(柱体の表面積)=(底面積×2)+(底面周×高さ)
#(錐体の表面積)=底面積+(底面周×母線÷2) ※直錐の場合
#(球の表面積)=4π×(半径)<sup>2</sup>
#(球の体積)=(4/3)π×(半径)<sup>3</sup>
#*円錐の体積とピタゴラスの定理(三平方の定理)が分かっていれば、積分のように考えると証明できる。


=== ユーロファイター ===
==高校・大学==
#欧州四ヶ国共同開発のマルチロールファイター。愛称はタイフーン。
#文系と理系でどこまで習ったかが違う領域。
#最初はフランスも参加した五ヶ国共同だったが、例によって(?)フランスが我がままこいて途中退場。
#*…なのだが、ごく稀に文系でも数IIICを履修している人がいる。一体何故…?
#*自国製のエンジンが採用されない事と、空母艦載機としては設計されなかった事が抜けた理由。しかしF-35のグダグタぶりを見ると、抜けたのは良かった事かも。
#**一部の情報学部の地歴公民選択でも、数IIIは必須って事も。IIBだけでも入れるとこもあるが、本気で理系的な研究をしたいなら後々苦労する。(実際やった人)
#***数IIBの捻った問題解くより、数IIIのシンプルな問題解いた方が楽ではある (数学教師談) 。あとIIBの問題の理解がより深まる、って理由もある。
#***経済学部だとたまに数III選択可ってのがある様子。別に文系みんなが数学嫌いってわけじゃないし。
#**[[京都大学|京大]]の文系数学だとたま数IIIの知識があると楽に解ける問題があったりして、余力のある文系受験生がやっていたりする。
#***昔は文系でも数Cが必要というケースもあったような記憶がある。
#*さらに言えば進んだ分野によって習うものすら変わってくる。


=== トーネード ===
===三角関数===
#制空戦闘機と戦闘攻撃機の2種類が存在する。
#sin,cos,tan…基本的にはこの3つ<!--sec,cosec(csc),cotはそれほど一般的ではないのでここでは除外-->。
#*電子攻撃機型を忘れないでください。
#*どの辺とどの辺の組み合わせかは、頭文字の筆記体を憶えていると簡単だったりする。
#第一次湾岸戦争でイギリス空軍もトーネードを引っさげ参加したが、砂漠の乾燥した気候のお陰でイギリス本国で運用するより稼働率が高かった。
#**数学の先生曰く「わざわざ筆記体を書くために図形を回すのはバカバカしい」
#湾岸戦争でイタリア空軍が空中給油に失敗してそのまま帰ったのは有名すぎるネタ。
#*本当の基本は、sin,sec,tanの3つで、それぞれにco-がついて(cos,cosec,cot)補完してるんだけどね。
#昔、ビックワンガムのおまけプラモに採用されたこともある。格好良かった。
#理系でも分野によっては切っても切り離せないほど、嫌というほどお世話になる。
#関数電卓の有り難味を知るところの一つ。
#正弦定理、余弦定理、加法定理などは定理の求め方も含めて覚えておいたほうがいい。
#さらに、アークサインとか、ハイパボリックサインとか出てくると頭が混乱する。
#*sin<sup>-1</sup>(x)はsin(x)の逆算だからまだ理解できるけど、sinh(x)=(e<sup>x</sup>-e<sup>-x</sup>)/2がどうひねったら三角関数と関係があるか悩みまくった。
#**アークサインはサインの逆<b>数</b>ではなく、逆<b>算</b>であるというのも大きなな引っかけ。
#**sin<sup>2</sup>(x)=(sin(x))^2なので、同じように考えてsin<sup>-1</sup>(x)=1/sin(x)と勘違いしやすい。
#*ある大学生向け数学参考書に「定義式が似ているだけで無関係」
#*地味にオイラーの公式x (e^iπ=1) を使えば簡単に理解できる。


==[[人民解放軍|中国]]の戦闘機の噂 ==
===式と証明===
=== 殲撃十一型(J-11)===
#(相加平均)≧(相乗平均)≧(調和平均)
#ロシアのSu-27のライセンス生産品。
#*相乗平均は比率の平均を、調和平均は速度の平均を求める際に使うことがある。
#中国は自国生産を自慢するが、エンジンは輸入なのでロシアに首根っこを押さえられた形。
#たまにこれを使うとアホみたいに簡単に解ける証明問題が大学受験で出てくる。
#*エンジンも自前で生産しようとしているが、性能はまだまだ。日本も他人事ではない。
#改良型の殲撃十三型(J-13)も配備中。J-13の配備により、中国は[[台湾|中華民国]]に対する有効な航空攻撃の手段を手に入れたとも言われる。


=== 殲撃十型(J-10)===
===対数===
#高性能のJ-11は高価なので、安めに数を揃えることを目的として開発された機体。
#数IIIになると常用対数(底が10)に加えて自然対数(底がe(ネイピア数))が出てくる。
#それまでの中国製戦闘機(=ソビエト系)と異なる外見は、[[イスラエル]]の技術導入で開発されたため。先祖をたどるとアメリカのF-16に行き着く。
#*底を省略して単にlog(x)と書くと普通は常用対数だが、自然対数をln(x)と書かずにlog(x)とすることもあるので紛らわしい。
#改良型は推力偏向エンジンを装備予定。
#*自然対数の底eをエクセルで計算してみると、級数の収束、を実感できる。
#log<sub>10</sub>2≒0.3010 log<sub>10</sub>3≒0.4771は何度も使ううちに覚える。
#指数の逆算だということが、すぐにピンとくれば理解しやすい。


=== 梟龍(FC-1)===
===微分・積分===
#[[ソビエト|ソ連]]の機体をアメリカの技術で改良し、さらにロシアの技術と[[パキスタン]]の資金で仕上げた戦闘機。
#微分は比較的簡単だが積分は難しい印象がある。
#*ここまで変遷した背景には、冷戦や中国の国内政治がある。調べてみると面白いよ。
#*さすがに数IIBレベルならともかく、IIIだとかなり捻った式変形が求められる。
#最近パキスタンでも配備が開始された。パキスタンでの名称は「サンダー」
#経済学を勉強する上で絶対必須になる計算ツールの一つ。特に微分は分かっていないとミクロの初歩でさえ解けなくなる。
#ステルス能力があると称しているが、根拠は電波吸収塗料(それも中国製)を塗っただけ。効果の程はものすごく怪しい。
#*理系は一部分野を除けばほぼ必須。偏微分、多重積分など色々と。
#エンジンがロシア製、しかもパキスタンと対立する[[インド]]でも使われているため、ロシアが輸出を認めるか否かが二転三転。
#*ちなみに微分したものの語頭にはなぜか限界(marginal)の二文字が付く。
#*結局、中国とパキスタンの要望に押し負けて認めることになる。
#速度(m/s)のグラフがあって、総移動距離(累積、m)を求めるのが積分、加速度(変化量 m/s<sup>2</sup>)を求めるのが微分。単位の次元も積分すればあがるし、微分すれば下がる。
#[[セブンイレブン|♪ビブン、セキブン、いい気分]]とか[[おやじギャグ辞典|言い出すヤツ]]がいる。
#*微分=「微かに分かる」、積分=「分かった積もり」。


==関連ページ==
===集合===
*[[爆撃機]]
#Āのように上に棒を書くことで集合Aではないという意味になる。
*[[第二次世界大戦中の戦闘機]]
#AかつBが、A∩B。AまたはBが、A∪B。
#集合の要素の個数の公式として、n(A∪B)=n(A)+n(B)-n(A∩B)、n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(c)-n(A∩B)-n(B∩C)-n(C∩A)+n(A∩B∩C)といったものがある。
#*ベン図に書くなどして確かめてみよう。
#ベン図が問題なく使えるのは集合が3つの時まで。
#ド・モルガンの法則は覚えといて損はない。
#問題にはしにくいのに、現代数学の根本をなすきわめて重要な考え方だったりする。


[[Category:軍事|せんとうき]]
===順列・組み合わせ===
[[Category:航空機|せんとうき]]
#計算式にびっくりマークが出てくる。
#*CとかRも出てくる。
#**RじゃなくてPの間違い?
#円順列や数珠順列といった概念が出てくる。
 
===命題===
#計算を一切伴わないのに、何故か数学で教わることになる分野の一つ。
#*確率や場合の数と違い、数理的思考より論理的思考を使うだけに、これが数学にカテゴライズされるのが非常に謎。
#*逆に言えば計算の才能がなくてもこちらや推論の才能が秀でている場合もある。
#*心理学的分野でもある。
#逆・裏・対偶の3つを駆使して答えを割り出す。
#*対偶よりも裏のほうが厄介だった記憶が…。
#*たまに逆と裏がどっちがどっちだったかごっちゃになる。
#*対偶と元の命題の真偽は一致するので、対偶の命題に直すと真偽がわかってくることがある(対偶法)。
#大した内容ではないくせにセンター試験で小問で出される。厄介。
#ある命題の否定を仮定して、その矛盾を突くことによりその命題が正しいことを証明できる(背理法)。正攻法だと悪魔の証明になりそうな時に行う。
#*よく考えたら、対偶証明法と背理法って同じことをしてるともいえるのでは?
#**異なる。「Chakuwikiはwebサイトである」といいたいときに「webサイトでなかったらブラウザで見れないはずだから正しい」というのが背理法、「webサイトでないものはChakuwikiではないので正しい」というのが対偶を用いた証明。
#なぜかセンター数学にも出てくる。ややこしいから?
#*一問一答にしやすいからでしょう。
 
===数列===
#等差数列、等比数列、階差数列などがある。
#*複利計算は等比数列の問題に近い。
#複雑な数列は漸化式を使って求める。
#計算チェックは適当に1、2を代入すればおk
 
===数学的帰納法===
#わざわざ「数学的」と付いているように、普通の帰納法とは明確に違うものとして区別されている。
#*というか、そもそも帰納ではなく演繹。
#センター試験で出題されると大バッシングの嵐になる。
#数学の教師は「ドミノのやり方」ということも。
#「今日じゃなくて明日でいいや」
#*翌日「今日じゃなくて(ry」
#**その翌日「(ry」
#***(ry
 
===推論===
#命題同じく、計算を伴わないのに数学として扱われることになるジャンル。
#企業の採用試験では特に好んで取り入れられる。時間がかかる+複雑な思考力が問われるためか。
#*SPIの対策本では他の非言語問題と比べても明らかに多くのページが割かれている。
#推論の条件は複数示されているが、たまに嘘つきが1人以上紛れ込んでいる。
#*わざと特定の条件を隠し「この条件を完全確定させるにはどの条件を足せばよいか」という問題が出される場合もある。
 
===ベクトル<!--ベクター-->===
#記法が矢印だったりドットだったり太字だったり…。
#*式は合っていてもちゃんとベクトルとして書かないと厳しい教官の場合は○がもらえないなんて場合も。
#*スカラーとベクトルの書き分けができていない答案は論外。「太字は3次元、矢印は4次元(相対論)」「一般のベクトルは太字、幾何ベクトルは矢印」と使い分ける場合がある。
#内積と外積、ココらへんがこれをややこしくしていく。
 
===統計===
#平均値以外にも中央値、最頻値なるものがあることを知る。
#*中央値は実用でも意外と使い道がある。
#*最頻値は階級分けを適切に行わないとあまり意味のないデータになる。
#*第1四分位点と第3四分位点も忘れずに。
#標準偏差の計算のとき、なんでいちいち二乗してから足すんだろう、めんどくせえのになあ、と思う。
#*二乗しないと偏差の正負が打ち消し合って和が0になるため。2乗和の平方根以外に、絶対値を合計することでもそれは回避可能(平均偏差)。
#授業で正式には偏差値なるものは教えないが、それでもみんないつの間にか知っている。
#一方の値が増えるともう一方の値も増える/減る傾向がある場合、正/負の相関があるといえる。
#*データA,Bがある場合、共分散ABをA,Bの標準偏差で割ることで相関係数が求められる。
#**おおむね、その大きさが0-0.2の場合無相関、0.2-0.4の場合弱い相関、0.4-0.7の場合中程度の相関、0.7-1で強い相関とされる。1に近づくほど散布図に表した時に直線的な分布になる。
 
====偏差値====
#中学受験を経験している者は小学生の時からお世話になる数字。
#*偏差値によってクラスが変わることも。
#受験業界では身近であるが、実は統計の一分野であることを知られないことが多い。
#平均点は偏差値50、偏差値10の違いは、標準偏差1に相当する。
#*そのため、偏差値40~60には全体の約3分の1、偏差値50~70には全体の約95%が入るらしい。
#値は母集団に左右されるため、「どの母集団での数値か」が重要。母集団を明らかにせず、偏差値だけを使って煽る輩もいるので要注意。
#数学的な意味を完全に外れてしまい、単なる格付けのスケールになっている事もある。
#*例: 70〜 難関、60〜70 上位、50〜60 中堅、40〜50 下位、〜40 底辺
 
====IQ====
#知能指数。MENSAに入るのに必要らしい。
#6歳児にもテストを行い、70以上あれば普通の小学校に入れる。
#偏差値に似ているが、平均がIQ100に相当するところが異なる。
 
===有効数字===
*化学や物理の計算でよく使う
#有効数字の桁数が多いほど厳密である。10(有効数字1桁)は5以上15未満(幅が10)だが、10.0は9.95以上10.05未満(幅は0.1)という意味になる。
#対数表に載ってる値(例:log<sub>10</sub>2=0.3010)は有効数字4桁で表したものである。
#問題でわざわざ有効数字○桁で答えよと指定されることもある。
#計算する際は、一番有効数字の少ない値に合わせて答えなくてはならない。例えば半径12cmの円の面積を求める際に12と3.14という値を使うが12のほうが粗い(2桁)ので、答えもそちらに合わせて450cm<sup>2</sup>(有効数字2桁)とする。
#*テストにて。使った数字の中で、1つだけ有効数字が1桁しか無いものがあり、勿体無いと思いながら泣く泣く切り捨てる羽目に。(結局、その部分は出題ミスだった)
#*と思いきや、足し算で繰り上がりが起こると有効桁数が増えることもある。たとえば「5.6+9.3」の答えは2桁の「15」ではなく3桁の「14.9」。
#1.000は有効数字4桁だとすぐにわかるが、1000は有効数字1桁か4桁か見た目だけでは判別がつかない。
#有効数字に揃えるには、その下桁を四捨五入してはならない。必ずJIS丸め(銀行家丸め)を行う必要がある。
 
===極限===
#初見の感想「方程式でよくね?」
#*やればやるほどなぜこの分野が必要かがわかってくる…。
#連続の概念、一瞬戸惑う。当たり前すぎることだけど。
 
===行列===
#現在の指導要領では削除。
#*高校でやらなくなったせいで、大学に入りいきなり面倒な目に会うことに。BOOKOFFで旧課程のチャート式を買うのが吉。
#4*4くらいの行列でも、簡約化はしんどい。小学生レベルの計算を何回すればいいの。
#大抵の人は意味わからずにやっていると思われる。
#「右から掛ける」と「左から掛ける」を区別しなければならない。
#転置行列とかトレースなんて遊びとしか思えん。
#正則行列の意味を聞いても、なぜそれを正則というのか理解に苦しむ。
#実はベクトルは行列の一種だ。
#*行列は(ベクトル空間の公理を満たすものという意味で)ベクトルであり、ベクトルは(数ベクトルで表せるという意味で)行列である。
 
===位取り記数法===
#小学校の算数で扱う記数法は「10進法」だが、そこまで意識することはあまりない。
#10進法の数が「0」と「1」だけで表現できると知ると混乱せずにいられない。
#情報処理を専攻するには2進・8進・16進法の計算もできなければならない。
#*16進法では10~15をA・B・C・D・E・Fで代用する。
#理論上、「n進法」の値「n」はいくらでも大きくできるが、数字を代替する文字がとても多くなる。
 
===アルゴリズム===
#最適解を求めるために、モデルを数十~数百単位で用意し、コンピュータで計算させ、何回か繰り返したのちよさそうなものを選び、またコンピュータで計算させることの繰り返し。
#*そのため、時間がかかる。
#「成長する計算」と言っても過言ではない。
#[[新幹線N700系電車]]ができたのもこの技術のおかげ。
 
===立方根===
#3乗してaになる数のaに対する称。またの名を3乗根。「<sup>3</sup>√a」と表記する。例えば、8の立方根は2。
#あらかじめ体積や容積が分かっている物体の寸法を算出する際に使うことが多い。
#*例として一辺が1cmの立方体の容積は1ccだが、仮に容積を2ccとする場合、一辺は≒1.26cmとなる。
 
==実用計算==
===測量===
#一見、単なる三角関数、というか三角比のように思えるがもっと複雑。
#ヘロンの公式なんて使わない。
#仰角、俯角と聞いてピンときたらキミも測量士を目指そう。
#*それだけでできれば苦労はしないんだが…
#測量士は出身大学の学部によっては大学で測量学・実習を履修して測量士補になり、その後 実務経験をつんだら{{極小|と、いうことになっていれば}}試験を経ずに取得できるが、「資格更新のために試験を課すようにする」という噂を聞く度に震える実務をしてない測量士多し。
 
===弾道===
#幕末頃の武士はこれの計算で苦しんだ。
#単なる二次関数の計算で済まない。風の影響とか地球の自転も。
#*二次関数だけでなく、平方根、三角比、対数…など、数多くの計算ができなければならない。
#プロゴルファーやプロ野球外野手には必須、と言いたくなるところだがそんなことはないらしい。
#*実は落下位置予測が難しいのは外野フライよりもキャッチャーフライ。強烈なスピンを伴ってほぼ垂直に上下するので、ピッチャーが投げる変化球よりも強く変化するらしい。
#コンピューターは元々弾道計算用の計算機、第二次大戦期までは計算尺などを駆使して行った。将校はエリートで無くては務まらない訳である。
 
===カロリー===
#栄養士がやる計算。
#飲食店でメニューにカロリー値が添え書きしてあることがあるが、アレ本当にまじめに計算したのか?
#物理屋は、カロリーはSI単位じゃないぞ、4.2ジュールに直せ、と突っ込む。
#メイト。
#[[小田原駅]]のJRの在来線ホームからの階段にカツ丼やビールなどのカロリーと、その階段を上ることによる消費カロリーが掲載されているが、正直 ケタが違いすぎてめげる。
 
===家計簿===
#この計算が破綻すると、死活問題に。
#初心者は費目の振り分けに悩む。
#PCのおまけに付いてくる家計簿ソフトは便利なようだが、項目が細かすぎて面倒くさい。
#きちんと付けている人が節約上手かというと、必ずしもそうではない。
#固定費と変動費の区別がきちんとできないうちは、半人前。
#クレジットカード支出はどの時点で記録するか、見解が分かれる。
#2世帯住宅の場合は、経費の分担で悩む。
 
==文系の計算==
#要するにおカネの計算は文系の仕事、ということ。
#世の中の計算という仕事の大半は実は文系の人間がやっている。
#*その為か数学が苦手なのに経済学部に入ってしまいエライ目に遭ってしまう学生も少なからずいるとか。
#**「経済学部を理系に入れろ」と言う無茶苦茶な主張は大体これが原因だと思う。一応[[東京理科大学|理系なのに経営学部がある大学]]もあったりするんだが…。
#***無茶苦茶な主張というか、海外では理系寄りらしい、ということからかな。というか、理系脳がないとやっていけない。
#**かといって、理系の得意分野かというと全然違う。経済は理系脳だけでは理解不能な思想である。
#***まず理系人間には自明の、(質量やエネルギーのような)「保存則」が経済には成り立たないということが感覚的にわからない。
#***世の中全体のカネの総量は一定だと思ってるので、不景気になると、それに見合った分の「富」が必ずどこかに偏在していると考える。
#***最終的には、経済はエネルギーじゃなくてエントロピーなんだと納得する。
#**結局、文系・理系問わず日本人には苦手な学問らしい。
#***文系ではノーベル文学賞や平和賞、理系では物理学賞や化学賞ほかを受賞した人は多数いるが、経済学賞だけは未だに誰も取ったことがない。
#***それなのに、高度経済成長を達成したのはどうしたことか。
#***所詮、経済学は象牙の塔で論じる学問ではないってことか。
#***そもノーベル経済学賞なる物は正確にはアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞といって生粋のノーベル賞ではないし、特定の学派に受賞者が偏っているので仕方無し。政治的思惑にまみれている。
 
===複利===
#金融業や保険業はこれが命。
#理系は単なる指数計算としか思っていないが、利息の元金への組み入れの方式とか、結構文系特有の事情がある。
#*もちろん理系の問題には必ず計算方法についての注釈が付いている。
#闇金にとっちゃ複利計算などあってないも同然なもの。
 
===確定申告===
#税理士の繁忙期はこれの計算で日が暮れる。
#ほとんど毎年何かしら税制改正があるので、それへの対応も結構大変。
#*税制“改正”とは、すなわち“増税”のことだ。
#毎年芸能人がインターネットでの申告をPRしている。
 
===財務諸表===
#税理士の繁忙期の次に、公認会計士の繁忙期がこれのために来る。
#株主総会でやり玉に上げられる。
 
===給与計算===
#社会保険労務士の飯の種。
#一見何の変哲もないただの計算に思えるが、源泉や控除など、理系には理解不能な概念が必要。
#*学生や主婦にとっては「103万の壁」が大きな悩み。
#ボーナスが年をまたぐ(冬のボーナスが12月の予定が1月支給とか)になると、年収がかわって大変になる人あり。
 
===予算編成===
#これは計算というよりは根回しと駆け引きの問題かもしれない。
#[[公務員]]になると、分野を問わず必須項目。技術職だろうが研究職だろうが、これができないと出世できないらしい。
#*予算取れないとやりたいことも出来ない。無駄だ無駄だと減らすことばかり喧伝するメディアは死すべし。
#*でも昇格という名の椅子取りゲームに勝つために、無理やりにでも予算を使い切ろうと図るものは少なくないとか。
#*ある意味一番人間性がわかる計算かもしれない。
 
===簿記===
#計算そのものは単なる足し算引き算がほとんどだが、棚卸、在庫、売掛、減価償却と文系用語が目白押しに出てくる。
#*このため、理系の人間が手を出すとたいてい挫折する。
#工業と商業では違うらしい。
#1級とか2級とかのクラス分けもある。
#*2級以上を保有していると就活に有利とされている。
#間に「っ」を入れてはいけない。
 
===会計監査===
#要するに検算のことだと思えばよい。
#会社の経営陣が怯えるもの。
#公的機関における国の監査となったら最大の関門といっても過言では無い。
#*当たり前だが1円たりとも不明なカネがあってはならない。ズブズブな裏金体質などドラマの中の話である。
 
===不動産鑑定===
#「路線価」というものはこれの計算のために発表される。
#取得原価とか期待利益とか御託はあっても、結局のところ相場観が最優先なのではないか?
#そもそも相続税のための路線価と固定資産税のための路線価とが2つある時点で意味不明。どっちも税金なのに、なぜ統一しない。
#*なお、相続税路線価の方が安くなっているらしい。
 
===運賃計算===
#昔は時刻表とにらめっこ。インターネット普及以降は、乗換案内サイト・アプリで完結する場合もある。
#JRなどの場合、途中で降りると安くなることもあるので、その計算をするサイトもいるらしい。
#一番運賃計算が面倒なのは、JR三島各社へのまたぎと名鉄らしい。
#*加算運賃が何かと面倒。
#*特に名鉄は路線ごとに掛け算しなくてはならず、その数と路線が明記されていないので、紙の時刻表からの計算は至難の業。
#**名鉄の場合は枇杷島分岐点の折り返しが関わる場合も面倒。別途乗車の場合は分岐点起点の乗車券が必要になるケースも有る。
#*両社とも「運賃計算キロ」を全線に設定して、ただの足し算にしてしまえばいいのに。
 
===中古車査定===
#車種、グレード、年式、色、走行距離でだいたい相場があり、減点事項(事故歴等)があれば減算される、らしい。
#社外パーツは、所有者としては加点してほしいところだが、ううん。
#最近では複数社査定サイトがあるが、よく理解せずにこれに依頼するとその後の対応が大変。
 
==ゲーム==
===点数計算===
====麻雀====
#早見表もあるが、それでも符計算が必要になる。
#計算したくなければ、常に5翻以上であがろう。
#*そこに至るまでの計算は、実はネズミ算だったりする。
#**多くの場合語呂合わせで覚える。にっく(2900点)、ざんく(3900点)、ちっち(7700点)など。
#なぜか、端数はとにかく切り上げ。四捨五入という考えはない。
 
====ボウリング====
#一説によれば、スコアの計算方法が知られるようになったのは、コンピューターで自動的に計算してくれるようになってからだとか。
#スペアを出したフレームのスコアには次のフレームの1投目が、ストライクならそれ以降の2投分が加算される。
#*10フレーム目だけは特殊。スペアやストライクが出たら3投目まで投げられて、それらが単純に合計される。
#満点は300点らしい。
#*ボウリング場によっては景品がもらえることも。
 
====UNO====
#そもそも公式ルールに則って点数を計算している人はいるのやら。
 
====リズムゲーム====
#ノーツを正確に叩けたか+コンボ数で算出。
#*故に同じ1ミスでも序盤or終盤でミスるのと中盤でミスるのとでは点数が大きく開いてしまう。
#**そもそも正確に叩いたかどうかも一瞬の差で決まるので、手動計算で算出するのはほぼ不可能だと思う。
#*各ゲーム毎に独自のノーツがある事が多いので、点数算出はゲームによってバラバラ。
#*コンボ数が点数計算に絡む音楽ゲームはさほど多くない。アーケードでは[[太鼓の達人ファン|太鼓の達人]]と[[音楽ゲームファン#GROOVE COASTERファン|グルーヴコースター]]程度。要は該当しない音楽ゲームのほうが多い。
#*太鼓の達人のスコア計算にコンボ数が大きく絡むことは「関ジャニの仕分け∞」で全国的に知られている・・・と思う。
#所謂「連打曲」はノーツが多いので必然的に難易度と点数がインフレ化する。
#*点数の上限が決まっているゲームではそうでもない(DDR、jubeat、SDVX、チュウニズムなど)
#ソーシャルゲーム系([[ラブライブ!|スクフェス]]や[[アイドルマスター シンデレラガールズ#スターライトステージの噂|デレステ]]など)は「特技」の発動も大きく絡む。
#*プレイヤーが同じようにプレーしても(例えば全ノーツを完璧に叩いても)、数万点スコアが変動することはザラ。
 
===パズル===
#数独、虫食い算をはじめいろいろあるが、どれもかなり高度な理系脳が要求される。
#受験問題に出されることもあり、侮れない。
#→[[ペンシルパズル#数字のパズル]]
 
==スポーツ==
===ペリア方式(ゴルフ)===
#一般人のゴルフコンペなどで行われる、1日だけのハンディキャップ(HD)算出方式。
#18ホール中、隠しホールをパー3、パー4、パー5からそれぞれ2箇所ずつ選び、ラウンド終了後に隠しホールのスコアを集計し、そこからHDを算出する。
#HDの計算方法は(隠しホールの合計×3-72)×0.8(80%)。この数式で得られた数字をグロススコアから引いた数がネットスコアとなる。
#*例えばグロスが92で隠しホールの合計スコアが30だった場合、HDは(30×3-72)×0.8=14.4となり、ネットスコアは77.6となる。
#*通常はダブルパーカットがデフォ。つまりパー4では8打までが計算の対象である。また全ホール終えてのHDの上限は通常40と決まっている。
#以上は6ホール「旧ペリア」の計算方法だが、後に「たまたま隠しホールで大叩きした人がより多くのHDを得られるのは不公平」という認識につながり、現在では隠しホールを12とした「新ペリア」、同9ホールの「新々ペリア」などがより多く使用される。
#*3の公式「(隠しホールの合計×'''3'''-72)×0.8」の「3」の部分が新(12ホール)の場合は「1.5」、新々(9ホール)の場合は「2」に変わるので注意。
 
===野球===
====防御率====
#投手タイトルの一つ。
#「自責点×27÷投球回数×3」で計算される。
#*投球回数は1/3や2/3があるので整数にならすためにそれぞれに3をかけるようになった。
#*一つのアウトも取れず大炎上すると目玉が飛び出るような数字になる。
#「自責点」といわれてもピンと来ない人が多い。
#*特にどうなったら自責点に「ならない」のかが非常にわかりにくい。
#*自分で出した走者かが焦点。交代前の投手が出した走者や野手の失策、野選による出塁者は含まない。
#タイトル表彰があるものでは唯一の「数字が少ないほうがいい」指標。
 
====マジックナンバー====
#いまだによくわからん。「今日の直接対決で勝てばマジック○が点灯します。」などという報道を聞く前に自分で分かったことが一度もない。
#いったん点灯したのが消えることもある。
#*「マジック点灯=対象チーム以外のすべてのチームの自力優勝の可能性が消滅している状態」だから。マジックが消滅するということはすなわち他チームの自力優勝の可能性が復活するということになる。
#*2008年の[[阪神タイガース]]なんかはその典型例で、幾度もMが点滅した挙句に[[読売ジャイアンツ]]に逆転優勝されている。
#とりあえず、核物理学でいうそれとは何の関係もない、ということは分かる。
#[[メジャーリーグ]]では引き分けがないので簡単な式で算出できる。
#*引き分けがあるNPBの計算式ははるかにややこしい。
#優勝へのマジックナンバーと、クライマックスシリーズへのマジックナンバーの2つがある。
#時々2位なのに点灯することがある。
#*自力優勝が首位なのにないという事例もあるため。残り試合数次第だから、屋外球場がホームで雨天中止が多いチームが2位だと起こりうる(阪神とかロッテとか)。
#**首位のチームが先に全試合を消化してしまい、2位のチームが残り全勝すると逆転優勝する時とか。
 
====打率====
#安打÷打数。この中では一番分かりやすいと思う。
#日本では慣例的に歩合(○割○分)で表すことが多い。大抵は1シーズンで3割を超えれば一流の打者と見なされる。
#*4割を超えれば未来永劫伝説として語り継がれるはず。
 
====セイバーメトリクス====
#野球×統計学
#*Fate×コマンドー、ではない。
#MLBで広まるようになったきっかけは、[[アメリカン・リーグ#オークランド・アスレチックス|貧乏球団]]が少ない資金でいい選手を集めてくるための工夫からだった。
#*当時、タイトル争いにはいないがセイバー指標のいい選手は大変お買い得だった。
#日本ではまだまだ発展途上。
#*最近[[札幌ドーム]]の大型ビジョンではセイバー指標も表示するようになった。
#*テレビの野球中継でもそろそろ表示してほしい。せめてOPSとかWHIPとかくらいは。
 
;OPS
*出塁率+長打率
#日本では一番メジャーな野手指標だと思う。
#8を超えると好打者とみられる。
 
==関連項目==
*[[数学ファン]]
*[[文房具#計算道具|計算道具]]
 
{{DEFAULTSORT:けいさん}}
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[[Category:数学]]
[[Category:耳寄りな噂|けいさん]]

2016年7月16日 (土) 20:18時点における版

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小学校

足し算

  1. 鬼門は「5+6=11」のような繰り上がりの足し算。
    • 電卓を使えば…といってはならない。電卓がないときに備えて筆算が、筆記具がないときに備えて暗算ができなくてはならない。
    • 指を使えばおk。
  2. 1+1=田んぼの田である。
    • “+”の文字も使っている時点で足し算を示すものがなくなってしまうのはどういうことだ。「1+“+”+1+“=”=」とすべきじゃ無いのか。
      • 中学以降の掛け算なのかもしれない。
  3. 交換・結合・分配法則が成り立つ。
    • 数学の言葉を使えば、実数、複素数は足し算に対して「可換群」をなしている。
  4. 寄せ算、とも言うがよほどの年配者しか使わない。
    • 本来は、足し算は序数についての概念で寄せ算は基数についての概念、という違いはあるがどうでもいい話だ。
  5. 小1の教科書では「あわせていくつ」「ふえるといくつ」の2種類に分けて説明されているが、違いを気にする人は教師にも児童にもほとんどいない。

引き算

  1. 鬼門は「11-6=5」→「隣から借りる」という概念を用いた、繰り下がりの引き算。
  2. 足し算の逆演算。

掛け算

  1. 9×9までは意地でも暗記させられる。
    • 一番楽なのは1の段…のはずなのだが、何故か教科書では5の段が最初に載っている。
      • 一番楽なのに、一番最後だったような記憶。
        • 「一番楽=やる意味・理由がない」ってことでは。
    • 鬼門は確実に7の段。
      • 子供の頃読んだ漫画では、この辺の九九の暗記で分配法則を使っているのを見た。3の段と4の段を覚えて合算せよと(7×9=3×9+4×9とか)。
    • インドだと20の段まで暗記させられるらしい。
      • 一時期「インド式計算」としてその手の暗記方法が流行った。
    • 平安貴族はエリートであることをひけらかすため難しい9の段から唱えていたらしい。
      • 「九九」という名称はそれにちなむ。
      • 9の段は十の桁と一の桁の合算が9になるとか、色々特徴があるので覚えやすい。
        • 覚えにくいといわれる7の段も、一の位が3の段の裏返しだと気づくとスピード暗算などで楽になる。
  2. オタクになると「×」の使い方が色んな意味で変わる。
    • 武田信玄×高坂弾正、織田信長×森蘭丸、徳川家康×井伊直政
    • 百合や薔薇と関係が深い
  3. 「足し算」よりもっと前向きな意味で使われる言葉。
    • ただし掛けるものが1以上でないと逆効果になってしまう。
    • 負同士を掛けると正になるという意味でプラスな意味を強調するときにも用いられる
  4. 交換・結合・分配法則が成り立つ。
    • ただし行列式とか例外もある
    • でも掛け算の順番で大論争に発展する(2.の意味でなく)

割り算

  1. 1÷0=0ではないのは有名。
    • 1÷3×3≠1である事も有名。
      • そうじゃなくて0.9999…が差がないから1と等しいだけ、ってこと。
      • 電卓が表示する値と実際の計算結果が異なるせいで、しばしば小学生の間で勘違いが広まる。
    • 0がいくらでも取り出せるんだから、1÷0=「∞」ってのは駄目なのか?
      • それが正解になる分野もある。ただし「±∞」となりうることに注意。もちろん、高校までの範囲では「解なし」のみが正解。
    • 今の小学生ってゼロ除算も最初から習うんだっけ?
      • 「0で割ってはいけません」とだけ習う。
  2. 小数点同士の割り算は案外厄介。
    • 小数を分数に変換するとかなり簡単になるが、分母と分子が大きくなるのでとてもめんどくさい。
    • 両辺に10の乗数を掛けて整数同士にするのが普通だと思う(25.6/0.08=2560/8=320とか)
    • 特に厄介なのが余りを出させる場合。
  3. 掛け算(×でなく*)もそうだが、コンピュータ上では除算記号(÷)を使わず/で表現するため分数と紛らわしくなる。分数を約分せよという趣旨になるか。
    • 海外では除算記号が無い国も多いから共通化には役だったとも言える
    • ほぼ等しい(≒)を始めてみたとき、何かの特殊な割り算かなあ、と思った。

筆算

  1. 2桁以上の計算になるとこれのお世話になることがしばしば。
  2. 引き算の筆算で繰り下がりの処理に困るのはおそらく誰もが通る道。
  3. 割り算だと国によって筆算の形がかなり異なる。

分数

  1. 何故ほとんど使わない帯分数なんかを覚える必要があるんだろうか。
    • 高校になって掛け算を省略するとき、帯分数なのか掛け算なのか分からなくて困る。
  2. 小2あたりに1/2+1/3とかを解かせて困惑する姿を見せる意地悪な奴がたまにいる。
    • 「いくつ分の」の概念が分かっていないと、「2等分した1つと3等分した1つを合わせて、5等分した2つ=2/5」という答えにたどり着いてしまう。
  3. 分数の割り算をするには、分母と分子を入れ替える、“逆数”の概念を理解しないと厄介。
    • 「分数の割り算は逆数をかける」としか教えない先生が多すぎ。「a/b × b/a = 1」の概念をきっちり教えるべき。
      • おもひでぽろぽろにそんな話があった気が。
      • 一回で2/3リットルすくえるオケで3/2回(=1回と半分)水をくんだら1リットル分になる、→逆数は1リットルくむために必要な回数 て考えれば理解でき、、ないかな?

円周率

  1. 小数の計算も兼ねて小学校では3.14と教わる。
    • ゆとり教育では3として計算する場合があった。
    • 後述の有効数字だと3桁になる。小学生が計算する数量だと問題となる誤差が出てこない妥当な線だと思う。
    • もちろん無理数であり、上のはおよその値である。
  2. 暗記のための語呂合わせが、今ひとつしっくり来ない。
    • π=「未定よ、以後苦に無意味…」とか「産医師、異国に向こう…」とか、いろいろあるけど。
    • √5=「富士山麓オーム鳴く…」みたいにスラスラ入ってこない。
    • その語呂合わせの御蔭で日本人が暗記ランキングでは上位に入る
  3. 小学校の頃、円周率の自乗は10になるというデマが流行ったことがある。
    • 3^2=9、3.14^2=9.8596、3.1415^2=9.86902225、…と下桁数を近づけると少しずつ10に近づくので、信じていた。
      • 古代インドでは実際、円周率は√10とされていたことがあったらしい。
      • π=3.14...、√10=3.16... を見ると一目瞭然。
    • 物理分野で、π^2を重力加速度で近似するのはアリらしい。
  4. アメリカでは音楽の題材にもされている。
  5. 無限に続く数のため記憶力を測る物差しにもなる。

割合

  1. 「割合」=「比べる量」÷「基にする量」、くもわの法則。
  2. 特に断りがない場合、割合の基準は1だとここで習う。この時単位はつかない。
    • 十分率(割)の場合は基準は10、百分率(%)の場合は基準は100。
      • 鉄道ファンには千分率(パーミル、‰)が有名。水質検査などでは濃度表記に百万分率(ppm)が多用される。
        • 1,000,000 ppm = 1,000‰ = 100% = 10割 = 1 。
      • 普通、1割=10%、1分=1%、1厘=0.1%になるが、文脈によっては1分=10%、1厘=1%になってしまうこともあるので注意。
        • 「九分九厘大丈夫」とは99%の確率でOKであり、「村八分」は80%仲間はずれにすること。
          • 決して、10%未満の勝率とか、92%までは仲良くしようという意味ではない。
        • 前者は「1割の1分」「1割の1厘」という意味だから、1割(10%)の1/10で1%、1割(10%)の1/100で0.1%。そういう意味では同じ意味だが、ややこしいことに変わりはない。

速度計算

  1. 「距離」=「速さ」×「時間」、はじきの法則。
    • 将来数学で詰むか詰まないかの初めの関門。小学校教師も頭を悩ませる。
    • 分かる人間には、木型の絵書かなくてもわかるけどね。
      • 「km/h」「m/s」などの組立単位の意味が分かっていれば簡単だけど、小学校の教科書には「時速○○キロメートル」って書いてるからなあ……。
    • 小学校の場合は「距離」じゃなくて「道のり」で教わる。
    • 自分の学校では「木曽路の法則」で習った。「距離」は「速度」と「時間」の乗算だと。

倍数・約数

  1. ○の倍数は九九でいう○の段の数。なお、2の倍数は通常偶数と言われる。
    • 無限に存在する。
  2. ○の約数は、1と○と、あと掛け合わせて○に出来るペア全て。
    • 約数の個数は有限であり○よりは少ない。
  3. 最小公倍数、最大公約数が分かればOK。
    • 後者は実社会では玉虫色という意味で使われる事が多い。
    • 「最大公倍数」「最小公約数」と間違えないように注意。前者は存在せず(倍数が無限に存在するため)、後者は常に1だから求める意味がない。

時計算

  1. 針が重なるだの90度になるだのを計算する。
  2. 何故か答えは必ずX時n/11分になる。おかげで実際に時計で見てみてもn/11分がどのタイミングなのかさっぱり分からない。
    • 長針が毎分6度、短針が毎分0.5度移動するため動く度数の差が5.5度(11/2)になるから。
  3. 「時そば」もこれに含まれるのか?

鶴亀算

  1. 中学受験生御用達。
    • 後からやると逆にすげーって思う。
    • プログラミングをすると、式を一般化するのに苦労する。
    • x、yで解いた方が早いもんね。
  2. 中学で1次連立方程式を覚えると、小学時代の計算方法は一瞬で無意味となる。
    • 「和差算」や「消去算」も同様。

ねずみ算

  1. たいていは実際の計算というよりは、アホみたいに数が増えていく例えとして使われる。
  2. 元はネズミが子だくさんで短期間に繁殖することからつけられた名前。
  3. ざっくり言えば累乗または複利計算。
    • 子ネズミが成長して孫ネズミを産むときに、親ネズミも一緒に子ネズミ産み、さらに孫ネズミがひ孫ネズミを産むときにも親ネズミもさらに子ネズミを産む、みたいなことになっていることがあるが、親ネズミは一体 いつ死ぬ設定なんだろう。
      • フィボナッチ数のことだったら不死
  4. この原理を応用して、会員制で物品の販売をやり、子ネズミ、もとい、子会員が購入したときに一定の手数料を取る制度にすれば子会員が孫会員を、孫会員がひ孫会員を… と増やしていけば凄く儲かる、という仕組みがよくつくられて社会問題化する。
    • 最近ではネズミ講ではなくマルチ商法というが、どんな名前であれ ダメ、絶対。
    • アルバニアでは国単位で経済が大変なことになる原因となった。
  5. 歴史上では曾呂利新左衛門が豊臣秀吉からの褒美をこれでもらおうとした逸話がある。
    • 1日目は米1粒だけ、2日目には2粒、3日目には4粒、、、と倍々でもらおうとした(n日目には2n-1粒)。すぐに秀吉が根を上げた。
      • それはねずみ算というより2の冪に関する逸話だと思う(将棋盤問題としても著名)

旅人算

  1. 鉄道ファンバスファンなら楽勝分野。
    • 日頃からダイヤグラムを読んでいればすぐに解法が分かる。

素数

  1. 年代によっては中学校で習った人も。
    • いつから算数にも取り入れられたのかが不明。
  2. 1と自分自身でしか割り切れない数というだけの小学生でも簡単にわかる計算だけど、非常に奥が深い。
  3. 素数を巡って様々な仮説、予想、推論が作られていて、未解決のものも多い。
    • 中でもリーマン予想は、100万ドルの懸賞金がかけられていて、もし証明されれば第2のリーマンショックになるとか。
  4. 最新鋭のコンピュータで常時計算して、探し続けているらしい。
    • たまに、「久々に素数が発見されました」というだけでニュースになる。
  5. 「セクシー素数」などという、すてきな名前のものもいる。
    • 5と11など。この数字を見ただけで萌えて、○○○ーをする人はいるだろうか?
      • ちなみに、ラテン語で「6」はsex、「性」はsexus。もちろん由来は「6」のほう。
  6. これを理解しないと、後で出てくる素因数分解で苦労する。
  7. スパコンの計算で発見した最大の素数はたいてい「2n - 1」という形になっている。
    • 2進数で書くと1をn個並べるだけ(111…111)の簡単な形になり、コンピュータにとっちゃこれがかえって計算しやすいらしい。

植木算

  1. ただの算数ではなく、1引くことが必要。
    • ただし円形になっている際には1を引いてはならない。それでも木を植えているから植木算。
  2. 植えるものは木でなくてもいいらしい。
    • 人を並べてもいいらしい。

小学校で習う図形

  1. (長方形の面積)=縦×横
  2. (正方形の面積)=一辺×一辺
    • 実質的には長方形の公式と同じ。
  3. (円周の長さ)=直径×円周率
    • この式を逆から見ると円周率の定義(円周の長さ÷直径)。
  4. (円の面積)=半径×半径×円周率
  5. (平行四辺形の面積)=底辺×高さ
  6. (三角形の面積)=底辺×高さ÷2
  7. (台形の面積)=(上底+下底)×高さ÷2
  8. (直方体の体積)=縦×横×高さ
  9. (立方体の体積)=一辺×一辺×一辺
    • 実質的には直方体の公式と同じ。

中学校

負の数

  1. マイナス×マイナス=プラス
    • (-5)-(-6)=-5+6=1
    • (-5)×(-6)=5×6=30
  2. 負の数を扱えると、符号にさえ注意すれば項を左右に自由に移項できるようになる。

累乗・指数

  1. 「aのb乗=ab」のような形で覚えさせられる。
    • 「10n」なら、「1の後に0をn個並べて書く」だけなので、とても簡単に見えるが、底a・指数bの値が大きくなるごとに計算の手間がかかることを実感させられる。
    • 高校になると指数のとる範囲が実数に広がる。
      • 0の0乗(=0÷0)はない。
        • 「00 = 1」とする説もあるけどね。実際、「n0 = 1」をスタートに定義したほうが上手くいくらしい。
          • 23 = 1×2×2×2 = 8 , 03 = 1×0×0×0 = 0

方程式

  1. XやYやZをひたすら使う。
    • xyzじゃない?
    • 手書きの際には筆記体が用いられることが多い。
      • 筆記体でyとzは紛らわしいので、zだけはブロック体(2との区別で斜めの棒に線を入れる)。
  2. これを覚えると鶴亀算を苦労してやっていた事がバカバカしくなる。
    • だがSPIなどでは逆に鶴亀算を使った方が早く答えられる。
  3. 解の公式が何故か印象に残る。
    • ここで2次方程式でもルートの中が負の数になり、「解なし」になる事例があることを知る。厳密には「実数解なし」だがそれを知るのは複素数・虚数を習ってから。
  4. 理論上五次だか六次だかまで行くと解答不能になるって本当?
    • 正確にいえば、5次以上の方程式になると解の公式が存在しないってこと。
      • 3次方程式の解の公式ですら長すぎて、手計算は現実問題では無理。(不可能ではないが)
  5. JFKとかYFKとかスコット鉄太朗なんかもこれの1種らしい。
    • 数学的に文句を言うなら、勝利の方程式じゃなくて「勝利の定数」のほうが正しいのか?
  6. 連立方程式の解法には代入法と加減法の2種類があるが、二次式の場合加減法が使えないので注意。
    • 「代入法と加減法」と覚えてしまうと、大学入試で詰むことが多い。連立方程式を解くのに必要なのは、本当は「変数を消去する」こと。代入法と加減法は変数消去の1つの手順に過ぎない。

不等式

  1. 方程式の場合は「=」ですむが、不等式になると「<」「≦」「≠」「>」「≧」を使い分けなければならず、混乱する。
    • 方程式で正解できても、「<」「≦」「≠」「>」「≧」のいずれを使えばよいかわからなくなる。
      • 適当に「a=1,b=2」とか放り込んで、成り立つかどうか確認するのが一番早い。
  2. グラフを書いて、この直線(方程式の線)から上側、下側と考えればちょっとわかる。

関数

  1. 概ねグラフや放物線が一緒に付いてくる。
    • Excelかその他の表計算ソフトを使うと簡単に書ける。
  2. 習うこと自体は中学の時だが、関数電卓を使うのはもっと後になってから。
  3. Excelを使うと楽に計算できるが、当然ながらテストでそんな事が出来る訳もなく…。

素因数分解・因数分解

  1. 「積」を掛け算される前の状態に戻す計算。基本的に限界まで分解する。
    • 1を取り出していくと際限がないのでこれは無視する。
  2. たすき掛けがスムーズに行えればだいだいOK。
  3. 大数の、最大公約数・最小公倍数を求める際、約数の個数や総和を求める際は素因数分解するといい。

平方根

  1. 富士山麓オウム鳴く。
    • 一夜一夜に人見頃。
    • 人並みに奢れや女子(おなご)。
      • 人並みに奢れないケチな人を「√3な人」というらしい。
    • 菜に虫いない。
  2. 中学数学を理解できていないとここで確実に詰む。
  3. 中学の数学で「虚数」を教わらないので、どうして平方根の中をマイナスにしてはいけない(=√-1がない)のか理解できない。
    • 正の数も負の数も2乗すると正の数になるので、負の数からさかのぼっても行きつく先がないから、「√-1は存在しない」ということまでは理解できる。

確率

  1. 大体の場合初歩的な計算はサイコロの目で覚えることになる。
    • n/6、n/36、n/216などの分数がある場合は大体これの答え。
  2. 「順番が決まっているか否か」で確率の数値が異なるのが地味に厄介。
    • X人の男子とY人の女子からZ人の役職を選ぶ…的な問題には大体このトラップが仕掛けられている。
  3. 降水確率が10%なのに強い雨が降ると怒る人がいる。降水確率って「降る確率」であって、「降雨強度」とは別物なのにね。
  4. 学校でならうものではないが、「モンティホール問題」がすぐに理解できない。
    • 3つのうち1つがアタリで、回答者が1つを選択したところで、司会者が選択しなかった2つのうち、ハズレを1つ開けてくれる。このあと、回答者はもう一度残った2つ(始めに選択したものと、選択せず司会者がハズレとしなかったもの)から選び直すことができる。このとき、選択肢を変えた方があたる確率が高い。
    • 正直、ウィキペの解説はわかりにくい。NAVERまとめの方が問題文含めて分かりやすいので解説のリンクはっとく。
  5. 1%の確率と聞くと100回試せば一回は出ると解す人が多いが実際には独立した試行だと100人がそれぞれ100回引いても3割以上の人が外す。
    • 具体的に書くと当たり1、外れ99の計100個の球が入った箱から1個取り出し確認したら戻す方式。
    • 冷静に電卓叩けばパチンコする気や宝籤を買う気が吹き飛ぶこと請け合い。
  6. 「少なくとも〜」という表現が出てきたら、余事象の出番。

中学校で習う図形

  1. (柱体の体積)=底面積×高さ
  2. (錐体の体積)=底面積×高さ÷3
    • 「÷3」を証明するためには、積分を使うか、積分のような考え方を使わなければならない。
      • そのため透明な三角柱と三角錐の容器を用いて、三角錐何個分で三角柱の容器が水でいっぱいになるかやらせることも。
        • だが水がこぼれるのできれいに3倍になるはずもなく…
      • 図形として分解し、1/3になることを解説した図を教科書で見た覚えがあるが(中学時代。当然微分積分はまだ習っていない頃)
  3. (柱体の表面積)=(底面積×2)+(底面周×高さ)
  4. (錐体の表面積)=底面積+(底面周×母線÷2) ※直錐の場合
  5. (球の表面積)=4π×(半径)2
  6. (球の体積)=(4/3)π×(半径)3
    • 円錐の体積とピタゴラスの定理(三平方の定理)が分かっていれば、積分のように考えると証明できる。

高校・大学

  1. 文系と理系でどこまで習ったかが違う領域。
    • …なのだが、ごく稀に文系でも数IIICを履修している人がいる。一体何故…?
      • 一部の情報学部の地歴公民選択でも、数IIIは必須って事も。IIBだけでも入れるとこもあるが、本気で理系的な研究をしたいなら後々苦労する。(実際やった人)
        • 数IIBの捻った問題解くより、数IIIのシンプルな問題解いた方が楽ではある (数学教師談) 。あとIIBの問題の理解がより深まる、って理由もある。
        • 経済学部だとたまに数III選択可ってのがある様子。別に文系みんなが数学嫌いってわけじゃないし。
      • 京大の文系数学だとたま数IIIの知識があると楽に解ける問題があったりして、余力のある文系受験生がやっていたりする。
        • 昔は文系でも数Cが必要というケースもあったような記憶がある。
    • さらに言えば進んだ分野によって習うものすら変わってくる。

三角関数

  1. sin,cos,tan…基本的にはこの3つ。
    • どの辺とどの辺の組み合わせかは、頭文字の筆記体を憶えていると簡単だったりする。
      • 数学の先生曰く「わざわざ筆記体を書くために図形を回すのはバカバカしい」
    • 本当の基本は、sin,sec,tanの3つで、それぞれにco-がついて(cos,cosec,cot)補完してるんだけどね。
  2. 理系でも分野によっては切っても切り離せないほど、嫌というほどお世話になる。
  3. 関数電卓の有り難味を知るところの一つ。
  4. 正弦定理、余弦定理、加法定理などは定理の求め方も含めて覚えておいたほうがいい。
  5. さらに、アークサインとか、ハイパボリックサインとか出てくると頭が混乱する。
    • sin-1(x)はsin(x)の逆算だからまだ理解できるけど、sinh(x)=(ex-e-x)/2がどうひねったら三角関数と関係があるか悩みまくった。
      • アークサインはサインの逆ではなく、逆であるというのも大きなな引っかけ。
      • sin2(x)=(sin(x))^2なので、同じように考えてsin-1(x)=1/sin(x)と勘違いしやすい。
    • ある大学生向け数学参考書に「定義式が似ているだけで無関係」
    • 地味にオイラーの公式x (e^iπ=1) を使えば簡単に理解できる。

式と証明

  1. (相加平均)≧(相乗平均)≧(調和平均)
    • 相乗平均は比率の平均を、調和平均は速度の平均を求める際に使うことがある。
  2. たまにこれを使うとアホみたいに簡単に解ける証明問題が大学受験で出てくる。

対数

  1. 数IIIになると常用対数(底が10)に加えて自然対数(底がe(ネイピア数))が出てくる。
    • 底を省略して単にlog(x)と書くと普通は常用対数だが、自然対数をln(x)と書かずにlog(x)とすることもあるので紛らわしい。
    • 自然対数の底eをエクセルで計算してみると、級数の収束、を実感できる。
  2. log102≒0.3010 log103≒0.4771は何度も使ううちに覚える。
  3. 指数の逆算だということが、すぐにピンとくれば理解しやすい。

微分・積分

  1. 微分は比較的簡単だが積分は難しい印象がある。
    • さすがに数IIBレベルならともかく、IIIだとかなり捻った式変形が求められる。
  2. 経済学を勉強する上で絶対必須になる計算ツールの一つ。特に微分は分かっていないとミクロの初歩でさえ解けなくなる。
    • 理系は一部分野を除けばほぼ必須。偏微分、多重積分など色々と。
    • ちなみに微分したものの語頭にはなぜか限界(marginal)の二文字が付く。
  3. 速度(m/s)のグラフがあって、総移動距離(累積、m)を求めるのが積分、加速度(変化量 m/s2)を求めるのが微分。単位の次元も積分すればあがるし、微分すれば下がる。
  4. ♪ビブン、セキブン、いい気分とか言い出すヤツがいる。
    • 微分=「微かに分かる」、積分=「分かった積もり」。

集合

  1. Āのように上に棒を書くことで集合Aではないという意味になる。
  2. AかつBが、A∩B。AまたはBが、A∪B。
  3. 集合の要素の個数の公式として、n(A∪B)=n(A)+n(B)-n(A∩B)、n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(c)-n(A∩B)-n(B∩C)-n(C∩A)+n(A∩B∩C)といったものがある。
    • ベン図に書くなどして確かめてみよう。
  4. ベン図が問題なく使えるのは集合が3つの時まで。
  5. ド・モルガンの法則は覚えといて損はない。
  6. 問題にはしにくいのに、現代数学の根本をなすきわめて重要な考え方だったりする。

順列・組み合わせ

  1. 計算式にびっくりマークが出てくる。
    • CとかRも出てくる。
      • RじゃなくてPの間違い?
  2. 円順列や数珠順列といった概念が出てくる。

命題

  1. 計算を一切伴わないのに、何故か数学で教わることになる分野の一つ。
    • 確率や場合の数と違い、数理的思考より論理的思考を使うだけに、これが数学にカテゴライズされるのが非常に謎。
    • 逆に言えば計算の才能がなくてもこちらや推論の才能が秀でている場合もある。
    • 心理学的分野でもある。
  2. 逆・裏・対偶の3つを駆使して答えを割り出す。
    • 対偶よりも裏のほうが厄介だった記憶が…。
    • たまに逆と裏がどっちがどっちだったかごっちゃになる。
    • 対偶と元の命題の真偽は一致するので、対偶の命題に直すと真偽がわかってくることがある(対偶法)。
  3. 大した内容ではないくせにセンター試験で小問で出される。厄介。
  4. ある命題の否定を仮定して、その矛盾を突くことによりその命題が正しいことを証明できる(背理法)。正攻法だと悪魔の証明になりそうな時に行う。
    • よく考えたら、対偶証明法と背理法って同じことをしてるともいえるのでは?
      • 異なる。「Chakuwikiはwebサイトである」といいたいときに「webサイトでなかったらブラウザで見れないはずだから正しい」というのが背理法、「webサイトでないものはChakuwikiではないので正しい」というのが対偶を用いた証明。
  5. なぜかセンター数学にも出てくる。ややこしいから?
    • 一問一答にしやすいからでしょう。

数列

  1. 等差数列、等比数列、階差数列などがある。
    • 複利計算は等比数列の問題に近い。
  2. 複雑な数列は漸化式を使って求める。
  3. 計算チェックは適当に1、2を代入すればおk

数学的帰納法

  1. わざわざ「数学的」と付いているように、普通の帰納法とは明確に違うものとして区別されている。
    • というか、そもそも帰納ではなく演繹。
  2. センター試験で出題されると大バッシングの嵐になる。
  3. 数学の教師は「ドミノのやり方」ということも。
  4. 「今日じゃなくて明日でいいや」
    • 翌日「今日じゃなくて(ry」
      • その翌日「(ry」
        • (ry

推論

  1. 命題同じく、計算を伴わないのに数学として扱われることになるジャンル。
  2. 企業の採用試験では特に好んで取り入れられる。時間がかかる+複雑な思考力が問われるためか。
    • SPIの対策本では他の非言語問題と比べても明らかに多くのページが割かれている。
  3. 推論の条件は複数示されているが、たまに嘘つきが1人以上紛れ込んでいる。
    • わざと特定の条件を隠し「この条件を完全確定させるにはどの条件を足せばよいか」という問題が出される場合もある。

ベクトル

  1. 記法が矢印だったりドットだったり太字だったり…。
    • 式は合っていてもちゃんとベクトルとして書かないと厳しい教官の場合は○がもらえないなんて場合も。
    • スカラーとベクトルの書き分けができていない答案は論外。「太字は3次元、矢印は4次元(相対論)」「一般のベクトルは太字、幾何ベクトルは矢印」と使い分ける場合がある。
  2. 内積と外積、ココらへんがこれをややこしくしていく。

統計

  1. 平均値以外にも中央値、最頻値なるものがあることを知る。
    • 中央値は実用でも意外と使い道がある。
    • 最頻値は階級分けを適切に行わないとあまり意味のないデータになる。
    • 第1四分位点と第3四分位点も忘れずに。
  2. 標準偏差の計算のとき、なんでいちいち二乗してから足すんだろう、めんどくせえのになあ、と思う。
    • 二乗しないと偏差の正負が打ち消し合って和が0になるため。2乗和の平方根以外に、絶対値を合計することでもそれは回避可能(平均偏差)。
  3. 授業で正式には偏差値なるものは教えないが、それでもみんないつの間にか知っている。
  4. 一方の値が増えるともう一方の値も増える/減る傾向がある場合、正/負の相関があるといえる。
    • データA,Bがある場合、共分散ABをA,Bの標準偏差で割ることで相関係数が求められる。
      • おおむね、その大きさが0-0.2の場合無相関、0.2-0.4の場合弱い相関、0.4-0.7の場合中程度の相関、0.7-1で強い相関とされる。1に近づくほど散布図に表した時に直線的な分布になる。

偏差値

  1. 中学受験を経験している者は小学生の時からお世話になる数字。
    • 偏差値によってクラスが変わることも。
  2. 受験業界では身近であるが、実は統計の一分野であることを知られないことが多い。
  3. 平均点は偏差値50、偏差値10の違いは、標準偏差1に相当する。
    • そのため、偏差値40~60には全体の約3分の1、偏差値50~70には全体の約95%が入るらしい。
  4. 値は母集団に左右されるため、「どの母集団での数値か」が重要。母集団を明らかにせず、偏差値だけを使って煽る輩もいるので要注意。
  5. 数学的な意味を完全に外れてしまい、単なる格付けのスケールになっている事もある。
    • 例: 70〜 難関、60〜70 上位、50〜60 中堅、40〜50 下位、〜40 底辺

IQ

  1. 知能指数。MENSAに入るのに必要らしい。
  2. 6歳児にもテストを行い、70以上あれば普通の小学校に入れる。
  3. 偏差値に似ているが、平均がIQ100に相当するところが異なる。

有効数字

  • 化学や物理の計算でよく使う
  1. 有効数字の桁数が多いほど厳密である。10(有効数字1桁)は5以上15未満(幅が10)だが、10.0は9.95以上10.05未満(幅は0.1)という意味になる。
  2. 対数表に載ってる値(例:log102=0.3010)は有効数字4桁で表したものである。
  3. 問題でわざわざ有効数字○桁で答えよと指定されることもある。
  4. 計算する際は、一番有効数字の少ない値に合わせて答えなくてはならない。例えば半径12cmの円の面積を求める際に12と3.14という値を使うが12のほうが粗い(2桁)ので、答えもそちらに合わせて450cm2(有効数字2桁)とする。
    • テストにて。使った数字の中で、1つだけ有効数字が1桁しか無いものがあり、勿体無いと思いながら泣く泣く切り捨てる羽目に。(結局、その部分は出題ミスだった)
    • と思いきや、足し算で繰り上がりが起こると有効桁数が増えることもある。たとえば「5.6+9.3」の答えは2桁の「15」ではなく3桁の「14.9」。
  5. 1.000は有効数字4桁だとすぐにわかるが、1000は有効数字1桁か4桁か見た目だけでは判別がつかない。
  6. 有効数字に揃えるには、その下桁を四捨五入してはならない。必ずJIS丸め(銀行家丸め)を行う必要がある。

極限

  1. 初見の感想「方程式でよくね?」
    • やればやるほどなぜこの分野が必要かがわかってくる…。
  2. 連続の概念、一瞬戸惑う。当たり前すぎることだけど。

行列

  1. 現在の指導要領では削除。
    • 高校でやらなくなったせいで、大学に入りいきなり面倒な目に会うことに。BOOKOFFで旧課程のチャート式を買うのが吉。
  2. 4*4くらいの行列でも、簡約化はしんどい。小学生レベルの計算を何回すればいいの。
  3. 大抵の人は意味わからずにやっていると思われる。
  4. 「右から掛ける」と「左から掛ける」を区別しなければならない。
  5. 転置行列とかトレースなんて遊びとしか思えん。
  6. 正則行列の意味を聞いても、なぜそれを正則というのか理解に苦しむ。
  7. 実はベクトルは行列の一種だ。
    • 行列は(ベクトル空間の公理を満たすものという意味で)ベクトルであり、ベクトルは(数ベクトルで表せるという意味で)行列である。

位取り記数法

  1. 小学校の算数で扱う記数法は「10進法」だが、そこまで意識することはあまりない。
  2. 10進法の数が「0」と「1」だけで表現できると知ると混乱せずにいられない。
  3. 情報処理を専攻するには2進・8進・16進法の計算もできなければならない。
    • 16進法では10~15をA・B・C・D・E・Fで代用する。
  4. 理論上、「n進法」の値「n」はいくらでも大きくできるが、数字を代替する文字がとても多くなる。

アルゴリズム

  1. 最適解を求めるために、モデルを数十~数百単位で用意し、コンピュータで計算させ、何回か繰り返したのちよさそうなものを選び、またコンピュータで計算させることの繰り返し。
    • そのため、時間がかかる。
  2. 「成長する計算」と言っても過言ではない。
  3. 新幹線N700系電車ができたのもこの技術のおかげ。

立方根

  1. 3乗してaになる数のaに対する称。またの名を3乗根。「3√a」と表記する。例えば、8の立方根は2。
  2. あらかじめ体積や容積が分かっている物体の寸法を算出する際に使うことが多い。
    • 例として一辺が1cmの立方体の容積は1ccだが、仮に容積を2ccとする場合、一辺は≒1.26cmとなる。

実用計算

測量

  1. 一見、単なる三角関数、というか三角比のように思えるがもっと複雑。
  2. ヘロンの公式なんて使わない。
  3. 仰角、俯角と聞いてピンときたらキミも測量士を目指そう。
    • それだけでできれば苦労はしないんだが…
  4. 測量士は出身大学の学部によっては大学で測量学・実習を履修して測量士補になり、その後 実務経験をつんだらと、いうことになっていれば試験を経ずに取得できるが、「資格更新のために試験を課すようにする」という噂を聞く度に震える実務をしてない測量士多し。

弾道

  1. 幕末頃の武士はこれの計算で苦しんだ。
  2. 単なる二次関数の計算で済まない。風の影響とか地球の自転も。
    • 二次関数だけでなく、平方根、三角比、対数…など、数多くの計算ができなければならない。
  3. プロゴルファーやプロ野球外野手には必須、と言いたくなるところだがそんなことはないらしい。
    • 実は落下位置予測が難しいのは外野フライよりもキャッチャーフライ。強烈なスピンを伴ってほぼ垂直に上下するので、ピッチャーが投げる変化球よりも強く変化するらしい。
  4. コンピューターは元々弾道計算用の計算機、第二次大戦期までは計算尺などを駆使して行った。将校はエリートで無くては務まらない訳である。

カロリー

  1. 栄養士がやる計算。
  2. 飲食店でメニューにカロリー値が添え書きしてあることがあるが、アレ本当にまじめに計算したのか?
  3. 物理屋は、カロリーはSI単位じゃないぞ、4.2ジュールに直せ、と突っ込む。
  4. メイト。
  5. 小田原駅のJRの在来線ホームからの階段にカツ丼やビールなどのカロリーと、その階段を上ることによる消費カロリーが掲載されているが、正直 ケタが違いすぎてめげる。

家計簿

  1. この計算が破綻すると、死活問題に。
  2. 初心者は費目の振り分けに悩む。
  3. PCのおまけに付いてくる家計簿ソフトは便利なようだが、項目が細かすぎて面倒くさい。
  4. きちんと付けている人が節約上手かというと、必ずしもそうではない。
  5. 固定費と変動費の区別がきちんとできないうちは、半人前。
  6. クレジットカード支出はどの時点で記録するか、見解が分かれる。
  7. 2世帯住宅の場合は、経費の分担で悩む。

文系の計算

  1. 要するにおカネの計算は文系の仕事、ということ。
  2. 世の中の計算という仕事の大半は実は文系の人間がやっている。
    • その為か数学が苦手なのに経済学部に入ってしまいエライ目に遭ってしまう学生も少なからずいるとか。
      • 「経済学部を理系に入れろ」と言う無茶苦茶な主張は大体これが原因だと思う。一応理系なのに経営学部がある大学もあったりするんだが…。
        • 無茶苦茶な主張というか、海外では理系寄りらしい、ということからかな。というか、理系脳がないとやっていけない。
      • かといって、理系の得意分野かというと全然違う。経済は理系脳だけでは理解不能な思想である。
        • まず理系人間には自明の、(質量やエネルギーのような)「保存則」が経済には成り立たないということが感覚的にわからない。
        • 世の中全体のカネの総量は一定だと思ってるので、不景気になると、それに見合った分の「富」が必ずどこかに偏在していると考える。
        • 最終的には、経済はエネルギーじゃなくてエントロピーなんだと納得する。
      • 結局、文系・理系問わず日本人には苦手な学問らしい。
        • 文系ではノーベル文学賞や平和賞、理系では物理学賞や化学賞ほかを受賞した人は多数いるが、経済学賞だけは未だに誰も取ったことがない。
        • それなのに、高度経済成長を達成したのはどうしたことか。
        • 所詮、経済学は象牙の塔で論じる学問ではないってことか。
        • そもノーベル経済学賞なる物は正確にはアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞といって生粋のノーベル賞ではないし、特定の学派に受賞者が偏っているので仕方無し。政治的思惑にまみれている。

複利

  1. 金融業や保険業はこれが命。
  2. 理系は単なる指数計算としか思っていないが、利息の元金への組み入れの方式とか、結構文系特有の事情がある。
    • もちろん理系の問題には必ず計算方法についての注釈が付いている。
  3. 闇金にとっちゃ複利計算などあってないも同然なもの。

確定申告

  1. 税理士の繁忙期はこれの計算で日が暮れる。
  2. ほとんど毎年何かしら税制改正があるので、それへの対応も結構大変。
    • 税制“改正”とは、すなわち“増税”のことだ。
  3. 毎年芸能人がインターネットでの申告をPRしている。

財務諸表

  1. 税理士の繁忙期の次に、公認会計士の繁忙期がこれのために来る。
  2. 株主総会でやり玉に上げられる。

給与計算

  1. 社会保険労務士の飯の種。
  2. 一見何の変哲もないただの計算に思えるが、源泉や控除など、理系には理解不能な概念が必要。
    • 学生や主婦にとっては「103万の壁」が大きな悩み。
  3. ボーナスが年をまたぐ(冬のボーナスが12月の予定が1月支給とか)になると、年収がかわって大変になる人あり。

予算編成

  1. これは計算というよりは根回しと駆け引きの問題かもしれない。
  2. 公務員になると、分野を問わず必須項目。技術職だろうが研究職だろうが、これができないと出世できないらしい。
    • 予算取れないとやりたいことも出来ない。無駄だ無駄だと減らすことばかり喧伝するメディアは死すべし。
    • でも昇格という名の椅子取りゲームに勝つために、無理やりにでも予算を使い切ろうと図るものは少なくないとか。
    • ある意味一番人間性がわかる計算かもしれない。

簿記

  1. 計算そのものは単なる足し算引き算がほとんどだが、棚卸、在庫、売掛、減価償却と文系用語が目白押しに出てくる。
    • このため、理系の人間が手を出すとたいてい挫折する。
  2. 工業と商業では違うらしい。
  3. 1級とか2級とかのクラス分けもある。
    • 2級以上を保有していると就活に有利とされている。
  4. 間に「っ」を入れてはいけない。

会計監査

  1. 要するに検算のことだと思えばよい。
  2. 会社の経営陣が怯えるもの。
  3. 公的機関における国の監査となったら最大の関門といっても過言では無い。
    • 当たり前だが1円たりとも不明なカネがあってはならない。ズブズブな裏金体質などドラマの中の話である。

不動産鑑定

  1. 「路線価」というものはこれの計算のために発表される。
  2. 取得原価とか期待利益とか御託はあっても、結局のところ相場観が最優先なのではないか?
  3. そもそも相続税のための路線価と固定資産税のための路線価とが2つある時点で意味不明。どっちも税金なのに、なぜ統一しない。
    • なお、相続税路線価の方が安くなっているらしい。

運賃計算

  1. 昔は時刻表とにらめっこ。インターネット普及以降は、乗換案内サイト・アプリで完結する場合もある。
  2. JRなどの場合、途中で降りると安くなることもあるので、その計算をするサイトもいるらしい。
  3. 一番運賃計算が面倒なのは、JR三島各社へのまたぎと名鉄らしい。
    • 加算運賃が何かと面倒。
    • 特に名鉄は路線ごとに掛け算しなくてはならず、その数と路線が明記されていないので、紙の時刻表からの計算は至難の業。
      • 名鉄の場合は枇杷島分岐点の折り返しが関わる場合も面倒。別途乗車の場合は分岐点起点の乗車券が必要になるケースも有る。
    • 両社とも「運賃計算キロ」を全線に設定して、ただの足し算にしてしまえばいいのに。

中古車査定

  1. 車種、グレード、年式、色、走行距離でだいたい相場があり、減点事項(事故歴等)があれば減算される、らしい。
  2. 社外パーツは、所有者としては加点してほしいところだが、ううん。
  3. 最近では複数社査定サイトがあるが、よく理解せずにこれに依頼するとその後の対応が大変。

ゲーム

点数計算

麻雀

  1. 早見表もあるが、それでも符計算が必要になる。
  2. 計算したくなければ、常に5翻以上であがろう。
    • そこに至るまでの計算は、実はネズミ算だったりする。
      • 多くの場合語呂合わせで覚える。にっく(2900点)、ざんく(3900点)、ちっち(7700点)など。
  3. なぜか、端数はとにかく切り上げ。四捨五入という考えはない。

ボウリング

  1. 一説によれば、スコアの計算方法が知られるようになったのは、コンピューターで自動的に計算してくれるようになってからだとか。
  2. スペアを出したフレームのスコアには次のフレームの1投目が、ストライクならそれ以降の2投分が加算される。
    • 10フレーム目だけは特殊。スペアやストライクが出たら3投目まで投げられて、それらが単純に合計される。
  3. 満点は300点らしい。
    • ボウリング場によっては景品がもらえることも。

UNO

  1. そもそも公式ルールに則って点数を計算している人はいるのやら。

リズムゲーム

  1. ノーツを正確に叩けたか+コンボ数で算出。
    • 故に同じ1ミスでも序盤or終盤でミスるのと中盤でミスるのとでは点数が大きく開いてしまう。
      • そもそも正確に叩いたかどうかも一瞬の差で決まるので、手動計算で算出するのはほぼ不可能だと思う。
    • 各ゲーム毎に独自のノーツがある事が多いので、点数算出はゲームによってバラバラ。
    • コンボ数が点数計算に絡む音楽ゲームはさほど多くない。アーケードでは太鼓の達人グルーヴコースター程度。要は該当しない音楽ゲームのほうが多い。
    • 太鼓の達人のスコア計算にコンボ数が大きく絡むことは「関ジャニの仕分け∞」で全国的に知られている・・・と思う。
  2. 所謂「連打曲」はノーツが多いので必然的に難易度と点数がインフレ化する。
    • 点数の上限が決まっているゲームではそうでもない(DDR、jubeat、SDVX、チュウニズムなど)
  3. ソーシャルゲーム系(スクフェスデレステなど)は「特技」の発動も大きく絡む。
    • プレイヤーが同じようにプレーしても(例えば全ノーツを完璧に叩いても)、数万点スコアが変動することはザラ。

パズル

  1. 数独、虫食い算をはじめいろいろあるが、どれもかなり高度な理系脳が要求される。
  2. 受験問題に出されることもあり、侮れない。
  3. ペンシルパズル#数字のパズル

スポーツ

ペリア方式(ゴルフ)

  1. 一般人のゴルフコンペなどで行われる、1日だけのハンディキャップ(HD)算出方式。
  2. 18ホール中、隠しホールをパー3、パー4、パー5からそれぞれ2箇所ずつ選び、ラウンド終了後に隠しホールのスコアを集計し、そこからHDを算出する。
  3. HDの計算方法は(隠しホールの合計×3-72)×0.8(80%)。この数式で得られた数字をグロススコアから引いた数がネットスコアとなる。
    • 例えばグロスが92で隠しホールの合計スコアが30だった場合、HDは(30×3-72)×0.8=14.4となり、ネットスコアは77.6となる。
    • 通常はダブルパーカットがデフォ。つまりパー4では8打までが計算の対象である。また全ホール終えてのHDの上限は通常40と決まっている。
  4. 以上は6ホール「旧ペリア」の計算方法だが、後に「たまたま隠しホールで大叩きした人がより多くのHDを得られるのは不公平」という認識につながり、現在では隠しホールを12とした「新ペリア」、同9ホールの「新々ペリア」などがより多く使用される。
    • 3の公式「(隠しホールの合計×3-72)×0.8」の「3」の部分が新(12ホール)の場合は「1.5」、新々(9ホール)の場合は「2」に変わるので注意。

野球

防御率

  1. 投手タイトルの一つ。
  2. 「自責点×27÷投球回数×3」で計算される。
    • 投球回数は1/3や2/3があるので整数にならすためにそれぞれに3をかけるようになった。
    • 一つのアウトも取れず大炎上すると目玉が飛び出るような数字になる。
  3. 「自責点」といわれてもピンと来ない人が多い。
    • 特にどうなったら自責点に「ならない」のかが非常にわかりにくい。
    • 自分で出した走者かが焦点。交代前の投手が出した走者や野手の失策、野選による出塁者は含まない。
  4. タイトル表彰があるものでは唯一の「数字が少ないほうがいい」指標。

マジックナンバー

  1. いまだによくわからん。「今日の直接対決で勝てばマジック○が点灯します。」などという報道を聞く前に自分で分かったことが一度もない。
  2. いったん点灯したのが消えることもある。
    • 「マジック点灯=対象チーム以外のすべてのチームの自力優勝の可能性が消滅している状態」だから。マジックが消滅するということはすなわち他チームの自力優勝の可能性が復活するということになる。
    • 2008年の阪神タイガースなんかはその典型例で、幾度もMが点滅した挙句に読売ジャイアンツに逆転優勝されている。
  3. とりあえず、核物理学でいうそれとは何の関係もない、ということは分かる。
  4. メジャーリーグでは引き分けがないので簡単な式で算出できる。
    • 引き分けがあるNPBの計算式ははるかにややこしい。
  5. 優勝へのマジックナンバーと、クライマックスシリーズへのマジックナンバーの2つがある。
  6. 時々2位なのに点灯することがある。
    • 自力優勝が首位なのにないという事例もあるため。残り試合数次第だから、屋外球場がホームで雨天中止が多いチームが2位だと起こりうる(阪神とかロッテとか)。
      • 首位のチームが先に全試合を消化してしまい、2位のチームが残り全勝すると逆転優勝する時とか。

打率

  1. 安打÷打数。この中では一番分かりやすいと思う。
  2. 日本では慣例的に歩合(○割○分)で表すことが多い。大抵は1シーズンで3割を超えれば一流の打者と見なされる。
    • 4割を超えれば未来永劫伝説として語り継がれるはず。

セイバーメトリクス

  1. 野球×統計学
    • Fate×コマンドー、ではない。
  2. MLBで広まるようになったきっかけは、貧乏球団が少ない資金でいい選手を集めてくるための工夫からだった。
    • 当時、タイトル争いにはいないがセイバー指標のいい選手は大変お買い得だった。
  3. 日本ではまだまだ発展途上。
    • 最近札幌ドームの大型ビジョンではセイバー指標も表示するようになった。
    • テレビの野球中継でもそろそろ表示してほしい。せめてOPSとかWHIPとかくらいは。
OPS
  • 出塁率+長打率
  1. 日本では一番メジャーな野手指標だと思う。
  2. 8を超えると好打者とみられる。

関連項目