ページ「京急の特異性」と「道路標識/規制標識」の間の差分

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*車両に関する特異性は'''[[京急の車両#車両に関する特異性|こちら]]'''
{{Pathnav|標識}}
==京急の特異性・一般==
#京急線は'''人を6人轢かなければ止まらない'''といわれる。
#*人身事故でもものの15分もあれば復旧するが、片づけが杜撰なため、再開直後の電車に乗ったら飛んだ人のスニーカーが線路に落ちているのを見たことがある。
#**警察とかで15分じゃ再開しないでしょ
#**営業列車を走らせながら警察に現場検証させていた。検証になっていたかどうかは不明。
#**警察の到着と現場検証の終了を待っていると時間がかかりすぎるので、あらかた片付いたら運転再開。京急では常識です。
#**事故→すぐ再開→'''警察により止められる'''(ここで結構時間がかかる)→ようやく完全復旧、というのが通例。
#**「警察の現場検証のため、運転を見合わせております。」
#*一方JRでは、人身事故が起きると全然動かない。最悪1時間以上足止め。
#**T武では12時台の事故で14時台にようやく運転再開してたような…。
#**最悪1時間以上って少なく見積もりすぎだと思う(by[[中央快速線|人身事故超多発路線]]沿線民)。
#万引き犯を片付けたことも。
#*八丁畷の現場を見に行ったところ、駅構内から現場の踏切まで通しの直線で、ほぼ全力で2100形+3扉2000形の快特がかっとんで行った。同じくOFF会参加の2ちゃんねらーと「ありゃ跳ねられたら即死ですね」「あぁ~助かりませんね」と言い合っていた。'''<font color="#ff0000">いい子は(いい子じゃなくても)踏切くぐらないように。</font>'''
#**つまり、あの赤い塗装は、'''<font color="#ff0000">犠牲者が流した血</font>'''を意味している訳ですな?
#**違うしww あれは確か京急が手本にしていた[[アメリカ]]の色をまねたとか…… 犠牲者が流した血?その発言犠牲者に失礼だぞw
#***ネタにマジレスカコワルイ
#***万引き犯なら自業自得でしょ?他は含まず。
#****いや、食い逃げも含むでしょ。食い逃げが万引きに入らないのならば。
#*現場の古本屋には激励や苦情両方が殺到したものの、やはり苦情の方が圧倒的に多かったらしく閉店。現在はファミリーマートになった。
#**世間はほとんどが同情や激励だったが、犯人の同族(SG系)からの嫌がらせが人としての常軌を逸していた模様。
#**万引きを見つけても咎められなくなり、限界を感じたと言う話もあったが。
#*25年位前は、よく猫やおばあちゃんが轢かれていたそうで…
#労使交渉なども真っ先に解決し、ストライキはまずない。
#*…いや、ただ単に労組が弱いというだけの話のような。
#**弱い強いの問題じゃなくて、昔から労使協調の労組は普通にある。
#**労使が協調してるのは電鉄だけで、他の現業子会社に至っては悲惨な有様。SSとか労組すらないしね。まぁ人件費削減を狙ってそういうシステムにしたんだろうが…。
#JRに対抗して無理くり線路を確保しているため、カーブが多くて気持ち悪くなる。
#*特に横浜や品川付近は急勾配&急カーブ加速減速が多く、実際吐いている人を目撃した事が3度ある。(酔っていたのかは不明ですが…)
#*カーブが多いのも新幹線と同じ幅の線路だからだ問題ないんだな
#**残念ながら鉄道は軌間が広いほど急カーブには弱い。
#***カントは多くつけられる。
#*カーブの多さに加えて、そのスピードから、'''ジェットコースター京急'''とのあだ名もあるらしい。
#*妊婦は乗ってはいけない、と言われている。
#*普通に腰掛けて乗っていたタモリが吐いたとか吐かないとか。
#*っつーか嘘ですからそれ!<JRに対抗 元々路面電車だったからカーブきついだけですから!
#*戸部方面からの横浜直前の線路の様子…高架から降下して[[京浜東北線・根岸線|京浜東北線]]([[東急東横線|東横線]])の下をくぐり左にカーブしながら帷子川を越えるため上り坂を登りわたったら降下して次に右カーブ…2100系の運転席の後ろの席だとジェットコースターを思い出す。
#**だから「形」だってば。
#競馬開催期間は車内にタバコ臭と加齢臭が混じった空気が立ち込める。
#めずらしく広告がいっぱいだなーと思うと''全部京急の自社広告だったりする''。
#テツandトモや長井秀和など微妙な有名人をCMに起用する。彼らは既に芸能界から消えかかっているが、くるりはどうなるだろうか。
#*くりいむしちゅーもそろそろおしまい?長井秀和には沿線ならではのフォースを感じる。
#京急に不慣れな人は、何かと他社線との違いに驚く。
#*不慣れな人は大体東日本以東の出身。
#ぶっちゃけ、'''関東にある関西私鉄'''。
#*駅名を平気で略すし、アルミ車なんかでもきっちり色を塗るし(無塗装車がいない)、ごく最近まで LED 式行先表示車がいなかったし(LED のものも極力幕式のものに似せている)、普通列車を「普通車」と呼ぶし(最近減った)、他社との抱き合わせ記念カードを発売したと思ったらお相手が[[南海電気鉄道|南海]]だったし‥‥。
#**そういえば、南海も「普通車」って呼ぶよね。
#***[[南海線|本線系統]]だけです。
#*未だにオールステンレスカーがないのも関東では京急だけじゃなかろうか。
#**いや、今度製造される1000(II)形はステンレス車だぞ。
#*今度のは酷すぎる、今年登場する[[京浜東北線・根岸線|京浜東北]]の車両以下だぞ。
#**SUSは外見とドアはE231の劣化コピーだからな。
#***外見とドア以外は更にひどいからな。
#****車内は更に悪臭が充満している・・・。
#**この上数行は[[京急の車両|こっち]]寄りの話題では?
#*手を抜けばJRに次々と客を持って行かれるから超本気で戦っている。この辺が関西私鉄との共通点だろうか。
#**京急はJRと競合関係だが、他の関東私鉄はむしろJRの補完的立場だからな。
#***[[中央快速線]]は現在、[[京王線|サンド]][[西武新宿線|バッグ]]状態となっております。
#*但し阪急との共通点は皆無。
#**十分共通点はあるんじゃない?昔から国鉄(JR)とのサービス対決に積極的だし。
#*子供の頃、赤い列車のデザインとスピードを見て、京急の京を京都の京だと思って勝手に関西私鉄だと理解していた。
#就活中の学生相手に本気で将来の社長候補を募集していた。
#*'''「関東最強京急」'''に相応しい取締役のなり手がいないんだろうな。なんたって過去には日野原氏のいた会社だし……
#「終日禁煙」の掲示があるものの駅ホームでは喫煙可・・・としか思えない。
#*いつだったか、ホームでタバコを吸っていた男に外人(見た感じは)の男が注意しているのを見た。
#加減速過多、電力消費の大きさから、架線を千歳飴かなにかのように消費する。制輪子は一月もたない事もある。
#*回生ブレーキが多すぎて消費しきれない分を使い地上のモーターではずみ車を回しておき、消費電流があがったときに発電して架線に送るフライホイール発電所を持っている。
#'''<font color="#ff00ff">「それは京急だから」</font>''' どんなに他では有り得ない光景だったり、無茶苦茶な光景を目撃してもこの一言で全てに対して説明がいく。
#*ある意味何でもありの会社です。上大岡に念願?の百貨店を作ったと思ったら、前代未聞の百貨店の中の[[ヨドバシカメラ]]・・・(しかも2フロア)
#**現在の横浜店はもともと百貨店なんだが。
#鉄道テロ警戒がそれほどでもなかった1998年ごろから全駅でゴミ箱を撤去している。理由は'''「私たちの環境を守る為ゴミの減量化」'''等と京急に都合のいい理由だが、安全上の理由でなければはっきり言って迷惑である。
#*あの地下鉄サリン事件の影響で一時期撤去されていた[[東京地下鉄|東京メトロ]](旧営団地下鉄)、[[東京都交通局|都営地下鉄]]ですら置いてるのにね。
#**[[京王電鉄|京王]]はまだない。
#バカ高い案内表示機を入れた一方で、案内放送もなく列車がいきなり進入という素晴らしい駅があったり、その一方で前述のようにいまいちはっきりしない理由でゴミ入れを無くしたり、と総じて節約概念があるんだかないんだかいまいち見えてこない鉄道会社である。
#改札の有人改札と改札外の売店が隣どおしの駅は、改札の駅員がそのまま店員になる。大変そう。(京急新子安、新逗子など)
#*最近は駅売店廃止して改札と統合しているみたいですな。改札のすぐ脇に入り口があるから改札通るのも店入るのも邪魔。
#SF乗車カードをいち早く導入した…のはいいのだが、営団や都営地下鉄やJRなどで導入していたものと規格の違うものを入れてしまったがために、あとの[[パスネット]]の導入にこの地域の大手私鉄の一角にもかかわらず遅れを取ってしまった。
#*しかも使えるようになった当初しばらくは、一部の改札機でしか使えないなどの制限があった。
#'''けいきゅう♪ドレミたん'''ってあんた……。


==乗客・沿線住民の特異性==
[[ファイル:鬼怒テクノ通りの入口にある道路標識.jpeg|thumb]]
#京急沿線で生まれ育つと、京急の特殊性に気づかない。
#*金沢文庫駅での連結作業中の反応を見ると、地元民か否かの区別が付く。
#**停車中の電車に後ろから突っ込んでくるからな~。
#***それは[[小田急電鉄|小田急]]でも一緒なんだが。
#****小田急は増解結やめちゃった。
#*****やめてないよ。
#*[[東海道本線|東海道線]]以外のJRが遅く感じていらいらする。
#**どこからどう見ても真っ直ぐな線路をちんたら走る電車に乗ると、本気で殺意を覚える。
#***「京急、ついに関東最速の座から転落か!?」と騒がれた[[つくばエクスプレス]]が、[[常磐線]]のE531系に抜かれていくさまを見たら、京急沿線民はどう思うんだろう……
#京急沿線に生まれ育った人は、JRで特急が有料だということに気付かないで乗ろうとすることがある。
#*ここから先の議論は[[ノート:京急の特異性#特急列車関連の議論|ノート]]を参照してください。
#日曜日の夜学校に戻る制服の防大生(一部私服もいるが風体で明か)で満タンになる普通浦賀行きは異様な風景。
#[[アメリカ軍|米海軍]]の連中が車内でガキのように騒ぎまくる・・・うぜぇ。
#*一時上陸の連中は、まだ日本を占領下だと思っている。
#**以前は、電車料金はまともに払わなかったらしい。品川駅の自動改札をハードル走のように飛び越えていく集団を観たことがある。
#*中には、婆さんに席を譲ってやる礼儀正しいやつもいる。
#**そいつが立っただけで二席分も空いたが。
# 駅員の制服のネクタイがホック式になるのは酔っ払い対策らしいです。
#*首根っこ掴まれても、ホック式ならスポッっと抜けるかららしい。やられた瞬間はさぞかし気分がいいだろう。余計相手を逆上させるかもしれんが。つーか暴力行為はホントにやめましょう。犯罪ですからね。
#**暴れた酔っ払いが返り討ちに遭ったという話も聞く
#正午ごろの混雑した2100形にベビーカー押して乗り込む不届きなママに対しても、付近の乗客数名が補助席を放棄して手厚くサポートするのを見た。ありえない。


==表示・種別の特異性==
==通行規制==
#最近は改修されているようだが、やたらと短縮された行き先表示が多かった。新町→神奈川新町、文庫→金沢文庫、蒲田→“京急”蒲田etc・・・
===通行止め===
#*神奈川新町は駅開設時は「新町」が正式な名前でした。因みに「京急新子安」も「新子安」で開業、JRの「新子安」が後から出来たのに何故か京急側が改名した。
#自動車や原動機付自転車は勿論、自転車や歩行者にも適用される'''最強の標識'''。
#*いや、まず京急の「子安」ができて、その後国鉄の「新子安」が開業、そしてその近くに「京急新子安」が開業したんだと思う。
#*別名、'''全面通行止め'''。
#**京急新子安:明治43年開業、新子安:昭和18年開業。
#多くは工事中の道路や自然災害・事故の際に一時的に設置される。
#**隣同士なのに「京急」をつけなければならない意味がどこに…。
#常設のものであれば'''激レア標識の一つ'''。
#***隣り合っていても別の駅ですから。cf横浜、品川←→"京急"川崎、"京急"久里浜
#*山道や海岸の行き止まり、廃道、降雨量や積雪量が一定基準値以上になった場合の規制くらい。
#***かつては隣り合う別の駅舎だった横浜は昔から横浜だったわけだが
#特殊な使い方として、「○○を除く」の補助標識で、特別に許可された一部の車両のみ通行を許可している場合がある。
#**見様によっては、国鉄はただ新子安を京急の駅と一緒にしたかっただけなのに、京急がフラグをクラッシュしたようにも思える。
#*例として[[バス事業#BRTの噂|バス専用道路(BRT)]]や湾岸の埋立地、[[しまなみ海道]]の原付道などがあげられる。
#*「新町」という駅は[[群馬]]県にもある。[[湘南新宿ライン]]の電車のうち一部がその新町駅を通る。京浜急行が急に「[[神奈川]]」をくっつけるようになったのは、[[横浜駅]]での混同を避けるためだったのかもしれない。
#**湘南新宿ラインが開通する遙か前から神奈川新町です。
<!--#**バ~カ
#***いいたいことは分かるがその表現は関心先祖。-->
#**新町が神奈川新町に変わったのは昭和2年です。
#*[[近畿日本鉄道|近鉄]]も京急と同じ状況だった。
#**ex.[[河内長野市|「河内長野」]]→「長野」など
#*一番ひどいのが[[京成電鉄|京成]]。行き先表示だけでなく、駅名自体も省略する。
#*自分が乗ってる路線なら冠社名は略しても分かるだろうと・・・。ある意味、乗客に敬意をはらってる。と、好意的にみてみる。
#各駅停車の事を「普通車」と言う。
#*南海ではデフォです。[[南海線|南海線と空港線]]は、「今宮戎」と「萩之茶屋」をみんな通過するため、[[南海高野線|高野線]]の「各駅停車」と区別するために使われています。
#*最近は「普通電車」と言うことの方が多くなった。。
#通過する駅があるわけでもないのに、なぜか快特や特急など普通以外の種別を名乗る列車がある。
#*その種別で折り返すから。例:京急久里浜始発三崎口行快特→三崎口から快特で品川方面に運転。
#**空港線だと折り返しで種別変更する電車がいくつかあるので、京急久里浜以南に普通電車が設定されていないってのが主因じゃないかな
#*ネームバリューの意味もあると思う。末端に各停エリアがあるJR西の新快速と同じく。
#*普通だと95km/hしか出せない。
#金沢文庫駅で後4両の最後尾から前8両の快特に乗り換える為にはダッシュが必要。のんきに歩いてるといつの間にか発車してる。
#*文庫まで後ろ4両に乗ることが間違い。
#*乗り換えたところで座れない場合も。
#各駅停車はどうでもいい。手の抜きように驚く。(横を高速で快特が通過するのは屈辱以外の何者でも無し)
#*代わりに京急川崎〜5分に1本は来るという決して利便性が低くはないダイヤに一応なっている。ちなみに快特は10分間隔で運転。それでも手の抜き方が異常。
#*神奈川~八丁畷 間では下手すると待ち合わせ時間の方が走ってる時間よりも長い。
#**[[小田急電鉄|小田急]]ではよくあること。
#**京急の各停程度で手抜きだったら、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]の全路線は手抜き未満。
#*高機能車(旧1000からして化物級)を充当して・フルブレーキ・駅停車10秒・フルノッチと、極力遅くならないように努力している普通車が手抜きとは思えない。
#*800形の追い討ちでガツンガツン来るあの加速度は癖になる
#*名脇役ってのは、主役を引き立たせこそすれ、間違っても邪魔をしないことに全力を尽くすんだぜ
#**でも現状、線路を支障する赤い障害物に違いは無い。
#快特の泉岳寺行きだと、行き先表示は「品川方面泉岳寺」だが、品川に着く前に行き先表示を「泉岳寺」に変える。一駅だけのために。
#ホーム拡張に協力しない商店街への報復として、特急停車を取り上げて通過駅にしてしまったことがある(平和島)。
#*今は、特急は止まるが快特は通過。
#*それはホームの長さが足りなくて特急は入りきらないから。


==放送の特異性==
===車両通行止め===
#JRとかだと「ドアが閉まります」だが京急は「ドア、閉めます」
#車両に該当するものは全て通行禁止。
#*''関西ではデフォです。''
#*ただし自転車、原動機付自転車、自動二輪車はエンジンを止めて手押しで通るのはOK。
#**そんなことない。関西でも「ドアが閉まります」と言う。
#実質的な効力は「歩行者専用」と同じ。
#***[[東京地下鉄|メトロ]]でも言ってたよ([[東京メトロ有楽町線|有楽町線]])
#設置されるのはだいたい狭い道か高規格のバイパス道路である。
#****[[京成電鉄|京成]]でも言う人は言う。
#*前者は補助標識で自転車や小型特殊自動車などを規制対象から除外することもある。
#*****よりによって[[東京急行電鉄|東急]]の車掌も言い始めた。
#*逆に後者では補助標識で「軽車両・原付」のように規制対象を限定する。
#***[[つくばエクスプレス|TX]]の柏の葉で一回「ドアを閉めさせていただきます」と…
#駅前ロータリーだと一般車の乗り入れを制限する目的で「タクシー(路線バス)を除く」の補助標識を追加している場合がある。
#*「ドア」ではなく、「ダァ」と発音する。
#車椅子や乳母車は歩行者扱いなので対象外である。
#**'''[[京浜急行バス|バス]]もダァ。'''
#**「ドアを閉めまーす」と語尾を伸ばす人もいる。
#**最近は意識しているのか「ダァ」は言わないなぁ。
#*「おまえらが自分で閉めてるのに、他人事のように言うのはけしからん」とクレームがあったという話も。
#*日本語の専門家から言わせると、「誰が閉めてても、わざわざ区別して言い換える必要はない。」とのこと。→[http://www.taishukan.co.jp/meikyo/meikyo_kitahara_column.html 参考サイト]
#普通待避駅で特急・快特に通過待ちすることを「(南太田で快特に)'''抜かれます'''」とアナウンスする。
#*[[名古屋鉄道|名鉄]]でも、言うぞ。
#*私が乗った普通の車掌は「通過を待ちます」と言っていたが…(そりゃ全員が言うわけじゃないだろうけど)。
#最近はだいぶ改善されてきているが、中~上クラスの駅でも案内放送のまったくない駅が多かった。
#*これも、自動放送が一般化する1990年代以前は、他の私鉄、さらにはJRでもざらにあった。運転密度が高い線に多かった。
#**上大岡は今でも自動放送がない。京急川崎(本線ホーム)もない。
#***その代わりに、車掌のワイヤレスマイクによる案内放送を行っている。待避駅では、下位列車の車掌が上位列車の到着案内をしている。
#***[[東急大井町線]]なんて支線とは言えども上大岡(約12万人)よりも利用者がずっと多い自由が丘駅(約17万人)さえ自動放送がないどころか電光掲示板さえないも同然という酷さ。
#****つい最近、大井町線急行運転開始に伴い電光掲示板と自動アナウンスがつきました。
#駅構内の放送にアニメで活躍する声優([[大原さやかファン|大原さやか]])を起用している。[http://kqmaniax.hp.infoseek.co.jp/sound/top.htm 京急サウンド集]
#*ちなみに[[京王電鉄|京王]]や[[つくばエクスプレス]]、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]の新幹線駅の構内放送も同じ人なんだけどね。
#*ちなみに[[コードギアスシリーズファン|コードギアス 反逆のルルーシュ]]っていうアニメに出てます。
#**思わずミレイ会長と言ってしまうのは俺だけか?
#***うちは[[ARIA(AQUA)ファン|アリシアさん]]といってしまう。
#*逝っとけダイヤ時など自動放送が打ち切られることが「さやかっと」と某所で呼ばれる。
#「こんどの発車は」
#停車電車・通過電車接近のメロディーが採用されている駅がバラバラ。
#*どっかの駅は踏み切りの警報音そのままだった。
#*「6つのレントラー舞曲第1番」が主流じゃないの?
#*電車通過メロディは[[東急目黒線|目黒線]]や[[横浜市営地下鉄]]などのホームドアが開くチャイムと同じ(音程は違う)なのが主流
#**製造が同じ「京三製作所」だから。
#「お急ぎでないお客様はこの後の普通車をご利用ください。」とかいうのもある。


==運行上の特異性==
===二輪の自動車以外の自動車通行止め===
#信号扱いの大部分をいまだに手作業でやっている。[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]で運行管理システムのトラブルが連発した時、[[日本経済新聞|日経]]が驚いて記事にしたことがあった。
#四輪以上が規制対象だと思われているが、三輪自動車も対象である。
#*だから'''逝っとけダイヤ'''なんて曲芸ですら何事もなかったようにやってのける。
#*通常は小型特殊自動車も規制対象に含まれる。
#*信号扱いはATSなんだから自動。手作業でやっているのはどこ行きの電車がどの駅をいつ発車したかの運行管理。コンピュータ処理の場合は「CTC」。もともと京急は指定席車もなければワンマン運転区間もないからこれを導入しても恩恵が薄い。
#多くは踏切や生活道路などの狭い道に設置されている。
#**個々の信号機の制御のことをいっているのなら、「自動閉塞方式」かな。ATSはあくまで列車の保安装置だから。今は連動装置があるから、「信号扱い」=「てこ扱い」でも問題ないと思うけど。
#農業用道路だと補助標識で小型特殊自動車や軽自動車を除外していることもある。
#**指定席車やワンマン運転がCTC導入と関係するとか意味不明。
#*くれぐれも軽車両(エンジンが無い車両)と軽自動車(ナンバープレートが黄色の自動車)を混同しないように。
#**そもそもCTCはてこ扱いを指令所で集中して行う(指令員が手でひねってる)だけで、コンピュータ処理とは関係ないよ。コンピューター制御ならPRC(Programmed Route Control)だ。
#普通列車の通過退避を行う駅は、複線を直線または緩いカーブで通し、その外側もしくは内側にポイントで駅構内線を分岐させる、という構造になっている。
#*通称新幹線方式、でも横浜以北は通常の2面3/4線方式が主流
#普段の列車運行は色々複雑なものがついた障害レースだが、緊急時には曲芸・もしくは大道芸と化す。
#行っとけダイヤ時は、ネジが一本どころか数十本抜け落ちてるとしか思えないような運行をする。
#*'''<font color="#ff0000">逝っとけ</font>'''
#*[[名古屋鉄道|名鉄]]も発動することがあるがここが元祖。
#*逝っとけ発動時の指令無線はもはや戦闘機の航空無線クラスの混線と勢い。
#**「じゃああなたの車は○○で運転を打ち切って逆発車してください。」ちなみに○○にはもうすぐ到着する。
#*逝っとけダイヤはダイヤ乱れ時に輸送力重視の運行をする物。他社は輸送力ではなく、いかに早く通常ダイヤに戻すかを考えて運行するから、妙に列車間隔が開いたり、同じ方向の列車ばっか来たりして、なかなか目的地にたどり着けない。その辺を考えると京急の逝っとけは乗客のことを考えていると思う。
#**というか'''客もプロ'''。
#上りの本線にしばらく回送電車(折り返しの各駅停車)を留置すると言う力技(ボケ)を通常ダイヤでかましている。
#*文字通りツッコまれない内に下りの本線に折り返す。
#*↓の特急のせいで折り返し用の留置線が埋まっているときにやります。
#客を乗せたまま駅間の留置線で一時停止して優等の通過待ちなんて、ほかでもこんな奇妙なことやるんか?
#*羽田空港~横浜方面の、京急川崎での扱いか?アレ、どう追い抜いて結局どう行くのが早いのかわかんなくて蒲田乗換えで行っちゃったんだけど。
#どう見ても通過待ちの出来なさそうな駅で、無理矢理通過待ちをやっていた時期がある。
#*本来とは逆方向のホームに列車を入れて、後の列車を通していた。
#*下り普通が客扱いした後、バックして上り本線を封鎖。臨時特急の通過後、そのまま発車した。
#「この電車は鮫洲で、快特と'''回送'''の通過待ちをします」一瞬耳を疑った
#*青物横丁の下りホームに、普通・快特・回送・急行の順でやってきて、最後の急行に乗ったら鮫洲で最初の普通を追い抜いた…
#*十数年前の朝の上りダイヤはすさまじかった。「普通品川行きです。神奈川新町で、急行青砥行き、新町止まりの特急、通勤快特の通過、特急押上行きの待ち合わせです」。しかも急行は子安で特急と通勤快特の通過待ち。やってられん。
#ポイント故障で複線のうち片方が長期不通になっても、生きているもう一方を使って単線ピストン運行とかしちゃう。
#品川駅にて、1番線に回送列車進入→方向転換し三崎口方に進行して上り線逆走→ポイントを渡り下り線に入り→またもや逆走して3番線に進入→何事もなかったかのように発車・・・ということがあった。また、3番線に進入するときに2番線に進入する列車と併走した。品川駅でのSSTは普通だが、まさかUSTをやるとは・・・恐るべし、京急。
#*併走どころか、上り本線の営業列車を止めてまでUSTをして同時入線する。
#平日の金沢文庫で普通2本の縦列退避が日常的に存在する。


===あわや…===
===大型貨物自動車等通行止め===
#踏切が閉まらなくなっても社員を配置&徐行で乗り切る。
#大型貨物(所謂トラック)だけで無く、大型特殊自動車(工事用の重機やクレーン、除雪車など)や特定中型貨物自動車も規制される。
#車間距離が妙に短い。前の電車が駅に停車中の状態でもすぐ後ろで待機。
#補助標識で指定された数値(t)以上の積載量の貨物自動車が通行できない'''特定の最大積載量以上の貨物自動車等通行止め'''というのもあるよ。
#*特に普通と快速・特急等が合流する手前付近や駅は先頭車両から前を見ると、信号1個先に電車が見える。
 
#**[[西武鉄道|西武]]でもたまにそうなっているぞ!!
===大型乗用自動車等通行止め===
#***[[京成電鉄|京成]]の高砂⇒青砥でもそうなる。(快速 羽田空港行きの目の前に普通 上野行きがいる)
#所謂バスが規制対象である。
#**つうかどこでもやってる、特異でもなんでもないわ。
#*大型乗用だけで無く、特定中型乗用自動車(マイクロバスなど)も規制対象に含まれる。
#***いくらなんでも2~30m後ろで後部車両が待っている状況はないだろ。
#よく見る補助標識は「マイクロ(バス)を除く」。
#****JRでも取手なんかだと特急待ちの中電の直後で待避線の青電快速が待機してたりするぞ。
#*あと「路線バスを除く」。
#*****つまり、どこでもやっている(ただ、[[東武鉄道|東武]]はやらないなあ)
#多くは大型貨物との組合せ標識で規制されるため、これ単独で見かけることは少ない。
#******むしろ金澤文庫では縦列駐車。
 
#******東武も北千住で時々そうなる。
===二輪の自動車・原動機付自転車通行止め===
#**[[京浜東北線|お隣]]では普通。
#主な設置理由は「二輪の通行が危険なため」または「暴走族の排除」である。
#**雑色で上り普通に乗ったら、直前に通過した快特が蒲田に停まってて、踏切1つ挟んで数mの距離で止まったことがあるぞ。
#*前車は急カーブが多い道路やバイパス道路に多い。
#**京王明大前とかも朝ラッシュ時に車両と車両の間が数mになる。しかもそれが何十本も連続で続く。
#**バイパス道路だと原付や排気量125cc以下のものだけを規制対象としていることが多い。
#*日中の鮫洲→青横間は一見の価値あり。
#*後者は工業地帯や住宅街に多い。
#*夕ラッシュの立会川付近も。
#**こちらは逆に126cc以上のみを規制対象としていることが多い。
#*横浜方面から品川駅に進入するときはいつも、赤信号が灯っている。運転手さんは意地でも電車を止めないように、超超超スロー運転をする。しかしそれでも、ついに停止してしまうことも。
 
#*西武でも乱れてやるときあるぜ
===自転車以外の軽車両通行止め===
#高速運転をしているためよくオーバーランをする。利用者によるとこれは日常茶飯事だそうだ。ほかの鉄道会社はここまでやらない。
#デザインは大八車(所謂リヤカー)がモチーフである。
#*[[西日本旅客鉄道|JR西]]の事故時、世間がオーバーランで騒いでる時に「オーバーランや遅延ごときで何をガタガタ騒いでるんだ?」という感覚だった。
#馬車、牛車、人力車、荷車、タンデム車なども規制対象に含まれる。
#**学校帰りにしょっちゅうオーバーランしてた。周りの乗客も「あーまたやったな」くらいの反応。
#多くの場合、自転車との組合せ標識で規制されるため、これ単独の規制標識は'''激レア'''である。
#***4両の電車が一編成分オーバーランしても、ホームからはみ出してないからセーフといわんばかりにそのまま客扱いしている
 
#***駅進入時に「こりゃオーバーランするな」と思った運転士が車掌に連絡→車掌が「停車位置直しまーす」と停車前にアナウンスすることも
===自転車通行止め===
#*昔の京浜急行はしょっちゅう事故るものだったらしい。乗客も「京浜電車は事故る物」だと思って乗っていたと言うから恐ろしい。まだ路面電車の性格を多分に残していた時代の話。
#これの対極にあたる「自転車(及び歩行者)専用」とは異なり、タンデム車も規制対象に含まれる。
#**子安の退避線に普通と急行まとめて押し込んで、特急が待ち合わせたとか。※昔は新町ではなく子安が特急停車駅。
#自動車専用道路では無いバイパス道路に設置されていることが多い。
#**いまでも金沢文庫で普通を2本押し込んで、wingがまとめて抜くことがあるが…。
#*他にも立体交差式の道路のアンダーパスや陸橋の部分などにも設置されていることが多い。
#***1号ATS導入で'''ピタッ'''となくなり、それ以来この手の事故は起こしたことがない。
#*あとは自転車の走行が危険な坂道など。
#[[品川駅]]の1番線では、停車中の電車後方に、すぐ後の品川始発の普通電車が急接近する。
#これ単独のものは大八車との組合せ標識よりはレア度が高いが、単独大八車よりはレア度が低い。
#*朝のラッシュ時は八ツ山橋上で待機、がデフォ。
#*自転車が単独で通行止めになっている場合、そもそも馬車や人力車などの存在が無視されていることが多い。
#「沿線火災のため、現場を徐行で通過します」→思ったより火の手が大きかった→「やっぱり通過できなかったので戻ります」と言って普通にバックして戻ったことがある。
#有料バイパスだと自転車に歩道を通行してもらうために、車道限定で自転車通行止めにしている場合がある。
#台風で神奈川県沿岸が暴風雨の時、「行けるところまで行きます」という車内放送の後に、行き先未定のまま発車したことがある。
 
#C-ATSの導入によって特異性は薄れてきた。
===車両(組合せ)通行止め===
#よく見る組合せは「二輪の自動車以外の自動車と二輪の自動車・原動機付自転車」、「大型貨物自動車等と大型乗用自動車等」、そして「自転車以外の軽車両と自転車」である。
#ごく稀に「大型貨物と二輪」や「二輪と自転車」のような組合せを見ることもある。
 
===危険物積載車両通行止め===
#爆発物・毒物・劇物などを積載した車両(タンクローリーなど)の通行が禁止される。
#長さ5km以上の長大トンネルや水底トンネル以外にはほぼ設置されない標識である。
#*高速道路や有料バイパスではよく見かけるが、それ以外の一般道路では'''激レア'''の部類に入る。
 
===大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止===
#[[首都高速道路]]や東京高速道路(KK線)の入口などでよく見かける標識。
#*[[第三京浜道路・横浜新道#横浜新道の噂|横浜新道]]や[[中日本高速道路#小田原厚木道路|小田原厚木道路]]では補助標識で「20歳未満」と「免許交付から3年未満の運転者」に対象を限定して二人乗りを規制している。
#[[東京]]都内、[[神奈川]]県内では比較的よく見かけるが、それ以外の道府県では'''激レア'''である。
#自専道、高速道路ではこの標識が無くても条件によっては二人乗りが禁止される。
#*横浜新道や小田厚は法令的には自専道では無く一般有料道路であるため、自専道並みの規制にするためにこの標識が設置されている。
#一度は廃止された標識だが、高速道路や自専道でのバイクの二人乗りが解禁されたために復活した。
#*急カーブが多いなどの理由でオートバイの二人乗りが危険と判断された路線に設置される。
 
===歩行者通行止め===
#歩行者の通行は厳禁。
#*[[自動車専用道路]]以外の、歩行者の通行が危険と判断された道路に設置される。
#*これを無視して大怪我したり命を落としてしまった場合、'''冗談抜きで保険が適用されない可能性がある'''ので、絶対守ること。
#主に高架のバイパス道路の入口に設置される。
#*出口にも「車両進入禁止」とセットで設置されていることがある。
#立体交差式の道路のアンダーパスや陸橋の部分、歩道が無いトンネルなどでもよく見かける。
#これがある場合、だいたい自転車などの軽車両も規制されていることが多い。
#*ごく稀に歩行者は通行禁止だけど自転車は通れるという道路もあるが、その場合は降りて手押しで進むのはダメ。
#*原付や排気量125cc以下の二輪、小型特殊なども規制対象になることがある。
#デザインは「歩行者横断禁止」に似ている。
#私道には滅多に設置されない。
#*百貨店やショッピングモールなどの立体駐車場の入口にはこの標識とは別に企業独自のマークや文字を使用して歩行者の通行を禁止していることが多い。
 
===タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め===
#名前こそ「○○通行止め」だが、デザイン的には「○○専用」である。
#特定の豪雪地帯のみに設置されている。
#大雪が予想される場合のみに適用される。
#*普段はカバーで隠されているため、標識を拝むのは非常に難易度が高い。
 
===歩行者専用===
#主に歩行者天国の商店街などに設置される。
#これがあった場合、歩行者のみが堂々と通行できる。
#*実質的な効力は「車両通行止め」と同じ。
#補助標識で「自転車を除く」「軽車両を除く」と書かれていない場合、自転車を乗って通行するのはNG。
#*ただし降りて押して進むのは歩行者扱いになるのでOK。
#補助標識で「自転車を除く」と書かれていた場合、実質的な効力は「自転車及び歩行者専用」と同じになる。
#*が、歩行者優先であることがより強調される。
#デザインは父親(成人男性)と娘(女の子)がモチーフと言われている。
 
===自転車及び歩行者専用===
#主にサイクリングロードに設置される標識である。
#補助標識で時間帯を限定して通学路・生活道路に設置されることも多い。
#*主に通勤・通学の需要が高い朝と夕方が規制対象になる。
#ここで言う自転車とは普通自転車のことを指すため、タンデム車(2人乗り以上の自転車)は通行できない。
#*タンデム車は「自転車以外の軽車両」に該当する。
#デフォルトだと左上に歩行者が、右下に自転車が描かれている。
#*近年は鏡像(裏返し)バージョンもある。
#「管理用車両を除く」はよく見る補助標識。
#*許可車、指定車、居住者用車両も対象から除外されることが多い。
#サイクリングロードや歩道ではこの標識が、生活道路やアーケード街では「歩行者専用」(自転車を除く)が使われることが多い。
 
===自転車専用===
#自転車のみが通行できることを示す標識。
#歩行者は通行禁止。
#*自転車を押して進むのもNG。
#多くのサイクリングロードではこの標識では無く上の「自転車及び歩行者専用」が設置されるため、レア度の高い標識の一つになっている。
#都市部だと歩行者と自転車を分離する目的で、歩道の左側に「歩行車専用」を、右側に「自転車専用」を設置することもある。
#都市部だと「タンデム車を除く」の補助標識で、タンデム車も通れるようにしている場合もある。
 
===自動車専用===
#高速自動車国道を含む[[自動車専用道路]]の入口に設置される標識。
#*場合によっては出口に「車両進入禁止」とセットで設置されていることも。(車両進入禁止だけでは歩行者の誤進入を禁止できないため)
#この標識がある場合、歩行者、軽車両(自転車を含む)、125cc以下の二輪車の通行が禁止される。
#*また、126cc以上の二輪車に関しては「20歳未満」または「免許交付から3年未満の運転者」の二人乗りが禁止される。
#*他にも駐停車禁止の効力も発生する。
#補助標識に「[[高速道路|高速自動車国道]]」がある場合と無い場合とで若干意味合いが異なる。
#*高速自動車国道では小型特殊自動車や牽引自動車の通行禁止が追加される。
#[[法令]]で自専道に指定されていないバイパスはこの標識では無く、歩行者通行止めや自転車通行止め(、場合によっては二輪通行止め)などのお団子で規制するのが普通。
#*一般的には自専道の標識は有料道路、通行止めお団子は無料のイメージが強い。
#**ただ自専道の標識があっても無料で通れたり、逆に通行止めお団子でも有料の場合があるので、一概に断定することはできない。
#*栃木だと通行止めお団子によって歩行者、自転車・軽車両、125cc以下の二輪、小型特殊、ミニカーを規制しているバイパスもあるが、正直かなり分かりにくいので自専の標識に変えても良いと思う…。
#**ミニカーまで律儀に補助標識に書くのが栃木クオリティである。
 
==逆走禁止系統==
===一方通行===
#逆走禁止の道路の入口に設置される標識。
#*逆に出口には「車両進入禁止」が設置されるため、この標識はほぼ車両進入禁止とセットと思って良い。
#車両(自転車を含む)は矢印で指定された方向のみ進むことが出来る。
#よく見かける補助標識は「自動車(二輪を除く)や「自転車を除く」など。
 
===自転車一方通行===
#'''激レア標識'''の一つ。
#都市部の歩道やサイクリングロードでの自転車の逆走を禁止するために設置される。
 
===車両進入禁止===
#歩行者以外はその場所からその道路に入ってはいけません。
#*「自転車を除く」などの補助標識が無ければ自転車もこのルールを守らなければならない。忘れがちな点なので要注意。
#そこから入れないという意味では「車両通行止め」と同じだが、車両進入禁止は一方通行の出口側のみに設置される(つまり入口からは普通に入れるけど逆走はダメ)のに対し、車両通行止めはその道路自体の通行が禁止されているという点が異なる。
#市街地の狭い道でよく見かける標識。
#*逆方向から来た車との鉢合わせを防ぐため。
#高速道路やバイパスの合流部分でも、逆走を禁止する目的で設置されていたりする。
#*また、出口部分にはこの標識と共に「歩行者通行止め」も設置されていることがある。(車両進入禁止だけだと歩行者の誤進入を禁止できないため)
 
==指定方向外進行禁止==
#標識で示された矢印以外の方向に進んではいけません。
#「自転車(または軽車両)を除く」の補助標識が無ければ、自転車も守らなければならない標識の一つ。
#交差点や合流地点でよく見かける。
#斜め方向の矢印は特殊な使われ方をしている。
#*中央分離帯の端っこに左下矢印の標識がある場合があるが、これは標識より左側を走行しなさいと言う意味である。
#*道路左側の路肩だと稀に右下矢印も見かける。
 
==駐停車系統==
===駐車禁止===
#都会、田舎を問わず、全国的に当たり前に見かける標識の一つ。
#斜線を左上から引っ張っている。
#*漫画だと右上から引っ張ったマークを見かけることがあるが、これは間違い。
#規制は必ずしも終日とは限らない。
#*上側に時間帯が書かれていることが多いが、補助標識の場合もある。
 
===駐停車禁止===
#駐車禁止の完全上位互換。
#自専道以外のバイパス道路に設置されていることが多い。
#市街地の幹線道路だと時間帯を限定したり、「乗降を除く」の補助標識があったりすることも。
#自専道ではこの標識が無くても自動的に駐車・停車が禁止される。
 
==速度規制==
===最高速度===
#この標識に示された数字より大きい速度(km/h)で走行してはいけません。
#*とはいえ実際にはプラス10くらいまでは許容範囲と言われることが多い。
#この標識が無い場合、高速自動車国道は100キロ(大型貨物、牽引、三輪は80キロ)、それ以外(自動車専用道路を含む)は60キロ(原付は30キロ)が最高速度となる。
#*自専道だと「高速道路では無いこと」を強調するためにあえて60の標識を設置したり、逆に高速自動車国道並みにするために100キロや80キロの標識を設置することもある。
#高速道路やバイパスだと、大雨などの悪天候や渋滞に対応するために、LEDの可変式の標識が多い。
#補助標識によって車種を限定することもあるが、一般道では'''激レア'''である。
#*自専道では高速自動車国道並みの最高速度にするために、車種毎に100キロと80キロを並べて設置していることがある。
#**逆に言えば自専道で100が単独で設置されていた場合、高速自動車国道では80までしか出せない大型貨物等も100で走行できることになってしまう…。
#最近は無料のバイパス道路でも70や80を見かけるようになった。
#*ただ自専道以外のバイパスに80が設置された事例は今のところ[[栃木]]以外には存在しない。
#90はまず見ない。
#10刻みが一般的だが、私道では稀に5刻みも見かける。
 
===最低速度===
#上記の「最高速度」に似ているが、数字の下にアンダーバーがある。
#こちらは逆に、標識で示された数値未満の速度(km/h)で走行してはいけない。
#自動車専用道路以外では'''激レア標識'''である。
#*また、高速自動車国道ではデフォルトで50キロの最低速度が設定されているため、まず設置されない。
#主な設置理由は、自専道の規制を高速自動車国道並みにするためである。
#*だから最高速度100キロの標識とセットであることが多い。
#運転教本や下敷きでは30キロの最低速度標識をよく見かけるが、実際にあるのはほぼ全てが50キロである。
 
===徐行===
#とにかくゆっくり走行しなければならない。
#*最高速度は10〜15キロ程度?
#公道には少なく、むしろ私道に多い。
#*具体的は設置場所は、ショッピングセンターの駐車場などである。
#稀に外国人でも分かるように「SLOW」の文字が併記されていることも。
 
==一時停止==
#正式名称が「止まれ」だと勘違いしている人が多い。
#信号機のある交差点にはこれは設置されない。(赤点滅しか無い場合を除く)
#本来は自転車も守るべき標識なのだが、守られないことも多いため、最近では「自転車も止まれ」の補助標識があることも。
#最近は「止まれ」と「STOP」を併記している標識もある。
 
==追越しのための右側部分はみ出し通行禁止==
#黄色いセンターラインとほぼセットで設置される標識。
#*多くは片側1車線の対面通行の道路である。
#世間一般的にはこの標識が追い越し禁止だと思われがちだが、実は「追越(し)禁止」の補助標識があった場合のみが正式な追越し禁止である。
#*とはいえ前方が四輪車であれば必然的に追い越しが不可能になるが…。
 
==歩行者横断禁止==
#都市部の交通量の多い道路やバイパス道路でよく見かける。
#横断歩道や歩道橋、地下道があるはずなので、面倒臭がらずに迂回しましょう。
#最近では子供にも分かりやすいように「横断禁止」では無く「わたるな」の文字が書かれているものもある。
 
==原動機付自転車の右折方法==
===二段階===
#通常は2車線以下の交差点で二段階右折が必要な場合に設置される。
#*3車線以上の交差点であればこの標識が無くても二段階右折しなければならないが、守られていない場合は注意喚起のために意図的に設置されることがある。
#小回り(二段階右折禁止)に比べてレア度はかなり高い。
 
===小回り===
#3車線以上の交差点で二段階右折を禁止するために設置される。
#*2車線以下の交差点ではこの標識が無くても小回り右折が原則となる。
#この標識がある交差点では、原付も51cc以上のオートバイや他の自動車と同じ方法で右折できる。


==関連項目==
==関連項目==
{{京浜急行電鉄}}
*[[運転免許証]]


[[Category:京浜急行電鉄|とくいせい]]
{{交通}}
{{デフォルトソート:とうろひようしききせい}}
[[Category:道路]]

2021年12月14日 (火) 11:04時点における版

鬼怒テクノ通りの入口にある道路標識.jpeg

通行規制

通行止め

  1. 自動車や原動機付自転車は勿論、自転車や歩行者にも適用される最強の標識
    • 別名、全面通行止め
  2. 多くは工事中の道路や自然災害・事故の際に一時的に設置される。
  3. 常設のものであれば激レア標識の一つ
    • 山道や海岸の行き止まり、廃道、降雨量や積雪量が一定基準値以上になった場合の規制くらい。
  4. 特殊な使い方として、「○○を除く」の補助標識で、特別に許可された一部の車両のみ通行を許可している場合がある。

車両通行止め

  1. 車両に該当するものは全て通行禁止。
    • ただし自転車、原動機付自転車、自動二輪車はエンジンを止めて手押しで通るのはOK。
  2. 実質的な効力は「歩行者専用」と同じ。
  3. 設置されるのはだいたい狭い道か高規格のバイパス道路である。
    • 前者は補助標識で自転車や小型特殊自動車などを規制対象から除外することもある。
    • 逆に後者では補助標識で「軽車両・原付」のように規制対象を限定する。
  4. 駅前ロータリーだと一般車の乗り入れを制限する目的で「タクシー(路線バス)を除く」の補助標識を追加している場合がある。
  5. 車椅子や乳母車は歩行者扱いなので対象外である。

二輪の自動車以外の自動車通行止め

  1. 四輪以上が規制対象だと思われているが、三輪自動車も対象である。
    • 通常は小型特殊自動車も規制対象に含まれる。
  2. 多くは踏切や生活道路などの狭い道に設置されている。
  3. 農業用道路だと補助標識で小型特殊自動車や軽自動車を除外していることもある。
    • くれぐれも軽車両(エンジンが無い車両)と軽自動車(ナンバープレートが黄色の自動車)を混同しないように。

大型貨物自動車等通行止め

  1. 大型貨物(所謂トラック)だけで無く、大型特殊自動車(工事用の重機やクレーン、除雪車など)や特定中型貨物自動車も規制される。
  2. 補助標識で指定された数値(t)以上の積載量の貨物自動車が通行できない特定の最大積載量以上の貨物自動車等通行止めというのもあるよ。

大型乗用自動車等通行止め

  1. 所謂バスが規制対象である。
    • 大型乗用だけで無く、特定中型乗用自動車(マイクロバスなど)も規制対象に含まれる。
  2. よく見る補助標識は「マイクロ(バス)を除く」。
    • あと「路線バスを除く」。
  3. 多くは大型貨物との組合せ標識で規制されるため、これ単独で見かけることは少ない。

二輪の自動車・原動機付自転車通行止め

  1. 主な設置理由は「二輪の通行が危険なため」または「暴走族の排除」である。
    • 前車は急カーブが多い道路やバイパス道路に多い。
      • バイパス道路だと原付や排気量125cc以下のものだけを規制対象としていることが多い。
    • 後者は工業地帯や住宅街に多い。
      • こちらは逆に126cc以上のみを規制対象としていることが多い。

自転車以外の軽車両通行止め

  1. デザインは大八車(所謂リヤカー)がモチーフである。
  2. 馬車、牛車、人力車、荷車、タンデム車なども規制対象に含まれる。
  3. 多くの場合、自転車との組合せ標識で規制されるため、これ単独の規制標識は激レアである。

自転車通行止め

  1. これの対極にあたる「自転車(及び歩行者)専用」とは異なり、タンデム車も規制対象に含まれる。
  2. 自動車専用道路では無いバイパス道路に設置されていることが多い。
    • 他にも立体交差式の道路のアンダーパスや陸橋の部分などにも設置されていることが多い。
    • あとは自転車の走行が危険な坂道など。
  3. これ単独のものは大八車との組合せ標識よりはレア度が高いが、単独大八車よりはレア度が低い。
    • 自転車が単独で通行止めになっている場合、そもそも馬車や人力車などの存在が無視されていることが多い。
  4. 有料バイパスだと自転車に歩道を通行してもらうために、車道限定で自転車通行止めにしている場合がある。

車両(組合せ)通行止め

  1. よく見る組合せは「二輪の自動車以外の自動車と二輪の自動車・原動機付自転車」、「大型貨物自動車等と大型乗用自動車等」、そして「自転車以外の軽車両と自転車」である。
  2. ごく稀に「大型貨物と二輪」や「二輪と自転車」のような組合せを見ることもある。

危険物積載車両通行止め

  1. 爆発物・毒物・劇物などを積載した車両(タンクローリーなど)の通行が禁止される。
  2. 長さ5km以上の長大トンネルや水底トンネル以外にはほぼ設置されない標識である。
    • 高速道路や有料バイパスではよく見かけるが、それ以外の一般道路では激レアの部類に入る。

大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止

  1. 首都高速道路や東京高速道路(KK線)の入口などでよく見かける標識。
    • 横浜新道小田原厚木道路では補助標識で「20歳未満」と「免許交付から3年未満の運転者」に対象を限定して二人乗りを規制している。
  2. 東京都内、神奈川県内では比較的よく見かけるが、それ以外の道府県では激レアである。
  3. 自専道、高速道路ではこの標識が無くても条件によっては二人乗りが禁止される。
    • 横浜新道や小田厚は法令的には自専道では無く一般有料道路であるため、自専道並みの規制にするためにこの標識が設置されている。
  4. 一度は廃止された標識だが、高速道路や自専道でのバイクの二人乗りが解禁されたために復活した。
    • 急カーブが多いなどの理由でオートバイの二人乗りが危険と判断された路線に設置される。

歩行者通行止め

  1. 歩行者の通行は厳禁。
    • 自動車専用道路以外の、歩行者の通行が危険と判断された道路に設置される。
    • これを無視して大怪我したり命を落としてしまった場合、冗談抜きで保険が適用されない可能性があるので、絶対守ること。
  2. 主に高架のバイパス道路の入口に設置される。
    • 出口にも「車両進入禁止」とセットで設置されていることがある。
  3. 立体交差式の道路のアンダーパスや陸橋の部分、歩道が無いトンネルなどでもよく見かける。
  4. これがある場合、だいたい自転車などの軽車両も規制されていることが多い。
    • ごく稀に歩行者は通行禁止だけど自転車は通れるという道路もあるが、その場合は降りて手押しで進むのはダメ。
    • 原付や排気量125cc以下の二輪、小型特殊なども規制対象になることがある。
  5. デザインは「歩行者横断禁止」に似ている。
  6. 私道には滅多に設置されない。
    • 百貨店やショッピングモールなどの立体駐車場の入口にはこの標識とは別に企業独自のマークや文字を使用して歩行者の通行を禁止していることが多い。

タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め

  1. 名前こそ「○○通行止め」だが、デザイン的には「○○専用」である。
  2. 特定の豪雪地帯のみに設置されている。
  3. 大雪が予想される場合のみに適用される。
    • 普段はカバーで隠されているため、標識を拝むのは非常に難易度が高い。

歩行者専用

  1. 主に歩行者天国の商店街などに設置される。
  2. これがあった場合、歩行者のみが堂々と通行できる。
    • 実質的な効力は「車両通行止め」と同じ。
  3. 補助標識で「自転車を除く」「軽車両を除く」と書かれていない場合、自転車を乗って通行するのはNG。
    • ただし降りて押して進むのは歩行者扱いになるのでOK。
  4. 補助標識で「自転車を除く」と書かれていた場合、実質的な効力は「自転車及び歩行者専用」と同じになる。
    • が、歩行者優先であることがより強調される。
  5. デザインは父親(成人男性)と娘(女の子)がモチーフと言われている。

自転車及び歩行者専用

  1. 主にサイクリングロードに設置される標識である。
  2. 補助標識で時間帯を限定して通学路・生活道路に設置されることも多い。
    • 主に通勤・通学の需要が高い朝と夕方が規制対象になる。
  3. ここで言う自転車とは普通自転車のことを指すため、タンデム車(2人乗り以上の自転車)は通行できない。
    • タンデム車は「自転車以外の軽車両」に該当する。
  4. デフォルトだと左上に歩行者が、右下に自転車が描かれている。
    • 近年は鏡像(裏返し)バージョンもある。
  5. 「管理用車両を除く」はよく見る補助標識。
    • 許可車、指定車、居住者用車両も対象から除外されることが多い。
  6. サイクリングロードや歩道ではこの標識が、生活道路やアーケード街では「歩行者専用」(自転車を除く)が使われることが多い。

自転車専用

  1. 自転車のみが通行できることを示す標識。
  2. 歩行者は通行禁止。
    • 自転車を押して進むのもNG。
  3. 多くのサイクリングロードではこの標識では無く上の「自転車及び歩行者専用」が設置されるため、レア度の高い標識の一つになっている。
  4. 都市部だと歩行者と自転車を分離する目的で、歩道の左側に「歩行車専用」を、右側に「自転車専用」を設置することもある。
  5. 都市部だと「タンデム車を除く」の補助標識で、タンデム車も通れるようにしている場合もある。

自動車専用

  1. 高速自動車国道を含む自動車専用道路の入口に設置される標識。
    • 場合によっては出口に「車両進入禁止」とセットで設置されていることも。(車両進入禁止だけでは歩行者の誤進入を禁止できないため)
  2. この標識がある場合、歩行者、軽車両(自転車を含む)、125cc以下の二輪車の通行が禁止される。
    • また、126cc以上の二輪車に関しては「20歳未満」または「免許交付から3年未満の運転者」の二人乗りが禁止される。
    • 他にも駐停車禁止の効力も発生する。
  3. 補助標識に「高速自動車国道」がある場合と無い場合とで若干意味合いが異なる。
    • 高速自動車国道では小型特殊自動車や牽引自動車の通行禁止が追加される。
  4. 法令で自専道に指定されていないバイパスはこの標識では無く、歩行者通行止めや自転車通行止め(、場合によっては二輪通行止め)などのお団子で規制するのが普通。
    • 一般的には自専道の標識は有料道路、通行止めお団子は無料のイメージが強い。
      • ただ自専道の標識があっても無料で通れたり、逆に通行止めお団子でも有料の場合があるので、一概に断定することはできない。
    • 栃木だと通行止めお団子によって歩行者、自転車・軽車両、125cc以下の二輪、小型特殊、ミニカーを規制しているバイパスもあるが、正直かなり分かりにくいので自専の標識に変えても良いと思う…。
      • ミニカーまで律儀に補助標識に書くのが栃木クオリティである。

逆走禁止系統

一方通行

  1. 逆走禁止の道路の入口に設置される標識。
    • 逆に出口には「車両進入禁止」が設置されるため、この標識はほぼ車両進入禁止とセットと思って良い。
  2. 車両(自転車を含む)は矢印で指定された方向のみ進むことが出来る。
  3. よく見かける補助標識は「自動車(二輪を除く)や「自転車を除く」など。

自転車一方通行

  1. 激レア標識の一つ。
  2. 都市部の歩道やサイクリングロードでの自転車の逆走を禁止するために設置される。

車両進入禁止

  1. 歩行者以外はその場所からその道路に入ってはいけません。
    • 「自転車を除く」などの補助標識が無ければ自転車もこのルールを守らなければならない。忘れがちな点なので要注意。
  2. そこから入れないという意味では「車両通行止め」と同じだが、車両進入禁止は一方通行の出口側のみに設置される(つまり入口からは普通に入れるけど逆走はダメ)のに対し、車両通行止めはその道路自体の通行が禁止されているという点が異なる。
  3. 市街地の狭い道でよく見かける標識。
    • 逆方向から来た車との鉢合わせを防ぐため。
  4. 高速道路やバイパスの合流部分でも、逆走を禁止する目的で設置されていたりする。
    • また、出口部分にはこの標識と共に「歩行者通行止め」も設置されていることがある。(車両進入禁止だけだと歩行者の誤進入を禁止できないため)

指定方向外進行禁止

  1. 標識で示された矢印以外の方向に進んではいけません。
  2. 「自転車(または軽車両)を除く」の補助標識が無ければ、自転車も守らなければならない標識の一つ。
  3. 交差点や合流地点でよく見かける。
  4. 斜め方向の矢印は特殊な使われ方をしている。
    • 中央分離帯の端っこに左下矢印の標識がある場合があるが、これは標識より左側を走行しなさいと言う意味である。
    • 道路左側の路肩だと稀に右下矢印も見かける。

駐停車系統

駐車禁止

  1. 都会、田舎を問わず、全国的に当たり前に見かける標識の一つ。
  2. 斜線を左上から引っ張っている。
    • 漫画だと右上から引っ張ったマークを見かけることがあるが、これは間違い。
  3. 規制は必ずしも終日とは限らない。
    • 上側に時間帯が書かれていることが多いが、補助標識の場合もある。

駐停車禁止

  1. 駐車禁止の完全上位互換。
  2. 自専道以外のバイパス道路に設置されていることが多い。
  3. 市街地の幹線道路だと時間帯を限定したり、「乗降を除く」の補助標識があったりすることも。
  4. 自専道ではこの標識が無くても自動的に駐車・停車が禁止される。

速度規制

最高速度

  1. この標識に示された数字より大きい速度(km/h)で走行してはいけません。
    • とはいえ実際にはプラス10くらいまでは許容範囲と言われることが多い。
  2. この標識が無い場合、高速自動車国道は100キロ(大型貨物、牽引、三輪は80キロ)、それ以外(自動車専用道路を含む)は60キロ(原付は30キロ)が最高速度となる。
    • 自専道だと「高速道路では無いこと」を強調するためにあえて60の標識を設置したり、逆に高速自動車国道並みにするために100キロや80キロの標識を設置することもある。
  3. 高速道路やバイパスだと、大雨などの悪天候や渋滞に対応するために、LEDの可変式の標識が多い。
  4. 補助標識によって車種を限定することもあるが、一般道では激レアである。
    • 自専道では高速自動車国道並みの最高速度にするために、車種毎に100キロと80キロを並べて設置していることがある。
      • 逆に言えば自専道で100が単独で設置されていた場合、高速自動車国道では80までしか出せない大型貨物等も100で走行できることになってしまう…。
  5. 最近は無料のバイパス道路でも70や80を見かけるようになった。
    • ただ自専道以外のバイパスに80が設置された事例は今のところ栃木以外には存在しない。
  6. 90はまず見ない。
  7. 10刻みが一般的だが、私道では稀に5刻みも見かける。

最低速度

  1. 上記の「最高速度」に似ているが、数字の下にアンダーバーがある。
  2. こちらは逆に、標識で示された数値未満の速度(km/h)で走行してはいけない。
  3. 自動車専用道路以外では激レア標識である。
    • また、高速自動車国道ではデフォルトで50キロの最低速度が設定されているため、まず設置されない。
  4. 主な設置理由は、自専道の規制を高速自動車国道並みにするためである。
    • だから最高速度100キロの標識とセットであることが多い。
  5. 運転教本や下敷きでは30キロの最低速度標識をよく見かけるが、実際にあるのはほぼ全てが50キロである。

徐行

  1. とにかくゆっくり走行しなければならない。
    • 最高速度は10〜15キロ程度?
  2. 公道には少なく、むしろ私道に多い。
    • 具体的は設置場所は、ショッピングセンターの駐車場などである。
  3. 稀に外国人でも分かるように「SLOW」の文字が併記されていることも。

一時停止

  1. 正式名称が「止まれ」だと勘違いしている人が多い。
  2. 信号機のある交差点にはこれは設置されない。(赤点滅しか無い場合を除く)
  3. 本来は自転車も守るべき標識なのだが、守られないことも多いため、最近では「自転車も止まれ」の補助標識があることも。
  4. 最近は「止まれ」と「STOP」を併記している標識もある。

追越しのための右側部分はみ出し通行禁止

  1. 黄色いセンターラインとほぼセットで設置される標識。
    • 多くは片側1車線の対面通行の道路である。
  2. 世間一般的にはこの標識が追い越し禁止だと思われがちだが、実は「追越(し)禁止」の補助標識があった場合のみが正式な追越し禁止である。
    • とはいえ前方が四輪車であれば必然的に追い越しが不可能になるが…。

歩行者横断禁止

  1. 都市部の交通量の多い道路やバイパス道路でよく見かける。
  2. 横断歩道や歩道橋、地下道があるはずなので、面倒臭がらずに迂回しましょう。
  3. 最近では子供にも分かりやすいように「横断禁止」では無く「わたるな」の文字が書かれているものもある。

原動機付自転車の右折方法

二段階

  1. 通常は2車線以下の交差点で二段階右折が必要な場合に設置される。
    • 3車線以上の交差点であればこの標識が無くても二段階右折しなければならないが、守られていない場合は注意喚起のために意図的に設置されることがある。
  2. 小回り(二段階右折禁止)に比べてレア度はかなり高い。

小回り

  1. 3車線以上の交差点で二段階右折を禁止するために設置される。
    • 2車線以下の交差点ではこの標識が無くても小回り右折が原則となる。
  2. この標識がある交差点では、原付も51cc以上のオートバイや他の自動車と同じ方法で右折できる。

関連項目

 交通
鉄道 路面電車 船舶 バス(バス事業) 航空 自動車 乗り物
交通機関 運転免許証(種類別) THE 道 軽自動車 福祉仕様車
オートバイ 緊急車両 建設機械

標識 道路標識/種類別 道路標識/規制標識
道路施設 資格試験/交通系