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== 北海道の歳時記 ==
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#夏休みが短く、冬休みが長い。漫画を読んでいて夏休みが31日までと表記されているのを見て小学生はびっくりする。
#*だが、夏冬の休みの合計日数は内地と同じ。
#*学校が始まってもまだやってる夏休みアニメ劇場に、違和感を覚える。
#*逆に冬休みアニメ劇場が少なくとても暇になることもある。
#一年の半分が冬。
#*夏(と呼べるの)は3週間程度。
#*盆のあたりから急激に秋になる。
#*秋をすっとばして冬が来るところもある。冬が終わると真冬が来る。


== 春 ==
[[ファイル:鬼怒テクノ通りの入口にある道路標識.jpeg|thumb]]
#春でも積雪1メートル
#*春先でも夜中や早朝など冷える時にはストーブを使ったりする。
#*豪雪の冬のあと冷夏だったりすると、[[札幌市]]の雪捨て場では結局1年間雪が溶け切らないまま次の冬を迎えたりする。
#★ストーブにあたりながらサクラを見る。
#*ジンギスカンをする炭にあたって見ることも多い。
#*花見シーズンはゴールデンウィークの頃だがたいていまだ咲いてない。とりあえずジンギスカンやって酒飲むだけのことが多い。
#雪が解けると埋まっていた凍死者が出てくる。
#*雪に埋まっているのは酔っ払っていたからである事が多い。
#*屋根の雪下ろし中に軒下の雪だまりに落ちて埋まったたまま行方不明とされていた人である場合も多い。
#*子供の雪遊びの事故で、凍死して埋まっていたり、夏場と同様に路上に酔っ払って寝ていて雪が降って雪に埋まり凍死した人の事故もある。
#運動会の席取りは前日から始まり、その壮絶さは筆舌の範囲を超え、最近では席取り禁止令が出る学校が続出。
#運動会が会社の行事と重なり、そちらを優先したら年配の方に「北海道をなめなさんな」と注意された(会社行事よりも娯楽の少ない北海道では青空の下一族郎党が顔を合わせる学校行事は貴重なものということらしい)。(かざはな爺ぃ)
#*過疎地では顕著。 
#*後志の某町ではガソリンスタンドも休業
#*運動会のある日は学校の前に祭りのような露店が出現している(PTAなどではなく、プロ)。
#*10月ころはもう寒いという理由で運動会は春にやるが、それでも寒い。
#*運動会で子どもたちの競技を無視しながら親父どもが酒でへべれけになっている姿があちこちで見られる。ジンギスカン・焼肉で家族(爺婆を含む一族郎党)が盛り上がる。


== ==
==通行規制==
#★七夕は旧暦を引き継いで8月7日
===通行止め===
#*7月だとまだ寒くて雰囲気が出ないから。ただし道南地方は7月7日が多い
#自動車や原動機付自転車は勿論、自転車や歩行者にも適用される'''最強の標識'''。
#*7月7日だと寒くて浴衣なんか着られません。
#*別名、'''全面通行止め'''。
#*かなり前ですが、朝晩「なんか寒いね~」と7月に小さな石油ストーブ燃やしました
#多くは工事中の道路や自然災害・事故の際に一時的に設置される。
#七夕の日にハロウィンをする。
#常設のものであれば'''激レア標識の一つ'''。
#*しません
#*山道や海岸の行き止まり、廃道、降雨量や積雪量が一定基準値以上になった場合の規制くらい。
#*道南のほうだけかもしれません
#特殊な使い方として、「○○を除く」の補助標識で、特別に許可された一部の車両のみ通行を許可している場合がある。
#*それはいわゆる「ろうそく出せ」のことでは
#*例として[[バス事業#BRTの噂|バス専用道路(BRT)]]や湾岸の埋立地、[[しまなみ海道]]の原付道などがあげられる。
#*旭川近辺でもやってます
#*室蘭でもやってた。
#*江別でもやってます。
#*子供たちが町内の家々を巡り「ろうそくだーせー」と恐喝して回る行事がある(最近は減った)
#**♪ろーそく出ーせー出ーせよー、出ーさーないとー、ひっかくぞー、おーまーけーに食いつくぞー
#*しかし、本当にロウソクをあげるといやな顔をする。あげるのはお菓子。やっぱハロウィンかよ。
#*函館は7月7日。6月後半からうまい棒の売上が伸びる。
#**♪たけーにたんざく たなばたまつり おおいにいわおう ろうそくいっぽんちょうだいな
#盆踊り会場では必ず「子供盆踊り歌」を耳にする。「♪手拍子そろえて シャシャンがシャン」
#*↑そして子どもの盆踊りではこれが全国共通だと思っている。(最近まで思ってました)
#*「手拍子そろえて チャチャンがチャン」だと思っていた.
#*道南では普通の盆踊りをやっている。「シャシャンがシャン」は知らないらしい。
#*函館では開港を記念した函館港祭があり、その際に盆踊りを踊るがイカ踊りという新しい踊りが結構前から親しまれている。
#*道産子で知らない人はほとんどいないと思う。
#北海道の人は18℃を越えると半袖を着る。そうでもしないと、殆ど夏服を着られないから。
#*道民でもさすがにそれは無理です。[[北海道/釧路#釧路市の噂|釧路]]市民なら20℃以上でその可能性はあります。真夏には30℃を超す土地の人間ならまずしません。[[北海道/上川|旭川]]などの盆地では、夏に暑くて冬に死ぬほど寒いという過酷な生活を強いられる。
#*でも、18度あればTシャツ短パンで普通に体育の授業が受けられるよ。
#*夏服を着るチャンス等、秋服を着るチャンスに比べれば遥かに多い。秋が来たと思ったら、坂道を転がるような凄い勢いで冬がやってくる。
#*梅雨時に普通に半袖で行こうとしたら、空港の電光掲示板が「現地の気温:11℃」。泣きそうになったが引き返す時間もないので、現地でコートを調達した。
#道民は25℃を過ぎると「暑い」と感じる。
#*最高気温28度なんてニュースを見たら、道産子的には「真夏日」である。
#*30度を超したらみんなぐったりしてる。そんな日に動物園へ行くと(暑さで)死にそうなホッキョクグマがみれる。
#*内地に引っ越して初めての夏が、38度。日本じゃないと思った・・・。
#寒いので夏しか暴走族が出ない。冬は徒歩族になってススキノに集まり、終電までに帰る。
#*冬の間は狸小路(アーケード街)等で集会をやって「気合いを入れる」(詳細不明)。暴走音が聞こえるようになると「春だなあ」と思う。
#*暴走族は舗装が見えてきてちょっとでも走れるようになると出現するようである(2月下旬に暴走音が聞こえるとは思わなかった・・・)
#★北海道の水道水は、夏でも冷たい。
#*水道管が凍らないように地中深く水道管が埋められているため。そのため関東以南の人が、夏に北海道の水に触れると、その冷たさを「雪解け水だからだ」と勘違いする。
#海水浴は、たき火で暖をとりながら遊ぶものだと勘違いしている。
#*場所によっては水温が冷たすぎて遊泳許可が1年中出ない。
#*函館の海でもどんなに日が照っていようと冷たい。だが、日が照っていると砂浜が火傷するんじゃないかと思うぐらい熱いので居場所に困る。
#*オホーツク海は基本的に泳げません。
#*あたりまえです。
#*道東の太平洋岸も基本的に泳げません。
#*十数年前までは網走・紋別に遊泳場は存在しました。
#**え?もう沙留とかの海水浴場なくなってるの?唇紫にしながら泳いでた思い出があるが。
#*宗谷管内の某オホーツク沿岸に日本一遅く開き、おそらくは日本一早く閉る海水浴場があるにはある。
#*寒いし,昆布などの海藻がからみついて不愉快.でも本州のようにクラゲに刺された人の話をあまり聞かない
#6月頭に泳ぐバカがいる。バカは「いつ泳いだか」を競い合っている。(ひでぼう)
#*6月下旬から海開きをするビーチが小樽にあるが、8月のピーク1週間を除きサーファー以外いない。
#**このビーチは毎年死者がでる。
#*その死者は銭函に流れ着く
#*死者はシャコとタコに食われてる


== ==
===車両通行止め===
#ここに項目がないと秋がなく、夏から冬になっているような印象をうけるが実際には夏がない(1週間くらいはある)。
#車両に該当するものは全て通行禁止。
#雪虫が飛んでる時が秋。
#*ただし自転車、原動機付自転車、自動二輪車はエンジンを止めて手押しで通るのはOK。
#*雪虫は御腹に白い綿の様な物をつけてふわふわと飛んでいるから雪虫。
#実質的な効力は「歩行者専用」と同じ。
#*雪虫はアブラムシの仲間。タマワタムシ科。
#設置されるのはだいたい狭い道か高規格のバイパス道路である。
#*トドノネオオワタムシ。害虫。
#*前者は補助標識で自転車や小型特殊自動車などを規制対象から除外することもある。
#*例年なら、大した量に成らないのでそろそろ雪が降るかなと情緒に浸れるが、下手に暖かい年は大発生してそんな事を考える余裕は無い。
#*逆に後者では補助標識で「軽車両・原付」のように規制対象を限定する。
#*数年に一度は大量発生する。数十m先が見えなくなる程である。服だけならまだしも、口や鼻の中に容赦無く侵入してくるので道民は困惑している。
#駅前ロータリーだと一般車の乗り入れを制限する目的で「タクシー(路線バス)を除く」の補助標識を追加している場合がある。
#意外と年配さんは“北海道は四季がはっきりしている”と豪語する。内陸の夏と冬の厳しいところだと実感できるのかも知れないが、実際、北海道で春と冬以外を実感した記憶はない。感覚的に半袖が着られる時期を夏、盆を過ぎてから寒くなって雪が降るまでが秋、と定義してるだけ。それ以外は冬と春しかない。
#車椅子や乳母車は歩行者扱いなので対象外である。
#*旭川以南の日本海岸なら、夏を実感できますって。
#観楓会も北海道独自だったはず。
#*他は芋煮会だったりするからねえ。
#内地から修学旅行生が大挙して押し寄せてくる。


== ==
===二輪の自動車以外の自動車通行止め===
#道産子は冬の間、様々な方法で気温を知る。(by 道産子(◎_◎))
#四輪以上が規制対象だと思われているが、三輪自動車も対象である。
#*鼻息が白くでて、目で確認できる。⇒0℃前後
#*通常は小型特殊自動車も規制対象に含まれる。
#*鼻で勢いよく空気を吸ったとき、鼻の穴がふさがる。(鼻の粘膜同士が凍ってくっつく。)⇒-10℃前後
#多くは踏切や生活道路などの狭い道に設置されている。
#*汗をかいた人が外を歩き「人間ドライアイス」状態になる。(汗が水蒸気となり体からモクモクと白煙を出します。)⇒-15℃前後
#農業用道路だと補助標識で小型特殊自動車や軽自動車を除外していることもある。
#*朝早くに外に出ればダイアモンドダストをみるのだって夢じゃない。
#*くれぐれも軽車両(エンジンが無い車両)と軽自動車(ナンバープレートが黄色の自動車)を混同しないように。
#*↑夢じゃないというか、旭川辺りでは通勤時間に見られる。
 
#冬になると気温話に「マイナス」という言葉が出てこなくなる。「今朝何度ぐらい?」「10度だってさ」
===大型貨物自動車等通行止め===
#★「寒さに強そう」と思われがちだが寒冷地対策バッチリの環境で生活しているので本土の冬に耐えられない。特に本土の建物の中が寒いらしい。台湾人の憧れの地(新婚旅行に行きたい所ナンバー1)。
#大型貨物(所謂トラック)だけで無く、大型特殊自動車(工事用の重機やクレーン、除雪車など)や特定中型貨物自動車も規制される。
#*道産子は日本で1番寒さにも暑さにも弱い人種。
#補助標識で指定された数値(t)以上の積載量の貨物自動車が通行できない'''特定の最大積載量以上の貨物自動車等通行止め'''というのもあるよ。
#*冬、室内に居ればストーブはつけっぱなし。
 
#*家によっては夜もつけっぱなし。
===大型乗用自動車等通行止め===
#*それどころか、旅行で数日間誰もいなくてもストーブつけっぱなし。
#所謂バスが規制対象である。
#*灯油は業者に依頼して定期的に屋外のタンクに補充してもらうので自分で買いに行くという事は余り無い。
#*大型乗用だけで無く、特定中型乗用自動車(マイクロバスなど)も規制対象に含まれる。
#*ハロゲンヒーターは空気が温まらないので使えない。
#よく見る補助標識は「マイクロ(バス)を除く」。
#*真冬に関東の知人宅に泊まったら寒くて参った。道内出身の本州在住者に「なぜ本州の人は寒いのを我慢するのか」と聞いたら「我慢しても死なないからだ」とのこと。関西から移住してきた知人は最初の冬をこたつだけで越そうとして凍死しかけたそうだ。
#*あと「路線バスを除く」。
#*駅コンコース内でもストーブによってたかり暖をとっていたという報告あり。
#多くは大型貨物との組合せ標識で規制されるため、これ単独で見かけることは少ない。
#*北海道の家は玄関の外にもう一つ玄関がついている家が多い。また窓ガラスも二重・三重である。1枚だと寒暖の差ですぐ曇り、何より寒い。
 
#「玄関の外の玄関」は「玄関フード」という。本州の人が初めて見ると「どの家の玄関にも温室がついてるのはなぜ?」と思うらしい。公共の建物も同じ。正式には「風除室」。
===二輪の自動車・原動機付自転車通行止め===
#*初めて本州の家に行って窓を開けるとすぐ外なので驚く。ほとんどの道民は二重じゃない窓ガラスが存在することを知らないはず。内側の窓を「内窓」、外側の窓を「外窓」と呼び、これらの間に缶ジュースなどを置いておけば簡易冷蔵庫(冷凍庫)となる。また、外窓は結露が凍り付いて枠に接着されてしまうために、冬の間は一度も開放されない事もある。
#主な設置理由は「二輪の通行が危険なため」または「暴走族の排除」である。
#*学校などの公共施設、あるいはお金のある家などはさらに一枚のガラスが真空の層を挟んで二重になっている。結露もせず、温度も維持しやすいようだ。私の実家は違うけど。
#*前車は急カーブが多い道路やバイパス道路に多い。
#*同じく北海道の家には瓦屋根が無い。ほぼ全てトタン屋根である。瓦の場合雪の重さと相成って家がつぶれるからである。
#**バイパス道路だと原付や排気量125cc以下のものだけを規制対象としていることが多い。
#こたつのある家は少ない。その代わり家の中央にどでかい石油ストーブがあり、2階の部屋ともなると各部屋に1台ずつ小さなストーブがあることが多い。
#*後者は工業地帯や住宅街に多い。
#*電気床暖(新築の家は、床の下に床暖を設置する家が多い)がある家のほうが多い。
#**こちらは逆に126cc以上のみを規制対象としていることが多い。
#「セントラルヒーティング」は道外では裕福な家の設備という認識のようだが道内では当たり前。一般家庭にボイラー室がある。少し古い家では屋外の軒下に大きな石油タンクがある。
 
#煙突式石油ストーブ使用の家では、夏の間に煙突の中に鳥が巣を作っていることがよくある。冬になって気づかないまま火を入れてうっかり焼き鳥を作ってしまうこともけっこうある。
===自転車以外の軽車両通行止め===
#外は寒いが家の中は通常、「二重窓や三重窓(最近の新築の家は、二重窓でなくペアーガラスという二重ガラスを使用した厚い断熱サッシもある)」や「玄関フード(最近の新築の家は断熱玄関ドアが多い)」など気密性が高い窓やドアが使われており、「外壁と内壁の間に断熱材」が入っているし、「ストーブ」や「床暖」で部屋を快適な温度に設定しているため、部屋の中は寒すぎず、暑すぎず、ちょうどいい温度に設定されている。(東京で言えば、夏場冷房を入れないような節約しているケチな家は、ストーブの電源をあまり入れないので寒い。)
#デザインは大八車(所謂リヤカー)がモチーフである。
#部屋のすみに大きいストーブがあり、各部屋に小さなストーブがある。最近の新築の家は、集中暖房を取り入れている家もあり、1階の大きいストーブで制御したり、暖房専用のボイラーで温めるなどして、各部屋のパネルヒーターや床暖など部屋全体を温めるたりする暖房システムもある。
#馬車、牛車、人力車、荷車、タンデム車なども規制対象に含まれる。
#*屋外の軒下に大きな490Lの石油タンクがある。
#多くの場合、自転車との組合せ標識で規制されるため、これ単独の規制標識は'''激レア'''である。
#*今から数十年も前になるが、だるまストーブという石炭ストーブがあった比較的年配の人が小中学校生のころは、石炭係や日直が石炭を教室まで運んで、教室を温めてた。
 
#札幌市内のとある道立高校では、10年前までだるまストーブが現役だった。
===自転車通行止め===
#*↑江別市内のとある中学校じゃ2005年までだるまストーブだったよ。
#これの対極にあたる「自転車(及び歩行者)専用」とは異なり、タンデム車も規制対象に含まれる。
#少し前の北海道の小中学校には「コークス係」というのがあった。
#自動車専用道路では無いバイパス道路に設置されていることが多い。
#*運搬方法は折れたアイスホッケーのスティックと一斗缶のバケツ(苫小牧)
#*他にも立体交差式の道路のアンダーパスや陸橋の部分などにも設置されていることが多い。
#*昭和30年代ぐらいまで冬になると道路脇に石炭の灰を捨てる組み立て式の臨時灰捨て場が設置された。煙突の煤(わかるかなあ)もそこへ捨てた。春になると撤去された。
#*あとは自転車の走行が危険な坂道など。
#冬になると、滑ってこけた、こけないということに妙に熱くなる。冬をこけないで越すと満足する。
#これ単独のものは大八車との組合せ標識よりはレア度が高いが、単独大八車よりはレア度が低い。
#*逆に、初転び自慢も存在する。
#*自転車が単独で通行止めになっている場合、そもそも馬車や人力車などの存在が無視されていることが多い。
#*雪上で転ぶと、後姿が雪まみれになるので即バレる。ほろってもなかなか取れない。
#有料バイパスだと自転車に歩道を通行してもらうために、車道限定で自転車通行止めにしている場合がある。
#*毎年必ず年配者の転倒事故が発生する。最悪の場合、死亡する事もある。
 
#雪が多いときには2階から家に入るので、2階にも玄関がある。
===車両(組合せ)通行止め===
#*東北地方と一緒にしないでください。
#よく見る組合せは「二輪の自動車以外の自動車と二輪の自動車・原動機付自転車」、「大型貨物自動車等と大型乗用自動車等」、そして「自転車以外の軽車両と自転車」である。
#*ええ、そんな玄関は見た事はないです。ただし、2階から積雪へと飛ぶ馬鹿はいる。
#ごく稀に「大型貨物と二輪」や「二輪と自転車」のような組合せを見ることもある。
#*2階には無いが、一軒家では良く玄関の前に大なり小なりの階段があっって、少し高い位置にある。高さは一歩で踏み越えられるものから人の身長より上までまちまち。因みに札幌市厚別区の私の2階建ての家は玄関が2~3m前後ぐらい(目測)のところにあって(勿論玄関の前は勿論階段)、家の内部構造的にも2階より1m弱ほど低い位置に大した面積は無いが階がある。勿論ちゃんと1階もある。中2階と呼んでいるが詳しい事は良くわからない(何方か編集Plz)
 
#「雪が少ない」というのは積雪2m以下のこと。
===危険物積載車両通行止め===
#*馬が多い日高地方の海岸沿いは年間の積雪が平年30cm以下。12月になってもめったに雪は積もらない。
#爆発物・毒物・劇物などを積載した車両(タンクローリーなど)の通行が禁止される。
#「津軽海峡冬景色」を歌うのはやめておいたほうがよい。
#長さ5km以上の長大トンネルや水底トンネル以外にはほぼ設置されない標識である。
#*津軽海峡冬景色は北海道の歌だとそもそも思っていない。あれは青森の歌だと思っている。
#*高速道路や有料バイパスではよく見かけるが、それ以外の一般道路では'''激レア'''の部類に入る。
#*青森の歌じゃないんですか?
 
#**青森の歌だよ。「上野発の夜行列車降りたときから 青森駅は雪の中。」
===大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止===
#**あ、でもその後連絡船に乗ってカモメみて泣くけど。
#[[首都高速道路]]や東京高速道路(KK線)の入口などでよく見かける標識。
#コンビニにミニスキーやそりが売ってある。
#*[[第三京浜道路・横浜新道#横浜新道の噂|横浜新道]]や[[中日本高速道路#小田原厚木道路|小田原厚木道路]]では補助標識で「20歳未満」と「免許交付から3年未満の運転者」に対象を限定して二人乗りを規制している。
#アンチウインタースポーツ派は結構多い。
#[[東京]]都内、[[神奈川]]県内では比較的よく見かけるが、それ以外の道府県では'''激レア'''である。
#雪が降るとスキーで通勤をする
#自専道、高速道路ではこの標識が無くても条件によっては二人乗りが禁止される。
#*確かに冬になると時々テレビのニュースでそういう人は見なくもない
#*横浜新道や小田厚は法令的には自専道では無く一般有料道路であるため、自専道並みの規制にするためにこの標識が設置されている。
#*小学生のミニスキー通学は普通でした
#一度は廃止された標識だが、高速道路や自専道でのバイクの二人乗りが解禁されたために復活した。
#**青森でも同様だったが、うちの小学校では危険だという事で禁止された。
#*急カーブが多いなどの理由でオートバイの二人乗りが危険と判断された路線に設置される。
#*通勤をする方はあまり見たことがありません。
 
#*田舎だと、雪の積もった田んぼをショートカットして通学する奴がいる。
===歩行者通行止め===
#買い物にはソリを引っ張っていき、荷物を積んで歩く。
#歩行者の通行は厳禁。
#*このソリはプラスチック製で、スーパー等で売られている。
#*[[自動車専用道路]]以外の、歩行者の通行が危険と判断された道路に設置される。
#*よくおばあちゃんが引っ張っている。子供も乗せられて引っ張られる。
#*これを無視して大怪我したり命を落としてしまった場合、'''冗談抜きで保険が適用されない可能性がある'''ので、絶対守ること。
#*幼少時飼い犬に引っ張ってもらったが、犬は道の端をはしるので他人の家の垣根に突っ込む羽目になった。同じ経験をした人が他にもいるはず。
#主に高架のバイパス道路の入口に設置される。
#*免許を持たない年配者だけ。札幌近郊はいざ知らず、北海道は軒並み車社会なので車で買い物に行く。徒歩で行ける距離でも車で行くことが多い。
#*出口にも「車両進入禁止」とセットで設置されていることがある。
#★雪が降っても傘をささない。傘をさしていると観光客だと思われる。
#立体交差式の道路のアンダーパスや陸橋の部分、歩道が無いトンネルなどでもよく見かける。
#*傘の上に雪が積もるので不便。コートのフードなり頭なりを払えば取れるってあんなの
#これがある場合、だいたい自転車などの軽車両も規制されていることが多い。
#*まったくその通り。雪質がさらさらなのと、気温が低いのが相まって、全然濡れない。雨のほうがよっぽど寒い。ただ、最近は若者のおしゃれ化とやらが進んでるせいか、傘を差す馬鹿も多い。
#*ごく稀に歩行者は通行禁止だけど自転車は通れるという道路もあるが、その場合は降りて手押しで進むのはダメ。
#*傘をさすと邪魔になるので要注意です。
#*原付や排気量125cc以下の二輪、小型特殊なども規制対象になることがある。
#*「傘をさした道民は負けだ」と友人が言っていた。
#デザインは「歩行者横断禁止」に似ている。
#★北海道では雪の降る前に飛ぶ虫「雪虫」がいる。
#私道には滅多に設置されない。
#*秋の終わりに自転車に乗ると服や顔や髪や口の中がよく雪虫まみれになる。
#*百貨店やショッピングモールなどの立体駐車場の入口にはこの標識とは別に企業独自のマークや文字を使用して歩行者の通行を禁止していることが多い。
#*正体は「トドノネオオワタムシ」と言う虫です。 お尻のあたりに白い綿毛がついているので、離れて見る分にはいいですが・・・。
 
#*雪虫をイメージしたお菓子が観光客に人気だが、道民には受けはイマイチ
===タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め===
#*雪虫が大発生してから1週間くらいたつと、だいたい雪が降る
#名前こそ「○○通行止め」だが、デザイン的には「○○専用」である。
#*子供のころ、「雪虫を10匹つぶすと(殺すと)雪が降る」って言ってたなぁ
#特定の豪雪地帯のみに設置されている。
#★会社によっては、暖房手当が冬場に支給される。(わや chan)
#大雪が予想される場合のみに適用される。
#*会社で10月に「燃料手当て」(6ヶ月分の暖房費)が支給される。その昔は「石炭手当て」と言っていた。(by ミツキ)
#*普段はカバーで隠されているため、標識を拝むのは非常に難易度が高い。
#*公務員では「寒冷地手当て」という名称。
 
#*「漬物手当」という名称だった時代もある。
===歩行者専用===
#*運輸業だと「降雪手当」がある会社もある。
#主に歩行者天国の商店街などに設置される。
#*大きな病院では11月~4月頃の間に診療費や入院費に加えて「暖房費」がかかることがある。もちろん保険外。
#これがあった場合、歩行者のみが堂々と通行できる。
#**病院はもちろん、施設を利用すると暖房費がかかることがよくある。
#*実質的な効力は「車両通行止め」と同じ。
#*昔住んでいた家の玄関脇にに石炭庫があった
#補助標識で「自転車を除く」「軽車両を除く」と書かれていない場合、自転車を乗って通行するのはNG。
#*北大では一冬に焚く石炭の量が膨大なため桑園駅と構内間に石炭列車専用の線路があった。工学部の近くから各学部のボイラー室へ馬車で石炭を運んで燃やした。
#*ただし降りて押して進むのは歩行者扱いになるのでOK。
#*石油ストーブの普及は密閉住宅が普及した割と最近である。まきや石炭ストーブのほうが暖かい
#補助標識で「自転車を除く」と書かれていた場合、実質的な効力は「自転車及び歩行者専用」と同じになる。
#グラウンドに水をまいてスケートリンクを作る。
#*が、歩行者優先であることがより強調される。
#スピードスケートとフィギュアスケートの区別がつかず、スピードスケートを履いてジャンプに挑戦する。
#デザインは父親(成人男性)と娘(女の子)がモチーフと言われている。
#*それは嘘。区別はついているが敢えてチャレンジしてみる小学生魂!但し我が町はオリンピック選手を幾人も輩出し、少年達も皆高価なスケート靴(刃だけで20万前後)だったので、刃こぼれを恐れてあまり無茶はしなかった。
 
#店の中で半そでの人に遭遇することがある。
===自転車及び歩行者専用===
#除雪用のスコップは、金属製ではなく、プラスチック製。
#主にサイクリングロードに設置される標識である。
#冬のニセコはオーストラリア人が大挙してやってくる。
#補助標識で時間帯を限定して通学路・生活道路に設置されることも多い。
#*「ここはオーストラリアか?」と思うほどやってくる。
#*主に通勤・通学の需要が高い朝と夕方が規制対象になる。
[[category:北海道|ほっかいどうさいじき]]
#ここで言う自転車とは普通自転車のことを指すため、タンデム車(2人乗り以上の自転車)は通行できない。
#*タンデム車は「自転車以外の軽車両」に該当する。
#デフォルトだと左上に歩行者が、右下に自転車が描かれている。
#*近年は鏡像(裏返し)バージョンもある。
#「管理用車両を除く」はよく見る補助標識。
#*許可車、指定車、居住者用車両も対象から除外されることが多い。
#サイクリングロードや歩道ではこの標識が、生活道路やアーケード街では「歩行者専用」(自転車を除く)が使われることが多い。
 
===自転車専用===
#自転車のみが通行できることを示す標識。
#歩行者は通行禁止。
#*自転車を押して進むのもNG。
#多くのサイクリングロードではこの標識では無く上の「自転車及び歩行者専用」が設置されるため、レア度の高い標識の一つになっている。
#都市部だと歩行者と自転車を分離する目的で、歩道の左側に「歩行車専用」を、右側に「自転車専用」を設置することもある。
#都市部だと「タンデム車を除く」の補助標識で、タンデム車も通れるようにしている場合もある。
 
===自動車専用===
#高速自動車国道を含む[[自動車専用道路]]の入口に設置される標識。
#*場合によっては出口に「車両進入禁止」とセットで設置されていることも。(車両進入禁止だけでは歩行者の誤進入を禁止できないため)
#この標識がある場合、歩行者、軽車両(自転車を含む)、125cc以下の二輪車の通行が禁止される。
#*また、126cc以上の二輪車に関しては「20歳未満」または「免許交付から3年未満の運転者」の二人乗りが禁止される。
#*他にも駐停車禁止の効力も発生する。
#補助標識に「[[高速道路|高速自動車国道]]」がある場合と無い場合とで若干意味合いが異なる。
#*高速自動車国道では小型特殊自動車や牽引自動車の通行禁止が追加される。
#[[法令]]で自専道に指定されていないバイパスはこの標識では無く、歩行者通行止めや自転車通行止め(、場合によっては二輪通行止め)などのお団子で規制するのが普通。
#*一般的には自専道の標識は有料道路、通行止めお団子は無料のイメージが強い。
#**ただ自専道の標識があっても無料で通れたり、逆に通行止めお団子でも有料の場合があるので、一概に断定することはできない。
#*栃木だと通行止めお団子によって歩行者、自転車・軽車両、125cc以下の二輪、小型特殊、ミニカーを規制しているバイパスもあるが、正直かなり分かりにくいので自専の標識に変えても良いと思う…。
#**ミニカーまで律儀に補助標識に書くのが栃木クオリティである。
 
==逆走禁止系統==
===一方通行===
#逆走禁止の道路の入口に設置される標識。
#*逆に出口には「車両進入禁止」が設置されるため、この標識はほぼ車両進入禁止とセットと思って良い。
#車両(自転車を含む)は矢印で指定された方向のみ進むことが出来る。
#よく見かける補助標識は「自動車(二輪を除く)や「自転車を除く」など。
 
===自転車一方通行===
#'''激レア標識'''の一つ。
#都市部の歩道やサイクリングロードでの自転車の逆走を禁止するために設置される。
 
===車両進入禁止===
#歩行者以外はその場所からその道路に入ってはいけません。
#*「自転車を除く」などの補助標識が無ければ自転車もこのルールを守らなければならない。忘れがちな点なので要注意。
#そこから入れないという意味では「車両通行止め」と同じだが、車両進入禁止は一方通行の出口側のみに設置される(つまり入口からは普通に入れるけど逆走はダメ)のに対し、車両通行止めはその道路自体の通行が禁止されているという点が異なる。
#市街地の狭い道でよく見かける標識。
#*逆方向から来た車との鉢合わせを防ぐため。
#高速道路やバイパスの合流部分でも、逆走を禁止する目的で設置されていたりする。
#*また、出口部分にはこの標識と共に「歩行者通行止め」も設置されていることがある。(車両進入禁止だけだと歩行者の誤進入を禁止できないため)
 
==指定方向外進行禁止==
#標識で示された矢印以外の方向に進んではいけません。
#「自転車(または軽車両)を除く」の補助標識が無ければ、自転車も守らなければならない標識の一つ。
#交差点や合流地点でよく見かける。
#斜め方向の矢印は特殊な使われ方をしている。
#*中央分離帯の端っこに左下矢印の標識がある場合があるが、これは標識より左側を走行しなさいと言う意味である。
#*道路左側の路肩だと稀に右下矢印も見かける。
 
==駐停車系統==
===駐車禁止===
#都会、田舎を問わず、全国的に当たり前に見かける標識の一つ。
#斜線を左上から引っ張っている。
#*漫画だと右上から引っ張ったマークを見かけることがあるが、これは間違い。
#規制は必ずしも終日とは限らない。
#*上側に時間帯が書かれていることが多いが、補助標識の場合もある。
 
===駐停車禁止===
#駐車禁止の完全上位互換。
#自専道以外のバイパス道路に設置されていることが多い。
#市街地の幹線道路だと時間帯を限定したり、「乗降を除く」の補助標識があったりすることも。
#自専道ではこの標識が無くても自動的に駐車・停車が禁止される。
 
==速度規制==
===最高速度===
#この標識に示された数字より大きい速度(km/h)で走行してはいけません。
#*とはいえ実際にはプラス10くらいまでは許容範囲と言われることが多い。
#この標識が無い場合、高速自動車国道は100キロ(大型貨物、牽引、三輪は80キロ)、それ以外(自動車専用道路を含む)は60キロ(原付は30キロ)が最高速度となる。
#*自専道だと「高速道路では無いこと」を強調するためにあえて60の標識を設置したり、逆に高速自動車国道並みにするために100キロや80キロの標識を設置することもある。
#高速道路やバイパスだと、大雨などの悪天候や渋滞に対応するために、LEDの可変式の標識が多い。
#補助標識によって車種を限定することもあるが、一般道では'''激レア'''である。
#*自専道では高速自動車国道並みの最高速度にするために、車種毎に100キロと80キロを並べて設置していることがある。
#**逆に言えば自専道で100が単独で設置されていた場合、高速自動車国道では80までしか出せない大型貨物等も100で走行できることになってしまう…。
#最近は無料のバイパス道路でも70や80を見かけるようになった。
#*ただ自専道以外のバイパスに80が設置された事例は今のところ[[栃木]]以外には存在しない。
#90はまず見ない。
#10刻みが一般的だが、私道では稀に5刻みも見かける。
 
===最低速度===
#上記の「最高速度」に似ているが、数字の下にアンダーバーがある。
#こちらは逆に、標識で示された数値未満の速度(km/h)で走行してはいけない。
#自動車専用道路以外では'''激レア標識'''である。
#*また、高速自動車国道ではデフォルトで50キロの最低速度が設定されているため、まず設置されない。
#主な設置理由は、自専道の規制を高速自動車国道並みにするためである。
#*だから最高速度100キロの標識とセットであることが多い。
#運転教本や下敷きでは30キロの最低速度標識をよく見かけるが、実際にあるのはほぼ全てが50キロである。
 
===徐行===
#とにかくゆっくり走行しなければならない。
#*最高速度は10〜15キロ程度?
#公道には少なく、むしろ私道に多い。
#*具体的は設置場所は、ショッピングセンターの駐車場などである。
#稀に外国人でも分かるように「SLOW」の文字が併記されていることも。
 
==一時停止==
#正式名称が「止まれ」だと勘違いしている人が多い。
#信号機のある交差点にはこれは設置されない。(赤点滅しか無い場合を除く)
#本来は自転車も守るべき標識なのだが、守られないことも多いため、最近では「自転車も止まれ」の補助標識があることも。
#最近は「止まれ」と「STOP」を併記している標識もある。
 
==追越しのための右側部分はみ出し通行禁止==
#黄色いセンターラインとほぼセットで設置される標識。
#*多くは片側1車線の対面通行の道路である。
#世間一般的にはこの標識が追い越し禁止だと思われがちだが、実は「追越(し)禁止」の補助標識があった場合のみが正式な追越し禁止である。
#*とはいえ前方が四輪車であれば必然的に追い越しが不可能になるが…。
 
==歩行者横断禁止==
#都市部の交通量の多い道路やバイパス道路でよく見かける。
#横断歩道や歩道橋、地下道があるはずなので、面倒臭がらずに迂回しましょう。
#最近では子供にも分かりやすいように「横断禁止」では無く「わたるな」の文字が書かれているものもある。
 
==原動機付自転車の右折方法==
===二段階===
#通常は2車線以下の交差点で二段階右折が必要な場合に設置される。
#*3車線以上の交差点であればこの標識が無くても二段階右折しなければならないが、守られていない場合は注意喚起のために意図的に設置されることがある。
#小回り(二段階右折禁止)に比べてレア度はかなり高い。
 
===小回り===
#3車線以上の交差点で二段階右折を禁止するために設置される。
#*2車線以下の交差点ではこの標識が無くても小回り右折が原則となる。
#この標識がある交差点では、原付も51cc以上のオートバイや他の自動車と同じ方法で右折できる。
 
==関連項目==
*[[運転免許証]]
 
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[[Category:道路]]

2021年12月14日 (火) 11:04時点における版

鬼怒テクノ通りの入口にある道路標識.jpeg

通行規制

通行止め

  1. 自動車や原動機付自転車は勿論、自転車や歩行者にも適用される最強の標識
    • 別名、全面通行止め
  2. 多くは工事中の道路や自然災害・事故の際に一時的に設置される。
  3. 常設のものであれば激レア標識の一つ
    • 山道や海岸の行き止まり、廃道、降雨量や積雪量が一定基準値以上になった場合の規制くらい。
  4. 特殊な使い方として、「○○を除く」の補助標識で、特別に許可された一部の車両のみ通行を許可している場合がある。

車両通行止め

  1. 車両に該当するものは全て通行禁止。
    • ただし自転車、原動機付自転車、自動二輪車はエンジンを止めて手押しで通るのはOK。
  2. 実質的な効力は「歩行者専用」と同じ。
  3. 設置されるのはだいたい狭い道か高規格のバイパス道路である。
    • 前者は補助標識で自転車や小型特殊自動車などを規制対象から除外することもある。
    • 逆に後者では補助標識で「軽車両・原付」のように規制対象を限定する。
  4. 駅前ロータリーだと一般車の乗り入れを制限する目的で「タクシー(路線バス)を除く」の補助標識を追加している場合がある。
  5. 車椅子や乳母車は歩行者扱いなので対象外である。

二輪の自動車以外の自動車通行止め

  1. 四輪以上が規制対象だと思われているが、三輪自動車も対象である。
    • 通常は小型特殊自動車も規制対象に含まれる。
  2. 多くは踏切や生活道路などの狭い道に設置されている。
  3. 農業用道路だと補助標識で小型特殊自動車や軽自動車を除外していることもある。
    • くれぐれも軽車両(エンジンが無い車両)と軽自動車(ナンバープレートが黄色の自動車)を混同しないように。

大型貨物自動車等通行止め

  1. 大型貨物(所謂トラック)だけで無く、大型特殊自動車(工事用の重機やクレーン、除雪車など)や特定中型貨物自動車も規制される。
  2. 補助標識で指定された数値(t)以上の積載量の貨物自動車が通行できない特定の最大積載量以上の貨物自動車等通行止めというのもあるよ。

大型乗用自動車等通行止め

  1. 所謂バスが規制対象である。
    • 大型乗用だけで無く、特定中型乗用自動車(マイクロバスなど)も規制対象に含まれる。
  2. よく見る補助標識は「マイクロ(バス)を除く」。
    • あと「路線バスを除く」。
  3. 多くは大型貨物との組合せ標識で規制されるため、これ単独で見かけることは少ない。

二輪の自動車・原動機付自転車通行止め

  1. 主な設置理由は「二輪の通行が危険なため」または「暴走族の排除」である。
    • 前車は急カーブが多い道路やバイパス道路に多い。
      • バイパス道路だと原付や排気量125cc以下のものだけを規制対象としていることが多い。
    • 後者は工業地帯や住宅街に多い。
      • こちらは逆に126cc以上のみを規制対象としていることが多い。

自転車以外の軽車両通行止め

  1. デザインは大八車(所謂リヤカー)がモチーフである。
  2. 馬車、牛車、人力車、荷車、タンデム車なども規制対象に含まれる。
  3. 多くの場合、自転車との組合せ標識で規制されるため、これ単独の規制標識は激レアである。

自転車通行止め

  1. これの対極にあたる「自転車(及び歩行者)専用」とは異なり、タンデム車も規制対象に含まれる。
  2. 自動車専用道路では無いバイパス道路に設置されていることが多い。
    • 他にも立体交差式の道路のアンダーパスや陸橋の部分などにも設置されていることが多い。
    • あとは自転車の走行が危険な坂道など。
  3. これ単独のものは大八車との組合せ標識よりはレア度が高いが、単独大八車よりはレア度が低い。
    • 自転車が単独で通行止めになっている場合、そもそも馬車や人力車などの存在が無視されていることが多い。
  4. 有料バイパスだと自転車に歩道を通行してもらうために、車道限定で自転車通行止めにしている場合がある。

車両(組合せ)通行止め

  1. よく見る組合せは「二輪の自動車以外の自動車と二輪の自動車・原動機付自転車」、「大型貨物自動車等と大型乗用自動車等」、そして「自転車以外の軽車両と自転車」である。
  2. ごく稀に「大型貨物と二輪」や「二輪と自転車」のような組合せを見ることもある。

危険物積載車両通行止め

  1. 爆発物・毒物・劇物などを積載した車両(タンクローリーなど)の通行が禁止される。
  2. 長さ5km以上の長大トンネルや水底トンネル以外にはほぼ設置されない標識である。
    • 高速道路や有料バイパスではよく見かけるが、それ以外の一般道路では激レアの部類に入る。

大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止

  1. 首都高速道路や東京高速道路(KK線)の入口などでよく見かける標識。
    • 横浜新道小田原厚木道路では補助標識で「20歳未満」と「免許交付から3年未満の運転者」に対象を限定して二人乗りを規制している。
  2. 東京都内、神奈川県内では比較的よく見かけるが、それ以外の道府県では激レアである。
  3. 自専道、高速道路ではこの標識が無くても条件によっては二人乗りが禁止される。
    • 横浜新道や小田厚は法令的には自専道では無く一般有料道路であるため、自専道並みの規制にするためにこの標識が設置されている。
  4. 一度は廃止された標識だが、高速道路や自専道でのバイクの二人乗りが解禁されたために復活した。
    • 急カーブが多いなどの理由でオートバイの二人乗りが危険と判断された路線に設置される。

歩行者通行止め

  1. 歩行者の通行は厳禁。
    • 自動車専用道路以外の、歩行者の通行が危険と判断された道路に設置される。
    • これを無視して大怪我したり命を落としてしまった場合、冗談抜きで保険が適用されない可能性があるので、絶対守ること。
  2. 主に高架のバイパス道路の入口に設置される。
    • 出口にも「車両進入禁止」とセットで設置されていることがある。
  3. 立体交差式の道路のアンダーパスや陸橋の部分、歩道が無いトンネルなどでもよく見かける。
  4. これがある場合、だいたい自転車などの軽車両も規制されていることが多い。
    • ごく稀に歩行者は通行禁止だけど自転車は通れるという道路もあるが、その場合は降りて手押しで進むのはダメ。
    • 原付や排気量125cc以下の二輪、小型特殊なども規制対象になることがある。
  5. デザインは「歩行者横断禁止」に似ている。
  6. 私道には滅多に設置されない。
    • 百貨店やショッピングモールなどの立体駐車場の入口にはこの標識とは別に企業独自のマークや文字を使用して歩行者の通行を禁止していることが多い。

タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め

  1. 名前こそ「○○通行止め」だが、デザイン的には「○○専用」である。
  2. 特定の豪雪地帯のみに設置されている。
  3. 大雪が予想される場合のみに適用される。
    • 普段はカバーで隠されているため、標識を拝むのは非常に難易度が高い。

歩行者専用

  1. 主に歩行者天国の商店街などに設置される。
  2. これがあった場合、歩行者のみが堂々と通行できる。
    • 実質的な効力は「車両通行止め」と同じ。
  3. 補助標識で「自転車を除く」「軽車両を除く」と書かれていない場合、自転車を乗って通行するのはNG。
    • ただし降りて押して進むのは歩行者扱いになるのでOK。
  4. 補助標識で「自転車を除く」と書かれていた場合、実質的な効力は「自転車及び歩行者専用」と同じになる。
    • が、歩行者優先であることがより強調される。
  5. デザインは父親(成人男性)と娘(女の子)がモチーフと言われている。

自転車及び歩行者専用

  1. 主にサイクリングロードに設置される標識である。
  2. 補助標識で時間帯を限定して通学路・生活道路に設置されることも多い。
    • 主に通勤・通学の需要が高い朝と夕方が規制対象になる。
  3. ここで言う自転車とは普通自転車のことを指すため、タンデム車(2人乗り以上の自転車)は通行できない。
    • タンデム車は「自転車以外の軽車両」に該当する。
  4. デフォルトだと左上に歩行者が、右下に自転車が描かれている。
    • 近年は鏡像(裏返し)バージョンもある。
  5. 「管理用車両を除く」はよく見る補助標識。
    • 許可車、指定車、居住者用車両も対象から除外されることが多い。
  6. サイクリングロードや歩道ではこの標識が、生活道路やアーケード街では「歩行者専用」(自転車を除く)が使われることが多い。

自転車専用

  1. 自転車のみが通行できることを示す標識。
  2. 歩行者は通行禁止。
    • 自転車を押して進むのもNG。
  3. 多くのサイクリングロードではこの標識では無く上の「自転車及び歩行者専用」が設置されるため、レア度の高い標識の一つになっている。
  4. 都市部だと歩行者と自転車を分離する目的で、歩道の左側に「歩行車専用」を、右側に「自転車専用」を設置することもある。
  5. 都市部だと「タンデム車を除く」の補助標識で、タンデム車も通れるようにしている場合もある。

自動車専用

  1. 高速自動車国道を含む自動車専用道路の入口に設置される標識。
    • 場合によっては出口に「車両進入禁止」とセットで設置されていることも。(車両進入禁止だけでは歩行者の誤進入を禁止できないため)
  2. この標識がある場合、歩行者、軽車両(自転車を含む)、125cc以下の二輪車の通行が禁止される。
    • また、126cc以上の二輪車に関しては「20歳未満」または「免許交付から3年未満の運転者」の二人乗りが禁止される。
    • 他にも駐停車禁止の効力も発生する。
  3. 補助標識に「高速自動車国道」がある場合と無い場合とで若干意味合いが異なる。
    • 高速自動車国道では小型特殊自動車や牽引自動車の通行禁止が追加される。
  4. 法令で自専道に指定されていないバイパスはこの標識では無く、歩行者通行止めや自転車通行止め(、場合によっては二輪通行止め)などのお団子で規制するのが普通。
    • 一般的には自専道の標識は有料道路、通行止めお団子は無料のイメージが強い。
      • ただ自専道の標識があっても無料で通れたり、逆に通行止めお団子でも有料の場合があるので、一概に断定することはできない。
    • 栃木だと通行止めお団子によって歩行者、自転車・軽車両、125cc以下の二輪、小型特殊、ミニカーを規制しているバイパスもあるが、正直かなり分かりにくいので自専の標識に変えても良いと思う…。
      • ミニカーまで律儀に補助標識に書くのが栃木クオリティである。

逆走禁止系統

一方通行

  1. 逆走禁止の道路の入口に設置される標識。
    • 逆に出口には「車両進入禁止」が設置されるため、この標識はほぼ車両進入禁止とセットと思って良い。
  2. 車両(自転車を含む)は矢印で指定された方向のみ進むことが出来る。
  3. よく見かける補助標識は「自動車(二輪を除く)や「自転車を除く」など。

自転車一方通行

  1. 激レア標識の一つ。
  2. 都市部の歩道やサイクリングロードでの自転車の逆走を禁止するために設置される。

車両進入禁止

  1. 歩行者以外はその場所からその道路に入ってはいけません。
    • 「自転車を除く」などの補助標識が無ければ自転車もこのルールを守らなければならない。忘れがちな点なので要注意。
  2. そこから入れないという意味では「車両通行止め」と同じだが、車両進入禁止は一方通行の出口側のみに設置される(つまり入口からは普通に入れるけど逆走はダメ)のに対し、車両通行止めはその道路自体の通行が禁止されているという点が異なる。
  3. 市街地の狭い道でよく見かける標識。
    • 逆方向から来た車との鉢合わせを防ぐため。
  4. 高速道路やバイパスの合流部分でも、逆走を禁止する目的で設置されていたりする。
    • また、出口部分にはこの標識と共に「歩行者通行止め」も設置されていることがある。(車両進入禁止だけだと歩行者の誤進入を禁止できないため)

指定方向外進行禁止

  1. 標識で示された矢印以外の方向に進んではいけません。
  2. 「自転車(または軽車両)を除く」の補助標識が無ければ、自転車も守らなければならない標識の一つ。
  3. 交差点や合流地点でよく見かける。
  4. 斜め方向の矢印は特殊な使われ方をしている。
    • 中央分離帯の端っこに左下矢印の標識がある場合があるが、これは標識より左側を走行しなさいと言う意味である。
    • 道路左側の路肩だと稀に右下矢印も見かける。

駐停車系統

駐車禁止

  1. 都会、田舎を問わず、全国的に当たり前に見かける標識の一つ。
  2. 斜線を左上から引っ張っている。
    • 漫画だと右上から引っ張ったマークを見かけることがあるが、これは間違い。
  3. 規制は必ずしも終日とは限らない。
    • 上側に時間帯が書かれていることが多いが、補助標識の場合もある。

駐停車禁止

  1. 駐車禁止の完全上位互換。
  2. 自専道以外のバイパス道路に設置されていることが多い。
  3. 市街地の幹線道路だと時間帯を限定したり、「乗降を除く」の補助標識があったりすることも。
  4. 自専道ではこの標識が無くても自動的に駐車・停車が禁止される。

速度規制

最高速度

  1. この標識に示された数字より大きい速度(km/h)で走行してはいけません。
    • とはいえ実際にはプラス10くらいまでは許容範囲と言われることが多い。
  2. この標識が無い場合、高速自動車国道は100キロ(大型貨物、牽引、三輪は80キロ)、それ以外(自動車専用道路を含む)は60キロ(原付は30キロ)が最高速度となる。
    • 自専道だと「高速道路では無いこと」を強調するためにあえて60の標識を設置したり、逆に高速自動車国道並みにするために100キロや80キロの標識を設置することもある。
  3. 高速道路やバイパスだと、大雨などの悪天候や渋滞に対応するために、LEDの可変式の標識が多い。
  4. 補助標識によって車種を限定することもあるが、一般道では激レアである。
    • 自専道では高速自動車国道並みの最高速度にするために、車種毎に100キロと80キロを並べて設置していることがある。
      • 逆に言えば自専道で100が単独で設置されていた場合、高速自動車国道では80までしか出せない大型貨物等も100で走行できることになってしまう…。
  5. 最近は無料のバイパス道路でも70や80を見かけるようになった。
    • ただ自専道以外のバイパスに80が設置された事例は今のところ栃木以外には存在しない。
  6. 90はまず見ない。
  7. 10刻みが一般的だが、私道では稀に5刻みも見かける。

最低速度

  1. 上記の「最高速度」に似ているが、数字の下にアンダーバーがある。
  2. こちらは逆に、標識で示された数値未満の速度(km/h)で走行してはいけない。
  3. 自動車専用道路以外では激レア標識である。
    • また、高速自動車国道ではデフォルトで50キロの最低速度が設定されているため、まず設置されない。
  4. 主な設置理由は、自専道の規制を高速自動車国道並みにするためである。
    • だから最高速度100キロの標識とセットであることが多い。
  5. 運転教本や下敷きでは30キロの最低速度標識をよく見かけるが、実際にあるのはほぼ全てが50キロである。

徐行

  1. とにかくゆっくり走行しなければならない。
    • 最高速度は10〜15キロ程度?
  2. 公道には少なく、むしろ私道に多い。
    • 具体的は設置場所は、ショッピングセンターの駐車場などである。
  3. 稀に外国人でも分かるように「SLOW」の文字が併記されていることも。

一時停止

  1. 正式名称が「止まれ」だと勘違いしている人が多い。
  2. 信号機のある交差点にはこれは設置されない。(赤点滅しか無い場合を除く)
  3. 本来は自転車も守るべき標識なのだが、守られないことも多いため、最近では「自転車も止まれ」の補助標識があることも。
  4. 最近は「止まれ」と「STOP」を併記している標識もある。

追越しのための右側部分はみ出し通行禁止

  1. 黄色いセンターラインとほぼセットで設置される標識。
    • 多くは片側1車線の対面通行の道路である。
  2. 世間一般的にはこの標識が追い越し禁止だと思われがちだが、実は「追越(し)禁止」の補助標識があった場合のみが正式な追越し禁止である。
    • とはいえ前方が四輪車であれば必然的に追い越しが不可能になるが…。

歩行者横断禁止

  1. 都市部の交通量の多い道路やバイパス道路でよく見かける。
  2. 横断歩道や歩道橋、地下道があるはずなので、面倒臭がらずに迂回しましょう。
  3. 最近では子供にも分かりやすいように「横断禁止」では無く「わたるな」の文字が書かれているものもある。

原動機付自転車の右折方法

二段階

  1. 通常は2車線以下の交差点で二段階右折が必要な場合に設置される。
    • 3車線以上の交差点であればこの標識が無くても二段階右折しなければならないが、守られていない場合は注意喚起のために意図的に設置されることがある。
  2. 小回り(二段階右折禁止)に比べてレア度はかなり高い。

小回り

  1. 3車線以上の交差点で二段階右折を禁止するために設置される。
    • 2車線以下の交差点ではこの標識が無くても小回り右折が原則となる。
  2. この標識がある交差点では、原付も51cc以上のオートバイや他の自動車と同じ方法で右折できる。

関連項目

 交通
鉄道 路面電車 船舶 バス(バス事業) 航空 自動車 乗り物
交通機関 運転免許証(種類別) THE 道 軽自動車 福祉仕様車
オートバイ 緊急車両 建設機械

標識 道路標識/種類別 道路標識/規制標識
道路施設 資格試験/交通系