ベタなパラレル番外編の法則

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創作でよくある「本筋とは全く関係ない設定・世界観のお遊び番外編」の法則です。

総論[編集 | ソースを編集]

  1. 基本的に作中での力関係や善悪関係は原作と同一である。
    • 原作での悪役がこちらでいい役になることは稀にある。
  2. 作者の推しカップリングが露骨に反映される。
    • それを見てファンがキャーキャー言い始める。五月蝿い。
  3. ドラえもんではだいたいやっているような気がする。
    • ドラえもんに限らず、劇場版がこの番外編になっている場合がある。
  4. 日常系のパラレルの場合は原作で既に死んだキャラor後に死ぬキャラだろうと普通に生きているケースが多い。
  5. 原作者が本編で多忙なためか、番外編の執筆や制作、監修にはあまり参加せず、たいてい別人が執筆する。
    • もしくは「原案(本編の原作者):○○ 漫画:△△」のような形でクレジットされる。
    • 原作者がおまけで描いたものが好評だったので別の人による番外編が描(書)かれるケースもある。

各論[編集 | ソースを編集]

ベタな学パロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 主人公が成人している場合は朝起きるところから始まる。
    • 家族or幼馴染役の異性キャラが「朝だよー!!!!」と声を張り上げて起こしに来る。
  2. 主人公は「なんだこの制服は」とか言いつつ、完璧に着こなす。
  3. 年配のキャラが担任の先生役。
    • ウケ狙いでマスコットキャラが教壇に立つことも。
    • 同じくウケ狙いで中年~年配のキャラでも生徒役をすることも。
  4. 作中で医者・看護師・回復担当のキャラは養護教諭。
    • 若い場合は保健委員になる。
  5. なぜか女子の体操服はブルマ。
  6. クールキャラは意味なく眼鏡をかけさせられる。
    • 役職は生徒会役員・クラス委員・風紀委員のどれかである。間違っても体育委員ではない。
  7. オタクっぽいキャラは露骨にナードやギークにされる。

ベタな時代劇パロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 十中八九、江戸時代(幕末含む)か戦国時代。
    • 稀に大正時代もある。
  2. 月代を剃らない。
    • お歯黒? 何ですかそれは?
  3. 愛煙家は常にキセルを咥えさせられる。
  4. 一人か二人は忍者にされる。
    • 女性キャラはミニスカ網タイツ。
  5. 元が学園ものの場合は寺子屋が舞台になる。何歳であろうが。
  6. お姫様(原作ヒロイン)はしょっちゅう城を抜け出す。
  7. 無茶な当て字が続出。
    • 原作における悪の組織は「○○党」。
  8. ロボット物の場合は確実にお城が変形してロボットになる。
  9. 科学技術は「南蛮渡来の~」で済まされる。
  10. 江戸時代に金髪銀髪が続出しているのには触れてはいけないらしい。
  11. 女性の権利が明らかにその時代のソレから逸脱している。
  12. 江戸時代なのに、外来語などの時代考証はどそっちのけ。

ベタな原始人パロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 基本的に描かれるのは「実際の原始時代」ではなく「『フリントストーン』もしくは『はじめ人間ギャートルズ』の世界」である。
    • ひどい場合には恐竜がいたりする。
  2. 原作におけるチームがとりあえず家族ということにされる。
  3. 女性キャラはセクシーな毛皮ワンピース姿。氷河期じゃないのか?
  4. だいたいの流れは「男たちが何としてもマンモスを狩ろうとする話」である。
  5. ラストで、このキャラたちが原作キャラの先祖であると仄めかされる。
    • 前者の時代劇パロの場合も同様。
  6. 背景にはヤシの木と火山が描かれてる。

ベタな童話パロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 原作における悪役は、お話の世界においても悪者にされる。(桃太郎の鬼、西遊記の妖怪など)

桃太郎[編集 | ソースを編集]

  1. 猿の役は押し付け合いになる。
  2. お爺さんお婆さんの役は明らかに若すぎる(原作からすると間違ってはいないのだが)。
    • どっちかが「え…私が○○さんの奥さん(旦那さん)!?」とドギマギする、というのもベタ。
  3. 桃太郎は桃が割られた瞬間から例の格好である。
  4. 鬼ヶ島の鬼は、女性の場合ラ●ちゃんのような恰好をしている。

シンデレラ[編集 | ソースを編集]

  1. 男性である。
    • 女性(多くはヒロイン)の場合、意地悪な義母・義姉が男。
      • 必ず誰か一人くらいは「なんで俺がこんな役なんだ…」と悪態を吐いている。
    • シンデレラ役が女性の場合であっても、王子様役がきちんとイケメンや主人公が演じてくれるとは限らない。
  2. かぼちゃの馬車を引くネズミは学芸会レベルの着ぐるみ。

西遊記[編集 | ソースを編集]

  1. 三蔵法師役はヒロインが演じる。
    • もしくは、とても坊さんとは思えないほど野蛮なキャラが演じる。
  2. 猿の役は取り合いになる。
    • 勿論豚の役は押し付け合いになる。
  3. だいたいいつも、ラスボスが牛魔王。
    • 前座として金角・銀角が中ボスにされる。
      • 「瓢箪を使っていかに悟空たちに名前を呼ばせるか」がギャグになる。
  4. 観音様はよく出てくるが、側近である江岸行者やその弟の哪吒はまず出てこない。誰も知らねーからな。

ベタなRPGパロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 主人公は勇者である。
  2. 女性キャラはおとなしめのキャラは回復役に、気が強い女性は女戦士になる。
    • 要は清楚系や清純派は僧侶、ツンデレや男勝りは攻撃系というイメージです。
  3. デスルーラや宿探し、レベル上げなどもギャグとして取り入れる。
  4. 魔王役の奴はだいたいドジで憎めない。

ベタなモンスター・ハロウィンパロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 基本的に平和。
  2. イケメンキャラは大体ヴァンパイア
  3. エロい女性キャラは人魚やサキュバス、魔女などの役ばかり。
    • 幼女は小悪魔。
  4. 擬人化させにくいモンスターの場合は着ぐるみ(もしくは学芸会の「木」の役みたいなアレ)にされる。
  5. カボチャがとにかく出てくる。

ベタな未来人パロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 大体2100年代くらいが舞台。
  2. 舞台となっている町名なども未来風にアレンジされている。(例:○○町→○○シティー)
  3. 未来のハイテクノロジーが続々登場。
  4. このキャラ達が原作キャラの子孫だったりすることもある。

ベタなスペースオペラパロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 男子は銀ピカのボディスーツなのに、女子はなぜかビキニだったりする(笑)
  2. 出てくる武器が子供の玩具みたいな外見。
  3. ギャグキャラは余り人間的ではない外見の宇宙人にされてしまう。
    • 美男美女の場合は精々エルフ耳がつくくらい。
  4. 悪役は大体ダー〇ベーダーか、シャ〇・〇ズナブル風。

ベタなロボットアニメパロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. ヒーローメカは原作のキャラを無意味にメカメカしくしたもの。
    • 女性キャラがモデルの場合、高確率でおっぱいミサイルが内蔵されている。
  2. だいたいの場合元ネタは勇者ロボか70年代のそれ。
    • 間違ってもボト〇ズやガサラ〇ではない。
  3. アニメの制作会社が同じ場合は元ネタを隠そうともしない。特にサンラ〇ズ

ベタな特撮パロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 全体的に下調べが足りておらず、「勝手に作られたイメージ」が先行している。特に女性向け作品。
    • 一方で、男性向けの場合は作者の趣味で元ネタの重箱の隅を楊枝でほじくるようなネタが連発するものもある。
  2. ヒーローは顔丸出し。
  3. 巨大化して戦う場合、そのヒーローが女性であればピッタピタの全身タイツみたいな姿である。

ベタな楽屋オチパロの法則[編集 | ソースを編集]

  1. 巻末のおまけなどに収録されるアレ。
  2. 最初の台詞は「はいカットー!!」
  3. 演者は必ず「役」と異なる性格である。
    • 本編でオドオドしていたキャラが急に煙草をふかしていたり、本編の悪の親玉がニコニコ笑顔で皆に飲み物を配ったりする。
  4. 傷や刺青などは特殊メイク、怪物などは着ぐるみでした、ということも。
  5. 作中でのスターシステムが反映される。
    • 作者の別作品の「撮影に行ってきます」などと言って去っていく。
  6. 終わってすぐ打ち上げに入る。
  7. 作者がプロデューサーとか監督とかの役割を張ることもある。
    • そして作内で不遇な扱いだったキャラに文句を言われる。