1. 鞠つきが国民的な遊戯である。
    • その割りに、ワールドカップサッカーに出場したのを見たことがない。
    • 実際は鞠つきよりマリオネットの方が盛ん。
      • 国際的に「マリオネット」と言えばお決まりの糸で操るものだけでなく人間が中にはまり込んで演じるものもある。
  2. サヘルにある世界最貧国。
  3. 昔は大国が栄えた
    • 大昔のこの辺りの王がメッカにお参りに行く途中、気前よく黄金をばらまきすぎてエジプトの金相場を急落させたことがある。
      • 黄金郷として知られたトンブクトゥもこの国にある。
    • 衰退した原因は金の枯渇と異民族が跋扈したせい。
    • 現在の国名の由来になったマリ帝国だけでなくソンガイ帝国という国も栄えた。
      • その王国の末裔にあたるソンガイ人は店の屋号に王都や皇帝の名前を付けがち。
  4. 大仏があるというわけでもないのにナラという都市がある。
  5. 天地さんや岡部さんとは関係ない。
    • 矢口さんや濱田さんとも関係ない。
      • 飯島さんや渡部さん・・・(しつこい!)
        • 朱蒙の3人の部下の一人が建国した国。
  6. 北部に住むトゥアレグ族が盗賊まがいのことをやっている。
    • 2012年にはクーデター後の混乱に乗じて、遂に北部一帯の独立を一方的に宣言した(アザワド独立国)。
      • ただし今は独立よりも他の民族と協調して平和を目指したいと思っているらしい。
  7. この国は何気に「ウラン」が出る。中国には「売らん」。日本にのみ売ってくれている貴重な国。
    • 1970年代から、大阪万博に出展するくらい親日国。
      マリ1970発行記念切手・大阪万国博覧会
  8. マリとはバンバラ語で「カバ」という意味。
  9. 首都はバマコ。
    • カバの像がある。
      • だが都市名の由来はワニ。
    • 近代化される前は各地から出稼ぎに来た人がご当地の生活習慣で暮らしていたため巨大な田舎呼ばわりされていた。
    • 日本からのアクセスはパリ経由(エールフランスorマリ航空)が便利か。
      • 近年になってターキッシュエアラインズも乗り入れ開始。
  10. 地味だが、アフリカで唯一「複数政党制」が確立・稼動している国。差別を主張する政党を禁止。
    • ボツワナのこと…忘れないであげてください… ていうか、ここの複数政党制の成立は結構最近の話。
      • ボツワナは民主党の一党優位…日本も実質そうだけど。
    • リビアに大量に雇われていた傭兵がカダフィ政権崩壊と共に帰国してクーデター起こしやがった。
    • ムスリムが多い国だがイスラーム主義を掲げる政党もまだできたことがない。
  11. クリコロまでは、隣国セネガルからの鉄道、ダカール・ニジェール鉄道が敷設されている。
    • セネガルの首都ダカール~マリの首都バマコを結ぶ国際列車が、週1往復運転されている。計画では隣の国のニジェールまで伸ばすらしい。
      • 全長1287km。ダカール~バマコの所要時間は29時間。
      • 大正末期にニジェール河畔のクリコロまで延びたきり一切工事が進んでいないためもう延伸はない気がする。
  12. ちょうど西経と東経の分かれ目の国のひとつ。ちなみにとおっている主な都市に、ガオという、冗談みたいな街がある。
    • 実は中世のマリ王国時代には人々から「ガオ王国」とも呼ばれるくらいに繁栄を極めた都市。
    • 現在の街並みにはフランス植民地時代に再建された部分も多い。
  13. 国旗はギニアのを逆さまにした状態だ。
  14. 綿花と落花生が特産。
    • 金もよく採れる。
      • 金鉱の利権を巡って有力者同士が呪いのかけ合いを始め片方が急死したことすらあるらしい。
    • 内陸国だがニジェール川のおかげで漁獲量も多い。
    • 化粧品やクリームに使われるシアバターも名産の一つ。
  15. サッカーが比較的強い。
    • カヌーテ、サリフ・ケイタ、ディアラなどといった欧州で活躍しているスター選手も生み出している。
  16. 以前は地名で画像検索すると美しい写真が続々と出てくる画像の宝庫だった。
  17. この国の出身者が京都精華大学学長に就任。
  18. フランス統治時代には「スーダン」と呼ばれていた。
    • エジプトの南にある旧イギリス領の国と同じ名前であり語源も同じだった(アラビア語で「黒人の国」)。
  19. この国の有力な民族の一つであるソニンケはアフリカだけでなくヨーロッパやアメリカ、アジアなどにも積極的に移住している。
    • 「他の惑星に行ってソニンケ人がいても何もおかしくない」「ソニンケ人がアポロより先に月に行かなかったのは謎」とジョークのネタにされることもある。
  20. 泥製の巨大モスクが世界遺産に登録されている。
    • 所在地のジェンネは日本で例えるなら京都のような古都。
    • 気候変動のせいで100年以内に雨で融けてしまうのではないかと心配されている。
  21. 米が主食の一つで一般人が米の銘柄について語り合うことも普通にある。
    • お焦げも砂糖をかけて子どものおやつとして利用する。
    • スンバラという味噌のような調味料もある。
  22. 多民族国家なので言語や伝統よりもポップミュージックの方が国民意識の醸成に役立っている。
  23. 仮面づくりが盛ん。
    • 特にドゴンという民族のものが多種多様。
      • 『動物のお医者さん』の劇中に漆原教授のコレクションとしてドゴンの仮面が登場していたような記憶がある。
  24. ペルーの首都はリマ。