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== ウルトラシリーズ ==
現実には1971~1974年に生まれた第二次ベビーブーム世代。彼らはその人数の多さ故に受験戦争を経験し、いざ大学を卒業すると今度は就職難に直面しました。もし第二次ベビーブームが10年遅く来ていたら…
===ウルトラマン===
#1981~1984年生まれが第二次ベビーブーム世代ということになる。
#巨大ヒーロー物と言う概念が生まれなかった
#彼らは高校生の頃から携帯電話やインターネットに接触していた。
#*よって、テレビ版「マグマ大使」も不振打ち切り、キワモノとして手塚プロからもピー・プロダクションからも黒歴史にされていた。
#*人口が多かったため現実以上に大ブームとなっていた。
#「ウルトラセブン」や「ウルトラQ」はシリーズに含まれなかった
#当然ファッションなんかも変わっていた。
#*シリーズに含まれなくなった代わりにウルトラセブンの続編が現在まで続くか
#大学に行っても必ずしも就職に有利だとは限らないことがわかっていたので大学進学率は下がっていた。
#*ヒーロー無しで怪獣メインのウルトラQが細々と続いている気がする
#*専門学校に進学し手に職をつける学生が増えていた。
#円谷は実史よりも早くに身売りしていた
#高校の修学旅行の飛行機利用が解禁となっていたので、北海道・沖縄や海外に行くことができた。
#*映像は身売りの過程で行方不明になり現存していないかも。
#1990年代中盤の就職難は多少緩和されていた。
#**チャイヨー・プロダクションの子会社にされていたかも。
#*その代り第2次ベビーブーム世代の就職状況は現実以上に悲惨なものとなっていた。
#ミラーマンがシリーズ化していた。
[[category:もしも借箱|たいにしへひいふうむしゆうねんおそかつたら]]
#*またはアンドロメロスのシリーズ化。
#*ミラーマンのシリーズ化は現実に考えられていた。続編として「ミラーマン・兄弟」が企画されていた。
#ウルトラゾーンは当然制作されていないので、夜毎、ヨーロッパ企画のキモい面々を見ずに済む。
#黒部進や森次晃嗣は脇役専門の俳優として無名のままで生涯を終える。
 
===ウルトラマンティガ===
#『ダイナ』、『ガイア』は放送されずTVでのウルトラシリーズは再び冬眠期間に入る。
#MBS土曜6時台のアニメ枠復帰は史実より早かった。
#ジャニーズ事務所所属俳優の特撮出演は以後なかった。
 
=== ウルトラマン列伝 ===
# 史実での放送時間変更した2012年9月に打ち切られていた。
# 『ウルトラマンギンガ』はBSジャパンでの放送となっていた。
 
== 仮面ライダーシリーズ ==
===仮面ライダー(初代)===
#藤岡氏の事故で打ち切られた。
#仮面ライダースナック事件が社会問題にならなかった。
#平成仮面ライダーシリーズはなかったので、[[もし今でもメタルヒーローシリーズが続いていたら|メタルヒーローシリーズが続いていた]]。
#*メタルヒーローシリーズは仮面ライダーシリーズの存在を前提に新たな東映ヒーローのブランドとして製作されたものだからそれはないだろう。まったく別の作品が史実の仮面ライダーに匹敵する人気を博してシリーズ化されていたかもしれない。
#第二次怪獣ブームは「変身ブーム」とはならず、第二期ウルトラシリーズをはじめとする巨大ヒーローものがもっぱらだった。
#*その場合、東映と円谷プロの立ち位置が逆転していた。
#**ウルトラシリーズが戦隊シリーズ並みのロングラン放送になり、現在まで続いている。
 
===仮面ライダーBLACK===
#続編『RX』は当然製作されない。『BLACK』が単発で失敗に終わっていた場合、「仮面ライダーは終わった」と判断され、平成に入ってライダーシリーズを再開するのは史実より難しかっただろう。
#平成ライダーシリーズが史実通り製作されたとしても、『RX』を経ていないので仮面ライダーの武装化やフォームチェンジには『クウガ』の時点で激しい論議が起こっていた。
#シャドームーンが名キャラにならなかったので、平成シリーズでも「悪のライダー」「ライダー同士の戦い」はどこまで本格的に導入されたかわからない。
#『ディケイド』へのてつをの客演もない。
#内容が史実通りなら一部のマニアからカルト的な人気は得ただろう。ただし平成シリーズが作られたとして、昭和・平成ライダーいずれのファンからもスルーされがちな『80』的ポジションの作品になっていたかもしれない。
 
===仮面ライダークウガ===
※[[もし今でもメタルヒーローシリーズが続いていたら]]も参照。
#平成仮面ライダーシリーズは成立せず、イケメン俳優に注目が集まることもなかった。
#*ライダーシリーズの展開は、今のウルトラシリーズのように映画主体になっていると思われる。
#テレ朝の日曜朝8時台は、メタルヒーローシリーズもしくはコミカル特撮路線のまま。
#*子供向けの作品にシフトしていったと思う。
#オダギリジョーがブレイクに失敗し、皮肉にも今なお代表作に。
#グロンギの行為のせいで視聴者が離れたと見なされ、以降特撮作品の悪役が掲げるのは世界征服などテンプレ的な悪にされた。
 
===仮面ライダーアギト===
#「仮面ライダー龍騎」以降の平成仮面ライダーシリーズは存在しない。
#津上翔一/仮面ライダーアギト役であった賀集利樹は現実ほど有名になっていなかった。
#*最悪の場合、俳優業から引退していたかもしれない。
 
===仮面ライダー龍騎===
#路線変更で失敗した作品として批評されていた。
#海外版の「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」は当然存在すらしない
#「仮面ライダーシリーズ最大の異色作」としてカルト的な人気を集めてはいた。
#バトルロワイアル物は受けが悪いと判断され、以降の漫画・アニメ・ゲームにも影響を与えていた。
 
===仮面ライダー剣===
#当初の予定通り、本作を最後に平成仮面ライダーシリーズ自体が休止していたかもしれない。
#*後番組は原作つき女児向けアニメ枠になっていたか、メタルヒーローシリーズに逆戻り。
#オンドゥル語がネット上で有名になることはなかった。
#*むしろオンドゥル語だけがマニアの間で語り継がれる作品になったかも。
 
===仮面ライダー電王===
#放送終了後に劇場版が作られることはなかった。
#佐藤健はブレイクできなかった。
 
===仮面ライダーディケイド===
#仮面ライダーシリーズは本作をもって打ち切られることになった。
#*その代わり、メタルヒーローシリーズが再開することに。
#**あるいは史実でも映画のゲストなどで復活したキカイダーなどの過去の石ノ森ヒーローのリメイクとなった。
#改めて歴代ライダーが『ディケイド』へのゲスト登場で注目をあびることはなかった。
#*『海賊戦隊ゴーカイジャー』も、歴代戦隊の要素を取り入れずに、普通のシンプルな戦隊になった可能性もある。
#*ガンバライドの稼働が半年で終了し、玩具連動系のアイテムが増えることはなかった。
#**当然、『オーズ』で話題になった、玩具の争奪戦も起こらないまま、売り上げは低迷する一方。
 
===仮面ライダーW===
#『バトルスピリッツ 少年激覇ダン』と『仮面ライダーW』は2010年3月28日で同時期に打ち切られ、『勇者』シリーズと『メタルヒーロー』シリーズは2010年4月4日で同時期に復活していた。
#*その影響で『バトルスピリッツ 少年激覇ダン』は最後の『バトルスピリッツ』シリーズで、『仮面ライダーW』は最後の『平成仮面ライダー』シリーズだった。
#*当然現在のニチアサキッズタイムはこうなっていた。
#**7時00分~7時30分:勇者シリーズ
#**7時30分~8時00分:スーパー戦隊シリーズ(スーパーヒーロータイム第1部)
#**8時00分~8時30分:メタルヒーローシリーズ(スーパーヒーロータイム第2部)
#**8時30分~9時00分:プリキュアシリーズ
#***むしろ戦隊が30分繰り上がり、プリキュアが1時間繰り上がる。余った時間は「モーニングバードサンデー」という情報番組を放送。その影響で『題名のない音楽会』は30分繰り繰り下がる。
#****7時00分~7時30分:スーパー戦隊シリーズ(30分繰り上げ、スーパーヒーロータイムという名称は廃止)
#****7時30分~8時00分:プリキュアシリーズ(1時間繰り上げ、ここまでニチアサキッズタイム)
#****8時00分~9時30分:モーニングバードサンデー(1時間半の情報番組)
#****9時30分~10時00分:題名のない音楽会(30分繰り下げ)
#平成仮面ライダーにおけるコメディ要素が削られ『ファイズ』以前のようなシリアスな方向に戻る。
# 舞台を一つの場所に絞った特撮ヒーローは鬼門となった。
#* 『フォーゼ』は「天ノ川学園高校」が舞台にならず高校生ライダーにはならなかった。
#* 他シリーズだと『ウルトラマンギンガ』の舞台は「降星町」ではではなかった。
 
== スーパー戦隊シリーズ ==
===秘密戦隊ゴレンジャー===
#スーパー戦隊シリーズ自体が作られていない。
#*その為、仮面ライダーがBLACK RXからクウガの間もテレビで放映されている。
#**BLACK RXからクウガの間が空いてしまったのはとんねるずのせいだからむしろ関係なかった。
#*「忍者キャプター」等がヒットしていた場合、スーパー戦隊シリーズがテレ東系で進行している可能性はある。
#赤はリーダーの色、青は冷静なサブリーダー、のような色による配置分けもなかった。
 
===バトルフィーバーJ===
#1作限りの単発作品に終わり、スーパー戦隊シリーズは成立しなかった。
 
===電子戦隊デンジマン===
#曽我町子の代表作は本作のヘドリアン女王ではなく初代オバケのQ太郎だった。
#スーパー戦隊の基本形は完成しなかった。
 
===鳥人戦隊ジェットマン===
#[[もし『スーパー戦隊シリーズ』が『ジェットマン』で打ち切られていたら|スーパー戦隊シリーズはこの作品で打ち切られていた]]。
 
===恐竜戦隊ジュウレンジャー===
#海外輸出はなかった。
#6人目の戦士は今作限りだった。
 
===忍者戦隊カクレンジャー===
#ケイン・コスギがブレイクしなかったため、ニコニコ動画のネタは一つ減っていた。
 
===星獣戦隊ギンガマン===
#照英がブレイクしなかったためニコ動のネタは一つ減っていた。
#前原一輝が『警部補矢部謙三』(写真のみだったが)および『海賊戦隊ゴーカイジャー』へのゲスト出演のための一時復帰も無かった。
#『○○ジャー』以外のタイトルは鬼門となり次回作の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』は『救急戦隊タスケンジャー』になっていたかもしれない。
 
=== 百獣戦隊ガオレンジャー ===
#動物路線は鬼門となり以後はハイテク系戦隊が中心となった。
#いわゆるマルチ合体は今作限りだった。
#子供向けにしたのがウケなかったと見なされ、以後の作品は大人向けが中心となる。
 
===特捜戦隊デカレンジャー===
#星雲賞受賞はなかった。
#死刑が多く、残酷すぎると現実以上に批判された。
#主題歌を歌ったサイキックラバーは現実ほど有名になっていなかった。
#ダブルヒロインは受けが悪いと判断されたのか、紅一点体制が主流に戻っていた。
 
===轟轟戦隊ボウケンジャー===
#女性のイエローが登場するのは、『轟轟戦隊ボウケンジャー』で最後だった。
#*その影響で『獣拳戦隊ゲキレンジャー』以降の『スーパー戦隊』シリーズのイエローは男性のままだった。
#*『侍戦隊シンケンジャー』では、シンケンピンクはシンケンジャーの紅一点だった。
#*『獣電戦隊キョウリュウジャー』では、キョウリュウブラックの代わりにキョウリュウイエローが登場する。
#**ただし、イアン・ヨークランドはキョウリュウブルーで、有働ノブハルはキョウリュウイエローに変身する。
#*『炎神戦隊ゴーオンジャー』では、 ゴーオングリーンの代わりにゴーオンピンクが登場していた。
#**ただし、城範人がゴーオンイエローに変身し、楼山早輝はゴーオンピンクに変身する。
#*『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の宇崎ランはゲキブルーに、深見レツはゲキイエローに変身する。
#**『特命戦隊ゴーバスターズ』の岩崎リュウジはイエローバスターに、宇佐見ヨーコはブルーバスターに変身する。
 
===天装戦隊ゴセイジャー===
#2013年頃に本作のゴセイジャーのパワレン版の影響で平成ライダーの『80』的ポジションの『仮面ライダークウガ』の再評価がなかった。
#*クウガのプロデューサーの高寺重徳の弟子で、ゴセイジャーのプロデューサーの若松豪は、あれほど有名になれなかった。
#千葉雄大や浜尾京介は、クウガのオダギリジョーを超えるイケメンになれなかった。
#*にわみきほもあれ程有名になれなかった。
#「ダイスオー」は1年で稼働を終了していた。
 
=== 海賊戦隊ゴーカイジャー ===
#スーパー戦隊シリーズは本作をもって打ち切られることになった。
#*その代わり、メタルヒーローシリーズが再開することに。
#**ゴーバスターズとキョウリュウジャーはメタルヒーロー扱いとなった。
#**『宇宙刑事ギャバン Type-G』がテレビシリーズとして放送されていた。
 
==メタルヒーローシリーズ==
===宇宙刑事ギャバン===
#単発のマイナー特撮作品として終わる。続編『シャリバン』は製作されず、メタルヒーローシリーズも成立しない。
#テレ朝の金曜夜7時半は、女の子向けアニメの枠に戻っていた。
#*自分の記憶が確かならば「クレヨンしんちゃん」になる前は情報番組だったはずだが。
#*『ギャバン』の前番組が『ハロー!サンディベル』、その前が『魔法少女ララベル』と、もともとは女児向けアニメの枠だった。『ギャバン』がコケていたら元の枠に戻った可能性は高い。
#『ギャバン』が当時の特撮冬の時代を救った功績を考えると、最悪の場合、日本の特撮全般が長期の暗黒低迷期に入っていた可能性もある。
#当然『ゴーカイジャーvs ギャバン』は製作されない。
 
=== 特警ウインスペクター ===
#警察路線のヒーローは鬼門となった。
#本作が制作されるきっかけとなった当時の社会情勢を考えると東映特撮全体が危機に陥っていたかもしれない。
 
== その他 ==
=== 宇宙猿人ゴリ(宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン→スペクトルマン) ===
# ピープロは史実より早く倒産していた。
# 裏番組だった『巨人の星』はもう少し続いていた。
 
===番外 仮面ノリダー===
※[[もしあの番組が大コケしていたら/フジテレビ系]]も参照。
#『RX』の後番組に『仮面ライダーオリンビス』(?)が製作され、第三期ライダーシリーズが継続していた可能性も高い(ライダーシリーズ中断の動機に、吉川進プロデューサーがとんねるずのパロディに呆れたことがあるため)。
#*製作された場合、「地球戦隊ファイブマン」にファイブブラック・星川文矢役で出演した小林良平はファイブマンはもちろん「機動刑事ジバン」にも出演せず、早瀬恵子とも結婚しなかった。
#『RX』終盤の歴代ライダー客演はライダーシリーズの中断を前提に、RXを歴代仮面ライダーの系譜に位置付ける意味もあったため、さしあたり行われなかっただろう。ただし第三期ライダーシリーズが終了する際には同様の客演が行われていたかもしれない。
 
=== スパイダーマン(東映版) ===
# 東映とマーベルとの提携作品は本作のみとなり『バトルフィーバーJ』は放送されなかった。そのため、『スーパー戦隊シリーズ』は成立することはなかった。
# 等身大ヒーローと巨大ロボを一つの作品でまとめることは困難とみなされる。以後、巨大ロボ作品があったとしても『ジャイアントロボ』や『大鉄人17』のような巨大ロボのみが登場する作品にとどまる。
#ニコニコ動画のネタが一つ減っていた。
 
{{もしあのアニメが大ヒット}}
 
[[Category:歴史のif検討委員会 アニメ・特撮史|とくさつかひつとしていなかつたら]]

2009年5月14日 (木) 12:45時点における版

現実には1971~1974年に生まれた第二次ベビーブーム世代。彼らはその人数の多さ故に受験戦争を経験し、いざ大学を卒業すると今度は就職難に直面しました。もし第二次ベビーブームが10年遅く来ていたら…

  1. 1981~1984年生まれが第二次ベビーブーム世代ということになる。
  2. 彼らは高校生の頃から携帯電話やインターネットに接触していた。
    • 人口が多かったため現実以上に大ブームとなっていた。
  3. 当然ファッションなんかも変わっていた。
  4. 大学に行っても必ずしも就職に有利だとは限らないことがわかっていたので大学進学率は下がっていた。
    • 専門学校に進学し手に職をつける学生が増えていた。
  5. 高校の修学旅行の飛行機利用が解禁となっていたので、北海道・沖縄や海外に行くことができた。
  6. 1990年代中盤の就職難は多少緩和されていた。
    • その代り第2次ベビーブーム世代の就職状況は現実以上に悲惨なものとなっていた。