もしあの特撮作品が大ヒットしていたら
スーパー戦隊シリーズ
ジャッカー電撃隊
- 生身の人間では無く、サイボーグやロボットが主人公のグループヒーロー物の特撮作品が次々と出て来る。
- ビッグワンの出番はなかった。
- スーパー戦隊シリーズは中断期間をまったく挟まずに現在まで継続。「原作・石森章太郎」のままだったかも。
地球戦隊ファイブマン
- それ以降のスーパー戦隊シリーズは、兄弟同士による戦隊という設定が主流となっていた。
- 「電磁戦隊メガレンジャー」は5つ子の高校生戦隊という設定になっていた。
- 「未来戦隊タイムレンジャー」は現代人が30世紀からやってきた4姉弟と戦うという設定になっていた。
- 「メタルヒーローシリーズ」にも兄弟戦士という設定の作品が作られてたかも。
- 「重甲ビーファイター」(前述のメタルヒーローシリーズの作品のひとつ)みたく、続編が作られてたかも。
- 次作品は史実どおりジェットマンとなるが、設定をファイブマンから引き継いでいる。
- 特撮番組が金曜17:30から追い出されることもない。
- あるいは17時台が史実どおりニュースになれば、19:30にめでたく昇格。
激走戦隊カーレンジャー
- メガレンジャー以降、戦士のひとりは成績の悪いプロ野球チームのファンという設定になっていた。
- タイムレンジャーの浅見竜也は、カープファンという設定になっていただろう(タイムレッドだけに)。
- スーパーJチャンネルは金曜のみ、スーパー戦隊シリーズに配慮して17:55スタートになっていた(つまり、枠移動が回避されていた)。
- 史実通り、日曜朝に移動したとしても25分枠のまま。
- 敵が食品で巨大化するスタンスが続く。
- のちのデカレンジャーにシグナルマンがゲスト出演。
獣拳戦隊ゲキレンジャー
- 塚田英明はゲキレンジャー以降の戦隊にも関わっていた。
- 三条陸や中島かずきは戦隊のメインライターになっていた。
- 長谷川圭一は戦隊のサブライターになっていた。
- 塚田がチーフプロデューサーを務めていた仮面ライダーW、仮面ライダーフォーゼは存在しなかった。
- 三条陸や中島かずきは戦隊のメインライターになっていた。
- 拳法などの武術または体術を極め、銃火器や刀剣類に頼らない戦士がその後の戦隊ヒーローでも増える。
- バンダイに便宜を図るため、なんちゃらリングとかかんちゃらブレスレットとかふんちゃらサックとかの道具が登場。
メタルヒーローシリーズ
巨獣特捜ジャスピオン
- 巨大怪獣を基本の相手にした東映ヒーロー作品がもう少し増えていた。
- メタルヒーローシリーズの放送時間帯は月曜夜→日曜朝枠に移行せず、金曜夜のままだった。
ブルースワット
- メタルヒーローシリーズはハードなドラマ重視のヒーロー作品が続いていた。
- その分戦隊シリーズは一貫して正統派路線。
- BFシリーズは『昆虫戦隊ビーレンジャー』として戦隊扱いになっていた。
ウルトラシリーズ
ウルトラマン80
- 「教師ヒーロー」が一つのジャンルとして確立。
- 第三期ウルトラシリーズはさらに続けて製作されていた。続編もヒットが続けばアラレちゃんブームの好敵手として立ちはだかった可能性も(放映時間帯が同じ)。
- ウルトラシリーズの約15年に及ぶTVシリーズ空白期間も生じず、もっと高い頻度で製作されていた。
- だが逆に、「思い出の先生」があれほどの感動ではなかっただろう。
ウルトラマンネクサス
- 原点回帰をコンセプトとしたウルトラマンマックス、ウルトラマンメビウスは存在しなかった。
- 平成ライダーのようにリアル路線・ストーリー描写重視の平成ウルトラが確立されていた。
- ビーイングも主題歌から撤退せず、後続する作品ではB'zやBREAKERZなどが主題歌を歌っていた
その他の作品
マイティジャック
- 大人向けの特撮番組枠が早く確立されていた。
- 当然『戦え!マイティジャック』はない。
- メカアクション主体の特撮番組ももう少し増えていた。
突撃!ヒューマン!!
- 裏番組の『仮面ライダー』と肩を並べる人気番組となる。
- ステージショー撮影の特撮番組がもう少し増えていた。
魔人ハンター ミツルギ
- 時代劇設定の巨大ヒーローものがもう少し増えていた。
- アニクリエーション(人形アニメ)形式の特撮番組も急増する。
バトルホーク
- 派手なアクションを魅せる、特撮作品が急増する。
- ジャッキー・チェンのブームには、どこかのテレビ局で再放送またはリメイクされる。
- 格闘ゲームのブームにも、どこかのテレビ局で再放送またはリメイクされる。
- 未登場に終わった幻の3幹部もしっかり登場していた。
星雲仮面マシンマン
- 日テレでもテレ朝みたく、東映の特撮枠が安定していた。
- 大野雄二は戦隊やメタルヒーローといったほかの特撮番組でも音楽担当になっていた。
電光超人グリッドマン
- 雑誌展開のみの登場だったグリッドマンシグマが主演の続編がテレビ放送されていた。
- 新たなる巨大ヒーロー番組も登場していた。
- グリッドマンと歴代ウルトラマンのコラボも実現していた。
- 主題歌の「夢のヒーロー」は、神曲として世間に知られカラオケで歌われる。
- 後にいろんな歌手にカヴァーされる。
- 現に「夢のヒーロー」は今聞いても埋もれたままなのがもったいないくらい神曲。
超光戦士シャンゼリオン
- CGを使った特撮作品が急増する。
- テレビ東京系列でも、テレビ朝日みたいな東映テレビ部制作の特撮枠が安定して居たはず。
- どうでもいい話を延々続けて、物語の最後は「夢落ち」な特撮作品も出る。
- そもそも大ヒットしていれば「夢落ち」にはならなかった。