宮城の企業
(七十七銀行から転送)
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宮城の企業たち
全般
- 宮城発祥とする全国的に名を馳せた企業はほとんどない。
- 物販面では東京、北関東、新潟、北海道、東北他県の資本が殆ど。
- 特に東京の企業や東京に拠点を置く外資は東京に近い+購買層が東京に似ている理由から大阪、名古屋、北関東などより早く出店する企業も多い。
- 信号機に関しては横浜市戸塚区に本社を置く小糸工業→コイト電工が圧倒的に多く、次いで多いのは福岡県大牟田市に本社を置く信号電材。
- 仙台ジャイアニズムを参照。
- 福島や山形の企業にとって宮城は近くて購買率も高いので両県企業は宮城で主導権とっている傾向も。
アイリスオーヤマ
- 仙台財界を代表する企業の一つ。東北電力、七十七銀行などとともに仙台経済を牽引している。
- ベガルタ仙台の結成当初からユニフォームの胸スポンサーを務める。
- 実を言うと元は大阪の町工場。社長の思いつきで東北に本社・工場まとめて移転させた。
- 純粋な意味での東北の企業ではないのだが、そんな風にはとても見えない。
- 主力工場である大河原工場の設立が1972年とけっこう古いのが大きいかと。ちなみに本社移転は1989年。
- 東北自動車道の開通はその数年後、東北新幹線の開業はもっと後の話である。
- 現在の法人設立が1971年だったりもするので、そらまぁもはや東北の企業そのものではあるな。
- 主力工場である大河原工場の設立が1972年とけっこう古いのが大きいかと。ちなみに本社移転は1989年。
- 一説によれば、従業員に自己都合での退職を促すために移転したという説もある。
- 純粋な意味での東北の企業ではないのだが、そんな風にはとても見えない。
- 収納雑貨やその他日用品を製造販売するのがメインの企業。そこから派生してインテリアや家電なども造っているとか。
- 近年では米どころ東北の企業として米栽培と販売も始めたようである。
- 即席ラーメンまで作り出した…。
- ペットフードはかなり昔からある。
- 米やパック御飯を売っている割に、炊飯ジャーも売っている事を自社CMでネタにしていた。
- 特に家電に関しては大手から技術者を引き抜き、今や大手に引けを取らないラインナップになりつつあるとか…。特にスマホで操作するエアコンは大手より先に発売した。
- なおかつ大手よりも安い。
- 2021年にはパソコンまで作ったが、ありえない低スペックで残念な出来だった。なぜこんなことに…。
- このように何でも果敢にチャレンジするのはさすが大阪発祥の企業と言うか…。
- まさに何でもあり…。そのうちクルマや家もやりそう。
- 近年では米どころ東北の企業として米栽培と販売も始めたようである。
- 今では収納雑貨を売ってるところなら、どこでも売っているであろう透明な収納ケースを最初に開発したのはここ。
- ある時、物をなくした社長と、社長が失くしたものを探す社長夫人が、捜し物がなかなか見つからないことにイライラして喧嘩に発展。そこからこんな 喧嘩やゴタゴタは二度と御免→捜し物を見つけやすくするには→収納ケースを透明にして中身を見える化すればいい というように着想を得たらしい。
- 価格の割に高品質高性能なのだが、製品やパッケージのデザインがありえないほどダサい。
- 他のメーカーの市場を奪わないためにあえて殺人的にダサいデザインを採用する縛りプレイをしているのかもしれない。
- 意外と思えるが、在日がつくった企業である。
ユニディ
- 千葉市発祥のホームセンターだが、現在は東京を囲むように出店している。
- 千葉のほかは東京・埼玉・神奈川にあるけど、そのほとんどは都心に比較的近いところばかり。
- この立地条件は意外と他社が手薄なところだったりする。
- ちなみに今の本社は松戸にある。
- 千葉のほかは東京・埼玉・神奈川にあるけど、そのほとんどは都心に比較的近いところばかり。
- 以前は三井不動産の関連だったが、現在はアイリスオーヤマの子会社になった。
- これにより、アイリスオーヤマ製品、とりわけ家電の自社直売チャネルとしても機能するようになった。
- かつてはユニマートというスーパーもあったが、マルエツに譲渡された。
- ユニディとユニハードウェアというプロ向けの店、それとユニアートという文具・画材の店の3タイプがあるが、ユニディ以外は影が薄いかも。
- 愛知県のスーパーであるユニーとは無関係。
- そのユニーは昔、ホームセンター形態で「ユーホーム」を運営していた。
ダイシン
- かつては独立系だったが現在はアイリスオーヤマ傘下のホームセンター。
- 危機的経営に見舞われた時に拾われたらしい。
- 東京にあったダイシン百貨店とは無関係。
阿部蒲鉾店
- 地元では『阿部かま』の愛称で知られる。
- 笹の葉の形をしたかまぼこのことを「笹かまぼこ」と名付けたのは、ここの創業者。
- ちなみに、統一される前は「木の葉かまぼこ」「手のひらかまぼこ」「平かまぼこ」「ベロ(舌)かまぼこ」などと呼ばれていた。
- 何故『笹』かと言えば、仙台藩伊達家の家紋にちなんで名付けられたとのこと。
カメイ
- 宮城発祥のガソリンスタンド。
- 但し、自分では何も生み出さない点では有名。
- 何も生み出さずに東北随一の商社になってしまった。まぁ商社ってのはそんなもんだが。
- ヤオハンUSAの後身を買収という意外な形で北米に進出していたりする。
カルラ
- 和風レストランまるまつがメイン。
- ステーキ&ハンバーグけんのフランチャイズでもある。
鐘崎
- 仙台名物「笹かまぼこ」のトップメーカー。
- なお、社名は創業者の出身地にちなむ
- 鐘崎と聞くと福岡県宗像市(旧玄海町)を連想するが、ズバリそこのことである。ずいぶん遠くからやってきたもんだ。
- 近年では、笹かまのみならず、牛タン焼きの販売にも手を出した。
半田屋
- 元々は「めしのはんだや」だった。
- 回転寿司店であるきらら寿司も運営している。
- びっくりドンキーと餃子の王将のフランチャイズでもある。
- とにかく値段が安い。
- 生れた時からどんぶりめし。
- 愛知県半田市での知名度はゼロ。
- ミツカンも半田素麺岡部も無関係。
- 素麺の半田は愛知県ではなく徳島県。
- ミツカンも半田素麺岡部も無関係。
やまや
- 酒の楽市とか酒のやまやブランドで仙台から全国に展開。
- なぜか東海とか関西でドミナント的に集中大量出店することが多い。
- はなの舞などで有名な居酒屋チェーンのチムニーを子会社にしている。
- イオングループ入りするのかしないのか微妙な出資比率の受け方をしている。(イオンの19%出資)
- 気がついたら出資比率はそのままで、イオンの持分法適用会社になっていた。まあ「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」に従えば、15%以上20%未満の場合、実質的にグループだったら持分法適用ができるとされているし、こういうこともあるわね。
- Edyは使えるのにWAONはいつまでたっても使えない。
- WAONに対応したが、イオングループ新共通R/WがまさかのCCT一体型で導入された。
- あれはクレジットを取り扱う機能はなかったはず(レジで直接取扱)。あそこのPOS周りは、Edyが別置き、dポイントに加盟している癖してiDがないとか突っ込みどころ満載。
- ベガルタ仙台の背中のスポンサーで有名。
- (辛子明太子の)やまやのマヨネーズも扱っていた。
- 明太子のやまやとは無関係。
- あっちは山本に由来しているのに対し、こっちは山内に由来している。
チムニー
- ≒はなの舞
- なぜか和民とかモンテローザ、大庄などと違って、店ごとの当たり外れの差が著しい。
- ハムで有名な米久の子会社だった影響からか、御殿場高原ビールが出てくる。結構美味い。
- 米久の子会社になる前は、イオン系だったらしい。まわりまわって気がつけば広い意味でイオングループに戻ったことになる。
つぼ八
- ♪好きですつぼ八!
- のフレーズで東日本ではよく知られている居酒屋チェーン。
- 西日本在住者からすると知名度はほぼゼロ。
- のフレーズで東日本ではよく知られている居酒屋チェーン。
- 創業の地は札幌の新琴似。ニトリの創業の地と近いのは偶然。
- 北海道内向けにはその旨を強調している。
- 1号店はもう無い。店の広さが8坪だったので、つぼ八になったとか。
- 新琴似(北区)ではなく琴似(西区)です。
- 日鉄住金物産に食われた後、やまやに売られる。
- 厳密にはあのイトマンに食われて、そのイトマンが住金物産に吸収されてその後も引き続き傘下だったという流れ。
七十七銀行
- 東北最強の銀行。
- 宮城の地銀ではあるが、東京証券取引所の場勘業務を担っていたりする。
- 通帳はベガルタ柄やイーグルス柄などデザインが多種多様。
- かつては、とんねるずのノリさんがデザインしたものが使われていた。
- 東北・北海道に本店を置く地銀で唯一名古屋と大阪にそれぞれ今でも支店を持っていたりする。恐らく東北最大の銀行としての意地みたいなものであろう。
- 札幌ススキノにも支店があるが、青森には支店がない。置くだけのメリットがないという判断なんだろうか。
- 県外進出に積極的な東北の地銀は浦和か大宮あたりに支店を構えていることが多いのだが、ここは郡山~東京に支店がない。他行とは戦略がかなり違っている。
- 浜通り経由で見ても、いわき平以南は東京まで支店なし。
- せめて大宮と柏には支店を構えるべき。
- ここのせいで宮城ではコンビニATMの導入が遅れた。
- 麻雀覚えたての東北大生は「チッチ」と呼ぶ。
アビリティーズジャスコ
- イオンが筆頭株主。
- 未だに「ジャスコ」を名乗っている。
- 今となっては貴重な「ジャスコ」の生き残りとも言える。
- もうひとつの出資元はアビリティーズ・ケアネットであり、社名はこの2社を組み合わせたものである。
- 未だに「ジャスコ」を名乗っている。
- スクラムという名で書店やCDを売っている。
- 実質的な本業は障がい者の就職支援。上記の店も積極的に障がい者採用を行っている。
- 支援センターについては、本社のある宮城県下のほか、首都圏にも展開している。
フィデアホールディングス
- 秋田と山形の地銀の持株会社。
- なのに、なぜか、本社があるのは仙台市青葉区中央3丁目。青葉通沿いの荘銀ビルの中。なんでやねん。
- 二番手地銀の寄集め。単独ではやってけないから経営統合した。
- トモニとかほくほく、じもと、めぶき、きらぼし等のDQNネーム系金融持株会社の1つ。
- ところで『フィデア』って何なんだ?
荘内銀行
- 山形の庄内地方を中心に展開する銀行。
- 本店は鶴岡。
- 鶴岡市及び酒田市のメインバンク。
- 山形では永遠の二番手。
- 山銀が弱い庄内では王者。
- 新潟県下越地方にも進出している。
- 宮城県内の支店はイオンモールにあることが多い。
- 仙台市内だけでなく。富谷や利府のイオンにもある。
- 一時期、なぜか、東京の江戸川区と板橋区のイオンにも支店を置いていた。
- 何故か、東京の吉祥寺の支店は17時まで窓口を開けている。ATMに至っては、山形県内の支店よりも遅くまで開けていて、土日でも22時まで稼働している。
- 「うちのタマ知りませんか?」のタマとその仲間たちをキャラクターとしている。
北都銀行
- 秋田の地銀。
- 秋田では永遠の二番手。
- 潰れかけた弱小地銀同士(羽後銀行と秋田あけぼの銀行)で合併してできた銀行。
- 合併の結果、秋田銀行とも勝負できる規模になったのだが、資金をデリバティブ取引とか証券投資に突っ込みすぎて、また傾いた。
- 荘内銀行に拾ってもらえなかったら、今頃どうなっていたかわからないと言われている。
- 破綻までは行ってなかっただろうけど、実質的に公的資金がバンバン入って、やばかっただろう。
- 旧羽後銀行は、2回ほど世間を騒がせる事件の舞台となった。
じもとホールディングス
- 宮城の仙台銀行と山形のきらやか銀行の第二地銀同士の統合で生まれた持株会社。
- 本当は2011年に統合される予定だったが、例の震災で1年遅れた。
仙台銀行
- 宮城県内にしか店舗がない。
- 元々は「振興相互銀行」といって、当時お金がなかった宮城県の商工業界のために、当時の知事の号令で作られた銀行。
- 1997年に倒産した徳陽シティ銀行のそのほとんどの事業を引き継いだことがある。
- 昔は、徳陽シティより仙台銀行の方が規模が小さかった。
きらやか銀行
菓匠三全
- 何と言っても『仙台銘菓「萩の月」』が看板商品。
- ずんだスイーツで有名な「ずんだ茶寮」もここ。
- 創業当初は飴屋さんだった。
- 羽生PA下りではラインナップの一つであるずんだシェイクがPAの名物商品にまで登り詰めている。
- 宮城県外だと秋田以外の隣接県の主要駅に1店舗ずつ店を展開している。
白松がモナカ本舗
- モナカやようかんを作っている会社。
- 一度聴いたら忘れられないCMソングでも有名。
- 「心優しい人だから心優しい贈り物あの人も持ってる白松がモナカ どこかで花が開きますどこかで夢が生まれます。」
- 仙台市中心部のアーケード街では、このCMソングが頻繁に流れている。
- 「心優しい人だから心優しい贈り物あの人も持ってる白松がモナカ どこかで花が開きますどこかで夢が生まれます。」
- 実は、札幌にも工場があることは、あまり知られていない。
- その関係で、北海道でもCMが流されている。
- 工場があるのは宮城県とゆかりある白石区。
- 白松「が」という名称が印象的だが、意味合いは「おらが村」や「旭が丘」の「が」とそう変わらない。
- 「白松」は創業者の名字に由来し、読みは「しろまつ」。でも商標の読みは「しらまつ」。
- 会社的にはどちらでも問題ないらしい。
ALSOK宮城
- 2004年から11年間「東北綜警常駐」を名乗っていた。
仙台味噌醤油
- 『ジョウセン』のブランド名で知られる仙台味噌のトップメーカー。
アメリカ屋
- 東北や北海道にジーンズショップを展開する会社。
- 同じ屋号を名乗る靴店とは一切関係がない。
メガネの相沢
- 東北地方ナンバーワンの眼鏡販売店。
キンキホーム
- 『キ~ンキホ~ムヘいらっしゃい~♪』
- 大阪で創業したが、現在本店は仙台にある。
- かつては、自前の不動産情報誌を出していたことがある。
ジャパンヘルスサミット
- 健康食品の「カニトップ」で有名。
- ベガルタ仙台の1998年から2003年まで胸スポンサーを務めていた。
仙台銘板
- 安全保安用品の販売及びレンタル大手。よって工事現場ではよく見かける名前である。
- 社名通り、仙台に設立され一貫して仙台に本拠を置く企業である。
- それどころか宮城では数少ない、本格的な全国展開をしていてなおかつ業界トップクラスの規模を誇る企業である。
- 一般への知名度こそ殆どないものの、工事関係での知名度は全国的にも抜群である。
宮城第一信用金庫
- 仙台に本店を置く信用金庫。
杜の都信用金庫
- 仙台に本店を置く信用金庫。
- 2005年7月に、仙台信用金庫と塩竈信用金庫が対等合併して誕生。
- 宮城県最大の信用金庫。
- 預金高では、七十七銀行、仙台銀行に次ぐ3位。
- なお、『杜の都』という名前は公募で決まった。