ざんねんな資格事典

2022年4月10日 (日) 10:42時点におけるメイベルラビット (トーク | 投稿記録)による版 (→‎IT系)
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IT系

情報処理技術者試験

  1. 別にこれに合格していなくてもプログラマーSEなどとして働くことはできるので、能力の証明書程度にしか評価されないというのが現状である。
    • 電気工事士看護師などのように「資格が無ければその業務をさせません」というジャンルの資格では無い。
      • しかも宅建士衛生管理者のような「各事業所に資格保有者を○人以上置きなさい」という類の資格でも無く…。
    • ただし公務員の一部の職種(警察自衛隊などのIT系の部署)だと例えば「基本情報以上の合格者じゃないと採用試験を受けられない」などの制限をかけている場合も多いので、一概にざんねんな資格とは言い切れない部分も…。
  2. 国家試験なので他のベンダーの製品に関する問題を出題することができず、特定ベンダーとのつながりが深いエンジニアの場合はこの試験の勉強する意味はあまり無いと言われている…。
  3. 試験制度の改正が著しい。だいたい10年おきくらいに試験区分の新設や統廃合などがある。
    • 名前の変更も多い。(例:第二種情報処理技術者→基本情報技術者)
  4. 高度系の試験群は区分の種類こそ多いが、情報処理安全確保支援士試験を除きどの区分も受験者数が非常に少なく、物好きな人しか受けない状態になっている。
ITパスポート試験
  1. かつてあった初級システムアドミニストレータ試験(シスアド)がエンジニア向けの試験にしては簡単すぎ、でも一般ユーザー向けの試験にしては難しすぎるって理由で簡易化されて誕生した試験だが…。
  2. 受けたいと思った時にいつでも受けられるようにと随時実施のCBT試験にしたのがかえって仇になって、「いつまでも受験しない」という人が増えてしまい、受験者数が伸び悩んだ試験。
  3. 大学生や新社会人が「とりあえずこれだけは知ってほしい」という内容を雑多に詰め込んだ感じの試験。だから浅く広く勉強できるというメリットはあるが、逆に言えばどの分野も中途半端な知識しか身につかないというデメリットも存在する…。
  4. 一応IT系の資格だがMOSなどのようなパソコンの操作スキルを証明する資格では無い。そのためコンピュータのスキルを証明する資格としてはあまり使えない。
    • ビジネス系の問題が多いため、むしろ経営学が得意な人に有利。
  5. 事務職など業務の一環でパソコンを触る程度の職種であればこの資格も悪くは無いのだが、エンジニアを目指すのであればこの資格程度では力不足…。基本情報が最低ラインだからね。
情報セキュリティマネジメント試験
  1. 初回の合格率が88%と異常に高かった。国家試験とは思えない数値である。
    • このせいでネットでは「英検3級よりも価値が低い資格」などと揶揄されることも多かった…。
  2. セキュリティの専門家向けの資格みたいな名前だが、実際には一般常識に毛が何本か生えた程度の問題しか出題されず、国語力さえあれば解ける問題が多い。
  3. 情報処理技術者試験の中でも最近追加された区分なので、ITパスポートや基本情報などに比べてイマイチ知名度が低い…。
基本情報技術者試験
  1. 昔の第二種情報処理技術者試験の頃からプログラマー向けの国家試験の名門と言われていたが…。
  2. 2009年に午後科目の選択問題に表計算ソフトが追加されることによってプログラミング言語を何も知らなくても合格できる試験になってしまった。
    • とはいえ表計算にもマクロ(アルゴリズム)の問題があるから、超簡単ってほどでも無いかも。
  3. 2005年に午前科目の免除制度が追加され、基礎学力の低いFラン大生や専門学校生でも比較的合格しやすい試験に成り下がってしまった。
    • 合格率もそれ以前までは10%台だったのに午前免除の追加で20%を超えるようになってしまった。昔は国公立大学や有名私立大学の出身者じゃないと合格するのが難しい試験と名高かったのに…。
    • 元々情報処理技術者試験は「朝早く起きて試験会場に行くのが最難関の試験」というジョークがあったのだが、午前免除の導入によってそのジョークすら使えなくなってしまったのである。
  4. 2021年以降はITパスポートと同様にCBT方式になったが、とうとう合格率が50%を超えるようになってしまい、資格としての価値が一気に下がってしまうように…。
応用情報技術者試験
  1. 昔は第一種情報処理技術者試験、ソフトウェア開発技術者試験と呼ばれ、システムエンジニア向けの国家試験の名門、かつ基本情報の上位互換と言われていたが…。
  2. 午後のアルゴリズムが必須問題で無くなったため、人によっては基本情報より簡単と言われてしまうようになってしまった…。
    • 午後はセキュリティ以外は全部選択問題のため、特に文系の人の場合はビジネスに関する問題で固めることが出来るようになった。
情報処理安全確保支援士
  1. かつての情報セキュリティスペシャリスト試験を登録制の国家資格に昇格させたものだが…。
  2. 登録料、維持費が高過ぎる。
    • しかも独占業務があるわけでもないためコストが高い割に取るメリットは薄く、せっかく試験に合格しても登録しない人も多い。

Microsoft Office Specialist

  1. パソコンが一般にあまり普及していなかった時代は、(特に女の子は)この資格を取れば事務職への就職に有利と言われていたが…。
  2. 今はExcelやWord、PowerPointが出来るのは社会人として当たり前のことなので、この資格を取っても特別に就職に有利とは言い難い。
    • スペシャリストという名前の割には、一般常識に毛が何本か生えた程度のレベルである。
  3. 資格自体の価値の割に受験料が高すぎる…。(ただし割引制度が使える学生を除く)

法律・会計系

行政書士

  1. 公務員の行政職を20年以上勤めれば試験を受けなくても資格が手に入るため「究極のオマケ資格」と言われる。
  2. 独立開業するのが前提となっているため、単にサラリーマンとして働くだけならこの資格を持っていてもあまり意味が無いと言われることも多い…。
    • そもそも事務所を構えている人でも司法書士や社労士などと兼業している場合が多いというのが現状である…。
    • 他の士業に比べても競争が激しく廃業する人も多いため、コスパはあまり良くは無い。
    • 独立開業する人は殆どいないながらも社内での評価アップに繋がったり、経営コンサルタントとして活躍している人が沢山いる中小企業診断士とは対照的である。

弁護士

  1. 昔は医師と並ぶ日本の国家資格の最高峰と言われたが…。
  2. 弁護士人口は年々増え続ける反面、依頼は減少傾向にあるため稼げる弁護士と稼げない弁護士の格差が拡大しつつある。
  3. 本当に正義感の強い弁護士と、金儲け大好きな弁護士で二極化していると言われている。
  4. たとえ依頼人が救いようのない凶悪犯罪者であっても(依頼人が死刑にならないように)依頼人の弁護に全力を尽くすのが正しい弁護士の姿であるため、世間では割と嫌われがちな職業の一つ。
  5. 弁護士から政治家になった人は左巻きの人が多いと思われている。
  6. 個人としては死刑制度に賛成でも、親元である日本弁護士連合会が死刑制度に反対しているので「死刑賛成であること」を公言しにくい。
  7. 法科大学院出身者と予備試験合格者の持っている法律知識の差が大きいと言われている。
    • 今では「司法試験本体の方が予備試験より簡単」という噂すらあるので…。
  8. この資格を持っていれば他の士業(弁理士、税理士、社労士、行政書士)の領域にも手を出せるようになるが、実際にそれで成功する弁護士はほんの一握りである。

税理士

  1. 決して簡単に取れるような資格ではなく社会的地位も高いのだが、どうしても公認会計士の完全下位互換だと思われがち…。
  2. 税理士試験は科目合格制度が一生有効なので各科目毎に各個撃破を狙うことが可能であり、公認会計士に比べて勉強の計画を立てやすいというメリットと言われるが、それに甘えてダラダラ勉強してしまう人も多いためいつまでも5科目制覇できないという受験生も多い…。
  3. 今後AI(人工知能)が発達すると仕事の大部分は代替されてしまうと言われている。

宅地建物取引士

  1. 「学歴不問で就職に強い資格の代表格」と言われることが多いが、宅建士の資格保有者が評価されるのは不動産業界くらいであり、そもそもその不動産業界自体が営業力で評価の全てが決まる完全実力主義の厳しい世界である。
    • 時々金融業界でも宅建士は重宝されると言われるが、不動産の管理を行うことができる信託会社や信託銀行以外ではあまり役に立たない…。
    • 一応「事務所に5人に一人以上の割合で宅建士を置かなければならない」という決まりがあり、重要事項の説明なども宅建士じゃないと出来ない業務と定められているので、名称独占資格や検定試験よりは多少はマシだが…。
  2. バブル時代は土地や不動産の価格が異常に高騰していたため、それらの販売に携わることが出来る宅建士に憧れを持つ人も多かったが…、今ではバブル崩壊および少子高齢化による影響で人気は下降傾向である…。
  3. 昔のイメージで未だに簡単に取れる資格だと思っている人が多い気がする。
    • 今では難関国家資格に片足を突っ込むレベルであり、難易度的には行政書士試験より少し低い程度なのだとか。
  4. 不動産業界でも宅建の資格を取れない人は沢山いると言われるが、そもそも不動産業界自体が(どちらかと言えば)就職活動に失敗した人たちの逃げ道となっていることが多いため、勉強熱心な人はあまり多くない。

キャリア・コンサルタント

  1. 表向きは「就職(転職)希望者やブラック企業の社員に対するアドバイザー」となっているが、実際の仕事内容はほぼ社労士の下位互換である。
    • 例えば顧客の相談を受けてその人のキャリアなどの情報をもとに向いている職業を紹介してあげるなどの比較的簡単な業務は行うことができるが、賃金の不払いや不当解雇、サービス残業などに関する相談は専門性が高いので社労士じゃないと対応できない。
  2. それほど専門性が高い仕事が出来るわけではない割に取得コストが高すぎる。
  3. 日本経済に改善の兆しがみられない今の状況下では需要が増すと考えられている資格だが、残念ながら正社員のキャリア・コンサルタントは少なく、多くは非正規雇用となっている…。

ファイナンシャル・プランニング技能検定

  1. この資格も一応国家資格ではあるが(上記の情報処理技術者試験と同様に)独占業務があるタイプではなく、あくまで名称独占資格に留まる。そのためこの資格が無くてもファイナンシャル・プランナーの仕事はできる。
    • 民間資格でありながら独占業務がある証券外務員とは対照的である。
  2. 表向きはお金のプロ向けの試験だが、実態は自己啓発レベルの資格である。知識は持っておいて損は無いが、資格としての価値は高くは無い。
  3. そもそも試験実施団体の一つである金融財政事情研究会(きんざい)は財務省(旧・大蔵省)の天下り先である。そのため「天下り団体の金儲けのために誕生した試験」という噂すらあるらしい…。
    • ちなみに日本ファイナンシャル・プランナーズ(FP)協会というNPO法人もFP検定を実施しています。

日商簿記検定

  1. 巷ではやたらと「就職(転職)に有利な資格」と宣伝されることが多いが、そもそも経理職は倍率が高いため、実務経験に乏しいとこの資格だけ持っていても評価はやや弱いというのが実情である…。
    • 「(経理職を目指さないにしても)知識としては役に立つが、資格としてはそれほど強いものではない」というのが実情だろうか。
    • それでも「簿記検定と言えば日商!」と言われるのは、国家資格の公認会計士や税理士を除けば、大学生や社会人が受ける簿記検定が日商くらいしか存在しないためである…。
  2. それまで1級にしか出題されなかった連結会計や外国為替などの問題が2級でも出題されるようになったためSNSが炎上したり、予備校講師が日本商工会議所に抗議するという事態に…。
  3. 同じ級でもペーパー試験とネット試験(CBT)の難易度がだいぶ違う。にもかかわらず資格の価値は同じ。そのため難易度を統一すべきという意見が多い。

語学系

実用英語技能検定

  1. かつては文部科学省のお墨付きがあり日本の英語検定の名門と呼ばれていたが…。
  2. TOEICの台頭によって相対的に地位が下がってしまい、大学院入試や就職活動ではあまり使えない試験に成り下がってしまった…。
    • しかしそれでも高校入試や大学受験の段階までなら役に立つ場面は多い。
  3. TOEICと異なり級ごとの受験となるため、同じ級の合格者でもギリギリで合格した人と満点近い点数で合格した人の実力の差が激しいとしばしば批判される。

TOEIC

  1. じゃあTOEICが万能かと聞かれると全然そんなことは無い。
  2. 作文問題や面接課題が無く、マークシート方式の読解と聞き取りだけの簡易化された試験なので、これで高得点を取れても実際の英会話はてんでダメという人が少なくない。
  3. 「TOEICで高得点を取れば大手企業の総合職の採用試験でも有利!」という風潮があるが、そもそもその辺を狙う人たちは東大テンプレート:早慶卒などのTOEICで高得点を取れて当たり前という非常に優秀な人たちばかりなので、学歴があまり高くないFランク大学の学生がTOEICのハイスコアだけをとってもあまり意味は無い。
  4. 過去にイギリスで試験の不正があったらしく、実はイギリスではTOEICとTOEFLだとビザが下りないので注意。英語圏の国にダメ出しされた英語圏の試験って何…。
    • ちなみにTOEICとTOEFLはアメリカの教育試験サービス(ETS)が実施しています。

全国通訳案内士

  1. 語学系では数少ない2つの国家資格のうちの一つ(もう一つは教員免許)。かつては通訳ガイドとして働くためにはこの資格が必要だったが…。
    • 規制緩和によってこの資格を持っていなくても通訳ガイドとして働けるようになってしまい、コストが高い割に取るメリットが薄い資格になってしまった…。
  2. そもそも旅行業界自体が斜陽産業であるため、(似たようなジャンルの旅行業務取扱管理者もそうだが)お世辞にもオススメの資格とは言い難い…。

技術系

技術士

  1. 取得難易度自体は最難関級と言えるレベルであり理工系の資格としては名誉は医師免許や弁理士、一級建築士、博士号などと並ぶのだが…。
  2. 実は技術士じゃないと出来ない仕事ってのは存在しない。使い道は(会社に技術士の資格保有者がいれば)公共事業の入札で有利になるくらいである。
    • 逆に言えば公共事業と密接な関係がある建設部門、上下水道部門に限れば非常に強い資格と言える。

危険物取扱者

  1. ぶっちゃけ、甲種と乙種第四類以外は需要がほぼ無いと言って良い。
  2. その乙四もそれだけだとあまり強い資格とは言えず、ガソリンスタンド(給油所)や石油会社、化学工場以外では使い道があまり無い。
    • しかし他の資格と組み合わせれば一気に強い資格に化けるのも事実ではある。例えば自動車整備士と組み合わせれば整備工場でも、電気工事士と組み合わせればビルメンテナンス業界でも重宝される。
      • また、大型自動車免許とのダブルライセンスでタンクローリーの運転手としても活躍できる。
  3. 工業高校農業高校だと学科を問わず人気が高い資格。油を使う化学系の学科や食品系の学科のみならず一見関係なさそうな情報系の学科や農業経済科の生徒でも乙四を取る者が多い。
    • しかしそれは裏を返せば「それほど希少価値が高い資格では無い」とも言える。持っていれば偉いという資格ではなく、むしろ取れなければまずいという資格と認識されている場合も。
      • 高校によっては乙四または丙種を取らなければ卒業させないというケースもあるので…。
    • 工業高校どころか普通科高校(進学校では無い)でも乙四を取る人が少なくない。

一級建築士

  1. 取得難易度・社会的地位ともに高く、これを取れば建設業界住宅メーカーなどへの就職が非常に有利であり人生安泰なイメージが強いが、実は恐ろしいほどの学歴社会である。
  2. 同じ一級建築士でも学歴によって就職先が大きく異なる。大手ゼネコンや大手事務所で設計の仕事がしたいなら大卒(工学部建築学科)が最低ライン。しかも旧帝大東工大などの難関国立大学やテンプレート:早慶日大などの有名私立大学の院卒が沢山いる。
    • 工業高校卒とか専門学校卒だと大手の下請けとか営業みたいな仕事に回されてしまう。一応バブル時代までは高卒でも設計の仕事に携わることが許されていたが…。
      • 大卒でもFラン卒の場合は(例えば学部卒業後に東大院などに行くなどして武装しなければ)就職先は高卒・専門寄り。

電気主任技術者

  1. 電気保安業界では最高峰の資格であり、電気工事士のほぼ上位互換と名高いが…。
  2. 試験合格者と認定取得者の知識の差が大きすぎる。
    • 特に電験の中で最も簡単とされる第三種の場合、試験はこれでもそこそこ難関なのだがその割には認定で取るのは恐ろしく簡単であり、認定校になっている工業高校の電気科卒業でもたった3年程度の実務経験で取れてしまうのである。
      • ちなみに短期大学・高卒専門学校の場合は実務経験2年、4年制大学の場合は実務経験1年でOK。
  3. 最難関の第一種(電験一種)は(試験の場合)取得難易度こそ医師免許並みに高いものの、その割には発電所くらいしか使い道が無いためコスパが悪い。
    • イオンモールや大きな工場でも第二種(電験二種)で間に合うので…。

自動車整備士

  1. 恐ろしいほどの男社会。女の子は20人に一人もいません…。
  2. 工業高校の自動車科卒業であれば取れる三級整備士は持っていても基本的な整備業務しか行うことができず、実質的には二級整備士を取るための足掛かりになるくらいしかメリットが無い…。
    • 三級整備士として3年以上の実務経験を積めば二級整備士の国家試験を受けられるようになります。
      • ただし二級整備士も2年制の短期大学または専門学校(自動車大学校)の整備士養成課程を卒業していれば実務経験なしで国家試験を受けられるため、今はむしろこちらが主流か?
    • ちなみに普通科高卒でも整備工場で1年以上働けば三級整備士の国家試験を受けられるようになる。
  3. 一級整備士は4年制の大学または自動車大学校を卒業するか、二級取得者が実務経験を3年以上積むことで国家試験を受けられるようになるが、実は一級整備士の資格が必要な場面はさほど多くは無い。

医療系

医師免許

  1. 他の難関国家試験と異なり合格率が異常に高いので、事情を知らない人からは「ものすごく簡単な試験」であると誤解されがち。
    • 特に私立の医科大学を卒業した医者の場合、「金で免許を買った」と変な目で見られることも少なくない。
      • でもそういう目で見ている人ってぶっちゃけただの嫉妬にしか思えないのだが…。
  2. しばしば勝ち組の資格の代表格に名前を挙げられるが、実は勤務医は一般的なサラリーマンの2〜3倍程度しか稼ぐことが出来ず、医者になるために必要な勉強量の割にはコスパはあまり良くは無い。
    • 一方自分で病院を構えて開業するのにも莫大なコストがかかる。親が既に開業医とか身近に超裕福な人間がいて開業資金を貸してくれるなどの特殊な条件が無ければ厳しい。

運転免許証

普通自動車免許

  1. 本来は「普通自動車を運転するのに値する十分な知識や技能を持った人間」のみに与えられるべきものなのだが…。
  2. 自動車を一般に普及させる目的や(特に地方では)この資格を取得していることを採用条件として課している企業が非常に多いため、実際には教習所で真面目に授業を受けていれば誰でも取れるレベルになっている。
    • そのため本来ならば運転免許を取るべきではない人間でも簡単に取れてしまうため、毎年交通事故が絶えない…。

小型特殊自動車免許

  1. 最も使い道に乏しい運転免許と言われている…。
    • 原付免許は一応、年齢制限のために普通免許を取れない高校生が通学やアルバイトで使用するという目的があるが、小型特殊免許は農家とか工場・倉庫・卸売市場・鉄道駅などで働いている人にしか需要がないというのが現状である…。
      • しかも普通自動車免許や二輪免許(原動機付自転車を除く)を持っていれば自動的に小型特殊自動車も運転できるようになるため、あえて普通免許を取らずに小型特殊だけを取るというのは高齢者でも無い限りあまり聞かない事例である…。

その他の資格・検定試験

医療事務の資格全般

  1. そもそも国家資格の類は一つも存在せず、日商簿記やTOEICに匹敵するような有名な資格も存在しない。したがって残念ながら価値は低い…。
    • 個人経営の小さな病院ならともかく、大学病院や総合病院で働きたいなら学歴とかコミュニケーション能力、あと(特に女性は)容姿を磨いた方がよっぽど有益。

高等学校卒業程度認定試験

  1. この試験に合格しても(その後大学や専門学校などに進学して卒業しなければ)最終学歴は中卒のままである。
  2. 実は普通に高校に通って卒業するより難しい。何故なら出席日数などによって点数を加算するという救済措置が一切ないからだ。
    • しかし流石に大学入学共通テストよりはかなり簡単にしてある。そうしなければ(偏差値の高い進学校の中退者はともかく)偏差値の低い高校の中退者やそもそも高校に行かなかった人たちが合格できなくなってしまうからね…。

関連項目

資格試験検定試験
資格試験 技術系 | 医療・福祉・衛生系 | 食品系 | 法学・経済・不動産系 | 交通系

電験 | 危険物取扱者 | 衛生管理者 | 宅建 | FP検定 | 司法試験 | 税理士試験
キャリコン | 管理栄養士 | 公認会計士 | 運転免許証(種類別)
証券外務員 | アクチュアリー | AFP・CFP

情報処理技術者試験(IPA) ITパスポート | セキュマネ | 基本(出題内容|分野別) | 応用 | 高度
簿記検定 日商簿記(社会的評価)
パソコン検定(パソコン検定/公的試験) MOS | オラクルマスター | Cisco
英語検定 実用英検 | TOEIC
偽モノの特徴 偽情報処理技術者試験 | 偽日商簿記
もしwiki もし情報処理技術者試験が○○だったら

もし日商簿記検定が○○だったら
もし運転免許証が○○だったら

ベタの法則 オススメと言われる資格の法則
バカの法則 取る意味がない資格の法則
ざんねんなモノ事典 IT系|技術系|法律・会計・金融系|医療・衛生・食品系|語学・教育・教養系
関連項目 似たモノ同士

新・日本三大○○
ベタな職業高校の法則工業商業

業務独占資格
車両・船舶・航空系 運転免許証(種類別) | パイロット | 海技士
技術系 建築士 | 電気工事士 | 電験 | 危険物取扱者 | 整備士 | 測量士
医療系 医師 | 歯科医師 | 薬剤師 | 看護師 | 獣医
サービス系 理容師 | 美容師 | 教員
法律系 弁護士 | 裁判官 | 弁理士 | 行政書士 | 社労士 | 司法書士
経済系 公認会計士 | 税理士 | 証券外務員
不動産系 宅建 | 土地家屋調査士
名称独占資格

技術士 司書 保育士 調理師 栄養士 情報処理安全確保支援士 FP技能士 衛生管理者 キャリアコンサルタント