茨城の言葉

2007年1月24日 (水) 16:32時点における133.9.4.11 (トーク)による版
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  1. 県南部はギリギリ標準語地域(とされている)なので、取手辺りの市民は県北部に対して謎の優越感に浸る。
    • ぜんぜん標準語でないぞ。住めばわかる。でも不可解な優越感があるかもね。
    • というより、土浦を境に、それより以北はだんだん訛りが酷くなる傾向にある。
      • むしろ県南の方が訛りがきつい地域もある。
      • 以前、水戸から古河に引っ越した友人が「古河は茨城弁がきつくて会話できん」と言っていた。
      • ただし、水戸市内だけみても中心部はあまり訛らないが、少し離れると「だっぺ」の嵐。
    • 茨城出身と言ったとたんにものすごく田舎でものすごく訛っているとバカにされるので取手は首都圏だから全然標準語だ!と意味不明な理由で必要以上にアピールしてしまう。
    • 私の妻は東京都大田区生まれで小学生まで育ち、取手市内の団地に中学から大学卒業まで住んでいた。しっかり茨城訛りが身についている。(ちなみに、東京でも共通語文化というのは全国から東京に集まった第1〜第3世代ぐらいで、先祖代々東京に住んでいる家庭は東京弁(江戸弁)も多い。決して共通語=東京の言葉ではない。また、上の投稿では標準語と共通語を混同しているようだが、共通語というべき。標準語は戦前教育の日本語で、敗戦後、廃止された)
    • 逆に県北住民は、特急もほとんど停車せず常磐道のICのない取手をかわいそうと思っている。常磐線快速の終点であることも、中央線快速の高尾程度の認識。
    • やっぱり県南の人は県北地域を切り離して福島とくっつけたいですよね.
      • 県北は水戸藩領なので、福島県とくっつけたいという考えは、真の茨城県民としては歴史的に非常識。
      • えっ、福島県は北関東で、茨城県は南東北でしょ?
        • おぃおぃ、何処のバカだ、こんなこと言うヤツは。簀巻きにして鹿島灘に沈めるぞ。
          • ここは馬鹿が集う百科事典ですよ?
            • それでも限度があるんだよ、限度が。
              • 十分許容範囲だと思うがな。
              • これに過剰反応する奴は都落ちしてきた茨城都民。多分つくば市民学園の外
                • ドキッ、図星なんで。何故分かるのかなぁ。
                  • 生粋の茨城県民は、田舎田舎とバカにされながらも実はそのことを誇りに思っている。東京からそれほど離れているわけでもないし、緑は豊かで米もうまいし良いじゃないか、と。それをおおらかに受け止めることができないのは東京か千葉の出身者しかいない。それでも土浦や牛久だと、土着民との交流である程度和らぐのだが、つくば市内だと落差が大きすぎてそれもできない。
  2. 「茨城」は「いばらき」と読むのか「いばらぎ」と読むのか、という論争があるが、事実は「えばらぎ」である。
    • 大当たり
  3. 実際のところ、県西の訛りが県全体の訛りと誤解されている。
    • 県西の訛りは茨城弁とは明らかに違います。詳細は下妻市の項を参照。一般に茨城弁として認識されているのは常磐線沿線に分布している方です。
  4. 特有の単語を使い惑わす。
    • 「にっせい」と言えば、普通日本生命であるが、茨城では、日立製作所のこと。
    • 「かんぎん」と言えば、普通旧第一勧業銀行(現みずほ)であるが、茨城では、関東銀行のこと。
      • 「関東銀行」の名称は関東つくば銀行と合併。
        • でも「かんぎん」と言えば、「関東〜」なのは変わらず。「かんつくぎん」とかは言わない。
    • 「にっこう」と言えば、普通は日本航空であるが、茨城(北部)では日鉱(日本鉱業、古くは日立鉱山)のこと。
    • 「かつしん」と言えば、普通は俳優の故・勝新太郎であるが、茨城では、勝田信用金庫のこと。
      • 「勝田信用組合」の名称は茨城県信用組合と合併し消滅。
    • 五家宝のことを吉原殿中、笹だんごのことをちまき、と言っている。
      • 吉原殿中のことを埼玉では五家宝と言っている、と言い換えられる。
      • 笹だんごの事をちまきと言っているわけではない。笹だんごとちまきの区別、ついてるか? ちなみに笹だんごとちまきでは、ちまきの方が歴史がある。
        • 失礼、ついていなかった。笹だんごは、餅の外に餡子、ちまきは、餅の中に餡子。正解?
  5. 県の南部と北部では言語系統が全く別。南部の人が北部に行く時には、通訳が必要。
    • 北の人間は、大体話し言葉は喧嘩調。物を聞いても、喧嘩を売られているのかと勘違いされる。
      • 「北の人間」と言うよりは、「浜の人間」と言い換えたほうが正確である。
      • なるほど、磯原の漁港近くで聞いたからなぁ。
    • 特に北部には、話し言葉にアクセントがない、教えてもらえない。教える人も知らないから。
      • 柿と牡蠣を全く同じに話す。聞いてる方はどっちの「かき」だと聞き返すが、聞き返される理由を理解できない。
        • ハタチを過ぎた今も、柿と牡蠣のイントネーションの違いが分からん。
        • 分からなくても困らない。茨城は、context sensitiveな言語で、お前ら(他府県人)のようなcontext freeな言語と訳が違うんだと言い張れ。
        • こんな訳の分からん語を使うより、もっと分かり易い語、表現はないものか。
  6. 俗に言う「だっぺ」は水戸じゃー使われない。正しくは「だっぺよ」が正解になる。
    • 水戸以南の地域だとなまりは基本的に弱い。もちろん、全く訛っていない人自体は少ないわけだが。
      • 県外出身者が多いのは県南なので、その意味では薄まっているが、訛り自体は大して変わらん。
  7. 会長が話す際の癖、話はじめに、「アノヨぉーー」を必ずと言っていい位付ける。
    • 課員Aが課長Bからの電話を受けた。それを会長に伝えた。
    • 「会長、課長Bが『今Xで渋滞に巻き込まれているので、会合に遅れる』と言う電話が、今ありましたが」
    • 課員Cが「課長何処をうろついているんだろうね」
    • 会長「アノヨぉーー、Xだとぉ」
    • 課員C「あの世?!えぇっ、課長は霊界通信がてきるのかぃ?!?」
  8. 水戸を離れて早5年、いまだにだっぺよが抜けません。多分一生抜けません。千葉生まれの東京育ちなのに…大学5年間水戸にいただけで…別にいいけどさ。茨城弁好きだし。
    • ちなみに個人的には、だっぺよは通常の会話で用い、だっぺは疑問文(付加疑問?「〜だよね?」のような意味)で用いることが多いです。
  9. 大学時代、茨城出身の友人に「○○さん、アンタ訛ってんじゃないの?」と、途中まで平板でいきなり語尾が上がるイントネーションで言われた。君のそれが訛りでなくて何なのか?
    • そう言う私は「〜がん」と言う桐生弁。
    • 頭の中で克明に状況が想像できて不覚にも爆笑した。
  10. 言葉を2度繰り返す。例えば「メシ食うかメシ。」
    • ネギ喰えネギ
      • クリカンに言わせると「ルパンは茨城弁」らしい。
    • 身に覚えがありすぎて思わず爆笑。腹が痛い…
  11. 「しみじみ」は、標準語と意味が違う。 例:しみじみ勉強する。
    • 「おっかける」も注意が必要。 例:骨がおっかける。
  12. 関西人が関西弁で話をすると異常に周りから浮くので要注意
  13. ロボットが話しているように抑揚が無いが、語尾がぴょこんとあがるので、胃がひっくり返るような感覚を覚えた。
  14. アクセントが何処にも無く、平坦なのだが、語尾に「~っから」で締めくくる、その瞬間、トーンが上がることに気がついた。
  15. 「忘れっちゃう」「溶けっちゃう」「枯れっちゃう」のように「〜っちゃう」をつける。
    • 「〜っちまう」でも可。
  16. 「おっかける」=折れる  ←例:骨がおっかける
  17. 「しみじみ」=一所懸命  ←例:しみじみ勉強する
  18. 「ごじゃっぺ」=でたらめ、メチャクチャ  ←例:こじゃっぺ言ってんじゃねぇ!
  19. 「かして」=どいて、よけてちょうだい   ←例:ちょっとそこ、かして!
    • 意味的には「貸して」(場所を貸して)…だと思うのだが、「お願いしている感じ」ではなくて、「かなりの命令調」で言うのが特徴だと思う。(初対面の人に対しても…)聞き様によっては喧嘩でも売っている様にも受け取れるので、最初はビックリした。標準語圏の人間にとっては…「この人は、イライラしている」…と感じ取れるシーンである。でも、茨城の人にとっては、それが普通だったりする。
    • 日常使い慣れているから、ごくごく普通のことだよ。
  20. 「うっちゃっとけ」=放っておけ   ←例:そんなの、うっちゃっとけ!
  21. 「いしこい」「いしけい」「いんこい」=程度の悪い、みすぼらしい
  22. 「〜け?」=「〜なのか?(疑問型)」  ←例:こんな、いしこいのしか無ぇのけ?←意味:こんなひどいものしか(置いてい)ないのか?
  23. 「ようけ?」=必要か?  ←例:もっとようけ?(要け?…だと思われ)
    • 「インネイ」は「不要」らしい。「いらない」の訛りではないのか。
  24. 「よばる」=呼ぶ   ←例:ちょっと△○を、呼ばって来て!
  25. 「こわい」=疲れた   ←例:ああ、こわい!(「ああ、こぇ〜!」になると、更に疲労度が上がる表現?)
  26. 「いや〜」(もの事を強調する言葉)   ←例:「いや〜、たまげたこと、たまげたこと」とか「いや〜、こぇ〜こと、こぇ〜こと」…みたいな使い方をする。
  27. 茨城に来て十余年、未だに茨城県人の言う「~するようだ」の意味が不明。may beの意味では無いらしい…
    • (「や」の部分にアクセントが来る)標準語でも、こういう言葉の使い方をする事は有るとは思うが、まれの様に思う。短い会話の中にも「いや〜、〜〜で」…みたいな表現が何回も出て来るので、標準語的な感覚で話を聞いていると、面白く感じる。でも、感じはとても良く伝わる。感覚全体が、ちょっと大袈裟な表現なのかも…とも感じる。
  28. 「はー」=とても(?)(もの事を強調する言葉)前述の「いや〜」と組み合わせて使う事が多い。   ←例:「いや〜、はー、こわかったこと!」の様な使い方をする様である。
  29. 勘違いされているが、コテコテの茨城弁でも「ひ」の訛りはない。(例えば「コーヒー」を「コーシー」だがこれは所謂江戸弁)
    • 県南部、特に取手、藤代界隈にそういう発音になってしまっている人間がいるが、つまりそれは茨城弁ではなく江戸弁がうつったもの。