新潟の米

2015年1月1日 (木) 22:50時点における>無いですによる版
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  1. 他県民にとって新潟は「米と」しかイメージが無いが、県民であってもやはり新潟に対するイメージは「米」が最初に来る。
    • つまり新潟は米国である。
    • 県外に出ると、新潟には米以外もおいしいものがたくさんあることを実感する。
  2. 家の前の小さな植え込みにも米を植える。
    • 家の周りでは見たことないけど、そういうことする地方もあるのかな?
  3. 贈り物などで米をもらうと「他所のコメは食えない」として他地方にすんでいる知人に送りつけてしまう。(by T)
  4. 他県に旅行へ行った人の土産話には必ず、「新潟米に慣れると他の米は不味くてとても食えたものじゃない」といった話題が上る。
    • 実際の話、米の味なんか分からない人が多い。
      • ごはんに醤油をかけたりすると怒られる。ゆっくり噛み甘味を味わうモノらしい
    • 米不足の折、タイ米をコシヒカリだと偽って食卓に出す奥さんが多発したが、大抵の旦那は「やはり米はコシヒカリに限る」と気付かずにおいしそうに食べていた。
      • ジャポニカ米とインディカ米とでは全く味や食感が異なるらしいので、それが分からないというのは明らかに味覚障害であり、もし多発したというのが本当なのであれば、日本人の"旦那"は先天的に味覚障害を持っていることになるらしい。
        • ていうか、「タイ米→カリフォルニア米」の間違いじゃないかと。
        • 平成の米騒動('93)のさなか、某社(東京の話で恐縮ですが)の昼食弁当で1日だけタイ米が…国産米と同じような米飯仕立てだったのでマズイのなんの…せめてピラフかドライカレーにして欲しかった。
          • あまりの不評ぶりに翌日からジャポニカ米に戻った。カリフォルニア米の可能性が大だったが…
    • しかし、新潟の大衆食堂や定食屋で出るご飯のレベルを「普通」と思って県外に出るとえらい目にあうのは事実。
      • 修学旅行で食った米が超まずかった。新潟の米の素晴らしさを改めて実感。
      • コシヒカリは新潟の中でも、魚沼。その魚沼のなかでも南魚沼、そのなかでも塩沢、そのなかでも魚野川左岸。そのなかでも○○さんの田んぼが一番。
      • これからは第1条件として温暖化の影響で標高は300m~500mで夜クーラーの必要のない場所。第2条件としては水口の水が飲める環境(生活用水が入っていない)第3条件はポット苗で成苗による田植えなどの諸条件が必要です。
        • 南魚沼の郡境にある田んぼで取れる米は、環境は南魚沼とまったく同じで当然味も同じなのに、南魚沼産ではないという理由だけで安く叩かれる、あわれ。
      • 確かに新潟市内の中華料理店でも、中越南部のスキー宿でも、R17沿いの定食屋でも、本当に新潟の店で出される米は美味い。雪質悪くても、食のレベルが高いから、長野ではなく新潟のスキー場に行く、という人は意外に多い。かく言う自分もその一人(長野がダメなのもあるけど…)。
        • (これを書くと煽りになってしまうかも知れないが)実際「×××ほまれ」を「魚沼産コシヒカリ」と偽装した事件が思い出される。
  5. 他県で作られるコシヒカリをバカにする。山形県のササニシキはそれよりもバカにされる。
    • しかし全国の米品評会で山形産に負けてしまった事実は伏せられている。温暖化が原因で美味い米の地域が北上してしまったらしい。
      • 「特A」地域は、山形県・内陸、下越以外の新潟県全域、福島県・会津、群馬県・北毛、長野県・東信、山梨県・峡北となっているから、「温暖化で北上」はウソ。でも、下越産は「A」なので、山形県内陸産より不味いのは本当。
        • 温暖化がコメの食味に影響するかというと品種改良のさじ加減によるんだろう。最近は九州勢のコメも「特A」入りし健闘している
      • そもそもの話、お上の指導するやり方では二等米しか取れないとの評判。さらに輪を掛けるようにコメは沢山とれるほどいいという、1970年代で思考が止まってるような農家の老人もいまだ少なくない。確かに昔は品質度外視しても沢山とれるほど金は入ったんだが…。政府備蓄米の問題を含め考え直す時期?
    • そもそもコシヒカリは福井県原産という噂。
      • 噂じゃなくて本当。福井で手間がかかると半ば放置されていたものを長岡農業試験場で引き取り研究した。
        • ↑に補足。まず第一に、終戦後のイネ品種開発競争期に新潟農業試験場に見捨てられた種が福井の農業試験場に引き取られ、研究・開発・育成されてコシヒカリの原種(越南17号)が誕生した、という前提がある。しかし、それでもなお越南17号は栽培に手間のかかる品種であったため、助け舟を出したのが先述の長岡農業試験場。
          • しかし、現在の新潟県産コシヒカリは農協と農水省がグルで品種を偽造している。新潟県民として恥ずかしいです。
    • 北海道「ゆめぴりか」や熊本「森のくまさん」など他県でコシヒカリよりも魅力があるといえる品種が発表されてきてその地位は危うい。さらに2012年では食事でのパン食の割合が米食を逆転してしまい、むしろコメの方が嗜好品に近くなってきてる。これからの新潟は米産地、それに付随した食のイメージが薄れて行き、変に田舎くさいイメージだけが残っていくことになりそうなので、それにどう向き合うかが今後課題になりそう。
  6. 米は親戚から貰うもので、買うものではない。
    • スーパーで買っていると他県の人に話したら、イメージと違うようでがっかりされた。ちなみに親戚から貰う場合は、田植え、稲刈りの時に、それ相応の労働力を提供しないと貰えないらしい。
  7. 給食では主食がご飯であることが圧倒的にに多い。パンは週1回程度。
    • 少し前から三条市の一部の学校給食では、パンとめんは月1回づつ、それ以外は全てごはんになった。ちなみに生徒達には大不評。
    • 十日町でも同様。
      • 時代は変わったんだな、おれが子供の頃はご飯なんて出なかった。ほぼ毎日コッペパンで、たまにソフト麺、ごくたまに揚げパンが出るとみんな大喜び。
    • 佐渡に住んでいるが給食はご飯、カレー、中華丼、ビビンバ。何が何でも米を食わせたいらしい。
      • そのうちパエリア、リゾット、ジャンバラヤとかも出るかも。
  8. 贈答品には米。親戚への援助も米。実家(東京在住)では米不足の折、親戚から送られてくる魚沼産こしひかりで食いつないでいました。
  9. スーパーでの米の値段は日本中、たいして変わらない。新潟人でも安い米を食べる家庭はあるし、お金さえ出せば北海道でも沖縄でも魚沼産コシを食べれるのだから、米の味は各家庭の経済事情の問題だろう。
  10. 毎日新聞にまで会津からトンネルを潜って魚沼産と名を変えた米が全国に発送されていると書かれた。
  11. おにぎりは塩握りをとろろ昆布(こぶ)かのりで包むのが新潟流。大正・昭和一桁のばあちゃんに作らせると大体とろろ昆布で握ってくれる。
    • 北陸・東北では丸おにぎり、新潟弁でいうところの「やきみし」が古くからの形だけど、日本海側では特にとろろ昆布を付けやすくする理由もあって形が丸いんだと思う
      • 福井の下り線の北鯖江PAには、そのとろろ昆布を付けた丸い手作りおにぎりが売ってる。さらに向こうにものっぺがあるようで「越前のっぺい汁」として缶詰が売られてた。何かと新潟とつながりを感じるところだったな。何かしらの理由で、ムコウさんは新潟を意識されてるのかな?
        • 太鼓型なる丸く平べったい形のおにぎりを全県で作ることになってるらしいが、寡聞にして知らない。というか下越の一部で作られているのを偉い人の謎の北陸・中部嫌いの法則で無理に当てはめたんじゃないかと…中越民の僕が見知ってきたところによると、多くの地域では昔の型は普通にボール型だと思うんですがねぇ…まあるいやきめしに、偉い人には表裏が見えるのかしら?
  12. 平野部の農家のコメ年収は30~60万で、減価償却を合わせると、赤字なんてところも少なくない…個人の事業としては崩壊しており、兼業じゃないと暮らしていけない。
  13. 昔々は山手の住人は関東へ多く出稼ぎに行ったが、他地域の男手は農閑期には酒を醸し蔵元で稼いでいたらしい。新潟の日本酒造りが盛んなルーツなんだとか。女たちはおもに繊維の仕事をしてたらしい(ただしこれは男がすることもあったようだ)
  14. 今でこそ米産地のイメージが強すぎる新潟であるが、かつては「鷺跨ぎ米」と言われ、サギも跨いで避けるくらいに味が劣っており、新潟米と言うとまずい米の代名詞的な存在だった。米どころとして名をはせるのはコシヒカリの登場(1955年)以後なのだ。
    • ちなみに歴史的には米どころとして有名なのはお隣会津。昔の新潟は繊維産業も強く鉱業なども盛んで、米一辺倒な産業しかないイメージの土地ではなかった。
    • 1980年代まではぽつぽつ麦畑があった。麦は雨を嫌うので最近の梅雨に雨が少ない新潟の気候を利用して地産地消を推進したい、などの各自さまざまな思惑をもって、もう一度麦作を復活させようと言う動きが出てきた。
  15. メディアで新潟が出る場合、実際の新潟の写真や映像を用いつつ敢えて大きく街を映すような画像を避け、なぜか田んぼ+若狭~山陰あたりの様な里山や農村のイメージで語られることが結構ある。

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