仏教
ナビゲーションに移動
検索に移動
仏教の噂
- 発祥の国ではほぼ絶滅状態ってのが特色。
- 新たに興ったヒンドゥー教に地位を奪われた。
- つーか以前からあったバラモン教に反旗を翻したのがお釈迦様。バラモン教から進化(転化?)したのがヒンドゥー教。
- 玄奘が唐の時代に印度へ来た時点で既にそんな有様だった。
- 新たに興ったヒンドゥー教に地位を奪われた。
- 食事の時間に戒律を合わせて良いかということで揉め、大乗仏教と上座部仏教に分かれた。
- 仏像はギリシャ美術の影響を受けて誕生した。
- それ以前はお釈迦様の姿を直接表すことは恐れ多いとされていた。
- 立っている像と座禅している像がある。
- 立っているのは観音などの菩薩で修業中の身、座っているのは阿弥陀などの如来で悟りを開いた状態。
- 大仏は如来像。
- 外国には横向きで寝そべっている像もある。
- 立っているのは観音などの菩薩で修業中の身、座っているのは阿弥陀などの如来で悟りを開いた状態。
日本と仏教
- 日本で最初の宗教戦争を起こした宗教。
- いわゆる物部と蘇我の対立。
- 日本最初の寺院は大阪の天王寺区に建立。
- 結局、神道と仏教は棲み分けを図ることに成功。
- そして神仏習合の流れに至る。
- 明治期には廃仏毀釈運動が行われたが、神道と完全な決別は出来ていない。
- 神道とは棲み分けができても仏教の宗派間の棲み分けはできなかった様子。
- 奈良時代の豪族の氏神様が「ワイは神さんであるのに疲れたから成仏したいで~」と言ったのが神仏習合の始まり。
- 日本人は「無宗教」と言われることが多いが、慣習的には仏教の影響がやはり一番大きいと思われる。
- 仏教観的な祟りを恐れる人は今なお強い。
- というのは俗信。神仏習合で日本の神の性質が反映している
- というか一番の根底は神道で(日本の土着だから当然)、そこに仏教や儒教の考えが混じり、更に(欧米化で)カトリックの慣習や思考が混じってる。むしろ今の日本の仏教は神道の要素が強く入ってたりするらしい
- 仏教に本来「祟り」という概念はない。
- というのは俗信。神仏習合で日本の神の性質が反映している
- 「死んだら生まれ変わりたい」とか言ってる人は、輪廻転生を信じてる?
- 意外に欧米にもいたりするので全人類的な感覚かもしれない。
- 仏教観的な祟りを恐れる人は今なお強い。
- 鎌倉時代に今の日本における仏教宗派がほぼ確立される。
- なぜか二次元世界の日本では廃れている。神社は良く出てくるが寺は滅多に出てこない。
- 白+赤の緋袴で華があって、現実世界でも年末年始には若いバイト(女子高生とか)の巫女さんがいたりする神社と、長期の厳しい修行に耐え、女性でも(宗派によるが)厳しい制約や剃髪を行わなければならない寺院だったら、そりゃあな。
- 夏場高温多湿の日本で生まれた神道は「清く保つ」のが基本であり全て。老成を目指し建物が抹香臭い仏教は萌えフィールドでは分が悪い。
- 空海・最澄が持ち帰った密教なるものは実はバラモン教の教典らしい。
- 「日本密教」=「バラモン教の換骨奪胎」はオカルト界では常識。でも、ありがたければオガンダム。
- 日本の葬式仏教は釈迦の時代の本来の仏教とは似ても似つかぬものらしい
- むしろ儒教的と言えるし、ゆえに近年仏教離れ・寺離れが激しいのも事実。15~20年後には無宗教葬がかなり増えることが予想されている。(2010年頃で大都市圏では約10%が無宗教葬だったという)
- 当然です。インドから中国経由で来た北伝仏教のどんづまりが「日本仏教」。しかも日本古来の神道とフュージョンしたりで「ニッポン教」爆誕。
- 日本の調味料である味噌や醤油は仏教の教えとされる獣肉食(あとにんにくやネギなども)忌避の影響下でもおいしい味付けが出来るよう開発されたもの。
- 日本のように家族単位の墓がほとんどの国は珍しい。大半の場合は個人単位。
- そのため日本だと、女性は嫁入りすると死後も自分の大事な親と離ればなれにされてしまう。
- それを嫌がって改宗したり遺言をのこす人も多いらしい。
- 逆に親が虐待を行っていたなど、自分の親と絶対に一緒の墓に入れられたくない人もいる。
- 日本式の葬儀は家族がみんな仲良しでそれでも嫁入りしたら自分の親を捨てても平気という謎な前提でできている気がする。ここをなんとかする必要性があるんじゃないんだろうか。
- そのため日本だと、女性は嫁入りすると死後も自分の大事な親と離ればなれにされてしまう。
宗派別
- 新規追加は50音順でお願いします。
黄檗宗
- インゲンマメが日本に持ち込まれるきっかけとなった宗派。
- なにしろ創設者がそのものズバリ隠元さん。
- 普茶料理というかなり油っこい精進料理を食べる。
- 一部用語の発音は中国語そのまま。
- 植物油が体に「悪くない」というエビデンスは無いんやで~♪
- ちなみに油っこいのは、導入当時としてはかなり画期的なものだった。
- 植物油が体に「悪くない」というエビデンスは無いんやで~♪
- 一部用語の発音は中国語そのまま。
- 明治初頭には無理やり臨済宗に併合されかけた。
- 黄檗駅の駅名はこの宗派名に由来している。
華厳宗
- 何といっても総本山である東大寺に尽きる。
- 一応華厳の滝の華厳も関係がないわけではないんだけどね。
時宗
- 踊り念仏で有名な宗派、と中学の歴史の授業で教えられている。
- 現在では県単位でこの宗派の寺がない県も複数ある。
浄土宗
- 似た名前の浄土真宗は、浄土真宗開祖 親鸞さんが浄土宗開祖の法然さんの教えを広げてできたもの。
- 紛らわしい名前つけやがって、と親鸞さんを恨んだ受験生は少なくないはず。
- 総本山は知恩院。ゆく年くる年で鐘をつくところがよく出てくるように思う。
- ミッドナイト念仏という圧巻の行事がある。
- 愛知の東海中高や東海学園が浄土宗系というのはあまり知られてない?
- 明治初期に浄土宗知恩院派が設立した学校の全国チェーンの末裔。芝中高が兄弟分にあたるのもそのためなのだが、この事もあまり知られていない。
浄土真宗
- どうも一向一揆のイメージが強いせいか、歴史ではあまりいいイメージを持たれていない。
- 近年でもこの宗派から派生したカルト教団が大学生を次々と勧誘したりしている。
- 一揆のお膝元の石川県では一向一揆祭りがあったり、道の駅一向一揆の里なるものがあるぐらいなので、むしろ誇りなのだが。むしろ戦前に石川県から出た真宗大谷派(東本願寺)の超カリスマ僧侶「暁烏敏」のほうが黒歴史としてタブー扱い。戦前には相当の知名度を誇ったらしいが、赤烏がその巨大な指導力を使って神道以上に国粋的な教義を作り、熱心に戦争協力をしたからと言われる。出身地の自治体や石川の地元紙北國新聞が名誉回復運動を細々とやっているが、真宗大谷派の協力は一切なく、パッとしない。
- ちなみに暁烏の影響で宮沢賢治も一時浄土真宗に帰依しようとしたらしい。
- 間違えられやすいのだが、悪人正機説の「悪人」は犯罪者などを指しているわけではない。
- 親鸞さんの時代からすでに「悪人こそ往生する?じゃ、泥棒しようが強盗しようがOKじゃん」てなDQNがいた模様。
- 香典に「御霊前」と書いてはいけない。
- 死んだらみな成仏という考え。
- 薩摩藩(鹿児島と宮崎の南西部)では弾圧の対象だったが、廃仏毀釈で鹿児島のお寺がほぼ全滅してからは、浄土真宗が一番人気になった(鹿児島市の中心地に西本願寺がでっかく構えている)。両極端過ぎる。
- 浄土真宗本願寺派(西本願寺)と真宗大谷派(東本願寺)に大きく分かれる。
- 本願寺派は大谷派を「お東様」、大谷派は本願寺派を「お西様」とそれぞれ呼んでいる。
- 「お西さん」「お東さん」とさんづけな気がする。
- 龍谷大学は前者で大谷大学は後者。
- 徳川の庇護を受けたため、お東さんは愛知、北陸地方で圧倒的。西日本は基本的にお西さんが多い。
- 本願寺派は大谷派を「お東様」、大谷派は本願寺派を「お西様」とそれぞれ呼んでいる。
- 悪人正機同様、「他力本願」という言葉もかなり誤解されている。決して「他人任せ」や「成り行き任せ」などという意味ではない。
- 「他力」は「他人の力」ではなく「阿弥陀仏の力」を意味し、「阿弥陀仏が衆生を救済する本願の働き」という解釈になる。
- 公の場で誤用してしまうと本願寺(東西問わず)から苦情が入る場合もあるので注意。
- 戦前には満州、上海の租界、南洋諸島などにも手広く進出していた。
- 他にはブラジル、ハワイにも。教派が移住の斡旋事業をやっていたという側面がある。江戸時代には天保飢饉で人口が急減した北関東や東北に北陸地方から移民させた例があり、明治期には徳川の庇護を失ったお東さんが新天地を求めて北海道に大量移住し、北海道開拓を担った歴史がある。その際に僧侶らがアイヌをタダで酷使していた歴史から、1970年代には「東アジア反日武装戦線」を名乗る極左過激派に京都の本山が爆弾テロを仕掛けられたという事件もあった。
- 言うまでもなく日本最大の信者数を誇る宗派。
- ここの場合檀家のことを「門徒」と呼ぶ。
- 広島の「安芸門徒」が有名。戦国時代に毛利家が本願寺を支援したのもこのためと思われる。
- 石山本願寺(現在の大阪城にあった)は「摂州第一の名城」と呼ばれるほどの城塞で、兵力もハンパなかった。
- 広島の「安芸門徒」が有名。戦国時代に毛利家が本願寺を支援したのもこのためと思われる。
- ここの場合檀家のことを「門徒」と呼ぶ。
- 東西本願寺系では親鸞と同様に中興の祖蓮如の存在が大きく、浄土真宗の教えを話し言葉で書いた「御文」は非常にわかりやすいので一気に信者を獲得する要因となった。
- 北信越の多くの地域では「蓮如上人が杖で突いたら水が出た」というような伝承があるが、浄土真宗の教化が進んだ地域で従来の空海や泰澄伝説が蓮如に置き換わった例とされている。
- 龍谷・大谷が代表的だが、京都女子大も西本願寺系。他にも無数に系列校、元をたどると本願寺のどっちかが開学に関わった学校がある。マイナー宗派も大学を持っている(福井の仁愛学園)。
- 高校野球で有名な平安高校、崇徳高校は龍谷系。平安は近年龍谷大平安に改称した。多数ある○○大谷はむろん東本願寺のほう。
- 「戒名」ではなく「法名」。
- 喪明けは三十五日。仏教一般は四十九日。
- 関西の西本願寺系ではお骨は普通分骨して、のどぼとけを京都の大谷本廟に納める。
- 大谷本廟は納骨者名簿を最近IT化した。参拝カードも作って便利になった。
- 関西の西本願寺系ではお骨は普通分骨して、のどぼとけを京都の大谷本廟に納める。
- 死んだ瞬間に成仏できるチート宗派、いやマジでありがたいdeath。
- 「悪人正機」や「他力本願」の概念に対し実はキリスト教の影響を受けたものでは? という疑問が呈されており、しかも高校世界史レベルの内容で主旨の説明が可能。
- さらに、新約聖書・マタイ伝の漢語訳を西本願寺が所有している。
真言宗
- 空海(弘法大師)によって開かれた宗派。別名に「曼荼羅宗」や「秘密宗」など。
- 「即身成仏」と「密厳国土」が教義。
- 高野山大学や種智院大学などが真言宗系の大学として著名。
曹洞宗
- 修行はとにかく黙って座禅。
- 只管打坐がモットー。
- 禅問答をするのは臨済宗。
- 上の座禅もそうだが、ストイックかつ厳しい修行に定評がある。
- 永平寺などの近隣では修行僧の素行の風評は一時期(特に80年代)の悪評からかなり悪いのが実際のところ。
- 駒澤大学をはじめ、学校法人に多いイメージ。
- 大本山總持寺も鶴見大学を持っている。
日蓮宗
- 創価学会はこの宗派が母体ではない。
- 念のため書くと、創価の母体である日蓮正宗と日蓮宗は別の宗派である(浄土宗と浄土真宗の関係に近い)。
- 立正佼成会は霊友会の分派だったか。これらも法華・日蓮系の新興宗教。
- 一部宗派は江戸時代にキリシタン並みの弾圧対象とされた。
- 創価学会が他宗派に対して攻撃的なのは有名だが、そもそも日蓮宗自体が日蓮さんのころから他宗派を全否定する攻撃的な体質。
- 法華宗ともいう。
- 太鼓をたたくのが好き。
- 立正大学は日蓮宗の大学。他に日本福祉大、文教大。分派の多さの割にはそれほど多くない。
- 新興宗教や分派が多く、プロテスタントとよく比較されやすい。
- ある意味、仏教および和製プロテスタントとも言われる。
- 故にプロテスタントはカトリックより日蓮宗。日蓮宗は浄土宗よりプロテスタントと親和性が高い。
- 仏教は多神教と言われているが日蓮宗は一神教的な要素が強い。
臨済宗
- 曹洞宗の項にも書いてあるが、禅問答をすることで有名。
- 宗派の数が結構多い。メジャーなところだと京都の妙心寺派、鎌倉の建長寺派と円覚寺派などがあげられるが……。