ページ「簿記」と「ファイナンシャル・プランニング技能検定」の間の差分

(ページ間の差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
1行目: 1行目:
{{Pathnav|計算}}
{{Pathnav|試験|試験/試験別|資格試験|資格試験/法学・経済・不動産系}}


== 簿記の噂 ==
== ファイナンシャル・プランニング技能検定の噂 ==
#計算そのものは単なる足し算引き算がほとんどだが、棚卸、在庫、売掛、減価償却と文系用語が目白押しに出てくる。
#こんな名前だが国家試験であり、合格者にはファイナンシャル・プランニング技能士の称号が与えられる。
#*このため、理系の人間が手を出すとたいてい挫折する。
#*業務独占資格ではなく、あくまで名称独占資格に留まる。
#**それは複式簿記だな
#**民間検定でありながら合格者に対して独占業務が与えられる証券外務員試験とは、この点が対照的である。
#**工業簿記ならできるかも。
#***正直大して価値の高い資格ではないのだが、たとえ3級と言えども試験に合格していない者が有資格者を偽って名乗ると、職業能力開発促進法に違反したということで警察官にしょっ引かれることになる…。
#工業と商業では違うらしい。
#ファイナンシャル・プランナー(FP)は職業の名前であり、必ずしもこの資格の有資格者のことを指すわけではない。
#*それらに比べるとマイナーだが、農業簿記とか漁業簿記とかもあるらしい。
#*また、この資格以外にも、FPとしての能力を測定する民間試験がいくつか存在する。
#*社会福祉法人簿記や建設業簿記なんてのもあるのだよ…。
#一般的に同じ級数なら[[日商簿記検定]]より簡単と言われている。
#1級とか2級とかのクラス分けもある。
#*だが1級だけ飛び抜けて難しいのは日商簿記と同じである。
#*2級以上を保有していると就活に有利とされている。
#お金に関する知識を身に付けるという観点ではとても良い試験である。就職に強い資格というわけではなく、実生活の役に立つ資格であると言える。
#**それは[[日商簿記検定]]の話。全経や全商のようなマイナーな[[簿記検定]]の場合はたとえ1級でも就職活動ではあまり評価されない。
#*だが就職活動の観点で言えば(たとえ1級でも)これだけでは正直弱い。日商簿記や宅建士、行政書士、社労士、中小企業診断士などと組み合わせると強いかも。
#間に「っ」を入れてはいけない。
#*少なくとも「株で儲けるのは悪、真面目に汗水を流して働くのが善」だと思っているマネーリテラシーの低い日本人にとって、FP3級を取得するつもりで勉強するのは良いかと思われる。
#家計簿と似て非なる。
#**これからの令和の時代、真面目に働いても税金や何やらでどんどん収入が減らされていくし、生活をする上でお金の仕組みを理解するのに役に立つ。
#貸借対照表や損益計算書といった、単純な作表ならExcelでもできないことはないが、専用のソフトに比べると利便性に劣る。
#学科と実技がある。
#実はセンター試験の科目にもあったんだな。
#*3級は学科、実技ともにマークシート方式。学科は2択または3択、実技は全て3択問題である。
#*ただしこれは高校で一般数学をあまり学習しない商業高校の生徒向けの救済措置である場合がほとんどである。普通科出身者は「簿記・会計」を選択できない場合が多い。
#*2級は学科は4択のマークシートだが、実技は記述式で計算問題もある。
#*後継の大学入学共通テストにも導入されたが、将来的に廃止される予定である。
#*1級は学科にも記述問題が含まれる。
#*ちなみにセンター簿記の問題難易度は、[[日商簿記検定]]2級から工業簿記の範囲を除外した程度らしい。
#実技試験の実施団体は金融財政事情研究会(きんざい)と日本ファイナンシャル・プランナーズ(FP)協会の2つがある。どちらかを選択して受験することになる。
#収入と支出だけで構成されるのが単式簿記で、商業高校で教わり、借方、貸方の二本柱で構成されるのが複式簿記。
#*傾向としては、きんざいは市販の問題集に忠実な問題が、FP協会は新聞の経済ニュースをテーマにした問題が出題されやすいと言われている。
#*前者は簡単で特別な知識は不要な反面、現金があっても借金まみれという最悪の事態が見えない。簡易な私会計に向く
#*問題数はFP協会の方が多いが、難しい問題はきんざいの方が目立つ。
#*後者は資産状況が明瞭。一般にイメージされるのはこっちで企業経営は勿論家計にも有用。
#*1級の実技はきんざいとFP協会で形式が大きく異なる。きんざいは面接試験、FP協会は論述問題を含む筆記試験である。
#実際の資金決済があるときまで収益・費用の発生自体を考えない方式を「現金主義」というが、会計業務と縁が無い人にとっては全く違う意味に聞こえるだろう。
#有資格者の主な就職先としては、銀行員や、保険の外交員などが挙げられるが、近年では証券取引も保険の加入も、窓口ではなく個人がネットで行うのが一般的になってきたことから、就職活動で箔をつける目的でFPの資格だけを取ってもあまり意味が無い。
#*対義語は、取引の存在が定まった時点で収益・費用共に生じているものとする「発生主義」。取引の確定と資金移動にタイムラグがある場合に対応できるのはこっちなので、法人経理の実務ではたいてい発生主義を取る。
#*履歴書の資格欄に記載するなら、新卒でなければFP2級以上が目安。
#**但し、非営利法人(特にNPOや宗教法人)はそうしない場合が多いらしい。
#*FPの資格としては、行政書士とか弁護士、宅建士を持っている人が、本業とあわせて金融関連のアドバイスもできるという事をアピールするために、FPを取得するパターンが多い。
#**NPOは事業内容次第。宗教法人は基本的に現金主義会計。
#*FP3級の知識は、これから株や投信、不動産投資などで資産運用を始めるとか、親から独立して家計や保険であったり税金であったりを考えていかなければならないとか、生活上必要な知識の範疇なので、就職を目的とかではなく一般常識として取得を目指すに越したことは無い。
#***文化庁が毎年主催する宗教法人向けの事務業務セミナーでも、「原則、現金主義で」と教えられる。
#しばしば[[簿記検定]]と混同されるが、全く別の資格である。どちらもお金を取り扱うという点では同じだが、[[簿記]]が「財政状態や経営成績などをまとめた財務諸表を作るスキルを持つ、会社のお金に関する専門家」であるなのに対し、FPは「金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、個人のお金に関してアドバイスを行う専門家」という点で異なる。
#***宗教法人の場合、貸借対照表が法定書類のうちではない(作成自体が任意。財産目録のほうが重視される)という事情もある。
#しばしば[[ITパスポート試験]]と並んで「持っていても役に立たない国家資格」の一つと言われることが多い。正解は半分ホントで半分ウソ。
#****任意と言っても、宗教法人法附則にて「当面の間は」である。もっとも「当面の間」が20年以上続いているのは内緒だ。
#*実生活で損をしないためにはまあFP3級に合格できる程度のお金の知識はあったほうが良いと思う(というかむしろ無ければマトモに生きていくのが難しくなる…)。逆に就職活動では1級はともかく2級でも正直弱いし3級は論外。
#法人ごとのローカルルールがかなり顕著に表れる業務。同じ性質の取引でも会社ごとに割り当てる勘定科目が大きく変わるのはザラにある話。
#*ITパスポート試験も同様で、ITリテラシーを幅広く身につけるという意味では有益だが、エンジニアとしての就職を目指すならあまり役に立たない(最低でも[[基本情報技術者試験]]以上に合格してもらいたいところ)。
#先述の通り、[[簿記検定]]には様々な種類があるが、大学生や社会人なら[[日商簿記検定]]一択である。
#**ちなみに合格難易度はFP2級>ITパスポート>FP3級。
#*全経簿記は主に専門学校生が、全商簿記は主に商業高校生が受験する。
#FP3級は一応国家資格であることと、(ある程度の勉強は必要とはいえ)比較的簡単に取れてしまうということから、[[Fランク大学|Fランクの大学生]]に人気があるイメージ。
#**しかし大学生や社会人でも、税理士試験の受験資格を得るために全経の上級を取るのはアリ。(全経上級は[[日商簿記検定]]1級よりやや簡単)
#ネーミング的にはこの資格を持っている人はお金のプロというイメージがあるかもしれないが、実際には「趣味の延長レベルの資格」くらいに思っていた方が無難である。
#実は日本に複式簿記を広めたのは[[慶應義塾大学]]の創立者である福澤諭吉先生である。
#*特にFP3級は合格に必要な勉強量的には(冗談抜きで)自動車の[[運転免許証]]と同じくらいだと思う。勉強時間が100時間未満でも合格できる人が少なくない。
#本来ならば[[英語]]や[[IT]](情報処理)と並ぶ重要なビジネススキルの一つなのだが、何故か日本では軽く見られがちである。
#日商簿記などと同様に、この試験でも電卓の使用が許可されている。
#*個人的には古文・漢文や世界史を勉強するより、簿記のほうがよっぽどためになると思うのだが…。
#*ただし使える機能については制限がある。勿論、電卓機能付きのスマホはダメ。
#しばしばファイナンシャル・プランニング(FP)と混同されるが、全くの別物である。
#FP検定と同じきんざいが実施している国家検定として金融窓口サービス技能検定なんてものあるが、FP検定に比べると知名度は低い。銀行などの金融機関の関係者以外にはあまり知られていない…。
#[[システムエンジニア]](SE)でも会計関係のソフトウェア開発に関わる場合は簿記の知識が必要になる。
#全く無意味な試験とは言わないが、これが国家資格であるべきかと聞かれると正直疑問符が付く。これが国家資格ならば、日商簿記や[[実用英語技能検定|英検]]も国家資格で良いと思うのだが…。
#英語では'''bookkeeping'''と言う。
#*bookは記入するための帳簿(ノート)のことを指し、keepingはそれを続けることをいう。
#名前の由来は「帳'''簿記'''入」の略であるとも、あるいは「'''ブ'''ック'''キ'''ーピング」が訛ったものとも言われる。
#*後者の説は、明治時代の簿記に関する文献をピンポイントに研究していた商学者(西川孝治郎)が全面否定している。
#*福沢諭吉が「帳合」と呼ぶなど名称は当初まちまちだったようだが、おおよそ明治時代中期には「簿記」に定まっていたようだ。
#文系の計算というイメージが強いが、理系でも将来管理職になる人は勉強しておいて損は無い学問である。
#*企業の総務部門や課長クラス以上を目指すなら、(実際に資格を取るかどうかは別として)できれば日商簿記検定2級以上、せめて日商簿記検定3級に合格できるくらいの知識は身に付けてもらいたいところである。
#将来、自分が社長になる時にも勉強しておいて役に立つと思う。
#*というかむしろ、(実際に資格を取るかどうかは別として)せめて日商簿記検定3級に合格できるくらいの知識が無ければ、その人は明らかに経営者としては失格であろう。だって自分の会社のお金の流れを理解していないのだから…。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[計算]]
*[[資格試験/法学・経済・不動産系]]
*[[公認会計士]]
*[[税理士]]
*[[税理士試験]]
*[[簿記検定]]
*[[簿記検定]]
*[[日商簿記検定]]
**[[日商簿記検定]]
*[[商工会議所]]
*[[宅地建物取引士試験]]


{{デフォルトソート:ほき}}
== 外部リンク ==
[[Category:数学]]
*[https://www.jafp.or.jp 日本FP協会]
[[Category:簿記|*]]
*[https://www.kinzai.or.jp 一般社団法人 金融財政事情研究会]
[[Category:経済]]
 
{{資格試験・検定試験}}
{{デフォルトソート:ふあいなんしやるふらんにんくきのうけんてい}}
[[カテゴリ:資格試験]]
[[カテゴリ:経済]]

2021年11月19日 (金) 22:43時点における版

ファイナンシャル・プランニング技能検定の噂

  1. こんな名前だが国家試験であり、合格者にはファイナンシャル・プランニング技能士の称号が与えられる。
    • 業務独占資格ではなく、あくまで名称独占資格に留まる。
      • 民間検定でありながら合格者に対して独占業務が与えられる証券外務員試験とは、この点が対照的である。
        • 正直大して価値の高い資格ではないのだが、たとえ3級と言えども試験に合格していない者が有資格者を偽って名乗ると、職業能力開発促進法に違反したということで警察官にしょっ引かれることになる…。
  2. ファイナンシャル・プランナー(FP)は職業の名前であり、必ずしもこの資格の有資格者のことを指すわけではない。
    • また、この資格以外にも、FPとしての能力を測定する民間試験がいくつか存在する。
  3. 一般的に同じ級数なら日商簿記検定より簡単と言われている。
    • だが1級だけ飛び抜けて難しいのは日商簿記と同じである。
  4. お金に関する知識を身に付けるという観点ではとても良い試験である。就職に強い資格というわけではなく、実生活の役に立つ資格であると言える。
    • だが就職活動の観点で言えば(たとえ1級でも)これだけでは正直弱い。日商簿記や宅建士、行政書士、社労士、中小企業診断士などと組み合わせると強いかも。
    • 少なくとも「株で儲けるのは悪、真面目に汗水を流して働くのが善」だと思っているマネーリテラシーの低い日本人にとって、FP3級を取得するつもりで勉強するのは良いかと思われる。
      • これからの令和の時代、真面目に働いても税金や何やらでどんどん収入が減らされていくし、生活をする上でお金の仕組みを理解するのに役に立つ。
  5. 学科と実技がある。
    • 3級は学科、実技ともにマークシート方式。学科は2択または3択、実技は全て3択問題である。
    • 2級は学科は4択のマークシートだが、実技は記述式で計算問題もある。
    • 1級は学科にも記述問題が含まれる。
  6. 実技試験の実施団体は金融財政事情研究会(きんざい)と日本ファイナンシャル・プランナーズ(FP)協会の2つがある。どちらかを選択して受験することになる。
    • 傾向としては、きんざいは市販の問題集に忠実な問題が、FP協会は新聞の経済ニュースをテーマにした問題が出題されやすいと言われている。
    • 問題数はFP協会の方が多いが、難しい問題はきんざいの方が目立つ。
    • 1級の実技はきんざいとFP協会で形式が大きく異なる。きんざいは面接試験、FP協会は論述問題を含む筆記試験である。
  7. 有資格者の主な就職先としては、銀行員や、保険の外交員などが挙げられるが、近年では証券取引も保険の加入も、窓口ではなく個人がネットで行うのが一般的になってきたことから、就職活動で箔をつける目的でFPの資格だけを取ってもあまり意味が無い。
    • 履歴書の資格欄に記載するなら、新卒でなければFP2級以上が目安。
    • FPの資格としては、行政書士とか弁護士、宅建士を持っている人が、本業とあわせて金融関連のアドバイスもできるという事をアピールするために、FPを取得するパターンが多い。
    • FP3級の知識は、これから株や投信、不動産投資などで資産運用を始めるとか、親から独立して家計や保険であったり税金であったりを考えていかなければならないとか、生活上必要な知識の範疇なので、就職を目的とかではなく一般常識として取得を目指すに越したことは無い。
  8. しばしば簿記検定と混同されるが、全く別の資格である。どちらもお金を取り扱うという点では同じだが、簿記が「財政状態や経営成績などをまとめた財務諸表を作るスキルを持つ、会社のお金に関する専門家」であるなのに対し、FPは「金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、個人のお金に関してアドバイスを行う専門家」という点で異なる。
  9. しばしばITパスポート試験と並んで「持っていても役に立たない国家資格」の一つと言われることが多い。正解は半分ホントで半分ウソ。
    • 実生活で損をしないためにはまあFP3級に合格できる程度のお金の知識はあったほうが良いと思う(というかむしろ無ければマトモに生きていくのが難しくなる…)。逆に就職活動では1級はともかく2級でも正直弱いし3級は論外。
    • ITパスポート試験も同様で、ITリテラシーを幅広く身につけるという意味では有益だが、エンジニアとしての就職を目指すならあまり役に立たない(最低でも基本情報技術者試験以上に合格してもらいたいところ)。
      • ちなみに合格難易度はFP2級>ITパスポート>FP3級。
  10. FP3級は一応国家資格であることと、(ある程度の勉強は必要とはいえ)比較的簡単に取れてしまうということから、Fランクの大学生に人気があるイメージ。
  11. ネーミング的にはこの資格を持っている人はお金のプロというイメージがあるかもしれないが、実際には「趣味の延長レベルの資格」くらいに思っていた方が無難である。
    • 特にFP3級は合格に必要な勉強量的には(冗談抜きで)自動車の運転免許証と同じくらいだと思う。勉強時間が100時間未満でも合格できる人が少なくない。
  12. 日商簿記などと同様に、この試験でも電卓の使用が許可されている。
    • ただし使える機能については制限がある。勿論、電卓機能付きのスマホはダメ。
  13. FP検定と同じきんざいが実施している国家検定として金融窓口サービス技能検定なんてものあるが、FP検定に比べると知名度は低い。銀行などの金融機関の関係者以外にはあまり知られていない…。
  14. 全く無意味な試験とは言わないが、これが国家資格であるべきかと聞かれると正直疑問符が付く。これが国家資格ならば、日商簿記や英検も国家資格で良いと思うのだが…。

関連項目

外部リンク

資格試験検定試験
資格試験 技術系 | 医療・福祉・衛生系 | 食品系 | 法学・経済・不動産系 | 交通系

電験 | 危険物取扱者 | 衛生管理者 | 宅建 | FP検定 | 司法試験 | 税理士試験
キャリコン | 管理栄養士 | 公認会計士 | 運転免許証(種類別)
証券外務員 | アクチュアリー | AFP・CFP

情報処理技術者試験(IPA) ITパスポート | セキュマネ | 基本(出題内容|分野別) | 応用 | 高度
簿記検定 日商簿記(社会的評価)
パソコン検定(パソコン検定/公的試験) MOS | オラクルマスター | Cisco
英語検定 実用英検 | TOEIC
偽モノの特徴 偽情報処理技術者試験 | 偽日商簿記
もしwiki もし情報処理技術者試験が○○だったら

もし日商簿記検定が○○だったら
もし運転免許証が○○だったら

ベタの法則 オススメと言われる資格の法則
バカの法則 取る意味がない資格の法則
ざんねんなモノ事典 IT系|技術系|法律・会計・金融系|医療・衛生・食品系|語学・教育・教養系
関連項目 似たモノ同士

新・日本三大○○
ベタな職業高校の法則工業商業