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1980年代後半の「バブル景気」ですが、もしこの時期にバブル景気が発生しなかったら? | |||
==国内== | |||
== | #高級品ブームになることもなかった。 | ||
*[[ | #*仮にあったとしても落ち着いたものとなっていた。 | ||
*[[ | #第二次ベビーブーム世代以降の大学進学率は上がらなかった。 | ||
* | #*よって受験戦争も起こらず。 | ||
*[[ | #*大学は今でもエリートが行く所。 | ||
*[[ | #**女子の高等教育は今でも短大が主流で、学科も家政科が中心。 | ||
#*この世代が普通に結婚するので、20世紀末に第三次ベビーブームが起こる。 | |||
#**それでも日本は学歴社会なので、バブルの有無に関わらず大学進学率は高水準で推移していったでしょう。 | |||
*[[ | #**社会人入試や編入学が現実より常態化するか、或いは大学入試が撤廃される為。 | ||
*[[ | #**ただ、20世紀末から21世紀初頭にかけて第3次ベビーブームは起きている。 | ||
* | #**この世代においても女性は今でも20代中盤までに結婚することが当然となっていて、「婚活」「非婚」などという言葉は存在しなかった。 | ||
#**2000年には出生数が170万人台にまで回復していた。 | |||
*[[ | #*あまり豊かでない家庭の子は無理に大学に進学せず高卒で就職する道を選んでいたので、奨学金の返済が問題になることもなかった。奨学金は現在でも無利子が主流。 | ||
*[[ | #**無利子どころか返済義務のない給付型が主流。 | ||
*[[ | #*高卒で就職する者が多いこともあり、居酒屋やコンビニエンスストアの店員などは大学生をアルバイトとして雇わず、高卒もしくは中卒の新卒者を正規従業員として採用するため、所謂「[[ベタなブラック企業の法則#ベタなブラックバイトの法則|ブラックバイト]]」の問題は発生しなかった。 | ||
#1990年の「国際花と緑の博覧会」は開催されなかった。 | |||
* | #*地下鉄長堀鶴見緑地線も建設されず。 | ||
* | #**大阪の地下鉄は今でも御堂筋・谷町・四つ橋・中央・千日前・堺筋の6路線。 | ||
* | #*大阪市の湾岸開発が行われなかったので、大阪市の財政が悪化することはなかった。 | ||
* | #**大阪市は2008年の夏季オリンピックの候補地に立候補しなかった。 | ||
* | #**大阪ドーム(京セラドーム大阪)も建設されなかった。 | ||
* | #**南港・舞洲周辺は未だに文字通りの孤島状態だったか? | ||
* | #女の子の名前は今も「子・美・恵・代」で終わる名前が主流。 | ||
* | #*それはバブルとあまり関係ないのでは? | ||
* | #*ひらがなやカタカナの名前も多い。 | ||
* | #*美の付く名前以外はほぼ史実通りの流れになると思う。美の付く名前はオイルショック後からバブル前までが全盛期でそれ以前もそれ以降も少ないのでバブルがなければ史実よりは普及していたと思う。 | ||
* | #*当然ながら[[ベタなDQNネームの法則|キラキラネーム]]はなかった。きらびやかな名前があるとしてもせいぜい「えりか」、「えりな」、「あんな」といったレベルで留まっていた。 | ||
* | #*男の子の名前は今も「男・夫・雄」も健在だ。 | ||
#1980年代後半にデビューした車、電車でもデザインが完全に古臭いものになっていた。 | |||
#ハイソカーブームはなかった。 | |||
#*但し、欧米からの輸入高級車に対抗するため、日本製高級車ブランドは史実同様誕生した。 | |||
#*意外とSUV&CUVブームが生まれ、ミニバンやピックアップトラックが普及している。 | |||
#車、電車のデザインの近代化が現実より遅くなっていた。 | |||
#*いや、海外市場を考慮するとそうとは言えない。 | |||
#平成新局や民放FMの開局ラッシュもなく、コミュニティFMもなかった。 | |||
#*ほとんどの地方でもテレビ局は2~3局止まり。 | |||
#現実のような女性優遇社会にはならなかった。 | |||
#*社会が女性優位になったのはバブル期からのため(アッシー・メッシーなど)。 | |||
#*女性専用車両は設定されなかったか設定されたとしても朝夕ラッシュ時の一部列車だけだった。 | |||
#*飲食店や映画館などでの「レディースデー」というのも存在しない。 | |||
#*コンビニのトイレも男女兼用・女性専用に二分化する事もなかった。 | |||
#**項目22にも書いてあるけどそれ以前にコンビニがトイレを貸すこと自体がほとんどなかったかと。 | |||
#長い目で見るとこの方が良かったのではと思われる。 | |||
#郊外のニュータウン開発はあまり進まなかった。 | |||
#*地価高騰により遠隔地に移り住まなければならないということがなかったため、都心回帰が1980年代のうちに起こっていた。 | |||
#**地上げの発生もないので、都心の下町コミュニティも維持できていた。都心部にできた不自然な空き地や廃屋も当然ながら存在せず、古きよき下町文化が保たれていた。 | |||
#*大学キャンパスの郊外移転は活発化せず、大都市における小中学校の廃校も史実より少なかった。 | |||
#モンスターペアレントの問題も起こらなかったかも。 | |||
#日本のお見合い結婚と恋愛結婚の比率は1985年以来ほとんど変わらなかった。 | |||
#田舎や住宅地の地価が安い市町村中心に売れるため、広い敷地を必要とする住友不動産ホームのアメリカンコンフォート(1坪26万円~)は、生産・販売終了にはならなかった。 | |||
#広島建設のセナリオハウスのような中間コストを省いた自社一貫工事、一括仕入れによる低価格ハウスメーカーは、現実よりも多くなっている。(田舎や住宅地の地価が安い市町村中心) | |||
#狭い敷地に広い家が建つ3階建て住宅・高層タイプの注文住宅は、現実よりも少ない。 | |||
#*高層マンション・タワーマンションは、現実よりも少ない。 | |||
#[[ダイエー]]は現実ほど拡大路線に走らず、その後の経営悪化もなかった。 | |||
#*[[福岡ソフトバンクホークス#ダイエー時代の噂|球団]]を保有することもなかったかもしれない。 | |||
#*産業再生機構のお世話になることもなかった。 | |||
#*その後の店舗閉鎖も現実より少なく、現在でも流通業界1位の座を維持している。 | |||
#*ましてや[[イオン]]グループの傘下に入るなんてことはなかった。 | |||
#*ダイエーだけでなく[[マイカル]]も独立した大手スーパーとして現存している。 | |||
#*ダイエー・マイカルを傘下に収めなかったことからイオングループは現実ほど大きくならなかったかもしれない。 | |||
#**駅前立地の都心型店舗はダイエー、郊外型店舗はイオンというように棲み分けができていた。 | |||
#*[[そごう]]も拡大路線に走らず、その後の経営破綻やセブン&アイグループとの経営統合などもなかった。 | |||
#**そごうの本店は今も大阪の[[心斎橋]]。 | |||
#*史実でダイエーに吸収合併された忠実屋・ユニードなどはダイエーグループ入りすることはあっても独立したブランドとして残っていた。 | |||
#**その場合ダイエーと[[パナソニック|松下]]との取引は復活せず1970年代以来ダイエーは松下製品を扱わない状態が続いたかも(史実では忠実屋との合併が松下との取引再開のきっかけになった)。 | |||
#B級グルメが1990年代から注目されていた。 | |||
#*ラーメンブームや讃岐うどんブームも現実よりも早く起こっていた。 | |||
#ソーシャルゲームは普及するも、課金重視な風潮にはなっていなかった。 | |||
#大手スーパーは今でも定休日を設けていた。 | |||
#*百貨店も。 | |||
#*営業時間も一部を除いて未だに夜7時閉店や夜8時閉店が普通。 | |||
#**バブル期以降(特にバブル崩壊後)営業時間が著しく伸びたのは否めないから。 | |||
#**史実のように夜10時まで営業とかは未だにほとんどないはず。 | |||
#*百貨店やスーパーでさえ正月三が日は休業していた。個人商店に至っては1月6日からという所も多く、正月三が日で開いているのは喫茶店や玩具店だけ。 | |||
#コンビニエンストアやすき家など24時間営業のお店が史実以上に増えることはなかった・・・か? | |||
#*コンビニは夜11時閉店が主流だったかも。飲食店も夜10時閉店だったのでは? | |||
#**「セブン-イレブン」の本当の意味が現実以上によく知られていた。 | |||
#*夜中にやっているといえば未だに飲み屋か屋台がほとんどだったと思う。 | |||
#*ワタミやモンテローザといった居酒屋チェーンも史実ほど店舗が増えていない。 | |||
#公共のトイレが質・量とも貧弱なままだったかも。 | |||
#*バブル期以降百貨店を筆頭にトイレを強化したのは確かだから。 | |||
#*加えてバブル崩壊もないためコンビニがサービスとしてトイレを貸すことにならなかったと思う。 | |||
#**バブル崩壊による客足の減少を減らす目的の一環として導入されたはず。 | |||
#*その一方で喫茶店は今より客足が入っていたはず…。バブル以前だとお外でトイレを借りるとすればまず喫茶店に立ち寄るがありがちなパターンだったから。 | |||
#*多目的トイレという概念は未だになく障害者用トイレのままだった。 | |||
#**項目9の女性優遇とも関連するが女性の社会進出により妊婦さんや子連れママさんのために障害者用トイレを多目的トイレとして広く開放した側面があるから。お年寄りのためでもあるけど。 | |||
#***障害者用トイレは健常者が利用しないよう常時施錠されていることも多くなっている。 | |||
#***電車やバスの優先座席も未だに高齢者と身障者のためのイメージが強いまま。 | |||
#意外と自販機に関しては今以上にあちこちにあった可能性がある | |||
#*バブル以降24時間コンビニの普及でジュース系以外の自販機が衰退した事実があるから。 | |||
#*24時間営業の店がほとんどなければ代わりとして食べ物系や雑貨系の自販機も必要になる。 | |||
#**80年代ぐらいまでは普通にあったオートレストランは今もそれなりに健在。 | |||
#**カップヌードルの自販機なんかも今も普通に町中で見かけるようになっていた。 | |||
#日本人で初めて宇宙に行ったのは1990年の秋山豊寛さん(TBS記者)ではなく、1992年の毛利衛さんだった。 | |||
#回転寿司やファミレスが地方に進出することもなかった。 | |||
#*個人の寿司屋が衰退することもなかった。 | |||
=== | ===政治・経済=== | ||
*[[ | #バブル崩壊もないので、日本経済がダメージを受けることもなかった。 | ||
#*ただし、経済の長期低迷はあり得たかも。 | |||
*[[ | #**ブラックマンデーのとばっちりを受けっぱなしだったかもね。 | ||
* | #*バブルに懲りた日本銀行が引き締め政策を続けることもなく、日本経済は3~4%の安定成長を続けていた可能性が高いでしょう。 | ||
* | #*労働環境が今まで通り維持され、派遣やフリーター、ニートなど非正規労働の問題は発生しなかった。 | ||
* | #**そもそも「ニート」という言葉は生まれなかった。 | ||
* | #*第2次ベビーブーム世代が就職難にあえぐこともなかった。 | ||
* | #*就職氷河期は存在せず。 | ||
#銀行の合併などは現実より少なかった。 | |||
#*銀行が調子に乗って土地の投機に手を出すことが無いので、不良債権の問題も発生していない。 | |||
#*1997年の金融危機や2008年のリーマンショックはなかった。あるいは影響が現実ほど大きくならなかった。 | |||
#1989年の参院選は自民が順当に議席を得ていた。よって、1993年の自民分裂も小沢一郎離党もなく、小沢は2000年代前半に総理になっている。バブルがなければリクルート事件も起こらなかった可能性もある。 | |||
#*現在に至るまで自民党政権が継続している。 | |||
#**[[民主党]]は誕生せず、[[社会民主党]]も社会党のままだった。 | |||
#**野党第一党が[[日本共産党]]になっていたかもしれない。 | |||
#***共産主義の衰退を考えればやはり社会党が順当なところでは?。 | |||
#**宇野宗佑の首相退任もあれほど早まらなかったが、同じ派閥の渡辺美智雄は完全に主流派を握られやはり首相になれず、息子の喜美の代で初めて新党・再編の話になったかも。 | |||
#*選挙制度に関しても衆議院における小選挙区比例代表並立制は採用されず、現在に至るまで中選挙区制のままだったかも。 | |||
#世界金融危機以前にあった世界バブルやITバブルによって日本経済も流れに乗ってバブっていて、日本におけるバブル景気はこの意味を指していた。 | |||
#*1980年代生まれが「バブル世代」と呼ばれている。 | |||
#企業における「成果主義」の導入は現実より少なかった。 | |||
#*よって年功序列型賃金体系が現在でも主流。 | |||
#*今でも「良い大学に入れれば良い企業に就職できる」という図式が成り立っている。 | |||
#バブルによる税の予想外の自然増収という大幅な歳入増がなかったので、国も地方自治体ももっと真剣に行革に取り組んでいた。無駄な公共事業も今では殆どなくなり、国や自治体の財政も今ではかなり緩和されている。 | |||
#*所謂無駄な公共事業とされるものの多くはバブル期に計画されたものが殆どだからな。 | |||
#**確かにそうだが、バブル崩壊以降も90年代ぐらいまでは無駄なハコモノは多かった気が…。 | |||
#***バブルの後遺症から抜け切れなかったんだろう。 | |||
#**当然の如く「ふるさと創生事業」もない。 | |||
#*「平成の大合併」も20世紀中に行われていた。 | |||
#**地方の財政難が今ほど深刻にならないので現実ほど進まなかった可能性が高い。 | |||
#*ハウステンボスは建設されず、オランダ村が21世紀になっても健在。 | |||
#バブル崩壊以後の東京一極集中は緩和されていた。 | |||
#*大阪経済の地盤沈下はそれ程深刻ではなかった。 | |||
#*むしろ東西冷戦崩壊後は北東アジアのハブ的地域として北海道や北陸、九州の重要度が上がった。 | |||
#日本の格差社会は現実よりも進まなかった。 | |||
#*当然貧困率も上がらなかった。 | |||
#東西冷戦崩壊後のグローバル化の波にも上手く乗れた。 | |||
#*外国に舐められるなんてこともなし。 | |||
#第2次ベビーブーム世代の女性も多くは25歳前後で家庭に入り、平均2人の子供を持つ専業主婦となっていたため、少子化問題や託児所や待機児童の問題も発生しなかった。 | |||
#*30代~40代での未婚者や単身世帯の増加もなかった。「非婚」という言葉も当然なかった。 | |||
#*職場において女性は今でも腰掛け入社のお茶汲みで、結婚退職が当然。「キャリアウーマン」という言葉もない。 | |||
#**「日本女性の社会進出度はイスラム教国並み」と誇張され、バッシングの対象になっていた。 | |||
#**日本の将来を見据えるとこの様な社会が望ましいと思われる。 | |||
#**結婚後も仕事を続けるとしても出産退職が主流で、産休自体未だに少なかった。 | |||
#日本経済は、確実に4%前後の安定成長を永遠に続けていた。 | |||
#*デフレになることもなく、マイルドなインフレになっていた。 | |||
#*リーマンショックで一回コケる気がする。 | |||
#日本の税金が増税することがなかった。 | |||
#*結局どこかで財源が足りなくなり、増税が必要になる。 | |||
#**日本の財政状態や経済状況が現実よりも良かった可能性が高く、第三次ベビーブームが起こって少子高齢化も緩和されているので増税のペースは現実よりも遅かった可能性が高い。 | |||
#***というか国債をいたずらにばらまくようなことにならなかっただろうから、借金も減っているのではないか。 | |||
#日本の実質地価は、1990年以降・2000年以降でも殆ど下落せずに日本中まんべんなく少しずつ確実に上がり続けていた。 | |||
#*農地(田・畑)の実質地価も殆ど下落せずに少しずつ確実に上がり続けていた。 | |||
#*東京23区の人口が一時的に800万人を割ることはなかった。 | |||
#55年体制の崩壊がないのに加えて、第三次ベビーブームが起きるので、現在の左派政党は史実以上に劣勢になっていた。 | |||
#*インターネットの普及が史実より早まる(後述)により、マスコミだけでは知り得ない政治的な知識を得やすくなるため。昨今のネット社会を見れば言えることだろう。 | |||
#*ましてや東西冷戦の終結とソビエト崩壊で社会主義や共産主義の欠点が露呈するため、左派政党の史実以上の弱体化はあり得るだろう。 | |||
#*自民党と対峙する保守政党も結党されるので、自民党が史実ほど攻勢的になることもないだろう。 | |||
#**仮に日本の政界が自民党と自民党と対峙する保守政党の二強になったところで左派政党も主に労働組合の受け皿としてそれ相応の力は持つ。 | |||
#**同時に保守政党の第三勢力となる政党も遅かれ早かれ結党される。 | |||
=== | ===技術=== | ||
*[[ | #企業がバブルに踊らされなかったので、1980年代後半~90年代前半にかけても技術の進歩がすごかった。 | ||
#1990年代前半には携帯電話が爆発的に普及、90年代も中盤になるとiモードやカメラ付き携帯が登場する。 | |||
#*2000年代前半には公衆電話が絶滅していた。 | |||
#**同時にスマートフォンのシェアが増していき、2010年前後には普及率9割を超している。 | |||
* | #**LINEなどのメッセージ通話アプリの普及も早まった。 | ||
* | #インターネットも1980年代後半には一般化。 | ||
* | #*ウィキペディア・ニコニコ動画・Pixiv・Chakuwiki・twitterといったインターネットサービスも少なくとも20世紀中に存在していた。 | ||
* | #**youtubeも忘れずに。 | ||
*[[ | #**facebookもお忘れなく。 | ||
* | #**つまり、ウィキぺディア=1991年、Chakuwiki=1995年、ニコニコ・twitter=1996年、Pixiv=1997年ということ? | ||
* | #**[[もしChakuwikiがあの時代にあったら#平成時代(~2005年)|こ]][[もしあのウェブサイトがあの時代にあったら#戦後|う]][[もしあのウェブサイトがあの時代にあったら#5年早かったら|な]][[もしあのウェブサイトがあの時代にあったら#戦後(~1999年)|る]]。 | ||
* | #薄型テレビも前世紀中に登場。 | ||
* | #*地上デジタル放送は2000年頃に完了。 | ||
* | #ipod等の携帯音楽プレイヤーも1990年代前半に登場。 | ||
* | #*MDはこの世に存在しなかったかもしれない。 | ||
* | #*ウォークマンもMP3プレイヤーに切り替わるのが早まっていた。 | ||
* | #DVDは1990年代中盤までに、HDDレコーダーは2005年までに普及していた。 | ||
* | #*VHSは2000年代前半に業務用を除き絶滅していた。 | ||
* | #宇宙開発関連の技術の進歩も史実より急ピッチで進み、21世紀には宇宙飛行士以外でも簡単に宇宙に行けるようになった。 | ||
* | #*とはいえ日本の過密化対策のため宇宙への観光旅行は普及せず、宇宙植民地の建設がメインとなる。 | ||
* | #**21世紀の中頃にはスペースコロニーの建設や[[もしあの星のテラフォーミングに成功したら|火星や金星のテラフォーミング]]も実現していた。 | ||
#*これに関してはバブルの有無にはほとんど関係しないと思う。宇宙開発の中心はロシアと20世紀までのアメリカで日本は今も昔も余り携わっていないから。 | |||
#**スペースシャトルが事実上の失敗に終わったことが20世紀に予測されたような宇宙開発の進度から大幅に遅れてしまった大きな要因だから。 | |||
#全保有台数対軽自動車のシェアは、40%程度と現実よりも多い。 | |||
#*トヨタ・ヴィッツ、マツダ・デミオなどのコンパクトカーのシェアも現実よりも多い。 | |||
#ハイソカー・オフロードSUVを所有している家庭は現実よりも少なかった。 | |||
#*ハイソカーブーム・オフロードSUVブームはなかった。 | |||
#*3ナンバー車は今でも最高級車くらいでクラウンですら未だに5ナンバーのまま。 | |||
#現実より10年程度早く、日本の石炭火力発電は、蒸気タービンの圧力や温度を超々臨界圧という極限まで上昇させる方法で、欧米やアジア諸国に比べ高い発電効率を実現される。 | |||
#*以来、コストがかさむ石油火力発電・地震や津波に弱い原子力発電を大幅に減らして石炭火力発電(発電電力量全体の60%)・LNG火力発電・水力発電が主なエネルギー源となる。 | |||
#**各地の炭田が史実より長く稼働している。 | |||
#***夕張や筑豊の地盤沈下はなかった。 | |||
#***多少はましになっただろうけど炭鉱衰退は高度経済成長期後半から起きているから例えバブルがなくても衰退したとは思う。 | |||
#自動車に使われる石炭→ガソリン液化燃料技術は、10年程度早く実現される。 | |||
#*以来、ガソリンに石油は殆ど使われなくなる。 | |||
#LED照明は20世紀のうちに実用化されていた。 | |||
#温水洗浄便座(ウォシュレット)は史実より普及率が高かった。 | |||
#*これに関しては逆だと思う。バブル期に百貨店等がトイレを充実させた際に目玉としてウォシュレットを導入して世間の人がウォシュレットを知るようになったのが普及のきっかけだったはずだから。 | |||
#**むしろ伝統的な和式トイレが家庭でも一定数残ったような気がする…。 | |||
#洗面台・バス・トイレなどのサニタリーは史実より充実しているかもしれない。 | |||
=== | ===交通=== | ||
*[[ | #当然[[もしオリエント急行の来日運転が実現しなかったら|オリエント急行の来日はない]]。 | ||
*[[ | #[[東武鉄道]]の「スペーシア」に個室車両が連結されることはなかった。 | ||
*[[ | #*近鉄の「[[アーバンライナー]]」もデラックスシート車を連結せず、レギュラーシートのみのモノクラス編成となっていた。 | ||
*[[ | #*[[東海道新幹線]]のグリーン車は2両のままだった。 | ||
*[[ | #*名鉄の「北アルプス」はキハ8000系の引退と同時に廃止されていた。よってキハ8500系は登場せず。 | ||
*[[ | #[[島原鉄道]]の島原外港~加津佐間は雲仙普賢岳の災害で被災後、復旧されずに廃止されていた。 | ||
#若者の車離れが都市部を中心に現実より早く起こっていた。 | |||
#*加えて欧州諸国の例を見るように、地方都市でもLRTとして路面電車の復活・新設が相次いだ。 | |||
#*名鉄揖斐・谷汲・岐阜市内・美濃町線は廃止されず、現在でも岐阜の市内電車として機能している。 | |||
#**路線延長第2位の私鉄は2010年現在も[[名古屋鉄道|名鉄]]。 | |||
#**第3セクターの「岐阜ライトレール」として運転していた。 | |||
#*[[近畿日本鉄道|近鉄]]は現在でも北勢線・養老線・伊賀線を直営で運営している。 | |||
#*地方の道路網が現実ほど整備されず、コンパクトシティ化が早い段階で推進された。 | |||
#*貴志川線も未だに[[南海電気鉄道]]のもの。 | |||
#[[神戸空港]]・佐賀空港・富士山静岡空港などは開港しなかった。 | |||
#*茨城空港・石見萩空港も。 | |||
#新幹線網の整備は現実よりも進まなかった。 | |||
#*東海道・山陽・東北・上越の各新幹線の開業後、北陸・九州両新幹線の計画は中止される。東北新幹線は2010年前後にようやく八戸延伸。それ以後新青森への延伸工事が進められている。 | |||
#**北陸新幹線は建設されたとしても軽井沢までで中止され、その先は在来線を改良したミニ新幹線となっている。 | |||
#**北海道新幹線計画がなくなり、終着駅が新青森駅から青森駅に変更していた可能性もある。 | |||
#国鉄の借金は民営化されても順調に返済できた。 | |||
#*汐留貨物駅や梅田北ヤード跡地の再開発も現実よりも早く着手されていた。 | |||
#**ゆりかもめ・大江戸線の汐留駅は開通当初から営業を開始していた。 | |||
#特急「[[あさぎり (列車)|あさぎり]]」は沼津まで延伸されず、御殿場止まりのままだった。 | |||
#*小田急20000形「RSE」やJR371系は登場せず、小田急3000形「SSE」の引退後30000形「EXE」あたりが投入されていた。 | |||
#1990年前後に首都圏で5扉車や6扉車、ワイドドア車が登場することはなかった。 | |||
#*5扉車といえば現在でも[[京阪5000系電車|京阪5000系]]が唯一の存在となっている。 | |||
#格安ツアーや[[LCC]]は史実より早く導入されていた。それに伴い、大手航空会社も格安のチケットサービスを行っている。 | |||
#*トワイライトエクスプレスやカシオペアなんかも登場しなかったので寝台列車の衰退は現実よりも早かった。 | |||
#*大手航空会社もスーパーシートやプレミアムシートなどは登場せず、モノクラスのまま。 | |||
#大晦日~元日に行われる鉄道の終夜運転は現実ほど広まらなかった。 | |||
#*人気の初詣スポットが沿線にある路線は終夜運転していただろうが、それ以外はいまだにやっていない路線も多かったと思われる。 | |||
#新東名・新名神は建設されなかったが、圏央道は建設されていた。 | |||
#関西空港は現実通り開業していても、ラピートはあんな奇抜なデザインにならなかった。 | |||
#*有料特急ではなく料金不要の列車になっていたかも。 | |||
#**同じ南海の「[[サザン (列車)|サザン]]」のような方式が採用されていた可能性もある。 | |||
#**有料列車になっていたとしてもスーパーシートは導入されずモノクラスだった。 | |||
#東京の地価が現実ほど高騰しなかったため、小田急の複々線化は遅くとも2000年頃には完成していた。 | |||
=== | ===文化・芸能=== | ||
* | #女子高生の茶髪・細眉・ミニスカート普及は史実より10年ほど遅くなっていた。 | ||
* | #*むしろ早くなっていたのでは。団塊ジュニアの頃にコギャルブームなどが起こっていたと思う。人数が多いだけに現実以上に大ブームとなっていた。 | ||
* | #**ミニスカートの普及自体は早まったと思う。ただし茶髪・細眉の普及は遅くなる以前になかったのでは。 | ||
* | #***史実とは違って茶髪・細眉・ルーズソックスはほとんど登場しない。 | ||
*[[ | #***スケバン(超ロングスカート・パーマ)からそのまま黒髪・ハイソックスに移行したと思う。 | ||
* | #*加えてブルセラの表舞台への台頭もなかったかあっても史実より10年以上遅くなった。 | ||
* | #**ブルマは今でも女子小中高生の体操服として少しは残っていたかもしれない。 | ||
* | #***仮に全廃になったとしても2010年代に入ってから(史実では2005年に全廃) | ||
* | #*それと女子高生ブームがないかあっても小規模になる。 | ||
* | #**今でも青春物といえば中学校を舞台とするのが主流でむしろ女子中生にスポットが当たっていた。 | ||
* | #*むしろ女子高生の制服は今でも濃紺の上下が主流で。セーラー服はもとより、スカートもジャケットと同色。ジャンパースカートも健在。 | ||
* | #**ブランド制服? 何それ美味しいの? | ||
** | #**独特のデザイン制服もなかった。 | ||
** | #1990年代前半に蛯原友里のようなカリスマモデルが出現していた。 | ||
* | #*梨花や平子理沙、藤原紀香あたりがその役目を担っていた。 | ||
* | #1990年代前半に発売された[[任天堂|スーパーファミコン]]のソフト価格がもっと安くなっていた。 | ||
* | #*少なくとも10000円を越えるソフトは出現しなかった。 | ||
* | #「101回目のプロポーズ」「東京ラブストーリー」などのトレンディドラマは制作されなかった。 | ||
* | #*テレビドラマの視聴率低下は現実より早く訪れていた。 | ||
* | #*CHAGE&ASKAの代表曲は「SAY YES」ではなく、1991年になっていきなり爆発的な人気を得ることもなかった。 | ||
*[[ | #**むしろCHAGE&ASKAは1992年辺りからじわじわと人気を上げて気づけばヒットメーカーという具合に人気を得ていたかも知れない。もしそうなっていたらその後極端に没落することもなく、ASKAが薬物に手を染めることも回避できたかもしれない。 | ||
* | #テレビの深夜放送は現実よりも少なかった。 | ||
#*バブルでスポンサーが増加しCM枠を増やすことが深夜放送増加の1つの要因だったから。 | |||
#*下手すれば深夜アニメというジャンルは生まれていなかった。 | |||
#**その場合オタクブームは起こらず、秋葉原も普通の電気街のままだった。 | |||
#**アキバ呼ばわりされることもなかった。 | |||
#**大阪の日本橋も同じく電気街のままで、ポンバシ呼ばわりされることもない。 | |||
#「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」はもちろん作成されない。 | |||
#*「半沢直樹」も(原作となる小説も含めて)。 | |||
#バラエティ番組の演出が現実以上にひどくなることはなかった。 | |||
#*無駄にテロップを入れたりいいところでCMを入れたりするようなことはなかった。 | |||
#モーニング娘。のような(あえて「AKB48」とはいわない)アイドルグループが1990年代前半に国民的人気を博していた。 | |||
#*アイドル空白期がなく、その一方でビーイング、Avex系は表舞台に出てくることが余りなかった。 | |||
#*TUBE、B'z、ZARDがヒットを連発することくらいは史実と変わりなかったが、他のビーイング系は不発に終わっただろう。 | |||
#TM NETWORKがTMNにリニューアルした後の1994年に「終了宣言」を打ち出して一旦解散ということはなく、その後も現在まで活動を恒常的に継続していたかも知れない。 | |||
#*その場合、史実のような小室ブームはなかったが、宇都宮隆や木根尚登の人気が低迷することもなければ、小室哲哉が詐欺事件を起こすこともなかった。 | |||
#女性アナウンサーのアイドルタレント化もなかった。女子アナブームは起こらなかった。 | |||
#*史実の人気女子アナの多くはアイドルや女優として有名になるか、一般人として社会に出て有名にはならなかった。 | |||
#フジテレビはバラエティ至上主義に走ることはなかった。 | |||
#*むしろ[[もしフジテレビが硬派路線を堅持していたら|硬派路線]]のままだった。 | |||
#いずれにしても、史実の人気アーティストや人気アイドルの楽曲のセールスや認知度は史実と多かれ少なかれ違ってくるし、タイアップも史実と異なる例も散見されるだろう。 | |||
#*当然のことながら音楽ユニット自体の結成や解散、活動の休止や再開時期も異なってくる。ソロならばデビューや引退も史実と違ってくる。 | |||
=== | ===スポーツ=== | ||
*[[ | #1998年の長野オリンピックは開催されなかった。 | ||
*[[ | #*この場合、2008年の夏季五輪は北京ではなく大阪になっていた可能性もある。 | ||
* | #*長野は2014年か18年あたりに立候補していた。 | ||
#全日本女子プロレスは2010年現在も存続していたか20世紀中に解散したかのどっちかになっていた。 | |||
#Jリーグもなかったか、あっても史実より地味だった。 | |||
#*ワールドカップ出場でやっと少し盛り上がる程度。 | |||
#**〝ドーハの悲劇〟の知名度が若干下がっていた。 | |||
#**2002年ワールドカップに立候補もしなかった。2022年が日本になったかもしれない。 | |||
#*外国の代表経験者は現実ほど多く在籍していなかった。 | |||
#**その代わり日本人が得点王になるシーズンが増えたかも。 | |||
#マイク・タイソンも来日しなかった | |||
#*日本人の世界戦乱発もなく、史実と比べて試合の質も全体的に高かった。また、海外での挑戦も多かった。 | |||
#2020年夏のオリンピックは、東京ではなく名古屋が立候補していた。 | |||
#*その場合、2020年夏のオリンピック開催地が決まる際の特番で『名古屋 [[もし1988年のオリンピックの開催地がソウルでなく名古屋だったら|32年前]]のリベンジなるか?』と言われていた。 | |||
#**そして、名古屋開催が決定した場合『名古屋 32年越しの悲願達成!!』という見出しで開催決定を報じていただろう。 | |||
#*名古屋ではなく福岡だったかも。 | |||
#**あるいは国際的な知名度が高い京都が立候補してたかも。 | |||
#*2008年の時点で既に大阪で開催していた。2020年は僅差で北京に奪われるものの、2032年か2036年に名古屋で開催決定。 | |||
#年寄名跡の相場がさほど高騰しなかった。 | |||
#*郊外に立地する相撲部屋は現実より少なかった。 | |||
#[[もしあのプロレス団体が旗揚げをしていなかったら#SWS|SWSは旗揚げされなかった]]。 | |||
#プロ野球の人気低迷は史実ほど進まず、2004年の球界再編問題も発生しなかった。 | |||
#*近鉄と阪急は現在も球団を所有し続ていおり、尚且つ前者は野茂英雄、後者はイチローのおかげで90年代以降になってようやく高い支持を得る。 | |||
#**阪急の場合、小林公平がバブルに目がくらんで調子に乗り不動産へ過剰な投資をしないので1988年の球団売却は回避できただろう。 | |||
#**近鉄はバブルに気を良くして闇雲な事業拡大に走ることもないので、その後の経営悪化もなく球団売却も歌劇団解散も回避できた。 | |||
#***近鉄バファローズの大阪ドーム移転はなく、藤井寺球場時代が史実より長く続いた。 | |||
#**近鉄と阪急が球団を所有し続けるため、オリックスはいつまでも球界へ参入できず、新規参入という形で一から自前で球団を旗揚げして参入。 | |||
=== | ==国際関係== | ||
#貿易摩擦が幾分改善されていたかも? | |||
#諸外国とのオープンスカイ協定も早期に締結された。 | |||
#どの道アジア諸国とは競争になる。 | |||
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[[Category:歴史のif検討委員会 経済史]] | |||
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2017年3月17日 (金) 02:35時点における版
1980年代後半の「バブル景気」ですが、もしこの時期にバブル景気が発生しなかったら?
国内
- 高級品ブームになることもなかった。
- 仮にあったとしても落ち着いたものとなっていた。
- 第二次ベビーブーム世代以降の大学進学率は上がらなかった。
- よって受験戦争も起こらず。
- 大学は今でもエリートが行く所。
- 女子の高等教育は今でも短大が主流で、学科も家政科が中心。
- この世代が普通に結婚するので、20世紀末に第三次ベビーブームが起こる。
- それでも日本は学歴社会なので、バブルの有無に関わらず大学進学率は高水準で推移していったでしょう。
- 社会人入試や編入学が現実より常態化するか、或いは大学入試が撤廃される為。
- ただ、20世紀末から21世紀初頭にかけて第3次ベビーブームは起きている。
- この世代においても女性は今でも20代中盤までに結婚することが当然となっていて、「婚活」「非婚」などという言葉は存在しなかった。
- 2000年には出生数が170万人台にまで回復していた。
- あまり豊かでない家庭の子は無理に大学に進学せず高卒で就職する道を選んでいたので、奨学金の返済が問題になることもなかった。奨学金は現在でも無利子が主流。
- 無利子どころか返済義務のない給付型が主流。
- 高卒で就職する者が多いこともあり、居酒屋やコンビニエンスストアの店員などは大学生をアルバイトとして雇わず、高卒もしくは中卒の新卒者を正規従業員として採用するため、所謂「ブラックバイト」の問題は発生しなかった。
- 1990年の「国際花と緑の博覧会」は開催されなかった。
- 地下鉄長堀鶴見緑地線も建設されず。
- 大阪の地下鉄は今でも御堂筋・谷町・四つ橋・中央・千日前・堺筋の6路線。
- 大阪市の湾岸開発が行われなかったので、大阪市の財政が悪化することはなかった。
- 大阪市は2008年の夏季オリンピックの候補地に立候補しなかった。
- 大阪ドーム(京セラドーム大阪)も建設されなかった。
- 南港・舞洲周辺は未だに文字通りの孤島状態だったか?
- 地下鉄長堀鶴見緑地線も建設されず。
- 女の子の名前は今も「子・美・恵・代」で終わる名前が主流。
- それはバブルとあまり関係ないのでは?
- ひらがなやカタカナの名前も多い。
- 美の付く名前以外はほぼ史実通りの流れになると思う。美の付く名前はオイルショック後からバブル前までが全盛期でそれ以前もそれ以降も少ないのでバブルがなければ史実よりは普及していたと思う。
- 当然ながらキラキラネームはなかった。きらびやかな名前があるとしてもせいぜい「えりか」、「えりな」、「あんな」といったレベルで留まっていた。
- 男の子の名前は今も「男・夫・雄」も健在だ。
- 1980年代後半にデビューした車、電車でもデザインが完全に古臭いものになっていた。
- ハイソカーブームはなかった。
- 但し、欧米からの輸入高級車に対抗するため、日本製高級車ブランドは史実同様誕生した。
- 意外とSUV&CUVブームが生まれ、ミニバンやピックアップトラックが普及している。
- 車、電車のデザインの近代化が現実より遅くなっていた。
- いや、海外市場を考慮するとそうとは言えない。
- 平成新局や民放FMの開局ラッシュもなく、コミュニティFMもなかった。
- ほとんどの地方でもテレビ局は2~3局止まり。
- 現実のような女性優遇社会にはならなかった。
- 社会が女性優位になったのはバブル期からのため(アッシー・メッシーなど)。
- 女性専用車両は設定されなかったか設定されたとしても朝夕ラッシュ時の一部列車だけだった。
- 飲食店や映画館などでの「レディースデー」というのも存在しない。
- コンビニのトイレも男女兼用・女性専用に二分化する事もなかった。
- 項目22にも書いてあるけどそれ以前にコンビニがトイレを貸すこと自体がほとんどなかったかと。
- 長い目で見るとこの方が良かったのではと思われる。
- 郊外のニュータウン開発はあまり進まなかった。
- 地価高騰により遠隔地に移り住まなければならないということがなかったため、都心回帰が1980年代のうちに起こっていた。
- 地上げの発生もないので、都心の下町コミュニティも維持できていた。都心部にできた不自然な空き地や廃屋も当然ながら存在せず、古きよき下町文化が保たれていた。
- 大学キャンパスの郊外移転は活発化せず、大都市における小中学校の廃校も史実より少なかった。
- 地価高騰により遠隔地に移り住まなければならないということがなかったため、都心回帰が1980年代のうちに起こっていた。
- モンスターペアレントの問題も起こらなかったかも。
- 日本のお見合い結婚と恋愛結婚の比率は1985年以来ほとんど変わらなかった。
- 田舎や住宅地の地価が安い市町村中心に売れるため、広い敷地を必要とする住友不動産ホームのアメリカンコンフォート(1坪26万円~)は、生産・販売終了にはならなかった。
- 広島建設のセナリオハウスのような中間コストを省いた自社一貫工事、一括仕入れによる低価格ハウスメーカーは、現実よりも多くなっている。(田舎や住宅地の地価が安い市町村中心)
- 狭い敷地に広い家が建つ3階建て住宅・高層タイプの注文住宅は、現実よりも少ない。
- 高層マンション・タワーマンションは、現実よりも少ない。
- ダイエーは現実ほど拡大路線に走らず、その後の経営悪化もなかった。
- 球団を保有することもなかったかもしれない。
- 産業再生機構のお世話になることもなかった。
- その後の店舗閉鎖も現実より少なく、現在でも流通業界1位の座を維持している。
- ましてやイオングループの傘下に入るなんてことはなかった。
- ダイエーだけでなくマイカルも独立した大手スーパーとして現存している。
- ダイエー・マイカルを傘下に収めなかったことからイオングループは現実ほど大きくならなかったかもしれない。
- 駅前立地の都心型店舗はダイエー、郊外型店舗はイオンというように棲み分けができていた。
- そごうも拡大路線に走らず、その後の経営破綻やセブン&アイグループとの経営統合などもなかった。
- そごうの本店は今も大阪の心斎橋。
- 史実でダイエーに吸収合併された忠実屋・ユニードなどはダイエーグループ入りすることはあっても独立したブランドとして残っていた。
- その場合ダイエーと松下との取引は復活せず1970年代以来ダイエーは松下製品を扱わない状態が続いたかも(史実では忠実屋との合併が松下との取引再開のきっかけになった)。
- B級グルメが1990年代から注目されていた。
- ラーメンブームや讃岐うどんブームも現実よりも早く起こっていた。
- ソーシャルゲームは普及するも、課金重視な風潮にはなっていなかった。
- 大手スーパーは今でも定休日を設けていた。
- 百貨店も。
- 営業時間も一部を除いて未だに夜7時閉店や夜8時閉店が普通。
- バブル期以降(特にバブル崩壊後)営業時間が著しく伸びたのは否めないから。
- 史実のように夜10時まで営業とかは未だにほとんどないはず。
- 百貨店やスーパーでさえ正月三が日は休業していた。個人商店に至っては1月6日からという所も多く、正月三が日で開いているのは喫茶店や玩具店だけ。
- コンビニエンストアやすき家など24時間営業のお店が史実以上に増えることはなかった・・・か?
- コンビニは夜11時閉店が主流だったかも。飲食店も夜10時閉店だったのでは?
- 「セブン-イレブン」の本当の意味が現実以上によく知られていた。
- 夜中にやっているといえば未だに飲み屋か屋台がほとんどだったと思う。
- ワタミやモンテローザといった居酒屋チェーンも史実ほど店舗が増えていない。
- コンビニは夜11時閉店が主流だったかも。飲食店も夜10時閉店だったのでは?
- 公共のトイレが質・量とも貧弱なままだったかも。
- バブル期以降百貨店を筆頭にトイレを強化したのは確かだから。
- 加えてバブル崩壊もないためコンビニがサービスとしてトイレを貸すことにならなかったと思う。
- バブル崩壊による客足の減少を減らす目的の一環として導入されたはず。
- その一方で喫茶店は今より客足が入っていたはず…。バブル以前だとお外でトイレを借りるとすればまず喫茶店に立ち寄るがありがちなパターンだったから。
- 多目的トイレという概念は未だになく障害者用トイレのままだった。
- 項目9の女性優遇とも関連するが女性の社会進出により妊婦さんや子連れママさんのために障害者用トイレを多目的トイレとして広く開放した側面があるから。お年寄りのためでもあるけど。
- 障害者用トイレは健常者が利用しないよう常時施錠されていることも多くなっている。
- 電車やバスの優先座席も未だに高齢者と身障者のためのイメージが強いまま。
- 項目9の女性優遇とも関連するが女性の社会進出により妊婦さんや子連れママさんのために障害者用トイレを多目的トイレとして広く開放した側面があるから。お年寄りのためでもあるけど。
- 意外と自販機に関しては今以上にあちこちにあった可能性がある
- バブル以降24時間コンビニの普及でジュース系以外の自販機が衰退した事実があるから。
- 24時間営業の店がほとんどなければ代わりとして食べ物系や雑貨系の自販機も必要になる。
- 80年代ぐらいまでは普通にあったオートレストランは今もそれなりに健在。
- カップヌードルの自販機なんかも今も普通に町中で見かけるようになっていた。
- 日本人で初めて宇宙に行ったのは1990年の秋山豊寛さん(TBS記者)ではなく、1992年の毛利衛さんだった。
- 回転寿司やファミレスが地方に進出することもなかった。
- 個人の寿司屋が衰退することもなかった。
政治・経済
- バブル崩壊もないので、日本経済がダメージを受けることもなかった。
- ただし、経済の長期低迷はあり得たかも。
- ブラックマンデーのとばっちりを受けっぱなしだったかもね。
- バブルに懲りた日本銀行が引き締め政策を続けることもなく、日本経済は3~4%の安定成長を続けていた可能性が高いでしょう。
- 労働環境が今まで通り維持され、派遣やフリーター、ニートなど非正規労働の問題は発生しなかった。
- そもそも「ニート」という言葉は生まれなかった。
- 第2次ベビーブーム世代が就職難にあえぐこともなかった。
- 就職氷河期は存在せず。
- ただし、経済の長期低迷はあり得たかも。
- 銀行の合併などは現実より少なかった。
- 銀行が調子に乗って土地の投機に手を出すことが無いので、不良債権の問題も発生していない。
- 1997年の金融危機や2008年のリーマンショックはなかった。あるいは影響が現実ほど大きくならなかった。
- 1989年の参院選は自民が順当に議席を得ていた。よって、1993年の自民分裂も小沢一郎離党もなく、小沢は2000年代前半に総理になっている。バブルがなければリクルート事件も起こらなかった可能性もある。
- 世界金融危機以前にあった世界バブルやITバブルによって日本経済も流れに乗ってバブっていて、日本におけるバブル景気はこの意味を指していた。
- 1980年代生まれが「バブル世代」と呼ばれている。
- 企業における「成果主義」の導入は現実より少なかった。
- よって年功序列型賃金体系が現在でも主流。
- 今でも「良い大学に入れれば良い企業に就職できる」という図式が成り立っている。
- バブルによる税の予想外の自然増収という大幅な歳入増がなかったので、国も地方自治体ももっと真剣に行革に取り組んでいた。無駄な公共事業も今では殆どなくなり、国や自治体の財政も今ではかなり緩和されている。
- 所謂無駄な公共事業とされるものの多くはバブル期に計画されたものが殆どだからな。
- 確かにそうだが、バブル崩壊以降も90年代ぐらいまでは無駄なハコモノは多かった気が…。
- バブルの後遺症から抜け切れなかったんだろう。
- 当然の如く「ふるさと創生事業」もない。
- 確かにそうだが、バブル崩壊以降も90年代ぐらいまでは無駄なハコモノは多かった気が…。
- 「平成の大合併」も20世紀中に行われていた。
- 地方の財政難が今ほど深刻にならないので現実ほど進まなかった可能性が高い。
- ハウステンボスは建設されず、オランダ村が21世紀になっても健在。
- 所謂無駄な公共事業とされるものの多くはバブル期に計画されたものが殆どだからな。
- バブル崩壊以後の東京一極集中は緩和されていた。
- 大阪経済の地盤沈下はそれ程深刻ではなかった。
- むしろ東西冷戦崩壊後は北東アジアのハブ的地域として北海道や北陸、九州の重要度が上がった。
- 日本の格差社会は現実よりも進まなかった。
- 当然貧困率も上がらなかった。
- 東西冷戦崩壊後のグローバル化の波にも上手く乗れた。
- 外国に舐められるなんてこともなし。
- 第2次ベビーブーム世代の女性も多くは25歳前後で家庭に入り、平均2人の子供を持つ専業主婦となっていたため、少子化問題や託児所や待機児童の問題も発生しなかった。
- 30代~40代での未婚者や単身世帯の増加もなかった。「非婚」という言葉も当然なかった。
- 職場において女性は今でも腰掛け入社のお茶汲みで、結婚退職が当然。「キャリアウーマン」という言葉もない。
- 「日本女性の社会進出度はイスラム教国並み」と誇張され、バッシングの対象になっていた。
- 日本の将来を見据えるとこの様な社会が望ましいと思われる。
- 結婚後も仕事を続けるとしても出産退職が主流で、産休自体未だに少なかった。
- 日本経済は、確実に4%前後の安定成長を永遠に続けていた。
- デフレになることもなく、マイルドなインフレになっていた。
- リーマンショックで一回コケる気がする。
- 日本の税金が増税することがなかった。
- 結局どこかで財源が足りなくなり、増税が必要になる。
- 日本の財政状態や経済状況が現実よりも良かった可能性が高く、第三次ベビーブームが起こって少子高齢化も緩和されているので増税のペースは現実よりも遅かった可能性が高い。
- というか国債をいたずらにばらまくようなことにならなかっただろうから、借金も減っているのではないか。
- 日本の財政状態や経済状況が現実よりも良かった可能性が高く、第三次ベビーブームが起こって少子高齢化も緩和されているので増税のペースは現実よりも遅かった可能性が高い。
- 結局どこかで財源が足りなくなり、増税が必要になる。
- 日本の実質地価は、1990年以降・2000年以降でも殆ど下落せずに日本中まんべんなく少しずつ確実に上がり続けていた。
- 農地(田・畑)の実質地価も殆ど下落せずに少しずつ確実に上がり続けていた。
- 東京23区の人口が一時的に800万人を割ることはなかった。
- 55年体制の崩壊がないのに加えて、第三次ベビーブームが起きるので、現在の左派政党は史実以上に劣勢になっていた。
- インターネットの普及が史実より早まる(後述)により、マスコミだけでは知り得ない政治的な知識を得やすくなるため。昨今のネット社会を見れば言えることだろう。
- ましてや東西冷戦の終結とソビエト崩壊で社会主義や共産主義の欠点が露呈するため、左派政党の史実以上の弱体化はあり得るだろう。
- 自民党と対峙する保守政党も結党されるので、自民党が史実ほど攻勢的になることもないだろう。
- 仮に日本の政界が自民党と自民党と対峙する保守政党の二強になったところで左派政党も主に労働組合の受け皿としてそれ相応の力は持つ。
- 同時に保守政党の第三勢力となる政党も遅かれ早かれ結党される。
技術
- 企業がバブルに踊らされなかったので、1980年代後半~90年代前半にかけても技術の進歩がすごかった。
- 1990年代前半には携帯電話が爆発的に普及、90年代も中盤になるとiモードやカメラ付き携帯が登場する。
- 2000年代前半には公衆電話が絶滅していた。
- 同時にスマートフォンのシェアが増していき、2010年前後には普及率9割を超している。
- LINEなどのメッセージ通話アプリの普及も早まった。
- 2000年代前半には公衆電話が絶滅していた。
- インターネットも1980年代後半には一般化。
- 薄型テレビも前世紀中に登場。
- 地上デジタル放送は2000年頃に完了。
- ipod等の携帯音楽プレイヤーも1990年代前半に登場。
- MDはこの世に存在しなかったかもしれない。
- ウォークマンもMP3プレイヤーに切り替わるのが早まっていた。
- DVDは1990年代中盤までに、HDDレコーダーは2005年までに普及していた。
- VHSは2000年代前半に業務用を除き絶滅していた。
- 宇宙開発関連の技術の進歩も史実より急ピッチで進み、21世紀には宇宙飛行士以外でも簡単に宇宙に行けるようになった。
- とはいえ日本の過密化対策のため宇宙への観光旅行は普及せず、宇宙植民地の建設がメインとなる。
- 21世紀の中頃にはスペースコロニーの建設や火星や金星のテラフォーミングも実現していた。
- これに関してはバブルの有無にはほとんど関係しないと思う。宇宙開発の中心はロシアと20世紀までのアメリカで日本は今も昔も余り携わっていないから。
- スペースシャトルが事実上の失敗に終わったことが20世紀に予測されたような宇宙開発の進度から大幅に遅れてしまった大きな要因だから。
- とはいえ日本の過密化対策のため宇宙への観光旅行は普及せず、宇宙植民地の建設がメインとなる。
- 全保有台数対軽自動車のシェアは、40%程度と現実よりも多い。
- トヨタ・ヴィッツ、マツダ・デミオなどのコンパクトカーのシェアも現実よりも多い。
- ハイソカー・オフロードSUVを所有している家庭は現実よりも少なかった。
- ハイソカーブーム・オフロードSUVブームはなかった。
- 3ナンバー車は今でも最高級車くらいでクラウンですら未だに5ナンバーのまま。
- 現実より10年程度早く、日本の石炭火力発電は、蒸気タービンの圧力や温度を超々臨界圧という極限まで上昇させる方法で、欧米やアジア諸国に比べ高い発電効率を実現される。
- 以来、コストがかさむ石油火力発電・地震や津波に弱い原子力発電を大幅に減らして石炭火力発電(発電電力量全体の60%)・LNG火力発電・水力発電が主なエネルギー源となる。
- 各地の炭田が史実より長く稼働している。
- 夕張や筑豊の地盤沈下はなかった。
- 多少はましになっただろうけど炭鉱衰退は高度経済成長期後半から起きているから例えバブルがなくても衰退したとは思う。
- 各地の炭田が史実より長く稼働している。
- 以来、コストがかさむ石油火力発電・地震や津波に弱い原子力発電を大幅に減らして石炭火力発電(発電電力量全体の60%)・LNG火力発電・水力発電が主なエネルギー源となる。
- 自動車に使われる石炭→ガソリン液化燃料技術は、10年程度早く実現される。
- 以来、ガソリンに石油は殆ど使われなくなる。
- LED照明は20世紀のうちに実用化されていた。
- 温水洗浄便座(ウォシュレット)は史実より普及率が高かった。
- これに関しては逆だと思う。バブル期に百貨店等がトイレを充実させた際に目玉としてウォシュレットを導入して世間の人がウォシュレットを知るようになったのが普及のきっかけだったはずだから。
- むしろ伝統的な和式トイレが家庭でも一定数残ったような気がする…。
- これに関しては逆だと思う。バブル期に百貨店等がトイレを充実させた際に目玉としてウォシュレットを導入して世間の人がウォシュレットを知るようになったのが普及のきっかけだったはずだから。
- 洗面台・バス・トイレなどのサニタリーは史実より充実しているかもしれない。
交通
- 当然オリエント急行の来日はない。
- 東武鉄道の「スペーシア」に個室車両が連結されることはなかった。
- 島原鉄道の島原外港~加津佐間は雲仙普賢岳の災害で被災後、復旧されずに廃止されていた。
- 若者の車離れが都市部を中心に現実より早く起こっていた。
- 神戸空港・佐賀空港・富士山静岡空港などは開港しなかった。
- 茨城空港・石見萩空港も。
- 新幹線網の整備は現実よりも進まなかった。
- 東海道・山陽・東北・上越の各新幹線の開業後、北陸・九州両新幹線の計画は中止される。東北新幹線は2010年前後にようやく八戸延伸。それ以後新青森への延伸工事が進められている。
- 北陸新幹線は建設されたとしても軽井沢までで中止され、その先は在来線を改良したミニ新幹線となっている。
- 北海道新幹線計画がなくなり、終着駅が新青森駅から青森駅に変更していた可能性もある。
- 東海道・山陽・東北・上越の各新幹線の開業後、北陸・九州両新幹線の計画は中止される。東北新幹線は2010年前後にようやく八戸延伸。それ以後新青森への延伸工事が進められている。
- 国鉄の借金は民営化されても順調に返済できた。
- 汐留貨物駅や梅田北ヤード跡地の再開発も現実よりも早く着手されていた。
- ゆりかもめ・大江戸線の汐留駅は開通当初から営業を開始していた。
- 汐留貨物駅や梅田北ヤード跡地の再開発も現実よりも早く着手されていた。
- 特急「あさぎり」は沼津まで延伸されず、御殿場止まりのままだった。
- 小田急20000形「RSE」やJR371系は登場せず、小田急3000形「SSE」の引退後30000形「EXE」あたりが投入されていた。
- 1990年前後に首都圏で5扉車や6扉車、ワイドドア車が登場することはなかった。
- 5扉車といえば現在でも京阪5000系が唯一の存在となっている。
- 格安ツアーやLCCは史実より早く導入されていた。それに伴い、大手航空会社も格安のチケットサービスを行っている。
- トワイライトエクスプレスやカシオペアなんかも登場しなかったので寝台列車の衰退は現実よりも早かった。
- 大手航空会社もスーパーシートやプレミアムシートなどは登場せず、モノクラスのまま。
- 大晦日~元日に行われる鉄道の終夜運転は現実ほど広まらなかった。
- 人気の初詣スポットが沿線にある路線は終夜運転していただろうが、それ以外はいまだにやっていない路線も多かったと思われる。
- 新東名・新名神は建設されなかったが、圏央道は建設されていた。
- 関西空港は現実通り開業していても、ラピートはあんな奇抜なデザインにならなかった。
- 有料特急ではなく料金不要の列車になっていたかも。
- 同じ南海の「サザン」のような方式が採用されていた可能性もある。
- 有料列車になっていたとしてもスーパーシートは導入されずモノクラスだった。
- 有料特急ではなく料金不要の列車になっていたかも。
- 東京の地価が現実ほど高騰しなかったため、小田急の複々線化は遅くとも2000年頃には完成していた。
文化・芸能
- 女子高生の茶髪・細眉・ミニスカート普及は史実より10年ほど遅くなっていた。
- むしろ早くなっていたのでは。団塊ジュニアの頃にコギャルブームなどが起こっていたと思う。人数が多いだけに現実以上に大ブームとなっていた。
- ミニスカートの普及自体は早まったと思う。ただし茶髪・細眉の普及は遅くなる以前になかったのでは。
- 史実とは違って茶髪・細眉・ルーズソックスはほとんど登場しない。
- スケバン(超ロングスカート・パーマ)からそのまま黒髪・ハイソックスに移行したと思う。
- ミニスカートの普及自体は早まったと思う。ただし茶髪・細眉の普及は遅くなる以前になかったのでは。
- 加えてブルセラの表舞台への台頭もなかったかあっても史実より10年以上遅くなった。
- ブルマは今でも女子小中高生の体操服として少しは残っていたかもしれない。
- 仮に全廃になったとしても2010年代に入ってから(史実では2005年に全廃)
- ブルマは今でも女子小中高生の体操服として少しは残っていたかもしれない。
- それと女子高生ブームがないかあっても小規模になる。
- 今でも青春物といえば中学校を舞台とするのが主流でむしろ女子中生にスポットが当たっていた。
- むしろ女子高生の制服は今でも濃紺の上下が主流で。セーラー服はもとより、スカートもジャケットと同色。ジャンパースカートも健在。
- ブランド制服? 何それ美味しいの?
- 独特のデザイン制服もなかった。
- むしろ早くなっていたのでは。団塊ジュニアの頃にコギャルブームなどが起こっていたと思う。人数が多いだけに現実以上に大ブームとなっていた。
- 1990年代前半に蛯原友里のようなカリスマモデルが出現していた。
- 梨花や平子理沙、藤原紀香あたりがその役目を担っていた。
- 1990年代前半に発売されたスーパーファミコンのソフト価格がもっと安くなっていた。
- 少なくとも10000円を越えるソフトは出現しなかった。
- 「101回目のプロポーズ」「東京ラブストーリー」などのトレンディドラマは制作されなかった。
- テレビドラマの視聴率低下は現実より早く訪れていた。
- CHAGE&ASKAの代表曲は「SAY YES」ではなく、1991年になっていきなり爆発的な人気を得ることもなかった。
- むしろCHAGE&ASKAは1992年辺りからじわじわと人気を上げて気づけばヒットメーカーという具合に人気を得ていたかも知れない。もしそうなっていたらその後極端に没落することもなく、ASKAが薬物に手を染めることも回避できたかもしれない。
- テレビの深夜放送は現実よりも少なかった。
- バブルでスポンサーが増加しCM枠を増やすことが深夜放送増加の1つの要因だったから。
- 下手すれば深夜アニメというジャンルは生まれていなかった。
- その場合オタクブームは起こらず、秋葉原も普通の電気街のままだった。
- アキバ呼ばわりされることもなかった。
- 大阪の日本橋も同じく電気街のままで、ポンバシ呼ばわりされることもない。
- 「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」はもちろん作成されない。
- 「半沢直樹」も(原作となる小説も含めて)。
- バラエティ番組の演出が現実以上にひどくなることはなかった。
- 無駄にテロップを入れたりいいところでCMを入れたりするようなことはなかった。
- モーニング娘。のような(あえて「AKB48」とはいわない)アイドルグループが1990年代前半に国民的人気を博していた。
- アイドル空白期がなく、その一方でビーイング、Avex系は表舞台に出てくることが余りなかった。
- TUBE、B'z、ZARDがヒットを連発することくらいは史実と変わりなかったが、他のビーイング系は不発に終わっただろう。
- TM NETWORKがTMNにリニューアルした後の1994年に「終了宣言」を打ち出して一旦解散ということはなく、その後も現在まで活動を恒常的に継続していたかも知れない。
- その場合、史実のような小室ブームはなかったが、宇都宮隆や木根尚登の人気が低迷することもなければ、小室哲哉が詐欺事件を起こすこともなかった。
- 女性アナウンサーのアイドルタレント化もなかった。女子アナブームは起こらなかった。
- 史実の人気女子アナの多くはアイドルや女優として有名になるか、一般人として社会に出て有名にはならなかった。
- フジテレビはバラエティ至上主義に走ることはなかった。
- むしろ硬派路線のままだった。
- いずれにしても、史実の人気アーティストや人気アイドルの楽曲のセールスや認知度は史実と多かれ少なかれ違ってくるし、タイアップも史実と異なる例も散見されるだろう。
- 当然のことながら音楽ユニット自体の結成や解散、活動の休止や再開時期も異なってくる。ソロならばデビューや引退も史実と違ってくる。
スポーツ
- 1998年の長野オリンピックは開催されなかった。
- この場合、2008年の夏季五輪は北京ではなく大阪になっていた可能性もある。
- 長野は2014年か18年あたりに立候補していた。
- 全日本女子プロレスは2010年現在も存続していたか20世紀中に解散したかのどっちかになっていた。
- Jリーグもなかったか、あっても史実より地味だった。
- ワールドカップ出場でやっと少し盛り上がる程度。
- 〝ドーハの悲劇〟の知名度が若干下がっていた。
- 2002年ワールドカップに立候補もしなかった。2022年が日本になったかもしれない。
- 外国の代表経験者は現実ほど多く在籍していなかった。
- その代わり日本人が得点王になるシーズンが増えたかも。
- ワールドカップ出場でやっと少し盛り上がる程度。
- マイク・タイソンも来日しなかった
- 日本人の世界戦乱発もなく、史実と比べて試合の質も全体的に高かった。また、海外での挑戦も多かった。
- 2020年夏のオリンピックは、東京ではなく名古屋が立候補していた。
- その場合、2020年夏のオリンピック開催地が決まる際の特番で『名古屋 32年前のリベンジなるか?』と言われていた。
- そして、名古屋開催が決定した場合『名古屋 32年越しの悲願達成!!』という見出しで開催決定を報じていただろう。
- 名古屋ではなく福岡だったかも。
- あるいは国際的な知名度が高い京都が立候補してたかも。
- 2008年の時点で既に大阪で開催していた。2020年は僅差で北京に奪われるものの、2032年か2036年に名古屋で開催決定。
- その場合、2020年夏のオリンピック開催地が決まる際の特番で『名古屋 32年前のリベンジなるか?』と言われていた。
- 年寄名跡の相場がさほど高騰しなかった。
- 郊外に立地する相撲部屋は現実より少なかった。
- SWSは旗揚げされなかった。
- プロ野球の人気低迷は史実ほど進まず、2004年の球界再編問題も発生しなかった。
- 近鉄と阪急は現在も球団を所有し続ていおり、尚且つ前者は野茂英雄、後者はイチローのおかげで90年代以降になってようやく高い支持を得る。
- 阪急の場合、小林公平がバブルに目がくらんで調子に乗り不動産へ過剰な投資をしないので1988年の球団売却は回避できただろう。
- 近鉄はバブルに気を良くして闇雲な事業拡大に走ることもないので、その後の経営悪化もなく球団売却も歌劇団解散も回避できた。
- 近鉄バファローズの大阪ドーム移転はなく、藤井寺球場時代が史実より長く続いた。
- 近鉄と阪急が球団を所有し続けるため、オリックスはいつまでも球界へ参入できず、新規参入という形で一から自前で球団を旗揚げして参入。
- 近鉄と阪急は現在も球団を所有し続ていおり、尚且つ前者は野茂英雄、後者はイチローのおかげで90年代以降になってようやく高い支持を得る。
国際関係
- 貿易摩擦が幾分改善されていたかも?
- 諸外国とのオープンスカイ協定も早期に締結された。
- どの道アジア諸国とは競争になる。