国鉄のディーゼル機関車
2015年9月26日 (土) 20:19時点における>Tu-22M3による版 (→DF50形: 自投稿修正)
D級
DD13形
- DE10形登場以前の主力機。
- 初期の車両は1つ目だったが、途中から2つ目になった。
- 軸重が重すぎてローカル線に入線出来なかった。
- 臨海鉄道にも同形機が存在する。
- 新幹線に転用された車両もあった。
- その車両はDD13形が全廃された後も辛うじて生き残っていた。
- 鉄道博物館に一つ目が展示されていたが今はムーミンが入ってきたためか展示休止に。
DD14形
- DD13形のロータリー車版
- DD13形やDD15形とは異なり、こちらは箱形車体。
DD15形
- DD13形のラッセル車版。
- DD13形が全廃された後も辛うじて生き残っている。
DD16形
- ちっちゃくて、かわいい。
- DE10をさらに短く切り詰めた感じ。
- C56やC12を駆逐するために導入された機関車。
- しかし…その活躍路線自体がほとんど廃線になったので、半数以上が製造から10年程度で廃車に…
- もともとDD51初期~中期分のエンジンをDML61Zに交換した際の廃品流用だった。
- 廃線に加えJRに前後して気動車化がドミノ式に進んだのもある。ぶっちゃけ突き出し配転のキハ52形に追い出された。ちなみにキハ52形の方が古い。
- しかし…その活躍路線自体がほとんど廃線になったので、半数以上が製造から10年程度で廃車に…
- 小海線など線路規格の低い路線を走れるカマ。国鉄時代の臨時列車<葉ッピーきよさと>牽引してた。
- 実は国鉄長野工場で製造された車両が含まれている。30年ぶりの国鉄工場製の車両。
DD20形
- 1エンジン化を目論んだ入換機。
- DD51形の入換機版で、主要部品をDD51形と統一した。
- それでも軸重が重くて2両しか製造されなかった。
- 1号機と2号機とでは車体が大きく異なっていた。
DD21形
- ラッセルヘッドを外さずに入換機としても使用できるラッセル車。
- だが、使い勝手は悪過ぎて早々と休車になってしまった。
DD50形
- 日本初の幹線用ディーゼル機関車。
- 重連運用を前提に製造されたため、片運転台であった。
- EH10形のDL版といっても過言ではない。
- 末期は北陸本線の交流電化区間と直流電化区間をつなぐ運用で使用された。
DD51形
- 日本でディーゼル機関車といえば、北海道以外ではまずこいつ。
- 性能は劣るが安定していた事が好まれて大量生産された。
- 登場した頃、蒸気機関車を駆逐していくヒール(悪役)扱いされて「赤豚」とまで呼ばれていた。
- ところが、ディーゼル機関車の活躍自体が狭まっていって、DD51形も全滅が見え始めると、とたんに追っかけ始めた。鉄って現金。
- それはDD51に限ったことではない。新幹線の0系だって最初は名列車とかSLを追い出すとかで嫌われ者だった。
- 超汎用型で、貨物機から旅客機まであらゆる中型~大型蒸気機関車を置き換えていった。ほかにDF50やDD54まで置き換えた。
- ところが、ディーゼル機関車の活躍自体が狭まっていって、DD51形も全滅が見え始めると、とたんに追っかけ始めた。鉄って現金。
- 第1号機は丸目ライトが飛び出して付いていた。
- カラーもぶどう色だった気が。
- 碓氷峠鉄道文化むらに静態保存中。
- エヴァのヤシマ作戦のときにワラワラと出てくる。
- 監督が鉄だからという理由らしい。シキを三重連で引っ張る姿に感動した鉄も少なくない・・・はず。
- 近年まで津田沼辺りの総武線を爆走してたがもう廃止されただろうか。
- 凸
- カシオペア 凸凸■■■■■■■■■■■■
- トワイライトエクスプレス 凸凸■■■■■■■■■■
- 北斗星 凸凸■■■■■■■■■■■■
- はまなす 凸■■■■■■■
- 「デコイチ」に引っ掛けて「デデゴイチ」と呼ぶのは少数派。
- 「シンデレラ65」よりよっぽど通らないんだがなぜかWikipediaには書いていいらしい。
- 蒸気機関車末期には冗談抜きでD51との併結はあったぞ。
- 寝台特急<出雲>(今のサンライズ出雲の前身)を重連で引いてた。
- 牽引区間は京都~出雲市・浜田。
- 普段は単機で牽引していた。
- 牽引区間は京都~出雲市・浜田。
- 四国の路線に適合しない理由があるらしく、四国を走った事が無い。
- 重量が重過ぎた。貨物の多い時はDE10が重連で。
- 非重連・SGありの0番台、重連対応・SGありの500番台、重連対応・SGなしの800番台がある。
- 500番台には飛び番で1001以降、800番台には飛び番で1801以降の車両が存在する。
- 800番台は別形式にするつもりだったものの国労の顔を伺わなければいけないからバリエーション扱いに…
- 500番台には飛び番で1001以降、800番台には飛び番で1801以降の車両が存在する。
- 北海道向けに前照灯が3つの車両が存在していた。
- あんまり意味はなかったのでさっさと取り外されたのだが、一台だけ取り付けたままで磐越西線に転属して…
- 最初は箱ボディでキャブオーバーで造るつもりだったらしい。
- 予算がねえとかでお流れになり凸ボディになった。DD53がちゃっかり箱ボディになってる
DD53形
- ロータリーヘッドをはずしたらメガネを取ったみたいになかなかだった。
- ヘッド駆動用のパワーテイクオフがある以外はDD51と共通スペック。ていうかDD51の箱版。
- 国鉄最強のロータリー除雪機関車。
- ロータリーヘッドの投射力が凄まじく、当初とんでもない遠距離まで雪を飛ばしてしまった。慌てて投雪口にフードを取り付ける改造を行ったが、それでもたまに飛び込んだ雪が民家のガラスを割ってしまい、苦情が入る事があるという。
- 窓を割ってピアノをぶっ壊したという怪しい伝説が流れている。
- 万が一、飛んできた雪が人に直撃したら無事では済まされ無さそうだ。
- ロータリーヘッドの投射力が凄まじく、当初とんでもない遠距離まで雪を飛ばしてしまった。慌てて投雪口にフードを取り付ける改造を行ったが、それでもたまに飛び込んだ雪が民家のガラスを割ってしまい、苦情が入る事があるという。
DD54形
- デザインが丸くて他のディーゼル機関車と違っていい。個人的に一番好きなロコ。
- 実はドイツ製。伝達シャフトが折れて線路端に突き刺さったり事故が絶えず結構早くに廃車。
- 四国と山陰にいた。
- ドイツ製ではない。ドイツから技術のライセンシーをして三菱がつくったら上手くいかなかった。
- 当時は国労・動労の力が強く、原因の究明や問題の解決なんかに手間をかけるよりも、手のかかるややこしい車両はさっさと廃車にしてしまえという考えが強かったことも原因。
- 上記の悲劇性と、同じく不遇をかこったC54同様山陰で最期を迎えたことから「54機関車の呪い」を決定付けてしまった。
- 1~3号機は前照灯の位置が違い、窓上に付いている。普通写真で出てくるのはそれ以降の後期型なので、こっちの顔を知らない人も多そう。
- 一両だけ保存車がいるが、これは労組が「DD54は欠陥車両である」と証明するために残されていたもの。まさか博物館に行くことになろうとは当時の関係者は夢にも思わなかっただろう。
- オートマ変速だがDD51などと違って4段変速。加速時のアクチュエーター減圧音+変速音で飯3杯はいける。
E級
DE10形
- あっちこっちで陰ながら活躍。
- 都心部にごろごろ。地方にもごろごろ。
- DE11やDE15は同型機。DE15はDE10にラッセルヘッド付けたカマといって間違いないと思う。
- DD51と違ってボンネットに長短の差がある。軸配置はC-B配置に見えるが、A・A・A-B。全軸を動軸にし、軟弱な路盤に敷かれた線路上も走れる。使い勝手が良く、JR全社に継承されただけでなく、一部第三セクター私鉄にも在籍。
- 貨物機・入換機の印象強いが、秋田新幹線工事絡みで北上線経由になった寝台特急<あけぼの>を重連で牽いてた。
- 豊肥本線がまだ完全に非電化だった頃、ハイパーサルーンで運転されていた特急有明(当時は「ハイパー有明」)を専用機が牽引していた事もあった。
- 山形新幹線工事絡みで陸羽東線経由の時じゃなかったっけ?
- ぶっちゃけ万能中型機。蒸気機関車におけるC58のような存在。登場時は旅客機関車必須の暖房用蒸気発生装置も搭載していた(後に必要のない12系・14系が主流になったので、貨物用メインに最初から搭載していないタイプも製造された)。旅客列車にも使われたが、こちらは多くが気動車化されて無くなった。
- 高崎所属の1705号機は茶色に白帯巻いている。
- 基本入れ替え用なため、運転席は正面向きではなく横向き。
- 入れ替え中は良いけど04-2みたいに客車編成の時は運転手の首が心配…。
- 機関士はやや斜めに座って運転してる。
- 入れ替え中は良いけど04-2みたいに客車編成の時は運転手の首が心配…。
- 老朽化進んでるのでハイブリッド機関車・HD300型に交代する予定。
- HD300は入換用途にしか使用できないので、貨物の本線用途と旅客会社の車両が残る。
- 国鉄民営化時に、貨物も含むJR全社に継承された唯一の車両形式。
- 嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車の牽引にも使われている。
DE11形
- DE10形を入換機専用とした車両。
- DE10形とは異なり、重連運用を想定していない。
- 2000番台は他のDE11形より大きい。
- 水島臨海鉄道にも同形機が存在する。
DE15形
- DE10形のラッセル車版。
- ラッセルヘッドはラッセル車同様とし、容易に外せるようにした。
- 冬季以外は入換用などにも使用できるようにしたが、実際のところ、持て余してしまった。
- ジョイフルトレインの牽引機になった車両もある。
DE50形
- DE10形の本線用版。
- DD51形の後継にするつもりだった。
- 電化の推進とDD51形がもてはやされたため、実用化には至らなかった。
- 末期は伯備線で使用された。
- そして故障して休車に追い込まれた。
- 現在は津山に保存されている。
F級
DF50形
- 四国ではDD51やDD13等が使われなかった代わりに、コイツが結構末期まで使われていた。
- 電気式の割にあまりスピードは出なかった。
- 同世代のED70とは微妙に似ている。
- 26号機は帯がステンレスだった。
- 無煙化の第一弾として投入された車両だったが、蒸気機関車を置き換えるにはあまりにも非力で持て余されてしまった。
- ブルートレインを牽引する機会には比較的恵まれていた。「富士」「彗星」「紀伊」を担当。
- ただ、いずれも基本編成(7両)のみなど短編成。やはり非力だったから?
- どれも末端区間なので、出力の問題ではなく客がいなくなったとか電化されたとか…
- 赤川鉄橋を挟む形でEH10と共に公園に保存。どちらも赤川鉄橋(城東貨物線)には縁はなかったと思うのだが。
- 発電用エンジンが0番台と500番台で異なる。
- エンジン音だけ聞くとモロ船舶。タグボート用のエンジン載っけてるからな。
DF90形
- 俺をわるれるなヴォケ。
重過ぎる試作機は忘れられてもしょうがねえ。
- EF58をディーゼルエンジン化して、ショーティー化したような外観。
- DF50よりパワーはあったのだが。
- EF58は華々しく活躍したが、こいつは重すぎ、1台しか無いわで結局持て余し、晩年は地方の操車場で細々と入れ換え作業車に。
- 廃車後、保管していたくせに突然粗大ゴミにしやがった。なんと哀れか。
- 私鉄や臨海鉄道に払い下げられていれば違ったのだが、スペックからかなわず。
- 廃車後、保管していたくせに突然粗大ゴミにしやがった。なんと哀れか。
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