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{{Pathnav|もしWiki|歴史のif検討委員会}}
==独立項目==
五十音順。
*[[阪急京都線の車両]](新京阪鉄道の車両を含む)
*銀行は[[もしあの銀行が経営破綻していなかったら]]へ。
*倒産後3か月間は新規追加禁止です。


==あ行==
==現役車両==
===アルファドリーム===
===5000系===
#現在でもマリオRPGシリーズを製作していた。
[[画像:阪急5063.jpg|thumb|180px|これでも40年選手]]
#マリオ&ルイージRPG2のリメイク版が発売されていたかもしれない。
#実は1968年登場。製造後30年以上を経た2001年からリニューアルされ新車並みになった。
#スマートフォン用ゲームアプリは多く開発されていたかもしれない。
#*リニューアル後は車内LEDやパワーウインドー装備など8000系以上の内装となった。
#**これは9000・9300系や7000・7300系リニューアル車の内装の基本となった。
#*リニューアル前は補助送風機として車内にローリーファンが付いていたが、リニューアル後は冷房能力が強化されたためか撤去された。
#**一部編成にスイープファンがある。
#同時期登場の3300系と対照的にモータは静か。
#実は登場時は非冷房車だった。
#*その後冷房改造・前面行先表示機取付け・リニューアル工事と3度の大改造を経験し現在の姿となった。
#最高速度115km/h運転には対応していないため、昼間の特急運用には入らない。
#最近土休日ダイヤの日は車庫で寝ているらしい。
#最初にリニューアルされた編成(5010F)のみ前面の車両番号が貫通扉に大きく取り付けられている。
#*他の編成は車掌台側窓下に移され、数字も小さくなった。
#リニューアル前は2000・2800系の中間車を組み込んでいたことがある。特に2000系の中間車を組み込んだ編成は屋上のクーラーの数が異なる(2000系:3個・5000系:4個)と異なるため違和感もあった。
#*2800系は元京都線用特急車両だったため側面の窓配置が異なっていた。しかし2800系の組み込みは短期間で消滅した。
#*リニューアル後は5100系を改造し中間に組み込んだがこれまでとは異なり5000系に編入されている。但し元から5000系の車両と5100系の改造車では車体断面が異なっている。
#リニューアル前は5000系としてのT車(5550形)は1両(5563号車)しかなかった。
#*しかもその車両は5200系に組み込まれていたこともある。
#初期にリニューアルされた5008Fと5010Fの運転台撤去跡は運転室と客室の仕切がそのまま残され、元運転室の部分に2人分の座席が設置されている。
#*そこはちょっとした個室の雰囲気が味わえる。
#*以後のリニューアル車では運転台撤去車も完全な中間車の形態になった。
#*6両化され今津北線に運用開始したが運転室の部分に2人分の座席は残されたままになっている。
#**6両化により抜かれたT車は廃車。因みにこれは元5100系である。
#**実は1980年代にも6両で今津線を走ったことがある。西宮北口のダイヤモンドクロスが健在の頃は今津駅にも入線していた。
#遂に神戸本線を走る5000系も1編成のみとなった…これも時代の流れか…
#*関係ないけど3300系の方はバリバリです。廃車になってる編成もあるが…
#*結局最後まで本線を走っていた5000Fは3000系の最後の編成と同時に1編成まるごと廃車になってしまった…。
#今や今北しか走っていない。


===安宅産業===
===5100系===
#伊藤忠商事は史実ほど大きい商社にならなかった。
[[ファイル:Hankyu5100.jpg|200px|thumb|宝塚線の5100系]]
#*もしかすると繊維商社のままだったかもしれない。
[[ファイル:Noseden5137.jpg|200px|thumb|能勢電鉄のオールド・ルーキー]]
#*「非財閥の雄」と呼ばれることはなかった。
#1971年7月登場。
#*伊藤忠は伊藤萬(イトマン)か住友商事(住商)辺りと合併したかも。
#当初は6000系として計画されていたが、大阪市営地下鉄60系との番号の重複を避けるため5000番台の空き番である5100系に変更された。
#大阪市立東洋陶磁美術館の安宅コレクションはもっと集められていた。
#*製造当初は京都線にも投入されていた。
#*この美術館の知名度はもっと上がっていたかも。
#5000系のリニューアルに伴い、一部車両が5000系に編入された。
#*それ以前に大阪市に寄託されず「安宅美術館」のような自前の施設で公開されていた。
#現在は宝塚線及び今津線で運用されているが、伊丹線・箕面線に入ることもある。
#松本清張は「空の城」を書かなかった。
#*両線で運用されている3000・3100系が検査に入るときなど。
#*それを原作にしたドラマ「ザ・商社」もない。
#*箕面線は2016年から本運用になった。
#ドラマ「岸辺のアルバム」は内容が変わっていた。
#パンタグラフは原則として梅田寄り先頭車に1個付いているが、5132F・5136F・5146Fは2個付いている。
#バブル後に兼松のように総合商社をやめた可能性もある。
#登場時は0番台→4両、20番台→3両、40番台→2両編成に割り当てられていたため、必ずしも製造順に付番されていない。
#*あるいは21世紀に入ってから他の総合商社と合併していた。
#*6000・7000系にも同様のことがいえる。
#要するに「カナダの石油精製事業に手を出さなかった場合」。
#2014年7月、5136Fが[[阪神本線]]を尼崎駅まで自力回送された。
#他の大手商社の例にもれず東京に本社機能の大部分を移転していた。
#*阪急車両が阪神の線路を走るのはかつて今津駅で阪急車両が阪神線に暴走進入して以来。高性能車の時代になってからは初。
#**登場時は前述のように京都線を走り(堺筋線には入線してないが)、神戸高速、山陽と走り、阪神をも走行、能勢電でも運行と、何気に阪急では運用区間がもっとも広い車両となった。
#***阪神線は回送扱いだから運用と言えるのだろうか?
#5700番台のT車はMc車(5100形)からの改造車。
#*全部で4両あるが、うち2両は元運転台のスペースが残るのに対し残りの2両は完全な中間車形態に改造されている。
#能勢電鉄に5136Fが持っていかれ、既存車両を置き換える模様である。
#*片方は非表示幕の原型顔をもっていたのが、成形されてしまった。
#**3月中旬に営業開始。
#***自動放送の中の人が加藤純子さんに、関西標準の「プー♪」チャイムも阪急8000系以降と同じチャイムに。
#*移籍にあたり前照灯・行先表示器がLED化され、前面にはイノシシ対策とかでスカートが取り付けられた。
#**LED前照灯のメーカー・形状や行先表示器のLEDのフォントは阪急とは異なる。
#9000系のような顔に整形された車両が存在したことがある。
#*7000・7300系リニューアルの検討のために試験的に改造したもの。前面の車番も「7320」になっていた。
#*この顔で実際に営業運転に入ったことはなく、試験終了後に廃車された。


===イエローキャブ===
===6000系===
#グラビアアイドルの人気低迷が数年遅くなっていた。
[[ファイル:阪急6002.jpg|240px|thumb|宝塚線の主力車両]]
#*48グループを含めた歌手グループのメンバーのグラビアアイドル化はなかったかも。
[[ファイル:Noseden6002.jpg|240px|thumb|能勢電鉄に移籍した6002F]]
#**AKB48は現在でも女子中高生に支持される路線を堅持していた。
#宝塚線の主力。
#***その分、グラビアアイドル化することもなかったのでファッションモデル(特にティーン誌)への進出に力を入れていた。よって、乃木坂46の存在の意義が薄れていた。
#神戸線系統の支線を中心に運行される6020Fはアニメ[[涼宮ハルヒファン|涼宮ハルヒの憂鬱]]に出演を果たした。2009年放送の第20話において細かく描かれていた。
#****ラブベリーが一時的な休刊に追い込まれることもなかった。
#両端の先頭車両のみ6000系、その他の車両は7000系という編成が存在する。
#****ラブベリー以外にもモデルへの門戸を広げていた。
#*神戸線の6050Fがそう。因みに両先頭車(6050・6150)は2200系の改造車。
#***48グループのメンバーの水着姿はもっぱら初夏〜夏にリリースされるシングルのPVや選抜総選挙ランクインメンバーによる写真集ぐらいしか見る機会がなかった。
#**宝塚線の6750形も2200系の改造車。特に6015Fに組み込まれている6762は阪急初のVVVF車である2720号車の改造。
#**48グループだけでなく篠崎愛(AeLL)がグラビア活動をしないので[[もしあの芸能人の問題発言がなかったら/あ~さ行#篠崎愛の「AKB48うざい」発言|「AKBうざい」発言もない]]
#*逆に7000系編成の中間付随車だけ6000系という編成も存在する。
#**浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)が童顔巨乳として売り出すこともなかった。
#**7021Fの6671・6681号車がそれ。6000系とはいえ7000系登場後に製造されたため車内は7000系後期車両と同じ。ただし車体は鋼製。
#所属タレントのサンズエンタテイメントへの移籍がなかったら、少しは有り得ていた。
#***6012Fの6670・6680ともども神戸線の10連運転に備えて昭和60(1985)年に製造された。
#*そもそもお家騒動がなかったらこうなっていただろう。
#神戸線所属車両は大半が支線運用。本線にでるのは増結用の6016×2両のみ。
#*6016Fは2016年以降は平日朝10両の特急、通勤特急のみで使用されている。
#制御装置は6000系が抵抗制御、7000・7300系は界磁チョッパ制御だが、外からは車体番号以外見分けがつきにくい。
#6005F・6006Fは前面の方向幕が大型のものに改造されているが、他の編成には及んでいない。
#基本性能はブレーキが電気指令式であることを除けば5100系と同一。
#90年代後半になってから6300系等と同様、屋根付近にアイボリーを塗装するようになった。
#*この塗装は7000系にも施された。
#**6001Fはそれに先立って、前面と妻面を除いて屋根付近にアイボリー塗装された。
#ドアチャイムの設置されている車両が存在する。
#6000Fは阪急初のアルミ車。
#*鋼製車と同様塗装されているのでわかりにくいが、外板が鋼製車よりも厚みがあるため、側扉が少し奥まった所にあるのでここで区別が付く。7300系も同様。
#*6600はアルミ車で車体更新を施工しようとしたら車体の状態が悪く6600は休車。遂に2011年廃車となった。6000系で廃車となったのはこの事例が初。
#実は6000Fより6001Fの方が登場が早かった。
#2014年8月、6002Fが能勢電鉄に移籍した。
#*とはいっても側面の阪急マークが能勢電鉄のマークに変わった程度。運用も阪急時代と変わらず、自社線には日生エクスプレス運用時しか帰らない。
#**車内広告も阪急仕様。
#*[[京成の車両/形式別#3600形|芝山鉄道3600形]]を思い出した。
#**あと[[東武6050系電車|野岩・会津鉄道6050系]]も。
#*そのうち、普通のワンマン車もこれになりそう。
#*さり気なくこの項目のサムネ画像が、同一編成の移籍前と移籍後になるという偶然。
#*運用は阪急の車両と共通運用だが、10両編成の特急日生エクスプレス、通勤急行では使用されない。阪急と能勢電の車両が連結すると車両使用料の分割が複雑になるためである。しかし、2015年3月のダイヤ改正で特急日生エクスプレスは利用客が減っていたので10両編成を廃止。
#*2015年3月のダイヤ改正以降は通勤特急(10両編成)を除く種別で使用されている。10両編成の場合、増結車に阪急の車両を連結することになり、車両使用料の分割が複雑になるため。
#6007Fの6610・6510は本来M車だが暫定T車として運用されている。
#*しかも15年以上前からこの状態。その間にリニューアルまで行われている。
#*床下機器は撤去されているが、屋根上のパンタ台が残っているのが特徴。
#**似たような奴が同じ車両で伊丹線にいたが…
#*他に6024Fの宝塚方先頭車の6114も暫定Tc車である。
#**最近編成短縮の上伊丹線に転用された6004・6008・6012Fの伊丹方2両もT-Tc化されたが、こちらは正式にT及びTc化され車番も6690・6150番台に変更された。
#***その編成は補助電源の関係かT化された6690番台の車両にはパンタグラフが1個だけ残されている。
#**6024Fは4両×2本に分割の上正式に箕面線所属になったらしい。
#*その6610・6510は2017年、ついに完全にT車化。6550形に編入となり、6690・6590号車にそれぞれ改番されました。
#減速時のモータ音が「欽ちゃんの仮装大賞」で不合格時に鳴る音と似ている。
#*同じ機種のモーターを使っている5100系も同様。
#6012F、6013F、6025Fは運転席の小窓が設置されてない。
#*7000系にもあったが、リニューアルで設置された。
#気がついたら一部編成の前面にフックが設置され、神戸線の7000系のにように10連固定落ちした編成も登場。
#*2015年に宝塚線の6005F、6006F、6007F、6011F、6012F、6013F、6015Fが大阪梅田側に、2016年に神戸線の6016Fが神戸三宮側に転落防止幌が設置できるように改造された。
#*2021年現在は6012Fは4両編成に短縮され伊丹線で使用されている。
#宝塚線所属車両は日生エクスプレス運用で能勢電に乗り入れられる編成があるが、その中にはかつて神戸線所属だったものもあり、山陽須磨浦公園と能勢電の双方に乗り入れた経験のある車両も存在する。
#*それも1000系の増備で減りつつあり、余った車両は伊丹線に転属した。3000系引退後は伊丹線の主力車両。
#阪急電車で唯一、近鉄電車と共演する車両。


===磯村建設===
===7000系・7300系===
#[[川越市|川越]][[東松山市|東松山]]など東京近郊で宅地開発中。
[[画像:阪急7107.jpg|thumb|240px|ここまでくるともはや新車]]
#*バブル期に[[上野原市]][[野田市#関宿|関宿町]]といった埼玉県外の開発にも本格的に手を出した。
[[ファイル:Hankyu7027.jpg|thumb|240px|7000系と言えばこれ]]
#[[本田技研工業|ホンダ]]の工場は寄居に無かった。
[[ファイル:Hankyu7322.jpg|240px|thumb|VVVF化された7300系]]
#*[[もしあの駅が別の年に開業していたら#みなみ寄居駅|みなみ寄居駅]]」は20世紀からあったかも。
#7000系は神戸線の主力。
#**おそらく「東武富田」駅だった(「富田」駅は[[両毛線]]栃木県内にあるため)。
#神戸線運行車両の中にはラッキーナンバーのぞろ目車番「7777」が存在する。
#**磯村建設自身が駅建設費用を負担していた可能性もある。
#*7027編成。大体特急で走る。
#「電話! '''さん・'''さん・よん・さん! よんきゅーいちいち!」と言うコマーシャルが夕方の関東地方で流される。
#*2016年3月のダイヤ改正以降10両固定編成となったため、朝ラッシュしか見ることができない。
#**阪急の10両固定編成とか聞いたこともないのですが。
#***7027F含め7000系のうち5編成は付属2両と常に組んでたり(転落防止幌も装着)神戸方1両目に女性専用車ステッカー貼ったりで事実上の10両固定になってんのよ。運用もほかの8連と全く別。
#***阪急に10両固定編成は、正確には10両固定ではない。女性専用車両のステッカーを掲載している関係上、一時的に10両編成の通勤特急専用の車両となり、8両編成と2両編成を繋ぎっぱなしにしているだけ。ただし車両の検査等の関係上1ヶ月ほどで組み合わせは変更されている。日中運用に入る際には女性専用車両のステッカーが剥がされる。なお、女性専用車付きの10両編成の8両編成側には6000、7000系、8000系、9000系の車両が、2両編成側には6000系、7000系、8000系、8200系が使用される。いずれの車両も8両編成は大阪梅田側に、2両編成は宝塚、神戸三宮側に転落防止幌が設置可能である。
#***10両固定編成の定義は先頭車2両と中間車8両。中間改造した先頭車は中間車として、先頭改造した中間車は先頭車として扱われる。阪急の場合はこれに該当しない。
#***7027Fは2016年3月のダイヤ改正以降、女性専用車付きの通勤特急のみで使用されていた。2020年にリニューアルが行われて以降は日中の運用でも使用されている。もちろん女性専用車付きの通勤特急でも使用される。大阪梅田側と神戸三宮側に転落防止幌が設置可能。
#リフレッシュ工事が進んでいるが、2008年以降に出場した編成では車内設備が9000系並みになったほか、LCD案内装置やフルカラーLED行き先表示搭載、そして前面形状まで変更される魔改造ぶり。まるで新車。
#*まるで[[西日本旅客鉄道|ライバル会社]]のようだ…
#*このタイプの更新はあまりに金がかかりすぎたのか、2011年出場の7009Fは内装とドアは変更したが案内装置はLEDに戻って、行き先表示も幕のまま、前面形状も変更していないようだ。
#**2013年出場の7010Fでは外観は前面の車番の位置が変わり、車内にはLCD案内装置がついた。LED照明も採用されている。
#***後述のVVVF改造と言い、もはや同形式では括れないレベルのバージョンが溢れている。
#****VVVF改造車は貫通扉の窓が縦長になり、5000系の前面に近くなった。
#*****結果、せっかくの新車並みのイケメン顔からトーンダウンし中途半端で非常にダサいと不評、これなら下手に前面いじらない方がよかった…。
#******内装とかは大改造しているのに、何故か前面側面表示器は幕のまんま、と言う意味不明な車両まで登場。
#***1000系と同じLCDがつきだした。結局このタイプの内外装 + やはり1000系に準じたVVVF化、が今の7000系リニューアル工事のスタンダードとなったようで…あの顔が増殖するのはなんだかなあ。
#***このタイプはものすごい不評らしい。
#*ほぼ同期の阪神8000系・京阪6000系も似たようなリニューアルを施工してる。
#**そいつらは顔がブサイクにならないだけマシ、正直今のVVVF化車のひどい顔は美的センスの欠片もない、ブランド傷つくくらい。
#阪急初のVVVF車がある。
#*阪急最初のVVVF車は今はなき2200系の2720-2721では?。同車は[[阪神・淡路大震災]]で被災し2721は廃車・2720は電装解除の上6000系に編入された。
#**7300系に1両いたはず。
#**いや、1982年に1600系の1601号が東洋電機のVVVFの試験車になっていた。
#***その7300系に1両(7310)を含む7324Fが改造されてしまった<!--ため、東洋初期型GTO-VVVFを積むのは8300系4編成のみに-->。
#初期製造車両は鋼製車体で後期製造車両がアルミ製車体。内装も両者でやや異なる。
#*アルミ車はVVVF改造も検討されたが今のところ施工された車両はない。
#**2014年に入って7303FがVVVF改造を受けたみたい。
#***現在7000系のVVVF車は7012〜7015F、7019F、7022Fである。
#**7000系のアルミ車は新工法で製造されたため、6000・7300系と異なり外板が薄く、ドア部分の凹みが少ない。
#*後期車両の内装は系列会社の北大阪急行8000系、北神急行7000系、神戸電鉄2000・5000系に影響を与えた。
#*初期タイプは運転台の直後に窓がなく、そこに「H」のシンボルマークが付けられたが後期タイプでは細長い窓が設置された。初期タイプも後に窓を設置。
#**後期タイプも登場時はその細長い窓の上に「H」マークをつけていた。ともにCI制定に伴い撤去。
#7010、7012、7013、7015はドアチャイム試験車。7010は高音、7012、7013、7015は低音。低音の方は音を外している感があり、若干不気味である。
#*7012F以外リニューアルで無くなると思われる。
#**10連固定だったけどリニューアルされてもう固定解除されてるようだね。しかもドアチャイム更新済み。
#**リニューアル後も女性専用車付きの通勤特急で使用されることもある。大阪梅田側と神戸三宮側に転落防止幌が設置可能。
#1980~1989年の10年近くに亘って増備が続いたことから元々のバリエーションが多かった上にリニューアルも加わって形態はまさに多種多様。リニューアルも最初は化粧板の張り替え程度であったが後に車内案内表示器の取り付けや5000系と同じ濃い色調の化粧板への変更、7007Fなどのような前面の変更などもあって内容は編成によってかなり異なる。
#1989年製造の7327Fは8000系登場後に竣工したことから新造時から車内が8000系と同様の仕様となり、パワーウインドウまで装備している。
#*それにしても8000・8300系が登場していたのに何故1世代前の7300系を製造したのだろう?
#7300系の車体寸法は将来の[[山陽電気鉄道|山陽電鉄]]への乗り入れにも対応しているらしい。現時点では神戸線の車両限界が未改良のため乗り入れはできないが。
#*そのため3300・5300・8300系よりも車体幅が少し狭い。
#神戸線所属の7000系のうち6連のものは、春秋の行楽シーズンには嵐山への直通特急で京都線に入線する。
#*間合い運用で嵐山~河原町の直通特急にも運用されるので、河原町駅にも入ってくる。
#*そのため、方向幕に「嵐山」「河原町」などがある。
#*一部の編成にはドアチャイムが試験的に設置されている。
#**「ソ・ミ・ソ・ミ」という音程の編成もいる。
#[[アルナ車両]]のラインが塞がっていたせいか、[[近畿車輛]]で更新工事を受けた編成があるとか。
#アルミ車は当初車内に「アルミ車両」の銘板が貼られてたがいつしか撤去された。
#*アル''''''では?
#**確か「H」マークの下に「アルミ車両」と書かれた青い銘板がありましたが、車外にある「H」マークと一緒に撤去されました。
#7300系の20番台は当初2両編成の増結用車両として製造されたが7320~7322は京都線10両運転を行うにあたり基本編成の7300~7302とトレードされた。
#*車番の並び方が不自然になっているのはそのため。
#*10両運転開始に伴う連結器の交換を避けるためだったとか。
#*登場から10両運転開始まで7322-7450+7320-7451+7321-7452という先頭車ばかりの変則6両編成だったことがある。
#10両編成の減便で余剰となった2両編成が伊丹線で運用を開始した。
#*7034F+7035F。
#車内の窓枠が試験的にレモンゴールド色に着色されている車両がある。
#*7565号車と7575号車がそれ。6050Fに組み込まれている。
#2018年に7025Fが4連化の上能勢電鉄に譲渡された。
#*譲渡に当たっては界磁チョッパ制御から1000系と同じPMSM使用のVVVF制御に更新され、車番も7200番台となった。
#**これだけを見ていたら7000系のVVVF更新車と同じように思うが、前面はほぼ元のままで、ドアや天井も旧品を流用しているなどやや仕様が異なる。
#*先頭車は7000系だが、中間車は6000系で、車体も先頭車がアルミ製なのに対し中間車が鋼製と異なる。
#実は7001Fの7551,7581、7003Fの7553,7583、7006Fの7556,7586はアルミ車である。
#*アルミ車が増備してるとき増備したからね。
#*7551,7581は現在、7021Fに組んでるよ。7021Fは10連固定なのであまり見かけない。しかも小窓なしだし結構レア。
#*実は3編成とも今津線固定の時期もあったけどな。
#**7001Fは現在、8031Fと組んでるようだな。今津線予備。
#**そういえば7003Fは6連の時に7553,7583が一時休車になってたな。
#**7006Fの7556,7586は7014Fに組んでいます。しかもリニューアル済み。
#***7014Fは元々宝塚線所属で宝塚方面に電連が付いてたのよ。神戸線に行って6連になった時は2連の8000系と組んで本線を走ったり時には今津線を走ってたんだ。しかし、2016年、突然アルナ車両に入場してリニューアル受けることになったんだ。そこで8連化となってリニューアルしたんだ。でも中間車が近畿車輛に行ってたからどうなるか心配したんだ。
#実は7013F、7018Fは神宝両線の方向幕を搭載していた。
#*現在は9000系、1000系にその役割を奪われたしまったけどな。
#2019年春に7006Fが「京とれいん」の第2編成としてデビューすることになった。[[ファイル:Kyo-train-garaku.jpg|240px|サムネイル|京とれいん雅洛]]
#*名前は「京とれいん 雅洛」。明らかに京阪の「洛楽」を意識しているような…。
#*車内は1人がけクロスシートや坪庭まである。これで特別料金不要とは…。
#**他社の観光列車にあるような物販や飲食のためのバーカウンターの設備がないのは、やっぱり料金不要車両だからかな。
#**導入に当たっては京阪プレミアムカーの成功が影響したのだろうな…。
#*7000系を改造したと言うことは神戸線からの直通も考えているのかも。
#**営業開始直後の2019年4月上旬には早速神戸線西宮北口~嵐山直通が設定された。
#*これまでのVVVFリニューアル車の方向幕はそのままなのに、こちらは寸法はそのままLEDに改造された。しかも種別は「快速特急」と「京とれいん雅洛」が交互に表示されるという今までの阪急車両にない凝ったもの。
#2018年に7324Fがリニューアルされ、中間に組み込まれた7310・7454号車の運転台が撤去され中間車化されたが元運転室部分は客室との仕切りが残され立席スペースとされた。
#*ちょうど3300系の運転台撤去車のような形だが、かつて運転台と客室の間の仕切りがあった場所には貫通引戸が新設されている。阪急ではこの形は珍しい。
#**因みにこれは先頭車時代にはなかったもの(先頭車時代は開き戸だった)。
#*VVVF化や車内の徹底的な更新が行われているだけに手抜きの感は否めないが、アルミ製車体を改造するのは難しいのだろうか?。鋼製車の5000系なんかは完全に客室化されているが。
#*リニューアルに伴い7990→7840・7454→7954・7310→7890の改番が行われた。
#製造初年は1980年だが、本系列で最も古いのは7090・7190号車で1975年製造。
#*元は2200系で、6000系を経て本系列に編入された。


===上野百貨店===
===8000系・8300系===
#[[関東の商業施設#東武宇都宮百貨店大田原店|大田原東武]]はなかった。
[[画像:阪急宝塚線8000系.jpg|thumb|240px|もう20年選手]]
#[[百貨店#福田屋百貨店(FKD)|福田屋]]一強ではなかったかも。
[[ファイル:阪急8404.jpg|240px|thumb|地下鉄堺筋線に乗り入れた8300系]]
[[ファイル:Hankyu8100.jpg|240px|サムネイル|登場30周年を記念して前面の帯が復刻された]]
#何気に20年選手。
#'''昭和64年'''に走りだした。
#*全国的に見ても昭和に営業開始した最後の新型電車だろう。
#*昭和64年の元旦に宝塚線の初詣臨時特急で営業開始した。当初は営業開始のヘッドマークが付いていたもののその直後の1月7日に昭和天皇が崩御されたため、1週間足らずでヘッドマークも外された。
#8000系は後ろ2両が[[鉄道車両の座席#転換クロスシート|転換クロス]]
#*8002F~8007Fです。クロス車両を含む編成は宝塚線に優先的に配置されている。
#*クロスシートの中間M車(8502~8507号車)は車椅子での車内の移動が困難なことから車椅子スペースが1両に2両設置されている。
#8300系と8000系は音が違う。
#*制御装置を作った会社が違うからね。
#**8000系は8001F以外東芝GTOで、8300系は8315F以外東洋GTO。8300系の中でも初期車と後期車で音が違う。
#***8300系後期車に搭載されているのは逆導通GTOサイリスタというもの。そのため装置外観の3つの出っ張りが小さい。
#*8300系でも8300F・8301F・8330Fとそれ以外では音が異なる。8040形は8200系と同じ制御装置のためこれも異なる。
#**実は8000系の中でも8000F-8003Fと8004F以降の編成とではモーター音が微妙に異なる。(VVVFの音は同じ)
#***中にはギーギーうるさい編成もあったな
#****既にPMSMになってる8002Fだな
#**駆動装置は8000系はWN駆動、8300系はTD平行カルダン駆動と異なる。
#*8300系初期車のVVVF、実は東芝のライセンス品らしい。
#**音が広島電鉄の3800形なんかと似ている。
#エコまちトレイン。
#8300系の第1・2編成は堺筋線用自動放送機未設置。そのため、大阪市営地下鉄で肉声放送が聞ける車両はこのふたつだけ。
#古い車両のリニューアルが進んだお陰で、比較的新しいはずのこの車両の車内が最近では古臭く見える様になってしまった。
#*基本的には7000・7300系の後期タイプと同一だが、本系列以後木目化粧板の色がやや濃くなった。
#**但し下記の8200系のみ例外。逆に7300系7327Fは本系列と同じ濃い木目になっている。
#*関西では初めて側窓にパワーウィンドウがついた。
#**パワーウィンドウの動作速度は実は2種類ある。当初はゆっくりと動作していたが、1993年製造の8332Fからは動作が早くなった。
#昔は前面部に飾り板が取り付けられていた。
#*光が反射して運転上支障をきたすので後に撤去された。
#*2019年に登場30周年記念イベントの一環として8000Fに側面のHマークとともに復刻された。
#**後に8004Fと8300Fも追加。当初は2019年10月いっぱいだったが期間延長が行われることになった。
#ケイマン諸島と関係があるらしい
#*8300系は全車、税金天国ケイマン諸島に籍を置く会社からのリースである。
#**契約終了で現在は阪急籍に復帰している。
#額縁がある初期車は空気抵抗の都合で額縁削りを順次行っている
#*後期車は額縁がなくなったほか横から見ると「く」の字形に折れ曲がるようになり、番号も貫通扉から車掌側に移されている。
#**特に8040F~8042F・8304F・8315Fでは番号が前面窓の中に収められ、しかも電照式になっている(8200系も同様)。
#*初期車でも番号を車掌側に移した車両がある。
#*前面形状は試行錯誤が続いた結果、今までに何種類ものバリエーションが生じている。今は見られないものを含めて。
#8001Fと8020Fは製造当初は6両編成だった。
#*8001Fは今津(北)線に、8020Fは山陽電鉄線に入線したこともある。
#*8020Fは山陽電鉄線乗り入れ用の車両だったような。
#2012年になって8001号車がPMSMモータの試験車両になった。
#*2016年に8001Fが1編成全部PMSMに換装された。
#**8315Fも1300系と同じ電装品に換装されている。
#*他の編成も1000・1300系と同じ電装品に更新されているが、7000・7300系と異なり車体は更新されていない。
#**2020年に8008Fがリニューアルされ、前面・側面方向幕のLED化も施行された。
#***2021年にはトップナンバーの8000Fもリニューアルされたが「メモリアル」ということで側面はもちろん前面にもHマークが取り付けられたがちょっと違和感が…。
#****リニューアルに伴い登場時の復刻デザインは8002Fに変更された。
#均衡速度は170km/h以上
#8300系の後期車両と8040形はボルスタレス台車を採用したが、後継となる9000・9300系には引き継がれなかった。
#*8000系2連車8030F~8035F、8300系2連車8331Fの台車は5200系から流用されたもの。
#*ただし、8035Fの8155の台車は新製されている。
#阪急初の量産VVVFインバータ制御車。
#[[阪神・淡路大震災]]後に神戸線の西宮北口以西が部分的に復旧した際には離れ小島ということでこの8000系が優先的に投入された。
#*VVVF制御で故障時の対応がやりやすいため。
#8040形は登場からずっと宝塚線の増結用で使われていたが、2015年3月のダイヤ改正で10両運用が減ったことから8040Fと8041Fが連結されて箕面線で運用されるようになった。登場から18年目でようやく終日運用。
#*同編成は後に宝塚寄りに7024×4連を連結して8連で本線運用されるようになった。
#*8040Fと8041Fは平日朝は10両編成の通勤特急で増結運用に入り、日中は間合い運用で7024×4連と連結して8両編成の運用に入る。10両編成の運用がない休日は終日7024×4連と連結して8両編成の運用に入る。
#*残る8042Fは神戸線に転属して7001Fと連結して8連に。2021年に8042-8192のみ8008Fと同様のリニューアルが行われた。連結相手の7001Fは手つかず。
#*8042Fは平日朝は10両編成の特急、通勤特急の増結運用に入り、日中は間合い運用として7001F6連と連結して8両編成の運用に入る。10両編成の運用がない休日は終日7001F6連と連結して8両編成の運用に入る。
#8040形は阪急最後のアルナ工機製の車両。
#*1997年に8040形が登場してから2003年に9300系が登場するまで6年間阪急に新車のない時期が続き、その間にアルナ工機が原則として路面電車以外の車両の製造をやめたので。
#2000系以来途絶えていた定速制御がこの車両で復活した。
#8300系の車内にはモーターの点検蓋が見えないが、実は床敷物で隠されてるだけ。その下にちゃんとある。
#*大阪市交通局との乗り入れ協定で点検蓋を付けることが義務付けられているため。
#車体色に関して論争があったそうな
#*全く新しい塗装に変更することも検討されたらしいが、結局は6300系と同じく屋根にアイボリーの帯を入れることで落ち着いた。以後6000系以降の車両には屋根のアイボリー塗装が行われるようになり、5000系リニューアル車も追従した。
#京都鉄道博物館のジオラマコーナーに展示されている阪急の車両は京都線の看板である9300系ではなく神宝線用の8000系。京都地区でモロに競合する形式の展示は避けたのだろうか?
#*宝塚線ならともかく神戸線はモロに競合していないとでも言いたいのだろうか。
#8300系最終編成の8315Fは車内にLEDの案内表示機が付いているが、中間に組み込まれている8904と8984は少し製造が早かったためか付いていない。
#8000系の8両固定編成は2016年以降は神戸線(10両編成の特急、通勤特急を含む)、宝塚線(特急日生エクスプレスを含む)の全種別で使用されている。
#2021年現在は8000系は神戸線、宝塚線の全種別、8300系は京都線で快速特急の代走を含む全種別で使用されている。


===ADK===
===8200系===
#アサツーディ・ケイは「ADK」というロゴを使わなかった。
#8200系が2両だけ作られた。収容式座席、3色LED式行き先表示、松下製S-VHSビデオデッキ搭載だった。
#SNKプレイモアが版権を取得しなかったため、「ネオコロ」、「KOFMI」シリーズにADKキャラが登場しなかった。
#*阪急で3色LEDを行先表示に採用したのは後にも先にもこの車両だけ。理由は側窓の大きさの関係で通常の方向幕が設置できなかったから。
#*窓配置も8200系だけの特殊配置。通常より30cm幅広いワイドドアを採用しているから。それゆえ乗務員室後ろの窓は2800系以来の戸袋窓。
#*実は阪急で最初に車内の液晶表示を採用した。
#**恐らく関西では初採用と思われる。それも東武20050系・9050系に次ぐ早さ。
#**阪急で液晶が本格採用されるのはこの11年後に登場した9000系から。
#混雑が以前よりも緩和された為、結局収納式座席は普通の座席に改造されてしまった。
#*スタンションポールも撤去されてしまい、他の車両と同じ様なごく普通の車内になってしまった。
#*この車両がデビューする直前に阪神淡路大震災が起きて先に復旧したJRに人が流れてしまっため。
#*少子化や首都圏一極集中で沿線人口が減少したのも影響している。
#朝のラッシュ時にしか走らない非常にレアな車両。
#*現在では上り特急の神戸三宮から梅田までしか働かないニートレインである。
#*2016年のダイヤ改正では利用客が減少したため10両編成の通勤急行が廃止となり、8200系を含む増結車は通勤急行の増結運用が無くなった。このダイヤ改正以降は他の増結車と共通運用となった。ただし他の増結車は日中8両編成の間合い運用に入るのもあるが8200系は神戸三宮〜大阪梅田で10両編成の特急、通勤特急の増結運用(大阪梅田ゆき12運用、神戸三宮ゆき5運用)のみでしか使用されない。
#**今後神戸線10連運用が減少していくと、8200を2本連結した4連で伊丹線に投入されるか?あるいは阪急のご多分に漏れず異端児故に廃車?
#**神戸線の10両編成はほぼ間違いなく廃止になるだろう。利用客が年々減少しており、混雑も緩和されているため。
#当初は2編成以上作る予定だった
#*が、計画が震災の影響でそれ以上作る必要が無くなり、発注したものの余ってしまった各部品は8000系の後期車体と組み合わせた8000系8040形になったそうな
#*8200系は試作車なので宝塚線に配属したほうが成績が出て増備されたと思うのに。
#**本系列が神戸線に配置されたのは最混雑区間が西宮北口以東と比較的短いためらしい。西宮北口で今津線、塚口で伊丹線からの流入があるため。それに対し宝塚線は神戸線よりも線形が悪く距離の割に乗車時間が長いということもあるらしい。
#***最初期は西宮北口で通勤急行に増結して運転していたのもそのためかと。
#実は化粧板の色調は他の8000系列のような濃い木目ではなく7000系以前と同じ淡いもの。


===SNK===
===9000系===
#[[ゲームメーカー#SNKプレイモア|SNKプレイモア]]は存在しない。
[[画像:阪急9000系9101.jpg|thumb|200px|次世代の主力]]
#ネオジオが家庭用ゲーム機戦争から撤退することもなかっただろう。
#神戸線・宝塚線の次世代を担う車両。
#*セガでさえ撤退に追い込まれたくらいなのでこちらも撤退していたのでは。
#*…のはずなのだが、なかなか増備が進まない。
#**撤退時期はもう少し遅かっただろう。
#*9300系の増備が一段落した2010年度から急速に増備が進み。最終的には11編成88両が揃った。
#KOFシリーズのナンバリングは今現在も「KING OF FIGHTERS 20××」のように年号が最後に付いていた。
#*登場後数年間は神戸線・宝塚線に1編成ずつしか配備されていなかった。
#CAPCOM VS SNKのシリーズも今現在継続していた。
#**とはいえ遠くからでもすぐ識別できるため目立っていた。屋根のクリーム色の部分が妙に大きかったり(なんとなく雪が積もっているようにも見える)、フルカラーLEDの方向幕だったり。
#これでも「A-train」。
#*安っぽさのかけらも感じさせない内装は、さすが阪急といったところである。
#外観は9300系と殆ど同じだが、車内は全然違う。
#*神宝の奴は側面の窓枠の幅が狭い。
#特急用の兄貴分:9300系とは対照的に、こちらは普通運用が多い(特に神戸線所属車両)。
#*8200系と連結したら行先表示にバグが生じるので、8200系と連結する可能性のある特急運用には外される傾向にあった。最近は特急運用も増えてきたような気がする。
#**最近は普通運用のほうがレアだ。兄貴9300と似てきているな。
#9000・9300系は車端部と乗務員室背後以外窓が開かないが、わずかな開く窓がちゃんとパワーウィンドーになっているのは阪急クオリティか。
#方向幕(幕ではないが)が切り替わると、車内液晶テレビの左側が阪急マークになる。回送の場合は、両方阪急マークになる。終点駅手前のどこで切り替えたか、車内から分かる。
#2012年現在偶数編成は神戸線に、奇数編成は宝塚線に投入されているが、今後は置き換え対象の3000系が宝塚線に集中しているので9000系も宝塚線ばかりに投入されるのであろうか?
#*但し最終編成の9010Fは偶数編成だが例外的に宝塚線所属。
#新1000系としてモデルチェンジ車が投入される為、この系列は打ち止め決定。
#日生エクスプレスの運用につくのはいつなのかが分からない。
#*日生エクスプレスの運用は1000系に先を越されてしまった。
#最近は神戸・宝塚両線間の車両数調整に使われることが多い。
#*行き先表示がLEDなので設定を変更するだけで対応できるため。
#2016年以降は神戸線の全種別(10両編成の特急、通勤特急を含む)、宝塚線の特急日生エクスプレス以外の全種別で使用されている。
#車内灯は9000・9001Fが蛍光灯で9002F以降はLEDに変更された。
#*カバーが付いているためわかりにくいが後者の方が少し暗いような感じもする。


===近江兄弟社===
===1000系・1300系===
#「メンソレータム」の販売権が剥奪されることはなく、今も近江兄弟社の主力商品となっている。
[[ファイル:阪急1101.jpg|240px|thumb|宝塚線の1000系]]
#*[[ロート製薬]]がメンソレータムを製造したり、[[アメリカ|]]メンソレータム社がここの子会社になることもなかった。
[[ファイル:阪急1400.jpg|240px|thumb|1300系は堺筋線にも乗り入れる]]
#*「メンターム」は存在しないが、商標自体は保有している。
[[ファイル:IKEDA.png|300px|thumb|独特な大型LCD]]
#阪急初の大型袖仕切り・スタンションポール搭載車。
#先頭車が付随車となった。
#車両間の貫通扉は自動ドアでなくなった。
#停止直前に「プー」という音を出す。
#*これは1000系のみ。1300系は出さない。
#*最近プログラムが更新された為、出さなくなった。
#照明のLEDはメーカー標準品。
#*今まで阪急は照明カバーをつけていたが、1000系ではLEDを採用したため、カバーが省略された。
#**カバーのように見えるのはあくまでもLEDユニットのカバー。同じユニットを採用した東武は、今まではカバーをつけていなかったことからも、LEDのカバーが今までのカバーに相当するものではないことがわかる。
#***でも見た感じ従来の蛍光灯カバーと比べても違和感なくお上品にまとまっているので良かったりする。<!--むき出しのN海とは違うんだよね格が。-->
#1000系のモーターは東芝製PMSMだが、1300系のそれは東洋電機製の密閉式誘導電動機。加減速時に発する音もかなり異なる。
#*1000系は低い音だが1300系はかなり甲高い。
#**そのせいかは定かではないが、1300系の方は登場当初しょっちゅう故障しまくっていた。
#***1301Fはデビュー初日に故障。
#阪急のこれまでの車両とは番号の付け方が大きく変わった。
#*9000系増備末期辺りで、適当に付番すると詰むと分かったから。この車両みたいに大量生産前提の車両なら尚更。
#**実際昔のままの付け方だと、今頃神宝線で詰んでただろうからこれで正解。
#*多分、大昔に法則を考えていた時に、8両で中間運転台なし、M車は全て中間車な構成が登場するとは思ってもいなかったらしい。6300系のような少数精鋭の形式なら問題ないんだけど。
#側面の窓は9000系とは異なり3連窓となった。そのためか側面のデザインはどことなく[[名鉄の車両/形式別#3500系(2代)・3700系(3代)・3100系|名鉄3100・3700系]]に似ている。
#LCDが他の事業者では見かけたことのない独特の形。
#*この案内表示、Windowsで動いているらしい。そこまでして差別化したいのか阪急。
#**最近施工された7000・7300系更新車にもこのLCDが装備されている。
#***阪神のシルバージェットカーにも同じようなLCDが装備された。
#****"ジェットシルバー"ね。
#***7000系更新車はすべて9000系タイプLCDだったような…
#****2014年更新(7000系は2016年から)車から上記の通りになっております。
#***1000系のLCDは、PMSMと一緒に東芝のCM(関西篇)に登場した。→[http://www.ad-toshiba.jp/ad/media/90 CM]
#****LCDの方は全国に…
#**走行中のニュースのフォントがメイリオなので、やっぱりWindowsで動いていると思われる。ちなみに駅名表示はたぶんイワタUDゴシックにFrutiger。デザインに凝ってるね。
#*後に東洋電機の汎用製品になる。
#6000~9000・9300系と異なり増結仕様ではないため、平日ダイヤにおいては神戸線の特急運用に入らない。
#*阪急は今後平日朝の10両編成を廃止にしていく方針であるため初めから増結機能を搭載していない。
#*前面の貫通路に銀色の幌枠がないのもそのため。
#*2016年3月19日のダイヤ改正から10両編成が運用の最後で西宮車庫に入るようになった&夕ラッシュは梅田につくたびに種別が変わるようになったために平日でも特急運用に入るようになりました。
#*今後は1000系みたいな増結非対応車両が増えていくことだろう。
#1000Fは営業運転開始後1ヶ月ほどの間だけ「三宮」の行先表示が見られた。
#「1111F」が存在する。これは、11月11日11:11に[[梅田駅|阪急梅田]]を発車する普通神戸三宮行き運用に充てられる。
#先代に金かけすぎたというのと、大量生産を前提としたためか、阪急にしてはケチくさい車両となった。


==か行==
==過去の車両==
===カネボウ===
===1形===
*会社更生法・民事再生法ではなく産業再生機構の適用でしたが、便宜上ここに含めます。
#箕面有馬電気軌道開業当時の車両。
#クラシエグループは存在しなかった。
#阪神や京阪開業当初の車両とは異なり3扉車だった。
#カネボウ化粧品が花王傘下に入ることもなく、現在も資生堂と合わせた3強の一角としてシェア争いを展開していた。
#当初は木造だったが、後に鋼体化され角張った外観になった。
#*[[東京の企業#コーセー|コーセー]]は史実ほどの規模にならない。
#戦後間もない頃に現在の京阪京津線の四宮車庫が火災に遭い、焼失した車両の補充として当時同じ会社だった大津線に移籍した車両がある。
#阪神甲子園球場に今でも広告を出している。
#現在は正雀車庫に1両が保存されている。
#グローバル展開を考慮した結果「Kanebo, For Beautiful Human Life.」のフレーズは完全に使用されなくなった。
#*英語ネイティブには変な意味に聞こえてしまうため。
#陸上部は今でも山口の古豪としてニューイヤー駅伝等で幅を利かせていた。
#即席麺事業を加ト吉(現・[[JT#テーブルマーク|テーブルマーク]])に譲渡せず、今も継続していたかも。
#繊維事業を20世紀中に他社へ譲渡していたらこうなれたかも。


===亀屋みなみチェーン===
===90形===
#結局イオン→マックスバリュに買収されていた?
#昇圧で不要になった鉄道省の電車を[[東急電鉄|目黒蒲田電鉄]]がもらったものの、いっぱいありすぎて一部を阪急がもらった。
#*サークルKのフランチャイジーをやってた縁で、ユニーに買収されるという線もあり得そうだが…。
#「阪急のつばめ号」と言われた。


===KID===
===96形===
#2009年現在、「Myself ; Yourself」やPS版「School Days」、「メモリーズオフ」の新作を作っている。
#戦時下で通勤者が増加した阪急が、加越鉄道で気動車に置き換えられて留置されていた客車に目を付けた。
#ギャルゲー専門のゲーム会社イエティは存在していない。
#末期は伊丹線で使われていた。
#いまだに大手ギャルゲーメーカーの一つと言われていたかもしれない。
#コナミと角川書店が連合してKIDに対抗するためギャルゲーのブランドを立てていただろう。
#Lyceeやヴァイスシュヴァルツへの参戦もあっただろう。…ただし同人作家がどれほどイラストを描けるかが問題だが。
#「カオスヘッド」や「シュタインズゲート」のような5pb.とニトロプラスのコラボもなかった。


===協栄生命保険===
===320系===
#創業時に[[Wikipedia:ja:矢野恒太|矢野恒太]]が関わった経緯で、第一生命に吸収されていた。
#神戸線の900系を小型化した宝塚線用車両。
#*あるいは大手[[保険会社#損害保険|損保]]のどこかが子会社化していた。
#末期は能勢電鉄で運用されていた。


===グループ・タック===
===380系===
参考:[[wikipedia:ja:グループ・タック]]
#320系の増備車両。
#映画『グスコーブドリの伝記』の制作が中断されることはなかった。
#戦後間もない頃は進駐軍専用車両になっていたことがある。
#こちらも能勢電鉄に譲渡されたが、1両だけだった。


===クローバー===
===500系===
参考:[[wikipedia:ja:クローバー (玩具メーカー)]]
#320系の片運転台バージョンで、いわば920系の宝塚線版。
#その後のガンダムシリーズでもメインスポンサーを務めていた。
#小型車ではあったが広幅貫通路があった。
#機動警察パトレイバーや、エルドランシリーズ、勇者シリーズでもメインスポンサーになっていた。
#阪急引退後は能勢電鉄の他[[広島電鉄]]に譲渡された車両もあった。
#*重戦機エルガイムや機甲戦記ドラグナーでもメインスポンサーになっていた。
#610系を作る際木造車と台車やモーターを振り替えた。
#クローバーの公式サイトが作られていたのかもしれない。


===勁文社===
===550系===
#『ケイブンシャの大百科シリーズ』『ケイブンシャ文庫』『グリーンドア文庫』は2015年現在も刊行されていた。
[[ファイル:hankyu550.jpg|130px|サムネイル|大阪に里帰りした550号車]]
#『De☆View』は休刊まで勁文社から刊行された。
#戦後復興期に作られた規格形電車。
#*そのため他の阪急車両と異なり側窓は2段式が採用されている。
#**京都線の700系や京阪1300系(登場時はまだ京阪神急行電鉄の一員だった)も同様。
#**但しラストナンバーの565号車のみ1段窓で500系と同じ外観だった。
#320系や500系と異なり、能勢電へ譲渡されず昇圧時に全車廃車。
#トップナンバーの550号車はアルナ工機で保存された。
#*同社の尼崎市からの撤退に伴い沿線から遠く離れた岐阜県養老町の同社工場に運転台部分が保管されていたが、2021年に[[豊能町]]にある[[大阪の神社#吉川八幡神社|吉川八幡神社]]に移設された。


===国際映画社===
===610系===
#要は[[#タカトクトイス|こういうこと。]]
#木造車の更新名義で登場した小型車両。
#いやでも『超攻速ガルビオン』の続編企画が立ち消えになることはなかった。
#車体は810系を15m級に短縮した感じで車体幅は他の小型車よりも広かった。
#J9シリーズ作品はもう少し作られていた。
#トップナンバー(610・660)のみ前面非貫通だった。
#*平成になった辺りでシリーズを再開していたかもしれない。
#*その他の車両は810系と同じ顔だったが、前面窓がHゴムになった車両もあった。
#『ふたり鷹』のアニメ版が未完のまま打ち切りになることはなかった。
#*800系と異なり中央の窓の高さは左右のそれと同じだった。
#小型車だったためか、比較的早くに阪急から引退、1970~80年代に能勢電鉄に移籍した。
#*能勢電鉄には勾配区間があったため、阪急時代にT車化された車両もM車に戻された。
#*能勢電鉄に移籍したことが幸いして710系や810系が1980年代のうちに全廃されたのに対しこちらは1990年代初頭まで活躍できた。
#1000系登場前にカルダン駆動の試験車にされたことがある。


===寿屋===
===800系===
#ゆめマートうきは店やイオンモール熊本は寿屋として開業した。
#920系の増備車。
#*史実のイオンモール熊本は別の場所にできる。
#*同系との混結も見られた。
#2000年代半ば頃に店舗ロゴが従来のまるすマークからラララマークに変更された。
#一部の車両は前面非貫通型だった。
#西日本銀行の経営が悪化しなかったため、西銀と福岡シティ銀行が合併することもなかった。
#*その車両は中央部の窓がやや高く、現在の[[和歌山電鐵]]2270系に似たようなスタイルだった。
#*[[もしあの銀行が合併していなかったら#西日本銀行と福岡シティ銀行|こうなる]]
#一時期アメリカ博をPRするためにマルーン以外に塗装されていたことがある。
#百貨店型店舗は史実の下通・宮崎同様カリーノに転換された。
#登場時は700系を名乗っていたが、京都線の700系との重複を避けるため800系に改番された。
#エブリワンはココストアに売却されなかったため現在も盛業中だ。


===コンパイル===
===810系===
#『元祖ぷよまん本舗』と『ももも通販』は今でも続いていた。
#神宝京3線共通の車体寸法を採用した初めての車両。
#*どこかのタイミングで「株式会社ぷよまん本舗」のような別会社に分離されていた。
#*神宝線では初の19m車だった。
#『ぷよぷよフィーバー』シリーズは存在しなかった。
#阪急の吊り掛け駆動の車両としては最後まで残った。
#キャッチコピーは「の〜みそ コネコネ コンパイル」のままだった。
#一部は複電圧車として登場し、京都~神戸間の直通特急や京都~宝塚の歌劇特急に運用されたことがある。
#セガの子会社化していた。
#現在でも独自の徒弟制度を堅持しており、若手社員には「丁稚」ジャージを着用させていた。
#*このジャージ着用は従業員育成よりもパワハラだと物議をかもしていた。よって、ブラック企業の1社に挙がっていた。
#[[もしあの商品が○○だったら#パワーアクティ|ビジネスソフト『パワーアクティ』が大ヒットしていたら]]こうなっていたかも。
#『魔導ランド』(通称:ぷよぷよランド)建設構想も実現していたかも。
#[[TYPE-MOONファン|TYPE-MOON]]は設立されなかった。
#*『月姫』や『Fate』シリーズはここから発売されていた。
#**現在ではぷよ・魔導からFate・FGOに主力が移っている。
#あの乱脈経営が早い時点で抑えられているのが前提。
#*内紛の末創業者の仁井谷正充は会社を追い出されていた。
#*一時期の拡大路線が続いていたらその後もリーマンショックや広島オリンピック構想などのせいで痛い目に遭っていた。
#マツダスタジアムに広告を出していた。
#1998年の民事再生法申請時にセガの傘下に入ったのならそこがターニングポイントになっただろう…仁井谷体制で経営再建ならコンパイル存続コース、失敗ならセガに吸収合併コースか!?
#ディスクステーションの流れをくむスマホ向けミニゲームをリリースして高い評価を得ている。


==さ行==
===900系===
===サーテック===
#快速阪急の名を轟かせた名車両。
#もちろん、『ウィザードリィ』シリーズと『ジャッジドアライアンス』シリーズは今でもこちらから発売されていた。
#現在は正雀工場にトップナンバーの900号車が保存されている。
#*今でも本家ウィザードリィのシリーズが出ている。
#運転室の寸法は920系と比べて狭かったらしい。
#**日本におけるウィザードリィ外伝シリーズの乱立もなかったか。
#*そのため末期には中間車化されていた。
#***果たして『世界樹の迷宮』は発売されただろうか?
#*アンドリュー・グリーンバーグ社との版権をめぐる裁判沙汰もなかった。


===サンボ===
===920系===
#ジョナサンはサンボ・ジャパンになってた。
[[ファイル:Hankyu-kyuen.jpg|150px|サムネイル|今は救援車として余生を送る]]
#*すかいらーくとの合併も無かった。
#900系の片運転台版で、Mc-Tcの2両ユニットを採用した。
#**のちになって経営統合はありえそう。
#*連結面には広幅貫通路が採用された。
#*ジョナサンはサンボの日本法人になる予定だったのでこうなる。
#900系と異なり車内はロングシートだった。
#製造初年は昭和9年だが、戦後の昭和23年まで製造された。
#昭和初期製造にも関わらず、1980年代まで活躍していた。
#*営業車としては1982年に引退したが、その後4両が救援車に改造され、4050形となった。


===三洋証券===
===1010系・1100系===
#大蔵省の計画が実現していれば、国際証券(現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)に救済されていた。それによって、現在の三菱UFJモルガン・スタンレー証券がより規模が大きかったかもしれない。
#阪急初のカルダン駆動電車。
#今も三洋電機の関連会社と勘違いされることが多かった。
#*1953年(昭和28年)登場。
#*これは正確には1000系だが、試作的な存在だったため早期にT車化された。
#**1010・1100系との違いはファンデリアがなかったことで、屋根部が異なっていた。
#**最後まで冷房改造は行われなかった。
#**計画段階では窓まわりが白く塗られ、前面非貫通という案もあったらしい。塗装に関しては後に能勢電で実現した。
#神宝線の片開き扉を持つ最終形式でもあった。
#*外観は昭和30年代前半の製造にしては古めかしく、810系の流れを汲むデザインだった。側窓の周りが1段膨らんでいたのが特徴だった。
#廃車になった車両のうち2本は[[能勢電鉄|のせでん]]に譲渡され、1000系と名乗った。
#*2001年に3100系(鉄仮面)に代替される形で廃車・解体となってしまった。
#*老朽化と構造上ワンマン運転関連の機器を搭載することができなかったため使い勝手が悪かったそう。
#*移籍と同時に一部先頭車の中間車化改造が行われたが、元からの中間車と見まごう外観だった。
#1970年代に冷房改造が行われたが、全車両には及ばなかった。
#*冷房改造された車両は阪急としては珍しく車内の蛍光灯のカバーがなかった。
#1010系が神戸線、1100系が宝塚線用だったが、末期は混用されていた。
#実は最終製造は2000系登場後の1961年だった。
#*増結用Tc車の1190形がそれ。
#後期製造の車両は前面窓と連結面の窓のHゴムがなかった。
#8000系登場と引き換えに1989年に阪急から引退した。
#*製造から30年ちょっとで引退したが、今から考えると短命だったと思う。今の阪急は基本的に50年前後車両を使うので。
#**同時期に登場した[[京阪の車両/形式別#1900系|京阪1810系]]が1900系に改造されて21世紀まで生き延びたのとは対照的。
#*2000系以降の車両と比べて車体内外が古臭く見劣りがしたためだったらしい。
#1100系には初代1111号車が存在していた。
#*冷房改造されなかったためか、早期に廃車された。


===殖産住宅===
===1200系===
#東証1部へ引き続き上場している。
#車体は1010・1100系と同一だが、走行機器は旧型車両のものを流用した釣り掛け車。
#*そのためか、冷房改造はされず810系よりも早く廃車された。
#京都線1300系の編成替えにより余剰となった付随車を組み込んでいたことがある。


===新興産業(建材)===
===2000系===
ここでは[[wikipedia:ja:新興産業 (建材)|この企業]]について扱う。
[[ファイル:能勢電鉄1706.jpg|240px|thumb|現在は能勢電鉄1700系となっている]]
#「株式会社さいでりあ」は存在しない。
[[ファイル:能勢電1704.jpg|240px|サムネイル|ついに還暦を迎えた]]
#「パッ!とさいでりあ」のCMは[[もしあのCMが今でも放送されていたら#パッ!とさいでりあ|今でも放送されていた]]かもしれない。
#現在の阪急スタイルを確立した車両。
#*サイゼリアという店名を聞いてこの曲を思い出す人も多かっただろう。
#編成としては1992年に阪急から姿を消したが、中間車の一部が3000系などに組み込まれて現存する。
#「シンコウ」の冠名の競走馬が今でも走っている。
#*阪急から引退した車両は[[能勢電鉄]]に譲渡され、同社の1700系となっている。
#**その1700系が随時、5100系に置き換えられる模様となっている。
#**阪急時代2100系に組み込まれていた車両については同系とともに1500系として一足早く能勢電鉄に移籍した。その際阪急に残った2100系の中間車を2000系の空き番号に改番している。
#2021・2100系という派生系列がある。
#*2021系は比較的早くに全車両T車化され、3000系や5000系に組み込まれていった。
#*3000系の3066Fに組み込まれている2093号車は阪急としては最後の旧2100系の生き残り。
#トップナンバー(2050号)は六甲駅の事故で廃車になってしまった。
#*2代目2050は2100系の2154を改造したもの。この車両は今でも能勢電鉄で現役。
#当初は回生ブレーキ・定速制御を有し「オートカー」の愛称があったが、昇圧時に撤去され空気ブレーキのみとなった。
#*そのためか、神戸線の高速走行に支障を来たし比較的早く阪急から撤退した。
#*2021系は昇圧後も回生ブレーキと定速制御があったが、その分制御装置が複雑だったため、上記の如く早くに全車両T化された。
#**そのため2000系とは連結できなかったらしい。
#**空気バネ台車の車両もあったがこれは同じく空気バネ台車を使っている5000系に組み込まれた。同時に冷房改造も行われたが後に1010系などからの廃車発生品である金属バネ台車に交換されてしまった。
#***5000系に組み込まれた車両は一部に2000系最大の特徴である広幅貫通路が残っていた。但し21世紀のリニューアルではさすがに対象にならず5100系のT車に差し替えられ廃車された。
#**震災復旧絡みでT化された後再びM化され3000系に編入された車両もある。
#***2021→2171→3022(2代目)がそれ。今津北線で運用されていた。
#****T車化後の車番は元の車番+150。但し2180のみ欠番だったが、これは2030号車が六甲事故に関連して2154が阪急に残留した身代わりで能勢電に移籍したため。
#*2100系も同様。
#*昇圧改造の際モーターを複巻から直巻に改造している。
#実は短期間だが京都線を走っていたことがある。
#実は初期車と後期車ではドアが異なっていた。
#*初期車はドアの合わせ目の銀色の縦帯がなく、窓枠が太かった。
#**本系列で最後まで阪急に残っていた2093号車は廃車までこのドアを使っていた。
#*能勢電へ譲渡された車両はそれと同時にノーマルなものに交換されている。
#2020年、能勢電に譲渡された車両の一部がついに製造後60年を迎えた。


===新声社===
===2100系===
#ゲーメストは今でも健在。
[[ファイル:Noseden1501.jpg|240px|サムネイル|1700系よりも先に引退]]
#*月刊アルカディアは存在していなかった。
#2000系の宝塚線バージョン。
#そもそも、対戦格闘ゲームに極端に傾倒していなかったらこうなっていた可能性が高い。
#1980年代に入るとスピードアップなどで宝塚線でも性能的に不十分となったため、冷房改造されずに廃車されて[[能勢電鉄]]に譲渡された。
#*現在の能勢電鉄1500系。
#**1700系との外観上の識別点は屋根上のクーラーが中央に寄っている点。1700系とは異なりスイープファンが付いているため。
#*一部の車両は阪急に残って2000系に編入され、2013年現在2093号車(旧2163)が現存。
#**2013年に廃車されました。
#*それ以外にも昇圧時にモーターを2000系と同じものに交換し、2000系相当の性能になった車両もあった。これらは後に2000系に編入され、能勢電鉄へは他の2100系よりも後に1700系として移籍した。
#*能勢電鉄で廃車された後、何と広島県[[三原市]]に行った車両がいる。そこでは[[国鉄205系電車|205系6扉車]]と連結して何らかの試験が行われているらしい。
#**阪急と広島と言えばかつて210系や500系が[[広島電鉄]]に譲渡されたことがあった。
#**他にも1552号車の先頭部が[[豊能町]]の吉川八幡神社に譲渡されたが、外板はFRPに変わっている。
#*1700系と比べてモーター出力が小さかったためか、2016年6月に1700系より先に全車両引退。
#側扉は全車両2000系初期車両と同じタイプを使っていた。
#*能勢電移籍と前後して標準タイプに交換された。


===鈴木商店===
===2200系===
#≒昭和金融恐慌が起こらなかったらである。
[[ファイル:阪急6150.jpg|240px|thumb|6150号車(元2251号車)]]
#日商岩井が誕生しないので双日は存在しない。
#阪急における電機子チョッパ制御の試作車で、1編成しか存在しなかった。
#*ニチメンとここが合併したとしても全く異なる社名になっていた。
#この車両から車体がモデルチェンジされ、6000・7000系にスタイルが引き継がれた。
#神戸製鋼所、J-オイルミルズ、IHIなどが主要グループ会社として名を連ねていた。
#*運転室の寸法が拡大されたことから運転室直後の側窓が廃止され、そこに阪急の頭文字である「H」をモチーフにしたシンボルマークが付けられた。このシンボルマークは現在のCIが制定された1992年に廃止され、現在ではその場所にCIのマークが貼られている。
#*三井グループの勢力が史実よりも若干弱くなっている。
#**6000系や7000系では「H」マーク撤去後に細長い小窓を設置した車両が多い。
#*昭和シェルはPontaカード(三菱系)の一員に加盟していなかった。
#後に阪急初のVVVF車(2720・2721号車)が追加された。
#満州事変や日中戦争とともに中国大陸にも大々的に進出していた。
#1990年代に電機子チョッパ制御車は電装解除されて6000系の編成に編入、VVVF車も[[阪神・淡路大震災]]で被災して2721は廃車、2720は電装解除された。その時点で2200系は消滅し6000系に編入されている。
#*しかし敗戦により大陸や台湾の全資産を失いまた苦境に立たされていた。
#*電機子チョッパ制御車が電装解除されてから阪神・淡路大震災で被災するまでの間、2200系は2250-2720-2721-2251の4両を組み、さらに6000系2両を連結して6両編成で運用された。この編成で山陽電鉄線にも入線したことがある。
#台湾銀行消滅後のメインバンクは東京銀行(旧横浜正金銀行)か神戸銀行。
#**8000系8020Fとともに何気に山陽電鉄の線路を走った初のVVVF車である。
#*三和銀行の可能性もある。
#登場時は側窓の一斉自動開閉機能が搭載されていた。
#自動車メーカーのスズキがよく系列企業と間違われる。
#*但し乗客が窓を自動開閉することはできなかった。因みに乗客が窓をボタン1つで開閉する機能は8000・8300系で実現している。
#神戸が本拠地だったため阪神淡路大震災でもかなりの打撃を受けていた。
#2751号車はアルナ工機が阪急に納入した1000両目の車両だったため、車内の銘板に「阪急納入 1000両」の金文字が入っている。
#山崎豊子『華麗なる一族』の内容にも影響があった。
#*6000系に編入されて6751に改番された現在も残っている。
#鈴木商店が保有していた帝人の株が台湾銀行に渡らなかったため帝人事件も起こらなかった。
#この車両の登場時既に5000代まで車両番号が達していたにも関わらず2000代の車両番号を採用したのは1編成だけの試作車ということもあるが回生ブレーキを使っているということで2000・2300系などに合わせて2000代の空き番に組み込んだためらしい。
#*但し2000系はこの車両が登場する以前に回生ブレーキは廃止されていた。
#2015年現在元2200系は先頭車は神戸線所属だが中間車は全車宝塚線所属。
#*6000系に組み込まれ能勢電鉄にも乗り入れている車両もある。
#*先頭車(6050・6150)は7000系編成の先頭車として運用されている。
#**そのためか2019年になって7090・7190に2度目の改番が行われた。つまり2200→6000→7000系と2回も形式が変更されたというわけ。同時に6連化され今津北線に転用された。
#この形式から運転台にワンハンドルマスコンが採用された。運転室が拡大されたのもそれと関連している。
#*採用にあたっては先にこれを採用していた東急を視察したらしい。
#ワンハンドルマスコン40周年を記念してHマークが復活した。


===そごう===
===3000系===
#もちろん、[[西武百貨店|西武]]との統合もない。
[[ファイル:Hankyu3081.jpg|200px|thumb|阪急最後の方向板使用車両]]
#閉店した店舗も、いくつかは無事に現存していた。
#神宝線系の車両では最古参。
#*札幌駅前の店舗もそごうのまま。
#モータは高速運転のため170kw×4台/1両と大出力。
#**その場合、ビックカメラはどこに出来たんだろう?
#冷房改造の時期によってスイープファンのある車両とない車両があり、屋上の冷房装置の配置が異なる。
#***どっちみち五番館西武は閉店するだろうからその跡地だろう。たぶん史実よりも早く西武が札幌撤退。
#*スイープファン付きの方が中央に寄って配置されている。
#*[[心斎橋]]の大阪店も現存している。
#*冷房改造は1975~84年の長期に渡り行われた。数が多い上に2000系など他形式の改造もあったため。
#**建物は老朽化のためいずれは建て替えられるものの、時期は現実よりも遅かった。
#今津線最後の標識板取付車(3058×6連)は映画「阪急電車」の撮影に使われた。
#**現在でも[[大丸]]とともに心斎橋のシンボルとなっている。
#*映画撮影のために廃車が延期されたらしい。何という心遣い。
#*加古川店が閉鎖されなかった場合、ヤマトヤシキは姫路店閉店で会社自体が解散していた。
#**他に3011号車が標識板付きで登場するが、実際の3011号車は方向幕装備…。実際には存在しない3544号車が登場するなどあの映画は鉄道マニアが見ると突っ込みどころ満載。
#*三宮にある神戸店が[[阪急百貨店]]に移管されることもなかった。
#もうすぐ神戸線からは撤退するらしい。
#*発祥の地である関西から撤退することはなかっただろう。
#*2012年度に神戸本線から撤退。宝塚本線には1~2本残っていたはずだが、新1000系が宝塚本線に入ったらすぐ撤退するだろう。
#本社は今も大阪の心斎橋にある。
#*2018年には今津北線からも撤退し、最後は伊丹線になった。
#どこかの外資に乗っ取られている可能性も否定できない。
#**2020年に完全引退したが、弟分の3100系と違いヘッドマークの取り付けなどさよならイベントは実施されなかった。阪急の一時期を象徴する車両なのに。
#*あるいは国内の同業他社といずれは経営統合していた。
#全盛期には全て8連だったが、3000系だけで組成された編成は1本もなく、必ず1~2両は2000系の中間車が入っていた。
#[[高松琴平電気鉄道]]の倒産もなかった。
#方向幕装備車両は側面の方向幕の位置が車両によって異なる。
#*その場合、電車の塗装も現実と異なっていた。
#*スイープファン装備車両は中央扉の左側、非装備車両は中央扉の右側にあり、方向幕の幅も後者の方が狭い。
#ビックカメラ有楽町店はテナントの形になっていた可能性も。
#**前者は冷房改造と同時に方向幕を取り付けたのに対し、後者は冷房改造後に後付けした点が異なる。3100系も同様。
#木更津そごうも健在で、[[木更津市]]への[[アクアライン]]経済効果ももっと早く起きていた。
#宝塚線で運用される車両には前面にスカートが取り付けられていた。
#*アウトレットパークあたりに移転していた可能性も。
#伊丹・箕面線運用車両は前照灯がLED化されている。
#*このため両線の3000系はもう少しは安泰、と思ったが2016年に入って箕面線からは撤退…。


==た行==
===3100系===
===第一家庭電器===
[[ファイル:阪急3154.jpg|240px|thumb|今津北線の3100系]]
#計画通り秋葉原本店はドン・キホーテとの複合店舗となっていた。
[[ファイル:Noseden3170.jpg|240px|サムネイル|銀仮面]]
#*[[AKB48]]劇場は別の場所に置かれていた。
#3000系の宝塚線バージョンで、モータ出力が120kw×4台/1両に小さくなった。
#「第五じゃない、第一だ」でおなじみのCMも、もちろん健在。
#宝塚線用として設計されたが、宝塚線のスピードアップによりパワー不足になり現在では伊丹線・今津(北)線といった神戸線の支線で運用されている。
#2000年代後半以降都市部より郊外部の出店に注力している。
#*製造当初は神戸線の普通運用も考えていたらしい。
#1編成が能勢電鉄に譲渡されたが、前面のデザインが変更された。
#*銀仮面。車内のデザインまで変わった。
#**木目化粧板とオリーブ色座席から白色化粧板とネイビーブルー座席に交換された。
#**とにかく能勢電鉄の車両では異彩を放っている。
#***それ故に人気者だったらしい。
#*貴重な片開き扉を持っていた1000系を廃車に追いやった張本人
#*2021年4月に引退。まさか1700系(旧阪急2000系)より先に廃車になるとは…。
#**これにより広義の3000系は全廃となる。
#*このデザインは5000系や7000・7300系のリニューアル車に影響を与えたと言える。
#T車1両(3651)は3000系に組み込まれている。
#*この編成で神戸線の定期運用に入っていたこともある。
#3000系と異なり、編成中間に入る車両の運転台を撤去した車両は存在しない。
#パンタグラフの下には冷房改造前のファンデリアのカバーが残っている。
#*3000系の多くは撤去されたが、これは山陽姫路までの乗り入れ構想があり、山陽電鉄線内のの狭小トンネルに対応させるためだとか。
#編成としては2016年、3150Fを最後に全て引退してしまった。
#*2017年現在阪急に残るのは3000系に組み込まれた3651号車のみ。
#**ついに廃車となりました…代わりに6004Fが編入。


===ダイエー===
===5200系===
*会社更生法・民事再生法ではなく産業再生機構の適用でしたが、便宜上ここに含めます。
[[ファイル:Hankyu5251.jpg|120px|thumb|正雀工場に保存されている5251号車の先頭部分]]
#[[イオン]]傘下になることはなかった。
#阪急初の試作冷房車。
#*ダイエーのブランドも消滅しなかった。
#試作的要素が多かったせいか、バブル経済期にあっさり全車廃車されてしまった。
#*PB商品はセービングブランドが今も健在。
#*実際は1999年まで走っていて、末期は今北の顔でした。これより新しい[[阪急京都線の車両#2800系|2800系]]最終編成の2倍近くは生きていた。
#*マルナカやコーヨーがダイエーブランドに変わることもなかった。
#*異端児を嫌う阪急の社風が故。
#食品スーパーに特化する方向にはならず今後も総合スーパーを維持する。
#*そのためか方向幕の取り付けなどの改造は行われず、早々と今津線や伊丹線といった支線に転用された。
#*嗜好の多様化により「総合スーパー」という業態自体が消費者に好まれなくなったのでそれでは生き残れない気がする。
#神戸線運用の末期には2000系や2800系、5100系の中間車を組み込んだ編成も存在していた。
#関西圏を代表する大手スーパーと言えば今もダイエー。
#冷房ダクトの分屋根が高いのが特徴だった。5100系以降の車両はダクトの形状などを工夫し他の車両と同等の高さになった。
#店舗のリストラは現実ほどではなく、中四国や北陸からの撤退もなかった。
#*パンタグラフのない車両のクーラーキセは5個あったが、そのうち1つはダミーだった。
#*発祥の地[[大阪市/旭区#千林商店街の噂|千林]]の店舗は今も健在。
#*正面から見ると5000系と比べて屋根が尖った感じに見えるのが特徴だった。
#**建物の老朽化によりいずれは建て替えられていた。
#主に神戸線で活躍していたが、登場時には冷房車のデモンストレーションのため宝塚線を走ったことがある。
#***建て替えに伴い食品スーパーに転換していたかも。
#*引退直前に箕面線に入線したこともある。
#*というか関東と関西だけに特化することはなかった。
#現在は正雀工場内に5251号車の運転台部分がカットボディとして保存されている。
#*沖縄でもダイナハ(ダイエー那覇店)が健在。
#[[福岡ソフトバンクホークス|球団]]を[[ソフトバンク]]に売却することもなく、今も福岡ダイエーホークスが健在。
#*球団運営撤退のタイミングは2010年代以降になった可能性も。
#それでも子会社の多くは切り離された。
#[[ローソン]]を手放さなかった可能性もある。
#*その場合、関西でコンビニと言えば今もローソンだった。次いでファミリーマート、セブン-イレブンは未だに陰が薄い。
#*むしろダイエーが優良企業だったローソンの子会社になっていたかも。
#**この場合かつての「ダイエーHC」のように持株会社制度が復活したかも(社名は「ローソンダイエーHD」か)。
#*イオンは2010年代に[[ミニストップ]]を完全子会社化したかも。 
#*バファローズポンタの登場もなかった可能性が高そう。
#史実通りのロゴ変更でも円満な形とされていた。


===大映===
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#徳間書店は映画製作に関わらなかった。
{{阪急電鉄}}
#*もしくは[[日活]]を買収していた。
#ガメラ映画はもう少し作られていた。
#*夢の対決「ゴジラVSガメラ」が実現していたかも。
#**仮に作られたとして、絶対に勝敗はつかない。中盤までゴジラとガメラが戦うけど終盤で新たな怪獣が現れて共闘するというストーリーになるのではないか。
#*ゴジラに対抗して、ガメラもハリウッド映画進出も実現していたかも。
#*「ガメラシリーズ」は30作以上も続く大映のドル箱映画となっていた。
#*2000年代に「ガメラVSゴジラ」のクロスオーバーが実現していたかも。
#平成に入ってからは「大魔神」の新作が制作されていた。
#*「大魔神」のニックネームでおなじみのプロ野球選手・佐々木主浩との映画での共演が実現していた。
#かつてのプロ野球チーム「大映スターズ」の知名度も上がっていたかも。
#大映テレビ株式会社が設立されることはなく、「大映ドラマ」は全部大映株式会社製作となっていた。
#大映京都からの派生会社だった「映像京都」も作られることはなく、「御家人斬九郎」とかも「大映ドラマ」として認識されていた。
#後に上述のダイエーとの混同を避けるために、社名が「大日本映画制作」に戻っていた。


===ダイナシティ===
[[Category:阪急電鉄の車両|けいしきへつ]]
#[[神奈川の商業施設#ダイナシティ小田原|<span style='color:#030090;background-color:#fbfaff; '>ダイナシティ]]つながりで[[東京の企業#ダイドーリミテッド|<span style='color:#030090;background-color:#fbfaff; '>ダイドー]]が買収していたかも。
 
===タカトクトイス===
#以降のタイムボカンシリーズでもメインスポンサーを務めていた。
#タカトクトイスがスポンサーだった『超攻速ガルビオン』が22話で打ち切りになる事はなかった。
#*史実では未発売に終わったガルビオンの玩具化も実現していた。
#*国際映画社の倒産も回避できていたかもしれない。
#『超時空騎団サザンクロス』、『超獣機神ダンクーガ』、『天空戦記シュラト』、『キャッ党忍伝てやんでえ』、『宇宙の騎士テッカマンブレード』、『マクロス7』でもスポンサーを務めていた。
#*『マクロスF』や『マクロスΔ』でもメインスポンサーを務めていた。
#マクロスやドルバックなどの金型の多くが(史実で倒産後に)他社や海外に渡ることもなかっただろう。
 
===千代田生命保険===
#[[保険会社#生命保険|<span style='color:#ffb200;background-color:#00bfab;'>生保]]同士で経営統合したか大手[[保険会社#損害保険|<span style='color:#ffb200;background-color:#00e1ff;'>損保]]に子会社化されていた。
#[[目黒区|<span style='color:#fbfaff;background-color:#5a0041;'>目黒区]]<span style='color:#fbfaff;background-color:#5a0041;'>役所</span>は従来の位置で建て替えられたか別の場所に移転している。
 
===ツクダオリジナル===
#「アクションバトルドーム」は存在しなかった。
#*CMのミーム化に便乗した可能性も。
#勿論、親会社の「ツクダ」も存続している。
#ニコニコ大会議とかにも出展していただろう。
#*ニコニコ動画でオセロのタイトルマッチが放送されたかも。
 
===データイースト===
#それでも他作品をパクったゲームばかり出す羽目に・・・。
#椎茸、マイナスイオン発生機、ガスマスクに続いて今度はどんな事業に手を出していたこととやら…。
#*富士通の様に屋内でレタスを栽培してたか玩具などを製造し販売してた可能性もある。
#相変わらず、独特のノリのゲームを開発していた。
#メタルマックスシリーズの命運も変わっていた。
#*メタルサーガシリーズは誕生していなかった。
#DECOカセットシステムの後継としてDECO BD システムが登場した。
 
===テクノスジャパン===
#くにおの熱血闘球伝説は予定どおり日本でも発売されていた。
 
===ドイ===
#土肥洋一や土肥義弘、土居美咲がCMに出演していた。
 
===東映アカデミー===
#現在でも所属タレントのマネージメントを担当している。
#沖佳苗と宮本佳那子は現在でもここの事務所に所属しているままだった。
 
===東京キッズ(アニメ制作会社)===
参考:[[wikipedia:ja:東京キッズ]]
#予定通り「宇宙戦艦ヤマト2199』の企画にも参加していた(実際、『地球へ…』の制作を南町奉行所と共同で担当した縁から本作でも担当する予定があったので)。
#『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』や『新幹線変形ロボ シンカリオン』のアニメはこの会社で制作されていた(史実では共にOLM制作)。
 
===東ハト===
#キャラメルコーンやハーベストなどのパッケージが刷新されることはなかった。
#中田英寿がCBOを務めることもなかった。
#山崎パン傘下になることもなかった。
 
==なは行==
===長崎屋===
#現在でも多くの店舗が長崎屋名義で営業を続けていた。
#店舗の閉鎖も現実ほど多くはなかった。
#ドン・キホーテ傘下に入ることはなかった。
#つまり「1990年の尼崎店での放火事件がなかったら」である。
#第一勧銀と親しいこともありマイカル(旧ニチイ)かジャスコ(後のイオン)辺りと合併したかもしれない。
 
===ナガサキヤ===
参考:[[wikipedia:ja:ナガサキヤ ]]
#現在でもスーパー戦隊シリーズなどといったキャラクター玩具菓子を発売し続けていた。
 
===南部縦貫鉄道===
史実では1966年5月に会社更生法申請で倒産。1997年に国鉄清算事業団から野辺地駅周辺の鉄道用地購入を求められたが購入できずに休止したが…。
#野辺地周辺の用地も譲り受けたため鉄道は廃止されず、今もレールバスが現役だった。
#*計画通り[[東北新幹線]]・七戸十和田駅近くに新駅を作り、野辺地へのアクセス鉄道として存続。
#*車両はさすがに置き換えられていただろう。レールバスは動態保存車両として活用されている。
#大畑線のみならず[[大湊線]]も買収し、名実ともに青森県の南部を縦貫する鉄道になった。
 
===日本教育テレビ===
参考:[[wikipedia:日本教育テレビ(大阪府)]]
#同社名がテレ朝の旧社名のイメージが強まる事はなかった。
#東京支社を構えた可能性も。
 
===日本ブレイク工業===
#つまり「横領が無かったら」である。
#いろいろ事業に手を出した結果、飽きられてしまい、最近は経営に行き詰まっていると思われる。
 
===ハドソン(ゲーム会社)===
#つまり「北海道拓殖銀行が倒産しなかったら」である。
#桃太郎電鉄シリーズは今でもキャラクターデザインが据え置きだった
#*ハリケーンボンビーは2017以降も登場していた。
#メタルファイト ベイブレード ZEROGは2013年まで放映されてた可能性が高い
#ボンバーガールはハドソンとコナミの共同開発になっていた
#いつかND-cubeに合併されていたかも知れない
 
===パンアメリカン航空===
#つまり「パンアメリカン航空103便爆破事件がなかったら」である。
#現在でも数多くの映画やドラマでスポンサーを務めていた。
#大相撲千秋楽名物の「ヒョーショージョー!」も健在
#→「[[もしあの航空会社が存続していたら]]」
 
===ヒューマン===
参考:[[wikipedia:ja:ヒューマン (ゲーム会社)]]
#もちろん、ヒューマンクリエイティブスクールは存続している。
#*ゲーム関連の専門学校の走りとして、今でも存在感を放っていた。
#クロックタワー3はこちらで開発されていた。
#あるいは、同名他社・専門学校つながりでヒューマンホールディングスの傘下になっていたかもしれない。
 
===フットワークエクスプレス===
#オリックス→トールに買収されなかった。
 
===ブルマァク===
#『ザ☆ウルトラマン』以降のウルトラシリーズでもこの会社から関連玩具が発売されていた。
#ブルマァク魂は存在しなかった。
#ブルマァクがスポンサーだった『小さなスーパーマン ガンバロン』が32話で打ち切りになることはなかった。
#『電光超人グリッドマン』でもスポンサーを務めていた。
#*グリッドマンは企画段階からタカラ(現:タカラトミー)がガッツリ関与しているため、それはない。
#以降のウルトラシリーズでもメインスポンサーを務めていた。
 
==ま~わ行==
===マイカル===
#現在でも「サティ」という店舗ブランドは健在。
#*「ワーナー・マイカル・シネマズ」も。
#ダイエーが史実通りの展開をたどった場合、関西を代表する大手スーパーとなっていた。
#イオンと業務提携していた可能性はあるが、吸収合併されることはなかった。
#*「マイカル○○」というショッピングセンターが「イオン○○ショッピングセンター」に名前が変わることもなかった。
#スポーツクラブの「ピープル」が[[コナミ]]に売却されることもなかった。
#社名は「ニチイ」のままだったかも。
#マイカル北海道は遅かれ早かれ独立した可能性はあるが、社名を「ポスフール」に変える事はなかった。
#東北地方のビブレがさくら野百貨店として独立することもなかった。
#(イオンと業務提携した場合)2008年頃にイオン本体から近畿圏の店舗を譲り受け,「イオン畿内」に社名変更できたかも。他地区の店舗は,他のイオン系列の企業に譲渡。2020年現在でも企業として存続できたと思われる。
#総合スーパーという業態が厳しいこともあって、2000年代以降はマイカルタウンとビブレの展開に力を入れている。
#ポロロッカは手放すどころか、コンビニとスーパーの中間といえる存在としてコンビニ業界の脅威になったかも。
 
===マングローブ(アニメ制作会社)===
#『GANGSTA.』のBlu-ray第3巻以降が発売延期になる事はなかった。
#『虐殺器官』は当初の予定通り、2015年10月に公開されていた。
 
===水間鉄道===
#グルメ杵屋の子会社になることはなかった。
#*今でも[[南海電気鉄道|南海電鉄]]とある程度の関係を保っている。
#**[[泉北高速鉄道]]みたいに子会社になっていたかも。
#元東急7000系はリニューアルされず、2010年代に入って置き換えられていた。
#*種車は東急1000系あたりだろうか?
 
===虫プロ===
#アトムズは再びスワローズとならなかったか遅れていた。
#ヤマトもここでの制作だった。
#虫プロダクションの経営危機がきっかけで結成されたサンライズとマッドハウスは存在しない
#のちに「手塚プロダクション」に社名変更するが,原点回帰を目指し「虫プロ」に社名を戻す動きが出る。
 
===山一證券===
#「社員は悪くありませんから」という発言はもちろん生まれなかった。
#富士銀行と親密だったから、みずほグループ入りしていたか?
#97年の廃業の原因となった様々な問題点がバブル崩壊直後にかなり解決されていた。
#*当時は相当な痛みを伴ったであろうがその後潰れるようなことはなかったはず。
#*東大に経営資料集が保存されることはなかっただろう。
#展開次第では現在の社名が「メリルリンチ山一証券」になっていたかもしれない。
#倉田真由美の自慢ネタが一つ減っていた。
#(みずほFG入りした場合)2010年代にみずほCBの完全子会社化の上,「みずほ証券」の一部となる
 
===雪印食品===
雪印牛肉偽装事件が発生したため廃業になった。
#雪印メグミルクは誕生しなかったかもしれない。
#スーパー戦隊シリーズのキャラクター食品がプリマハムに商標権等を移管することもなくハリケンジャー以降も製造されていた。
#*仮面ライダーシリーズのソーセージのようにおまけがカードにならずにミニモデルとして売られていた。
 
===ラブライブ(声優事務所)===
#[[ラブライブ!|こっち]]の「ラブライブ!」は存在しなかったか、別のタイトルになっていた。
#*あるいはこの会社が主導して始めていたか…
#*声優事務所の方のラブライブが改名を強いられていた可能性もある。
#史実では尾木プロ THE NEXTに移籍した声優は、現在でもここに所属しているままだった。
 
===レート(平尾賛平商店)===
#一定の知名度があり、京城(現・[[ソウル]])の「レートクレーム」の広告塔に首をかしげるものは少なかった。
#「東のレート、西のクラブ」は死語にならなかった。
#平尾昌晃が間違いなく何かしらの形(CMソング作曲或いは出演)で関与していた。
 
[[カテゴリ:歴史のif検討委員会 企業史|ききようかとうさんしなかつたら]]

2022年1月16日 (日) 18:01時点における版

独立項目

現役車両

5000系

これでも40年選手
  1. 実は1968年登場。製造後30年以上を経た2001年からリニューアルされ新車並みになった。
    • リニューアル後は車内LEDやパワーウインドー装備など8000系以上の内装となった。
      • これは9000・9300系や7000・7300系リニューアル車の内装の基本となった。
    • リニューアル前は補助送風機として車内にローリーファンが付いていたが、リニューアル後は冷房能力が強化されたためか撤去された。
      • 一部編成にスイープファンがある。
  2. 同時期登場の3300系と対照的にモータは静か。
  3. 実は登場時は非冷房車だった。
    • その後冷房改造・前面行先表示機取付け・リニューアル工事と3度の大改造を経験し現在の姿となった。
  4. 最高速度115km/h運転には対応していないため、昼間の特急運用には入らない。
  5. 最近土休日ダイヤの日は車庫で寝ているらしい。
  6. 最初にリニューアルされた編成(5010F)のみ前面の車両番号が貫通扉に大きく取り付けられている。
    • 他の編成は車掌台側窓下に移され、数字も小さくなった。
  7. リニューアル前は2000・2800系の中間車を組み込んでいたことがある。特に2000系の中間車を組み込んだ編成は屋上のクーラーの数が異なる(2000系:3個・5000系:4個)と異なるため違和感もあった。
    • 2800系は元京都線用特急車両だったため側面の窓配置が異なっていた。しかし2800系の組み込みは短期間で消滅した。
    • リニューアル後は5100系を改造し中間に組み込んだがこれまでとは異なり5000系に編入されている。但し元から5000系の車両と5100系の改造車では車体断面が異なっている。
  8. リニューアル前は5000系としてのT車(5550形)は1両(5563号車)しかなかった。
    • しかもその車両は5200系に組み込まれていたこともある。
  9. 初期にリニューアルされた5008Fと5010Fの運転台撤去跡は運転室と客室の仕切がそのまま残され、元運転室の部分に2人分の座席が設置されている。
    • そこはちょっとした個室の雰囲気が味わえる。
    • 以後のリニューアル車では運転台撤去車も完全な中間車の形態になった。
    • 6両化され今津北線に運用開始したが運転室の部分に2人分の座席は残されたままになっている。
      • 6両化により抜かれたT車は廃車。因みにこれは元5100系である。
      • 実は1980年代にも6両で今津線を走ったことがある。西宮北口のダイヤモンドクロスが健在の頃は今津駅にも入線していた。
  10. 遂に神戸本線を走る5000系も1編成のみとなった…これも時代の流れか…
    • 関係ないけど3300系の方はバリバリです。廃車になってる編成もあるが…
    • 結局最後まで本線を走っていた5000Fは3000系の最後の編成と同時に1編成まるごと廃車になってしまった…。
  11. 今や今北しか走っていない。

5100系

宝塚線の5100系
能勢電鉄のオールド・ルーキー
  1. 1971年7月登場。
  2. 当初は6000系として計画されていたが、大阪市営地下鉄60系との番号の重複を避けるため5000番台の空き番である5100系に変更された。
    • 製造当初は京都線にも投入されていた。
  3. 5000系のリニューアルに伴い、一部車両が5000系に編入された。
  4. 現在は宝塚線及び今津線で運用されているが、伊丹線・箕面線に入ることもある。
    • 両線で運用されている3000・3100系が検査に入るときなど。
    • 箕面線は2016年から本運用になった。
  5. パンタグラフは原則として梅田寄り先頭車に1個付いているが、5132F・5136F・5146Fは2個付いている。
  6. 登場時は0番台→4両、20番台→3両、40番台→2両編成に割り当てられていたため、必ずしも製造順に付番されていない。
    • 6000・7000系にも同様のことがいえる。
  7. 2014年7月、5136Fが阪神本線を尼崎駅まで自力回送された。
    • 阪急車両が阪神の線路を走るのはかつて今津駅で阪急車両が阪神線に暴走進入して以来。高性能車の時代になってからは初。
      • 登場時は前述のように京都線を走り(堺筋線には入線してないが)、神戸高速、山陽と走り、阪神をも走行、能勢電でも運行と、何気に阪急では運用区間がもっとも広い車両となった。
        • 阪神線は回送扱いだから運用と言えるのだろうか?
  8. 5700番台のT車はMc車(5100形)からの改造車。
    • 全部で4両あるが、うち2両は元運転台のスペースが残るのに対し残りの2両は完全な中間車形態に改造されている。
  9. 能勢電鉄に5136Fが持っていかれ、既存車両を置き換える模様である。
    • 片方は非表示幕の原型顔をもっていたのが、成形されてしまった。
      • 3月中旬に営業開始。
        • 自動放送の中の人が加藤純子さんに、関西標準の「プー♪」チャイムも阪急8000系以降と同じチャイムに。
    • 移籍にあたり前照灯・行先表示器がLED化され、前面にはイノシシ対策とかでスカートが取り付けられた。
      • LED前照灯のメーカー・形状や行先表示器のLEDのフォントは阪急とは異なる。
  10. 9000系のような顔に整形された車両が存在したことがある。
    • 7000・7300系リニューアルの検討のために試験的に改造したもの。前面の車番も「7320」になっていた。
    • この顔で実際に営業運転に入ったことはなく、試験終了後に廃車された。

6000系

宝塚線の主力車両
能勢電鉄に移籍した6002F
  1. 宝塚線の主力。
  2. 神戸線系統の支線を中心に運行される6020Fはアニメ涼宮ハルヒの憂鬱に出演を果たした。2009年放送の第20話において細かく描かれていた。
  3. 両端の先頭車両のみ6000系、その他の車両は7000系という編成が存在する。
    • 神戸線の6050Fがそう。因みに両先頭車(6050・6150)は2200系の改造車。
      • 宝塚線の6750形も2200系の改造車。特に6015Fに組み込まれている6762は阪急初のVVVF車である2720号車の改造。
    • 逆に7000系編成の中間付随車だけ6000系という編成も存在する。
      • 7021Fの6671・6681号車がそれ。6000系とはいえ7000系登場後に製造されたため車内は7000系後期車両と同じ。ただし車体は鋼製。
        • 6012Fの6670・6680ともども神戸線の10連運転に備えて昭和60(1985)年に製造された。
  4. 神戸線所属車両は大半が支線運用。本線にでるのは増結用の6016×2両のみ。
    • 6016Fは2016年以降は平日朝10両の特急、通勤特急のみで使用されている。
  5. 制御装置は6000系が抵抗制御、7000・7300系は界磁チョッパ制御だが、外からは車体番号以外見分けがつきにくい。
  6. 6005F・6006Fは前面の方向幕が大型のものに改造されているが、他の編成には及んでいない。
  7. 基本性能はブレーキが電気指令式であることを除けば5100系と同一。
  8. 90年代後半になってから6300系等と同様、屋根付近にアイボリーを塗装するようになった。
    • この塗装は7000系にも施された。
      • 6001Fはそれに先立って、前面と妻面を除いて屋根付近にアイボリー塗装された。
  9. ドアチャイムの設置されている車両が存在する。
  10. 6000Fは阪急初のアルミ車。
    • 鋼製車と同様塗装されているのでわかりにくいが、外板が鋼製車よりも厚みがあるため、側扉が少し奥まった所にあるのでここで区別が付く。7300系も同様。
    • 6600はアルミ車で車体更新を施工しようとしたら車体の状態が悪く6600は休車。遂に2011年廃車となった。6000系で廃車となったのはこの事例が初。
  11. 実は6000Fより6001Fの方が登場が早かった。
  12. 2014年8月、6002Fが能勢電鉄に移籍した。
    • とはいっても側面の阪急マークが能勢電鉄のマークに変わった程度。運用も阪急時代と変わらず、自社線には日生エクスプレス運用時しか帰らない。
      • 車内広告も阪急仕様。
    • 芝山鉄道3600形を思い出した。
    • そのうち、普通のワンマン車もこれになりそう。
    • さり気なくこの項目のサムネ画像が、同一編成の移籍前と移籍後になるという偶然。
    • 運用は阪急の車両と共通運用だが、10両編成の特急日生エクスプレス、通勤急行では使用されない。阪急と能勢電の車両が連結すると車両使用料の分割が複雑になるためである。しかし、2015年3月のダイヤ改正で特急日生エクスプレスは利用客が減っていたので10両編成を廃止。
    • 2015年3月のダイヤ改正以降は通勤特急(10両編成)を除く種別で使用されている。10両編成の場合、増結車に阪急の車両を連結することになり、車両使用料の分割が複雑になるため。
  13. 6007Fの6610・6510は本来M車だが暫定T車として運用されている。
    • しかも15年以上前からこの状態。その間にリニューアルまで行われている。
    • 床下機器は撤去されているが、屋根上のパンタ台が残っているのが特徴。
      • 似たような奴が同じ車両で伊丹線にいたが…
    • 他に6024Fの宝塚方先頭車の6114も暫定Tc車である。
      • 最近編成短縮の上伊丹線に転用された6004・6008・6012Fの伊丹方2両もT-Tc化されたが、こちらは正式にT及びTc化され車番も6690・6150番台に変更された。
        • その編成は補助電源の関係かT化された6690番台の車両にはパンタグラフが1個だけ残されている。
      • 6024Fは4両×2本に分割の上正式に箕面線所属になったらしい。
    • その6610・6510は2017年、ついに完全にT車化。6550形に編入となり、6690・6590号車にそれぞれ改番されました。
  14. 減速時のモータ音が「欽ちゃんの仮装大賞」で不合格時に鳴る音と似ている。
    • 同じ機種のモーターを使っている5100系も同様。
  15. 6012F、6013F、6025Fは運転席の小窓が設置されてない。
    • 7000系にもあったが、リニューアルで設置された。
  16. 気がついたら一部編成の前面にフックが設置され、神戸線の7000系のにように10連固定落ちした編成も登場。
    • 2015年に宝塚線の6005F、6006F、6007F、6011F、6012F、6013F、6015Fが大阪梅田側に、2016年に神戸線の6016Fが神戸三宮側に転落防止幌が設置できるように改造された。
    • 2021年現在は6012Fは4両編成に短縮され伊丹線で使用されている。
  17. 宝塚線所属車両は日生エクスプレス運用で能勢電に乗り入れられる編成があるが、その中にはかつて神戸線所属だったものもあり、山陽須磨浦公園と能勢電の双方に乗り入れた経験のある車両も存在する。
    • それも1000系の増備で減りつつあり、余った車両は伊丹線に転属した。3000系引退後は伊丹線の主力車両。
  18. 阪急電車で唯一、近鉄電車と共演する車両。

7000系・7300系

ここまでくるともはや新車
7000系と言えばこれ
VVVF化された7300系
  1. 7000系は神戸線の主力。
  2. 神戸線運行車両の中にはラッキーナンバーのぞろ目車番「7777」が存在する。
    • 7027編成。大体特急で走る。
    • 2016年3月のダイヤ改正以降10両固定編成となったため、朝ラッシュしか見ることができない。
      • 阪急の10両固定編成とか聞いたこともないのですが。
        • 7027F含め7000系のうち5編成は付属2両と常に組んでたり(転落防止幌も装着)神戸方1両目に女性専用車ステッカー貼ったりで事実上の10両固定になってんのよ。運用もほかの8連と全く別。
        • 阪急に10両固定編成は、正確には10両固定ではない。女性専用車両のステッカーを掲載している関係上、一時的に10両編成の通勤特急専用の車両となり、8両編成と2両編成を繋ぎっぱなしにしているだけ。ただし車両の検査等の関係上1ヶ月ほどで組み合わせは変更されている。日中運用に入る際には女性専用車両のステッカーが剥がされる。なお、女性専用車付きの10両編成の8両編成側には6000、7000系、8000系、9000系の車両が、2両編成側には6000系、7000系、8000系、8200系が使用される。いずれの車両も8両編成は大阪梅田側に、2両編成は宝塚、神戸三宮側に転落防止幌が設置可能である。
        • 10両固定編成の定義は先頭車2両と中間車8両。中間改造した先頭車は中間車として、先頭改造した中間車は先頭車として扱われる。阪急の場合はこれに該当しない。
        • 7027Fは2016年3月のダイヤ改正以降、女性専用車付きの通勤特急のみで使用されていた。2020年にリニューアルが行われて以降は日中の運用でも使用されている。もちろん女性専用車付きの通勤特急でも使用される。大阪梅田側と神戸三宮側に転落防止幌が設置可能。
  3. リフレッシュ工事が進んでいるが、2008年以降に出場した編成では車内設備が9000系並みになったほか、LCD案内装置やフルカラーLED行き先表示搭載、そして前面形状まで変更される魔改造ぶり。まるで新車。
    • まるでライバル会社のようだ…
    • このタイプの更新はあまりに金がかかりすぎたのか、2011年出場の7009Fは内装とドアは変更したが案内装置はLEDに戻って、行き先表示も幕のまま、前面形状も変更していないようだ。
      • 2013年出場の7010Fでは外観は前面の車番の位置が変わり、車内にはLCD案内装置がついた。LED照明も採用されている。
        • 後述のVVVF改造と言い、もはや同形式では括れないレベルのバージョンが溢れている。
          • VVVF改造車は貫通扉の窓が縦長になり、5000系の前面に近くなった。
            • 結果、せっかくの新車並みのイケメン顔からトーンダウンし中途半端で非常にダサいと不評、これなら下手に前面いじらない方がよかった…。
              • 内装とかは大改造しているのに、何故か前面側面表示器は幕のまんま、と言う意味不明な車両まで登場。
        • 1000系と同じLCDがつきだした。結局このタイプの内外装 + やはり1000系に準じたVVVF化、が今の7000系リニューアル工事のスタンダードとなったようで…あの顔が増殖するのはなんだかなあ。
        • このタイプはものすごい不評らしい。
    • ほぼ同期の阪神8000系・京阪6000系も似たようなリニューアルを施工してる。
      • そいつらは顔がブサイクにならないだけマシ、正直今のVVVF化車のひどい顔は美的センスの欠片もない、ブランド傷つくくらい。
  4. 阪急初のVVVF車がある。
    • 阪急最初のVVVF車は今はなき2200系の2720-2721では?。同車は阪神・淡路大震災で被災し2721は廃車・2720は電装解除の上6000系に編入された。
      • 7300系に1両いたはず。
      • いや、1982年に1600系の1601号が東洋電機のVVVFの試験車になっていた。
        • その7300系に1両(7310)を含む7324Fが改造されてしまった。
  5. 初期製造車両は鋼製車体で後期製造車両がアルミ製車体。内装も両者でやや異なる。
    • アルミ車はVVVF改造も検討されたが今のところ施工された車両はない。
      • 2014年に入って7303FがVVVF改造を受けたみたい。
        • 現在7000系のVVVF車は7012〜7015F、7019F、7022Fである。
      • 7000系のアルミ車は新工法で製造されたため、6000・7300系と異なり外板が薄く、ドア部分の凹みが少ない。
    • 後期車両の内装は系列会社の北大阪急行8000系、北神急行7000系、神戸電鉄2000・5000系に影響を与えた。
    • 初期タイプは運転台の直後に窓がなく、そこに「H」のシンボルマークが付けられたが後期タイプでは細長い窓が設置された。初期タイプも後に窓を設置。
      • 後期タイプも登場時はその細長い窓の上に「H」マークをつけていた。ともにCI制定に伴い撤去。
  6. 7010、7012、7013、7015はドアチャイム試験車。7010は高音、7012、7013、7015は低音。低音の方は音を外している感があり、若干不気味である。
    • 7012F以外リニューアルで無くなると思われる。
      • 10連固定だったけどリニューアルされてもう固定解除されてるようだね。しかもドアチャイム更新済み。
      • リニューアル後も女性専用車付きの通勤特急で使用されることもある。大阪梅田側と神戸三宮側に転落防止幌が設置可能。
  7. 1980~1989年の10年近くに亘って増備が続いたことから元々のバリエーションが多かった上にリニューアルも加わって形態はまさに多種多様。リニューアルも最初は化粧板の張り替え程度であったが後に車内案内表示器の取り付けや5000系と同じ濃い色調の化粧板への変更、7007Fなどのような前面の変更などもあって内容は編成によってかなり異なる。
  8. 1989年製造の7327Fは8000系登場後に竣工したことから新造時から車内が8000系と同様の仕様となり、パワーウインドウまで装備している。
    • それにしても8000・8300系が登場していたのに何故1世代前の7300系を製造したのだろう?
  9. 7300系の車体寸法は将来の山陽電鉄への乗り入れにも対応しているらしい。現時点では神戸線の車両限界が未改良のため乗り入れはできないが。
    • そのため3300・5300・8300系よりも車体幅が少し狭い。
  10. 神戸線所属の7000系のうち6連のものは、春秋の行楽シーズンには嵐山への直通特急で京都線に入線する。
    • 間合い運用で嵐山~河原町の直通特急にも運用されるので、河原町駅にも入ってくる。
    • そのため、方向幕に「嵐山」「河原町」などがある。
    • 一部の編成にはドアチャイムが試験的に設置されている。
      • 「ソ・ミ・ソ・ミ」という音程の編成もいる。
  11. アルナ車両のラインが塞がっていたせいか、近畿車輛で更新工事を受けた編成があるとか。
  12. アルミ車は当初車内に「アルミ車両」の銘板が貼られてたがいつしか撤去された。
    • アルでは?
      • 確か「H」マークの下に「アルミ車両」と書かれた青い銘板がありましたが、車外にある「H」マークと一緒に撤去されました。
  13. 7300系の20番台は当初2両編成の増結用車両として製造されたが7320~7322は京都線10両運転を行うにあたり基本編成の7300~7302とトレードされた。
    • 車番の並び方が不自然になっているのはそのため。
    • 10両運転開始に伴う連結器の交換を避けるためだったとか。
    • 登場から10両運転開始まで7322-7450+7320-7451+7321-7452という先頭車ばかりの変則6両編成だったことがある。
  14. 10両編成の減便で余剰となった2両編成が伊丹線で運用を開始した。
    • 7034F+7035F。
  15. 車内の窓枠が試験的にレモンゴールド色に着色されている車両がある。
    • 7565号車と7575号車がそれ。6050Fに組み込まれている。
  16. 2018年に7025Fが4連化の上能勢電鉄に譲渡された。
    • 譲渡に当たっては界磁チョッパ制御から1000系と同じPMSM使用のVVVF制御に更新され、車番も7200番台となった。
      • これだけを見ていたら7000系のVVVF更新車と同じように思うが、前面はほぼ元のままで、ドアや天井も旧品を流用しているなどやや仕様が異なる。
    • 先頭車は7000系だが、中間車は6000系で、車体も先頭車がアルミ製なのに対し中間車が鋼製と異なる。
  17. 実は7001Fの7551,7581、7003Fの7553,7583、7006Fの7556,7586はアルミ車である。
    • アルミ車が増備してるとき増備したからね。
    • 7551,7581は現在、7021Fに組んでるよ。7021Fは10連固定なのであまり見かけない。しかも小窓なしだし結構レア。
    • 実は3編成とも今津線固定の時期もあったけどな。
      • 7001Fは現在、8031Fと組んでるようだな。今津線予備。
      • そういえば7003Fは6連の時に7553,7583が一時休車になってたな。
      • 7006Fの7556,7586は7014Fに組んでいます。しかもリニューアル済み。
        • 7014Fは元々宝塚線所属で宝塚方面に電連が付いてたのよ。神戸線に行って6連になった時は2連の8000系と組んで本線を走ったり時には今津線を走ってたんだ。しかし、2016年、突然アルナ車両に入場してリニューアル受けることになったんだ。そこで8連化となってリニューアルしたんだ。でも中間車が近畿車輛に行ってたからどうなるか心配したんだ。
  18. 実は7013F、7018Fは神宝両線の方向幕を搭載していた。
    • 現在は9000系、1000系にその役割を奪われたしまったけどな。
  19. 2019年春に7006Fが「京とれいん」の第2編成としてデビューすることになった。
    京とれいん雅洛
    • 名前は「京とれいん 雅洛」。明らかに京阪の「洛楽」を意識しているような…。
    • 車内は1人がけクロスシートや坪庭まである。これで特別料金不要とは…。
      • 他社の観光列車にあるような物販や飲食のためのバーカウンターの設備がないのは、やっぱり料金不要車両だからかな。
      • 導入に当たっては京阪プレミアムカーの成功が影響したのだろうな…。
    • 7000系を改造したと言うことは神戸線からの直通も考えているのかも。
      • 営業開始直後の2019年4月上旬には早速神戸線西宮北口~嵐山直通が設定された。
    • これまでのVVVFリニューアル車の方向幕はそのままなのに、こちらは寸法はそのままLEDに改造された。しかも種別は「快速特急」と「京とれいん雅洛」が交互に表示されるという今までの阪急車両にない凝ったもの。
  20. 2018年に7324Fがリニューアルされ、中間に組み込まれた7310・7454号車の運転台が撤去され中間車化されたが元運転室部分は客室との仕切りが残され立席スペースとされた。
    • ちょうど3300系の運転台撤去車のような形だが、かつて運転台と客室の間の仕切りがあった場所には貫通引戸が新設されている。阪急ではこの形は珍しい。
      • 因みにこれは先頭車時代にはなかったもの(先頭車時代は開き戸だった)。
    • VVVF化や車内の徹底的な更新が行われているだけに手抜きの感は否めないが、アルミ製車体を改造するのは難しいのだろうか?。鋼製車の5000系なんかは完全に客室化されているが。
    • リニューアルに伴い7990→7840・7454→7954・7310→7890の改番が行われた。
  21. 製造初年は1980年だが、本系列で最も古いのは7090・7190号車で1975年製造。
    • 元は2200系で、6000系を経て本系列に編入された。

8000系・8300系

もう20年選手
地下鉄堺筋線に乗り入れた8300系
登場30周年を記念して前面の帯が復刻された
  1. 何気に20年選手。
  2. 昭和64年に走りだした。
    • 全国的に見ても昭和に営業開始した最後の新型電車だろう。
    • 昭和64年の元旦に宝塚線の初詣臨時特急で営業開始した。当初は営業開始のヘッドマークが付いていたもののその直後の1月7日に昭和天皇が崩御されたため、1週間足らずでヘッドマークも外された。
  3. 8000系は後ろ2両が転換クロス
    • 8002F~8007Fです。クロス車両を含む編成は宝塚線に優先的に配置されている。
    • クロスシートの中間M車(8502~8507号車)は車椅子での車内の移動が困難なことから車椅子スペースが1両に2両設置されている。
  4. 8300系と8000系は音が違う。
    • 制御装置を作った会社が違うからね。
      • 8000系は8001F以外東芝GTOで、8300系は8315F以外東洋GTO。8300系の中でも初期車と後期車で音が違う。
        • 8300系後期車に搭載されているのは逆導通GTOサイリスタというもの。そのため装置外観の3つの出っ張りが小さい。
    • 8300系でも8300F・8301F・8330Fとそれ以外では音が異なる。8040形は8200系と同じ制御装置のためこれも異なる。
      • 実は8000系の中でも8000F-8003Fと8004F以降の編成とではモーター音が微妙に異なる。(VVVFの音は同じ)
        • 中にはギーギーうるさい編成もあったな
          • 既にPMSMになってる8002Fだな
      • 駆動装置は8000系はWN駆動、8300系はTD平行カルダン駆動と異なる。
    • 8300系初期車のVVVF、実は東芝のライセンス品らしい。
      • 音が広島電鉄の3800形なんかと似ている。
  5. エコまちトレイン。
  6. 8300系の第1・2編成は堺筋線用自動放送機未設置。そのため、大阪市営地下鉄で肉声放送が聞ける車両はこのふたつだけ。
  7. 古い車両のリニューアルが進んだお陰で、比較的新しいはずのこの車両の車内が最近では古臭く見える様になってしまった。
    • 基本的には7000・7300系の後期タイプと同一だが、本系列以後木目化粧板の色がやや濃くなった。
      • 但し下記の8200系のみ例外。逆に7300系7327Fは本系列と同じ濃い木目になっている。
    • 関西では初めて側窓にパワーウィンドウがついた。
      • パワーウィンドウの動作速度は実は2種類ある。当初はゆっくりと動作していたが、1993年製造の8332Fからは動作が早くなった。
  8. 昔は前面部に飾り板が取り付けられていた。
    • 光が反射して運転上支障をきたすので後に撤去された。
    • 2019年に登場30周年記念イベントの一環として8000Fに側面のHマークとともに復刻された。
      • 後に8004Fと8300Fも追加。当初は2019年10月いっぱいだったが期間延長が行われることになった。
  9. ケイマン諸島と関係があるらしい
    • 8300系は全車、税金天国ケイマン諸島に籍を置く会社からのリースである。
      • 契約終了で現在は阪急籍に復帰している。
  10. 額縁がある初期車は空気抵抗の都合で額縁削りを順次行っている
    • 後期車は額縁がなくなったほか横から見ると「く」の字形に折れ曲がるようになり、番号も貫通扉から車掌側に移されている。
      • 特に8040F~8042F・8304F・8315Fでは番号が前面窓の中に収められ、しかも電照式になっている(8200系も同様)。
    • 初期車でも番号を車掌側に移した車両がある。
    • 前面形状は試行錯誤が続いた結果、今までに何種類ものバリエーションが生じている。今は見られないものを含めて。
  11. 8001Fと8020Fは製造当初は6両編成だった。
    • 8001Fは今津(北)線に、8020Fは山陽電鉄線に入線したこともある。
    • 8020Fは山陽電鉄線乗り入れ用の車両だったような。
  12. 2012年になって8001号車がPMSMモータの試験車両になった。
    • 2016年に8001Fが1編成全部PMSMに換装された。
      • 8315Fも1300系と同じ電装品に換装されている。
    • 他の編成も1000・1300系と同じ電装品に更新されているが、7000・7300系と異なり車体は更新されていない。
      • 2020年に8008Fがリニューアルされ、前面・側面方向幕のLED化も施行された。
        • 2021年にはトップナンバーの8000Fもリニューアルされたが「メモリアル」ということで側面はもちろん前面にもHマークが取り付けられたがちょっと違和感が…。
          • リニューアルに伴い登場時の復刻デザインは8002Fに変更された。
  13. 均衡速度は170km/h以上
  14. 8300系の後期車両と8040形はボルスタレス台車を採用したが、後継となる9000・9300系には引き継がれなかった。
    • 8000系2連車8030F~8035F、8300系2連車8331Fの台車は5200系から流用されたもの。
    • ただし、8035Fの8155の台車は新製されている。
  15. 阪急初の量産VVVFインバータ制御車。
  16. 阪神・淡路大震災後に神戸線の西宮北口以西が部分的に復旧した際には離れ小島ということでこの8000系が優先的に投入された。
    • VVVF制御で故障時の対応がやりやすいため。
  17. 8040形は登場からずっと宝塚線の増結用で使われていたが、2015年3月のダイヤ改正で10両運用が減ったことから8040Fと8041Fが連結されて箕面線で運用されるようになった。登場から18年目でようやく終日運用。
    • 同編成は後に宝塚寄りに7024×4連を連結して8連で本線運用されるようになった。
    • 8040Fと8041Fは平日朝は10両編成の通勤特急で増結運用に入り、日中は間合い運用で7024×4連と連結して8両編成の運用に入る。10両編成の運用がない休日は終日7024×4連と連結して8両編成の運用に入る。
    • 残る8042Fは神戸線に転属して7001Fと連結して8連に。2021年に8042-8192のみ8008Fと同様のリニューアルが行われた。連結相手の7001Fは手つかず。
    • 8042Fは平日朝は10両編成の特急、通勤特急の増結運用に入り、日中は間合い運用として7001F6連と連結して8両編成の運用に入る。10両編成の運用がない休日は終日7001F6連と連結して8両編成の運用に入る。
  18. 8040形は阪急最後のアルナ工機製の車両。
    • 1997年に8040形が登場してから2003年に9300系が登場するまで6年間阪急に新車のない時期が続き、その間にアルナ工機が原則として路面電車以外の車両の製造をやめたので。
  19. 2000系以来途絶えていた定速制御がこの車両で復活した。
  20. 8300系の車内にはモーターの点検蓋が見えないが、実は床敷物で隠されてるだけ。その下にちゃんとある。
    • 大阪市交通局との乗り入れ協定で点検蓋を付けることが義務付けられているため。
  21. 車体色に関して論争があったそうな
    • 全く新しい塗装に変更することも検討されたらしいが、結局は6300系と同じく屋根にアイボリーの帯を入れることで落ち着いた。以後6000系以降の車両には屋根のアイボリー塗装が行われるようになり、5000系リニューアル車も追従した。
  22. 京都鉄道博物館のジオラマコーナーに展示されている阪急の車両は京都線の看板である9300系ではなく神宝線用の8000系。京都地区でモロに競合する形式の展示は避けたのだろうか?
    • 宝塚線ならともかく神戸線はモロに競合していないとでも言いたいのだろうか。
  23. 8300系最終編成の8315Fは車内にLEDの案内表示機が付いているが、中間に組み込まれている8904と8984は少し製造が早かったためか付いていない。
  24. 8000系の8両固定編成は2016年以降は神戸線(10両編成の特急、通勤特急を含む)、宝塚線(特急日生エクスプレスを含む)の全種別で使用されている。
  25. 2021年現在は8000系は神戸線、宝塚線の全種別、8300系は京都線で快速特急の代走を含む全種別で使用されている。

8200系

  1. 8200系が2両だけ作られた。収容式座席、3色LED式行き先表示、松下製S-VHSビデオデッキ搭載だった。
    • 阪急で3色LEDを行先表示に採用したのは後にも先にもこの車両だけ。理由は側窓の大きさの関係で通常の方向幕が設置できなかったから。
    • 窓配置も8200系だけの特殊配置。通常より30cm幅広いワイドドアを採用しているから。それゆえ乗務員室後ろの窓は2800系以来の戸袋窓。
    • 実は阪急で最初に車内の液晶表示を採用した。
      • 恐らく関西では初採用と思われる。それも東武20050系・9050系に次ぐ早さ。
      • 阪急で液晶が本格採用されるのはこの11年後に登場した9000系から。
  2. 混雑が以前よりも緩和された為、結局収納式座席は普通の座席に改造されてしまった。
    • スタンションポールも撤去されてしまい、他の車両と同じ様なごく普通の車内になってしまった。
    • この車両がデビューする直前に阪神淡路大震災が起きて先に復旧したJRに人が流れてしまっため。
    • 少子化や首都圏一極集中で沿線人口が減少したのも影響している。
  3. 朝のラッシュ時にしか走らない非常にレアな車両。
    • 現在では上り特急の神戸三宮から梅田までしか働かないニートレインである。
    • 2016年のダイヤ改正では利用客が減少したため10両編成の通勤急行が廃止となり、8200系を含む増結車は通勤急行の増結運用が無くなった。このダイヤ改正以降は他の増結車と共通運用となった。ただし他の増結車は日中8両編成の間合い運用に入るのもあるが8200系は神戸三宮〜大阪梅田で10両編成の特急、通勤特急の増結運用(大阪梅田ゆき12運用、神戸三宮ゆき5運用)のみでしか使用されない。
      • 今後神戸線10連運用が減少していくと、8200を2本連結した4連で伊丹線に投入されるか?あるいは阪急のご多分に漏れず異端児故に廃車?
      • 神戸線の10両編成はほぼ間違いなく廃止になるだろう。利用客が年々減少しており、混雑も緩和されているため。
  4. 当初は2編成以上作る予定だった
    • が、計画が震災の影響でそれ以上作る必要が無くなり、発注したものの余ってしまった各部品は8000系の後期車体と組み合わせた8000系8040形になったそうな
    • 8200系は試作車なので宝塚線に配属したほうが成績が出て増備されたと思うのに。
      • 本系列が神戸線に配置されたのは最混雑区間が西宮北口以東と比較的短いためらしい。西宮北口で今津線、塚口で伊丹線からの流入があるため。それに対し宝塚線は神戸線よりも線形が悪く距離の割に乗車時間が長いということもあるらしい。
        • 最初期は西宮北口で通勤急行に増結して運転していたのもそのためかと。
  5. 実は化粧板の色調は他の8000系列のような濃い木目ではなく7000系以前と同じ淡いもの。

9000系

次世代の主力
  1. 神戸線・宝塚線の次世代を担う車両。
    • …のはずなのだが、なかなか増備が進まない。
    • 9300系の増備が一段落した2010年度から急速に増備が進み。最終的には11編成88両が揃った。
    • 登場後数年間は神戸線・宝塚線に1編成ずつしか配備されていなかった。
      • とはいえ遠くからでもすぐ識別できるため目立っていた。屋根のクリーム色の部分が妙に大きかったり(なんとなく雪が積もっているようにも見える)、フルカラーLEDの方向幕だったり。
  2. これでも「A-train」。
    • 安っぽさのかけらも感じさせない内装は、さすが阪急といったところである。
  3. 外観は9300系と殆ど同じだが、車内は全然違う。
    • 神宝の奴は側面の窓枠の幅が狭い。
  4. 特急用の兄貴分:9300系とは対照的に、こちらは普通運用が多い(特に神戸線所属車両)。
    • 8200系と連結したら行先表示にバグが生じるので、8200系と連結する可能性のある特急運用には外される傾向にあった。最近は特急運用も増えてきたような気がする。
      • 最近は普通運用のほうがレアだ。兄貴9300と似てきているな。
  5. 9000・9300系は車端部と乗務員室背後以外窓が開かないが、わずかな開く窓がちゃんとパワーウィンドーになっているのは阪急クオリティか。
  6. 方向幕(幕ではないが)が切り替わると、車内液晶テレビの左側が阪急マークになる。回送の場合は、両方阪急マークになる。終点駅手前のどこで切り替えたか、車内から分かる。
  7. 2012年現在偶数編成は神戸線に、奇数編成は宝塚線に投入されているが、今後は置き換え対象の3000系が宝塚線に集中しているので9000系も宝塚線ばかりに投入されるのであろうか?
    • 但し最終編成の9010Fは偶数編成だが例外的に宝塚線所属。
  8. 新1000系としてモデルチェンジ車が投入される為、この系列は打ち止め決定。
  9. 日生エクスプレスの運用につくのはいつなのかが分からない。
    • 日生エクスプレスの運用は1000系に先を越されてしまった。
  10. 最近は神戸・宝塚両線間の車両数調整に使われることが多い。
    • 行き先表示がLEDなので設定を変更するだけで対応できるため。
  11. 2016年以降は神戸線の全種別(10両編成の特急、通勤特急を含む)、宝塚線の特急日生エクスプレス以外の全種別で使用されている。
  12. 車内灯は9000・9001Fが蛍光灯で9002F以降はLEDに変更された。
    • カバーが付いているためわかりにくいが後者の方が少し暗いような感じもする。

1000系・1300系

宝塚線の1000系
1300系は堺筋線にも乗り入れる
独特な大型LCD
  1. 阪急初の大型袖仕切り・スタンションポール搭載車。
  2. 先頭車が付随車となった。
  3. 車両間の貫通扉は自動ドアでなくなった。
  4. 停止直前に「プー」という音を出す。
    • これは1000系のみ。1300系は出さない。
    • 最近プログラムが更新された為、出さなくなった。
  5. 照明のLEDはメーカー標準品。
    • 今まで阪急は照明カバーをつけていたが、1000系ではLEDを採用したため、カバーが省略された。
      • カバーのように見えるのはあくまでもLEDユニットのカバー。同じユニットを採用した東武は、今まではカバーをつけていなかったことからも、LEDのカバーが今までのカバーに相当するものではないことがわかる。
        • でも見た感じ従来の蛍光灯カバーと比べても違和感なくお上品にまとまっているので良かったりする。
  6. 1000系のモーターは東芝製PMSMだが、1300系のそれは東洋電機製の密閉式誘導電動機。加減速時に発する音もかなり異なる。
    • 1000系は低い音だが1300系はかなり甲高い。
      • そのせいかは定かではないが、1300系の方は登場当初しょっちゅう故障しまくっていた。
        • 1301Fはデビュー初日に故障。
  7. 阪急のこれまでの車両とは番号の付け方が大きく変わった。
    • 9000系増備末期辺りで、適当に付番すると詰むと分かったから。この車両みたいに大量生産前提の車両なら尚更。
      • 実際昔のままの付け方だと、今頃神宝線で詰んでただろうからこれで正解。
    • 多分、大昔に法則を考えていた時に、8両で中間運転台なし、M車は全て中間車な構成が登場するとは思ってもいなかったらしい。6300系のような少数精鋭の形式なら問題ないんだけど。
  8. 側面の窓は9000系とは異なり3連窓となった。そのためか側面のデザインはどことなく名鉄3100・3700系に似ている。
  9. LCDが他の事業者では見かけたことのない独特の形。
    • この案内表示、Windowsで動いているらしい。そこまでして差別化したいのか阪急。
      • 最近施工された7000・7300系更新車にもこのLCDが装備されている。
        • 阪神のシルバージェットカーにも同じようなLCDが装備された。
          • "ジェットシルバー"ね。
        • 7000系更新車はすべて9000系タイプLCDだったような…
          • 2014年更新(7000系は2016年から)車から上記の通りになっております。
        • 1000系のLCDは、PMSMと一緒に東芝のCM(関西篇)に登場した。→CM
          • LCDの方は全国に…
      • 走行中のニュースのフォントがメイリオなので、やっぱりWindowsで動いていると思われる。ちなみに駅名表示はたぶんイワタUDゴシックにFrutiger。デザインに凝ってるね。
    • 後に東洋電機の汎用製品になる。
  10. 6000~9000・9300系と異なり増結仕様ではないため、平日ダイヤにおいては神戸線の特急運用に入らない。
    • 阪急は今後平日朝の10両編成を廃止にしていく方針であるため初めから増結機能を搭載していない。
    • 前面の貫通路に銀色の幌枠がないのもそのため。
    • 2016年3月19日のダイヤ改正から10両編成が運用の最後で西宮車庫に入るようになった&夕ラッシュは梅田につくたびに種別が変わるようになったために平日でも特急運用に入るようになりました。
    • 今後は1000系みたいな増結非対応車両が増えていくことだろう。
  11. 1000Fは営業運転開始後1ヶ月ほどの間だけ「三宮」の行先表示が見られた。
  12. 「1111F」が存在する。これは、11月11日11:11に阪急梅田を発車する普通神戸三宮行き運用に充てられる。
  13. 先代に金かけすぎたというのと、大量生産を前提としたためか、阪急にしてはケチくさい車両となった。

過去の車両

1形

  1. 箕面有馬電気軌道開業当時の車両。
  2. 阪神や京阪開業当初の車両とは異なり3扉車だった。
  3. 当初は木造だったが、後に鋼体化され角張った外観になった。
  4. 戦後間もない頃に現在の京阪京津線の四宮車庫が火災に遭い、焼失した車両の補充として当時同じ会社だった大津線に移籍した車両がある。
  5. 現在は正雀車庫に1両が保存されている。

90形

  1. 昇圧で不要になった鉄道省の電車を目黒蒲田電鉄がもらったものの、いっぱいありすぎて一部を阪急がもらった。
  2. 「阪急のつばめ号」と言われた。

96形

  1. 戦時下で通勤者が増加した阪急が、加越鉄道で気動車に置き換えられて留置されていた客車に目を付けた。
  2. 末期は伊丹線で使われていた。

320系

  1. 神戸線の900系を小型化した宝塚線用車両。
  2. 末期は能勢電鉄で運用されていた。

380系

  1. 320系の増備車両。
  2. 戦後間もない頃は進駐軍専用車両になっていたことがある。
  3. こちらも能勢電鉄に譲渡されたが、1両だけだった。

500系

  1. 320系の片運転台バージョンで、いわば920系の宝塚線版。
  2. 小型車ではあったが広幅貫通路があった。
  3. 阪急引退後は能勢電鉄の他広島電鉄に譲渡された車両もあった。
  4. 610系を作る際木造車と台車やモーターを振り替えた。

550系

大阪に里帰りした550号車
  1. 戦後復興期に作られた規格形電車。
    • そのため他の阪急車両と異なり側窓は2段式が採用されている。
      • 京都線の700系や京阪1300系(登場時はまだ京阪神急行電鉄の一員だった)も同様。
      • 但しラストナンバーの565号車のみ1段窓で500系と同じ外観だった。
  2. 320系や500系と異なり、能勢電へ譲渡されず昇圧時に全車廃車。
  3. トップナンバーの550号車はアルナ工機で保存された。
    • 同社の尼崎市からの撤退に伴い沿線から遠く離れた岐阜県養老町の同社工場に運転台部分が保管されていたが、2021年に豊能町にある吉川八幡神社に移設された。

610系

  1. 木造車の更新名義で登場した小型車両。
  2. 車体は810系を15m級に短縮した感じで車体幅は他の小型車よりも広かった。
  3. トップナンバー(610・660)のみ前面非貫通だった。
    • その他の車両は810系と同じ顔だったが、前面窓がHゴムになった車両もあった。
    • 800系と異なり中央の窓の高さは左右のそれと同じだった。
  4. 小型車だったためか、比較的早くに阪急から引退、1970~80年代に能勢電鉄に移籍した。
    • 能勢電鉄には勾配区間があったため、阪急時代にT車化された車両もM車に戻された。
    • 能勢電鉄に移籍したことが幸いして710系や810系が1980年代のうちに全廃されたのに対しこちらは1990年代初頭まで活躍できた。
  5. 1000系登場前にカルダン駆動の試験車にされたことがある。

800系

  1. 920系の増備車。
    • 同系との混結も見られた。
  2. 一部の車両は前面非貫通型だった。
    • その車両は中央部の窓がやや高く、現在の和歌山電鐵2270系に似たようなスタイルだった。
  3. 一時期アメリカ博をPRするためにマルーン以外に塗装されていたことがある。
  4. 登場時は700系を名乗っていたが、京都線の700系との重複を避けるため800系に改番された。

810系

  1. 神宝京3線共通の車体寸法を採用した初めての車両。
    • 神宝線では初の19m車だった。
  2. 阪急の吊り掛け駆動の車両としては最後まで残った。
  3. 一部は複電圧車として登場し、京都~神戸間の直通特急や京都~宝塚の歌劇特急に運用されたことがある。

900系

  1. 快速阪急の名を轟かせた名車両。
  2. 現在は正雀工場にトップナンバーの900号車が保存されている。
  3. 運転室の寸法は920系と比べて狭かったらしい。
    • そのため末期には中間車化されていた。

920系

今は救援車として余生を送る
  1. 900系の片運転台版で、Mc-Tcの2両ユニットを採用した。
    • 連結面には広幅貫通路が採用された。
  2. 900系と異なり車内はロングシートだった。
  3. 製造初年は昭和9年だが、戦後の昭和23年まで製造された。
  4. 昭和初期製造にも関わらず、1980年代まで活躍していた。
    • 営業車としては1982年に引退したが、その後4両が救援車に改造され、4050形となった。

1010系・1100系

  1. 阪急初のカルダン駆動電車。
    • 1953年(昭和28年)登場。
    • これは正確には1000系だが、試作的な存在だったため早期にT車化された。
      • 1010・1100系との違いはファンデリアがなかったことで、屋根部が異なっていた。
      • 最後まで冷房改造は行われなかった。
      • 計画段階では窓まわりが白く塗られ、前面非貫通という案もあったらしい。塗装に関しては後に能勢電で実現した。
  2. 神宝線の片開き扉を持つ最終形式でもあった。
    • 外観は昭和30年代前半の製造にしては古めかしく、810系の流れを汲むデザインだった。側窓の周りが1段膨らんでいたのが特徴だった。
  3. 廃車になった車両のうち2本はのせでんに譲渡され、1000系と名乗った。
    • 2001年に3100系(鉄仮面)に代替される形で廃車・解体となってしまった。
    • 老朽化と構造上ワンマン運転関連の機器を搭載することができなかったため使い勝手が悪かったそう。
    • 移籍と同時に一部先頭車の中間車化改造が行われたが、元からの中間車と見まごう外観だった。
  4. 1970年代に冷房改造が行われたが、全車両には及ばなかった。
    • 冷房改造された車両は阪急としては珍しく車内の蛍光灯のカバーがなかった。
  5. 1010系が神戸線、1100系が宝塚線用だったが、末期は混用されていた。
  6. 実は最終製造は2000系登場後の1961年だった。
    • 増結用Tc車の1190形がそれ。
  7. 後期製造の車両は前面窓と連結面の窓のHゴムがなかった。
  8. 8000系登場と引き換えに1989年に阪急から引退した。
    • 製造から30年ちょっとで引退したが、今から考えると短命だったと思う。今の阪急は基本的に50年前後車両を使うので。
      • 同時期に登場した京阪1810系が1900系に改造されて21世紀まで生き延びたのとは対照的。
    • 2000系以降の車両と比べて車体内外が古臭く見劣りがしたためだったらしい。
  9. 1100系には初代1111号車が存在していた。
    • 冷房改造されなかったためか、早期に廃車された。

1200系

  1. 車体は1010・1100系と同一だが、走行機器は旧型車両のものを流用した釣り掛け車。
    • そのためか、冷房改造はされず810系よりも早く廃車された。
  2. 京都線1300系の編成替えにより余剰となった付随車を組み込んでいたことがある。

2000系

現在は能勢電鉄1700系となっている
ついに還暦を迎えた
  1. 現在の阪急スタイルを確立した車両。
  2. 編成としては1992年に阪急から姿を消したが、中間車の一部が3000系などに組み込まれて現存する。
    • 阪急から引退した車両は能勢電鉄に譲渡され、同社の1700系となっている。
      • その1700系が随時、5100系に置き換えられる模様となっている。
      • 阪急時代2100系に組み込まれていた車両については同系とともに1500系として一足早く能勢電鉄に移籍した。その際阪急に残った2100系の中間車を2000系の空き番号に改番している。
  3. 2021・2100系という派生系列がある。
    • 2021系は比較的早くに全車両T車化され、3000系や5000系に組み込まれていった。
    • 3000系の3066Fに組み込まれている2093号車は阪急としては最後の旧2100系の生き残り。
  4. トップナンバー(2050号)は六甲駅の事故で廃車になってしまった。
    • 2代目2050は2100系の2154を改造したもの。この車両は今でも能勢電鉄で現役。
  5. 当初は回生ブレーキ・定速制御を有し「オートカー」の愛称があったが、昇圧時に撤去され空気ブレーキのみとなった。
    • そのためか、神戸線の高速走行に支障を来たし比較的早く阪急から撤退した。
    • 2021系は昇圧後も回生ブレーキと定速制御があったが、その分制御装置が複雑だったため、上記の如く早くに全車両T化された。
      • そのため2000系とは連結できなかったらしい。
      • 空気バネ台車の車両もあったがこれは同じく空気バネ台車を使っている5000系に組み込まれた。同時に冷房改造も行われたが後に1010系などからの廃車発生品である金属バネ台車に交換されてしまった。
        • 5000系に組み込まれた車両は一部に2000系最大の特徴である広幅貫通路が残っていた。但し21世紀のリニューアルではさすがに対象にならず5100系のT車に差し替えられ廃車された。
      • 震災復旧絡みでT化された後再びM化され3000系に編入された車両もある。
        • 2021→2171→3022(2代目)がそれ。今津北線で運用されていた。
          • T車化後の車番は元の車番+150。但し2180のみ欠番だったが、これは2030号車が六甲事故に関連して2154が阪急に残留した身代わりで能勢電に移籍したため。
    • 2100系も同様。
    • 昇圧改造の際モーターを複巻から直巻に改造している。
  6. 実は短期間だが京都線を走っていたことがある。
  7. 実は初期車と後期車ではドアが異なっていた。
    • 初期車はドアの合わせ目の銀色の縦帯がなく、窓枠が太かった。
      • 本系列で最後まで阪急に残っていた2093号車は廃車までこのドアを使っていた。
    • 能勢電へ譲渡された車両はそれと同時にノーマルなものに交換されている。
  8. 2020年、能勢電に譲渡された車両の一部がついに製造後60年を迎えた。

2100系

1700系よりも先に引退
  1. 2000系の宝塚線バージョン。
  2. 1980年代に入るとスピードアップなどで宝塚線でも性能的に不十分となったため、冷房改造されずに廃車されて能勢電鉄に譲渡された。
    • 現在の能勢電鉄1500系。
      • 1700系との外観上の識別点は屋根上のクーラーが中央に寄っている点。1700系とは異なりスイープファンが付いているため。
    • 一部の車両は阪急に残って2000系に編入され、2013年現在2093号車(旧2163)が現存。
      • 2013年に廃車されました。
    • それ以外にも昇圧時にモーターを2000系と同じものに交換し、2000系相当の性能になった車両もあった。これらは後に2000系に編入され、能勢電鉄へは他の2100系よりも後に1700系として移籍した。
    • 能勢電鉄で廃車された後、何と広島県三原市に行った車両がいる。そこでは205系6扉車と連結して何らかの試験が行われているらしい。
      • 阪急と広島と言えばかつて210系や500系が広島電鉄に譲渡されたことがあった。
      • 他にも1552号車の先頭部が豊能町の吉川八幡神社に譲渡されたが、外板はFRPに変わっている。
    • 1700系と比べてモーター出力が小さかったためか、2016年6月に1700系より先に全車両引退。
  3. 側扉は全車両2000系初期車両と同じタイプを使っていた。
    • 能勢電移籍と前後して標準タイプに交換された。

2200系

6150号車(元2251号車)
  1. 阪急における電機子チョッパ制御の試作車で、1編成しか存在しなかった。
  2. この車両から車体がモデルチェンジされ、6000・7000系にスタイルが引き継がれた。
    • 運転室の寸法が拡大されたことから運転室直後の側窓が廃止され、そこに阪急の頭文字である「H」をモチーフにしたシンボルマークが付けられた。このシンボルマークは現在のCIが制定された1992年に廃止され、現在ではその場所にCIのマークが貼られている。
      • 6000系や7000系では「H」マーク撤去後に細長い小窓を設置した車両が多い。
  3. 後に阪急初のVVVF車(2720・2721号車)が追加された。
  4. 1990年代に電機子チョッパ制御車は電装解除されて6000系の編成に編入、VVVF車も阪神・淡路大震災で被災して2721は廃車、2720は電装解除された。その時点で2200系は消滅し6000系に編入されている。
    • 電機子チョッパ制御車が電装解除されてから阪神・淡路大震災で被災するまでの間、2200系は2250-2720-2721-2251の4両を組み、さらに6000系2両を連結して6両編成で運用された。この編成で山陽電鉄線にも入線したことがある。
      • 8000系8020Fとともに何気に山陽電鉄の線路を走った初のVVVF車である。
  5. 登場時は側窓の一斉自動開閉機能が搭載されていた。
    • 但し乗客が窓を自動開閉することはできなかった。因みに乗客が窓をボタン1つで開閉する機能は8000・8300系で実現している。
  6. 2751号車はアルナ工機が阪急に納入した1000両目の車両だったため、車内の銘板に「阪急納入 1000両」の金文字が入っている。
    • 6000系に編入されて6751に改番された現在も残っている。
  7. この車両の登場時既に5000代まで車両番号が達していたにも関わらず2000代の車両番号を採用したのは1編成だけの試作車ということもあるが回生ブレーキを使っているということで2000・2300系などに合わせて2000代の空き番に組み込んだためらしい。
    • 但し2000系はこの車両が登場する以前に回生ブレーキは廃止されていた。
  8. 2015年現在元2200系は先頭車は神戸線所属だが中間車は全車宝塚線所属。
    • 6000系に組み込まれ能勢電鉄にも乗り入れている車両もある。
    • 先頭車(6050・6150)は7000系編成の先頭車として運用されている。
      • そのためか2019年になって7090・7190に2度目の改番が行われた。つまり2200→6000→7000系と2回も形式が変更されたというわけ。同時に6連化され今津北線に転用された。
  9. この形式から運転台にワンハンドルマスコンが採用された。運転室が拡大されたのもそれと関連している。
    • 採用にあたっては先にこれを採用していた東急を視察したらしい。
  10. ワンハンドルマスコン40周年を記念してHマークが復活した。

3000系

阪急最後の方向板使用車両
  1. 神宝線系の車両では最古参。
  2. モータは高速運転のため170kw×4台/1両と大出力。
  3. 冷房改造の時期によってスイープファンのある車両とない車両があり、屋上の冷房装置の配置が異なる。
    • スイープファン付きの方が中央に寄って配置されている。
    • 冷房改造は1975~84年の長期に渡り行われた。数が多い上に2000系など他形式の改造もあったため。
  4. 今津線最後の標識板取付車(3058×6連)は映画「阪急電車」の撮影に使われた。
    • 映画撮影のために廃車が延期されたらしい。何という心遣い。
      • 他に3011号車が標識板付きで登場するが、実際の3011号車は方向幕装備…。実際には存在しない3544号車が登場するなどあの映画は鉄道マニアが見ると突っ込みどころ満載。
  5. もうすぐ神戸線からは撤退するらしい。
    • 2012年度に神戸本線から撤退。宝塚本線には1~2本残っていたはずだが、新1000系が宝塚本線に入ったらすぐ撤退するだろう。
    • 2018年には今津北線からも撤退し、最後は伊丹線になった。
      • 2020年に完全引退したが、弟分の3100系と違いヘッドマークの取り付けなどさよならイベントは実施されなかった。阪急の一時期を象徴する車両なのに。
  6. 全盛期には全て8連だったが、3000系だけで組成された編成は1本もなく、必ず1~2両は2000系の中間車が入っていた。
  7. 方向幕装備車両は側面の方向幕の位置が車両によって異なる。
    • スイープファン装備車両は中央扉の左側、非装備車両は中央扉の右側にあり、方向幕の幅も後者の方が狭い。
      • 前者は冷房改造と同時に方向幕を取り付けたのに対し、後者は冷房改造後に後付けした点が異なる。3100系も同様。
  8. 宝塚線で運用される車両には前面にスカートが取り付けられていた。
  9. 伊丹・箕面線運用車両は前照灯がLED化されている。
    • このため両線の3000系はもう少しは安泰、と思ったが2016年に入って箕面線からは撤退…。

3100系

今津北線の3100系
銀仮面
  1. 3000系の宝塚線バージョンで、モータ出力が120kw×4台/1両に小さくなった。
  2. 宝塚線用として設計されたが、宝塚線のスピードアップによりパワー不足になり現在では伊丹線・今津(北)線といった神戸線の支線で運用されている。
    • 製造当初は神戸線の普通運用も考えていたらしい。
  3. 1編成が能勢電鉄に譲渡されたが、前面のデザインが変更された。
    • 銀仮面。車内のデザインまで変わった。
      • 木目化粧板とオリーブ色座席から白色化粧板とネイビーブルー座席に交換された。
      • とにかく能勢電鉄の車両では異彩を放っている。
        • それ故に人気者だったらしい。
    • 貴重な片開き扉を持っていた1000系を廃車に追いやった張本人
    • 2021年4月に引退。まさか1700系(旧阪急2000系)より先に廃車になるとは…。
      • これにより広義の3000系は全廃となる。
    • このデザインは5000系や7000・7300系のリニューアル車に影響を与えたと言える。
  4. T車1両(3651)は3000系に組み込まれている。
    • この編成で神戸線の定期運用に入っていたこともある。
  5. 3000系と異なり、編成中間に入る車両の運転台を撤去した車両は存在しない。
  6. パンタグラフの下には冷房改造前のファンデリアのカバーが残っている。
    • 3000系の多くは撤去されたが、これは山陽姫路までの乗り入れ構想があり、山陽電鉄線内のの狭小トンネルに対応させるためだとか。
  7. 編成としては2016年、3150Fを最後に全て引退してしまった。
    • 2017年現在阪急に残るのは3000系に組み込まれた3651号車のみ。
      • ついに廃車となりました…代わりに6004Fが編入。

5200系

正雀工場に保存されている5251号車の先頭部分
  1. 阪急初の試作冷房車。
  2. 試作的要素が多かったせいか、バブル経済期にあっさり全車廃車されてしまった。
    • 実際は1999年まで走っていて、末期は今北の顔でした。これより新しい2800系最終編成の2倍近くは生きていた。
    • 異端児を嫌う阪急の社風が故。
    • そのためか方向幕の取り付けなどの改造は行われず、早々と今津線や伊丹線といった支線に転用された。
  3. 神戸線運用の末期には2000系や2800系、5100系の中間車を組み込んだ編成も存在していた。
  4. 冷房ダクトの分屋根が高いのが特徴だった。5100系以降の車両はダクトの形状などを工夫し他の車両と同等の高さになった。
    • パンタグラフのない車両のクーラーキセは5個あったが、そのうち1つはダミーだった。
    • 正面から見ると5000系と比べて屋根が尖った感じに見えるのが特徴だった。
  5. 主に神戸線で活躍していたが、登場時には冷房車のデモンストレーションのため宝塚線を走ったことがある。
    • 引退直前に箕面線に入線したこともある。
  6. 現在は正雀工場内に5251号車の運転台部分がカットボディとして保存されている。

阪急電鉄
神戸線 宝塚線 京都線(列車種別)
車両形式別 京都線) 球団