アメリカの戦車
2008年11月25日 (火) 15:50時点における>Hsakai0316による版 (→M1エイブラムス)
アメリカの戦車の噂
- 整備性と量産性に優れた戦車が多い。T型フォードを作った国だけはある。
- 余り重要視されないのかまともな対空戦車が無い(大戦略からの受け売り)。装甲車に毛の生えたような物がほとんど。
- とはいえ、対空戦車は高価な兵器システムなので運用している国の方が珍しいのかもしれない。
- M247サージャントヨーク、アメリカ版ゲパルトを忘れないで下さい。
- そもそも航空機によって制空権を確保してからでないと進出しないので、重要視されないのも無理はない。
- 海から陸に上陸可能な河童みたいな装甲先頭車両を作るのが得意。海兵隊の伝統。
- 戦車ではなく装甲兵員輸送車。
- 大戦中の米軍の用兵思想はイギリス軍並みに遅れていた。
- 大戦中の米軍には2種類の76,2mm砲があった。
- 短砲身と長砲身ではなく、薬莢の長さが違う為に互換性が無かったらしい・・・
M1エイブラムス
- ガスタービンエンジンを主動力とするレアな戦車。
- そんなわけで燃費は...
- 米軍の場合、空からのサポート(ヘリ等)付きが普通だから、同じ燃料が使えるほうが良くね? ということでガスタービンを採用。金持ちはいいなあ。
- 1500馬力級ディーゼルエンジンの開発が上手く行かなかった為にガスタービンに走ったと言う説もある。
- あまりに大量に作りすぎたため、議会から新戦車開発の予算が下りないとか。当分はアップグレードを施して現役続行。
- 近年の西側主力戦車でマスコミに露出する回数が一番多い。
- 軍ヲタに人気があるかというと余り人気が無い気がする。
- 砲弾と装甲に劣化ウランを使う恐ろしい戦車。
- 劣化ウラン弾の実害がどれだけあるかは……って装甲!? マジで!?
- 第一次湾岸戦争で友軍のM1に誤射されて砲弾は砲塔基部に命中。車両は行動不能になったものの乗員は無傷だった。
- 飛んでくる砲弾より車内に染み出してくる放射能がずっと怖いという・・・
M4シャーマン
- アメリカ戦車界のスーパーカブ。死ぬほど生産されていろんな国で使われた。
- どっちかというと質より量で勝負戦車。
- 「シャーマン戦車とタイガー戦車、どっちが強い?」「当然タイガーだろ」「5万対1850でも? シャーマンとタイガーの生産数だ」「ずるい……」ということらしい。
- イスラエルで魔改造されて長く使われた。
- 自衛隊でも使われていた。
- 日本人の体格ではペダルに足が届かなかったので、厚底ブーツみたいにあげ底をして使ったとか。
- 名前の由来となった南北戦争の北軍司令官ウィリアム・T・シャーマンは南部ではかなりの嫌われ者。どれくらい嫌われているかというと、「シャーマン将軍の名前がついた戦車になんか乗りたくない」と言うやつが出るほど。
- 南北戦争で南部を攻めたとき、メチャクチャに蹂躙したため。そのせいで南部が復興したのは第二次大戦以後だとか。そりゃ南部出身者からは恨みを買ってるわな。
- やられ役ではあるがドイツの4号戦車なら「なんとか」互角に戦えた。
- ドイツ軍最強のタンクハンター「ミハエル・ヴィットマン」のタイガーを撃破したのはイギリス軍が魔改造を施したシャーマン・ファイアフライだった。17ポンド砲恐るべし。
- 陸軍向けのシャーマンはガソリンエンジン、海兵隊向けのシャーマンはディーゼルエンジンを搭載していた。
- 数える気力が起きないほどマイナーアップデートの数が多かった。
- とにかくバージョンが多い。初期の75mm砲、長砲身の75mm砲、他にも76mmと105mmとロケットランチャー搭載型・・・
- 主砲を火炎放射器に交換した車両もあった。
- 装甲を厚くして歩兵支援専用にした、デブチョコボみたいなタイプもあり。
- だが現場では戦車部隊の先頭で盾として使われた。米軍の用兵思想がズレていた根拠のひとつ。
- 戦地で76,2mm砲に(ひょっとすると勝手に)換装した車両もあった。
- だが現場では戦車部隊の先頭で盾として使われた。米軍の用兵思想がズレていた根拠のひとつ。
- とにかくバージョンが多い。初期の75mm砲、長砲身の75mm砲、他にも76mmと105mmとロケットランチャー搭載型・・・
- 防御力に難がある為に前線の兵士達は気休めに予備のキャタピラを載せたりしていたが、終いには丸太まで載せた車両があった。
- 気休めにキャタピラを載せる行為はパットン将軍のお気に召さなかったらしい。
- 破壊された車両の装甲版を剥がして主要部分に貼り付けたりもしていた。
- スペースドアーマーの要領でHEAT弾に対して意外な防御力を発揮するとかしないとか。
- 丸太を載せ、その上からコンクリートを盛って形を整え……と妙に凝ったものもあった。
- 気休めにキャタピラを載せる行為はパットン将軍のお気に召さなかったらしい。
- 最初は歩兵支援を主眼に開発された。
- 初期型は車内通話装置を装備していなかった為、戦車長が操縦士に指示を出す時は操縦士の頭や肩を足で押したり蹴飛ばしたりしていたらしい。
T-28/T-95
- でかすぎてまるで使い物にならなかった巨大駆逐戦車
- キャタピラが全部で4本
- 見た目はかっこいい
- アメリカ版マウス。
M551シェリダン
- 高い割にはいまいちだった空挺戦車。
- 空挺戦車だとか軽戦車って失敗作が多い気がする コンセプト自体に無理があるのかもしれない
- 見た目が未来的でかっこいい。結構模型化されている気がする。
- 車体装甲はアルミ合金。燃えるぜ!(文字通りの意味で)
- 152ミリ砲と対戦車ミサイルを搭載、これだけ読むと随分強そうに見える。
M24
- 第二次世界大戦には微妙に遅かった軽戦車。
- 自衛隊でも使用
- 傑作軽戦車。
- 75ミリ砲を装備しているので初期のシャーマンと同レベルの火力を有していた。
M41
- 自衛隊でも使用
- ウォーカーブルドックという愛称が似合っていると思う
- 未だにタイで現役
M26
- 第二次世界大戦には遅すぎた重戦車
- 朝鮮戦争にはしっかり間に合った。
- 虎や豹ではなくイワンの戦車と死闘を繰り広げた。
M48
- 第二次世界大戦直後のアメリカの標準的戦車。似たような形をしている戦車が多くて一見区別できない。
M60
- M48と大まかな雰囲気が変わらない
- M1開発以前のアメリカの代表的戦車。各国で使われた。
- M60A2だけミサイル発射可能で異質
- 主兵装はシェリダンと同じだった気が。
- 台湾では未だにこいつが主力。
- サンディエゴの街をGTAみたく爆走したことがある。
M103
- M48を引き延ばしたような重戦車。この項目を書くにあたりwikipediaを調べていて初めて知った(無知)。正直かなりマイナーかも...
- 実戦に使用されることなく消えていったらしい
- 主砲のデカさが鬼。
M3スチュアート
- 37ミリ砲装備の軽戦車。
- ドイツ軍相手には偵察にしか使えなかったが日本軍が相手になると主力戦車として活躍できた。
- 南方のジャングル戦では日本軍の戦車より対戦車砲が強敵だった。
- 見方を守るために敢えて前進して対戦車砲の餌食になる事が多い為、味方の海兵隊員から「可哀相な相棒」といううれしくないニックネームを付けられてしまった。
- 日本軍が「実戦で使用した」戦車では最強らしい。
- 南方のジャングル戦では日本軍の戦車より対戦車砲が強敵だった。
- 軽戦車の癖に背が高く、居住性は良好だった。
- 供与したイギリス軍からは最初「ハニー(可愛いやつ)」と呼ばれていたが、急速な進歩に追いつけなくなり「これは現代の戦車ではない。青銅器時代の戦車だ。『ブロンズ・タンク』だ」と皮肉を言われた。
- ブロンズタンク・・・米軍が聞いたらドイツ軍ならともかく、イギリス軍に言われたくないと思ったに違いない。
M2
- 1942年に設計されたとは思えないほど設計が古かった。
- 中戦車として設計されたのに正面装甲厚は35mm、主砲はM3と同じ37mm砲という軽戦車並の武装だった。
- 数十両生産したところで軍は我に返ったらしく、前線に送らず闇に葬った。
M3リー/グラント
- こちらは中戦車。
- 砲塔に37mm砲、車体に短砲身75mm砲を搭載した変り種。
- M4の数が揃った後は広い車体を利用した指揮戦車として利用された。
- 指揮戦車なのにM4より弱そうで怖い....後方にいたのかしら(上の文を読んだ感想)
- 車体が広かったので指揮に必要な通信装置を積めたという事らしいです。あくまで指揮するのが仕事なので先陣を切って突入するような事はしないと思いますw
- 指揮戦車なのにM4より弱そうで怖い....後方にいたのかしら(上の文を読んだ感想)
- 供与されたイギリス軍には好評だった。理由は「75mm榴弾と37mm徹甲弾を同時に撃てるから」
M10
- 対戦車戦闘を主眼として開発された駆逐戦車。レンドリースされたイギリスではウルヴェリンと呼ばれる。
- 搭載している3インチ砲の性能は良かったが、砲塔に屋根が無い上にM4より装甲が薄い為に待ち伏せにしか使えなかった。
- 戦車なのに徹甲弾どころか空中で炸裂する榴弾にも弱い。
M18
- 装甲車に匹敵する機動性にM10を上回る火力を備えた駆逐戦車。
- 残念ながら防御力は装甲車以下だったらしい。
- こいつもヘルキャット。
- 主砲は76,2mm砲を搭載してたような・・・3インチ砲弾との互換性は無い。
M36
- M10の車体に90mm砲を載せた最後の駆逐戦車。
- やっぱり砲塔は屋根が無い・・・
- M4の車体にM36の砲塔を載せたタイプもある。こちらは車体の防御力はM4と同じだったが、相変わらず砲塔には屋根が無かった・・・
- 一応改修されて砲塔の「半分だけ」屋根が付いたがヨーロッパの戦闘には間に合わなかったらしい。
M50オントス
- 見た目は異常にかっこいいが実用性低そう
- 次弾装填する為には車外に出なければならない。
M247サージェント・ヨーク
- 一度は配備されたものの量産途中で計画はキャンセルされちゃった。
- 「期待していた性能ではなかった為」というのが理由らしい。
- 車体はM48だったのか・・・M60だと思い込んでいた。
- アメリカ版ゲパルト。ゲパルトに比べて随分と短命だったが・・・