「佐賀の言葉」の版間の差分
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#てきぱきの反対語「てれんぱれん」がある。 | #てきぱきの反対語「てれんぱれん」がある。 | ||
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2009年8月13日 (木) 18:35時点における版
- 佐賀弁を始めて聞く人なら誰もが「こいつケンカ売ってんのか?」と思うほど乱暴な言葉遣いである。
- 佐賀弁の古典的な喧嘩の売り言葉は「わーが、よろいすっごとうったたくじゃー」→訳「てめぇー、よろけるようになるほどぶん殴るぞ」
- 小さいつ"っ"である促音がやたらと多いから。博多弁と異なる部分の一つ。
- 擬音語・擬態語を佐賀では3回ワンセット(普通は2回)。 (例)「雨のザーザーザーて降りよる。」「煙がモワモワモワ」
- 「どん3のもり」は使い方を間違っています。
- 「やーらしか」=「かわいらしい」「愛らしい」の意。とてもかわいらしい時は、「こやーらしか」と言う。
他県で使うと変な顔をされる。 - 「〜っちゅー」「〜かにゃー」(西部地域) = それぞれちょっと使い方が異なることはあるが、だいたい疑問文の語尾につける。
- 例)「今日晴るっちゅー?」「今日晴るっかにゃー?」(今日晴れるかなぁ?)など。
- 「がばい」=「とても」
- ×「がばいばあちゃん」
- 「がばい」はそれほどメジャーではない。佐賀人が使うメジャーな強調表現は「こー」若しくは「くぅー」。「とても恥ずかしい」は「くぅーちゃーがつか」、「商品の質がとても悪い」は「こーおろいか」という風に表現する。
- 「にゅー」=「寝よう」の意。他にも同じような変化をする言葉で、「たびゅー(食べよう)」「しゅー(しよう)」などがある。どんな法則があるかは・・・分かりません。
- 「とぜんなか」=「暇だ」「寂しい」の意。「徒然草」の徒然の読みからきてるかも。
- 徒然なしゃ手欲しがいしよっ=暇でちょっかいを出している。
- 北部九州方面(佐賀に限らず)は防人の子孫が多いから、京都方面の方言が変化した言葉が多いのかも??(個人的意見です)
- 「なーい」 = 今では殆ど使う人もない、「はーい」の意・・・人の居ない店先で「すいませーん、たばこくださーい」っていうと、奥から「なーい」と返事がある。
- 「はらかいた」=「怒る」もしくは「怒った」
- 「ちゃーがつか」=「恥ずかしい」
- 「ぞーのきぃーやーた」=「はらわた煮えくり返るほど怒った」
- 普通に「ぞーのわく」と言う表現は消え去ったのだろうか?
- 「ぐらいきた」=「がっかりした」・・・ちと意味合いが違うかもしれない、微妙なニュアンス??
- 「気が遠くなった」が近いかもしれない。
- 「きちゃんばらつか」=「汚い」
- 汚れの程度で使い分ける。きたなか(汚い)<きたんなか(汚らしい)<きたんばらしか(物凄く汚い)となる。
- 「くらすっぞ」=「殴るぞ」
- 「バカやなかつね」=「バカじゃないの」
- 古典的な佐賀弁では「ふうけとりゃせんかい」。
- 「うんぎゃ」=「おまえ」「おまえが」・・・「うんぎゃ馬鹿じゃなかな?くらすっぞ!!」=「おまえ馬鹿じゃないの?殴るぞ!!」・・・の意味
- 「きききいー?」「きききー!」は、福岡では「来ることができる(?)」だけらしいのだが、佐賀ではそれ以外に「食うことができる(?)」、「着ることができる(?)」、「切ることができる(?)」があり、会話の流れでどれに該当しているか理解でき、使うことができる。
- 標準語に翻訳不可能な接頭辞"ちん"、"つん"の使用がある。 例:ちん逃げた。ちん切れた。つん負けた。つん抜かった。
- また佐賀人は「出る」の頭に「ひっと」を付けずにはいられない。例えば「ズボンからシャツが出てるよ」は「ズボンからシャツのひっと出とっよ」となる。
- この言葉のニュアンスは九州の限られた者のみ知る。
- 「うっかんげる」物が壊れるの意味。
- なおバラバラに壊れることを「ばらいすっ」という。
- 「ねまる」腐るの意味。夏暑い時に体がダレる時にも使う。ねまる=腐ると言う事で、暑くてこの言葉を発している佐賀人はゾンビなので、皆にげろー!
- 佐賀人の別れの挨拶は「そいぎんた」
- 「そいぎー」とか「そいぎね~」(女子用?)をよく使ってました。
- 反りが合わないなど自分にとってマイナス要因のある相手を「いひゅうもん」と呼びたがる。
- 動詞の後には必ず小さい「つ」を挟まないと発音できない。
- 「どっぺくっ」って、標準語にするとどんな意味になると思いますか?
- 「どっぺいきた」なら「食べ過ぎた」または「油っぽかった」
- 「うんにゃ」=否定の意味で「いいや」
- 強く否定する場合は「いんにゃ」になる。
- 中学校の生活指導の先生の説教でキツイ佐賀弁を習得。
- 標準語の「ほら」にあたる言葉が「だー」。例:「ほら、見せてみなさい」が「だー、見してみんしゃい」となる。
- 標準語では「嫌い」「大嫌い」の表現(後は大を重ねてゆくのみ)しかないが、佐賀弁では「好かん」(嫌い)、「くぅー好かん」(大嫌い)、「ふーしゃが好かん」(最大級に嫌い)の3段階に表現する。
- 爪で引っ掻かくことを「かっしゃぐ」という。例文:猫に引っ掻かれたは「猫にかっしゃがれた」。
- 曲がったり、歪みまっくているさまを「よんごひんご」と表現する。
- 例:「こん家、柱のよんごひんごしとっ」=この家、柱が歪みまっくっている。
- 取るに足らないことを「蝿」=「ひゃー」で表現する。
- 億劫な状態のことを「ふゆーか」という。
- 手持ち無沙汰で手をそわそわ動かすことを「手まぜ」という。
- 「どうにかなってしまった」は「どがんじゃいいちのーた」という。例:「痛いっ、腰がどうにかなってしまった。」=「あ痛ーす、腰のどがんじゃいいちのーた。」
- 三日坊主のことを「しいやけどい」と言う。
- とんこづく=調子に乗る
- あいは何んばとんこづきよっかい?。=あいつは何を調子に乗っているんだ?。
- 弱虫や臆病者の事を「ひーたれ」という。
- 肝試しで途中で戻ってきたり、泣いたりすると「ひーたれ」と馬鹿にされる。
- てきぱきの反対語「てれんぱれん」がある。
- 「みたんなか」=見っとも無い、不細工な。
- 人の顔を指してこれを言うとブスの意味になる。