「もしあの鉄道が国有化されていたら/関東」の版間の差分
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2008年2月29日 (金) 12:16時点における版
もし川越鉄道が国有化されていたら(もしかわごえてつどうがこくゆうかされていたら)
1906年公布の鉄道国有法では、現実に買収された鉄道会社以外にも、東武鉄道や上武鉄道(現:秩父鉄道)、川越鉄道(現:西武鉄道)、南海鉄道、高野鉄道(伴に現:南海電気鉄道)など15私鉄を加えて国有化する案があり、衆議院では可決されたものの貴族院で廃案となったため、実現しなかった。
よって、この案がもし貴族院も通過して、西武新宿線の前身となる「川越鉄道が国有化されていたら」という事を想定してみる。
新宿線
- 中央線や武蔵野鉄道(現:西武池袋線)の並行路線となるため、東村山以東は敷設されないか、高度成長期にバイパス線として敷設される可能性が高い。
- よって田無、小平の開発が遅れる。
- 西武新宿は存在せず、新宿駅に独自の複線で乗り入れる可能性が高い。
- 中央線・国分寺線と伴に川越へのルートを形成するため、現実の川越線が敷設されず、西武大宮線がかなり後期まで残るか、鉄道路線に改造されて、武蔵野鉄道の路線となって現在まで存在した可能性もある。
国分寺線
- 新宿線の開業が遅れる分、重要度が増し、複線化と中央線との直通、優等列車の設定が実施される。
- 線名は新宿線の東村山以北とあわせ、川越線となる。現実の川越線は上記の通り存在しない。
西武園線
- 多摩湖線や狭山線と競合するため、存在しない。
拝島線
- やはり青梅線などと競合することから敷設されず、現実の青梅線や中央線のラッシュが今以上に過酷なものとなった可能性もある。
その他西武各線
- 西武農業鉄道や西武鉄道といった社名はなく、今日に至るまで武蔵野鉄道を名乗り続ける。
- 多摩湖線は堤が介入していたため武蔵野鉄道に統合されるものの、多摩川線と同様、武蔵野鉄道の孤立線区となってしまうため、山口線がおとぎ列車やAGTではなく普通鉄道となり、狭山線と一貫した運行が行われる可能性もある。