アメリカの戦車
2020年4月17日 (金) 11:45時点における>てつはうによる版 (→M551シェリダン)
アメリカの戦車の噂
- 整備性と量産性に優れた戦車が多い。T型フォードを作った国だけはある。
- 平均的すぎて人気がないとも言える。
- 戦車という兵器の故障率自体はかなり高い。ドイツはそれを優秀な整備兵で補い、日本は出来るだけ壊れにくい機構を使うことで補った。が、アメリカは壊れる以上の数を生産することで補った。
- いや、機械的信頼性(壊れにくさ)は米>>>>日独ですぞ。
- 走行試験の結果見てると日本の方が足回りは壊れ難いのですが。
- 日本の戦車が重量増加を覚悟で空冷ディーゼルを使ったのはどう説明するんだ。
- ガソリンを飛行機に回す為。空冷は貴重な水をラジエターに回さない為。
- 日本の戦車が重量増加を覚悟で空冷ディーゼルを使ったのはどう説明するんだ。
- 走行試験の結果見てると日本の方が足回りは壊れ難いのですが。
- いや、機械的信頼性(壊れにくさ)は米>>>>日独ですぞ。
- 戦車という兵器の故障率自体はかなり高い。ドイツはそれを優秀な整備兵で補い、日本は出来るだけ壊れにくい機構を使うことで補った。が、アメリカは壊れる以上の数を生産することで補った。
- 平均的すぎて人気がないとも言える。
- 余り重要視されないのかまともな対空戦車が無い(大戦略からの受け売り)。装甲車に毛の生えたような物がほとんど。
- とはいえ、対空戦車は高価な兵器システムなので運用している国の方が珍しいのかもしれない。
- M247サージャントヨーク、アメリカ版ゲパルトを忘れないで下さい。
- そもそも航空機によって制空権を確保してからでないと進出しないので、重要視されないのも無理はない。
- 圧倒的な制空権を持ってから戦争するのがアメリカ。ヤーボで地上攻撃する側なので対空戦車の重要性は低い。
- 海から陸に上陸可能な河童みたいな装甲戦闘車両を作るのが得意。海兵隊の伝統。
- 戦車ではなく装甲兵員輸送車。
- 大戦中の米軍の用兵思想はイギリス軍並みに遅れていた。
- 部隊編成とかは現代に通じるものがあり、末期になるほど洗練されていく。
- 戦車は歩兵を支援するもので、対戦車戦闘は対戦車砲や対戦車自走砲に任せるという用兵思想だった。
- 大戦中の米軍には2種類の76,2mm砲があった。
- 短砲身と長砲身ではなく、薬莢の長さが違う為に互換性が無かったらしい・・・
- しかもパンターの正面装甲を貫通できない事を陸軍地上管理本部のお偉方はアイゼンハワーに黙っていたらしい。
- 真相を知ったアイゼンハワーは激怒したらしい。
- しかもパンターの正面装甲を貫通できない事を陸軍地上管理本部のお偉方はアイゼンハワーに黙っていたらしい。
- 短砲身と長砲身ではなく、薬莢の長さが違う為に互換性が無かったらしい・・・
- 太平洋戦争では戦車より隠蔽された37mm対戦車砲が強敵だった。
- 地雷を背負った歩兵や九〇式野砲も強敵。
- WW2ぐらいまでのものは、アホみたいに機銃でハリネズミ化されている。ソ連に輸出されたものは、"機銃だけ"評価された。
M3スチュアート
- 37ミリ砲装備の軽戦車。
- 軽戦車としてのスペックは決して悪くない。
- ドイツ軍相手には偵察にしか使えなかったが日本軍が相手になると主力戦車として活躍できた。
- 南方のジャングル戦では日本軍の戦車より対戦車砲が強敵だった。
- 味方を守るために敢えて前進して対戦車砲の餌食になる事が多い為、味方の海兵隊員から「可哀相な相棒」といううれしくないニックネームを付けられてしまった。
- 97式改や1式が実戦配備されると犠牲が出るのを嫌い撤収。殆どM4に置き換えられた。それでも対戦車砲は天敵。
- 日本軍が「実戦で使用した」戦車では最強らしい。
- 南方のジャングル戦では日本軍の戦車より対戦車砲が強敵だった。
- 軽戦車の癖に背が高く、居住性は良好だった。
- 供与したイギリス軍からは最初「ハニー(可愛いやつ)」と呼ばれていたが、急速な進歩に追いつけなくなり「これは現代の戦車ではない。青銅器時代の戦車だ。『ブロンズ・タンク』だ」と皮肉を言われた。
- 基本的に軽戦車は自分が持つ砲に耐えられるだけの装甲を持っていないのだからある意味、戦車ではなく装甲車だった。それはどこの国も同じ。だから中戦車が発達し、重戦車の出現に驚愕することになる。
- ブロンズタンク・・・米軍が聞いたらドイツ軍ならともかく、イギリス軍に言われたくないと思ったに違いない。
- M2軽戦車をベースに開発され、後にM5スチュアートのベースになった。
M22
- 「空挺部隊にも戦車を配備してあげたいね」という発想から生まれた空挺戦車。7トンちょっとの小さな体とM3軽戦車と同じ主砲を装備
- しかし肝心のアメリカには本車をそのまま運搬できる輸送機がなく、分解して運んだのを現地で組み立てる必要があった。空挺戦車?
- 結局イギリスに貸与された。イギリスが名付けた愛称は「ローカスト」意味はイナゴである
- しかし肝心のアメリカには本車をそのまま運搬できる輸送機がなく、分解して運んだのを現地で組み立てる必要があった。空挺戦車?
M24
- 第二次世界大戦には微妙に遅かった軽戦車。
- 朝鮮戦争に参加したらT-34にボコボコにされた。
- まああっちは中戦車でこっちは軽戦車ですし。
- そりゃ対ドイツの猛獣の85mmを当てられたら木端微塵になるのも当然。
- 朝鮮戦争に参加したらT-34にボコボコにされた。
- 自衛隊でも使用
- 傑作軽戦車。
- 75ミリ砲を装備しているので初期のシャーマンと同レベルの火力を有していた。
- ドイツ軍の4号戦車を撃破した例も存在する。
M2
- 1942年に設計されたとは思えないほど設計が古かった。
- 中戦車として設計されたのに正面装甲厚は35mm、主砲はM3と同じ37mm砲という軽戦車並の武装だった。
- 数十両生産したところで軍は我に返ったらしく、前線に送らず闇に葬った。
- ちなみに我に返らないとこうなります。
- それは単に敵が居なかっただけじゃ・・・?
- ちなみに我に返らないとこうなります。
- 中の人の数よりも搭載されている機銃の数のほうが多い。
M3リー/グラント
- こちらは中戦車。
- 砲塔に37mm砲、車体に短砲身75mm砲を搭載した変り種。
- 75mmの上に37㎜、その上に機関銃、さらに上に車長用キューポラ。ノッポすぎる。
- M4の数が揃った後は広い車体を利用した指揮戦車として利用された。
- 指揮戦車なのにM4より弱そうで怖い....後方にいたのかしら(上の文を読んだ感想)
- 車体が広かったので指揮に必要な通信装置を積めたという事らしいです。あくまで指揮するのが仕事なので先陣を切って突入するような事はしないと思いますw
- 指揮戦車なのにM4より弱そうで怖い....後方にいたのかしら(上の文を読んだ感想)
- 供与されたイギリス軍には好評だった。理由は「75mm榴弾と37mm徹甲弾を同時に撃てるから」
- ソ連にも貸与された。ただT-34が比較対象だったため性能の評価は最悪。乗り心地と整備性で良い評価を受けた
- サーチライト搭載型がある。
- M3で二つあったりスチュアートが二つあったりアメリカの命名基準は色々複雑
- M3が色々いるのは、3番目の正式採用兵器にはM3と振るのが規則であるため。ちなみにスチュアートと名付けたのはイギリスさん。
- M2じゃ色々ダメだ→でかい大砲積んだ戦車作ろうぜ!(後のM4)→でも失敗したらどうしよう・・・ってな経緯で生まれた間に合わせの子
- 大型砲塔を作るの技術がいかに難しかったかを知る上で貴重な素材。75mm以上を載せる基礎技術が大切。
M4シャーマン
- アメリカ戦車界のスーパーカブ。死ぬほど生産されていろんな国で使われた。
- どっちかというと質より量で勝負戦車。
- 「シャーマン戦車とタイガー戦車、どっちが強い?」「当然タイガーだろ」「5万対1850でも? シャーマンとタイガーの生産数だ」「ずるい……」ということらしい。
- 投入された頃は戦車同士の戦闘に関するノウハウが不足していたこともあってドイツ戦車兵たちから完全にカモ扱いされていたらしい。
- もっとも質も低い訳では無い。よく言及される沖縄戦での損害は、攻勢に不向きな地形で歩戦分離されたり脆弱部を撃たれた機会が多かったため。M4自体の問題ではない。
- イスラエルで魔改造されて長く使われた。
- 「シャーマン・スペシャル」という、巨大砲を載んだのオバケみたいなやつを1980年代まで使ってた。保守整備部品が腐るほど世界中にあったので長く運用できたとの事。
- 自衛隊でも使われていた。
- 日本人の体格ではペダルに足が届かなかったので、厚底ブーツみたいにあげ底をして使ったとか。
- 自衛隊では昭和50年頃まで現役だったそうな。
- 名前の由来となった南北戦争の北軍司令官ウィリアム・T・シャーマンは南部ではかなりの嫌われ者。どれくらい嫌われているかというと、「シャーマン将軍の名前がついた戦車になんか乗りたくない」と言うやつが出るほど。
- 南北戦争で南部を攻めたとき、メチャクチャに蹂躙したため。そのせいで南部が復興したのは第二次大戦以後だとか。そりゃ南部出身者からは恨みを買ってるわな。
- これは趣味で破壊していたわけではなく、敵の継戦能力を絶つにはまず根本からという思想であり、アメリカ式総力戦の元祖といわれる。本人はそういう破壊行為が大嫌いだったらしいが、私情に流されず実行した。いかにもアメリカらしい名将である。
- 南部出身の戦車兵に人気があったのはM3リー戦車(もちろんネーミング的な意味で)
- アメリカ軍の正式名称=M4中戦車・イギリス軍での正式名称=シャーマン中戦車。あくまでもアメリカ軍内においては「シャーマン」というのはニックネームであったとか。
- 南北戦争で南部を攻めたとき、メチャクチャに蹂躙したため。そのせいで南部が復興したのは第二次大戦以後だとか。そりゃ南部出身者からは恨みを買ってるわな。
- やられ役ではあるがドイツの4号戦車なら「なんとか」互角に戦えた。
- 「なんとか」かどうかについては諸説あるので4号>シャーマンが確定なのかは不明
- 実際のところドイツ軍ですらM4>IV号後期型であることは認めてる。ラングが開発された動機のひとつはIV号の性能に限界を感じたため。
- ドイツ軍最強のタンクハンター「ミハエル・ヴィットマン」のタイガーを撃破したのはイギリス軍が魔改造を施したシャーマン・ファイアフライだった。17ポンド砲恐るべし。
- ちなみにファイアフライとは「蛍」を意味する言葉。
- 海外の蛍は成虫になっても他の虫を捕食する獰猛なのがいる。
- ちなみにファイアフライとは「蛍」を意味する言葉。
- 陸軍向けのシャーマンはガソリンエンジン、海兵隊向けのシャーマンはディーゼルエンジンを搭載していた。
- 舟艇用に軽油が大量にあったから。
- 数える気力が起きないほどマイナーアップデートの数が多かった。
- とにかくバージョンが多い。初期の75mm砲、長砲身の75mm砲、他にも76mmと105mmとロケットランチャー搭載型・・・
- 主砲を火炎放射器に交換した車両もあった。
- 装甲を厚くして歩兵支援専用にした、デブチョコボみたいなタイプもあり。
- だが現場では戦車部隊の先頭で盾として使われた。米軍の用兵思想がズレていた根拠のひとつ。
- 戦地で76,2mm砲に(ひょっとすると勝手に)換装した車両もあった。
- 挙句の果てにはロケット砲を搭載した車輌まで登場する。スピットファイア顔負けのバリエーションの多さ。
- 戦地で76,2mm砲に(ひょっとすると勝手に)換装した車両もあった。
- だが現場では戦車部隊の先頭で盾として使われた。米軍の用兵思想がズレていた根拠のひとつ。
- 上陸作戦用にフロートを取り付けて水上移動できるタイプもあった。
- D-DAYには揚陸艇から海上に出たものの海岸から遠過ぎた為に波に飲まれて転覆、沈没する車両が続出したらしい。
- M26やM36に搭載された90mm砲を載せた車両も試作されたが、実現はしなかった。実現したら西側担当のドイツ軍は火力だけはティーガー並のシャーマンの大群と対峙しなけりゃならなかっただろう。
- とにかくバージョンが多い。初期の75mm砲、長砲身の75mm砲、他にも76mmと105mmとロケットランチャー搭載型・・・
- 防御力に難がある為に前線の兵士達は気休めに予備のキャタピラを載せたりしていたが、終いには丸太まで載せた車両があった。
- 気休めにキャタピラを載せる行為はパットン将軍のお気に召さなかったらしい。
- 破壊された車両の装甲版を剥がして主要部分に貼り付けたりもしていた。
- スペースドアーマーの要領でHEAT弾に対して意外な防御力を発揮するとかしないとか。
- 丸太を載せ、その上からコンクリートを盛って形を整え……と妙に凝ったものもあった。
- 気休めにキャタピラを載せる行為はパットン将軍のお気に召さなかったらしい。
- 最初は歩兵支援を主眼に開発された。
- 初期型は車内通話装置を装備していなかった為、戦車長が操縦士に指示を出す時は操縦士の頭や肩を足で押したり蹴飛ばしたりしていたらしい。
- 司馬遼太郎(もと戦車兵)によると、WWIIレベルの時代、戦闘中の戦車にはそんなものは付いてても役に立たなかったらしい。もっとも日本の話なので、アメリカやドイツだと事情が違うかもしれないが……
- 司馬遼太郎は車内無線搭載の戦車で戦った事がないので何の根拠もない。
- 司馬遼太郎(もと戦車兵)によると、WWIIレベルの時代、戦闘中の戦車にはそんなものは付いてても役に立たなかったらしい。もっとも日本の話なので、アメリカやドイツだと事情が違うかもしれないが……
- 天敵は「88」の付く高射砲。
- ヨーロッパやアフリカではドイツのFlak.88(88mm)高射砲に、太平洋方面では日本の八八式七糎半高射砲(75mm)に撃たれまくった。
- 後掩蔽された47mm対戦車砲。
- 映画「戦略大作戦」でシャーマン戦車兵が「相手の独軍戦車はタイガーらしい」というのを聞いて「冗談はよせよ。カマキリが虎にかなうワケないだろ?」と言うシーンがある。
- 御者「これはM4と言って退く事を知らない戦車です」 荘公「道を開けてやれ」 と、いうわけで螳螂の斧という言葉が生まれ……あれ?
- 退く事を知らない=退こうと考えるより先にバーベキューになるというひどい皮肉である。
- 御者「これはM4と言って退く事を知らない戦車です」 荘公「道を開けてやれ」 と、いうわけで螳螂の斧という言葉が生まれ……あれ?
- バランスがよく便利だったせいで、上層部は「シャーマン大量に作って数で押せよ、タイガーなんてめったにいるもんじゃないし」と言い切ったためM26パーシングの採用が遅れた。
- 旧日本陸軍が1944年時点で想定していたM4中戦車の装甲は、車体前面で65~51㎜・砲塔正面85㎜程度ありそれぞれ45度傾斜していると考えていた。
- 前線では「パンターティーガー相手だと火力も装甲もない」「太平洋じゃ背が高くて不意打ちされまくる」と非難轟々だったが上層部は「長砲身75mmすら余計、短砲身75㎜M4が一番いいんだよ」と言ってきかなかった。おかげでヨーロッパなんかでは勝ち戦なのに戦車部隊は半分以上壊滅してたり。
- ある意味ソ連より共産主義してるかもしれない。そしてそれをはねのける物量チート恐るべし
- 何言ってんだよ。ドイツの昔の強さは困った時のスツーカがあったから。西部戦線なんて補給・移動も邪魔されるし、ヤーボは怖いし。まともな戦場への移動が出来なかったくらいだから。
- ある意味ソ連より共産主義してるかもしれない。そしてそれをはねのける物量チート恐るべし
M26
- 第二次世界大戦には遅すぎた重戦車
- 一応、数両が実戦参加して虎狩りに成功している。
- 長砲身砲搭載のスーパー・パーシングも試作されたが、大戦終了により量産はキャンセルされた。
- 朝鮮戦争にはしっかり間に合った。
- 虎や豹ではなくイワンの戦車と死闘を繰り広げた。
- つまり独裁者と死闘を繰りひろげたわけですな。
- 虎や豹ではなくイワンの戦車と死闘を繰り広げた。
- シルエットが似ているため、ついた綽名が「アメリカ・タイガー」
- 戦後に製作された戦争映画に、タイガー戦車の役で出演した。
- 愛称はパーシング。第一次世界大戦時のアメリカ陸軍将軍の名前である。
- パットンシリーズの始祖に当たる。
T-28/T-95
- でかすぎてまるで使い物にならなかった巨大駆逐戦車
- キャタピラが全部で4本
- 外側のは取れる。
- 見た目はかっこいい
- アメリカ版マウス。
- 最高時速は全備重量は86トン!路上最高時速は13キロにも届かなかったらしい…
- イギリスにもトータスと言うそっくりさんがいる
M10
- 対戦車戦闘を主眼として開発された駆逐戦車。レンドリースされたイギリスではウルヴェリンと呼ばれる。
- 別に17ポンド砲搭載型のアキリーズ呼ばれるものもいる。
- 搭載している3インチ砲の性能は良かったが、砲塔に屋根が無い上にM4より装甲が薄い為に待ち伏せにしか使えなかった。
- 戦車なのに徹甲弾どころか空中で炸裂する榴弾にも弱い。
- そもそもこいつは戦車ではない
- 米軍での分類はGMC、つまり自走砲である。
M18
- 装甲車に匹敵する機動性にM10を上回る火力を備えた駆逐戦車。
- それどころか第二次世界大戦の装甲車両の中で最速である。最高時速80km
- 残念ながら防御力は装甲車以下だったらしい。
- 素早く戦場に急行して敵戦車を待ち伏せる、というのが想定された使い方だったので火力機動力優先だった。
- こいつもヘルキャット。
- 主砲は76,2mm砲を搭載してたような・・・3インチ砲弾との互換性は無い。
- 90mm砲に換装した改良タイプも試作されたが終戦で没。
- 太平洋戦線にも投入された。
- が、本来の相手であるM4で撃破できない敵戦車は居ないし、紙装甲なせいで被害続出。対歩兵攻撃に従事したが…それならM4でよくね?
M36
- M10の車体に90mm砲を載せた最後の駆逐戦車。
- やっぱり砲塔は屋根が無い・・・
- M4の車体にM36の砲塔を載せたタイプもある。こちらは車体の防御力はM4と同じだったが、相変わらず砲塔には屋根が無かった・・・
- 一応改修されて砲塔の「半分だけ」屋根が付いたがヨーロッパの戦闘には間に合わなかったらしい。
- M10、M18もそうだがコイツの使用方は素早く戦場に急行して敵戦車を待ち伏せる、というものだったので、機動力を優先して装甲は薄く、敵を早く発見するために砲塔の乗員が頭を出して索敵可能なようにオープントップに、と思想に適合させた構成だった。
- M36の米軍での分類は対戦車自走砲で、戦車あつかいはされていない。
M41
- 自衛隊でも使用
- 小型かつ機敏で操縦しやすく、陸自の戦車搭乗員にも人気があったとか。
- ウォーカーブルドックという愛称が似合っていると思う
- 未だにタイで現役
- カップラーメンのCMに出演。
- 軽戦車である。
M48
- 第二次世界大戦直後のアメリカの標準的戦車。似たような形をしている戦車が多くて一見区別できない。
- アメリカにとって初の主力戦車。
M103
- M48を引き延ばしたような重戦車。この項目を書くにあたりwikipediaを調べていて初めて知った(無知)。正直かなりマイナーかも...
- 実戦に使用されることなく消えていったらしい
- 主砲のデカさが鬼。
- あだ名はファイティングモンスター。
- とよく言われるものの、実はそのあだ名は日本人にしか通用しない罠。
- ソ連のIS-3に対抗するため開発された。
M60
- M48と大まかな雰囲気が変わらない
- M1開発以前のアメリカの代表的戦車。各国で使われた。
- M60A2だけミサイル発射可能で異質
- 主兵装はシェリダンと同じだった気が。
- 台湾では未だにこいつが主力。
- サンディエゴの街をGTAみたく爆走したことがある。
M1エイブラムス
- ガスタービンエンジンを主動力とするレアな戦車。
- そんなわけで燃費は...
- 米軍の場合、空からのサポート(ヘリ等)付きが普通だから、同じ燃料が使えるほうが良くね? ということでガスタービンを採用。金持ちはいいなあ。
- 1500馬力級ディーゼルエンジンの開発が上手く行かなかった為にガスタービンに走ったと言う説もある。
- 大体イニシャルコストだったら出力比ではディーゼルエンジンのほうが高くつくんだから。金持ち(で技術持ち)はいいなぁ、はむしろアメリカの台詞。もっとも燃費は……だけど。
- 今でも1500馬力級ディーゼルエンジンは日本とドイツくらいしか作れないっていうし。
- 赤いカーテンの向こう側では、この戦車がガスタービンエンジンを使う。
- 湾岸戦争後に「燃費が悪すぎる!」と議会で叩かれたことがあったらしい。
- アイドリング状態でも燃料をドカ食いするため、改良型ではそういった場合にエンジンを停止させても行動可能にするための補助動力装置が取りつけられた。
- あまりに大量に作りすぎたため、議会から新戦車開発の予算が下りないとか。当分はアップグレードを施して現役続行。
- 近年の西側主力戦車でマスコミに露出する回数が一番多い。
- 軍ヲタに人気があるかというと余り人気が無い気がする。
- 日本みたいに超軽量で凄いわけでもないし、ドイツみたいに渋くないし、英仏みたいに「…???」じゃないし、韓国みたいにホルホルできないし、ロシアみたいに「オブイェークト」でないし、中国みたいに「まだ超信地旋回できないの?ww」でもない。
- 砲弾と装甲に劣化ウランを使う恐ろしい戦車。
- 劣化ウラン弾の実害がどれだけあるかは……って装甲!? マジで!?
- 砲塔の枠で囲まれた部分が劣化ウランプレート
- 他にも網状の劣化ウランを砲塔内部に組み込んでいたりする。
- 砲塔の枠で囲まれた部分が劣化ウランプレート
- つまり、45億年経つと防御力が半減する。
- 劣化ウラン弾の実害がどれだけあるかは……って装甲!? マジで!?
- 第一次湾岸戦争で友軍のM1に誤射されて砲弾は砲塔基部に命中。車両は行動不能になったものの乗員は無傷だった。
- 飛んでくる砲弾より車内に染み出してくる放射能がずっと怖いという・・・
- α線とβ線なら、それぞれ紙一枚と1㎝のプラスチック板一枚で防げますが、γ線は10㎝の鉛が必要です。砲塔内側は確実にアウト・・・
- 飛んでくる砲弾より車内に染み出してくる放射能がずっと怖いという・・・
- 10年程前に読んだ某雑誌に「M1の燃費はリッター240メートル(通常移動時)」と紹介されていたが実際はどうなんだろう。
- ちなみにレオパルド2はリッター410メートルだそうな。本当かよw
- 結構トランスフォーマーでロボにされやすい。
- 改良すればするほどデブになっていったが、最近(2013年)になって性能そのままに大幅シェイプアップさせる計画をアメリカ軍がぶち上げている。
- 日本が先に第4世代の定義(第3世代と同等、軽量小型化、ハイテク電子装備、市街戦対応等)をぶち上げてしまったため、その他の大国の軍需産業が若干意地になっているところがある。
- マスコミが日本の戦車を批判するときに使われるものさしで単位は1エイブラムス。主に価格を比較して批判されるが、これはアメリカ以外の戦車は軒並み日本戦車と似たような価格であるためエイブラムスを基準にしなくては日本戦車を叩くところが無くなるのである。
M551シェリダン
- 高い割にはいまいちだった空挺戦車。
- 空挺戦車だとか軽戦車って失敗作が多い気がする コンセプト自体に無理があるのかもしれない
- 軽くしなけりゃならないのでどうしても大砲や装甲が犠牲になるのが原因。
- 空挺戦車だとか軽戦車って失敗作が多い気がする コンセプト自体に無理があるのかもしれない
- 見た目が未来的でかっこいい。結構模型化されている気がする。
- 食玩のWTMでもラインナップされていたしね。
- 車体装甲はアルミ合金。燃えるぜ!(文字通りの意味で)
- 152ミリ砲と対戦車ミサイルを搭載、これだけ読むと随分強そうに見える。
- 152mmガンランチャー・・・名前はカッコいい。
- ミサイルを撃った後は目標まで誘導しなくちゃいけないから移動できない。そして最前線で戦うには装甲が薄いし・・・
- それでも第一次湾岸戦争では歩兵の支援で出撃したらしい。
- ミサイルを撃った後は目標まで誘導しなくちゃいけないから移動できない。そして最前線で戦うには装甲が薄いし・・・
- 152mmガンランチャー・・・名前はカッコいい。
- こち亀の両さんが、爆竜大佐から誕生日プレゼントとして送られたのがこの戦車。
M8 AGS
- シェリダンの後輩。
- ベトナム戦争の教訓からアルミニウムの車体に鋼(はがね)を被せた。
- 後付けできる追加装甲完備でRPGにも耐えられるようになりました。
- 信頼と実績の105mm砲搭載により、さらに対車両戦闘に磨きがかかりました。
- 後付けできる追加装甲完備でRPGにも耐えられるようになりました。
- シェリダンの轍を踏まないと意気込んだ矢先、冷戦の終結による国防予算の削減のあおりを受け発注キャンセル。
- ベトナム戦争の教訓からアルミニウムの車体に鋼(はがね)を被せた。
M50オントス
- 見た目は異常にかっこいいが実用性低そう
- 次弾装填する為には車外に出なければならない。
- あまりに見た目が派手なので、射撃には大隊本部の許可が必要。
- 特撮に出てきそう。
TV-1
- 原子力戦車。ソ連の対核戦争戦車なんぞ甘っちょろい。こっちは正真正銘、原子力動力の戦車。
- 自重しろアメリカ。
M247サージェント・ヨーク
- 一度は配備されたものの量産途中で計画はキャンセルされちゃった。
- 「期待していた性能ではなかった為」というのが理由らしい。
- それ以前にアメリカは、WW2から常に敵航空機は味方の航空部隊がほとんど狩りつくしてしまうので、敵航空機の脅威をあまり強く意識する必要がない。
- 「期待していた性能ではなかった為」というのが理由らしい。
- 車体はM48だったのか・・・M60だと思い込んでいた。
- アメリカ版ゲパルト。ゲパルトに比べて随分と短命だったが・・・
- 日本は未だに87式を実戦配備したまんまだがな
- なんでや!本家ゲパルトかてつい最近まで現役やったろ!
- 日本は未だに87式を実戦配備したまんまだがな
M19
- M24ベースの対空戦車。
M42
- M41ベースの対空戦車、武装はM19と同じ40mm連装砲。
- ベトナム戦争では防空任務より地上掃射で活躍したらしい。
戦車 |
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