関東の博物館・美術館

2014年12月26日 (金) 23:41時点における>モンブランによる版 (→‎東京)
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群馬

碓氷峠鉄道文化むら

所在地:安中市松井田横川

  1. 横川運転区の用地を流用しているため、当時の機関庫なども保存されている。
  2. 試験に合格すれば実際にEF63を運転することができる。
    • 運転前には実際に点検もしなければならない。
    • 運転回数10回で機関士見習、30回で補助機関士、50回で本務機関士となるランクアップ制度もあり。
      • 各ランクの機関士名簿もどこかに貼られていたはず。
      • 500回運転すると優秀機関士にランクアップするらしいが、そんな事をする猛者は実際にいるんだろうか。
  3. 梅小路と違って電気機関車が大量に保存されている。
    • やはり横軽を走破するには電気機関車の補助が必要だったことを印象付けるためなのだろうか。
  4. 高崎に作る予定だった。

埼玉

鉄道博物館

所在地:さいたま市大宮区大成町

館内
  1. 2007年に開業予定。
    • JRは大成駅の改名を打診している。ニューシャトル(埼玉新都市交通)は前向きだが、地元自治会が反対している。
      • 正式名称が「鉄道博物館」に決定。「大成」は副名称に格下げとなり、地元自治会は見事敗北。
    • 10月14日に開業。
  2. 鉄道博物館のある辺りはかつて電車の墓場として有名な場所だった。
    • あそこに放置してあった301系は結局ここには保存されず。
  3. 開館前にタモリ倶楽部で特集された
  4. 運転シミュレーションの映像は、国鉄末期に収録したものを使用している。
    • それは山手線205系の話で、他の200系新幹線はJR初期、209系と211系は実写ではなくCG。SLは知らない。
    • 2009年5月に209系・211系の映像が更新され、実写化・向谷実氏プロデュースによるフルハイビジョン映像となった模様。209系は京浜東北線、211系は高崎線を収録。
  5. 館内に入って直ぐ右(奥)に展示してある客車の前では声優を起用したミニドラマ(?)が流れていて思わぬ足止めを食らう
    • 詳しい設定は分からないけれど「お姉さま」は止めてよ。今日はそう言うので来たんじゃないんだから。
      • 上流階級の姉妹という設定だが、いったいどういう発想をしたんだ?
  6. けちけちしないで川越線に駅を設置して欲しかったと思っている来館者は多いに違いない。
  7. やっと0系が「まるごと」来た。
    • JR東日本としては手薄な分野の車両だからね…。一応それ以前から青梅に1両持っていたが。
    • ちなみにこの車両では洗面所やトイレの中の様子まで窺うことが出来る。
    • 0系は秋葉原時代ずっと入口に飾られていたカットモデルもある。ただ一緒に飾られていたD51のカットモデルとは別々にされてしまった。0系は屋内、D51は入口。
  8. 年間パスがありえない安さ。そのおかげで近所の小学生(特に男子)の年間パス所有率は非常に高い。
    • 基本的に三回入場すれば元が取れる。
  9. 実態は国鉄&JR(更に言ってしまうとJR東日本)博物館である。さすがにしょうがないか。
  10. チケットを買わなくてもSuicaで入出場可能。さすがは「鉄道」博物館。
    • 他の鉄道系博物館だと券売機でチケットを買うことでIC対応にしているから斬新。
    • 現金精算ですらICカードにするというこだわり様。
  11. 2015年度から増築工事を行い、規模を今の倍にするらしい。どこにそんなスペースが・・・
  12. 英国立鉄道博物館・米ボルチモア&オハイオ鉄道博物館と姉妹館を提携中。
  13. 当然だが、来館者は親子連れが非常に多い。
    • 男一人の鉄オタも当然いるが、結構居づらい・・・。
  14. 図書館が2室ある。
    • 1階は子供向け、2階は大人向けと住み分けがされている。

東京

東武博物館

所在地:墨田区東向島

  1. 運転シミュレーションのところには子供の鉄オタがたむろしている。
  2. 鉄道マニア納得の博物館として有名らしい。自分的には模型電車運転が面白かった。
  3. 長屋散策に6月行ったとき、安いからここで涼をとったなー。やっぱり鉄オタが多かった
  4. 只今改装休館中です。
    • 新装開店しました。
  5. DRCこと1720系も保存されているが、カットモデルで窮屈な場所に置かれているなどと扱いがひどい。
  6. 案の定と言うか何と言うか、ジオラマには東京スカイツリーが建っている。
    • ワールドスクエアもそうなのだが、こうやって模型化する事で「スカイツリーは東武の物です」と主張している感がある。
  7. 東向島駅のホームの下を覗ける窓がある。
    • 停車・通過する列車の台車をじっくり見ることができるのがいい。

地下鉄博物館

往年の銀座線

所在地:江戸川区東葛西

  1. 昔の銀座線と丸ノ内線の車両が保存されている。
    • 昔は銀座線だけだったが、丸ノ内線も半年近く休館にして持ってきた。
      • スペースが足りないので日比谷線の3000系は綾瀬に置かれたまま。
    • ここに置かれている東京地下鉄道1000形は元々は交通博物館に保存されていたものらしい。
      • もう一つの初代地下鉄車両である東京高速鉄道100系はカットモデルで保存。
  2. 図書室には地下鉄関連のかなり貴重な資料も存在する。
    • たまに鉄道ファンでも知らないようなネタが発掘されるらしい。
      • ここはきちんと所蔵資料をOPACに突っ込んでくれているらしく、捜し物が国会図書館のDBから検索で引っかかってびっくりした。
    • ビデオ上映会でも東西線建設時などの貴重な映像資料が時々見られる。
  3. 有楽町線のシミュレーションの車両は何故か別の路線の車両である。
    • 8000系が走った経験があるのは半蔵門線と東西線だけなのにこうなっている理由は謎である。
      • まさかとは思うが、将来豊洲-住吉間の新線が出来た時に実際に走るんだろうか。
  4. クイズコーナーの問題が少し古いのが玉に瑕。

東京国立博物館

所在地:台東区上野公園

  1. 日本に4つしかない国立博物館の1つにして、その中で最大規模を誇る日本を代表する美術館。
    • 名前は「博物館」だが、開館当初色々あって美術系が強い展示となった。
  2. とにかく展示替えが多い。
    • 保存の関係上、劣化しやすい浮世絵や近世日本画と書、国宝室は1ヶ月程度で変わるため、全部見ようと思うと最低月一で通わなければいけない。
      • それでもたまに見たことがない作品が出てたりして、ここの蔵の深さを思い知らされる。
    • やたらと鈴木春信が出てるとか、頼山陽一族の書がズラリと並んでたりと、学芸員が展示替えごとに隠れたテーマを設定しててニヤリとする。
  3. 資料館が平日しかやってないのが難点。
    • コピーは1枚30円と高い上にWi-Fiが非常に繋がり辛いといった短所もあるが、美術系に関しては国会図書館クラスの蔵書を誇り、非常に空いてるため閉架資料もすぐに出てくるのは便利。

ブリヂストン美術館

所在地:中央区京橋

  1. コレクションの質の高さと来場者数の少なさが共存している、理想的な美術館。
    • 昔は平日20時まで開いていたが、東日本大震災以降金曜だけ20時で、他は18時閉館になってしまったのが残念。
    • 西洋画のコレクションは、国内で5本の指に入るだろう。
    • 強いて難を言えば、会場が少し狭いため特別展を開いても作品数や大作が少ない。
  2. 名品が多いのと立地のせいか、入館料も高い。ぐるっとパスを使って他の美術館なども回るのを推奨。
  3. 創業者の出身地である福岡の久留米には石橋美術館がある。こちらは日本の作品がメイン。青木繁「海の幸」がある。
  4. 土曜講座が隠れた売り。
    • 有料だが400円と安い上に、有料ゆえに本当に聞きたい人だけが来るので、初心者向けの話が少なく本格的な内容が聞ける。

江戸東京博物館

所在地:墨田区両国

  1. 江戸博は操車場の跡地にできたけれど、実はここにはデパートを作るという案もあった。しかし地元住民が猛反発、結局商業地は錦糸町に作られ両国は衰退の一途を……
    • 江戸博の出来る前、あそこは青果市場でした。地元の人は「ヤッチャ場」って呼んでた。
  2. 北口にある家康像は亀に乗っていて、なんかマヌケ。
  3. バブルの雰囲気が色濃く残る外観。
    • 内部の構造も豪快。
    • 維持費もその分余計にかかるらしい。
    • 江戸とは全く関係ない西洋関係の巡回展をやるのは、入場者数を少しでも増やして収益を増やすためだと思う。
  4. 汐留駅跡地再開発の際に発掘された初代新橋駅の遺構の一部が江戸東京博物館の柱の根っこに展示されてるのはほとんど知られていない。
  5. 1/1日本橋がある。
    • ただし諸般の事情により半分だけ。
  6. 建物の高さは江戸城天守閣とほぼ一緒らしい。
  7. 巨大ジオラマが個人的には好き。
  8. 図書館が地味に良い。
    • 開架はそこまでではないが、閉架にはかなりの数の本がある。検索パソコンが少し使いづらいのが難点だが。
  9. NHK大河ドラマ関連の展覧会会場になることが多い。
    • ただし展覧会自体は幾つか目玉はあるものの、地元にある程度優品を残す必要があるせいか毎回そこまで良くはない。
    • 複数の会場を巡回するため、どうしても持ち運びしやすく長期間展示できるものに偏ってしまうのも大きい。

船の科学館

所在地:品川区東八潮

  1. 以前は、1981年に公開された東宝映画『連合艦隊』の特撮シーンの撮影に使用された、自走操船航行が可能な縮尺1/20の戦艦大和の巨大模型が敷地内の屋外に展示されていたが、2004年12月に暴風雨によって横転した際に上部構造物が大破したために撤去・解体されてしまった。
    • 現在は鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地史料館に保存・展示されている旧日本海軍の二式大型飛行艇(の実機)も、以前は船の科学館で展示されていた。
  2. 建物自体が船の形をしている。
  3. 3年くらい前から建物の中に入れなくなったが、何時になったらリニューアルするんだろうか。
  4. 初代南極探査船の「宗谷」が保存されている。
    • 同様に青函連絡船の羊蹄丸も保存されていたが解体されてしまった。
    • きちんと軍艦時代の事から紹介されていたはず。
  5. その名前から察しはつくと思うが、笹川一族が関わっている。

日本科学未来館

所在地:江東区青海

  1. 毛利衛が館長をやっている。
  2. エントランスにある地球型のディスプレイがメインシンボル。

交通博物館

所在地:千代田区神田須田町

  1. 鉄道博物館の前身かつ旧万世橋駅。
    • この頃は鉄道以外に車や飛行機なども保存されていた。
      • なぜか駕籠まであった。
    • 駅と博物館が共存共栄していた時代もあったらしい。
  2. 時期が時期だからか、リニアの模型は宮崎リニア実験線仕様だった。
  3. 今はオフィスビルと駅のないエキナカに変化している。
    • 閉館前にも一時的に万世橋駅構内には入ることができたが、この改装のおかげでより入りやすくなった。
  4. 用地が狭かったからか、弁慶号などはかなり窮屈な形で保存されていた。
    • 今あらためてあの場所を見てみると、よくあんな場所に何両も保存できたなと思う。

野球殿堂博物館

所在地:文京区

  1. 昔は後楽園球場の隣、今は東京ドームの中。
  2. ちょっと前までは「野球体育博物館」だった。
  3. 年に一日、特定球団のファンクラブ会員が入場無料になる日がある。
    • 対象球団が東京ドームで巨人戦をやる日が対象となるので、予定が合えば観戦のついでに見に行くのがおすすめ。
      • ただこれ、2015年以降パ・リーグ球団のファンにとってはやや不便になりそう。

国立新美術館

所在地:港区

  1. 「新」と名乗っているが実は国立美術館というのは運営する独立法人の名前だけで、建物としての「国立美術館」はない。
    • まぁ江戸期以前の美術品はほとんど国立文化財機構が管理してるから美術品を網羅した「国立美術館」って無理だからなんだけど
  2. ことここに至っては美術館というか国立貸し画廊です。
    • いかにも金の力で持ってきました的な展覧会が多い。
  3. 外観は立派だが、動線や部屋の配置が謎すぎる。
    • 黒川紀章設計だから仕方がない。
  4. 乃木坂駅から直通で行けるのは便利。
    • ただし、間違えて反対側から出てしまうとものすごく歩くことになる。
  5. ここを始めとした六本木の美術館は、火曜休館なので注意。
    • 大抵の美術館は、月曜休館だから有り難い。そのかわり月曜は平日の割に人が多い。
  6. ここのアートライブラリーは開放的で素晴らしい。美術書好きならここに住みたいレベル。
    • エレベーターで行けば3Fの直ぐ目の前、18時まで開館、日曜も開いてるのが素敵。

サントリー美術館

所在地:港区

  1. 名前通りサントリーが経営する美術館。
    • 東京にある古美術系の美術館の中では所蔵品が一枚落ちるが、その分企画で勝負してる感じ。
  2. 展示替えが非常に多いため、公式サイトで出品一覧を参照推奨。
  3. メンバーズクラブは年間5000円とやや高いが、展示替えが多いことを踏まえると悪くない選択肢だと思う。
    • 加入直後に、所蔵品を紹介するDVDが貰える。
    • 特別展開催直後の火曜に開かれる、メンバー限定の内覧会にも入れる。5000円程度の会員費で内覧会に入れてくれるのは珍しいはず。

アド・ミュージアム東京

所在地:港区

  1. 電通の企業博物館なんでまぁ電通本社のビルにある。カレッタ汐留。
  2. まだ棟方志功のあれが飾ってあるかは最近行ってないのでわからない。
    • いわゆる戦前の鬼畜米英系でまぁたぶん黒歴史。
  3. 数年に一度だが中国だのラテンアメリカだのアフリカだのの広告で企画展をやってくれる。これが正直おもしろい
  4. 併設の広告図書館もけっこう好きな人にはって本が転がってる。

切手の博物館

所在地:豊島区目白

  1. 切手収集ファンの聖地。
  2. 以前は新宿駅近くにあった郵趣会館。再開発のため移転した。
  3. 目白駅のすぐ南側にあるが、目白駅には北口しかないので、駅から歩くと遠い。
  4. 入場料を切手で支払える。
  5. 博物館よりも、併設の「世界の切手ショウルーム」(こちらは入場無料)に切手を買いに来る人の方が多い。

青梅鉄道公園

所在地:青梅市勝沼

  1. ここに保存されている0系は一時期帯の色が緑色だった事がある。
    • 大体JR東日本のせいだが、色まで変える必要性はどこにあったんだろうか。
  2. 周りの道が狭く入り組んでいたため、車両搬入にはかなり苦労したらしい。

明治大学博物館

所在地:千代田区神田駿河台

  1. その名の通り、明治大学の博物館。
    • 学外の人でも無料で入ることができる。
  2. 刑事部門では様々な拷問具や処刑具の展示をしていることから「拷問博物館」の異名がある。
    • 目玉はアイアンメイデンのレプリカ。日本で実物が展示されているのはここだけらしい。

神奈川

電車とバスの博物館

駅名標

所在地:川崎市宮前区宮崎

  1. 内容は概ね子供向けで、実際に子供が多いけれど、(鉄道やバスが好きな)大人も十分楽しめる。入場料100円を考えればかなりお徳かも。子供が走り回っているのが気にならない人は。
  2. 「ラッピーちゃん」と言うを始め、5匹(1匹と1台と3両)のマスッコットがいて妙な萌えを与えてくれる。
    • VTRで東急の簡単な歴史を紹介してくれるコーナーがあるけど、ここだけの話ラッピーの声は萌える。
  3. 高津から宮崎台に移った理由は高架化だったはず。
    • 高津時代から高架下だった。移転理由は複々線化工事の為。
  4. 何故か飛行機も保存されている。
    • 東急と繋がりのあった旧東亜国内航空の機体だったからと思われる。

藤子・F・不二雄ミュージアム

所在地: 川崎市多摩区長尾二丁目

  1. 向ヶ丘遊園跡地にできた。
  2. 要予約制。
  3. 自動車での来訪は原則禁止されている。
  4. なんと「きれいなジャイアン」がいる。

箱根ラリック美術館

所在地:箱根町仙石原

  1. オリエント急行の車両が保存されている。
    • ちなみに88年の来日時に一回日本の線路を走行した経験もある。
    • 予約すれば中でティータイムを楽しむこともできる。