ローマ帝国
2009年9月20日 (日) 02:39時点における>BENNONによる版
ローマ帝国の噂
- ローマは酒池肉林。
- スーパーゼウスとスーパーサタンの戦いが始まる。
- コロセウムで殺し合い。
- 売春婦の子供が後の世界3大宗教のひとつとなる宗教をはじめるが、父親が誰かわからないのでコウノトリが運んできたことになった。
- 皇帝は年がら年中入浴していた。
- 道という道はとにかく、どこをどう通ってもいつのまにかローマについてしまう。
- とにかく帝国中に道を造りまくった。おかげでその後1000年くらいは、旧帝国内で道を造る必要がなく、技術も失われてしまった。
- とある漫画家が仕事場に名前を借りている。
- ローマ帝国に登場する人物はほぼ全員「○○○○ス」と言う名前がついている。
- 複数形?
- あまりに紛らわしくて覚えるのに大変。
- 正確には「○○○us」ではないかと。
- ちなみにこれは男性名で、スペインの男性名語尾「---os」に名残を留める。女性名は(現在でも広く使われるが)「a」で終わっている。
- 確かユリウス(Julius)関係の女性にはユリア(Julia)、コルネリウス(Cornelius)関係の女性にはコルネリア(Cornelia)とかって感じだったはず。
- ちなみにこれは男性名で、スペインの男性名語尾「---os」に名残を留める。女性名は(現在でも広く使われるが)「a」で終わっている。
- ついでに「○○○○ヌス」も多いい(オクタヴィアヌス、ユリアヌスetc)
- 百合アヌス。
- 正確には-イアヌス[-ianus]。ある氏族から養子縁組された人の添え名(アグノーメン)の形。ユリアヌスはユリウス氏族から、オクタウィアヌスはオクタウィウス氏族からどこどこの氏族へ養子になりましたって感じ
- ギリシア様のパクリと言ってはならない。彼らはギリシアからすればちょっと喧嘩の強い文明後進国だったのだから文明先進国ギリシアに憧れるのもしかたない
- ギリシアも時の大国からしたらウザイだけの雑魚ってレベルだったけどな
- ギリシア=中国 ローマ=日本
- ああペルシア帝国
- ギリシアも時の大国からしたらウザイだけの雑魚ってレベルだったけどな
- 四階建てのデパートが建てられる。
- 株式会社が誕生する。また株の売買も始まる。
- 生活保護制度完備。ただし、現金ではなく食料の現物支給。
- 娯楽も。但し奴隷の命を投げ打った犠牲のもとに成立する残虐な娯楽であった。
- 実際には、剣闘士同士の試合で死ぬことは滅多になかった。
- ただし、剣闘士vs犯罪者、あるいは猛獣vs犯罪者といった組み合わせで犯罪者が死ぬことはあった。この場合の犯罪者はキリスト教徒であることもあったが、ほとんどは殺人などの重犯罪を起こした死刑囚。
- 負けた方にとどめを刺すかどうかは観客の意向で決まったらしい。名だたる剣闘士同士の試合ならば観客がその命を惜しんだということは十分考えられる。逆に犯罪者ならばまず間違いなく「処刑」が望まれた。
- 奴隷以外にも剣闘士を職業にしている者は多くいた。奴隷身分から開放された後でも、コロシアムでの喝采を忘れられず剣闘士を続ける者も。また皇帝自ら剣闘士として闘った例もある(コンモドゥス帝)
- 剣闘士は給料も良く、また、女性にモテた。そのため、自分から剣闘士になろうとする者も多く現れた。
- 剣闘士は唐に送られ、文化をローマに伝えた。
- なんという遣唐使
- 剣闘士は唐に送られ、文化をローマに伝えた。
- 剣闘士は給料も良く、また、女性にモテた。そのため、自分から剣闘士になろうとする者も多く現れた。
- 娯楽も。但し奴隷の命を投げ打った犠牲のもとに成立する残虐な娯楽であった。
- 当時の奴隷は、鞭で叩かれ死ぬまでこき使われるようなものではなく、職業選択の自由がないだけで暮らしぶりは一般人と変わらない者も多かった。蓄財も認められており、それで自由を買い戻すこともできた。
- 大切な財産だったので丁寧に使われたのである。
- 特殊な技能を持たない一般の成人男性奴隷一人の値段は、今の日本人の感覚で言うとだいたい300万円ほど。
- 成人[男]、性奴隷(笑)
- 大切な財産だったので丁寧に使われたのである。
- 医者と教師は税金免除。
- のちにマッサージ師も免除となる。
- 六階建てのマンションができる。ただし、現在と違い、たとえ狭くても下の階のほうが高く、貧しい人ほど上の階に住んだ。
- エレベーターはまだ無かったし、水道も各家庭にまでは張り巡らされていないため、一階まで降りて汲んでこなければならなかったから。
- 等身大フィギュアが大ブーム。特に大理石で作ったフィギュアには人気殺到。
- 色の違う石を組み合わせてカラーリングをしたやつまで作られた。
- 元は極彩色と言っていいほど着色されていた。今では全て剥がれ落ちてしまったが。
- 後にヨーロッパの蛮族が欲しがったが、全身だと重いのでぶっ壊して首や胸から上だけ持って行ったらしい。
- 色の違う石を組み合わせてカラーリングをしたやつまで作られた。
- 外国人労働者問題はそのころにはもうあったが民族が違う。
- 公用語はラテン語らしい。
- しかし、ラテン語を強制していたのは軍隊の中だけで、東半分ではギリシャ語が使用されることが多かった。
- 上流階級の間では、ラテン語だけでなくギリシャ語も話せることがステータスになっていた。また、図書館の蔵書はラテン語とギリシャ語が半分ずつになっていることが多かった。
- なんというイギリス。
- 上流階級の間では、ラテン語だけでなくギリシャ語も話せることがステータスになっていた。また、図書館の蔵書はラテン語とギリシャ語が半分ずつになっていることが多かった。
- しかし、ラテン語を強制していたのは軍隊の中だけで、東半分ではギリシャ語が使用されることが多かった。
- 新聞が生まれる。ただし、事実を淡々と載せるのみで社説はない。
- 皇帝が変わる度に月の名前や日数が変わり、カレンダー屋が迷惑した。
- 共和制時代は更に酷く、自派の人物が執政官の時は日数を増やし、反対に気にくわない奴の時には減らした。民衆はいい迷惑。
- 帝国の外では金髪碧眼の土人が毛皮をまとってウホウホ踊っていた。
- 帝国の中では美少年奴隷を相手にウホッウホッ×××××
- ウホウホどころか藁人形に人間を詰めて燃やしていた。まさに外道。
- 所得税の税率は一律10%。ただし、ローマ市民権を持っていると免除になる。
- 経費という考え方は無く収入の10%が税金となる。
- 消費税の税率は1%。
- その替わり、ローマ市民は相続税だの独身税を支払わなければならなかった。
- 公共事業は国家予算から出すこともあったが、有力者の私財で賄われることもあった。
- 国家予算による道路は純粋に軍事目的で建設された。どんなに有力な政治家の地盤であろうと、軍事的に有用ではないと判断されなければ道を通してはくれなかった。
- アスファルトによる舗装がされてはいるが、道路そのものは現在でも使われていることが多い。
- 現在使われておらず土に埋まった道路であっても、ローマ時代の道路跡かどうかは航空写真でわかる。
- ローマ時代の道路工事は地下数メートルまで掘り下げて石を積み上げたため、現在でもその部分は植物が根を張らすことが困難で、真上から見ると明らかに周囲と違うラインが走っているように見える。
- 現在使われておらず土に埋まった道路であっても、ローマ時代の道路跡かどうかは航空写真でわかる。
- アスファルトによる舗装がされてはいるが、道路そのものは現在でも使われていることが多い。
- 国家予算による道路は純粋に軍事目的で建設された。どんなに有力な政治家の地盤であろうと、軍事的に有用ではないと判断されなければ道を通してはくれなかった。
- ローマの後継者と欧米諸国がよく称すのはローマ帝国が欧米において絶対的な存在だから。
- まぁ共和制ローマと帝政ローマの違いはあるけどね。
- 共和制でも帝国と言われることもある。
- 帝政ローマもあらゆる権力を1人に集めた共和制という建前。
- 色々やりすぎて崩壊。
- 帝政ローマもあらゆる権力を1人に集めた共和制という建前。
- 共和制でも帝国と言われることもある。
- まぁ共和制ローマと帝政ローマの違いはあるけどね。
- ローマの城壁は、外敵を防ぐためのものではない。暮らしにくくなったローマから脱走する連中を妨害するために築かれた。
- ファンタジーで「昔は偉大な帝国や文明があった」という設定が多いのは、ローマのせいである。
- この世に文明数あれど1500年近く過去を越えられなかったのはここくらい。まぁそれぐらい偉大だったんだけどね
- 東方の人間がたびたび攻めてくる。ローリスクハイリターンのローマ的に言う野蛮人とハイリスクローリターンのローマ人じゃ勝負はほとんど見えてる。勝ち戦もあったけど
主な皇帝ごとの噂
ユリウス・カエサル(事実上の帝国建国)
- 神君カエサルは欧米における天才。
- カエサルの影響はいまの欧米にもある。ヨーロッパ史上最強の人間。
- 皇帝の代名詞になってる。
- ただし、部下の兵士達の言葉を借りればハゲの女たらし。
- 良くも悪くも業績が大きすぎて、子供向けの伝記漫画にするのはまず不可能。
アウグストゥス
- カエサルの養子にして、初代皇帝。ただし自身はプリンケプス(第一人者)を名乗り、あくまでも共和政を建前にしていた。
- 病弱で、戦争も下手。しかし前者は健康管理がしっかりしていたので長生きし、後者も配下が優秀だったので問題にならなかった。
ティベリウス
- アウグストゥスの三番目の妻の連れ子で、アウグストゥスの実の娘と再婚した。アウグストゥスの甥や孫などの血族が次々と早死にしたので、消去法的に彼が皇帝の座を継いだ。
- ……が、先帝が「仕方がないので」といった旨の前置き付きで後継者に指名したので、彼が後に屈折してしまう遠因になった。
- 人付き合いに疲れてカプリ島の別荘に閉じこもってしまった引きこもり皇帝。おかげで島の中でエロい事をしているというゴシップが書かれた。
- 統治自体は極めて優良だったのだが、風光明媚な保養地から手紙だけ送って政治をしていたので評判は最悪だった。
カリグラ
- アウグストゥスの曾孫で、アウグストゥスの姉の曾孫でもある。
- 性豪カリギュラ。
- 思いつきで適当な政策ばかり実行して自爆した。
- ちなみにカリグラとはローマの兵士が愛用したサンダルの事。要するに、渾名。
クラウディウス
- アウグストゥスの姉の孫で、ティベリウスの甥。
- それなりに有能だったが、嫁さん(ネロの実母)に鼻面を引きずり回された挙げ句毒キノコを喰わされて死んだ。
ネロ
- クラウディウスの妻(カリグラの妹)の連れ子。血縁関係がゴチャゴチャして分かりにくい。
- 魔性ネロ。
- ネロは神経質なガリガリ男と思われがちだが、実際は歌って踊れる陽気なデブである。
- しかし他人に「俺の歌を聴け」と強要するところが某漫画の誰かとそっくりである。
- 皇帝の中にはキリスト教徒迫害のおかげで大変評判悪い人もいるが、違う側面から見たら結構まともなことをやってる人が多い。
- 晩年、ネロは悲願だったルーベンスの絵を観ながら、愛犬と共に天に召されたのでした。
ガルバ
- 自爆気味な晩年のネロに愛想を尽かして反乱を起こし、自ら皇帝になった……が、皇帝になった途端に失政を犯したためオトーに反乱されて死んだ。
- 後世の評価は、「皇帝にさえならなければ、皆に皇帝にふさわしい人物と言われ続けただろう」というもの。現代にもいるよね、こういう人。
オトー
- 元、ネロの友人兼腹心。ネロに嫁さんを寝取られた上に左遷されたが、めげずに働いたので評価が上がった。
- ガルバを倒して皇帝になったのはいいが、別な反乱を抑えられずにあっさり自殺。
ヴィテリウス
- ゲルマニアの軍司令官だったが、オトーを破って皇帝になった。
- しかし、略奪を行ったり宴会ばかり行っていたりしたため人気は急落。シリアで反乱を起こしたヴェスパシアヌスに敗れ、逃げ回った挙げ句殺される。
ヴェスパシアヌス
- ネロ死後の混乱を収拾して帝国を建て直した皇帝。
- ネロのリサイタル中に居眠りして睨まれたというドジな経歴の持ち主。肖像を見ると、どこにでもいそうなオッサンである。
- イタリアで公衆便所はこの人のイタリア語読みヴェスパシアーノ。公衆便所で集めた小便のアンモニア分を薬品としてリサイクルする業者から金を取った事が、公衆便所に税金をかけたと後世に伝わったため。
- 柱の男が眠っている地下洞窟の上にコロッセオを建てた。
ティトゥス
- ヴェスパシアヌスの長男。
- ベスビオ火山の噴火でポンペイが埋まってしまったのは彼の時代。その後もローマで大火事が起きたり伝染病が流行ったりして、災害対策に追われていたら自分もポックリ逝ってしまった。
ドミティアヌス
- ティトゥスの弟。元老院の評判が悪く、暗殺された挙げ句存在自体を黒歴史扱いされてしまった。
ネルヴァ
- 五賢帝、その1。
- ただし、これと言って特筆すべき事はない。
トラヤヌス
ハドリアヌス
- 五賢帝、その3。
- 首都を留守にして国内のドサ回りばかりしていたため、これまた市民や元老院に嫌われた。
アントニヌス・ピウス
- 五賢帝、その4。
- またの名を大秦国王安敦。
- 平和すぎて特にする事がなかった。
マルクス・アウレリウス・アントニヌス
- 五賢帝、その5。
- 鉄人、もとい哲人皇帝。
コンモドゥス
- 哲人皇帝の息子のくせに、コロッセオで剣闘士として活躍した脳筋皇帝。
- おかげで映画「グラディエーター」では、見事な悪役にされた。
ペルティナクス
- コンモドゥスが近衛隊に愛想を尽かされて暗殺された後皇帝になるが、近衛隊にボーナスを支給しなかったので恨まれて暗殺。
ディディウス・ユリアヌス
- ペルティナクスを暗殺した近衛隊により、皇帝候補者の中で最も提示した持参金が多いという理由で選ばれた。世界史上稀に見るオークションで皇帝の座を落札した皇帝。
- 当然尊敬されるはずもなく、反乱を起こされて処刑。
セプティミウス・セヴェルス
- オークション皇帝が倒れた後もダラダラ続いた自称皇帝達の内乱を勝ち抜き、帝国を統一した。アフリカ出身。
- 軍人の待遇を向上させたが、その反面軍事費が急増して国家財政を圧迫するようになった。
カラカラ
- セプティミウス・セヴェルスの長男。カラカラとは愛用していた服の名前で、本名はマルクス・アウレリウス・セヴェルス・アントニヌス。哲人皇帝とほぼ同じ名前。
- 母親の目の前で弟ゲタを殺害し、肖像の類を全て破棄させた。現代でも、弟の顔だけ削り落とされたセヴェルス一家の肖像画が残っている。
- ローマ帝国内に住んでいる全ての自由民にローマの市民権を与え、自由民は全て平等とした。これにより、非市民権者が払っていた10%の属州税は消滅。
- 一部の思想持ちが拍手喝采しそうな政策だが、その実税制が破綻、流動的身分制から平等身分になったが余計格差社会になり、新たに移住してきたゲルマン人が市民権欲しさにローマの公職に就かなくなるなど、デメリットばかりが後に残った。
- なお、こんな彼だが軍人皇帝としては優秀。
- 一部の思想持ちが拍手喝采しそうな政策だが、その実税制が破綻、流動的身分制から平等身分になったが余計格差社会になり、新たに移住してきたゲルマン人が市民権欲しさにローマの公職に就かなくなるなど、デメリットばかりが後に残った。
マクリヌス
- カラカラを暗殺して帝位に就いたが自分も反乱を起こされ死亡。
エラガバルス
- セプティミウス・セヴェルスの妻の妹ユリア・メサの孫。カラカラの従兄弟の子にあたる。皇帝になる前はシリアで神官をしていた。
- 生涯未婚の巫女さんを手込めにする、女装癖がある、男色、それも受けの側だったなどと、変態的なエピソードに事欠かない。性同一性障害か何かだったのだろうか。
- とうとう、実質的な統治権を握っていた祖母にも見捨てられて殺される。ちなみに享年18歳。
- 生涯未婚の巫女さんを手込めにする、女装癖がある、男色、それも受けの側だったなどと、変態的なエピソードに事欠かない。性同一性障害か何かだったのだろうか。
アレクサンデル・セヴェルス
- 件のユリア・メサの孫で、エラガバルスの従兄弟。ちなみにエラガバルス・アレクサンデルとも、女系の孫である。