もしこんな有り得ない試合展開があったら
ここでは、スポーツ界で現実的には考えられないが、ルール的には有り得る試合展開があったら?を考えます。
野球編
一般編
27球で完全試合達成
- 相手チームは「究極の早打ち軍団」と揶揄される。
- 最後の何人かが意地で見逃してやろうと思うが、死球→敬遠死でノーヒットノーランを達成されてしまう。
全打者三球三振(81球)で完全試合達成
- 投手究極の偉業として讃えられる。
- まして、ファウルすらない、1球もバットに当たらなかったらなおさら…。
- ファウルはあるだろww
- 但し0ストライク・1ストライクまたは2ストライクでのスリーバント失敗のみ。
- ファウルはあるだろww
- 現実的には、プロより力量差が開きやすい高校野球のほうがまだしも可能性はあるかも。
- 勝ちチームの得点に絡んだのが投手と捕手だけなら、究極の「バッテリー2人だけで勝った試合」に。
- 「野球は2人でもできる。」
- つまり牽制せず、1球も地面に落ちなかったということか。
- 「野球は2人でもできる。」
25球完投で敗戦
- 申請さえすればギネスに記録として残るのは間違いないが、投手としてはそうとうショックだろう。
- 8回まで各打者1球アウトの24球で終えていた場合、完全試合の可能性が残っていたため立ち直れるかどうか分からない。
- 雨雲を味方につけて5回コールドの15球という線は?
奪三振0で完全試合
NPBやMLBでも未だに誰一人として達成していない(ノーヒットノーランならNPBで1回、MLBは2回記録されている)記録でもある。
- 大記録達成という事でスポーツ紙やスポーツ面の1面に掲載される。
- 達成した投手は「究極の技巧派投手」と呼ばれる
- 上記の「27球で完全試合達成」が最少で、最大は200球くらい投げるのだろうか?
被安打45で9回完封勝利
各回の1・2番が安打、牽制球や盗塁死でアウト、3~5番が安打で満塁、6番が3アウト目のケースで5安打無得点になる(多湖輝「頭の体操」より)。
- 厳密には、2死満塁で打球が走者に当たったら守備妨害になる一方、打者には内野安打が記録されるから、記録上は被安打54で完封勝利が可能。
- 尚、2010年終了時点の最多被安打完封は13である。
- 投手よりも相手チームの力量が問われてしまう(全ての回が5安打なのに無得点なので)。
- 各回を零封していることはしているので、監督やコーチは交代させるかで悩む。
- NPBで達成した場合、チームの1試合最多安打32(2003/7/27ダイエー)も大幅に更新することになる。
- 敗戦チームの1試合最多安打22(2010/4/3の横浜)も大幅に更新する。
与四球45で無安打無得点試合
打者すべてに四球を出し、そのことごとくが盗塁失敗か牽制死(二死満塁になった後、ホームスチール失敗でチェンジ)。このパターンで最終回まで進めばノーヒットノーランになりますが…。
- たとえ無安打無得点がかかっていても、監督はこんなノーコン投手を果たして最後まで代えずにいられるだろうか?大事な試合ならなおさら…。
- 相手チームの監督も、黙っていれば自滅するノーコン投手にわざわざ盗塁を仕掛けるのを繰り返すとはどれほどアホか知れない。当然敗退行為(八百長)を疑われそう。
- 1球もストライクが入っていなければなおさら究極。
両軍ともに…
- ゴロアウト無し
1983年に阪神がゴロのアウト無しという珍記録を生みましたが、両軍ともゴロアウト無しということになったら?
- 果たして両チームはどんな目で見られることやら?
- さらに安打はホームランのみ、ファウルもすべてスタンドインで死球やエラーもなく、ワンバウンドのボール球もなければ野手の送球や返球も全部ノーバウンド。ボールが1回も地面に着かないで試合終了。
- フライアウト無し
- 打線がつながれば面白いが、凡打続きだと退屈する。
- これで得点がホームランだけだったら、それはそれで奇跡である。
- エンタイトルツーベースとホームランだけなら、別の意味で奇跡である。
- 安打が本塁打のみ
- 本塁打の前に安打以外で出塁した選手がいない、あるいは無安打で得た点がない限り、「本塁打数=得点」となる。
- 客席は盛り上がるが、評論家からは大味すぎると批判の声が出る。
全打者を敬遠四球→隠し球でアウト
- やったチームは「そこまでして勝ちたいのか」と非難を浴びる。
- 相手チームは「何度も同じ作戦に引っ掛かる大バカチーム」と嘲笑される。
- 一塁手または投手が超一流の手品師として引っ張りだこに。高校生なら、芸能プロによるドラフト会議も開かれる。
バッテリー以外の選手が全く役に立っていない試合
アウトは全て三振、ピッチャーフライ/ライナー、キャッチャーフライ、キャッチャーゴロ打者タッチアウトで取り、得点は全てピッチャーとキャッチャーだけで挙げる(ホームランか、出塁した一方の選手をもう一方が生還させる)、残りの野手には守備機会が全く無いばかりか誰も出塁していない…という展開であれば、「バッテリー2人だけで勝った」試合になりますが…。
- 野手7人は「俺たちは何なんだ…」という思いに駆られる。
- 相手がランナーを出していれば牽制などで野手の役割も出てくるので、それも無いということ。ただし「外野手が追う意味もないほどの大ホームランを打たれる」というのもあるので、完全試合とは限らない。
- あるいは、野手7人が監督やフロントなどへの抗議のためにサボタージュを行うというケースは??
- 守備は全員外野の同じポジションに集まって守備の体をなさないため、バッテリーで守り切るが打たれればランニングホームラン。
- 攻撃も野手7人は見逃し三振のみ。
- 『MAJOR』でそういう話がありましたな。
- 負けた側のチームもバッテリー以外の野手は守備機会も出塁もなかったとすれば、真の「バッテリー以外の選手が全く役に立っていない試合」となる。
- 両チーム合わせても「野球は4人でもできる。」
一打サヨナラの場面で…
- 三振で試合終了、と思ったら振り逃げ
- 1960年の東映フライヤーズ対大毎オリオンズ、2007年夏高校野球選手権神奈川大会準決勝の東海大相模-横浜で、相手チームが振り逃げに気づかずチェンジと思ってベンチに返り、その間に打者走者全員がホームインして得点するというシーンがありました。
- 2012年7月3日の阪神-広島戦は、サヨナラではないが「三振で試合終了、と思ったら振り逃げで逆転」が実際に起こりました。
- 負けたチームは監督・選手ともに大きく批判される。
- 特にワイルドピッチなら投手が、パスボールなら捕手が大きく批判される。
- 間違いなくyoutubeにアップされる。
- 地上波でテレビ中継されていれば、実況板が祭り状態になって鯖落ちする。
- 高校野球で勝った学校が優勝したら、高校野球史に残るラッキー優勝と言われる。
- 連続エラー
- 2007年夏高校野球選手権1回戦甲府商-境で、境の悪送球が3つ重なって打者走者全員が生還するということがありました。
- 負けたチームの守備力が問われる。
- 間違いなくyoutubeにアップされる。
- 地上波でテレビ中継されていれば、実況板が祭り状態になって鯖落ちする。
- プロでも高校野球でも、どっちにしろ境高校と比較されるのは間違いない。
- 1989年春の上宮(決勝戦エラーで逆転サヨナラ負け)と比較される。
- 逆転サヨナラホームランを打つも打者が走者を追い越してアウトになり敗戦
- 2004年の日本ハム-ダイエーで、日本ハムが9回裏に3点差を追いついて2アウト満塁の場面で、新庄がサヨナラ満塁ホームランを打ちましたが、新庄が1塁ランナーを追い越したためホームランは取り消されアウトになりました。
- 新庄が1塁ランナーを追い越す直前にホームインした3塁ランナーの1点だけが認められ、サヨナラヒット扱いに。
- サヨナラヒットを打った後にランナーが次のベースを踏まずに整列に向かい、アウトとなってサヨナラヒットが取り消されて敗戦というケースは1956年の高校野球選手権北関東大会の決勝であった。
- サヨナラホームランを打った選手はヒーローから一転、大バッシング。
- 高校野球では露骨な喜び表現は教育上禁止されているため、プロ野球のほうがありうるか。
全てのアウトを三振で奪って負け(24三振以上)
- 19奪三振で負けは2009年春の高校野球の富山商-興南でありました。
- プロ野球記録の1試合19奪三振を達成した野田浩司(オリックス)はその試合では勝利投手になっていません。
- 「三振を取れるだけじゃ勝てない」と言われる。
- もし守備陣のエラーのみの失点で負けたらまさに不運の投手。
- 高校野球の全国大会で達成されたら松井裕樹が何らかのコメントをする。
- 自分の記録が抜かれて悔しいのか、だが結果的にはその投手は負けたからほっとしているのか、おめでとうと言うべきか、残念だったねと言うべきか、なんとも複雑な心境だろう。
- さらに甲子園の決勝戦で東北勢がこの展開で負けたら各新聞、マスコミ、ネットの反応とも「なぜここまでしても東北は優勝できないのか」と話題になる。
- また過去の都道府県別対戦成績で大きく負け越してる都道府県の学校に負けた場合も「○○県は○○県に27三振を取っても勝てない呪い」と言われる。
- 2012年夏の桐光学園-今治西の対戦まで神奈川は愛媛に1勝7敗と大きく負け越しており神奈川が愛媛にバカにされるネタの1つにもなっていた。もし松井裕樹投手が22奪三振を奪いながら桐光学園が今治西に負けていたらまさにこの展開だった。
- 歳内四天王ノミネートは間違いない。
- また過去の都道府県別対戦成績で大きく負け越してる都道府県の学校に負けた場合も「○○県は○○県に27三振を取っても勝てない呪い」と言われる。
28奪三振以上で負け
- 上の強化版。振り逃げがあればあり得る。
- 確実にネタにされる。
- 29や33だったりすれば例のアレと絡められる。
- 自チームが4三振ならなおさら。
- 29や33だったりすれば例のアレと絡められる。
- 野球を知らない人が何故28奪三振以上で負けるのかわからなくなる。
- 捕手に問題があると言われる(パスボール・ワイルドピッチ等が多いため。)
毎回無死満塁になるも1点も取れずに敗北
- 少なくともスクイズやホームスチールの失敗で何度かアウトになっている気がする。
- 逆にフライによるアウトはファールフライとインフィールドフライ以外ほぼ起こっていないと思われる。
- 外野フライからのタッチアップ・犠牲フライ失敗もあり得る。
- ゴロにダブルプレイ・トリプルプレイが多いということか。
- 逆にフライによるアウトはファールフライとインフィールドフライ以外ほぼ起こっていないと思われる。
- 相手投手の評価は「毎回走者を出しながらも無失点に抑えた」という事で中の上くらいで落ち着くか?
- 負けた側のファンが暴動を起こしてもおかしくはない。
- ニュースなどのハイライト映像はどの回を選んでも同じようなものなので、相手側の得点シーン以外ほとんど流れない。
高校野球(全国大会)編
プロ野球編
大相撲編
歴史的大一番で反則負け
- 「××山、ついに連勝ストップ!」の大一番でマワシが外れた場合。
- もう二度と放送出来ない。
- 新聞もそのシーンの写真は掲載出来ないだろう。
- 間違いなく、その力士は程なく引退しているだろう(2000年にこの事態をやらかした、この力士は、事件後1年で引退した)。
土俵下に落下した力士が政府関係者を直撃
千秋楽には表彰式で内閣総理大臣杯を授与するため桟敷席に政府関係者(総理とは限らない)が控えています。もしこの席に力士が飛んできて怪我を負わせてしまったら。
- 表彰式まで時間がある場合は相撲診療所で大事を取る。
- 負傷した本人がそのまま表彰式に出席したら翌日の新聞で「痛みに耐えてよく頑張った」「感動した」と称えられる。
- 後日、力士が本人を見舞いに訪れ、その話が美談として語り継がれる。
- 引退時にこれを思い出の一番に挙げる力士が出るかもしれない。
- その政府関係者が2ちゃんねらーやヤフコメ民に熱烈に支持されている人だった場合、怪我を負わせた力士は「反日!」「売国奴!」と呼ばれて、2ちゃんやヤフコメで激しく非難される。
- 反対に、ねらー等に嫌われている人が負傷した場合は、怪我をさせた力士が2ちゃんやヤフコメで神格化される。
- どちらにしても、世間でのその力士の評価には大して影響しない。
- 朝青龍が現役時代にやっていたら叩かれたかも。
- 貴賓席での観戦に改められるかもしれない。
ある一日の幕内全ての取り組みが…
- 不戦勝
- その日の前日、国技館の水が原因の大規模な食中毒が発生。夕方から夜に掛けて幕内力士の半数が発症。発症したのは偶然にも「その日」取り組みの西方の力士全員で、翌日は安静を言い渡された。
その日、東方力士は次々と不戦勝で勝ち名乗りを受けるのであった。- さすがにこのケースは割り返し(対戦カード変更)では?
- この場合、被害が幕内勢だけに留まってるとは思えないから、「その日」の全取り組み中止、翌日へ順延となる可能性もある。
- 東西にこだわらなければ全取り組み取り直しが続いてどちらかが棄権などもありうる。
- 痛み分け
- 全力士が取り組みを続行できなくなるので場所自体が一旦中断される。
- 千秋楽まで回復しないようならばこの日で打ち切り。
- 逆に言えば千秋楽で起これば問題ない(?)が、優勝決定戦ができなくなる。
- 千秋楽まで回復しないようならばこの日で打ち切り。
- 全員怪我をすることになるのでかなり乱暴な取り組みが起こっているはず。
- 優勝決定は回復後か次場所に持ち越し。
- もしくは該当なしになる。
- 行司の軍配差し違え
- 幕内格行司の資質が問われる。
- 「老人には勤まらない」という声が上がる。
- 土俵の進行がかなり遅くなる。
- 後の取り組みになるにつれ制限時間が短くなっていく。
ゴルフ編
全日程全ホールパー
- 達成したゴルファーは優勝したゴルファーより注目されていたかも。
- 意外に達成者が出そうな記録。地味すぎてそれほど注目されないかも。ただ、この選手がやった場合は、翌日のスポーツ紙一面に「パー好きだ」と書かれる羽目に。
- あの石川遼が2011コカ・コーラ東海クラシック3日目に達成。意外と出ない記録ではなさそう。
- ということで「全日程」としました。
- あの石川遼が2011コカ・コーラ東海クラシック3日目に達成。意外と出ない記録ではなさそう。
全ホールホールインワン
- コース全体を(達成したゴルファーの都合に完全に合わせるように)強い風が吹いていただろう。
- 達成したゴルファーは燃え尽きるかもしれない。
- ホールインワン保険の業者が大変なことになる。
全ホールボギー
- 出現しそうで意外と出現しない記録。
- おそらく翌日のスポーツ紙一面に「ボギー好きだ」と書かれる羽目になる。
バスケットボール編
完封試合
- 負けた側には想像を絶する野次やブーイングが飛んでいただろう。
- 勝った側は300点に届いていたかも。
0-0で延長戦に突入
バスケットボールは勝敗がつくまで延長戦を行うため、非公式の試合を除き原則として引分はありません。
- 試合時間いっぱい激しいぶつかり合いともみ合い(乱闘ではない)に終始する展開になるような気がする。
- 試合終了後、両軍選手は疲労困憊で立てず、皆担架で退場する。
- 「2-0」とか「1-0」で勝利、でも同じだろうな。
- 「3年奇面組」で腕組(スポーツ万能集団)が「相手チーム(基本素人)をおちょくるために最初1ゴールだけ決めてあとはひたすらパスとドリブルで相手にボールすら渡さずに2-0で勝利」ってネタがあったが、まともな選手同士の試合でそれをやるのは困難だろう。
- アニメでは奇面組の一堂零が3ポイントシュート決めて3-2で勝利。これまた普通有り得ない展開だけど。
- 「3年奇面組」で腕組(スポーツ万能集団)が「相手チーム(基本素人)をおちょくるために最初1ゴールだけ決めてあとはひたすらパスとドリブルで相手にボールすら渡さずに2-0で勝利」ってネタがあったが、まともな選手同士の試合でそれをやるのは困難だろう。
- 両チームのゴールが変形してボールよりも狭くなってるのではないかと疑われる。
バレーボール編
3セットとも25-0
- 25-0のセットは2005年の黒鷲旗でありました。
- 歴史に残る試合時間最短記録となるだろう。
- 相手チームの無気力さが問題になる。
- サーバーは変わらないのでそれはそれで注目される。
- 「75-0」としてお決まりのネタになる。
- この記事に書かれる。
5セットともデュース
プロボクシング編
世界ランク15位の挑戦者が王者に1回1分以内でKO勝利
- そのランキングに疑念が生じる。
- 八百長疑惑が噴出する。
- ボクシングの場合、色々な条件が重なると実現しないとも限らない気が。
- 挑戦者側から見れば「ミラクル奪取劇」とされる。
最多防衛記録が懸かった試合で反則負け
- 賞賛が一転、バッシングの嵐。
競馬編
GIで単勝1倍台の人気馬がスタート直後落馬
- 歴史上、GIで1番人気のスタート直後落馬は2002年の菊花賞のノーリーズンでありました。
- 鞍上の騎手は多くの人から恨まれるようになる。
GIで人気下位3頭で決まる
- 18頭立てなら16・17・18番人気の馬で決まる。
- 歴史上、GIで最低人気馬が優勝したケースはありました(1989年エリザベス女王杯のサンドピアリス)
- 間違いなく公営ギャンブル最高の払い戻し金額が出る。
全頭同着
- 果たして払戻額はどうなるのだろうか。
- 全員的中だから全員元返し。主催者は大損。
- 出走権が絡んだレースだと後々もめる可能性が高い。
GIで馬券的中者無し
- 特払いとして一部が払い戻されますが、複勝すら的中馬券を買った人がいなかったら。
- 全ての予想家、予想紙はバッシングを受ける。
- もし的中させた予想家がいたらやはり「なぜその通りの馬券を買わなかった」とバッシングされる。
- 公営ギャンブルに否定的なメディアや政治家から八百長と決めつけられる。
- 相当売上が悪かったGIだったのではないだろうか。
- もしくは単勝1.0倍で動かなかったほど特定の1頭に人気が集中しすぎていたか。
全頭落馬
- 戦前の公認競馬では1929年に1度だけ全頭落馬があった(8頭落馬)そうですが、現在の制度になってからは中央・地方共に1度も起こっていないようです。
- レース自体は競走不成立で全額払い戻しになるだろうが、GIを中心にレースによってはやり直しをすべきか否かで議論になりそう。
- これで全頭がゴールまで空馬の状態で走り抜いたら怒号が飛ぶかもしれない。
- 2008年エリザベス杯のポルトフィーノのように「幻の優勝馬」が出てくる。
- ましてや全頭がゴール寸前で落馬という状態になってしまったら物凄い事になりそう。
サッカー編
一般編
両チームともにシュート0
- 前半シュート0(2014年仙台-G大阪戦)や片方のチームがシュート0(2009年鹿島-山形戦の山形)はありました。
- ゴールキーパーが暇になる。
- 中盤の競り合いばかりで盛り上がらない為、双方のサポーターがブーイング。
- 間違いなく無気力試合が疑われる(引き分けでも「八百長」といっていいのか?)。
- 予選リーグで、その試合中の両チームが勝ち点1ずつ取ると、両方が決勝リーグに進出できるケースを想定。
- どちらかが勝ち点0で決勝Tに進めない場合、嫌われているチームが(勝ったチームと)決勝に出てしまうため、嫌われてるチームを決勝Tに出せないために両チームが勝ち点1を取ることを画策。
- (実際はそれを防止するために、もう一試合も同じ時間に試合するのだが、何かの都合で時間がずれたとして)
- あるいは引き分けでも上位リーグ残留が決まる2チームが直接対決する場合も、嫌われてるチームを下位リーグに降格させるために両チームが勝ち点1を取ることを画策というパターンもあり得る。
- 特に当該試合がシーズン最終戦で、自軍が負けて1つ下の順位のチームが勝てば勝ち点で並ばれ、且つ得失点差や総得点で不利な状況にある場合は起こり得るかも…
両チームともに試合中に本職のGKが不在に
- 試合終盤になってやたら得点が増えるだろう。
- 前半からそうなった場合は凄まじい点の取り合いに。
- 3点差くらいは点差のうちに入らないという状況に。
- この場合は両チームとも前半で交代枠を2人使ってしまうので、終盤には運動量が落ちてあまり点が入らないかも。
- 代わりのGKを務めた選手が少ない失点で試合を終えた場合、その後の試合で控えの本職GKをベンチに入れず、その選手が控えGKを兼ねてベンチ入りすることも。
- 本職GKを控えに入れないことは、実際のJリーグ等の試合でも稀にある。
- その後の試合で本職GKがミスをすると「○○(その選手)と代われ!」とサポーターにヤジられる。
プレー中断が皆無
- 前後半・延長前後半の開始・終了時及びPK戦以外で一度もホイッスルが鳴らなければ?
- 選手の交代がハーフタイムや延長突入時にしか出来ない。
- ファールのないフェアな試合として称えられる。
- スコアは0-0でもシュートはありうる(ただしラインを割らない範囲で防がれる)のでこっちよりは幾分盛り上がる。
- DF陣がオフサイドトラップの拙さを批判される。
ワールドカップ編
2大会連続で予選最終戦のロスタイムに失点し敗退
- 「ドーハの悲劇」「パリの悲劇」を上回る悲劇と言われる。
- ワールドカップ未出場で初出場がかかっていた国ならもっと。
- さらに3大会連続、4大会連続…と続けばさらに悲劇のチームに。
- 自国の新聞見出しは1回目→ロスタイムの悲劇、あと一歩…、2大会連続→またしてもロスタイムの悪夢、3大会連続→2度あることは3度ある…、4大会連続→なんでいつもこうなるんや…、というようなものに。
- 他国の反応は1回目→○○で劇的な幕切れ、とネットやスポーツニュースで話題になる程度、2大会連続→○○、またしてもロスタイムに…、とネットで話題になる、3大会連続→悲劇のチームとしてネットやスポーツニュースのみならずバラエティ番組でも取り上げられる、4大会連続→「世界一不運なナショナルチーム」という本が世界に出版される。
- 日本では高校野球に例えて「サッカー版関西高校」「サッカー版ダース」と呼ばれる。
- 「サッカー版霞ヶ浦高校」かもしれない。
10点差以上の試合
現在ワールドカップの最多得点差は9点。
- 負けた国の大陸の出場枠は減らされる可能性がある。
- 完封だったらさらに悲惨。
- 2ちゃんねるで「夢のスコア」「炭鉱スコア」のような名称がつく。
グループリーグ2連勝→最終戦に負けグループリーグ敗退
4チームのグループリーグで、2勝1敗の勝ち点6で3チームが並ぶ可能性があります(出場枠が32となった1998年フランス大会以降には発生していない)。
例:アトランタオリンピックの日本代表は勝ち→負け→勝ちの順の2勝1敗ながら3位でグループリーグ敗退。
もし2連勝のあと、最終戦に負けてグループリーグで敗退したら?
- それで敗退した国は失望、ドーハの悲劇並に話題になるかも。
- 特にそれが「ロスタイムに失点」だったら、自殺者が出る事態にまでなるかもしれない(実際に自国代表が負けたことで自殺者が出たこともあった)。
- マスコミの中には2連勝した時点でグループリーグ突破が決まったと勘違いした人が出て、その人は最終戦後に大恥をかくことになる。
- 2009年のコンフェデレーションズカップでグループリーグ2連敗したアメリカが最終戦に勝利し1勝2敗の2位で逆転突破したことがあったが、2連敗したときにニュース記事に誤って「アメリカ敗退決定」と書いていた記者はいた。
- そのグループの1位と2位がともに決勝に進出したら「事実上の3位」になる。
- 上記の日本は同じグループにいたナイジェリアとブラジルがそれぞれ優勝・3位でともにメダル獲得。
グループリーグ2連敗→最終戦に勝ち決勝トーナメント進出
上記とは逆に、2連敗して突破の望みが絶たれたと思われたチームが最終戦に勝った結果、3チームが1勝2敗の勝ち点3で並び、得失点差で2位になって決勝トーナメントに進出したら?
- これで決勝トーナメントに進出した国は優勝したかのような大騒ぎになる。
- 「(試合会場)の奇跡」と呼ばれるのは確実。
- 最終戦で得失点差をどれだけひっくり返したかで更に評価が上がるだろう。
全試合…で優勝
- 決勝トーナメント全試合PK戦
- PKに強い国と言われる。
- 史上最長の試合時間を制した国にもなる。
- 5点差以上
- 史上最強の攻撃力の優勝国と言われる。
- さらに全試合完封なら史上最強チームになるだろう。
- 無失点
- 史上最強の守備力の優勝国と言われる。
- 2002年のカーン以来のGKがMVPを受賞するかもしれない。
- 無得点
- グループリーグを3引き分けor1敗2引き分けで通過し、決勝トーナメントを全試合0-0のPK戦勝ち。
- 史上最弱の攻撃力の優勝国と言われるかもしれない。
- 世界各国は誰を評価していいかわからない。
- とりあえず決勝トーナメント以降無失点でもあるのでDFとGKは評価されるか。
グループリーグ最終戦で一方の試合が遅れ、それが原因で談合試合
談合試合防止のため同一組のグループリーグ最終戦2試合は同時刻に行うと決まってますが、それが何らかの事情(天候、照明設備の故障など)により一方の試合だけ開始が遅れるか中断し、それが原因で1982年の西ドイツ対オーストリアのような談合試合が発生したら?
- なお、本来同時開催されるリーグ戦最終戦の一部が延期された例としては、2014年J1の新潟-柏があります。
- 単に「最終戦の一方の試合が遅れる」という展開ならありうる。
- もう一方の試合会場にもう一方の試合が中断してることを確認できない場合もあるし、確認できても自身の試合が続行可能ならそのまま続行するだろう。
- 試合の開始遅れ・中断が天災や事故であれば、先に試合が終わったために敗退したチームは運が悪かっただけということになりFIFAに訴えても認められないだろう。
- 試合が遅れた原因が照明設備故障や観客の乱入だった場合、故意にそれを行って試合を遅らせたのではないかと敗退したチームが抗議する。
- 故意の遅延行為がクロだった場合は談合試合の有無に関わらずそれをやった国は失格になると思われる。
- また故意に試合を遅らせた会場や運営側と実行犯には罰金が課される。
- 故意の遅延行為がクロだった場合は談合試合の有無に関わらずそれをやった国は失格になると思われる。
天皇杯編
基本的にJ2発足以降とします。
J3・JFL及びそれ以下のリーグに所属するチームが優勝
- アマチュア球団の優勝ということでチームは歓喜する。
- 後に特例でJ2昇格が認められるかも(条件を満たしていればの話だが)
- 「これが本当の下剋上だ」と話される。
- ACLには出場できない(J3なら分からないが)。
- ACLに出場できるかはクラブライセンスによる。
大学が優勝
※1996年(第76回)~2014年(第94回)の高校も含む。
- その大学は黄金期と言われる。
- 確実にプロも破っていることから、プロのレベルが心配される。
- ACLには出場できない。
- 高校サッカー選手権に出場していた場合4連戦や6日で5試合の可能性があった。
- 12月31日(高校サッカー1回戦)、1月1日(天皇杯決勝)、1月2日(高校サッカー2回戦)、1月3日(高校サッカー3回戦)、1月5日(高校サッカー準々決勝)。
- 高校サッカー選手権でも優勝した場合、”史上最強の高校サッカー部”と言われる。
- 該当部の監督がJリーグに引き抜かれる可能性も。
- 高校サッカーで敗退した場合、”やはり天皇杯の疲労が・・・・・・”と言われる。
- 高校サッカー選手権でも優勝した場合、”史上最強の高校サッカー部”と言われる。
- 12月31日(高校サッカー1回戦)、1月1日(天皇杯決勝)、1月2日(高校サッカー2回戦)、1月3日(高校サッカー3回戦)、1月5日(高校サッカー準々決勝)。
プロチームがそのチームのユースに敗れる
1996年(第76回)~2014年(第94回)までならあり得た。
- そのチームは困惑する。
- 上記同様、プロのレベルが心配される。
UEFAチャンピオンズリーグ編
決勝トーナメントで、ホームの1stレグで大敗→アウェーの2ndレグで大勝し大逆転
- ホームの1stレグで敗戦、アウェーの2ndレグで逆転勝ちというのはワールドカップ予選、Jリーグヤマザキナビスコカップで何度かありますが(CLでは十数年に1度ある程度)。
- 2004年のACL決勝ではホームの1stレグで1-3で負けたアル・イテハドがアウェーの2ndレグで5-0で勝利し、大逆転で優勝を決めた例があります。
- CL史上最大の逆転劇として世界的なニュースになる。
- 2ndレグの会場の名を取って「◯◯の奇跡」として語り継がれ、wikipesiaに記事もできる。
- バルセロナやレアル・マドリードのようなビッグクラブがこの展開で負けた場合、2ndレグ終了後にホームグラウンド周辺で暴動が起きるかもしれない。
- 一方勝利したチームは遠く離れたホームグランドでお祭り騒ぎ。
- コパ・リベルタドーレスでもそれなりに話題になりそう。
- しかしアジアチャンピオンズリーグ(Jリーグクラブ以外の試合)やアフリカチャンピオンズリーグではあまり話題にならない(上記の2004年のACL決勝もあまり知られてない)。
- Jリーグヤマザキナビスコカップや、ACLのJリーグクラブの試合で起きたら国内では大々的に取り上げられる。
高校ラグビー編
準決勝まで引き分けで決勝進出
- 全国大会では予選・本戦共に引き分けた場合、抽選により進出校を決定します。
- 全国大会決勝の場合、引き分けになった場合は両校優勝になるので理論上は「全試合引き分けで優勝」もあり得る。
- どちらの学校も準決勝まで引き分け→両校優勝の場合は密約を疑われる。
- 戦術よりもくじ引きで当たりを引く運の強さが注目される。
- 抽選廃止論者は徹底的に批判、ノーサイドの精神を評価する者は徹底的に評価と、意見が完璧に真っ二つになる。
予選なしで本戦進出
- 現に島根では「1回戦が決勝戦」と言うギリギリの状態になっています。
- おそらく近隣の都道府県(島根だったらおそらく鳥取)と区域統合になる。
- その穴埋めとして大阪か福岡の枠が一つ増えそう。
- 一見反発が強そうに見えるが、そもそもラグビーの知名度が低いという事の証明になってしまうので何とも言えない…。