農業協同組合
2014年6月9日 (月) 21:59時点における>吉田宅浪による版
- 略称はJA。
- 本来は生産物の販売を行う組織だがいろいろと事業をやっている。
- スーパーやガソリンスタンドなどのほか、金融事業も行っている。
- 小さな村だと唯一のスーパーやガソリンスタンドが農協経営のところだけということがある。
- 他にも葬祭場や診療所、コンビニ、介護施設、郵便局、カーディーラー、船会社など各農協がいろんなことに手を出している。
- スーパーやガソリンスタンドなどのほか、金融事業も行っている。
- ココの支持基盤
- 農協が事業を幅広く展開できたのはそのおかげ。
- 組合員の発想次第で、その地域の農業の傾向がわかってしまう。
- これ次第では、足かせになる事もある。
- かつて独自のクレジットカードがあったが、三菱UFJニコスに吸収されてしまった。
- そもそも一番の顧客である農家にクレカ嫌いが多かったから、元から合わなかったのかもしれない。
- 信用事業(JAバンク)・共済事業(JA共済)が黒字の一方で、農業関係の事業は赤字だとか・・・。
- そのため、信用事業や共済事業が主力になっている農協も多い。
- 最近、農産物直売所をやる農協が増えてきた。
- 大規模な直売所をやってるところもある。
- 農家でなくても組合員になることが出来る。
- 全農をトップとしピラミッド型になったJAの解体が昨今叫ばれているが、すでに農産物の販売や肥料・農機の購入/リースを全農のシステムから離脱させて自前でやってるところがあるというのはあまり知られていない。
- これのすごい所は本来独占的に契約を行っていた「経済農業協同組合連合会」という全農の農業部門の中核組織(各地のJAの上部組織でもある)をたかが一出入り業者にまで貶めたという事。この部門は基本的に赤字だから黒字化するには、相当の改革が要るがそれを成し遂げたというのは恐ろしい成果だと思う。
農林中央金庫
- JAバンクの資金調整等を行う系統金融機関。
- JFマリンバンクの系統金融機関でもある。
- 元々は国が出資していた。
- 現在は民間法人。
- そのため現在も農林水産省の天下りポスト。所管も農林水産省。
- 子会社の住宅ローン会社が破綻の危機に陥ったことがある。
- しかし、農協破綻を危惧した国が公的資金を注入し救済された。
- 「ノーチューバンク」と呼ばれる国内最大の機関投資家。
- 農協などから集めた貯金を使って証券化商品や外国債権などを大量に買っていた。
- そのせいで、リーマンショックでは大打撃を受けた。
- 2009年3月期決算では6千億円の経常赤字を計上した。そのため、傘下の農協などから1兆円の出資を受けることに。
- 昔は1度に1千億円規模の投資を行ったりもしてたとか。
- そのせいで、リーマンショックでは大打撃を受けた。
- ウォール街でも有名な投資家だとか。
- 農協などから集めた貯金を使って証券化商品や外国債権などを大量に買っていた。
- JA共済のミュージックロゴはそこそこ有名。
農協観光
- いわゆる「農協のツアー」を主催する会社。
- ふた昔くらい前まで、老人の団体旅行といえば「農協」というイメージがあった。