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2021年3月1日 (月) 12:37時点における最新版
- どんどん小さくなっていっている。
- 灌漑(かんがい)のせいで水が少なくなったため。
- まだソ連があった頃の世界地図と現在の世界地図で比較してみると縮んでいるのがよく分かる。
- 人類史上最悪の実験国家がしでかした人類史上最悪の環境破壊の結果。
- ついに大アラル海消滅、とそろそろニュースになるんじゃないかと期待している不謹慎な俺。
- 大アラル海は2005年ごろに西アラル海と東アラル海に分裂したが、今はもう東アラル海はほぼ消滅してしまった。(2009年11月)
- 西アラル海は湧水があるようなのでなかなか消滅しないらしい。
- しかし湧水も地中に浸透した化学物質を含んでいるので、利用は不可。
- 一応流れ込む川もあったのだが、元の湖岸線のあたりで干上がってしまって今の大アラル海には届いていない。
- 2010年に東アラル海が復活。季節的な要因により見かけ上消えたり復活したりを繰り返している。
- 西アラル海は湧水があるようなのでなかなか消滅しないらしい。
- カザフスタンが大小アラル海の境にコカラル堤防を建設した。結果として小アラル海は劇的に復活したが、切り捨てられる形になった大アラル海は水位減少が加速した。トカゲの尻尾切りとはまさにこの事である。
- 大アラル海はウズベキスタンにも跨っている上に、そのウズベキスタンは干上がった湖底の油田開発に興味を示しているらしく大アラル海の回復には消極的。
- あまりに縮小のスピードが速すぎたので各地で水のあるところへ動かせなかった船が放棄された。
- ソ連時代には湖の中にあった島で生物兵器の実験を行っていた。
- 近年になってその島と本土が陸続きになったせいで残っていた細菌が漏れ出し始めたらしい。
- カザフスタンとウズベキスタンに跨っているが、この両国が微妙に仲が悪く連携が取りづらい。そのため環境破壊は進むばかり。
- 完全に消失すると、「アラザル海」に改称する予定。