もしあの物質が実在したら
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SF小説や漫画、アニメ、ゲームなどに登場する架空の物質、または物理学者によって提唱されたものの、未だに発見に至っていない物質、あるいは過去に存在を提唱されたものの、現在では完全にその存在を否定された物質がもし実在したら?
- 記事を見やすくするため、新たに節を追加される場合は50音順でお願いします。
APTX4869(名探偵コナン)
- アポトーシスを応用した代物。脳細胞以外の細胞のすべてを消滅させ、人体を死に到らす。
- 完全犯罪が多発する。
- 未完成品が若返り薬として闇取引される。
アダマンタイト(ファイナルファンタジー他)
- とにかく硬い。何より硬い。
- もともとダイヤモンドなどの硬い物質のことをアダマントと呼んでおり、そこから派生した言葉なので。
- 一応金属らしいので、鋳造は可能。
- 鋳造もできないとなると、加工のしようがなく、鎧や盾などを作るのも無理になってしまう。
- 攻撃用の武器には向かないかも。鋳造ではいわゆる鋳物になってしまい、中国の青竜刀みたいに見た目はごっつくとも脆くなる可能性が高い。
イデオナイト(伝説巨神イデオン)
- イデオンとソロシップの素材である金属。分子単位のコンピュータを内蔵しており、人の意思を封じ込めてエネルギーに転化する特殊な機能を持つ。
- とりあえずその内蔵コンピュータが初期化状態でない限り、現生人類には到底取扱い不可能な代物。
- あの皆殺し監督が「人間同士は分かり合えない」という負のテーマを掲げている以上、一瞬で地球、いや宇宙終了という結末は変わらないものと思われる。
エネトロン(特命戦隊ゴーバスターズ)
- タンクが各自治体につき最低一つ建てられる。
- 配給の関係上、節電に似たような運動は起こっている。
- 発電所の必要性がなくなる。
- OPを見る限り、エネトロンをコンセントから直接取り込んで明かりや熱エネルギーの原料にしているため。
- 自動車業界も電気自動車ならぬエネトロン自動車が席巻していた。
オメガ粒子(時間砲計画)
- もし、2008年に発見されたオメガ粒子が、豊田有恒氏のSF作品中に出てくるような性質を持っていたら。
- 発見した研究所が所在するアメリカはその後、敵対国や国際テロリストに容赦なくこれを浴びせる。
- しかし過去に飛ばされた敵が過去を作り変えてしまい、アメリカ自体が存在しないことにされる。
- このため因果律がメチャメチャになる。
オリハルコン(古代ギリシア・ローマ世界の文献に登場)
- タングステンよりも硬く、金よりも希少価値の高い金属ということになる。
- 様々なフィクションとは異なり、加工し辛そう・・・。
- あまりにも硬すぎて実用面で使いどころがなく、かえって低価値な存在になっているかもしれない。
- 硬いには硬いが、熱すると案外簡単に融けたりして……
- その場合、オリハルコン製品は基本的には「鋳物」になる。武器などにした場合はもろいかもしれない。
- それでも先物価格はルテチウム並みに高額だろう。
- 硬いには硬いが、熱すると案外簡単に融けたりして……
- 硬貨しか用途がない。
- もしくは金本位制がオリハルコン本位制になる。
海楼石(ONE PIECE)
- 現実に存在したところで「鋼鉄よりはるかに強度が高いがその分産地が限られている上に加工が困難」という性質のせいで、史実のアルミニウムや銀のように近代に入るまでほとんど利用されない。
ガルタイト(ドラえもん のび太の宇宙開拓史)
- 航空宇宙関連は反重力作用による動力制御が一般的なものになっている。
- 下記のミノフスキー粒子同様、翼を持った航空機は開発されていない。
- 下手したらジェットエンジンやロケットも開発されていない。
- 下記のミノフスキー粒子同様、翼を持った航空機は開発されていない。
- 軍事利用されている。
- 個人での使用は許されない。
祈導石(赤い刀)
- 力の欲しさのあまりに親族を殺すという事件が多発する。
- 「空を飛ぶ自動車」はとっくに実用化されている。
- 戦車や戦艦まで飛ばしてしまう。
クエント素子(装甲騎兵ボトムズ)
- レーダーや各種センサーの性能が現実より大きく向上している。
- そのため宇宙開発分野、特に惑星探査機には必須の物質として重宝されている。
- 工業的に製造可能であることから、下記のヂヂリウムよりずっと早く民需分野での普及が進んでいそう。
クリプトナイト(スーパーマン)
- 希ガス類のクリプトンと散々混同される。
- 一般人には全く無害なため、宝石の原石くらいしか用途がなさそう。
- やっぱり発見されるとすればwikipedia:ja:メトロポリス_(イリノイ州)だろうか。
- 実は既に発見されていたりする。(細かい点は違うが)
サクラダイト(コードギアスシリーズ)
- 超合金Zの場合と同様、富士山周辺が鉱山として開発されてしまう。
- どちらもあった場合は富士山自体がどうなっているかすら分からない・・・。
- この抗争が別の意味で激化していた事は確実だな。
- どちらもあった場合は富士山自体がどうなっているかすら分からない・・・。
- 超伝導の技術がかなり前から発展していた。
- リニア中央新幹線も既に開業している。
- レシプロエンジンは作中同様開発されなかった。
サンドスター(けものフレンズ)
- 動物のヒト化という特性以外にも、物質の保存・食料品の賞味期限延長・環境の生成など、非常に万能な効果を持っている。
- 国宝や遺跡などの保護や添加物に頼らない食品の長期保存、環境生成による自然環境の保護など、環境良化に非常に有効な物質と言える。
- まぁ最も「動物のヒト化=性別関わらず女の子にする」効果のおかげで、独身男性がペットにそれを使用するケースが多々発生する。
- そして誤って無機物にかけてしまい謎の生物に襲われて警察沙汰という事件も多々発生する。
- 結果、国家によって厳重に管理されることになってしまう。
- そして誤って無機物にかけてしまい謎の生物に襲われて警察沙汰という事件も多々発生する。
スペシウム(ウルトラシリーズ)
- 火星にしか存在しない物質のため、近年のマーズ・エクスプロレーション・ローバーによる探査でようやく発見される。
- 粒子加速器で合成されると、とりあえずウントリトリウムと仮命名される。しかし火星のスペシウムと同じかどうかがどうしても確認できない。
スーパー・チタン・モリブデン鋼(空想科学大戦シリーズ)
- 史上最硬の金属(作中でもTNT換算3メガトンの衝撃を持つ隕石と衝突しても平気だった)として宇宙開発等に使用される。
タキオン
- 「光速以上の速さは存在しない」という相対性理論が否定されることになるため、物理学者があたふたする。
- タキオンは相対性理論には反さない。相対性理論が禁じているのは「質量を持った物質を光速未満から光速以上に加速すること」であり、「初めから光速以上」であれば相対性理論に反さない。
- 確か質量が虚数で、どんなに減速しても光速以下にはならないって事だったっけ?
- 「静止質量」が虚数ですな。光速以下になることがない、つまり静止することがないのでそれで構わないらしい。
- 2011年9月、質量を持っているはずのニュートリノが光速を超えたという報道がされているが、果たして…。
- 「光速を超えた」のではなく、「光速以上の速度らしい」ということ。タキオンは光速以下にはなれないので、やっぱり「光速を超える」ことはできない。速いほうからも遅いほうからも、光速が壁となって立ちふさがっている。
- なお、観測されているニュートリノの「質量」は「静止質量」ではない。タキオンだって観測される質量は実数になる。ローレンツ変換式をよ~く眺めてみよう。
- 2012年6月、正式に撤回されますた。
- 一時期は物理学者もまじめに存在を突き止めようとしていたのだが、タキオンが実在すると仮定した時に起こると予想される現象がいっこうに確認されなかったので、すっかり人気が無くなった。そんな時のニュートリノ超光速疑惑。
- 確か質量が虚数で、どんなに減速しても光速以下にはならないって事だったっけ?
- タキオンは相対性理論には反さない。相対性理論が禁じているのは「質量を持った物質を光速未満から光速以上に加速すること」であり、「初めから光速以上」であれば相対性理論に反さない。
- その余りにも特殊な性質のため、人類がSF小説みたく実用化するのは困難を極める。
- しかし、タキオンを実用化しないことには人間が宇宙を自由に飛び回るのは難しいので、SFとしてはやむを得ない。
- タキオンが望み薄となってからは宇宙航行にはワープ(「なんたらオーバードライブ」みたいな名前であることも)が主流となったが、その理論はタキオン以上に怪しい。
- しかし、タキオンを実用化しないことには人間が宇宙を自由に飛び回るのは難しいので、SFとしてはやむを得ない。
チオチモリン(SF作家アイザック・アシモフの作品に登場)
- 大気中で水に溶けてしまう様子が、学校の理科の実験で大人気に。
- 21世紀には「吸時性プラスチック」があらゆる分野で実用化される。
- 人類はすでに恒星間宇宙飛行を実現している。
- それどころかタイムマシンも。
- 人類はすでに恒星間宇宙飛行を実現している。
- この漫画の設定も実際とは異なっている。
- 近年では「ティオティモリン」という表記が増えている。
ヂヂリウム(装甲騎兵ボトムズ)
- 常温での超伝導効果を持つので、スーパーコンピューターには必要不可欠の物損として重要視されている。
- 希少物質であった場合はスーパーコンピューターと軍需用途ぐらいでしか使用できないと思われるので、パソコンやスマートフォンに使用されることはまずない。
- 安価で容易に入手できる物質であった場合は、当然超伝導モーターやリニアモーターカーなどが現実よりずっと早く実現している。
- ミニ四駆のモーターまで超伝導モーターとなっているだろう。
超合金Z(マジンガーZ)
超念石(この世の果てで恋を唄う少女YU-NO)
- 水 or 空気に触れると組成が全く変わってしまう性質のため、実用化に向けた結晶化に手こずること間違いなし。
- もし実用化できた場合、脳波操縦・精神感応操縦などの分野に応用される。
- 精神医療の分野にも関わっている。
- 「宝玉」を悪用して事象の狭間を飛び回る犯罪者が急増し、社会問題となる。
トラバー(エウレカセブン)
- ジェットエンジンが開発されていない。
- どこの国でもトラバー予報士が花形職業になる。
飛行石(天空の城ラピュタ)
- 一般人もバルスを使えるように。
- 別にラピュタの世界観が現実だったって一般人が使えるわけじゃないでしょ。
ヒヒイロカネ(竹内文書)
- 常温での熱伝導性が非常に高く、金よりも比重が軽く、他の金属との合金はダイアモンドよりも硬い上に鋼鉄を凌ぐ強度を誇り、いかなる過酷な状況下においても絶対に錆びることはなく、磁気を拒絶するというとんでもない金属。
プラフスキー粒子(ガンダムビルドファイターズ)
- 流石に純粋なプラスチックだけに反応してABSや金属パーツが動かないまま…という事にはなっていないはず。
- プラスチック全般に使用可能ならば、ガンプラバトル以外の用途でも色々と使われていたのは間違いない。
- ミニ四駆がモーターレスになっているかもしれない。
フロギストン
「フロギストン」についてよく分からない人はフロギストン説をご覧ください。
- メンデレーエフの元素周期表は何の意味もなさなくなる。
- いや、そもそもそんな物はつくられていない。
- 鉄をはじめ金属は燃焼するとフロギストンが逃げるので、軽くなる。
- 真空中でも物は燃焼する。フロギストンが逃げる場所はごまんとあるため。
- ロケットには燃料タンクしか積まれていない。
- 日本では「燃素」と呼ばれている。
ミスリル(中つ国シリーズ)
- 「銀の輝きと鋼をしのぐ強さを持ち、銅のように打ち延ばせ、ガラスのように磨ける」ということで、オリハルコンよりも実用性は高い。
- Appleがその特性に着目し、iPodの筐体に利用しようとするが、やはり先物価格がネックになる。
- 上の性質に加えてアルミ並みに軽いらしいので、自動車部品としての需要も多いかもしれない。
ミノフスキー粒子(ガンダムシリーズ)
- ビーム兵器の技術が物凄く発展する。
- 飛行方式はミノフスキードライブによるものが一般化。
- 翼を用いて揚力を発生させる航空機は登場しなかったかも。
- 車をミノフスキードライブで飛ばそうとする人が出てくる。で、落ちてきて死傷者が出る。
- 大型海洋船ではなく、大型浮遊船が次々と就航。
- 翼を用いて揚力を発生させる航空機は登場しなかったかも。
- ナイト2000も「分子結合殻」ではなく「マグネットコーティング」によるボディ剛性強化という設定だった。
- 「無線通信」は、使いどころの限られる不安定な技術ということで、発達しない。
- 航空機は核航空機、車は核自動車になって、なんか無限に走るし飛ぶ。