新潟の言葉
2007年4月25日 (水) 21:26時点における220.8.158.47 (トーク)による版
- 他県人からはなまってると思われがちのようだが、若者は全くといっていいぐらいなまっていない。
- ゆえに、祖母祖父が兄弟や友達と話しているのを聞いても何を言っているのかわからない。
- しかし、「そろっと」「(先生に)かけられる」等、ごく一部の言葉を新潟弁と自覚せずに使っている。
- 「おおばらにする(散らかす)」も良く使う。
- 無駄に広大な新潟県内には様々な方言があり、下越・中越・上越で同じ県内とは思えないほどに方言が異なる。
- 新潟市中心部の若者は標準語に近い。
- ただ、他の市の人から見ると、男が女言葉を使っているように聞こえるらしい。「~らわ」とか。
- 北陸寄りの上越地方では、微妙に関西弁のイントネーションが混じってくる。
- 長岡など中越地方の方言が、いわゆる新潟弁。(ただ、一概には定義できない)
- 長岡は三河の譜代大名(牧野氏)が赴任してきて江戸時代は士族(三河人)と農工商民(地元民)との交流が限られていたので、士族は三河弁を地元民は越後弁をそれぞれ話していた。それが明治維新以降は一応、四民平等になったため両者の交流が増え、越後弁に三河弁が混流した。だから長岡市民は少し変わった新潟弁を話している。例えば、この頁の下の方で紹介されている「腹くっちぇえ」は、長岡辺りで使用される語で三河弁が元になっているらしい。(四十代、新潟市生まれ)
- 蒲原弁がいわゆる新潟弁では?
- どちらも正しい。上越・魚沼・阿賀北を除いた真ん中の地域が新潟弁らしい新潟弁と言えよう。それなりに多様性はあるけど外側から見れば似たようなもの。北・東・西の要素がブレンドされている。
- 古町付近は天領になる前は長岡藩だったこともあるので元々は共通点が多かったらしい。
- 沼垂は新発田藩だったので若干そちらの影響もあるけど・・・・
- どちらも正しい。上越・魚沼・阿賀北を除いた真ん中の地域が新潟弁らしい新潟弁と言えよう。それなりに多様性はあるけど外側から見れば似たようなもの。北・東・西の要素がブレンドされている。
- 新潟市のある下越地方でも、村上方面のお年寄りの言葉は東北弁に近い。ゆえに新潟市中心部の若者が高校入学して地元以外の人間の会話を聞いた時にかなり驚くことがある。
- 長岡出身です。新潟市の言葉は知っていましたが、阿賀野川を渡ったらはっきりイントネーションが変わったのには驚きました。
- 新潟市以外は本当にすごい。五泉や阿賀野より北は完全に東北。
- しかも佐渡は京都訛り。
- 新潟市中心部の若者は標準語に近い。
- ただしイントネーションには致命的欠陥があり、「後ろ」う↑しろ、「苺」い↑ちご、「卵」た↑まご、の様に発音してしまい何故か平らには発音出来ない。で、やっぱり田舎者ということになる。
- いや、できますが(新潟市出身21歳)
- 「卵」を平坦に発音すると、かえって訛ってるように感じる。たま↑ごが標準じゃないですかね?(東京42歳)
- 「たくさん」のことを「しかも」と言う。例:水族館にて「さかなしかもあるねっか」
- しかもを使うのは年寄りだけ(古町近辺在住)
- それほど年寄りじゃないけど使いますが(31歳)。あと、「しかも」は「すごく」の意味のほうが多いかも。あと、「がって」とか「なまら」とかも使うかな。
- 「いっぺ」もしくは「いっぺこと」とも言うなあ。例:そんげいっぺことたがえて(意味:そんなに沢山持って)
- しかもを使うのは年寄りだけ(古町近辺在住)
- 県外に出て初めて「そろっと」が新潟弁であることを知り、愕然とした。
- 「そろっと」=「そろそろ」
- 「よろっと」ともいう。
- 昨日知って愕然とした。
- 今知った。県外で普通に使ってて、普通に通じてたのに・・・。
- 「そろっと」=「そろそろ」
- 北海道で使われる「なまら」はもともと新潟弁。
- 安倍なつみがやたら「なまら」を北海道弁として連発していたが、あれは新潟弁だと確信していた。
- とてものことを「ばか」と言う。例:ばかでかい(意味:とても大きい)(byでか)
- おそらく上越周辺だけだと思われる。新発田や新潟市出身の人間はあまり言わない。(名無しの県民)
- 俺は使いますけど。。。(古町近辺在住)
- 阿賀野以北の住民にはなじみが薄い。(下越×中越ハーフ)
- 自分も使う。(中越人)
- 俺も小さいときから「ばかでかい」くらいは使ったけど・・・。(岩手県出身者)
- 関東などの県外人でも良く使う。(関東在住)
- じゃあ「ばか可笑しい」(すごくおかしい)、「ばか馬鹿」(すごくばか)、「ばか変」(すごくへん)も使う?
- そういうこと言う人を「馬鹿馬鹿しい」といいます。
- 静岡では「とてもりこう」のことを「ばかかしこい」といいます。
- 形容詞と組み合わせて使うことが多い。「ばかうんめえ」(とても美味しい)、「ばかいっぺえ」(とてもいっぱい)、「ばかいい」(とてもいい)。
- さらに強調したい場合は「ばっか」という。
- ばっか馬鹿。
- 「少しばかり〜」は「ちっとばか〜」となる。「ばか」は使いでがある。
- 「かける」を標準語と思っている。
- かける=先生が生徒に指名する、と言う意味
- あ、そういえば転校して以来「かける」って聞きませんね。
- 先生曰く「それじゃーこっちの席から順番にかけていくからなー。ちゃんと答えろよー」
- 「指す」とも言いません?(旧豊栄市在住)
- 中越のある地域なんですが「当てる」とも言います。先生曰く「当てられたら立って答えろよ〜」
- 「さす」「あてる」は標準語。
- 模造紙のことを「大洋紙(漢字は自信がない)」と言う。
- これも転校して以来聞きません。
- 言います。むしろ模造紙なんて言った事なかった。
- 「大洋製紙がつくった紙だから」という説を聞いたことがある。ちなみに大洋製紙(株)は高知県の企業。
- 上京後に買出しに行き、「大洋紙がない」と探し回った自分はアホだ。
- むしろ通じないことを初めて知った。
- 一番有力な説では、和紙の製法で造った「大」きな「和紙」に対して、現在の製紙方法で造った「大」きな「洋紙」ということで、「大洋紙」ということらしいです。
- ジャンケンポンを「ジャンケンエース」または「チッケッタ」と言う。
- わしらは「チェーローエス」といっていた。使用方法「チェーロー、チェーロー、チェーローエス!」「あいこ」が続くと「エス」部分のみを繰り替えす。ちなみに自分より年上の新潟市出身者も同じ「掛け声」を使用したと聞いた事がある。(四十代、新潟市生まれ)
- 同郷と見た↑
- 「チーッケ、チッケ、チッケッショ」続くと「ショ、ショ、…」だった。(三十代、新潟市(西新潟)生まれ)
- 当方では「じゃんけん」の別ルールが「ジッケッタ」だったが…(20代、燕市)
- 「チッケッタ、アーッショ、ッショ、ッショ・・」と言うことがありました(二十代 魚沼地方)
- 三条では「ほーれんよ、せ!」
- 「チッケッタ」は、昭和四十年代後半・東京でも普通に使ってましたね。あいこが続くと「チケッタ!!…」になりました。
- わしらは「チェーローエス」といっていた。使用方法「チェーロー、チェーロー、チェーローエス!」「あいこ」が続くと「エス」部分のみを繰り替えす。ちなみに自分より年上の新潟市出身者も同じ「掛け声」を使用したと聞いた事がある。(四十代、新潟市生まれ)
- 「じゃあ、またね。」の代わりに「じゃあ、まずね。」と言う。
- 使ったことねーよ。出身地方書いてくれよ。(長岡人)
- 魚沼の一部地域では「じゃあ〜のぉ〜」と伸ばす。「じゃあ、またのぉ〜」の略と思われる。
- 中越の一部では「はちゃね〜」という。
- うちらは「ほせば~」かな(新潟市)
- 他県からきた中学教師が生徒に「じょっぺになるな!」と罵られ、深刻な顔でベテラン教師に「先生、じょっぺってなんですか」と聞きにくる。「じょっぺ」とは「生意気」という意味。
- 中越のある限られた地域の方言であるが同意語に「まんき」がある。意味がほぼ同じなので使い分けが難しい。
- 下手をすると町単位で方言が違う。
- 中越地方では、「お」と「を」を、上下で分け、前者は「上の『お』」、後者は「下の『を』」と教えられている。
- 会話で使う機会がないので、このような分け方をするのが自分たちだけだと気づいていない。
- 私もそう分ける。今これ読んで気付いた。(下越人)
- それは全国一緒じゃないのか?
- 千葉の人もそう言ってたからたぶん全国一緒。
- 長野出身の連れに「分けるよね?」って聞いたら質問の意味すら理解してもらえませんでした。ショック。
- 会話で使う機会がないので、このような分け方をするのが自分たちだけだと気づいていない。
- たえた(使い切った、使い終わったの意)は共通語だと思っている人は意外と多い。
- 東京から来たバイト先の人に通じなくて愕然とした。「絶滅するって意味なら使うけど」と言われた。
- あきらかに方言じゃないですかと言われた。
- 聞いたことも使ったこともない(新潟市出身)
- 聞きますし、使います。方言じゃないですか?(長岡市出身)
- 聞いたことも使ったこともない(新潟市出身)
- 「はあ」(もう、すでにの意)。上記「たえた」と組み合わされ、「はあ、たえた。」(もうなくなった)のように使われる。
- 「へぇ」です。「へぇ、たえた。」と使います。(by長岡市民)
- かつて、マンガや深夜ラジオで、新潟弁全体がネタにされていた。
- 「ENZO」と言えば、フェラーリでもグラン・ブルーでもなく、側溝のこと。
- 「一人前・一丁前」の事を「いっちょめ」という
- 今すぐ使える新潟弁というCDが発売されている。BSNラジオ番組キンラジのコーナーとして放送されていた。文法編と日常編の2枚があり、一枚1,500円。
- ある時ツタヤのレンタルCDコーナー覗いたらこのCDが置いてあって、全てレンタル中だったのにはビビった。
- 「魚沼ことば」「魚沼ことば2」「魚沼ことば3」「新潟ことば」が出版され県内で販売されている。イラストとともにわかりやすく魚沼・新潟の方言を解説している。
- 中越地方(長岡近辺)では言葉の終わりに「が〜」をつけて発音する長岡弁(通称がーがー弁)を多様している。
- 一番使われる長岡弁は「そいが〜」
- 「しゃっこい」(冷たいの意)が標準語だと思っている
- 「はっこい」「はっけえー」かな(魚沼人)
- 「熱い」は「あっちぇえ」かな。
- 「はっこい」「はっけえー」かな(魚沼人)
- 「あそこ」を「あこ」、「風呂」を「ぼちゃ」、「土」を「べと」。(by湯沢のとなり)
- 「あこからべとが流れてきた」とか、他のどこで通じるのか。
- 「はよぼちゃにへぇーれ」というおばあちゃんの言葉は夜になると子供を持つ各家庭で聞こえる(by同じく湯沢のとなり)
- かつてあった高専の土木工学科は「べと科」と呼ばれ、実習時に着るジャンバーは「べとジャン」と呼ばれていた。現在は環境都市工学科に名を変えたが、やっぱり「べと科」らしい。
- 同じ町の同じ一つの言葉でもいくつ種類がある。例「(標準)そんなの」が「そっけんが」→「そっつぁんが」にパワーアップする言葉がある。
- みじょげ派とめじょげ派で対立が起こっている。
- 「そっつぁがん」「そんげがん」なら聞いたことありますね
- 地元のお年寄りには方言で返すのが礼儀だと思っている。
- 全員揃えて声を出す時「いっせーのー、で」という。「いっせーのー、せ」ではない。埼玉に転校して「で」と言ったらバカにされた。「せ」に慣れた頃、再度新潟に戻り、つい「せ」と言ったら、大いにバカにされた。散々である。(三十代新潟市(西新潟)生まれ)
- 新潟県民ですが、「いっせーのー、せ」と言う。(by中越人)
- うちは「いっせーの、れ」だった(by新潟市民)
- 「いーやんべぇ」(いい塩梅)はcomfortable以外にも使える。
- 修理したり微調整を施したりして正常になった場合にも「いーやんべぇ」。
- おなかがいっぱいになることを「腹くっちぇえ」という。
- 「くっちぇえくっちぇえ」は臭いわけではなく「とてもお腹いっぱい」の意味。
- 物事を失敗したときに「しねばいいのに」といわれても自害する必要はない。「しなければいいのに」の意。
- イとエが混ざる(特に年配の人)。
- 「越後線の駅」を「イちごせんのイき」とネイティブっぽく発音できるようになると新潟弁使い中級者。
- 「苺」と「越後」に発音上の差異はない。
- 実際には若干の差異はありますよ。「い」=い、「え」=イェと発音します。
- 難しいのは「英語」。「イェーゴ」と発音します。パソコンで“iigo”と入力し、変換できずに苦しむお年寄りは多い。
- 長男を「あんにゃ」、次男以下を「おじ」と呼ぶ。
- 次男は(長男が亡くなって)もしかするとあんにゃになるかも、ということで「もしかあんにゃ」ともいう。
- おじの中でも末っ子を「かすおじ」という。
- アクセントは無論「お」。
- 「あんにゃ」が死ぬと「もしかあんにゃ」が「おかげあに(兄)」になるらしい。あんにゃが死んだおかげであんにゃになったから。
- 女の子だと「おば」と呼ぶ。
- 上越地方は城下町で人の流れが多かったため方言はそんなに多くない。ただしアクセントの違いなどはある。
- やばいとき「まずい」ではなく「うまくない」と言う。仕事で新潟のお客さんに「うーん、うまくないなぁ」と言われて軽く聞き流したら、あとが大変だった。
- スプーンを「しゃっぺ」という。(By中越人)
- しゃもじは「まんまじゃっぺ」
- 「かける」 = 「指名する」
- 新潟県の学生が進学とか転校とかで他県に行った時、始めてこれが方言だと知る。また、他県から来た学生は、始めは違和感を覚えるものの、長く県内にいるといつのまにか標準語だと思い込んでしまう。僕がそうでした。
- 「よろしかったでしょうか」 = 「よろしいでしょうか」
- なんで過去形なのでしょうか?
- 具体的に言うと、過去形というのは英語・日本語に関係なく、「話題・意識の対象が現在の自分から見て距離がある」ことを示すために使われます。たとえば「Open the window.」を丁寧に言おうとすると、なぜ過去形の「Could you open the window?」になるのか。それは自分が話しかけている相手(対象)に対して、自分の意識が距離を置いているからです。つまり話者はお願いしている相手に対して、メンチ切る(死語?)くらいの勢いで横柄に言っているのではなく、ちょっと遠くから遠慮がちに申し訳なさそうに言っているのです。この状況はまさに、「話題・意識の対象が現在の自分から見て距離がある」ために、過去形での表現になるのです。そこから考えると、最近の若い人が「1000円からでよろしかったですか?」と過去形で言うのは、そこまで相手に気を使わなければいけないほど、今の世の中が緊張している証拠とも取れるかもしれません。昔から過去形で言っている新潟の人は、相手に対する気持ちが繊細なのか、あるいは新潟には怖い人が多いから自然とこのような言葉遣いになったのかはわかりませんが。
- なんで過去形なのでしょうか?
- シチュエーションを問わず「ごめんくださいました」というのが最も敬意を表した挨拶。
- 親しい間柄なら、親や目上の人のことも「おまえ」「おめぇ」。ちょっと他人行儀になると「おまえさん」「おめぇさん」。
- 複数形は「おめえった」。
- 複数形だと「なら」とも。目下に対しては「ねら」
- 「あそこ」を「あっこ」「あこ」。
- 語尾は「がー」。イントネーションによっては疑問形になる。
- ↑長岡を中心とした地域。
- そいがー(そうですか) どいがー(どうですか)などなど。
- 「しょったれ」・・・「だらしがない」
- 「しょったれ」の人は部屋の中が「だるこっぺ」になるそうな。つまり「散らかる」ということ。
- 「羅利粉灰(らりこっぱい)」が語源らしい。
- 「しょったれ」の人は部屋の中が「だるこっぺ」になるそうな。つまり「散らかる」ということ。
- 尾篭な話で恐縮ですが、「うんこ」のことを、「あっぱ」「ねんぼ」という。(食事中のかた失礼しました)
- 正確には「あっぱ」と「ねんぼ」ではモノの“粘度”がちがう。「あっぱ」のほうが軟らかい。(繰り返し失礼しました)
- 「肥溜め」は「ダラおけ」(食事中の(ry)
- 「だすけ」、「だーすけ」という長岡弁があります。
- 「だから」という意味。
- 同義異音で「らっけ」「らーすけ」という中級技法もそんざいする。
- 「だから」という意味。
- 語尾に、「こて」または「こって」が付く。(例:「そうじゃないよ」=「そうらねーこって」)
- 「捨てる」=「ぶちゃる」、「捨てるな」=「ぶちゃるな」(以上中越地方)
- 果物などが熟したときは、「よぶ」。(例「スイカがよんでるよ~♪」)
- 「呼ぶスイカって、どんなスイカ?」と思ってはいけない。「スイカが熟したよ~♪(だから食べなさい)」の意味。
- 「よむ」とも言うかな(新潟市)。「このメロン、ちとばかよみすぎらわ」とか。
- 「呼ぶスイカって、どんなスイカ?」と思ってはいけない。「スイカが熟したよ~♪(だから食べなさい)」の意味。
- コーヒーなどに砂糖を入れて「かき回す」「かき混ぜる」を、「かんます」という。
- お風呂も「かんます」または「かもす」という。
- 寝った 寝たの意味
- 新潟市の友達に「寝ってた」といったら「なにを練ってたんだ」と言われたから上越のほうだけかも
- 使います(by長岡市民)
- 「寝ってた」「寝ってだった」=「寝ていた」等使います(新発田市民)
- 新潟市の友達に「寝ってた」といったら「なにを練ってたんだ」と言われたから上越のほうだけかも
- 「はずかしい」=「しょうしい」(長岡市民)
- 「はずかしい」については日本中にいろんな方言がありそうです。
- シャイな日本人らしい。
- 「はずかしい」については日本中にいろんな方言がありそうです。
- 叩くことを「しゃぐ」という。
- 強調するときは「しゃぎつける」。「そんげんことしてっとしゃぎつけっぞ!」
- 西新潟方面ではいわゆる関西弁の「どつきまわす」に相当する語として「ひゃーぎつける」というの使う(只、二十数年前なので今はどうか判らないが…)。相手を恫喝する際は「なー(お前)、ひゃーがれてんか?」とか「おう、ひゃーぎつけっぞ!」のように使用する。(四十代、新潟市生まれ)
- 上記で出てきたが「お前」の事を「なー」という。その複数形が「ねーら」。これらも二十数年前なので今はどうか判らないが…。(四十代、新潟市生まれ)
- 強調するときは「しゃぎつける」。「そんげんことしてっとしゃぎつけっぞ!」
- 「しょうもない」(≒つまらない)は「しゃっきらもない」。(長岡市民)
- 自動車学校を略すと「しゃがく」。
- だらしないことを「のめしこき」と言う(新潟市)。
- 長岡でも言います。
- そういえば昔、教科書の答えが載っている「教科書ガイド」のことも、通称「のめしこき」と言っていたなぁ。「教科書ガイド」って今もあるのかな?
- むしろ、上の方で紹介されている「しょったれ」が「だらしがない」で「のめしこき」は「怠け者」という意味で使っていたような気がする。また、「ねーら、のめしこいてんでねーろ(お前ら、怠けてるんじゃないぞ)」というような使い方もしたような…。(四十代、新潟市生まれ)
- そういえば昔、教科書の答えが載っている「教科書ガイド」のことも、通称「のめしこき」と言っていたなぁ。「教科書ガイド」って今もあるのかな?
- 長岡でも言います。
- 人や物を「がん」という。「あのがん(=あれ、あのもの、あの人)」など。
- 長岡では左官のことを「しゃがん」と呼ぶ。左官職人は「しゃがんさ」、左官店は「しゃがんや」。
- 「歩く」を「えぶ」、「歩いてくる」を「えんでくる」と言う。「歩む(あゆむ)」「歩んでくる(あゆんでくる)」から来ているのか。
- 発音的には「あぇぶ」って感じなのでは。(三条市)
- 「新しい」に対応してなのかどうかは知らないが、「古い」を「古しい」と言う。これが方言だと知ったときはショックだった。
- 「具合が悪い」ことを「なんぎい」(「難儀」)や「あんべぇわりー」(「あんばいが悪い」)と言うが、何となくこれらは関西辺りが起源のような感じがする。
- 同様に、「何バカな事言ってんだ」っていうのを「何こいてけつかる」と言うが、関西の人が「何こいてけつかんねん」って感じで使っていたのを聞いたことがある。
- 座る(正座の場合のみ?)は「ねまる」。(長岡市)