未来/23世紀

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2006年12月27日 (水) 10:31時点における>マツミンによる版
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  • 2201年1月1日午前0時00分00秒 江戸で震度16(震度計は測定不能でほとんど壊れたので、体感で記録された)の地震が起こり、江戸はボロボロになる。強烈な地震波は世界中に伝播し、ニューヨークで震度4。jishinが世界共通語に。
    • 標準的な英語表記は「earthquake」のままだが、「jishin」といえばこの日の地震を指し、いわば固有名詞同然の扱いをされる。
  • 2201年 宇宙エレベーターの安全性が完全に実証され一般人が手軽に利用できるようになる。新潟の新万代橋は月面の静かの海(アポロ11号が着陸した場所)に、近江の宇宙エレベーターは月面の神酒の海に直結する。
  • 2202年 福井の人口が急激に過疎化。約300万人いた人口が一年で一気に0人になる。
  • 2203年 新四大財閥のトヨタ銀行が突如倒産。これがきっかけで第二次世界恐慌に陥る。
  • 2204年 徳川和母、隠居。和母の子供である徳川和波破(ワハーハ)が実権を握る。
  • 2204年 第二次世界恐慌の影響で、日本の銀行が相次いで倒産する。
  • 2205年 新潟市の静かの海の総合開発計画、静海新都心計画により、世界最大のオフィスビル、288階建の静海ヒルズが竣工するが、姉歯建築事務所が設計に関っていたため、解体することとなる。新潟市の財政悪化・静海新都心計画の断念。
  • 2205年 第二次世界恐慌の影響で世界中で会社が次々と倒産し、日本、江戸幕府国も破産寸前になる。
  • 2205年 トヨタ財閥は、経営最悪になり、解体される。
  • 2206年 徳川和波破が生類憐みの令を発布する。徳川和波破の好きな猫を保護するためであった。ただ、この令の保護の対象は猫だけではなく、猫耳属性(猫耳・しっぽ・語尾にニャー)の人も対象となるのが斬新であった。現在では人家もまれな、一面ススキの原野の渋谷区を丸ごと保護区とした。
  • 2206年 ライブドア財閥が不祥事を起こし、解体される。
  • 2207年 近江国の神酒の海の総合開発計画、神酒の海副都心計画により、世界一高い超高層マンション、グランドステージ月の滋賀、が発売されるが、発売元がヒューザーなうえエレベーターがシンドラー社製を採用した事が仇となったか全く売れず、近江国への信頼感の低下と、財政危機へ。
  • 2208年 東日本連邦共和国の仙台市も宇宙エレベータ計画を公表。仙台市営宇宙鉄道として火星に直結する予定。落ちぶれた近江と新潟に対して、東日本は確実に世界からの信頼を増す。
  • 2209年 生類憐みの令に猫耳属性の人も対象としたことで、保護区内での治安が悪化した。食い詰めた者、浮浪者、犯罪者などが自らを猫耳属性と称し、大挙して保護区内に進入してきたのだった。保護区内には警察権も及ばず、政府も手を出しかねる状態に陥った。彼らは保護区内に街を築き、自治を行うようになった。
    • 一面が荒れ果てた街だった。草もほとんど生えておらず小石混じりの土がむき出しの荒野が広がっていた。乾いた風が砂埃を舞い上げ、乾燥して丸まった草が風に煽られて転がっていく姿が目に入る。一本しかないメインストリートの両側には木造二階建ての建物が並んでいた。銃を売る店、酒場、食料品店、床屋、銀行まであった。道行く者の腰にはガンベルトが巻かれ、ホルスターの中にはリボルバーがぶち込まれていた。この街でオートマチックを使うのはモグリと呼ばれた。この街に一軒だけある酒場の跳ね閉じ式のドアを開けると、真昼間だというのに丸テーブルを囲んで酒をあおる男たちの姿が目に入る。ある者は黒い眼帯を付け、ある者は頬に傷があると言うように、自らを犯罪者以外の何者とも判断されるのを拒むかのような眼光の鋭い男たちであった。ただその男たちは共通して、頭に猫耳を付け、腰にはしっぽ、首の下に鈴を付けている者も中には混じっているのが荒んだ空気を少しは和らげているかのようだった。その手に持つ酒瓶のラベルには、「大五郎」の文字が。この街ではその他の銘柄の酒はあまり流通していないようだった。この街の治安が悪化する原因は決闘である。決闘は娯楽であり、祭りであり、また彼らの誇りと存在意義を問う無くてはならないものであった。それは次のような些細なきっかけで始まる。「おみゃー!俺のしっぽを踏んだにゃー」「てみゃー、俺様に言いがかりをつけるとはいい度胸だにゃー!死にたいにゃ?」「面白いにゃ。おみゃーの空っぽの頭に風穴空けて風通しを良くするにゃ」店中に野太い声が響き渡る。決闘はメインストリートで行われる。道の両側には野次馬が鈴なりになり両者を囃し立てる。どちらが勝つか賭けを始めるものも現れる。そして決着は一瞬でつく。敗者の死体は街の外に放置され、野鳥や獣に食い荒らされるにまかされる。
  • 2210年 さいたま市、復権を狙って、仙台市営宇宙鉄道と埼京線の接続計画を発表する。
  • 2212年 ひょっこり四国が宇宙へ飛び出す。
  • 2213年 起死回生を狙った新潟市が新潟・ひょっこり四国・月・火星を結ぶ宇宙鉄道、越火線の建設を発表。
  • 2213年 森繁久彌が300歳の誕生日を元気に迎える。
    • メカ森繁の心臓部に小型プルサーマル発電装置が取り付けられる。一般家庭10万軒分の発電能力を獲得する。
    • 死を克服したメカ森繁だったが、低電圧の朝は脳に血液を送るモーターの回転数が滞りがち。
  • 2218年 仙台市営宇宙鉄道開業。
  • 2220年 富士山噴火。近江国東海州の甲斐・静岡・伊豆支庁が壊滅。
  • 2221年 仙台市営宇宙鉄道直通運転開始。それを機に、仙台市とさいたま市が同盟を結ぶ(仙さ同盟)。
  • 2222年 仙台市に密かに運び込まれようとしていた核爆弾が暴発(死のやませ事件)。仙台市民1000万人以上が犠牲に。また、核の持ち込みに対する日本中の仙台市への風当たりが最高潮に高まった。さいたま市も例外ではなく、仙さ同盟は一年足らずで解消となった。全国からの復興援助はなにもなかった。しかし、「敵陣に塩を送る」で戦国時代から有名な新潟は支援を送る。
  • 2223年 新潟市が一度は頓挫した静海新都心計画をついに完成させる。その象徴として静海ヒルズの代わりに、500階立ての静海レインボータワーが完成、地球、ならびに月でもっとも高い建物に。世界中の賛辞を浴びる。
  • 2230年 越火線全線開通。
  • 2231年 仙台市民の99%が、仙台市を捨て、火星に移住開始。ここに新仙台市が完成する。
  • 2232年 火星人が発見される。古来より予想されていたとおり、タコ型であった。しかし、肉に毒があることが判明、たこ焼きの具にして食べた人の死亡事故が発生した。
  • 2233年 新潟市の台頭にうんざりしていた長岡市民の80%が火星に移住開始。火星長岡市の誕生である。
  • 2236年 火星長岡市と新仙台市との間にいざこざが発生。原因は「火星に植える稲はコシヒカリかササニシキか」。
  • 2237年 火星長岡市と新仙台市との間に戦争が発生、発生と同時に核ミサイルが両都市に同時に落下。両市は全滅。初の宇宙での内紛は、生存者0人の惨憺たるあり様。その戦争は宇宙米戦争と呼ばれる。
  • 2239年 近江国近江州から7000万人が仙台市に移住。原因は近江国に何もないから。ある移住者の「近江にはなにもない!なにもないんや!」がこの年の流行語対象を獲得。
  • 2240年 仙台市に移住した人々のうち、6990万人が近江に戻る。「仙台にはもっとなにもなかったんや!」が流行語大賞を受賞。
  • 2249年 近江国大津市に隕石が落下。大津市民人1億人が死亡(2249年近江隕石大災害)。
  • 2250年 大津市復興計画、「近江の誓い」が宣言される。内容が、近江共和国首都としてふさわしい、世界最大の都市を目指すという身の程知らずな内容であったため、世界の失笑を買う。
  • 2252年 「2249年の近江隕石大災害によりできた琵琶の大クレーター周辺に金塊がごろごろと・・・。」と権兵衛さんが呟いたのが、全世界に報道される。「23世紀のゴールドラッシュ」が起こる。全世界から人が集まり、大津市は急速に発展する。しかし、権兵衛さんの発言はデマ。このゴールドラッシュで一番儲かったのは、結局、近江共和国である。調子に乗って、「黄金の国オウミング」ブランドを掲げ、人々の欲を煽り、金を掘るためのスコップを一本100万円で売ったり、クレーター内の鉄道の初乗運賃を1万円とかにした。多くの人は、「金があるからそれでいい。」などと言いながら、お金を惜しみなく使ったのである。
  • 2254年 徳川和波破、死去。孫の徳川和母波(ワハハハ)が政治に関わる。
  • 2255年 「23世紀ゴールドラッシュ貧窮問題」が深刻になる。近江州の失業率は、50%を超える。皆、呆然としてしまい、何もする気が起こらないらしい。もちろん、NEETも増えてしまった。大津市は外見、超高層ビルが群がる先端都市であるが、内容は追いつかない。ある意味で「近江の誓い」は果たされた・・・のか?
  • 2256年 中国地方には広島市以外誰も住まなくなる。
  • 2258年 岡山、津山、倉敷、西城、三次で金が発見され、ますます広島に移住する人が増え、広島の人口が9000万人になる。(広島ゴールドラッシュ)
  • 2258年 東日本の「世田谷区」が、近江州に溜まる安価な労働力を利用しようと、大津市民の世田谷区への移住を活発的に行う。世田谷区は、宇宙開発に関する先端技術工業において、新潟市と肩をならべる。
  • 2259年 山口で石油が発掘されるが、1日で掘り尽くされる。
  • 2259年 倉敷で発見された金が、実は美観地区遺跡の金色の瓦だったことが判明。一攫千金を狙った人々が去り広島市の人口は激減…かと思われたが、歴史ファンが押し寄せ逆に増加する。
  • 2260年 島根・雲南で銀発見、というニュースが流れたものの、勘違いして中国雲南省に移住する人が続出。結局島根には何も起こらなかった。
  • 2261年 浜田でダイヤモンドが発見され、広島に移住する人がふえる。
  • 2261年 福山で宝石の山が発見されるが、大半の人は徳山と勘違いして朝日新聞社にストが殺到する。
  • 2262年 世田谷区の二子玉川に金星への宇宙鉄道が開通。通称:「○玉宇宙高速鉄道」。
  • 2269年 火星の放射能除去が完了。
  • 2272年 火星長岡市跡地には新潟市民が多数移民し、市の名前を改称、万代市となる。万代市は新仙台市との間に友好条約(万仙火星開発友好条約)を結ぶ。植える稲は適当でいいことに。火星の開発は万代市と新仙台市が、金星の開発に関しては世田谷区が世界をリードすることになる。
  • 2280年 金星に世田谷市が完成。万代市、新仙台市のベッドタウンとして機能しはじめる。
  • 2289年 しかし、世田谷市には住宅しかなく、しかも月まで遠いため、あっという間にゴーストタウンに。
  • 2290年 千葉県浦安市が県庁所在地になったため、浦安市市長が、「出逗丹市『でずにし』」を提案、結果千葉県出逗丹市がたんじょう。
  • 2291年 しかし出逗丹市はアホくさいということで1ヶ月で人口が10人になり、出逗丹村に降格。
  • 2292年 「北海帝国」誕生。すぐに水星に移住、水星きのこを食べ、ガスから作ったどうでもいい水を飲む。
  •  京葉火星高速鉄道と新幹線が合体、千葉国会議事堂前~火星国会議事堂前を1時間で結び、火星高速新幹線誕生、「カセコシン」の愛称で親しまれたが、ロケットの黒字に伴い1日に1本になってしまった。
  •  火星高速新幹線の60%が解体完了、経営危機に陥ったが、その後の猛烈な利用者増加に伴い1時間に3本と少しではあったが本数が増えてきた。
  •  故徳川和波波のひ孫である徳川亜葉葉「とくがわあはは」誕生。