「もしあのメディアが開発されなかったら」の版間の差分
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#早い段階で低価格化が進み、今頃はBDレコーダー一色の可能性も。 | #早い段階で低価格化が進み、今頃はBDレコーダー一色の可能性も。 | ||
#*当然dynabookやQosmioにもBDドライブ搭載モデルが存在していた。 | #*当然dynabookやQosmioにもBDドライブ搭載モデルが存在していた。 | ||
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#*いや、それは東芝がHD DVDを中国に伝えたのが元なので、それも無かった。 | #*いや、それは東芝がHD DVDを中国に伝えたのが元なので、それも無かった。 | ||
#ブルーレイがカートリッジ式のまま普及。 | #ブルーレイがカートリッジ式のまま普及。 | ||
#*今の形になったのはベアディスクのHD DVDに対抗するため。ただ、ハードコート技術の進化でいずれは史実通りに帰結しているだろう。 | |||
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#*そのため意外な形でソニー本体の赤字が解消される結果に? | #*そのため意外な形でソニー本体の赤字が解消される結果に? | ||
#それでも主力は通常サイズからDuoサイズに変わっていた。 | |||
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#*携帯機種に多く使用されていた。 | |||
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#SDXCに相当するメモリースティックXCも製品化にこぎづけていた。 | |||
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#*miniSDXCが規格のみの存在にならず、ちゃんと製品化されていた。 | #*miniSDXCが規格のみの存在にならず、ちゃんと製品化されていた。 | ||
#*しかしスマートフォン向けにはやはり大きく、Android各機種もiPhoneのような内蔵ストレージが一般的だった。 | #*しかしスマートフォン向けにはやはり大きく、Android各機種もiPhoneのような内蔵ストレージが一般的だった。 | ||
#**miniSD対応機種は拡張性に優れた上位機種が中心になっていた。 | |||
#ニンテンドーSwitchもminiSD対応だった。 | #ニンテンドーSwitchもminiSD対応だった。 | ||
#逆に通常サイズのSDが廃れた可能性もある(メモリースティックでは通常サイズが早く廃れ、Duoサイズが最後まで残ったため)。 | #逆に通常サイズのSDが廃れた可能性もある(メモリースティックでは通常サイズが早く廃れ、Duoサイズが最後まで残ったため)。 | ||
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2020年1月10日 (金) 20:21時点における版
もし、AV機器であのメディアの開発がなかったら、どうなっていたでしょうか?
ビデオ
VHS
- それでもベータマックスが天下を取れたかは微妙。
- DVDが1980年代後半には開発されていた。
- 家庭用ビデオデッキは普及せず、1990年代になってDVDレコーダーがようやく普及し始めた。
LD
VHDとの企画戦争に勝利するも、大きさや収録時間の短さなどがネックとなり普及せず。
- DVDの開発時期がずれていた可能性も。
- VHSソフトは現実以上に充実していた。
- 「ブイエイチエスは何者だ?」
DVD-RAM
DVD-RWとは異なる書き換え用のDVDの規格としてパナソニックによって開発されたが、これがソニーによる反発を招き、対抗規格であるDVD+RW/+Rの誕生の原因となった。
- 前述のようにDVD+RW/+Rも登場しなかった。
- CD-R/RWに相当するものがDVD-R/RWとなって分かりやすかった。
- BD-REもBD-RWという名前になっていたと思われる。
HD DVD
次世代DVDがBDとHD-DVDに分かれたのは、もとはと言えば東芝がDVDベースのHD DVDにこだわったのが理由ですが、もし東芝が最初からBDを支持していて、HD DVDが誕生しなかったら?
- 醜いフォーマット戦争など存在しなかった。
- 初期のブルーレイ作品がHD DVDの低容量に引っ張られて、低レートのVC-1コーデックになることも無かった。
- 早い段階で低価格化が進み、今頃はBDレコーダー一色の可能性も。
- 当然dynabookやQosmioにもBDドライブ搭載モデルが存在していた。
- 当然、東芝は大赤字を出すことは無かった。
- その東芝も結局ブルーレイに進出することになったそうな。
- ブルーレイの対抗馬は中国の「レッドレイ」。
- いや、それは東芝がHD DVDを中国に伝えたのが元なので、それも無かった。
- ブルーレイがカートリッジ式のまま普及。
- 今の形になったのはベアディスクのHD DVDに対抗するため。ただ、ハードコート技術の進化でいずれは史実通りに帰結しているだろう。
オーディオ
CD
- レコードの衰退は数年遅れた。
MD
- 録音メディアは20世紀末期までカセットテープが主流だった。
- あるいは携帯型音楽プレーヤーの登場が10年早まっていた。
- 恐らく1990年代中盤に登場していたが、当時はパソコンがそれほど普及していなかったため、CDプレーヤーから直接音楽を取り込む方式が主流だった。
- あるいは携帯型音楽プレーヤーの登場が10年早まっていた。
- DCCがCD-R普及までのつなぎとして一時的に普及した。
フラッシュメモリーカード
スマートメディア
- コンパクトデジカメの登場や普及が数年遅れた。
SDメモリーカード
- SDメモリーカード規格発表当時、既に出回っていた存在のメモリースティックの天下になる。
- しかし、メモリースティックの大容量化が遅れたために「容量よりサイズの小型化を優先する機器」が主に用いるようになり、
- 「とにかく小型化優先」のデジタルオーディオプレーヤーや携帯電話はメモリースティック、「大型化はある程度許容できるので大容量が必要」となるデジタルカメラはコンパクトフラッシュ・・・という流れに。
- ニンテンドーDSiの外部記憶媒体にメモリースティックが採用される(任天堂はSCEはともかく、ソニー本社を含むソニーグループ企業との関係はそこまで悪くはない。むしろスーパーファミコンの音源チップ設計やカートリッジのバックアップ用電池の供給、或いはSMEから任天堂作品のサントラが出ていたりするくらい)。
- そのため意外な形でソニー本体の赤字が解消される結果に?
- それでも主力は通常サイズからDuoサイズに変わっていた。
- 「メモリースティック マイクロ」ももう少し普及した。
- 携帯機種に多く使用されていた。
- 史実のmicroSDのポジションを担っていた。
- SDXCに相当するメモリースティックXCも製品化にこぎづけていた。
メモリースティック
- 意地でもSDメモリーカードを使いたがらなかったSCEは、PSPのメモリーを内蔵フラッシュメモリ方式に変更。お陰でPSP本体の価格が今より上昇。
- Canonとの付き合いでコンパクトフラッシュにしていたかも……さ、サイズが……
- 後のPS Vitaのように独自のカードを採用していた。
マルチメディアカード(MMC)
- FreeBSDがSDに対応していなかった。(SDには特許があり、パテントを支払う必要があるが、MMCの例外的実装と言いはってこれを逃れているため)
- むしろSDカードの原型はMMCなのでSDカードは登場しなかった。
トランスフラッシュ
- microSDのベースとなった規格。
- 当然microSDは存在せず、未だにminiSDが一般的に使用されている。
- miniSDXCが規格のみの存在にならず、ちゃんと製品化されていた。
- しかしスマートフォン向けにはやはり大きく、Android各機種もiPhoneのような内蔵ストレージが一般的だった。
- miniSD対応機種は拡張性に優れた上位機種が中心になっていた。
- ニンテンドーSwitchもminiSD対応だった。
- 逆に通常サイズのSDが廃れた可能性もある(メモリースティックでは通常サイズが早く廃れ、Duoサイズが最後まで残ったため)。