「もしあのメディアが開発されなかったら」の版間の差分

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#VHSソフトは現実以上に充実していた。
#VHSソフトは現実以上に充実していた。
#「[[吉幾三ファン|ブイエイチエスは何者だ?]]」
#「[[吉幾三ファン|ブイエイチエスは何者だ?]]」
===DVD-RAM===
DVD-RWとは異なる書き換え用のDVDの規格としてパナソニックによって開発されたが、これがソニーによる反発を招き、対抗規格であるDVD+RW/+Rの誕生の原因となった。
#前述のようにDVD+RW/+Rも登場しなかった。
#CD-R/RWに相当するものがDVD-R/RWとなって分かりやすかった。
#*BD-REもBD-RWという名前になっていたと思われる。


===HD DVD===
===HD DVD===
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#醜いフォーマット戦争など存在しなかった。
#醜いフォーマット戦争など存在しなかった。
#*初期のブルーレイ作品がHD DVDの低容量に引っ張られて、低レートのVC-1コーデックになることも無かった。
#早い段階で低価格化が進み、今頃はBDレコーダー一色の可能性も。
#早い段階で低価格化が進み、今頃はBDレコーダー一色の可能性も。
#*当然dynabookやQosmioにもBDドライブ搭載モデルが存在していた。
#*当然dynabookやQosmioにもBDドライブ搭載モデルが存在していた。
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#*いや、それは東芝がHD DVDを中国に伝えたのが元なので、それも無かった。
#*いや、それは東芝がHD DVDを中国に伝えたのが元なので、それも無かった。
#ブルーレイがカートリッジ式のまま普及。
#ブルーレイがカートリッジ式のまま普及。
#*今の形になったのはベアディスクのHD DVDに対抗するため。ただ、ハードコート技術の進化でいずれは史実通りに帰結しているだろう。


==オーディオ==
==オーディオ==
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#ニンテンドーDSiの外部記憶媒体にメモリースティックが採用される(任天堂はSCEはともかく、ソニー本社を含むソニーグループ企業との関係はそこまで悪くはない。むしろスーパーファミコンの音源チップ設計やカートリッジのバックアップ用電池の供給、或いはSMEから任天堂作品のサントラが出ていたりするくらい)。
#ニンテンドーDSiの外部記憶媒体にメモリースティックが採用される(任天堂はSCEはともかく、ソニー本社を含むソニーグループ企業との関係はそこまで悪くはない。むしろスーパーファミコンの音源チップ設計やカートリッジのバックアップ用電池の供給、或いはSMEから任天堂作品のサントラが出ていたりするくらい)。
#*そのため意外な形でソニー本体の赤字が解消される結果に?
#*そのため意外な形でソニー本体の赤字が解消される結果に?
#それでも主力は通常サイズからDuoサイズに変わっていた。
#「メモリースティック マイクロ」ももう少し普及した。
#*携帯機種に多く使用されていた。
#*史実のmicroSDのポジションを担っていた。
#SDXCに相当するメモリースティックXCも製品化にこぎづけていた。


===メモリースティック===
===メモリースティック===
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#*miniSDXCが規格のみの存在にならず、ちゃんと製品化されていた。
#*miniSDXCが規格のみの存在にならず、ちゃんと製品化されていた。
#*しかしスマートフォン向けにはやはり大きく、Android各機種もiPhoneのような内蔵ストレージが一般的だった。
#*しかしスマートフォン向けにはやはり大きく、Android各機種もiPhoneのような内蔵ストレージが一般的だった。
#**miniSD対応機種は拡張性に優れた上位機種が中心になっていた。
#ニンテンドーSwitchもminiSD対応だった。
#ニンテンドーSwitchもminiSD対応だった。
#逆に通常サイズのSDが廃れた可能性もある(メモリースティックでは通常サイズが早く廃れ、Duoサイズが最後まで残ったため)。
#逆に通常サイズのSDが廃れた可能性もある(メモリースティックでは通常サイズが早く廃れ、Duoサイズが最後まで残ったため)。


[[Category:歴史のif検討委員会 技術史|あのめていあかなかつた]]
[[Category:歴史のif検討委員会 技術史|あのめていあかなかつた]]

2020年1月10日 (金) 20:21時点における版

もし、AV機器であのメディアの開発がなかったら、どうなっていたでしょうか?

ビデオ

VHS

  1. それでもベータマックスが天下を取れたかは微妙。
  2. DVDが1980年代後半には開発されていた。
  3. 家庭用ビデオデッキは普及せず、1990年代になってDVDレコーダーがようやく普及し始めた。

LD

VHDとの企画戦争に勝利するも、大きさや収録時間の短さなどがネックとなり普及せず。

  1. DVDの開発時期がずれていた可能性も。
  2. VHSソフトは現実以上に充実していた。
  3. ブイエイチエスは何者だ?

DVD-RAM

DVD-RWとは異なる書き換え用のDVDの規格としてパナソニックによって開発されたが、これがソニーによる反発を招き、対抗規格であるDVD+RW/+Rの誕生の原因となった。

  1. 前述のようにDVD+RW/+Rも登場しなかった。
  2. CD-R/RWに相当するものがDVD-R/RWとなって分かりやすかった。
    • BD-REもBD-RWという名前になっていたと思われる。

HD DVD

次世代DVDがBDとHD-DVDに分かれたのは、もとはと言えば東芝がDVDベースのHD DVDにこだわったのが理由ですが、もし東芝が最初からBDを支持していて、HD DVDが誕生しなかったら?

  1. 醜いフォーマット戦争など存在しなかった。
    • 初期のブルーレイ作品がHD DVDの低容量に引っ張られて、低レートのVC-1コーデックになることも無かった。
  2. 早い段階で低価格化が進み、今頃はBDレコーダー一色の可能性も。
    • 当然dynabookやQosmioにもBDドライブ搭載モデルが存在していた。
  3. 当然、東芝は大赤字を出すことは無かった。
    • その東芝も結局ブルーレイに進出することになったそうな。
  4. ブルーレイの対抗馬は中国の「レッドレイ」。
    • いや、それは東芝がHD DVDを中国に伝えたのが元なので、それも無かった。
  5. ブルーレイがカートリッジ式のまま普及。
    • 今の形になったのはベアディスクのHD DVDに対抗するため。ただ、ハードコート技術の進化でいずれは史実通りに帰結しているだろう。

オーディオ

CD

  1. レコードの衰退は数年遅れた。

MD

  1. 録音メディアは20世紀末期までカセットテープが主流だった。
    • あるいは携帯型音楽プレーヤーの登場が10年早まっていた。
      • 恐らく1990年代中盤に登場していたが、当時はパソコンがそれほど普及していなかったため、CDプレーヤーから直接音楽を取り込む方式が主流だった。
  2. DCCがCD-R普及までのつなぎとして一時的に普及した。

フラッシュメモリーカード

スマートメディア

  1. コンパクトデジカメの登場や普及が数年遅れた。

SDメモリーカード

  1. SDメモリーカード規格発表当時、既に出回っていた存在のメモリースティックの天下になる。
  2. しかし、メモリースティックの大容量化が遅れたために「容量よりサイズの小型化を優先する機器」が主に用いるようになり、
  3. 「とにかく小型化優先」のデジタルオーディオプレーヤーや携帯電話はメモリースティック、「大型化はある程度許容できるので大容量が必要」となるデジタルカメラはコンパクトフラッシュ・・・という流れに。
  4. ニンテンドーDSiの外部記憶媒体にメモリースティックが採用される(任天堂はSCEはともかく、ソニー本社を含むソニーグループ企業との関係はそこまで悪くはない。むしろスーパーファミコンの音源チップ設計やカートリッジのバックアップ用電池の供給、或いはSMEから任天堂作品のサントラが出ていたりするくらい)。
    • そのため意外な形でソニー本体の赤字が解消される結果に?
  5. それでも主力は通常サイズからDuoサイズに変わっていた。
  6. 「メモリースティック マイクロ」ももう少し普及した。
    • 携帯機種に多く使用されていた。
    • 史実のmicroSDのポジションを担っていた。
  7. SDXCに相当するメモリースティックXCも製品化にこぎづけていた。

メモリースティック

  1. 意地でもSDメモリーカードを使いたがらなかったSCEは、PSPのメモリーを内蔵フラッシュメモリ方式に変更。お陰でPSP本体の価格が今より上昇。
    • Canonとの付き合いでコンパクトフラッシュにしていたかも……さ、サイズが……
    • 後のPS Vitaのように独自のカードを採用していた。

マルチメディアカード(MMC)

  1. FreeBSDがSDに対応していなかった。(SDには特許があり、パテントを支払う必要があるが、MMCの例外的実装と言いはってこれを逃れているため)
  2. むしろSDカードの原型はMMCなのでSDカードは登場しなかった。

トランスフラッシュ

  • microSDのベースとなった規格。
  1. 当然microSDは存在せず、未だにminiSDが一般的に使用されている。
    • miniSDXCが規格のみの存在にならず、ちゃんと製品化されていた。
    • しかしスマートフォン向けにはやはり大きく、Android各機種もiPhoneのような内蔵ストレージが一般的だった。
      • miniSD対応機種は拡張性に優れた上位機種が中心になっていた。
  2. ニンテンドーSwitchもminiSD対応だった。
  3. 逆に通常サイズのSDが廃れた可能性もある(メモリースティックでは通常サイズが早く廃れ、Duoサイズが最後まで残ったため)。