もしこんな有り得ないシーズン展開があったら
2015年11月17日 (火) 11:54時点における>金鎚海豚による版 (→横綱・大関が全員3勝12敗)
ここでは、スポーツ界で現実的には考えられないが、ルール的には有り得るシーズン展開があったら?を考えます。
独立項目
大相撲編
15日間全部…
決まり手が…
- 不浄負け(まわし外れ)
- 当事者にとってはこの世の地獄。
- 件の力士が関取だったら「ちゃんとまわしを締めてるのか?」と付き人が師匠に叱責される。
- 廻しの下への下着着用が検討され出す。
- 不浄勝ち(相手のまわしが外れ)で全勝優勝
- 相手のまわしを外す技術、として認められるかも?
- もし認められなかったら「相手のまわしを外したら負け」というルールが作られているかも?
- 偶然なら外れた側の、故意なら外した側の負けというルールになるかも。
- もし認められなかったら「相手のまわしを外したら負け」というルールが作られているかも?
- これで大関が連続優勝したら、横綱に推挙されるだろうか?
- 勇み足で全勝優勝
- 正当な優勝だが、釈然としない。
- 違う決まり手で全勝優勝
- 達成した力士は”新・技のデパート”の異名を奉られる。
- 平幕力士だったら間違いなく技能賞。
- いや、全勝だから敢闘賞も、横綱にも勝っているから技能賞も、よって間違いなく三賞独占になる。
- 「横綱にも勝っているから殊勲賞」では?
- いや、全勝だから敢闘賞も、横綱にも勝っているから技能賞も、よって間違いなく三賞独占になる。
- 同じ決まり手で全勝優勝
- 決まり手が寄り切りか押し出しだったら14日目くらいまで誰も気づかない。
- 件の力士が平幕だったら、せっかくの平幕全勝優勝なのに三賞独占ならずなんて可能性も。
- 「どんな局面でも同じ決まり手に持っていく」技術を評価されるかも。
- 殊勲賞は貰えるのでは?
- 15日間全部寄り切りか押し出しで全勝優勝した場合、「殊勲賞、敢闘賞は確実だけど技能賞がもらえるかどうか分からない」ってことやね。
- 逆に横綱だったら「技が単調すぎる」などの理由で横審から苦言を入れられそう。
- どの決まり手かにもよるが、前に出て勝ったのなら「安定した取り口」「これぞ横綱相撲」と賞賛されるのでは。
- 寄り切りで11勝挙げて全勝優勝した場所の白鵬は評価高いし。
- どの決まり手かにもよるが、前に出て勝ったのなら「安定した取り口」「これぞ横綱相撲」と賞賛されるのでは。
その他
- 不戦勝で全勝優勝
- 正当な優勝だが、釈然としない。
- 呪いでもあるのか?と気味悪がられる。
- 力士の健康管理が問題になる。体重別制導入のきっかけになるかもしれない。
- その力士はマスコミから「死神」あるいは「人間デスノート」という異名を付けられる。
- 取組編成会議の実施時間帯が前日の取組終了後に変更される。
- 顔触れ言上は廃止。
- 企業がその力士に懸賞を出すのをためらうようになる。
- 対戦相手が全て取り組みで怪我をして以降休場
- マスコミから「死神」あるいは「人間デスノート」という異名を付けられる。
- 取り口の危険性を指摘される。
- 次場所以降、テーピングに予め厳しいチェックが入れられる。
- 1人を除いて幕内力士全員休場
- 取り残された1人は毎日十両と対戦。
- 果たして最高優勝に値するのだろうか?
- そして十両に全敗。0勝15敗で優勝を飾る。
- 「十両優勝力士の方が上」と揶揄されるか。
- 幕内土俵入りを一方の片屋しかやらなくなる。
- その力士が土俵に上がるとき四股名の前に「続いて」と「最後は」のどちらが放送されるのだろうか。
- 三役格行司や立行司が十両の相撲を捌くことに。
- 特定の横綱が全敗
- まともに土俵が務められないほど深刻な怪我を抱えての出場となっている。
- あるいは末期ガンか何かで誰が見ても「これがこの横綱の最後の本場所」と思わざるを得ないほど病状が進行している状態で出場している。余命幾ばくもないこの横綱が今生の名残と悲壮な決意を抱えての土俵、たとえ全敗していようと誰が彼を止められようか。
- 件の力士は(怪我がなかった場合は)事実上強制引退させられるものと思われる。
- 強制が無くても横綱でこの成績では二度と土俵には上がれまい。
- 状況しだいでは一部で「勇気がある」と肯定的な評価も出るかもしれない。
- 遅くとも8連敗(負け越し決定)ぐらいした時点で横審から引退勧告が出されるのは間違いない。負けるたびにその声は大きくなっていくだろうから、千秋楽までそれを押し切って出場するのはある意味凄い。
- 角番の大関がいる場合、その力士に白星を供給するため出場しているのではないかと疑われる。
- 1つの部屋の幕内力士が全員全勝
- 終盤まで同部屋の力士が複数全勝だった場合は、同部屋力士の取組を本割で組んでもよいというルールの導入が議論される。
- 対戦する力士が全員同部屋に所属
- その部屋の力士達は「○○包囲網」と呼ばれる。
- 全勝したら「撫で斬り」全敗したら「フルボッコ」と言われる。
- 当該の力士は場所後出稽古に行く。
- 審判部の作為が疑われる。
- 星取表では同じ頭文字がずらりと並ぶかも。
13勝0敗2引分
- 14勝1敗が並存したら、どちらが優勝?
- 「引分を除いた勝率」か「勝ち越し点数」か?「勝ち星の多さ」か?
- 普通に14勝した方が優勝なのではなかろうか。
- つーか大相撲に引き分けはあるの?
- 一応あるらしいが、1974年の9月場所を最後に発生していない。
- 優勝争いよりも「1人の力士が1場所で2引き分け」という珍事のほうが注目される。
- 一応あるらしいが、1974年の9月場所を最後に発生していない。
13連勝のあと14日目に不戦敗、千秋楽を休場
- これでほかに2敗がいた場合は、その人が優勝でいいのだろうか。
- かなり釈然としないが、優勝決定戦棄権ならば仕方ない気もする。
- 史実では昭和48年11月場所の輪島が12連勝のあと13日目負け、14日目に不戦敗、千秋楽を休場、で優勝。
- この時は他に12勝がいなかった。
- 2001年5月場所の貴乃花は、14日目に負傷し、千秋楽に強行出場していなければほぼこのパターンになっていた(その場合、本割・優勝決定戦ともに不戦勝で武蔵丸が優勝だった)。
- 史実では昭和48年11月場所の輪島が12連勝のあと13日目負け、14日目に不戦敗、千秋楽を休場、で優勝。
- かなり釈然としないが、優勝決定戦棄権ならば仕方ない気もする。
7勝8敗で優勝
- 上位陣壊滅、好調力士の相次ぐ休場、究極的な星の潰しあい、幕内・十両の対戦で十両が全勝、が同時に起こった場合。
- 果たして番付は下がるのだろうか?
- 仮に大関だったら、翌場所はカド番だろうか?綱盗りだろうか?
- おそらく綱取りは無いがカド番にもならない?
- 角番大関だったら陥落させるかで揉める.
- 大関から陥落直後の関脇なら復帰させるべきという意見が出るかも。
- 幕尻付近ならば幕内→十両の連覇も狙える。
- 仮に大関だったら、翌場所はカド番だろうか?綱盗りだろうか?
- この場合は、該当者なしで優勝預りでは?
- 実際、十両で二桁勝利者がいなかった際に優勝力士無しにすることが検討されたことがある。(実際には優勝決定戦を実施)
- もちろん三賞すべてが受賞者ゼロになる。
横綱・大関が全員同じ部屋に所属
- 横綱・大関の対戦が優勝決定戦までできなくなる。
- 2001年秋場所、休場者の続出で皆勤した大関以上が武蔵川部屋の横綱武藏丸と大関武双山だけのため対戦がなかったという例ならある。
- 15日制で実例のない千秋楽の横綱−小結戦が組まれるかもしれない。
横綱・大関が全員3勝12敗
しかも大関は全員カド番
- 前半の対平幕戦で負け続け、後半の大関、横綱同士の取り組みでようやくお互いに星を取るという展開か?
- 横綱の場合平幕に少なくとも6-7連敗した時点で途中休場するか、引退を表明する可能性が高い。3勝12敗まで皆勤するというのは考えにくい。いずれにせよ翌場所以降二度と土俵に上がれないだろうが…。
- 翌場所の番付から横綱・大関が全員いなくなるという珍事。
- 千秋楽結びの一番は関脇どうしの取り組みで、もちろん横綱の土俵入りなんてものもない。
- 実際には大関がいないときは横綱が大関を兼務するらしい。
- 横綱土俵入りがないのはもちろんその横綱が引退したから。
- 大関は番付編成上「必要」な地位なので(だから横綱の大関兼務もある)この場合前場所の関脇(もちろん勝ち越していればの話)か優勝力士の臨時大関昇進があるかもしれない。
- 関脇力士の臨時大関が実現した場合、番付には"張出大関"として記載されることになりそう。
- 千秋楽結びの一番は関脇どうしの取り組みで、もちろん横綱の土俵入りなんてものもない。
優勝決定戦が引き分け
- 現在、規則上は大相撲にも引き分けはありますが、もしこれが優勝決定戦で起こったら?
- その場所は「優勝預かり」として表彰等は行わない。
- 逆に両者優勝として賞品等は折半する。
- 意地でも決着を付けさせる。
- 少なくとも一回は”優勝決定戦引き分けのため、10分後に再度取り組みを行います”というアナウンスが流れて再試合ということになるのではなかろうか。
- 決定戦導入前のように番付上位者を優勝とするのでは。
優勝争いトップタイが全員千秋楽休場
- 星ひとつの差の力士が勝てばトップの優勝決定戦棄権で優勝or優勝決定戦になるだろう。
- そうでなければ決定戦導入以前のように最多勝の番付上位者を優勝者とみなすかもしれない。
三賞がすべて該当者なし
- ファンは相撲内容の低下を嘆く。
- 三賞選考委員会は受賞なしの理由を明らかにしなければならなくなる。
- 1988年春場所、1994年九州場所、2013年春場所は「千秋楽に勝てば受賞」という条件の力士が負けていればこうなっていた。
- 実際はいずれも候補者が勝って受賞。
- 横綱・大関を倒して負け越した力士がいる場合、勝ち越しを条件から外すべきという意見が出る。
14勝1敗の優勝力士に勝利して1勝14敗
- 2009年秋場所、14勝1敗で優勝同点の白鵬に勝った翔天狼が2勝13敗でしたが…。
- なぜ他の力士に勝てなかったか不思議がられる。
- 「かえって調子が狂ってしまったのでは」と推測される。
- 横綱・大関と対戦した上位ならまだいいが、平幕中下位だと「優勝力士を破りながら十両陥落」という珍記録も実現する。
プロボクシング編
全試合引き分けで10度防衛
- 世界でも稀に見る強運のチャンピオンと呼ばれる。
- 一方で、八百長も疑われる。
- チャンピオンからすれば心境は複雑だろう。
- ファンも釈然としない。
全試合判定勝ちで10度防衛
- 世間から非力な王者と呼ばれる。
全試合反則勝ちで10度防衛
- 「反則を誘うファイトスタイル」と言われていただろう。
- 選手もファンも釈然としない。
- 「どうせ反則負けだ」と挑戦希望者がいなくなる。
防衛戦の度に対戦相手がリング禍で死亡
- 間違いなく「死神」の異名をとることになる。
- 挑戦希望者が現われなくなり、世界ランク1位との指名試合ばかりやることになる。
- 「世界でもっとも不幸なチャンピオン」と呼ばれるかも知れない。
F-1ワールドチャンピオンシップ編
全レース終了して複数のドライバーが全く同じ成績
ドライバーズランキングのトップに優勝回数、2位以下の各順位獲得回数が全く同一のドライバーが複数いたら?
- たぶんそのまま複数のドライバーがチャンピオンとなる。F-1史上に残る激戦のシーズンとして語り継がれることになるだろう。
- 該当ドライバーが翌シーズンも参戦した場合、ゼッケン1の扱いに困る。二人の場合は使用ゼッケンが"1"と"0"となり、コイントスで決めると思われるが。
- もし”やっぱり寝覚めが悪い。はっきり順位を決めよう!”ということになったら?(特に該当ドライバーが3人以上いた場合)
- 欧米らしく、コイントスで決める。
- マシンの性能に明確な差があった場合、「マシンの性能が劣っている方を上位にすべき」と言う声が出る。多分日本から。
- 最終戦終了後、ドライバーが自分(足もしくは自転車)で最終戦のコースを一周走って、勝った方が上位となる、なんてことになるかもしれない。
- 全レースの合計タイムが最も少ないドライバーが優勝になるのでは?
- それは厳密に距離統一がされないとダメだと思う(規定は305kmを超える最も少ない周回)。モナコGPは市街地コースだからその規定より短いし。
- 予選の平均順位が最も良いドライバーがタイトルを手にする。
全レース違うドライバーが優勝
- 中堅以下のドライバー(チーム)にも優勝の機会が巡ってきたことになり、件のチームのスポンサーが増えて経営が安定する・・・・・・といいなぁ。
- 翌シーズンの新規参戦が増える。
中央競馬編
秋華賞は欧米諸国に該当レースがないことから、ここでは“クラシックレース”とはみなさないものとする。
一頭の3歳牝馬による3歳クラシックG1完全制覇
- “世界競馬史上初の快挙”と全世界に報道される。
- (参考)競馬史上最も3歳クラシック完全制覇に近づいた馬は以下の英国馬2頭。1868年のフォーマサ、1901年のセプターが英ダービー以外の4つ(1000ギニー(桜花賞に相当)、2000ギニー(皐月賞に相当)、オークス、セントレジャー(菊花賞に相当))を制覇。
- その馬の陣営はむちゃくちゃなローテーションのせいで叩かれる。
- これらに加えてNHKマイルカップと秋華賞まで制していたらわずか1年でJRAのGIを7勝したことになり、最高記録に並ぶ。
牡馬三冠レースの全出走馬が牝馬
- この年の3歳牡馬世代は翌年以降活躍馬が出現しなかったら間違いなく”史上最弱世代”と呼ばれることになる。
MVJと騎手大賞が異なる騎手に
- 騎手大賞受賞騎手の騎乗回数が少なければあり得る。
- 論議を呼び、結局騎手大賞受賞騎手はその年のMVJとみなすという条項ができるかも。
未勝利での日本ダービー制覇
- 理論上は可能。(未勝利で青葉賞2着に入れば未勝利でもダービーに出走可能)
- 文字通り「最も運のある馬になる」
- が、同時に史上最高の一発屋と言われる可能性も無きにしも非ず。
三冠レース全て繰り上げ勝ちで三冠馬誕生
- 腑に落ちない。
- ネット上ではケチョンケチョンに言われる。
- 1着入線→失格or降着を食らった馬が3レース全て同じ馬だったら、そっちの方がボロクソに言われそうだけど。
サマーシリーズを同一馬が全て制覇
- サマーシリーズ:スプリント(1200m、新潟のみ直線1000m)・マイル(1600m)・2000(2000m)の3種
- 制覇要件:それぞれ指定されたレースに2レース以上出走し、規定順位点獲得(そのうち1レースは優勝必須)したうちの最高得点になった馬
- 夏の酷使が祟ってその後は活躍できなさそう。
- それがもとで引退したら調教師は批判されるだろう。
- 本気で狙っても、きっと馬主のお遊びだろうと思われてしまう。
- ネットでは「金稼ぎのために酷いローレーションを組んだ」と批判される。
- 騎手が全て同一だった場合、最後の方はプレッシャーが凄いことになる。
- 短距離から中距離まで万能に走れる馬として称えられる。
クラシック三冠達成もすべて違う騎手
- 落馬負傷などのやむを得ない事情でもない限り、その馬の陣営は批判されるだろう。
- それこそ勝つために短期免許で来日した海外の騎手を乗せるなどしたらさらに批判される。