もしあの火山が○○だったら
桜島は1914年の噴火で大隅半島と陸続きになりましたが、もし別の形になっていたら?
薩摩半島と陸続きになっていたら
- 桜島の鹿児島市への編入が早まった。
- なぜかそれでも東から編入する。
- 桜島の噴火が僅かに大きくなっていた。
- 平成大合併時に鹿児島は西桜島を編入し政令市に移行できた。
- そんなに人口あったっけ。
薩摩・大隅双方と陸続きになっていたら
- 北側は「鹿児島湖」と呼ばれていた。
- そして鹿児島湖と鹿児島湾を結ぶための運河が建設されていた。
- 鹿児島から桜島を通って垂水・鹿屋に向かう鉄道路線ができていた。
- これが「大隅線」と呼ばれ、垂水~国分は開通しない。
- 無論利用者は現実より多く、廃線にもなっていない。
鹿児島湾がなくなっていたら
- 大隅半島、薩摩半島という名の半島は消滅する。
- どう考えても史実より格段に激しい噴火になっていた。
- 小説『死都日本』の冒頭に登場していた。
- 鹿児島は完全に壊滅した。垂水と鹿屋は市制できなかった。
- ↓よりもひどかった。
- 日南線・大隅線・志布志線は存在しなかった。
桜島がなくなっていたら
セント・ヘレンズ山のように内部に溜まったマグマが山体そのものを吹き飛ばすような形態の噴火だったらこうなっていた可能性もある。
- 鹿児島市は壊滅していたかも。
- この場合、南九州の中心都市は宮崎市となり、九州新幹線は新八代から人吉を経て宮崎に向かっていた。
- 「島原大変、肥後迷惑」の再来となったかも。
- 当時政界の多くを占めていた薩摩閥の面々は大ショック。
- 長州・土佐などが勢力を上げるか、普通選挙が早まっていた。
- まじめな話をすると、鹿児島湾北部(桜島より北)は姶良カルデラといって、2万数千年前の巨大噴火でどーんとあいた穴である。この時の火山灰は今でも東北地方で見つかるというとてつもないものである。それに比べれば今の桜島はずいぶん遠慮している。