もし日本の建築文化が○○だったら
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あの建築様式が主流だったら
石造り
日本は木造建築が中心を占めていますが、西洋のように石造りの文化だったら
- 安土城は今でも残っている。
- それどころか全国の城は軒並み残っている。
- そればかりか日本のほとんどの都市で古くからの町並みが残っている。
- 地震のダメージが大きければあまり現存率が高くなくてもおかしくない。
- それどころか全国の城は軒並み残っている。
- 第二次大戦中の本土空襲は焼夷弾ではなく爆弾を大量に使用する。
- 神社や寺はまるで古代ローマの神殿のようになる。
- さすがに鳥居(勿論石造り)とかはちゃんとあるのでそれはない。
- 雷門がまるで凱旋門に。
- 建築様式は石造りとは言えヨーロッパのと異なるのでさすがにそれはない。
- 放火の罪が少しだけ軽くなる(人が死んでいない場合)
- 京都=パリ、柳川=ベネチア、という風に世界遺産に登録される。
- 耐震構造の技術がとてつもなく発達している。
- そうか? 木造建築だからこそ発達した耐震技術もあるわけだし。
- 加藤清正や藤堂高虎が大活躍。
- 気候を考慮すると、通気性の確保が至上命題になる。
- 西洋と比べると窓が大きかったり柱が細かったりしそうな気がする。
- 畳は原型に近い「床に敷くクッション」という形で発展し続ける。
- 神道で石の神が重要な位置を占める。
- 東北や北陸では冬の寒さに対抗するためオンドルのようなものが発達していた。
- 採石場を中心とした「砕石都市」が全国のあちこちに存在。
- 兵庫県の家島は現実以上に発展していた。
- 日本の小学校にも韓国と同じように岩石見本が置かれる。
- ヨーロッパと同じように古くから廃墟を愛でる文化が存在していた。
- 江戸時代の浮世絵にも崩れた石積みや門の残骸などを描いたものがあった。
- 式年遷宮など現実通りの規模ではまずできない。
- せいぜい「もう一つの本殿に神様を移す」というくらいしか行えない。
- 三和土が古くからおなじみの建築材料として広く認識されていた。
- 古典落語には大工ではなく石工がよく登場していた。
- 新築より築200年の家の方が人気
- 日本人の国民性を考慮すると新し物好きも少なくないため新築もある程度の人気があるのでは。
- ノートルダム大聖堂のように一部焼失した建築の復旧が普通に行われる。
- 「石造部分は重要文化財だが木造部分は文化財ではない」という事例もよくあること。
- 金石文がさらに多く残り歴史研究の手助けになっていた。
- 焼夷弾が効かないので日本本土空襲は大きく変わっていただろう。いきなり爆弾が落とされるか、あるいは原爆が主要都市に投下されたか。
- 史実のドイツ空爆では爆弾で屋根を壊してから焼夷弾を投下して焼き尽くしていたのでその手が日本でも使われていたかと。
ゲル
- モンゴルと違って遊牧する必要が無いので、法律や条例で「移動には転出届が必要」などと書かれている。
- 都市計画が史実よりも乱雑になる。
- 風呂を用意できないので、余程の事が無い限り銭湯が廃れる事はない。
- 日本の気候や伝統的な生活様式が現実通りならどのように普及したか想像がつかない。
- 農耕民族が移動を前提とした住居に住むケースはあまり聞いたことがない。
- 騎馬民族征服説の有力な状況証拠とされていた。
- 穢多に対する差別は現実ほどひどくなかった・・・と信じたい。
- それでも非人の状況は全く好転しない。
- 中国北方から日本列島へのルートの途上になったであろう朝鮮半島にも伝わっていた。
- 日本名は「膜屋」といったところか。
煉瓦造り
- 日本は雨量が多い気候のため日干し煉瓦ではなく焼き煉瓦が主流だった。
- 煉瓦の大きさは現実の畳のように地域によって異なる。
- もちろん尺貫法に基づく基準が採用されている。
- 史実で焼き物の産地として知られている街のいくつかの主力産業が煉瓦製造に。
- 現実でも耐火煉瓦の製造が盛んな伊部あたりは確実。
- 何らかの伝統的な耐震技法が存在しているはず。
- そうでなければ地震国である日本では別の様式に取って代わられる可能性が高い。
- 城郭では改修時に外した古い煉瓦を投擲用の武器として取っておくのが当たり前。
中国建築
中国から伝わった中国建築が主流になってたら
- 日本でも普通に中華風の建築が見られた。
- 日本の伝統的な建造物は中華風の建物になってた。
- 川越などでも中華風の建物が沢山あった。
- 神社はまるで中国の寺院のようになってた。
- 寺の場合も中国の寺とあまり変わらない外観になってた。
- 一口に「中国建築」といっても多種多様だが・・・。
- 北京地区の四合院、西北部のヤオトン、北方遊牧民の包、福建の土楼など地域ごとに大幅に異なる様式が存在するため簡単にはくくれない。
- 恐らく四合院の様な瓦屋根を使った物が主流になってる。
- 北京地区の四合院、西北部のヤオトン、北方遊牧民の包、福建の土楼など地域ごとに大幅に異なる様式が存在するため簡単にはくくれない。
コンクリート造り
- 世界的に先進的と言われ讃えられていただろう。
- むしろ蒸し暑い日本の気候に対処できず「風土に合っていない」と叩かれていたのでは。
- 古代ローマのコンクリートと同じように火山灰が主な原料に含まれていた。
- 薩摩ではシラスを採掘して売りさばき大儲けしていた。
- 場合によっては関東ローム層も採掘されてもおかしくない。
- 薩摩ではシラスを採掘して売りさばき大儲けしていた。
- 前近代の寺院でも築地本願寺のような建物が当たり前。
- 竹筋もしくは木筋を入れるという技法が早い時期にできていた可能性あり。
今でも竪穴式住居が多くを占めていたら
- 住宅のみ竪穴式住居のままで、経済発展は史実の日本のように進んだとします。
- 「こんな野蛮な家しかない国が発展するのはあり得ない」と欧米列強から相当に舐められていた。
- 2×4工法やバリアフリーなどに対応した竪穴住居が作られている。
- 鉄筋入りの竪穴式住居も。
- 半地下構造なのでスロープや昇降機の技術が史実以上に強みを持っていた。
- 近代化と共に寒さ対策が物凄い勢いで発展する。
- 都市化とともに火災対策も強く推進される。
- 世界一原始的な建造物が沢山ある国として有名になる。
- 上物が近代的な工法になっていればそこまで原始的とは思われていないのでは。
- どんな感じになるんだろう?
- 上物が近代的な工法になっていればそこまで原始的とは思われていないのでは。
- 寺院では瓦屋根を地面に置いたような外見の建物がよくある。
- 明治初期には西洋建築が低層の街並みの中でさらに目立っていた。
- 20世紀に入ってからは欧米の建築家にも日本のような半地下を取り入れる人が増えてきた。
- 「日本で竪穴住居が生き残ったのは半地下で地震に強いからだ」といったような説がもっともらしく語られる。