ざんねんな交通事典

2019年9月17日 (火) 07:04時点における106.180.11.212 (トーク)による版 (分割済み項目追加)
ナビゲーションに移動 検索に移動

鉄道

自動車

フォード・エドセル
  1. フォードが莫大な宣伝費などを投じて投入した車だったが消費者心理の変化もありほとんど売れなかった。
    • 今ではマーケティング失敗の見本として世界的に語られるほど。
ダイハツ・アプローズ
  1. ダイハツが意気込みを込めて発売した5ドアセダンであったが、発売直後に発火事故が多発し、リコール騒動になり、更に当時の日本は5ドアセダンが売れなかった時代であり、売上が伸び悩んだ。
バモスホンダ
  1. 多用途車として売り出すもゲテモノ扱いされ、売れ残った。
三菱・ランサー(3代目)
  1. 当時の三菱の戦略で「セダンの派生車種は5ドアにすべき」として5ドア化したが、当時の日本は5ドアセダンが市民権を得ていない時代であり、更にディーラーから小型4ドアセダンがなくなったことに対する不満が寄せられたことから3年間の発売に留まった。
ホンダ・ステップワゴン
  1. 初代こそ他車に影響を与えるほどのヒットだったが、2代目以降がざんねんである。
    • 2代目は他車が5ドア化していく中で4ドアを堅持じたため、伸び悩んだ。
    • 3代目は5ドア化されたもののダウンサイジングが裏目に出てしまい、中途半端な存在だった。
    • 4代目はスパーダが5ナンバー化された。
    • 5代目はエコのご時世にターボを出したことが裏目に出た。
路線バスの中型長尺車
  1. 大型車と同じ車両長だけど、車体幅が中型車のバスとして登場。
  2. ホイール間隔が大型車より広くなるので、傾斜が変わるところでボディを道路に打ちやすい。
    • 京王バスでは周辺の自治体に、中型長尺車を入れるためだけに道路を改良してくれと請願したらしい。
路線バスの大型短尺車
  1. 大型二種自動車免許の教習車として用いられていた規格。
    • しかし大型車が大型車と中型車に分けられることになり、規格変更。需要が無くなりこのサイズの製造が中止となる。
ノンステップバス
  1. バリアフリー対策を施した低床車。
    • しかし坂道を走るのに不向きなため郊外では導入が進まず、ワンステップバスが主流に。
中国バス高知線
  1. 高速バスだが、利用が少ないので29人乗り日野リエッセで飛ばしていた。
    • あえなく廃止。

道路

高速道路

関越自動車道
  1. 首都圏の高速道路のなかで唯一首都高速と繋がっておらず常に練馬は渋滞している。
    • もともとは先に完成していた新大宮バイパスのほうに首都高を繋げてしまったため。
      • 当初は練馬ICから早稲田まで首都高速練馬線を計画していたのだが5号線の交通量をこれ以上逼迫させてはいけないとのことで中止された。
        • 中央環状線へとつなげる計画もあるようだが未だ目処は立っていない。
          • 中央環状線は既に関越接続は考慮されていない。
  2. 前橋まで3車線と整備されているが、ゴールデンウィーク・お盆休み・年末年始を含め連休時は毎度のように大渋滞が起きる。それだけこの高速道路を経由して行ける観光地が多い故だが・・・。
中国自動車道
  1. 関西圏と九州圏を結ぶ高速道路であり、中国地方の高速道路網の背骨として山陰山陽地方の中間部を貫く高速道路として完成した。
    • その結果中国地方の山の中を縫う形の道路になってしまい線形は悪くほとんどの区間で80キロ制限、呰部BSから新見ICの区間に至っては一般道並の60キロ制限というところに。
  2. その後山陽自動車道が開通。岡山・広島などの山陽地方の主要都市へのアクセスが良く線形も良く距離も短い山陽道に交通量はシフトしていってしまった。
    • そして先に開通したにも関わらず高速道路ナンバリングは「E2A」。すなわち山陽道の付属扱い・・・。
    • 休憩施設にも影響が表れており、ガソリンスタンドが廃止されたり夜間閉鎖されているSAや売店類が廃止されトイレのみになったPAも多い。
      • そのため給油のため一部のICで途中下車が許可されている。
  3. とはいえ中国地方山間部の町や山陰地方へつながる道としての役割は果たせている。
    • でも尾道松江自動車道は中国自動車道を十字に通過。山陰も中国自動車道に頼らなくてもよくなってきた。
  4. 山陽道合流後にある宝塚東・宝塚西トンネルは毎週末や連休時には大渋滞を引き起こすことで有名。
    • でも新名神ができてから劇的に改善した。
  5. 山陽自動車道で兵庫~山口間を開業した後に、広島北JCT~山口JCT間を4車線化した。
    • 需要が減ったのに車線を減らす、正に無駄の極み。
東京外環自動車道
  1. 千葉区間開通によって、断続的に渋滞していた川口JCT~三郷JCT辺りがさらに渋滞する羽目に。
    • 原因は恐らく、交通量が増えたことと2車線かと思われる。
  2. 人気取りのために時の政治家のせいで建設凍結と再開を繰り返す。
中央自動車道
  1. 本当は富士山麓を尻目に赤石山脈を突っ切って文字通り日本の中央部を通る予定だったのだが…。
    • 政治家は所詮日本の事より地元のエゴが大事ということを見せつけた例。
首都圏中央連絡自動車道
  1. 全開通…とは言えず、開通したのはごく一部でちょっとずつしか開通出来なかった。
  2. 高尾山の自然をまもる市民の会が立ち上げ、「圏央道から高尾山を守ろう」と言う声もあった。
  3. トンネル名が「JR高崎線トンネル」「旧中山道トンネル」「国道17号トンネル」と単なる名前しか名乗ってない。
東京湾アクアライン
  1. 通行料金が高い高速道路で有名。ただ、ETCなら800円と安くはなるが…
  2. アクアラインに鉄道を開通させようという意見もあるが、実現に向けた具体的な事業案と市民運動等が起こってないので、現実性は皆無に等しい。
暫定2車線の高速道路
  1. 国土交通省の高速道路チャレンジ10,000km政策を実現すべく、いかに安く造るかをモットーにして作り出された。
  2. 高速自動車国道の最高速度は100km/h、自動車専用道路の最高速度は80km/hなのに、暫定2車線の高速道路は70km/hまでしか出せない。
  3. 上下線がポールでしか仕切られていないので、飛び出し事故が多い。
    • 最近飛び出し防止のためポールではなくワイヤーに変えたらしいが、自損事故が増えて事故件数が増えたらしい。
  4. 結局安全性が担保できないので、4車線に再整備している。
  5. 料金制度も通常の高速道路と変わらない。しかも高額。

その他

東京料金所
  1. 東京と名乗っているが、実は場所自体は川崎市
    • そばにあるバス停は東名向ヶ丘。がっつり川崎市の地名である。
  2. 料金所のすぐ近くの用賀出入口付近を先頭に渋滞になりやすい。
日本の道路信号
  1. 無駄に多い。そのくせ連携も悪い。
    • 法定速度で走れば青が続くように設定してあるらしい。

航空

空港

広島空港
  1. 山奥にある空港。
    • 公共交通によるアクセス方法は空港バスのみで、鉄道は通っていない。
    • “広島”空港と名が付くので、広島市に近いと思ったらさほどアクセス性は良くない。
      • 隣の山口県にある岩国空港の方が、広島市とのアクセスの面で便利だったりする。
      • むしろ福山、尾道の空港ではないかと思ってしまう。
高松空港
  1. 山奥にある空港。
  2. 濃霧の影響を受ける頻度が多く、着陸できず出発地に折り返すか、目的地変更で岡山空港への着陸することになる確率の高い空港。
    • 高松行の便では、機長による「濃霧による影響でUターンするか、岡山空港への着陸になることがある場合もありますのでご了承ください」のアナウンスはお約束。
福井空港
  1. 県名を冠した空港ではあるが、ジェット機が発着できないこともあって、定期便がない。
    • かつてはあったが、廃止された。
茨城空港
  1. 名称を一般公募でとんでもない名称が候補にあがっていた。
    • 仮に東京北空港とかになっていたら確実に非東京扱いされていた。
  2. 自称「首都圏第三の空港」と呼ばれている。
    • 開港当初は高速道路とつながっていなかったが、のちに結ばれた。
  3. 開港して通年営業する最初の年度は、黒字化の見込みのはずだった。
    • 2011年3月某日の朝のNHKニュース:本日は茨城空港が開港1周年で、今年度は黒字の見込みです。
    • だがその日の午後2時46分、地面が揺れてしまった。
    • このことから、茨城空港の開港記念日は絶対に祝ってはいけない日となってしまった。
オホーツク紋別空港
  1. あまりにも僻地につくったので、1日1往復、羽田発着便しかない。
    • 利用者増加を狙って一時期新千歳経由便にしたが、すぐに羽田直行便に戻した。
    • 女満別空港にハブ化して潰れればいいのに。
富士山静岡空港
  1. 能登空港の成功策であった着席補償制度を採用した。
    • しかし予想以上に利用者が少なかったため、空港(県)から航空会社に補償金を支払っている。
    • なお能登空港は一度も航空会社へ補償金を支払ったことはなく(つまりある一定以上の旅客の利用があった)、むしろ補償以上の搭乗分航空会社からお金をもらい続けている。

航空会社

KLMオランダ航空
  1. 航空事故死者数において世界最悪の「テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故」の当事者航空会社の1つ。
    • その時のKLMの機長の慢心ゆえの行動が問題視された。
      • 機長の名前が「ザンテン」だったことからメーデー民からは「残念機長」と呼ばれている。
チャイナエアライン
  1. 今でこそ死亡者を出す事故は起こさなくなってきているが、1994年から2002年にかけて4年ごとに200人以上の死者が出る大事故を起こしたために事故を起こす印象がいまだに強い。
日本航空
  1. かつての親方日の丸企業であることに胡坐をかいてしまった結果、2010年に破産。
    • 経営再建の間にライバルの全日本空輸に抜かれてしまった。
  2. やはりここも特に123便の事故のせいでその後死者が出る事故を起こしていないにもかかわらず事故を起こす印象が強くなってしまっている。
高麗航空
  1. 評価が最低の1つ星。しかも単独ワースト。
  2. 所有飛行機がボロ過ぎて、中国に乗り入れ拒否される始末。
  3. 機内食がおいしくない。

航空機

マクドネル・ダグラス DC-10
  1. マクドネル・ダグラス社がアメリカン航空の要望を受けて開発したワイドボディ型の3発式ジェット旅客機。300席クラスの旅客機として中距離輸送を中心に活躍した。
  2. だがこの機体、やたらと大事故を引き起こすことで有名。この機が起こした事故でトータル1000人以上が死亡している。
    • 特に1974年のトルコ航空981便墜落事故は346名の死者を出しており、これは航空事故の死者数では4番目に多い。
      • 原因は貨物ドアのロックが不十分だったことによるドア破損にともなう油圧をはじめとした各系統の喪失にともなう操作不能による墜落。実はこれと同じインシデントが2年前にも発生。この時は幸いにも一部の操作系統が生き残っていたため不時着を行い奇跡的に死者は出なかった。
        • 即座に改善命令が出されたのだが、ダグラス社は抜本的な改修を行わなかった。そして欠陥を残したまま輸出した航空機が起こしたのがこの惨劇である。
  3. ほかにも落下した部品がコンコルドのタイヤをバーストさせ、墜落事故の原因になるなど色んなところで事故を引き起こす欠陥機のレッテルを張られる羽目に・・・。
  4. 国内にも輸入されたが幸いにも大事故は起こらなかった。

ナンバープレート

湘南ナンバー
  1. 対象エリアに、海から離れた山北町や秦野市などが含まれている。
    • 実際に湘南もどこまでなのかあいまいなんだけどね…
とちぎナンバー
  1. 名前で揉めた結果、当時栃木ナンバーがあったのに、平仮名の「とちぎ」が出来てしまった。
  2. 当初は佐野ナンバーになるはずだったが、足利市や小山市等が反対した。
横浜ナンバー
  1. 対象エリアに、流石に横浜じゃない場所の鎌倉市、横須賀市も含まれている。
    • 実際に横須賀ナンバーと言うご当地ナンバーが計画されていたが、見送りしたようだ。
尾張小牧ナンバー
  1. 当初は小牧ナンバーとなる予定だったが、周辺都市からの横槍で旧国名がついた。
  2. なにかと「運転が荒い車のナンバー」のやり玉にあげられがち。
沼津ナンバー
  1. かつては静岡県東部全域をエリアとしていたが、相次ぐご当地ナンバーの独立により範囲がたったの1市2町だけになってしまった。
    • 「実質ご当地ナンバー」になった。
世田谷ナンバー
  1. ご当地ナンバー制度で品川ナンバーから分割したが、反対論が多い。

実現しなかったもの

東美濃ナンバー
  1. 岐阜県の一部地域をエリアとする予定だったが、地元住民などからの反対意見が相次ぎ導入断念に至った。
さいたまナンバー
  1. 実際に議論があったが、ご当地ナンバーとしてさいたま市に導入した場合さいたま市以外に大宮ナンバーが残ってしまいねじれが発生してしまうため断念。