「もし日本のこんな分野が英語に統一されたら」の版間の差分

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#*古戦場も"Mound Bay"<!--壇ノ浦-->"River Delta Island"<!--川中島-->"Barrier Field"<!--関ケ原-->などと改められもはや趣などあったものではない。
#*古戦場も"Mound Bay"<!--壇ノ浦-->"River Delta Island"<!--川中島-->"Barrier Field"<!--関ケ原-->などと改められもはや趣などあったものではない。


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2021年3月1日 (月) 12:31時点における最新版

もし、昨今のグローバル化やインバウンド対応のためとして、こんな分野が全部英語に統一されたら…?

  • 基本的に日本発のものと捉えてください。
  • 参考までに航空管制の分野では国際線の存在から、たとえ日本国内で日本人同士の管制であっても英語が義務化されていたりします。

全般[編集 | ソースを編集]

  1. 「ここは日本なのに」と批判が殺到する。
    • 分野によっては「ついに社内公用語英語化を顧客にも強要するようになった」というクレームがかなり来る。
    • 一方で、「ここまでしないと日本人の英語力向上は望めない」として賛成する声も上がる。
  2. 英語はできないけど、初級レベルの日本語なら何とか…という層が煽りを食らってしまうことも考えられる。
    • 外国人労働者だとそういう人がわりといるらしい。
  3. (目的が外国人観光客対応のためだった場合)インバウンド対応と言っても、結局日本に来るのは英語圏の人ではなく中国人や韓国人がほとんどなので意味がないのでは、という意見も。
  4. はっきり言えば日本人が日本人でなくなってしまう。
    • 日本語は日本人に必要な共通属性の一つとして重要な要素のため。
    • 下記の多くの例では日本語の地位が下がり結果としてアイデンティティが揺らぐと思われる。
      • 分野によっては文化的な打撃も相当なものになる。
      • 控えめに見積もっても中国の文化大革命以上か。
    • 「現代の国家が自ら築き上げた国語を捨てさせようとしている」というこれまでの世界では想像もつかなかった事態になる。
    • 英語が国際語の地位から陥落したときに未来の日本人は先祖が犯した罪の大きさに気付き戦慄するであろう。
  5. 多文化の共存を前提とした現代社会の在り方に巨大な一石(というより爆弾?)を投じてしまう。
  6. 右派勢力が反対を掲げ要人暗殺などを起こす。
    • 一般国民のレベルでも反対デモなどが頻発する。

鉄道の放送[編集 | ソースを編集]

  1. 昨今は自動放送だけでなく車掌の肉声放送でも到底ネイティブに理解できそうにないカタカナ発音の英語放送が行われていたりするが…。
    • というか実際に、最近東海道新幹線の発車放送が最近英語オンリーになった。
  2. 日本人同士ですら理解困難な都会の路線が英語放送のみになるせいでさらにパニックになったりして。
    • 地方路線とかでも明らかに外国人が1人も乗っていないのに英語放送のみになったりするので、この年になって初めて汽車というものに乗ったお爺さんとかがパニックになる。
    • 視覚障碍者も困る。
  3. LCDとか車内表示はどうするの。
  4. これを機に駅名の英語表記を見直すケースが出る。
    • それどころか列車名や路線名が英語に変更されるケースも相次ぐ。
  5. 「次は○○です」レベルだったらまだいいが、これが「特急列車です、乗車券のほかに特急券が必要です」とか「ワンマン列車です、お降りの際は運賃・乗車券を運賃箱に入れ前側のドアからお降りください」とかになってくると毎日がリスニングの勉強状態。
  6. 緊急時の対応に支障をきたし鉄道で最も重視すべき安全が脅かされる。
    • "A tidal wave warning has been issued."と突然アナウンスされそれが津波警報のことと分かる日本人がどれだけいるのだろうか。

食品表示[編集 | ソースを編集]

  1. 理由は「和食の海外人気に伴って外国人に理解できるように」とかか。
  2. 郷土料理とかを中心に、翻訳不能に近いものが存在して困ることになる。
  3. 目的の品がどれか判断できなくなるためお使いで子どもをスーパーに行かせるという行為が困難に。
    • 一人暮らしの英語を介さない高齢者の場合はさらに悲惨。
  4. 各国料理店でも必然的にメニューは英語だけということに。
    • 特にフランス料理あたりならご当地の政府直々の抗議があってもおかしくない。
  5. おせち料理のように食品名で縁起を担ぐ習慣は絶滅に追い込まれる。

歌の歌詞[編集 | ソースを編集]

  1. ジャンルによっては今と大して変わらないかも。
  2. ところでこの場合「君が代」とかも英語化になるのだろうか…?
    • 流石に国歌レベルに限らず大衆向けの楽曲とかでも「今後出る歌は」とかだろう。
  3. 日本語っぽく聞こえる英語の歌詞をつけて歌うのが流行る。
    • しかし一部の英語圏の人から無茶苦茶だと怒られてしまう。
  4. 日本人の心を歌った楽曲が今後一切出なくなってしまう危険すら皆無とは言い切れない。
    • 少なくとも演歌の新曲が激減することは火を見るより明らか。
  5. 「憲法21条(表現の自由の保障)に違反している」と訴訟を起こす歌手が確実に出てくる。

寺社仏閣[編集 | ソースを編集]

  1. 逆に、仏教や神道を海外に布教する布石と捉えられるかも。
  2. 日本の歴史を学ぶのに英語が必須になる。
    • これに関しては漢字捨てた韓国を例に挙げて保守派が反発する。
  3. 神社の祝詞には古英語では年代が足りないのでラテン語が持ち出されることになる。
  4. 日本仏教や神道の在り方が不可逆的に変わってしまう。
    • 「南無阿弥陀仏」が"I take refuge in Amitābha Buddha"に変えられてしまうといえばどれほどの事態かある程度想像はつくはず。
    • 墓石や社殿などの日本語表記もことごとく修正(破壊や毀損とほぼ同義)する羽目に。
      • 戒名も全て付け直し。
    • もはや廃仏毀釈どころではない打撃を被るのは必至。
    • 憲法の政教分離条項に全力で違反していることすら大したことでないかのように思えてきてしまう…。

アニメ番組[編集 | ソースを編集]

  1. みんなリトルチャロみたいな事になる。
  2. 英語圏出身のキャラクターにはネイティブ発言ができる外国人声優が割り当てられる。
  3. 旧作の再放送すらはばかられる風潮が広まってしまう。
  4. 「クール・ジャパン」政策が終焉を迎える恐れが大きい。

国語以外の学校教育[編集 | ソースを編集]

一部の学校ではやっているみたいですが

  1. 教師も英語をしゃべらないといけなくなる。
  2. 国語科は日本語科になる。
  3. 学校公用語が英語という大学が出てくるのが現実的か。
  4. 小学生段階からの場合は母語たるべき日本語能力の習得に相当な悪影響が出る。
    • 最悪の場合は政策開始から100年程度で日本語は絶滅する。
    • アフリカ各国の事例を見る限り自国語が退化し軽視される事態は回避できないと思われる。
  5. 「自国語で高等教育まで受けられる」という世界でも多くないアドバンテージを自ら捨てることになるため相当な愚策。

ニュース報道[編集 | ソースを編集]

  1. 英語を読めないと世の中が分からなくなる。
    • さながら植民地みたいなことになる。
      • そもそも自国語を捨てさせるという発想が言語帝国主義そのもの。
  2. こちらの場合でもゆくゆくは日本語の絶滅につながる危険が極めて高い。
    • 史実で共通語を広めたのは主に学校教育とメディアのためそこが変わってしまうと日本人の言語環境も変わる。
  3. ちなみにやや似たようなことをしていた第2次大戦後のギリシャの場合は結局失敗に終わっている。
    • 60年代?のギリシャではニュースは文語表現で読むことが義務付けられていたがドラマやCMなどは口語のためあまり意味がなかった。

スポーツの場内放送[編集 | ソースを編集]

  1. 選手名が苗名逆で呼ばれる。
    • 外国人選手は変化なし。
  2. 野球だったら大して変化なさそう。
    • それに対し大相撲ではとんでもないことになってしまう。
      • 横綱が"Grand champion"などとアナウンスされようものならどれだけの好角家が卒倒することか…。

インターネット[編集 | ソースを編集]

  1. 国内に導入されるOSはすべて英語版。
  2. 90年代以前からこうだった場合、いまだにインターネットはオタクと専門家以外には手が届かない次元にあった。
  3. 2chと4chが統合されている。
  4. 日本でIoTやフィンテックといったインターネットを前提とした技術が発展することは日本語の衰退と同義になる。
    • 政府は自国文化を守るため世界の技術革新から脱落するか技術大国としての地位を守るため国語を捨てるかという究極の選択を迫られる。

お笑い[編集 | ソースを編集]

  1. コントはすべて英語で話すことになるので、一発芸が伝わりにくくなる。
    • 逆に伝わるネタは英語を学習しない人にまで伝わる。
  2. 「英語禁止」ネタを実行させてしまうとなにもしゃべれなくなる。
  3. そもそもどこまでを「お笑い」とみなすかでもめる。
  4. 落語や狂言は幻の芸となる。
    • 川柳も大幅に衰退しそう。

空港[編集 | ソースを編集]

  1. 国際便が飛ぶ空港ならまだしも、国内線だけの小さい空港が困る。
  2. 「空港に行く」行為がすなわち「外国に行く」と勘違いされることが多かった。
  3. 逆に空港に行くだけで外国気分を味わえるという副作用もある。

就職活動[編集 | ソースを編集]

  1. 一部の企業は企業側・求職者側共に大して影響ないかも。
  2. 経済界は「真のグローバル人材のみが活躍するエリート国家に」「海外から優秀な人材が大量に」などと夢想する。
    • 実際は「同じ英語ができないと生活できないのならアメリカ行くわ」というオチ。
      • インドやシンガポールが似たような状況に陥っているとか。
  3. これで社内公用語が英語じゃなかったりすると相当叩かれるかもしれない。
  4. 最悪の場合は日本社会が人手不足の企業と就職できなかった労働者であふれかえり経済が崩壊する。
    • とりわけ中小企業では英語を話せる人がおらず新規採用が一切できないという悲劇があちこちで発生。
    • 労働者側も英語力だけがないために就職できないという人が相次ぐ。
      • 高齢者の再就職や主婦のパートなどが特に大変なことに。

ゲーム[編集 | ソースを編集]

  1. ファミコン初期のように文字は全部アルファベットで表示される。
  2. ノベルゲームやシミュレーションゲーム等は文字を読めない人にとっては遊びづらくなる。
  3. ○ボタンと×ボタン、AボタンとBボタンの役割も反転する。

道路標識[編集 | ソースを編集]

  1. なんだかんだで色とイラストだけで分かるように作られてるので案外混乱しなさそう。
  2. 「止まれ」は「Stop」になったりするが、速度制限の数字などはそのまま。

書籍[編集 | ソースを編集]

  1. ここまでくると英語が公用語になっている。
  2. 日本語っぽく見える英語のフォントが作られて日本語で読めそうな本が出る。
    • が、英語で考えるとでたらめなので外国人から怒られる。
  3. こちらの場合でも日本語の衰退に大きく貢献しかねない。
    • 文学活動や出版がその言語の普及を進めるうえで非常に役立ったという例は非常に多い。
      • 古くは19世紀のナショナリズム勃興や16世紀のルターによるドイツ語訳聖書出版の例も挙げられる。

地名[編集 | ソースを編集]

  1. 現行の地名の直訳風になってしまうか、まったく新しい地名になるかの二択。
  2. 市町村も「City」「Town」などと訳される。
  3. 地名が英語になるということは、一部の企業名やスポーツチーム名も変えられてしまう。
  4. 官公庁、企業、個人など日本社会のありとあらゆる部分で住所変更に追われることに。
    • 個人でも銀行口座、携帯電話、電気やガス、運転免許など住所変更が必要なものは多い。
      • 例えるなら日本国民全体が同時に引っ越すようなもの。
    • 企業の場合は得意先や従業員、顧客などの住所変更が膨大な量になる。
      • 日本経済が何営業日かほぼ停止してもおかしくない。
  5. 過去の歴史との連続性が無残に断ち切られる。
    • "East Capital"から「江戸」の粋を連想することなどまずできまい。
    • 古戦場も"Mound Bay""River Delta Island""Barrier Field"などと改められもはや趣などあったものではない。