奈良の寺院

2015年12月2日 (水) 18:27時点における>無いですによる版 (→‎興福寺)
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奈良の寺社・遺跡の噂

唐招提寺金堂
  1. 遺跡の上に家が建っているので、簡単に家を建替えできない。
    • 建物を建てるときに遺跡がないか確かめなければいけない地区もあるが、実際に遺跡がでた場合はめんどくさいので埋め戻されたり無視することも多い。
    • ちなみに家を取り壊すことを「こぼす or こぼつ」と言う。
      • 本職は「こぼち」
    • イトーヨーカドーに地下が無いのは色々と出てきたため。
      • 長屋王の邸宅跡ですね。大極殿復元するよりこっちを保存したほうが観光客集まると思うんだが…
        • それ以上に価値がある文化財が腐るほどある為目立たない気がする。
        • 木簡も出土したけど「干しアワビ送りますよ」などと書いてあった。
      • そごうが潰れたのは長屋王の呪いの所為というのが定説である。
        • あらぬ罪で殺されちゃったんですもんね・・・
    • 世界遺産の平城宮跡の上に電車が走っているのに、これに疑問を持つ人がほとんどいない。
      • トンネル作るよりマシかと…
  2. 奈良の大仏は鎌倉の大仏にライバル意識を持っている。(by 某奈良県人)
    • 奈良の大仏の方が若干男前である。
      • いや、与謝野晶子が鎌倉大仏を「美男におわす」と詠ってるように、鎌倉のほうが男前だと思う。鎌倉大仏は当時の宋風でスッキリした尊顔がそのまま残っているけど、奈良は江戸時代の復興で、面長で扁平な様式化が著しい御顔だし。もし奈良時代の、せめて鎌倉時代の相貌だったら話はだいぶ変わるだろうけど。
    • 東京に移り住むまで、鎌倉に大仏があるなんて知らなかった。
      • それはちょっと恥ずかしいぞ。
    • 奈良の大仏は家を持つが鎌倉は雨ざらしなので驚愕する。その家(大仏殿)は世界最大の木造建築だった(今は違う)。
    • 鎌倉の大仏の家は台風で飛ばされたんだからしょうがない(by 某神奈川県人)
      • 今無くなってるのは、台風じゃなくて津波のせい。
        • 台風と津波で2回損壊。そのせいで大仏殿どころか寺自体が200年間廃寺状態の時期あり
        • ちなみに初代鎌倉大仏は木造で、やはり台風で破壊。場所が場所だけにね~
    • そして飛鳥大仏の存在は忘れ去られていくのみ。あれは大仏なのだろうか?
      • 立派に日本最古の大仏。存在が知られていないだけ(飛鳥の里ファン)
    • 大仏殿の柱の穴を抜けようとして引っかかる人が後を絶たない。
      • 片手を上に伸ばして挙手の状態で入れば肩が引っかからない。
  3. 平たい土地にいきなり山があったら、たいていの場合それは古墳である。
    • 雑木林かな?と思ったら古墳であるケースも多い。
    • なお平地にある場合は池に囲まれた森という景観を成すので、一応見分けは付く。
      • 車なら24号沿のウワナベ古墳。電車なら尼ヶ辻駅そばの垂仁御陵が代表。どちらも綺麗な前方後円墳。
      • 否、堀のない古墳も多い。
    • 現在でもなお前方後円墳に葬られる事を望む県民は多く、年10〜20基のペースで造られ続けている。
      • ありえん・・・
  4. 明らかに宗教的な遺跡に国が金を使っても政教分離にはならないらしい。首相が私的に参拝する事すら駄目なのに。
    • 発掘や文化財の維持は宗教的行為ではないから問題にならない。エジプトが古代エジプトの遺跡にかなり支出していても、宗教的には何のつながりもないのと似たようなものである。
  5. 毎年春に平城宮跡一帯で行われる、平城遷都祭の仮装行列の巫女さんは美人が多い。一見の価値アリ。
  6. 「~天皇陵」と名前がついた古墳は発掘調査することができない。日本古代史の研究にとって大きな障害となっている。
    • しかも、本当に天皇が葬られているものはマレにしかない。「何とか天皇陵」は明治維新後の政府が適当につけただけなのに、今でもそれを奉っている。

神社

橿原神宮

橿原神宮内拝殿
  1. 橿原神宮は奈良県で初詣客が最も多いが、国粋主義的な歴史のせいか、シンポテキな某A新聞の初詣ガイドで紹介されていなかった。
    • 建国記念の日に橿原神宮を参拝した東北人は「すごくカルトだ」と呆れていた。実は彼らは長脛彦をお参りするつもりで来ていたらしい。
  2. 橿原神宮に行ったら神武天皇が日本を統一したと言うことになっていた。橿原市民にとって日本とは奈良盆地のことらしい。
  3. 建国記念の日になると、橿原神宮に右翼の街宣車が集結する。
    • 建国記念の日と言わずに「紀元節」と言う。
    • ただし、崇拝の対象は皇室ではなく自分(一種のカムフラージュ)。
      • 今年(2007年)もわんさか集まってたかな?(by 大阪人)
    • 近鉄臨時列車「楽」を動かす唯一の日
    • 混乱を防ぐために毎年県警の機動隊が出動するらしい。
    • 国道24号線沿いの住民は軍歌で目を覚ます日。
    • なんでもない平日は平穏というか閑散としている。
  4. 鉄道ファンにとっては神宮そのものより近鉄の駅の方が有名。
  5. 2015年早々から京アニと組んで境界の彼方の絵馬を出すらしい。

春日大社

朱塗りの中門
  1. 鹿に地図を食われるおのぼりさんが多数居らっしゃる。ところであの鹿は誰のもんなんや?
    • 神さんのお使いやから神さんのもんでしょ。
  2. どこからが興福寺or東大寺の敷地でどこまでが春日大社の土地なのかが読めない。
    • 一の鳥居は奈良県庁の近くにある。
  3. 藤原氏のための神社。
    • 基本的に「大社」ってのは天皇家の傍系の神々を祀るためのものなのだが、藤原氏はそれと同等の扱いとなることに成功した今のところ唯一の家系であるといえる。
  4. シカがぎょうさんおって、灯籠もぎょうさんある。その数を数えきったら願いが叶うらしい。そこで、昔の人が数えてみた。が、シカは動きよるんでしかとわからん。灯籠も頑張って数えてみたけど、とうろうとうとうわからんかったらしい。(落語のマクラより)
  5. 参道には今はなき「奈良そごう」の文字が入った石灯籠がある。

石上神宮

  1. 鶏が仰山居る庭の雰囲気がいい。
    • ここの鶏は木の上に跳び上がることができる。
  2. 百済王が日本に献上したとされる七支刀が今でも隠されている。
    • 元々は武器庫の役割があったとか。
  3. 神社の敷地内を東海自然歩道が抜ける。
    • 桜井側から天理へやってくると鳥居などを一つもくぐることなく、気がつけば石上神宮の中にいる状態。

檜原神社

  1. 神社の境内を山の辺の道がぶった切っている。
  2. 大和盆地越しに見た二上山が美しい。

大神神社

  1. 三輪山の山自体がご神体。
    • 山体全部がと言う事だが、そうなると、参拝客はあろうことか土足で神様の足のあたりを踏んづけてることになりはしないだろうか……
    • 山自体がご神体とか、昔は結構あったはず。なに、八百万に交わる神さんは足踏んづけられたくらいで怒ったりせぇへんよ。
  2. バスガイドが「おおがみじんじゃ」と読み間違えることが多い件。普通に三輪大社って言っときゃいいと思うよ。
    • 「おおみわ」神社やんね?三輪大社では片手落ちやん。
  3. ある説に従えば、天皇家は三輪の豪族の末裔らしい。ある意味始祖神的存在。
  4. 山の辺の道は鳥居をくぐらずここへ入ってくることになる。

談山神社

  • 桜井市
  1. やたらと長い廊下で有名。秋には一段と人が増える。
  2. 大化の改新の素養はここで始まった。

一言主神社

  1. 人生で1つだけなら願いを叶えてくれるらしい。
  2. 実は神様の顔がブサイク。役行者にも冷やかされていたとか。

高天彦神社

  • 御所市
  1. 高天原にある。
    • 実際に天孫降臨の地と言われる岩も裏山にある。
  2. 実は土蜘蛛の墓がある。だからと言ってなにか特別効果があるというわけではなさそう。
    • ツチグモたって蜘蛛じゃなくって、天皇家よりも先にこの辺にいた一族だからね。
  3. パワーストーン(笑)と目されている岩がある。カエルっぽい岩というとわかるかも…… 行く事あったら探してみてね。

葛木神社

山頂はこの裏
  • 御所市
  1. 金剛山の最高地点を神域に抑えているため、パンピーが登頂できなくなるようにしている神社。
    • え、葛城山じゃないの?と、混乱に陥れられる。
  2. 貝原益軒の本にも出てくるらしい。
    • 「葛木の神社あり、大社なり」と書いてあるが、大社とは言い難い大きさ。絶対行ったことあらへんな……
  3. 一言主さんを祀っていたが、ある頃より、河内の運送屋ゴダイゴを祀るようになる。
    • まあ、すぐ側に、国見城があったさかい、そうなってもおかしないわな。

丹生川上神社

  1. 水の神様を祀っている。
  2. お世辞にも大きいと言えるような神社ではないが、神武天皇の時代に創建された官幣大社。

天河大弁財天社

  1. 歌舞伎ファン御用達。
    • 内田康夫ファン御用達。
  2. 何故か近年再び脚光を浴び始めていると聞く。

玉置神社

  1. そこらじゅう杉の大木だらけの山の上にある。神秘的。
  2. ここに奈良が誇る大女優吹石一恵が奉納した柄杓がある。

仏閣

奈良市内

東大寺

  1. 大仏
    • これしか無いと地方の人は思っているらしい。
    • 2回も火災に巻き込まれたので現在は土台、体、頭でそれぞれ作られた時代が異なっている。
  2. 御水取りが有名。わざわざ若狭小浜の遠敷地区から送ってもらっているらしい。
    • 近年デジカメやスマホカメラの普及で、本来見られる筈の幻想的なファイアーアートが無様なことになっている。
    • お水取りが終わると関西人は本格的な春の到来を実感する。ただお水取りの頃はいつも寒いような気がする…。
    • お水取りが行われる二月堂はよく知られているが、実は三月堂も存在する。
  3. 現在はクイズで有名になっている高校を創設した。
  4. 大阪万博のパビリオンを譲ってもらう予定だったが断念した。
  5. 興福寺国宝館を意識してか、東大寺ミュージアムを作った。
    • さすが東大寺だけあって優品は多いが、それでも国宝館に比べると少し落ちると思う。
    • 常設展というわけではないのに、展示替えを全然しない。展示期間無期限とか始めてみたわ。

興福寺

東金堂と五重塔
  1. 【注意】鹿の放牧実施中【危険】
    • 季節によって安全な時期とか危険な時期があるらしい。
    • 公衆トイレもトイレットペーパーが食われるので、要閉扉。シカたがないね。
  2. 南円堂と五重塔と…… 上げりゃキリがない。
    • マジメに全部回ったはずでも、絶対1個か2個は見落としている。
    • 期間限定公開が多いのも落とし穴。
      • 北円堂と仮金堂はゴールデンウィークと文化の日前後に公開。それ以外の施設も、現在進行中の工事費を捻出するためか、臨時に特別公開されるので下調べ必須。
  3. 廃仏毀釈のせいで塀などが無くなり動線が分かりにくくなった。
  4. 国宝館は年中無休で、いつでも奈良時代の名品が見られるのが嬉しい。
    • 多くの人のお目当ては当然阿修羅像だが、それ以外にも名品揃いなのでちゃんと見ましょう。最初の考古遺物は飛ばしてもいいけど。
    • 康慶(運慶の父)の代表作・法相六祖像のうち2体は、すぐ近くの奈良国立博物館にのなら仏像館に常設展示されている。なら仏像館は常設とは思えないくらい仏像が充実しているので、時間に余裕があれば是非どうぞ。

薬師寺

  1. 薬師如来がウンタラカンタラ……
    • 70年代まで長らく安置されていたのは雨漏りのする粗末なお堂だったらしい。
  2. 五重塔が有名。
    • 奈良時代からある塔と昭和になって再建された塔の2本がある。
    • 五重塔ではない。三重塔に裳階がついている。東塔と言うのが一般的。再建された方は西塔。

唐招提寺

  1. 平成の今、教科書にまで載るようになった奈良時代の美談誕生の地。
  2. 鑑真さんのお寺。
    • そのせいで、唐風のあまり見慣れない造形の仏像が多数ある。

正暦寺

  1. 清酒発祥の地。
  2. 紅葉と桜が美しい。
  3. ちょうど円成寺から小山を越えたところにある。ハイキングコースとしてもそこそこ知られていたりする。

円成寺

  1. 謎多き寺。
  2. 山村御殿の別名がある。皇族の女性がここへ入ったんだったかでついたらしい。

新薬師寺

  1. 「新」とつくが、最近出来たというわけではなく奈良時代の官立寺院だったりする。
    • 比較対象となる寺飛鳥時代建立だからね
    • この「新」は「新しい」ではなく「霊験新たか」という意味で、新薬師寺と飛鳥から西ノ京に移転した薬師寺とはまったく関係がない。
  2. 塑像十二神将立像とかいうのがすごいらしい。すごいんだけど、誰が造ったかとか、造るよう指示したかなどその背景はさっぱり歴史の闇の中。神、いや神将のみぞ知る。
    • 日本彫刻史では珍しい、激しい動きをもった神将像の傑作。「静」の仏像の傑作である、近くの東大寺戒壇院の四天王像とは対照的。
  3. 木造薬師如来坐像とか言うのがある。奈良時代のシルクロード文化の賜物らしい。
    • 奈良から平安時代の過渡期に作られた仏像。定朝が登場するまでの平安時代前半は、時々凄く個性的な顔立ちの仏像が見られるが、ここのはその走り。
  4. 境内には、反乱を起こした藤原広嗣を鎮魂する神社がある。

西大寺

  1. 真言律宗の総本山。真言宗とは関係ない。
    • 宝山寺は大本山で、西大寺は総本山。ややこしいわ!
  2. 孝謙天皇弓削道鏡が、聖武天皇よりも自分のほうが格上であることを示そうとして、張り合いでつけた名前らしい。
    • 鹿がおらん時点で勝負は東大寺圧勝でええんとちゃうの?
    • 一度は位置的に東大寺の子分みたいな興福寺の支配下に居ったらしいし……

般若寺

  1. コスモスが見もの。十三重石塔と一緒に写真に移すと絵になる。
  2. 実は、東大寺や興福寺、薬師寺などよりも歴史が古い。
  3. 護良親王が隠れたという経本入れがあるらしい。

法華寺

  1. 実は新興宗教(光明宗(平成11年設立))の寺。
    • とはいえ、奈良時代には国分尼寺の総元締だったらしい。
  2. 実は藤原不比等邸跡地だったりする。
  3. 鐘楼がちょっと洒落ている。豊臣秀頼が関ヶ原の役後建てたとかなんとか。
    • 要は戦国のタヌキおやじが豊臣家の2代目のボンボンたぶらかして金使わせた一連の流れのうちの1つ。使わす方も使わす方やけど、使う方も大概やわ。
  4. 光明皇后がモデルとされる観音像があるらしい。

霊山寺

御本堂
  1. 富雄の辺にあるバラ園の有名な寺。
    • 京大農学部監修で世界のバラを集めてるそうな。見といて損はない。
  2. HPに載っている「様々なサービス」…… 「寺なのか、ここは?」と言いたくなる。
    • 永代供養付き大霊園は分かるとしても、冷え性や肩こりに効能のある薬湯だの、大ゴルフ練習場だの……
  3. 鐘楼、本堂、鎮守社殿、三重塔。鎌倉時代に造られた重文や国宝物件も結構あるが、上の胡散臭い物の数々が、そういう物のありがたみを消してくれている気もする。
    • とはいえ指定されるからには、やはりそれだけの価値があるわけで…… まあ、バラも込みで500円やし、損は無いです。

白毫寺

  1. 関西花の寺二十五霊場の18番札所。
    • 参道の両脇に植わった萩が名物、という理由で指定されたとか。
  2. 一番の名物は奈良三名椿の1つ、五色椿。奈良県の指定天然記念物にもなっている。

弘仁寺

  1. 一応奈良市内だがちょっと行けば天理市という、奈良市の端っこに立地。
  2. 虚空蔵山という小山の中にある落ち着いた感じの寺。
    • 来る客といえば山の辺の道を歩くウォーカーくらいなもん。なので本当に静か。
  3. 木造明星菩薩立像というのがあるらしい。ただし、今は奈良国立博物館に寄託されていてここでは見ることができないとか。
    • なんでもこの寺のある虚空蔵山はかつて星が落ちてきたことがある神聖な土地らしい。それで寺を建てたのが空海さん。

北和・西和

法隆寺

  • 斑鳩町
    駅から歩く?せいぜい頑張れよ。
  1. 法隆寺が奈良市内にあると思っている観光客がいる。
    • 法隆寺駅から歩ける範囲にあると思っている観光客はもっといる。(連絡バスの通る道はかなり狭い)
      • 無理をすれば歩いて行けます。自分も駅から法隆寺まで歩きました。
        • 地下鉄の1駅か2駅分くらいの距離で、徒歩20分ほど。まあ、歩いてもおかしいというほどの距離ではない。
        • 歩道があるとはいえ、大型のバスなどがガンガン通るので少し怖い。
      • もう、いっそ、近鉄奈良駅から歩いてもらったら?(暴論)
        • でも、あながち悪くはないと思うんだよね。平城宮跡、唐招提寺、薬師寺、郡山の街、中宮寺、法起寺と歩いて行くコースって。
    • ちなみにその法隆寺は近鉄優位の奈良県内では珍しくJRの方が便利な観光地。
  2. 拝観料は全館共通券が1000円と少しお高い。
    • ただ、それだけに広く見応えは十分。出来れば夢殿が開いている、春か秋に行くのがベター。
  3. 正岡子規のおかげで門前の飲食店や土産物店はどこも柿関連の商品を置いている。
    • とある店の「柿うどん」はなぜか注文から出てくるまで妙に時間がかかることがあるので急ぐ時は注意。

法輪寺

  • 斑鳩町
  1. 公共交通機関で行くにはやたらと不便な位置にある。
    • そのおかげであまり混んでいない。
  2. 飛鳥時代にできた三重塔があったが戦時中に落雷で焼失。
    • 残っていればここも世界遺産に登録されていたはず。
  3. 境内の看板に書かれた沿革の中身が日本語版と英語版でけっこう違う。

法起寺

  • 斑鳩町
  1. 現在の公式な読みは「ほうきじ」だが「ほっきじ」と読む人も多い。
  2. この寺の塔は飛鳥時代のオリジナルなので無事世界遺産に登録された。
  3. 年始に行った際境内の松の木の根元が松ぼっくりで埋め尽くされていた。
  4. 庫裡らしき建物がちょっと見てすぐ分かるくらい傾いている。

信貴山朝護孫子寺

  1. 阪神が優勝争いしている時は参拝者が多いとか。(張り子の虎で有名なので)
    • 実際、球団自体も偶に祈祷をお願いするとか。

宝山寺

本堂
  1. 生駒の聖天さんでお馴染み。
    • 商売繁盛の神様を祀ると言われているが、厳密に言うとこちらは神社ではなくお寺なわけで……
  2. 崖下を無理やり開いて御堂を建てたような感じ。本堂に覆いかぶさってきそうな後ろの崖が、そのイメージに拍車をかけている。
    • 崖の岩壁に納められた弥勒菩薩像が、外国人に人気らしい。何処で調べたんですかね。
  3. 生駒山の中腹にあるため、そこらじゅう階段だらけ。階段だらけの参道が春になると桜のトンネルと化す。
    • そんな、参道沿いに旅館街があるが、よく見ると「18歳未満お断り」という札が小さく掛けてあったりする所がある。聖天さんの門前で男が昇天できるというわけか……
    • 精進落しをしていく参拝客目当てに創られた、ディープスポットで宝山寺新地という名前もついている。ただ、オバハンばっかりで精進落としってのもなあ……
  4. 生駒トンネル建設の恩人。
    • 近鉄の赤字補填をしてくれたこともある。
  5. 商売繁盛にご利益があるはずなのに門前町には空き店舗が目につく。
  6. 実は宝山寺駅より一つ上の梅屋敷駅で降りたほうが近くてきつくないらしい。
  7. この寺の建物で唯一の重要文化財は明治時代に建てられた洋館。

竹林寺

  • 生駒市
  1. 行基の墓がある由緒正しき御寺だが、明治以降廃寺となっていたらしい。
    • 「そんな状態で墓が維持されていたというのは、ある意味ですごい事やと思うよ。」と思ったが、行ってみるとそんな考えは失せた。
      • というのも、この墓は単なるミニ方墳だったから。そりゃ、盛土を維持するだけなら、言うほどのもんじゃないわな。

松尾寺

  1. バラで有名。
  2. 実は敷地内に電波塔を持っている。ただし奈良テレビの分だけ。
  3. 矢田寺から山道をほぼ真南へ行くとここに行き着く。

矢田寺

  • 大和郡山市
  1. 紫陽花
    • 紫陽花の時期のみ拝観料は400円。それ以外の時期は無料。とはいえ、400円でとんでもない量の紫陽花を見られるのならありがたい話。
    • 関西では三室戸寺と並んで紫陽花の名所とされていて、毎年新聞に載る。
    • 辛島美登里さんのデビュー曲「雨の日」はこの紫陽花を見に来たことをきっかけに作られた曲です。
  2. 実は、紫陽花以外も宜しいもんです。さくら、ツツジ、紅葉……
    • 境内一体のみならず、裏山にも植わっているのが美しさに拍車をかけているが、全景を写せるポイントがないのが残念。
    • 沙羅双樹なんかも結構綺麗なんだが、沙羅双樹は紫陽花の時期のため、拝観料は頂戴します。
  3. 数多くのお地蔵様を祀っているのだが、その内の一体の口に味噌を塗ると、その味噌が旨くなるらしい。

東明寺

  • 大和郡山市
  1. 拝観料が300円の無名の寺。
    • さすがに建物の中には入れないものの、その周りなら普通にハイキングコースが走ってる。
  2. 舎人親王が開基らしい。重文もんが結構あるらしい。そんな風には見えん。

長岳寺

  1. 山の辺の古刹
  2. かきつばた、あじさい、もみじ、やぶつばき
    • 四季折々の美しい花々が、これまた全体の雰囲気に調和。

中和・東和吉野

百済寺

百済寺三重塔
  1. 兎に角行きにくい。一応駐車場あるけど……
  2. 兎に角何もない。他に見るべき場所が近くには……
  3. 三重塔だけ見て帰ってください。

久米寺

  1. 日本版アフガン航空相撲と言われた久米仙人が創建したといわれている。でもホンマは聖徳太子の子供で影の薄いなんとか言う奴が建てたとか。
  2. 御室仁和寺が移築した多宝塔が味があって良い。
  3. 久米仙人祭りという祭りがある。何やるかと思えば、ただのスカートめくりだったりする。

称念寺

  • 橿原市
  1. 今井町の中心となったお寺。当たり前だが浄土真宗。
  2. 明治天皇の行在所となったらしい。当時の行幸目的は橿原神宮だったそうな。久米寺のほうが近ない?

南法華寺

  1. 通称が壷阪寺。因みに、壺阪というのは山号に因む。
  2. 人形浄瑠璃の壺坂霊験記という話でそこそこ有名?
    • 盲目の旦那とその女房の間の泣ける美談だが、夫婦なんて実際はこんないいもんじゃないんだよな。

岡寺

  1. 日本最大の仏像が有るらしい。但し、塑像の中ではという条件付き。
    • この仏像に使った土。日本と唐、インドの物を混ぜたものらしい。インドて誰が持ってきてん。
  2. 石楠花の株がめっさ多い。2000で下らんのと違う?
  3. 仁王門が洒落とる。

長谷寺

  1. 牡丹の寺
    • 偶に近鉄のポスターに使われる。以前、檀れいだったか竹下景子だったかがこの時期にここへ行ってるポスターがあった。
  2. 建造物も素晴らしい物が多い。その中でも本堂と登廊が際立っている。
    • 本堂は東大寺大仏殿、金峰山寺蔵王堂に次ぐ規模らしい。三代将軍家光が外様の金で再建してこんなことになっちまったらしい。
  3. 伊勢本街道からちょっと脇に逸れた初瀬の街の最奥部にある。
    • というわけで、ここもお伊勢参りの途中による人が多かったらしい。
  4. この寺のことを詠んだ和歌が3回も掛詞をやってる件。
    • 和歌において掛詞を3回以上使っている物のほとんどが無意味な言葉遊びの31文字に過ぎない中、これは一応意味が通っている。

室生寺

  1. 山号が宀一山。書きやすいけど読めねえよ。
    • 山号が4画。縁起が良くないと思う……
  2. 女人高野と呼ばれているが、無論坊さんは男。
    • 開基も役行者らしい。もっとも、有力視される異説があるが……
  3. 室生口大野から歩いて行くと、峠越えを経てのどかな山里がある。これが室生寺のあるエリアなのだが、「ザ・日本の里山」という感じ。
  4. 五重塔が一番歴史あるもので、これは奈良時代のもの。その他も概ね鎌倉期までに完成しており歴史的価値が高くもれなく国宝認定。
    • 2000年ごろに台風で倒れた杉により破損した。

大野寺

  1. 2本の枝垂れ桜が有名。
    • この2本品種が違うらしく、例年5日ほど開花がズレる。
  2. 室生寺の子分。
    • ここも開基は役行者。こっちには今のところ有力視される異説はない。
  3. 宇陀川沿いにある古寺であるが、川の対岸の磨崖仏が圧巻。
    • 裏ネタを言うと川の反対側からカメラを向けると枝垂れ桜の木の全景も写った写真が撮れる。

大澤寺

  1. 五条の山奥のよう分からん所にぽつんとある古刹。
  2. 結構きれいな池あるみたいで……
  3. 紅葉もなかなかのもんみたいで……

転法輪寺

転法輪寺
  1. 葛木神社のお隣さん。
    • 金剛山頂の事務所はここにおいてある。
  2. 櫟の木でできた五重塔がある。
    • もっとも、常人の目で見たら単に、一本の比較的新しい木を植えているだけにしか見えないのだが、それにイチイの五重塔などという名前をつけている……
  3. 葛城修験道の大本山。
    • 当然、修験道である以上、神道的なものと関わり合いがあるのだが、、この寺自身も元々、葛木神社と渾然一体となっていたらしい。