阪神の車両/赤胴車
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現役車両
7861・7961形
- 8000系登場前は阪神では最大勢力を誇った7801・7901形の2連バージョン。
- 阪神の現役車両としては唯一片開きドアを装備している。
- 2012年現在では武庫川線で運用されている。
- そのためもあってか、同型の7801・7901形が早々と廃車されたのに対しこちらは生き残っている。
- 既に廃車されたが、Tcを電装化した車両が存在した。
- 7871と7873号車。他のMc車と異なり運転台側にパンタグラフが付いていた。
- 前期型は前面の雨樋があったが、後期型は埋込みタイプとなった。
- 同時期に製造された3521形(後に3000系に改造)も同様。
- 2013年現在で現存するのは全て後期型である。
- ワンマン運転対応改造の際に9000系以降と同じドアブザーが設置された。
7890・7990形
- 3801・3901形を6両固定編成化して8701・8801・8901形に編成替えした際に余剰となった片割れを改造し、武庫川線専用車にしたもの。
- 相方の8701・8801・8901形の方は阪神なんば線開業前に廃車された。
- 阪神の車両としては唯一車両番号が「0」で始まる形式。
- 実は7890号車と7990号車では全長が異なっている。7990号車の方が少し長い。
- 現役最後の阪神顔赤銅車かつ両開き扉の車両。
- こちらもワンマン化の際にドアブザーが設置された。
8000系
- 8000系の8523F編成はものすごくいびつ(神戸寄り3両は試作車、大阪寄り3両は量産車)。ちなみにこの編成は8000系で唯一姫路行き特急に運用されることはない。
- (神戸寄りの試作車3両について)以前はオール試作車編成だったが、震災で残り半分が被災し廃車解体となった。その為、不足分の補充として量産車が組み込まれた。
- 2006年8月の「スルッとKANSAIカレンダー」の写真は、まさにその編成である。確かに窓の形が違う。
- で、その8523Fが、リニューアルされて、9300系ジャイアンツカラーになりました。また、2段窓でクロスシートってのも実現しました。
- 8213F編成と8221F編成も2次車と3次車の混結(クーラーの形状や車体の高さが違う)でややいびつ。こちらも震災の影響で組み替えられたもの。
- 阪神で現存する車両の中で震災の爪痕を最も多く残している編成。
- 8023と8123は竣工プレートが「昭和64年」となっている超レアな車両。8223もそうだったが、こちらは震災で廃車された。
- 8502(神戸方先頭車)は元8201(大阪方先頭車)。
- 更新の時前面が他車と同様に改造されると思ったが(過去に京阪1914号車のような例もある)、結局そのままだった。
- 震災後新造された8523は3次車と同じ仕様で造られた。
- 阪急にも同様の経緯で新造された車両がある。(6772号車・代替廃車は2721号車)
- 8502の運転台が他車と比べて狭いため。
- ダイヤが乱れて姫路行き直通特急の運用に入ったことはあるが、実際には姫路まで行かず途中で車両が差し替えられた。
- 8201Fは3801形をモチーフに造られたが、8211Fから顔を含む全てが大きく変わったので同一形式には見えない。
- 8231Fのリニューアル車と8201Fを見比べたら、尚更同一形式には見えない…。フルカラーLEDの採用と標識灯の変更であんなに印象が変わるものか…?
- 実はLED行先表示+クロスシート装備は8231Fのみである。
- 試作車の8201Fは武庫川線の延伸と同時に行われた1→2両編成化に伴う車両の不足を補うために新造された。車両新造の費用も武庫川団地の建設主体である住宅・都市整備公団が負担したとか。
- 今はリニューアルで他車と同じ内装になったが、リニューアル前の車内は3801形などと同じく薄緑色の化粧板だった。
- 但し貫通引戸のガラスの大きさはリニューアル後も異なる(8211F以降と比べて小さい)。
- 前面は3901形や5001形に近いが、貫通幌がなくスカートが付いているため印象は異なる。
- 8231Fのリニューアル車と8201Fを見比べたら、尚更同一形式には見えない…。フルカラーLEDの採用と標識灯の変更であんなに印象が変わるものか…?
- 8233F以降は製造当初からバケットシート、車内LED案内表示装備となり、側面窓も大型化され連続タイプとなった。
- 車内LEDの装備は全国的にみてもかなり早い部類だった。恐らく関西大手私鉄の通勤車両としては初採用と思われる。
- 最近になってリニューアルが開始されたが8231Fまでとは異なりリニューアル後も全車ロングシート。但し塗装は9300系と同じジャイアンツカラー。
- リニューアルで車内のLED表示器が新品と交換されたが、やや小さくなった。
- 以前は座席がふかふかで座り心地が良かったが、リニューアルで硬くなってしまった。
- なぜか標識灯・尾灯の形が京阪の車両と同じ(8502除く)。
- 8231F以降はリニューアル時に新しいタイプのものに交換された。
- 総数100両を超える阪神一の大所帯だが、意外にも西大阪線時代を含め阪神なんば線には一度も入線したことはない。
9000系
- 9000系の色が赤からオレンジに変更されていくらしい。(尼崎の車庫にオレンジの9000系が停まっていた)
- なんか有楽町線みたい。
- 近鉄乗り入れ対応車両にするから。
- むしろJR東のE233系に似ている。
- 9000系は阪神大震災の後、メーカーに大急ぎで発注したので、やむを得ずステンレス車になったらしい。でも今は本格的にステンレス・・・
- まぁ近鉄直通に向けて車両を大量増備するためにコストダウンが必要だったからステンレスは仕方ないのでは?
- 9000系の新造時は山陽姫路への直通も実現しておらず近鉄との直通など夢物語だった。果たして9000系の設計は近鉄との直通を考えていたのだろうか。
- 大急ぎで作ったから同時期の209と車体が似てる。地震がなければデザインが少し変ってたんじゃないかな。
- 地震がなかったら9000系そのものが登場せず、その分9300系が多く増備されていた。というか9300系が9000系を名乗っていた。
- というか実質209系の生産ラインを転用して生産された。だから似ているのは当然。
- 大急ぎで作ったから同時期の209と車体が似てる。地震がなければデザインが少し変ってたんじゃないかな。
- 9000系の新造時は山陽姫路への直通も実現しておらず近鉄との直通など夢物語だった。果たして9000系の設計は近鉄との直通を考えていたのだろうか。
- まぁ近鉄直通に向けて車両を大量増備するためにコストダウンが必要だったからステンレスは仕方ないのでは?
- 前のカラーより今のほうがお似合いだと思う。あの赤黒はちょっと・・・ねぇ・・・
- そうかねぇ。俺は赤黒(部内ではオータムレッド&オフィスグレー)が良かったと思うんだけど。車体素材がステンレスになっても、伝統の赤胴(従来の鋼製車の赤とは色合いが違うが)のイメージ残してくれてたし。
- 前のカラーはどことなく山陽電鉄の5000系を思わせた。9000系が登場したとき「あれ、山陽電車が走ってる」と勘違いした人も多かったのでは。(上で述べたとおり、当時は山陽車両は大石駅までしか乗り入れていなかった)
- その後本当に山陽電車が阪神梅田まで乗り入れたのは言うまでもない。
- 9000系の梅田・奈良側の前面がかなり変わった。神戸・姫路側の前面は改造前の面影を残しているが。
- しかし、ストライプにはしなかった。1000系に対しソフトバンク・ホークスカラーに近い。元本拠地のなんばを通るからだろうか…
- 梅田・奈良側は1000系の2両編成を連結するため。
- なんか有楽町線みたい。
- 何気にラッピング車に起用されることが多い。2009年の神戸ラッピング、2012年の清盛ラッピングなど。
- 2014年3月からは阪神なんば線開業5周年を記念して「"たいせつ"がギュッと」ラッピングが施された。
- 2015年には阪神タイガース創設80周年を記念してタイガースの選手などをラッピングした電車が走り始めた。
- タイガースのチームカラーに合わせて黄色がベースになっているがもはやオリジナルとは別物…。何か西武みたい。
- 勿論この車両も巨人びいきである近鉄乗り入れ運用に就く。
- タイガースのチームカラーに合わせて黄色がベースになっているがもはやオリジナルとは別物…。何か西武みたい。
- VVVF音がブルーラインの3000形1次車みたい。
- 本形式からドアブザーが採用された。
9300系
- 9000系より新しい9300系が近鉄直通運用から外された。
- 基本的にロングシート車を投入するとしていたから。しかし近鉄のシリーズ21(5820系L/Cカー)はロング状態で固定するはずだったのに、実際にはクロス状態で直通運転してくることがあって、既に前提が崩れている。
- 先に登場した9000系はステンレス車体だったが、本系列では鋼製車体に戻った。とはいえ車両重量は9000系とほぼ同じ。
- 阪神の車両としては1954年の3011形以来47年ぶりのクロスシート車。しかも転換クロスシートは阪神初。
- 2003年製の9505編成は武庫川車両としては最後の新製車。
- 最近9501Fがシングルアームパンタグラフに変更された。
1000系
- ついこの間できた、近鉄直通用の電車はデザインがダ埼玉。
- 9000系マンセー!今から考えてみれば、9000系が阪神らしさのある一番最後の形式かと。
- ぷぅ~~~~~という屁のようなマヌケな発進音。この手のVVVF音は他車両にもあるが、阪神9000系のが最も響きがよい。
- むしろ静かでいい。関東ではJR東のE233系や東京メトロ10000系でも聞くことができる。
- アレ聞くたびに脱力すんだよね。ドレミファインバータのほうがまだいいよ。
- 鉄道用車両というのはオタ向けに作るわけではないし、一般人から言えば静かなのに越したことないから。
- ぷぅ~~~~~という屁のようなマヌケな発進音。この手のVVVF音は他車両にもあるが、阪神9000系のが最も響きがよい。
- 前面が南海1000系に似ている。
- 全然似てないな。むしろJR321系の方が似ている。
- 近畿車輛製のためか、外観だけでなく車内もJR321系や近鉄シリーズ21と似ているような印象を受ける。
- 虎カラーであれば、問題ない。
- そんなことはない。ステンレス車だが、同じステンレスでも京急とは大違い。
- 19m3扉車だと近鉄沿線の住民から間違いなく苦情が来るね。
- とりあえず、蛍光灯にカバーかけようぜ。
- 韓国の地下鉄放火事件のあおりを食って付けられないのです。なんば線は地下鉄扱いなので。
- JR西日本など、材質を変えて取り付けている会社もある。コスト削減したいだけ。
- 韓国の地下鉄放火事件のあおりを食って付けられないのです。なんば線は地下鉄扱いなので。
- 少なくとも京阪3000系と同レベルの車両にしてほしかった。
- 車体はステンレスでも京阪13000系相当の内装でも良かったんじゃないかな。
- 1000系は近畿車輛製のためかどことなく近鉄車両と似た雰囲気がする(特に車内)。だから近鉄線内で乗った場合あまり阪神の車両に乗ったという実感がしない。むしろ9000系の方が阪神の車両という感じがする。
- 天井を見ていると、結構シリーズの後期車に似ているなと思う。
- 実は車端部の化粧板は木目柄。阪急の影響か?
- 9000系マンセー!今から考えてみれば、9000系が阪神らしさのある一番最後の形式かと。
- もうちょっとギシギシいわないようにしてほしかった。今は慣れたが、近鉄線内で初めて乗った時どこか歪んで壊れるんじゃないかとビビった。
- 過去に何度か、近鉄お得意の増結車だけで編成が組成される、通称ブツ6がこの形式でも行われたことがある。
- 近鉄線内でも運用されたことがあるが、ただでさえ短い阪神車に、運転台がある分定員が減るブツ6は好ましくないように思える(近鉄線内では)。
- 9000系もそうだが、山陽姫路から近鉄奈良までかなり広範囲に運用されている。
- 2013年2月にはイベント列車で山陽姫路から近鉄奈良までの直通運転が実現した。
- シートがふかふかで気持ちよかった。
- 神戸の知人は椅子カチカチと愚痴ってたけど。
- 実は阪神なんば線開業前の訓練運転で近鉄大阪線の高安車庫に入ったことがある。
- 試運転で武庫川線へも入線したことがある。
- 阪神の車両なのに本線の梅田駅よりも近鉄奈良線で見る機会の方がずっと多い。
- 9000系も同様。
- ドアブザーの音が大阪モノレールの1000系(更新前)や2000系に何気にそっくり。
- 山陽姫路寄りの先頭車には「上り大塩駅ではこの扉は開きません」というステッカーが貼られているが近鉄線内で山陽電鉄の大塩駅を知っている人はあまりいないと思われる…。
- とうとうこれの青いのが登場する事に。
過去の車両
2000系
- 前身は日本初の電機子チョッパ制御車両の7001・7101形と7801・7901形のうち製造当初から冷房付きで登場した最終増備車両。
- 2000系への改造に伴い制御装置を回生ブレーキ付き界磁添加励磁制御への交換及び6両固定編成化が行われた。
- 中間に運転台撤去車があるが、旧運転台側の鋼体は先頭車時代のままなのですぐに見分けがついた。
- 車内には8000系後期車両と同様、LED式の案内表示機がついていた。
- 山陽姫路への直通特急には運用されなかったが、回送で山陽東二見車庫まで来たことがある。
- 2010年に1000系投入&増備で全廃。
- 走行音が阪急2000系(現・能勢電1700系)と同じだった。(by能勢電ファン)
3000系
- 3521・7801・7901形を改造した阪神初の界磁チョッパ制御車両で、3両固定編成だった。
- ある意味8000系のベースとなった。
- 車内の化粧板は改造時期により昔ながらの緑色とリニューアル前の8000系と同じベージュ系の2種類があった。
- 改造前は梅田寄りからMc-T-Mcだったが改造後はMc-M-Tcとなったが、パンタグラフの位置は変更されなかったためTcにパンタグラフがついていた。
3061・3561形
- 阪神初の大型高性能車両。
- 製造当初は湘南形と言われる前面2枚窓の正面スタイルをした2扉セミクロスシート車両だったが、後に大改造されて最終的には平凡な3扉前面貫通式のロングシート車となってしまった。
- 製造当初の面影は幅広の側面窓くらいだった。
- 登場時は3011形と称した。
- 同時期に登場した他社の車両が非冷房のまま引退していく中、冷房改造までされて平成になる頃まで活躍していた。
- 2両だけ他の車両より廃車時期が遅かったのは青木駅で起こった人身事故の裁判の証拠品として残されたため。
- 1両が7901形に改造された。
- 他の赤胴車と異なり、前面・側面の方向幕は最後まで取り付けられなかった。
3301形
- 阪神赤胴車では唯一の両運転台車両。
- 1980年代には1両で武庫川線を走っていたが、冷房用の電源を持たなかったため冷房を搭載していても冷房を使用することは出来なかった。まさに宝の持ち腐れ。
- 武庫川線が延伸し2両編成になった後は本線の5連運用に使用されていた。
- 廃車後、京福電鉄福井支社に譲渡されたが、1両でも冷房が使用できるよう冷房用電源が搭載された。
- その後えちぜん鉄道に引き継がれた車両もある。
- 片方の先頭部には高圧配管が引かれていたため、いかつい顔つきが特徴だった。
3501形
- 3301形を片運転台にした車両。
- 当初は1両単独で増結用としても運用可能だったが、冷房改造時に2両1組になるよう改造された。
- 制御装置は抑速ブレーキ付きのものを新造、そのため3801・3901形に2両増結する形で運用されていた。
- 3301・7601・7701形とともに2連窓が特徴だった。
3521形
- 7801形をベースにした増結用車両。
- 7801形と異なり、モータ出力が60kwと小さかった(7801形は110kw)。
- 阪神では3000番台の番号を持つ車両は発電ブレーキ装備という原則があったが、この3521形にはなかった。
- 後に全車両3000系に改造された。
7601・7701形
- 製造当初は3601・3701形であったが冷房改造と同時に7001・7101形と同じ電機子チョッパ制御に改造されたために改番された。
- 同時に発電ブレーキも撤去された。
- 3601・3701形当時は2両固定編成だったが、この改造で4両固定編成になった。元運転台跡の妻面は先頭車時代の名残りで丸みを帯びていた。
- 阪神の高性能車両としては初めてMT比1:1を実現した車両。
7801・7901形
- 8000系が登場するまでの阪神急行系車両の主力。
- 初期型はより多くの車両を短期間で投入するため、車体裾の丸みをなくすなどかなり簡略化された構造になっている。
- 中期型は両開き扉となり、ラインデリアを取り付けたため、屋根が低いのが特徴だった。
- 後期型は当初から冷房付きで登場。7001・7101形と同じ車体をしていた。
- 1両だけ旧3011型からの改造車が存在していた(7922号車)が、他の車両と外観が異なるのですぐに判別できた。
- 界磁チョッパ車の3000系はこれの改造車。
- 結局7801・7901型として最後まで残ったのは中期型だった。
- 最後は西大阪線で運用されていた。
8701・8801・8901形
- 西大阪線(現阪神なんば線)難波延伸を見越して製造された3801・3901形の改造車。
- 4連×2編成を6連×1編成に組換え。残った2両は7890・7990形に改造された。
- 1編成しかなかったためか、2009年に廃車。製造当初の目的である阪神なんば線への乗り入れはついに叶わなかった。
- 皮肉にも廃車された直後に阪神なんば線が開業した。
- 廃車前には2000系とともに山陽東二見車庫まで回送された。
- 阪神本線最後の急行系抵抗制御車。
- 西大阪線の九条付近の急勾配に対応するため抑速ブレーキを装備し、モーター出力も130kwと他の車両と比べて大きかった。
- 近鉄線の急勾配に対応していたかは不明。
- 西大阪線の九条付近の急勾配に対応するため抑速ブレーキを装備し、モーター出力も130kwと他の車両と比べて大きかった。
- 3801・3901形から改造の際に車内の化粧板や床を8000系と同じ白系のものと交換した。
- 以後阪神で改造された車両(3000・2000系など)も同様に更新されている。
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