もし「萌える」という単語の現代用法が辞書に収録されたら

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「萌える」という単語は本来、「草木が芽生える」という意味ですが、現在では違った意味で用いられることの方が多いです。では、そちらの意味が国語辞典に収録されたら、どうなるのでしょうか。

2000年代に作られたこの記事ですが、2010年代にはついに新しい意味が現実の国語辞典に収録されるに至りました。

  1. 本来の意味での「萌える」という単語が一層使いづらくなる。(現在、手紙などの雅語的表現において使用されている)
    • 日本人の名前に用いられるケースも減る。(「萌」の名前は「成長する」という期待を込め、つけられる事例が多い)
      • その代わり旧字の「萠」が使われたりして。
        • 「萠」は俗字。一説に誤字。
          • 留萠ェ・・・
            • それ「るもい」
      • 旧字体もヲタクに認知されているようなので撤回しました(笑)
  2. 中国人激怒。理由は「漢字の意味を勝手に変えられたから」。
    • 中国と日本で漢字の意味が食い違っていることなど、しばしばだと思いますが。(いわゆる仮借)
      • それはわかる。でも、古典用法の「萌える」と現代の「萌え」の間に言語学的に見て繋がりは無いだろう。(むしろ「燃える」との方が繋がりが強いと思われる)
        • そもそも論、「燃える」と「萌える」はつながりの強い言葉(一説に同じ言葉)なので、「燃える」からの現代用法「萌え」はなんも字義に反しない。
    • 手持ちの日中辞典では「萌え」の訳語として「萌系」という言葉が出ているので中国でも日本の現代用法がすでに使われている模様。
  3. 場合によっては「をかし」「あはれ」「侘び」のような日本の伝統的美意識として後世に残る。
    • 「をかしの文学」「あはれの文学」「侘び・寂びを重んじる文学」「萌えを意識した文学」…なんか並べるとかっこいいな。
  4. ついに『大辞泉』と『明鏡国語辞典 第二版』(ともに電子辞書に搭載されたもの)で現代用法の記載を発見。
    • 「ある人や物に対し激しく心を動かすこと」といった感じで説明されていた。