モノレール

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モノレールの噂

  1. 地下鉄と並んで昔は路面電車に代わる新時代の交通機関と位置づけられていた。
    • 上野動物園のモノレールも東京における新時代都市交通の実験として造ったものだが、結局都市交通機関としての実用化はされなかった。
    • 姫路市のそれみたいに、世間の理解が高まらず実験段階で消えてしまったものもある。
      • あれは姫路大博覧会への交通機関として手柄山に向けてしまったのと、ロッキード式を採用してしまったのが失敗。
        • というよりもあれは時期が早すぎた。
  2. とにかく日本では廃線が多い。路面電車に次ぐのではないかと思うほど。
    • 遊園地関係のものが特に多い。
      • 遊戯施設と鉄道路線の区別が昨今はかなり曖昧になってきた(複数駅があっても遊戯で通るようになった)が、かつては厳格だったので。遊戯施設なら老朽化で消えてもたいした事と看做されないのに……
      • 高度経済成長期にブームに便乗して造ったものの、赤字や老朽化等で消えたものはかなりある。例えば読売、大船、奈良、東山、向ヶ丘、昨今では犬山と……
    • とにかく運賃が高かったため利用されなかったのが理由。今は羽田空港へのアクセスとして定着している東京モノレールも開業当初は苦戦していた。
  3. 日本では懸垂式よりは跨座式の方が人気がある。まあ路線数比では4:6だが……
    • 日本跨座式がポピュラーになったおかげだろうか。
      • 絵本などででてくるモノレールは跨座式が多い。
    • 懸垂式はライセンス云々を公開してないのが大きい。その為、ODAで建設されるモノレールは跨座式
  4. 世界一の路線長を持つモノレールは跨座式・懸垂式共に日本にある。
    • 跨座式では大阪が28.0km、懸垂式では千葉が15.2km。ギネスブックにもちゃんと掲載済み。
      • 跨座式は中国の重慶に抜かれ倍近くの差をつけられた。
  5. 日本の10路線中、3路線は空港アクセスをかねている。
    • 羽田と伊丹と那覇。
    • 一方で遊園地等行楽施設の交通機関としては、2路線を残すのみ。昔は上にも記したようにこれが主流だったのだが……
  6. 横向きで書かれるとどこが「ノ」で、どこが「レ」で、どこが「ル」なのか分かり辛いことがある。
    • 1:モルール 2:モルーノレ 3:モノレール 4:モノレーノレ (※制限時間5秒)
  7. 一般にイメージされる公共交通としてのモノレールの他にもっと小型のモノレールもある。
    • 結構たくさんある自家用モノレール。
      • ミカン農家とか荷物運搬用。
        • でも、人も乗っちゃったりする。
      • 祖谷渓の周遊モノレールの規格もこれがベースだっけ?
    • 東京の飛鳥山公園や徳島の高速鳴門バス停などにある、エレベーター的な使われ方をされているのもモノレール。
  8. モノレールが都市の交通機関として認識されるようになったのは1980年代になってから。1985年に北九州モノレールが開業して以後大阪・千葉・多摩と相次いで都市型モノレールが開業した。
  9. 昔は新幹線並みの高速運転ができると思われていたらしい。
    • 東京ー大阪間に新幹線の代わりに高速モノレールを敷こうという案が出たことがある。
  10. 規格は結構バラバラである。
    • ロッキード式のように撤退して現存しない規格もある。
  11. 意外と原型は江戸時代から存在する。
    • 戦前から日本でもモノレールの建設案が出てきた。
      • その中には新宿ー平塚・京都ー大阪ー神戸などの長距離路線や、蒲田ー羽田、上野ー浅草などの短距離路線など多種多様だった。
    • 線路が一本だけなら広義のモノレールに含まれるので、蒸気機関車の時代から開発が進められてきた。実際にインドでは蒸気機関車が牽引するモノレールが現存するという。

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