三重の言葉

2007年5月25日 (金) 18:02時点における133.83.4.31 (トーク)による版
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  1. 3日後を「ささって」というので、「しあさって」は4日後を指す。
    • 「ごあさって」とまで言ってしまう輩もいる。
    • 地域によって違う。3日後が「しあさって」の地域もあるので、「しあさってに会おう」と約束すると、同じ三重県人同士でも勘違いしあうことがある。
  2. 偽物っぽい関西弁を話す。ご当地の人にそれを指摘すると激怒するので注意が必要。
    • というより、関西弁に名古屋弁が溶け込んでいる。
    • 「偽物っぽい関西弁」ではなく伊勢弁である。昔は伊賀と紀州を除く三重県の大部分が伊勢国であった。
    • たとえば、「だから」を関西では、「せやから」「そやさかいに」などといい、名古屋では「だもんで」三重では、見事に溶け合い「せやもんで」となる。歳がいくと「しやもんで」となる。
    • 「せやで」ということもある(「せやもんで」とは違う用法)。伊賀では「せやさけ」「せやさかいに」などとなる。
    • 関西弁というくくり方に無理があるのでは?京都・大阪・兵庫で比較してもかなり違う。
  3. 自転車を「ケッタ」と呼び、尚且つ標準語と思い込んでいる。また、諸説あるが、「ケッタマシーン」は「原付」や「マウンテンバイク」の意味でつかわれる。
    • 「ケッタ」は名古屋圏でも使っている。
    • 「ケッタマシーン」を使うのは名古屋かぶれ。
    • 岐阜でも「ケッタ」は使われてます。
    • 以前ナゴヤローカルの番組で調査したところ「ケッタ」が通じるのは鈴鹿山脈までだった。
    • 伊勢で言うよ。
    • いちおうお隣なので、滋賀(の一部)でも通じます。
  4. 四日市より南は、言葉も関西弁だが、北は、名古屋弁ぽくなる。員弁(いなべ)は岐阜と変わりない。
    • 員弁(いなべ市、員弁郡)と岐阜の言葉は違います。員弁にはゆるやか〜に関西イントネーションが存在しますが岐阜には無いです。
  5. 机は運ぶものではなく「つる」ものだと思っている。小学校の掃除当番にも『机つり』係がある。
    • 机を「つる」のは名古屋圏の人たち。
    • 三重郡でも「つる」といいます。椅子を机に逆さまにのせて、掃除前に各自で「つる」のが主流です。
    • 久居でも机を「つり」ます。中勢以北はだいたいそうだと聞いてますが。
    • 志摩地区でも同じく机を「つり」ます。
    • 伊賀地区でも机は「つる」ものです。
    • 伊勢地区でも机はつりました。つり方は三重郡のとこに書いてあるのと同じです。
    • 机つり当番ってあった。掃き番とモップ(or雑巾)の拭き番とつり番。
    • 津でも使います。
    • 「つる」は、「吊り上げる」+「運搬する」の感じかな。
  6. 「これ、ほっといて」は、たいてい「ちゃんと捨てておいて」という意味。ほったらかしておくと怒られる。
    • 聞いてみると、ほっといて(そのままにしておく)、ほ(お)っといて(捨てて)と微妙な違いが。「お」が重要。
    • 関西弁の「ほかす」に近い意味合いかも。
  7. 「とごる」は三重でしか通じないことを知らない。「沈殿する」とはまたニュアンスが違うようだ。
    • 食品(つぶつぶみかんとかカルピスの濃縮液を水と混ぜたときとか)は「とごる」、化学反応は「沈殿する」。ただ、「とごる」のほうが使用範囲が広いように思います。
    • 中勢奥地では「とぼる」と言う。
    • 「ともる」と発音することもある。
      • 和歌山県北部(紀北)でも使います。南部の人は、何故かいわない。
  8. 干からびたものを「かんぴんたん」という。
    • 例:「かえるのかんぴんたん」夏場にガラス窓などにへばりついたり、車にプレスされて乾燥ミイラ状になったカエルのこと。
  9. 電車等が「混んでいる」ことを「つんどる」と言う。
    • 道路(主に国道23号)が渋滞しかけで交通量が多い状態も「つんどる」
      • 「つんどる」=「詰む」で全く動かない状態、「こんどる」=「混雑」しているが多少は動く状態と、使い分ける場合もある。
  10. 「ひやかい」は標準語だと思っている。
    • 冷たい、しか通じませんよ・・・
    • ひゃっこいとは言いますねぇ。
    • 意味は分からなくはないが使うことは無い。
    • めっちゃ使う。伊勢やけど…。
  11. 語尾は、否定の「やん」と強意の「やん」。「できやんやん」(できないじゃないか)を普通に使いこなせれば立派な三重県民。
    • 和歌山弁に近い。
    • 「できないじゃないか!」ともっと強めに言うには「できやんやーん」(一つめの"や"にアクセント)
    • “同意”の「やん」も存在する。 例:「○○さんとこって一人息子やん?」(○○さんのお宅は一人しか息子さんが居ないでしょう?)
    • だから、「できやんやん」は「できないでしょう?」と言う意味にもなる。
    • 結構、男の子のウケが良い。
    • 「燃えやんゴミ」という表現が、なぜか他県の人にウケがいいようです。
  12. 「チャウチャウちゃう(ん)ちゃう」を他県民に言ったら笑われた。
  13. 〜ない。は、否定形ではない。
    • 「食べない」=食べたらどうですか
    • 「おいない」=来てください
    • 「それ、しない」=それをすればどうですか
    • 「寿司食いねぇ」の「ねぇ」と同種。というより「ない」が訛ったのが「ねぇ」。
  14. 松阪市は「松坂」と書かれたり、「まつざか」と読まれたりする。
    • 正しくはまつさかだが、地元だと「まっさか」と読まれることも多い。
    • 「まっつぁか」と呼ばれる事も多い。
    • 「まっつぁか」と呼べば地元民。「つぅ」と呼ぶのも地元民。
  15. やたらと語尾に「なー」を付ける。(例:あのなー、今日なー、学校でなー、ケンちゃんがなー・・)
  16. 大変なことを「えらい」と言う。「大変だった」が「えらかった」となる。名古屋弁でも「どえりゃー」と言うので、やはり名古屋弁が溶け込んでいる模様。しかし県外から来た人は「偉い」と普通に思うので「えらい思いしたな」が「偉い思いしたな」となり「俺は偉いのか」と勘違いされる。
    • 「えらい」は「疲れた」という意味もある。名古屋あたりでも同様。
    • つーか、それは関西弁から派生したもんです。
  17. このサイトの地図で三重付近をクリックしても、このページに入れない。奈良県に入ってしまう。
  18. 語尾にやたらと「さ」「な」「に」がつく。
    • 「今日なー、だるいからさー、学校なー、サボったんさ」
    • 「そうやに。」(そうだよの意味)など。
  19. おつりの事を「おもどし」と言う。
  20. 「おだつ」は標準語だと思っている。
    • =ふざけるの意味。使用例:「あいつ、すぐおだつな〜。」「おだっとったらあかんで!」
  21. 泥地などに足がめり込むことを「ごもる」と表現していた記憶がある。(桑名市)
    • 言いますね(朝日町)、岐阜でも聞いたことありますよ。
  22. 小さな子供が親の言うことを聞かないことを「やから」、よくその状態に陥る子供を「やからこき」と言う。小さな子供が親の言うことを聞かずに暴れる様を「どんどこふる」と表現する。
  23. 「破壊された」ことを「みじゃける」と表現する。用例:おもちゃがみじゃけた=おもちゃが壊れた。