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もし国政選挙(主に衆議院総選挙)で選挙制度、規定上はあり得るが、現実にはまず起こりえないであろうこんな事態がおきたら? | |||
== | *(注)選挙違反、不正行為の類は一切なかったものとする。 | ||
==投票率が…== | |||
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#投票時間の間すっと投票所に行列ができてていて、投票終了時間になっても投票が終わらない選挙区も出てくるかもしれない。 | |||
#マスコミは大喜びだが、KM党やSM党の支持率が低……おっとこんな時間に宅配便か? | |||
;(ほぼ)0% | |||
*さすがに立候補者自身も投票しないというのは考えられないので「ほぼ」0%としました。 | |||
#”政治不信ここに極まれり”とマスコミに書きたてられる。 | |||
;選挙区の有権者全員が投票日前日までに不在者・期日前投票を終了 | |||
*離島などで投票日よりも前に投票が開催されるケースは除外。 | |||
#件の選挙区には投票日にもかかわらず、投票所が存在しない・・・・・・・ということになるのだろうか? | |||
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== | ==選挙区選挙で…== | ||
# | ===得票数が○○の候補がいたら=== | ||
# | ;有効票の全て | ||
# | #惜敗率がお話にならないレベルになるので、件の候補者の当確と共に他の候補者の落選が確定する。 | ||
# | #選挙管理委員会から買収を疑われる可能性大。 | ||
;1票 | |||
# | #件の候補者は人間不信に陥るだろう。何しろ家族や親類、自分の陣営の運動員が誰一人自分に投票しなかったわけだから。 | ||
#*[[こちら葛飾区亀有公園前派出所ファン|こち亀]]でこれに近い話があった記憶がある。 | |||
;0票 | |||
#件の候補者は(本人の真意はどうあれ)”売名目的の立候補”と言われるだろう。 | |||
== | ===(立候補者3人以上の選挙区で)全候補者の得票数が全く同数=== | ||
#公職選挙法の規定により、抽選で当選者を決めることになるが、全国的な注目を集めて、抽選の模様がTV中継されるかもしれない。 | |||
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== | ===投票日前日に全ての立候補者が急病もしくは不慮の事故で死亡=== | ||
# | #件の選挙区だけ選挙が延期されることになるだろう。 | ||
#*延期でなく、再選挙が行われる。 | |||
#何者かの暗殺が予想される。 | |||
#* | |||
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=== | ===投票された全ての票が…=== | ||
# | *候補者自身の票は対象外とします。 | ||
# | ;「適任者なし」と書いてあったら | ||
*ちなみに「支持政党なし」という名前の党はあるみたいです。[http://xn--68jubz91pp0oypc1c.com/ 参考] | |||
#なし崩し的に”適任者なし”が有効票とみなされるようになるかもしれない。 | |||
;白票(何も書かずに投票) | |||
#ある意味、投票率0%より強烈な政治不信の意思表示なわけだから、政界全体に大きな衝撃となるだろう。 | |||
=== | ===特定の政党が全選挙区を独占=== | ||
# | *都道府県レベルでなら既に何度も実現していることなので、こちらでは全国の全選挙区独占について扱います。 | ||
# | #比例代表があるので野党は残るだろうが、それでも与党の単独2/3はほぼ確実だろう。 | ||
#*勿論全有権者が特定の政党にだけ投票するような事態にはならない…はず。 | |||
#現状では沖縄問題を解決しない限り厳しそうな気がする。 | |||
== | ===全都道府県内の小選挙区の当選者がすべて違う政党=== | ||
# | *都道府県レベルならありえるので全国で起こったと仮定して。 | ||
# | #選挙区を色分けしたらかなりカラフルになる。 | ||
#1区は民主、2区は自民といくけど3区以降は難しい。 | |||
#なぜか某幸福党が小選挙区で当選している。 | |||
#*某赤い政党も。 | |||
#東京の小選挙区が25あるので最低でも25の政党が立候補していなければならない。 | |||
== | ===全選挙区の当選者の得票が…=== | ||
# | ;得票率9割以上 | ||
# | *栃木3区で得票率95.3%を叩きだした候補者がいましたが | ||
# | #対抗馬の比例復活はなし。(得票率一桁だから) | ||
#その選挙が野党圧勝だったら与党は解党しているかもしれない。 | |||
#選挙区が現職に有利なように分けられているかもしれない。 | |||
;落選者との票差が100票以内 | |||
# | *1959年の参院選鳥取県選挙区で39票差で決着がついた事がありました | ||
# | #幹部ですら誰が当選するのか分からないので誰も応援に行けない。 | ||
# | #相手は比例復活が続出。 | ||
#*惜敗率の差が小数点何桁レベルになりそうな気がする。 | |||
=== | ==比例代表で…== | ||
# | ===複数政党が得票同数=== | ||
# | #議席が割り切れない場合くじ引きになるのは間違いないが、小選挙区と違って誰がくじを引くんだろうか。 | ||
#政党の数によっては、衆院選の北海道ブロック(定数8)や四国ブロック(定数6)で「得票同数なのに1位候補が落選」という事態が起こる可能性も十分あり得る。 | |||
#*参議院だと全国1ブロック・非拘束名簿方式なのでこういう事態にはならないはず。 | |||
=== | ==選挙結果が…== | ||
# | ===無所属議員が過半数=== | ||
# | 近年、「無党派」と呼ばれる特定の政党に属していない有権者が多くなっております。もしこれがエスカレートして特定の政党に所属していない(無所属の)議員が国会の過半数を占めるようになったら… | ||
*もちろん、「無所属」とは過去にも政党の公認・推薦を得た経験がない人物とする。 | |||
#採決の判断は個人の意思が強くなるため、確実な可決・否決が不明瞭となる。 | |||
#*政党所属が少なく、党議拘束に関わる人間は少なく、ほとんどの議員は法案ごとに是々非々で判断するのか。そこは悪くないな。 | |||
#*総論賛成、各論反対ばっかり。 | |||
#*かえって根回しや世論に訴えるアジテートが多くなり、衆愚政治化が進む。 | |||
#首相指名選挙は人気投票の意味合いが強くなってくる。 | |||
#*無所属の総理大臣が登場した場合、組閣は党派を問わない人選になる。 | |||
#わずかに残った政党の引き抜き合戦が繰り広げられる。 | |||
#各政党は比例での議席獲得に重点をおくようになる。 | |||
#*結局、比例で多数派を得た政党が政権を担うことになりそうな。 | |||
#*その前に比例代表制が廃止される。 | |||
#それ以前に、無所属で当選できるような議員ばかりだと、個性が強すぎてまとまるのだろうか? | |||
#*タレント議員ばっかりになりそう。 | |||
#*無所属で派閥が出来て新しい自民党みたいになるかも。 | |||
#市町村議会なんかだと無所属が多かったりする場合もあるから、存外なんとかなる、か?人数が違いすぎるけど。 | |||
#大政翼賛会が復活する。 | |||
#*史実の大政翼賛会は1940年に全ての政党が解散して結成された団体。従って大政翼賛会があった時代は政党が存在しない。 | |||
#**勿論大政翼賛会の所属議員はここでの「無所属」と異なり過去に政党の公認公認・推薦を得た経験がある人物も含まれるが。 | |||
== | ===特定の政党が衆参全議席を独占=== | ||
# | #比例代表があるので小選挙区独占よりも達成の可能性は低そう。 | ||
# | #*有権者のほとんどが比例代表でも件の政党に投票していれば達成可能だと思われる。 | ||
#* | #間違いなく複数メディアが「国民は一党独裁を選んだ」と騒ぎ立てる。 | ||
# | #*もし独占した政党が自民党であれば、最初に焚き付けるのは[[日刊ゲンダイ]]か[[東京新聞]]だろうか。[[朝日新聞]]はそれでも若干冷静な報道にはなりそう。 | ||
#野党は地方議会に活路を求めるしかなくなる。 | |||
#*選挙前に連立政権を組んでいた政党があったとしたら、国政から追い出された後以前の野党第一党と共闘を図るかもしれない。 | |||
#派閥争いなどの内輪モメが酷くなる。 | |||
#*与野党の役割が派閥の勢力に置き換わる。但し立法に関しては全て通ると思われる。 | |||
== | ===無投票当選=== | ||
# | *一部なら1947年参院選挙岐阜県選挙区で過去に起こりましたが… | ||
# | #選挙の公示と共に当選者が決定するためあんまり盛り上がらない。 | ||
# | #とりあえずテレビの選挙特番は行われない。 | ||
# | #それでも最高裁判所の国民審査は行われるかもしれない。 | ||
# | #比例代表の場合、立候補と定数と同数だった場合無投票当選になるのだろうか。 | ||
# | #*比例だけはやらざるを得ないのでは。 | ||
#共産党は比例しか立候補していないということに。 | |||
== | ===与野党の党首が全員落選=== | ||
# | *国政選挙の党首落選は保守新党(2003年)、公明党(2009年)、民主党(2014年)などで起こりましたが・・・ | ||
#* | #つまり総理と代表が違わない限り現職総理大臣が落選していることになる。 | ||
# | #*自動的に次の内閣では総理が変わることになる。 | ||
# | #当選者は素直に喜べない。 | ||
#選挙後の国会開会まで新たに党首を選任するか、別の幹部で首班指名に臨む。 | |||
#*過去の例を挙げれば、1949年の総選挙で日本社会党は委員長の片山哲が落選したため、選挙後の首班指名に書記長の浅沼稲次郎を出した。 | |||
== | ===小選挙区と比例代表が真逆=== | ||
* | *小選挙区ではA党が圧勝してB党は不振を極めたが、比例代表では逆にB党が躍進してA党は伸び悩んだ、てなことになったら。 | ||
#ある意味、消去法によりA党を支持はするが、でも独走は許さない、という民意の現れかもしれない。 | |||
#*個人として優秀なのは多いが、政党としての政策がダメとか。 | |||
#国会運営は、A党対B党というよりも、小選挙区当選組対比例代表組、という対立図式になる。 | |||
# | #*マスコミは、院内ねじれ、と称する。 | ||
#* | #実権を握るA党が、比例代表区廃止を言い出す。 | ||
# | |||
#* | |||
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== | ===得票率25%で議席占有率が3分の2=== | ||
# | #あり得るとしたら選挙区で候補者が乱立→野党共倒れで与党が大量当選というパターンだろう。 | ||
# | #その総理大臣は日本のムッソリーニと呼ばれる。 | ||
# | #小選挙区制が廃止されるかもしれない。 | ||
== | ===衆議院で2党が議席数同数で第1党で並ぶ=== | ||
# | #首班指名選挙までの期間に有力2党がその他の政党の抱き込み工作・切り崩し工作を計る。 | ||
# | #*※補足:衆参で首相候補として指名する人間が違った場合は衆議院を優先されます。 | ||
#* | #*弱小政党の幹部の前で有力党の幹部がカネを積み始める。 | ||
# | #キャスティングボートを握る第3党が「うちのこの政策を丸呑み方してくれる方につく」とか言い始める。 | ||
# | #*なんか実質一番勝っているのはこいつな気がしなくもない。 | ||
#*その第3党を味方につけた方が晴れて与党になるような…。 | |||
#第三極から立った首相候補が首班指名選挙で1票しか入らず、その会派の残り議員は有力2党の片側に入れるという荒技で過半数確保で決着。 | |||
#*…っていう筋書きを見たことがあるぞ、と思う方は「[[漫画家ファン#かわぐちかいじファン|沈黙の艦隊]]」を読まれた方ですね。 | |||
#大連立にならなければ、与党となってもキャスティングボートを握る連中がわがまま言う。 | |||
#*それにうんざりした与党第一党が連立組み替えを模索。 | |||
#*野党第一党も「もう一回総選挙だ」とか言い出す。 | |||
#*政権は長く続かず。 | |||
== | ===「当確」と報じられた候補者の大半が落選=== | ||
# | *マスコミによる事前の世論調査や当日の出口調査に対して多くの有権者がウソ回答をするとあるかも。 | ||
# | #開票開始直後に当確が出て万歳三唱をした陣営がその後お通夜のように、という光景が多く報道される。 | ||
# | #人々の投票行動を左右しかねない世論調査結果の事前報道や、不確かな当確報道はやめてくれ、という話が出て来る。 | ||
# | #*選挙法で「事前の世論調査や出口調査」などが最悪禁止になってしまう可能性も否定できない。 | ||
# | #当確を出したマスコミに対して批判が殺到する。 | ||
#政治学者よりもむしろ統計学者の間で大きな議論になりそう。 | |||
== | ===各政党の獲得議席数が全て同じ=== | ||
* | *1党による独占を除外すると、現行の議席数では衆議院なら5党、参議院なら2党で実現可能。 | ||
# | #衆議院では連立によって大多数になった方が与党になるだろう。 | ||
#*と言っても[[日本共産党]]は絶対に連立を拒否するだろうから、もしこの5党の中に入っていたら2vs2(+共産)になる可能性がある。 | |||
#**こうなると「共産党の意見を呑んだ方が勝つ」という事にも成りかねない。そうなると左派政党の方が若干有利だろうか。 | |||
#参議院は2党だけ(2党以上の場合は最低でも11党×22議席になる必要がある)なので議会が停止するか事実上の独占になる。 | |||
# | |||
== | ==当選者全員…== | ||
# | ===性別=== | ||
# | ;男性 | ||
# | #国際社会から批判を浴びる。 | ||
# | #今とあまり変わらない? | ||
# | ;女性 | ||
# | #男性に対するクオータ制を導入しろという議論が起きる。 | ||
#女性総理大臣が誕生する。 | |||
===当選経歴=== | |||
;現職 | |||
#なんのために選挙をやったんだ!という声があちこちからあがる。 | |||
#議席獲得数は全政党±0。 | |||
;新人 | |||
#選挙後の国会は小学校のクラスのような感じに。 | |||
#官僚にますます舐められる。 | |||
#[[#無所属議員が過半数|これ]]が発生したらもっと大変になる。 | |||
;元職 | |||
#大半が前回選挙で落選の場合、振り子現象だとか言われるぐらい。 | |||
#前職が落っこちているという点では新人当選と同じ。 | |||
{{DEFAULTSORT:こくせいせんきよてこんなありえないしたいかおきたら}} | |||
[[Category:もしも借箱/日本の政治]] | |||
[[Category:もしこんな有り得ない展開・記録があったら]] | |||
[[Category: | |||
[[Category: |
2014年12月19日 (金) 21:22時点における版
もし国政選挙(主に衆議院総選挙)で選挙制度、規定上はあり得るが、現実にはまず起こりえないであろうこんな事態がおきたら?
- (注)選挙違反、不正行為の類は一切なかったものとする。
投票率が…
- 100%
- 投票時間の間すっと投票所に行列ができてていて、投票終了時間になっても投票が終わらない選挙区も出てくるかもしれない。
- マスコミは大喜びだが、KM党やSM党の支持率が低……おっとこんな時間に宅配便か?
- (ほぼ)0%
- さすがに立候補者自身も投票しないというのは考えられないので「ほぼ」0%としました。
- ”政治不信ここに極まれり”とマスコミに書きたてられる。
- 選挙区の有権者全員が投票日前日までに不在者・期日前投票を終了
- 離島などで投票日よりも前に投票が開催されるケースは除外。
- 件の選挙区には投票日にもかかわらず、投票所が存在しない・・・・・・・ということになるのだろうか?
選挙区選挙で…
得票数が○○の候補がいたら
- 有効票の全て
- 惜敗率がお話にならないレベルになるので、件の候補者の当確と共に他の候補者の落選が確定する。
- 選挙管理委員会から買収を疑われる可能性大。
- 1票
- 件の候補者は人間不信に陥るだろう。何しろ家族や親類、自分の陣営の運動員が誰一人自分に投票しなかったわけだから。
- こち亀でこれに近い話があった記憶がある。
- 0票
- 件の候補者は(本人の真意はどうあれ)”売名目的の立候補”と言われるだろう。
(立候補者3人以上の選挙区で)全候補者の得票数が全く同数
- 公職選挙法の規定により、抽選で当選者を決めることになるが、全国的な注目を集めて、抽選の模様がTV中継されるかもしれない。
投票日前日に全ての立候補者が急病もしくは不慮の事故で死亡
- 件の選挙区だけ選挙が延期されることになるだろう。
- 延期でなく、再選挙が行われる。
- 何者かの暗殺が予想される。
投票された全ての票が…
- 候補者自身の票は対象外とします。
- 「適任者なし」と書いてあったら
- ちなみに「支持政党なし」という名前の党はあるみたいです。参考
- なし崩し的に”適任者なし”が有効票とみなされるようになるかもしれない。
- 白票(何も書かずに投票)
- ある意味、投票率0%より強烈な政治不信の意思表示なわけだから、政界全体に大きな衝撃となるだろう。
特定の政党が全選挙区を独占
- 都道府県レベルでなら既に何度も実現していることなので、こちらでは全国の全選挙区独占について扱います。
- 比例代表があるので野党は残るだろうが、それでも与党の単独2/3はほぼ確実だろう。
- 勿論全有権者が特定の政党にだけ投票するような事態にはならない…はず。
- 現状では沖縄問題を解決しない限り厳しそうな気がする。
全都道府県内の小選挙区の当選者がすべて違う政党
- 都道府県レベルならありえるので全国で起こったと仮定して。
- 選挙区を色分けしたらかなりカラフルになる。
- 1区は民主、2区は自民といくけど3区以降は難しい。
- なぜか某幸福党が小選挙区で当選している。
- 某赤い政党も。
- 東京の小選挙区が25あるので最低でも25の政党が立候補していなければならない。
全選挙区の当選者の得票が…
- 得票率9割以上
- 栃木3区で得票率95.3%を叩きだした候補者がいましたが
- 対抗馬の比例復活はなし。(得票率一桁だから)
- その選挙が野党圧勝だったら与党は解党しているかもしれない。
- 選挙区が現職に有利なように分けられているかもしれない。
- 落選者との票差が100票以内
- 1959年の参院選鳥取県選挙区で39票差で決着がついた事がありました
- 幹部ですら誰が当選するのか分からないので誰も応援に行けない。
- 相手は比例復活が続出。
- 惜敗率の差が小数点何桁レベルになりそうな気がする。
比例代表で…
複数政党が得票同数
- 議席が割り切れない場合くじ引きになるのは間違いないが、小選挙区と違って誰がくじを引くんだろうか。
- 政党の数によっては、衆院選の北海道ブロック(定数8)や四国ブロック(定数6)で「得票同数なのに1位候補が落選」という事態が起こる可能性も十分あり得る。
- 参議院だと全国1ブロック・非拘束名簿方式なのでこういう事態にはならないはず。
選挙結果が…
無所属議員が過半数
近年、「無党派」と呼ばれる特定の政党に属していない有権者が多くなっております。もしこれがエスカレートして特定の政党に所属していない(無所属の)議員が国会の過半数を占めるようになったら…
- もちろん、「無所属」とは過去にも政党の公認・推薦を得た経験がない人物とする。
- 採決の判断は個人の意思が強くなるため、確実な可決・否決が不明瞭となる。
- 政党所属が少なく、党議拘束に関わる人間は少なく、ほとんどの議員は法案ごとに是々非々で判断するのか。そこは悪くないな。
- 総論賛成、各論反対ばっかり。
- かえって根回しや世論に訴えるアジテートが多くなり、衆愚政治化が進む。
- 首相指名選挙は人気投票の意味合いが強くなってくる。
- 無所属の総理大臣が登場した場合、組閣は党派を問わない人選になる。
- わずかに残った政党の引き抜き合戦が繰り広げられる。
- 各政党は比例での議席獲得に重点をおくようになる。
- 結局、比例で多数派を得た政党が政権を担うことになりそうな。
- その前に比例代表制が廃止される。
- それ以前に、無所属で当選できるような議員ばかりだと、個性が強すぎてまとまるのだろうか?
- タレント議員ばっかりになりそう。
- 無所属で派閥が出来て新しい自民党みたいになるかも。
- 市町村議会なんかだと無所属が多かったりする場合もあるから、存外なんとかなる、か?人数が違いすぎるけど。
- 大政翼賛会が復活する。
- 史実の大政翼賛会は1940年に全ての政党が解散して結成された団体。従って大政翼賛会があった時代は政党が存在しない。
- 勿論大政翼賛会の所属議員はここでの「無所属」と異なり過去に政党の公認公認・推薦を得た経験がある人物も含まれるが。
- 史実の大政翼賛会は1940年に全ての政党が解散して結成された団体。従って大政翼賛会があった時代は政党が存在しない。
特定の政党が衆参全議席を独占
- 比例代表があるので小選挙区独占よりも達成の可能性は低そう。
- 有権者のほとんどが比例代表でも件の政党に投票していれば達成可能だと思われる。
- 間違いなく複数メディアが「国民は一党独裁を選んだ」と騒ぎ立てる。
- 野党は地方議会に活路を求めるしかなくなる。
- 選挙前に連立政権を組んでいた政党があったとしたら、国政から追い出された後以前の野党第一党と共闘を図るかもしれない。
- 派閥争いなどの内輪モメが酷くなる。
- 与野党の役割が派閥の勢力に置き換わる。但し立法に関しては全て通ると思われる。
無投票当選
- 一部なら1947年参院選挙岐阜県選挙区で過去に起こりましたが…
- 選挙の公示と共に当選者が決定するためあんまり盛り上がらない。
- とりあえずテレビの選挙特番は行われない。
- それでも最高裁判所の国民審査は行われるかもしれない。
- 比例代表の場合、立候補と定数と同数だった場合無投票当選になるのだろうか。
- 比例だけはやらざるを得ないのでは。
- 共産党は比例しか立候補していないということに。
与野党の党首が全員落選
- 国政選挙の党首落選は保守新党(2003年)、公明党(2009年)、民主党(2014年)などで起こりましたが・・・
- つまり総理と代表が違わない限り現職総理大臣が落選していることになる。
- 自動的に次の内閣では総理が変わることになる。
- 当選者は素直に喜べない。
- 選挙後の国会開会まで新たに党首を選任するか、別の幹部で首班指名に臨む。
- 過去の例を挙げれば、1949年の総選挙で日本社会党は委員長の片山哲が落選したため、選挙後の首班指名に書記長の浅沼稲次郎を出した。
小選挙区と比例代表が真逆
- 小選挙区ではA党が圧勝してB党は不振を極めたが、比例代表では逆にB党が躍進してA党は伸び悩んだ、てなことになったら。
- ある意味、消去法によりA党を支持はするが、でも独走は許さない、という民意の現れかもしれない。
- 個人として優秀なのは多いが、政党としての政策がダメとか。
- 国会運営は、A党対B党というよりも、小選挙区当選組対比例代表組、という対立図式になる。
- マスコミは、院内ねじれ、と称する。
- 実権を握るA党が、比例代表区廃止を言い出す。
得票率25%で議席占有率が3分の2
- あり得るとしたら選挙区で候補者が乱立→野党共倒れで与党が大量当選というパターンだろう。
- その総理大臣は日本のムッソリーニと呼ばれる。
- 小選挙区制が廃止されるかもしれない。
衆議院で2党が議席数同数で第1党で並ぶ
- 首班指名選挙までの期間に有力2党がその他の政党の抱き込み工作・切り崩し工作を計る。
- ※補足:衆参で首相候補として指名する人間が違った場合は衆議院を優先されます。
- 弱小政党の幹部の前で有力党の幹部がカネを積み始める。
- キャスティングボートを握る第3党が「うちのこの政策を丸呑み方してくれる方につく」とか言い始める。
- なんか実質一番勝っているのはこいつな気がしなくもない。
- その第3党を味方につけた方が晴れて与党になるような…。
- 第三極から立った首相候補が首班指名選挙で1票しか入らず、その会派の残り議員は有力2党の片側に入れるという荒技で過半数確保で決着。
- …っていう筋書きを見たことがあるぞ、と思う方は「沈黙の艦隊」を読まれた方ですね。
- 大連立にならなければ、与党となってもキャスティングボートを握る連中がわがまま言う。
- それにうんざりした与党第一党が連立組み替えを模索。
- 野党第一党も「もう一回総選挙だ」とか言い出す。
- 政権は長く続かず。
「当確」と報じられた候補者の大半が落選
- マスコミによる事前の世論調査や当日の出口調査に対して多くの有権者がウソ回答をするとあるかも。
- 開票開始直後に当確が出て万歳三唱をした陣営がその後お通夜のように、という光景が多く報道される。
- 人々の投票行動を左右しかねない世論調査結果の事前報道や、不確かな当確報道はやめてくれ、という話が出て来る。
- 選挙法で「事前の世論調査や出口調査」などが最悪禁止になってしまう可能性も否定できない。
- 当確を出したマスコミに対して批判が殺到する。
- 政治学者よりもむしろ統計学者の間で大きな議論になりそう。
各政党の獲得議席数が全て同じ
- 1党による独占を除外すると、現行の議席数では衆議院なら5党、参議院なら2党で実現可能。
- 衆議院では連立によって大多数になった方が与党になるだろう。
- と言っても日本共産党は絶対に連立を拒否するだろうから、もしこの5党の中に入っていたら2vs2(+共産)になる可能性がある。
- こうなると「共産党の意見を呑んだ方が勝つ」という事にも成りかねない。そうなると左派政党の方が若干有利だろうか。
- と言っても日本共産党は絶対に連立を拒否するだろうから、もしこの5党の中に入っていたら2vs2(+共産)になる可能性がある。
- 参議院は2党だけ(2党以上の場合は最低でも11党×22議席になる必要がある)なので議会が停止するか事実上の独占になる。
当選者全員…
性別
- 男性
- 国際社会から批判を浴びる。
- 今とあまり変わらない?
- 女性
- 男性に対するクオータ制を導入しろという議論が起きる。
- 女性総理大臣が誕生する。
当選経歴
- 現職
- なんのために選挙をやったんだ!という声があちこちからあがる。
- 議席獲得数は全政党±0。
- 新人
- 選挙後の国会は小学校のクラスのような感じに。
- 官僚にますます舐められる。
- これが発生したらもっと大変になる。
- 元職
- 大半が前回選挙で落選の場合、振り子現象だとか言われるぐらい。
- 前職が落っこちているという点では新人当選と同じ。