鹿児島の食文化

2007年7月10日 (火) 15:40時点における>TriLateralによる版 (→‎焼酎)
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鹿児島の食の噂

  1. 地鶏の刺身VS馬肉の刺身で熊本県民と喧嘩をする。
    • この件に関わらず、全てにおいて熊本とは無視か冷戦
    • 喧嘩以前に馬刺しは口に合わない。東京の薩摩料理屋に馬刺しがあっても決して頼まない。
    • とにかく鹿児島人にとって鹿児島と熊本をいっしょに扱われるのはタブー。
    • 熊本に限らず年配者を中心に福岡/熊本方面の文化風俗は毛嫌いされる。結局、地元が最高なのだ。
    • 熊本と仲が悪いのは西南戦争が関わっていると推測される。
      • それ以前に熊本は薩摩勢力に対峙する中央勢力の最前線になりやすかった。戦国末期に佐々→加藤→細川といずれも東海または近畿の出身武将が大名となっている。
  2. 鹿児島ラーメンは無条件に日本一旨いと思っている。
    • 鹿児島人は一度、贔屓のラーメン屋を決めると転居しない限りその店に一本槍、他へ食べ歩かない。
    • しかしながら、実際は値段ばかりが高く質は低い。そのため、鹿児島で育った者が東京・福岡などでラーメンを食べると、カルチャーショックに襲われることが多い。
    • とんこつ以外のラーメンは受け入れられない。
      • これはガセ。鹿児島は九州内でも、あまりとんこつラーメンを食べない地域。そもそも鹿児島ラーメンはとんこつだけではなく鶏がらや椎茸、野菜などをベースにスープを作る。また味噌ラーメンの人気が意外とあり、地域によってはマグロラーメンなどもよく食べられる。
      • 福岡が一番とんこつが濃く、南に下るに従って順次薄くなる。鹿児島でも北薩は割にとんこつ派、天文館などは醤油系が最近は多い。
  3. 県内から出たことがないものは、端午の節句には全国どこでも「あく巻」と呼ばれる粽を食べると信じている。
    • 灰汁巻は点心の飲茶で出てくる台湾ちまきに似ている鹿児島や都城で端午の節句だけに作られる粽の一種、きな粉や白糖を掛けて食べる。
    • 最近では年中販売されているが、贔屓のメーカーのものしか買わない事が多い。
    • ちなみに鹿児島県内には一般的な端午の節句の(白い)粽は売られる事はない。
    • 時期になると近所の人がみんな手作りのあくまきを配りまくるので家中があくまきだらけになる。
    • ↑どこの家のあくまきが一番美味しいか食べ比べをして不味いものは捨てるか他の人に押し付ける。
    • 人が集まるイベントでは必ず売っている。
  4. お吸い物、雑煮、おこわ、などに砂糖を入れる。
    • 鹿児島ではその昔は甘いのが高級な印象があった(砂糖をたっぷり使える事が贅沢と考えられていた)ため味付けには砂糖を多めに入れたりするし調味料(味噌・醤油)にも甘みが多い。
    • 年寄りの一部は、お茶請けに黒砂糖の欠片をなめることがある。
    • 魚のお刺身専用の醤油があるが、甘い。
    • 刺身用醤油に関わらず、醤油全て極甘口(→ヒシク/キンコー醤油)。味噌も極甘口の麦味噌を好む→醤油には甘草が入っている。
      • 他県から赴任して来ると違いに面食らう。結果、大規模なスーパーで全国区のもの(あれば故郷のもの)を買う破目になる。大家さんが醤油メーカーだったのに、買っていたのは刺身醤油だけだった。(by その息子)
      • 逆に鹿児島の醤油に慣れていると、全国区(という名の関東ローカル、キッ○ーマン等)のものが塩水にしか思えず、辛くて使えない。
    • 昔、西駅前の土産物屋や普通の八百屋で、束ねたサトウキビが売ってた。子供がかじっておやつ代わりにする。
  5. ★「サツマイモ(薩摩芋)」を「カライモ(唐芋)」と呼ぶ。
    • 琉球芋、甘薯とも呼ぶ。
  6. 沖縄原産『ゴーヤ』と鹿児島原産の『にがごい』は別物だと思っている。
    • 同じとは知っていても…実は鹿児島本土では今でも沖縄蔑視の傾向は強いからなのでは?
    • ちなみに鹿児島県経済連は以前「レイシー」と銘打って出荷していた。
      • 「レイシー」は熊本県経済連が沖縄と鹿児島に、同じ種類の野菜が地域ごとに名前が違うのは、消費者に混乱を招くからと、提案した名前である。
    • 鹿児島県本土の一部では、沖縄と同様にヘチマを食用にする。(みそ汁の身にしたり、豚肉と一緒に味噌炒めにしたり…
  7. 鹿児島/宮崎版のエバラ浅漬けの素のCMではなぜか沖縄生まれの某タレントの例のCMが地元タレントに差し替えられた。
    • 実は宮崎の人。「おっさー!」が合言葉。
  8. 「うどん」はのびてる状態がデフォルト。
    • 九州の地うどん(うろん)は、もともとその傾向、ただし鹿児島県は、ふく福が讃岐手打ちうどんを広めた為、今はそんな事はない。
    • 鹿児島では、うどんよりソバを好む人が多い。(つなぎ無の田舎そば、山芋繋のソバ)→実は、蕎麦の生産量はかなり多く、北海道に次いで全国第2位。
    • ちなみに鴨南蛮うどんは鹿児島には存在しない。暖かい種物も極端に少なく、カレーうどんやきつねうどんすら出す店がすくない。
    • かけうどんには、棒状の薩摩揚げと蒲鉾が必ず入っている。ちなみに北に多い牛蒡天うどんや丸天うどんは鹿児島には全くない。
  9. ラーメン屋さんでは、最初に大根ときゅうりの漬物と熱いお茶が必ず出てくる。
    • これは、家庭でお茶受けに漬け物を出した名残から派生した。最近は宮崎ラーメンの真似をして沢庵などを出す店も若干あるらしい。
  10. 生で白熊を食す。
    • 生でっていう意味がわからん
    • たぶん、氷白熊のことを云いたいのでは?氷練乳かけの大盛りで寒天やフルーツでトッピングされた名物。喫茶店や飲食店季節メニュー。
    • 氷白熊は、最近ではカップアイス版やアイスバー版で全国のコンビニ等の片隅にあることがある。
  11. 「からいも飴」が全国区のお菓子だと思っている。
    • 実は「いも飴」という名前で最近関東にも進出。ちなみに「げたんは」は「黒棒」。しかしやっぱり全国区のお菓子は「ボンタン飴」。
    • ちなみにボンタン飴の現オーナー一族は、東京人w(だから早くから全国展開できた)
    • からいも飴は某MBCの名物タレントがTVCMを盛んにしていたから有名と思う人が多いのでは?
    • 兵六餅というのもあったような……
  12. 「かるかん(饅頭)」が全国的に有名な銘菓と思い込んでいる人が多い。
    • 県外出身者で「かるかん(饅頭)」を知っている人はかなりレア。話しに出すとたいてい「なんで猫のエサを・・・?」「ねこまっしぐら?」と不審がられる。
      • 全国的な銘菓でないにしても、博多駅の各社集まっているお土産売場では「九州銘菓」として販売されている。
    • ちなみに漢字では軽羹(軽い羊羹?)と書く。
  13. 小学校ではみかん消費の一環として給食でみかん果汁でご飯を炊いた「オレンジライス」というものが出る。みかん果汁は地元のおばちゃんが手作りで作ったみかんジュース。
  14. 子供のおやつは「シンコム3号」という宇宙船をフィーチャーした菓子パンである。
    • ガセ。
    • ちょっと昔の話。
    • この前見かけて「まだあったのか」と正直思った。
    • 2007年現在、40代以上の人の間ではマジ。
  15. 鹿児島の人は豆腐嫌い率が高い。
    • ガセネタ、「おかべ」という方言がある関係上は親しみ深い。
    • ちなみに、鹿児島弁では豆腐を「おかべ」と京言葉風に言う。
  16. 「流しソウメン」は、丸テーブルで、ドーナツ型のアクリル製の透明な枠で回っているものだと思っているので、竹筒を一方通行で流れていく流しソウメンを見てショックを受ける。
    • 一方通行の流しそうめんなんて不経済じゃないですか…!
    • 一般的に「そうめん流し」と言う。流しソーメンには違和感あり。
  17. 「好きです」と言われたら取り敢えずかすたどんを疑う。
    • かすたどんのCMに出演するのは幼き頃の浜崎あゆみ。結構有名。(浜崎母が串木野出身、本人は公式的には否定しているが…
      • 否定する理由は「整形前」前だから…
    • 若い鹿児島県出身者にとって他所行のお土産は「かすたどん」、しかし中央では仙台の萩の月の真似といわれる。
    • 実は「かすたどん」の方がオリジナルらしいのだが。
    • 「とてもおいしい」と万人受けする使い勝手のいいお菓子。
  18. 県内でも一部の地域でしか販売されていない大阪堂のマヨたこを全国区だと思っている。
    • 大阪堂のマヨたこは北薩の一部しかなく、他地域では無名に近い。
  19. 正直、最近の焼酎ブームに辟易している。よそでの森伊蔵とか伊佐美の扱われ方などは蔵元に対する冒涜ではないかと思う。
  20. 「といもがら」ってお野菜が美味しかった。あれ、どこで売ってるかな?
    • 「といもがら」はサトイモの茎の部分です、時期になればどこの八百屋さんでも売ってますよ。
  21. 「フェスティバロ」のお菓子は大変おいしい。お土産向きの一品。
  22. しかやの「子鹿納豆」は最高にうまい。
  23. 「さつまあげ」ではけっして、ない。「つっきゃげ」である。
    • ついでに、身の白いつっきゃげなんて認めない。青魚が小骨ごと入った灰色の身がデフォである。
      • 中の白いつけ揚げも、白身魚のすり身のみ使ったもの、つなぎに豆腐を入れたもの、合成着色料を混ぜたものと、各社いろいろと違う。

焼酎

  1. 鹿児島は芋焼酎で有名だが、本来は気候的に日本酒の保存に向かなったので、酒を長期保存する為に蒸留技術が発展して、現在の焼酎文化が県内に広まった。
  2. その為、最初は米焼酎が主流であったが、サツマイモが沖縄から伝わり、当時の殿様からサツマイモで作れないかと命令されて以来、芋焼酎が主流となり、現在に至る。
  3. それゆえに、日本でも唯一日本酒の酒蔵のない県である。
  4. 最近でこそ、黒麹で焼酎つくりするのが流行っているが、元来は黒麹を作っており、白麹で焼酎作りするのが難しかったのだが、製酒技術を競い合う為に白麹を使う事が当たり前のようになってた時代がだいぶ長かった。