ベタな駅名の法則
2011年8月1日 (月) 17:53時点における>Sky0717による版 (→○○市)
- 路面電車・バスの停留所名についてはベタな停留所名の法則へ。こちらではベタな鉄道駅名を追求します。
鉄道事業者の略名+○○
- 多用するのは近鉄や京成。
- 京成は駅標識や行き先に京成と付けない。(例:行き先表示に京成津田沼と表示せず津田沼と表示)
- 京成高砂なんか、「京成高砂」と書いてあるのは駅の入口の看板だけ。
- そもそも付ける必要のない駅にも付けている。
- 京成高砂なんか、「京成高砂」と書いてあるのは駅の入口の看板だけ。
- その点は近鉄も同じ。乗り入れてくる阪神電車まで近鉄奈良行を「奈良」と表示する。
- 阪神電車は山陽電鉄線では方向幕にきちんと「阪神××」と表示している(山陽姫路は「姫路」だけだが)。
- 阪急にも同一駅名があるため
- 阪神電車は山陽電鉄線では方向幕にきちんと「阪神××」と表示している(山陽姫路は「姫路」だけだが)。
- 京成は駅標識や行き先に京成と付けない。(例:行き先表示に京成津田沼と表示せず津田沼と表示)
- ○○は国鉄・JRの駅名。近隣でなくともかつて連絡運輸を行っていた関係で、区別のためつける例がある。
- かつては後から開業した国鉄の駅が「○○」と名乗って、元からあった私鉄の駅が「略名+○○」に改称させられたような例もあった。
- 子安開業→新子安開業→京浜新子安開業→現・京急新子安
- ただし、佐倉と京成佐倉、相模原と小田急相模原、立川と西武立川など非常に離れている場合もある。
- 東京地下鉄の「地下鉄成増」、JR西日本の「JR難波」のような事例もある。
- 営団時代は「営団成増」
- 車内放送等ではしばしば鉄道事業者名は略される。
- 京王や小田急は略さない。
- もともと冠している駅が少ないせいかも。「永山」と「多摩センター」はこの両者の共通駅なので差別化したいだろうし。
- でもこないだ乗ったらケチ王が「永山,永山です」って略してた件
- 京成のように社名がつかない駅との位置関係で決める所も。
- 路線図や駅名標で京成津田沼は略さないが、その他は略す。
- 子会社である新京成に新津田沼があり、JR津田沼と接続しているのがそちらであるためと思われる。
- 路線図や駅名標で京成津田沼は略さないが、その他は略す。
- 逆に正式駅名には社名は入っていないのに、駅名標には社名が入っている会社(ex.阪急)もある。
- 東武や西武でも、略しているのを聞いたことはあんまりないが……
- 京王や小田急は略さない。
- 地味に島鉄も
- 島鉄本社前、島鉄湯江
- 昔は「会社線」の略である「社」を冠した駅名もあった。
- 京阪にも社名を冠した駅はあるが、すべて大津線だ。
- JRとの重複駅名が多い宇治線(六地蔵・木幡・黄檗・宇治)をみると意図的にしか思えない。
- 弘南鉄道は、国鉄がJRになった途端、「弘南石川」をただの「石川」に。「民営化された以上同格じゃ~!」と考えたらしい。
- 近年「JR」を冠するJR駅もいくつかできた。ただし西日本限定。
- おおさか東線の駅はかなりの割合で「JR」が付く。
- 「愛環梅坪」は、国鉄ローカル線転換系第三セクターで社名を冠した珍しい例。
- 「ほくほく大島」は社名でなく「線名」である。線名を冠するのも珍しいが。
電鉄○○
- 神鉄や山陽のように社名に変えたところもある。
- 変形として名鉄電車の略で「名電」とか。
- 前身の「名古屋電気鉄道」のなごりという説も。
- ただし、 それにしては名古屋電鉄の所轄でなかった豊橋周辺に「名電○○」が散在するが、こちらはもともと「愛電(愛知電気鉄道)○○」という駅名だったのを、あまり違和感がないように「名電」と変えたのではないか、とも言われている。
- 「名電」は全て名古屋鉄道の発足時、発足後に生まれている。「愛電」からの改称以外では名電各務原しかない。
- 2005年からは「名鉄○○」も加わり、ちょっとカオスな状態に…。
- 前身の「名古屋電気鉄道」のなごりという説も。
- 富山地鉄は電鉄○○。
- 「電鉄」ではなく、「デンテツ」も存在する。
- 土佐電ごめん線「デンテツターミナルビル前」
新○○
- 既存駅と同一エリア内に新たな駅が出来るとよく生じる。私鉄絡みと新幹線絡みが多い。
- 例:大阪と新大阪・王寺と新王寺・秋津と新秋津
- 本家の駅と徒歩連絡している場合と全く違う(離れた)場所にある場合がある。
- 前者は新羽島(名鉄)と岐阜羽島(東海道新幹線)など、後者は富士(東海道本線)と新富士(東海道新幹線)などが該当。
- 新京成がいい例。前者に該当するのが「新津田沼」と「八柱」。ともにJRの駅と接続している。(総武線「津田沼」と武蔵野線「新八柱」)逆に後者に該当するのが「新鎌ケ谷」。
- 上に挙げた新鵜沼のように、共同使用駅なのに駅名は違うなんて事例もある。
- 新鵜沼だけでなく、名鉄はJRと同一駅でも「新○○」を使うことが多かったが、中部国際空港開港と共に「名鉄○○」に改称したところも。
- 新名古屋→名鉄名古屋 新一宮→名鉄一宮 新岐阜→名鉄岐阜
- 念のため。名鉄岐阜はJRとちょっとだけ離れてる。路面電車1停留所分。
- 参考:取り残された新安城、逆パターンの上挙母(愛知環状鉄道・新上挙母)、ちょっと事情が違う新瀬戸、新加納など。
- 新名古屋→名鉄名古屋 新一宮→名鉄一宮 新岐阜→名鉄岐阜
- 前者は新羽島(名鉄)と岐阜羽島(東海道新幹線)など、後者は富士(東海道本線)と新富士(東海道新幹線)などが該当。
- 京急の新馬場駅の様に「北馬場」「南馬場」と言う別々の駅だったものを1つにしたなんて変わりダネも。
- 各駅(4両or6両)しか止まらないのに意味もなく12両分あるのはその名残。
- 「新○○」駅があるからと言って、「(旧)○○」駅があるとは限らない。
- 逆に石北本線の場合、「新白滝」はないのに「旧白滝」はある。
- JR飯田線の「元善光寺」はこれに属すのであろうか?
- 単に「新」が先頭に付く地名だったりする。
- 上にある名鉄の「新加納」は、まさにそれ。新+加納で新加納と思われがちだけどね。
- その地名も由来を探ると元あった地名に対して「新」を付けた例が多いので、地名を含めて考えると結局「○○」に対する「新○○」になる。分類すると『駅名だけ「新○○」』『地名が既に「新○○」』『駅名に合わせて地名を「新○○」に改名』の3種か。
- 「新宿」「新橋」とかもあり?「新潟」「新津」「新発田」は「しん」と読まないし…。
方角+○○
- 新たに出来た駅がいくら市の中心部にあろうとも、最初に開設された国鉄駅と比較した方角がつく例もある。
- 東鷲宮や東岸和田のように、国鉄が先に開業した私鉄の駅と比較した方角をつける例も。
- 阪和線の「東~」は、南海山手線だった時代にその名前になった。その前の阪和電鉄時代は、「阪和~」だった。もともとが国鉄だったらそんな名前にしなかったかも。
- 東岸和田と東貝塚は南海化時の改称だが、東佐野と東羽衣は国有化に伴う改称。南海時代は「泉ヶ丘」「山手羽衣」だった。
- 「新」や「方角」は稀に接尾にもつく。
- 語尾につく「方角」は、路面電車時代のなごりである場合が多い。
- そう考えると博多南は例外か。
- 語尾につくとインターチェンジ名っぽい。
- 語尾につく「方角」は、路面電車時代のなごりである場合が多い。
- たまに本家○○駅が廃止あるいは改称されて、方角+○○駅だけが取り残されることもある。
- 別の駅が○○駅に改称されたあるいは○○駅として新設されたため、本家○○駅が方角+○○駅に改称する例も。
- ○○駅から見た方位とあべこべの方位を冠した駅名なんてのもある。そもそも○○駅が地名の○○と別の場所に設置されたことが原因。
- 北品川(品川駅より南、地名としての品川よりは北、所在地の地名も北品川)
- これと同様に全国的に著名な駅と区別するために方角をつける例もまれにある。
- 東西南北のほか「上(かみ)」「下(しも)」というのもこの一種。
- 「上中下」が揃う場合もある。廃止されたJR天北線には、「上頓別」、「中頓別」、「下頓別」があった。
- 北海道では、海側(海沿い)という意味で「浜」が冠せられる。
- 近くにある自社線の駅と区別するために方角がつくことがある。
- 「浦和」には、すべての方角がついている。
- 武蔵野線の方角接頭辞付き駅名の多さは異常。
- 「方角」「新」それになんらかの接尾語を伴わない「独自駅名」は、新座・吉川・三郷のわずか3駅。
- 新座は「新」がつくぞ、というツッコミは却下。
- 「越谷レイクタウン」は施設名なので方角、接尾語には属さない。
- 新座は「新」がつくぞ、というツッコミは却下。
- 「方角」「新」それになんらかの接尾語を伴わない「独自駅名」は、新座・吉川・三郷のわずか3駅。
- 方角+○○駅があるのに、市町村合併によって同じ方角+○○市が新たにできて、ややこしくなる例も。
○○中央
- 変形は中+○○か。
- 本○○もある。
- 中央が前に来る例もまれにある。
- 国鉄が街の外れの方に駅を作ってしまったので、仕方なくこう名乗る場合もある。
- 中○○と○○中央が両方あるまれな例:中佐世保、佐世保中央
- 駅名が似ているだけあって、この2つの駅はきわめて近接している。
- よく似た例として神戸電鉄の鈴蘭台西口駅と西鈴蘭台駅がある。
- 駅名が似ているだけあって、この2つの駅はきわめて近接している。
- ほぼすべての方角を使い果たしたときに使われる場合もある。
- 「東○○」と「西○○」、「南○○」と「北○○」、「○○」と「(方角)○○」の間に駅を設置する場合も使用される。
- 自治体の域内にある駅の中で、もっとも役所(役場)に近いという理由で名乗る場合もある。
- 大昔は中央が付いたのが、外れたケースもたまにある。
広域地名+○○
- 只見線における「会津」の多さは異常。
- しかもそこまで熱心にやったのに、「根岸」は重複しているという…
- 根岸(只見線)は開業したときにはまだ根岸(根岸線)がなかったので。
- 山手・京浜東北線鶯谷も、台東区根岸1丁目に在る。
- 根岸(只見線)は開業したときにはまだ根岸(根岸線)がなかったので。
- しかもそこまで熱心にやったのに、「根岸」は重複しているという…
- 飯田線の「伊那」も。
- 神田や日本橋の様に逆に省略する場合もある。
- 神田区や日本橋区がなくなった時に、本来の地名に神田・日本橋を足した。
- 同じ都道府県内でも、令制国名+○○が既にあるなどの場合に使われる。
- 新潟県における「魚沼○○」
- 同じ新潟県には、「頸城」大野駅(大糸線)もある。あれ、「越後大野」なんて駅あったっけ?と思ったら、何と、廃止された新潟交通電車線にあった。
- 「津軽五所川原」は一見このカテゴリーに含まれそうだが、実は事業者名。
令制国名+○○
- 全国区で駅名の重複を避けるのに多用される。
- トップは「伊予」らしい。
- そもそも予讃線(伊予長浜経由)が全通したのが1945年だし。
- 次が「紀伊」か。
- 紀勢本線も開業したのが昭和期だし。全通に至っては戦後の1959年。
- 阪和線には単に「紀伊」という駅名まである。
- 旧国名だけというのは旧国鉄にはなかったが、この路線は戦時買収で成立したため例外となった可能性もある(自治体名であれば後述するように「○○市」が多い)。
- 「肥前」も結構ある
- そのほとんどが佐賀県にあり、長崎県には2つしかない。
- 長崎本線の肥前山口から肥前飯田までは「肥前○○」が7駅連続。もっと多いところもあるんだろうか?
- 明治元年の設定が基準のため「出羽」は使われない。
- 「武蔵」は変形の「武州」を入れるとトップになるという。
- 武州○○は埼玉にしかない。武蔵○○は武蔵国のごく一部でしかない神奈川の多さが目立つ。
- 他には「越後」や「陸前」が多い。三河南線が廃線になる前は「三河」も多かった。
- 「上野」は「こうずけ」ではなく「うえの」と誤読しやすいため「上州」しか使われていない。
- 「下野」は「下州」ではなく「野州」が使われる。
- トップは「伊予」らしい。
- そのため同エリアで使われることは稀。(稀な例:浦和と武蔵浦和)
- いや、先に新+○○や○○+市が使われていたりすると、時たま同一エリアにおける重複回避のためであっても、使われることがある。
- 「浦和」は「東西南北中武蔵美園」となんでも揃ってるのに「新浦和」だけはないんだな。
- いや、先に新+○○や○○+市が使われていたりすると、時たま同一エリアにおける重複回避のためであっても、使われることがある。
- 基本的に省略はされない。
- かつての近鉄では省略されていた。
- 今でも地元民は略したほうの名前で覚えている。
- 中川や八木なら通じるが、伊勢中川や大和八木だとしっくり来ないとか。
- アナウンスで復唱するときに省略される駅は地元民も略して読んでいる駅である場合が多い。
- 近鉄の場合は府・市名の「大阪」を冠した駅も3つある。
- 南海も「大阪狭山市」がある。
- 「大阪難波」「大阪上本町」「大阪阿部野橋」
- 国鉄の路線が第3セクターに移管された際に、国名が外されたケースもある。
- さすがに「蝦夷」「琉球」はない。
- 北海道の旧国名では「渡島」「日高」「天塩」(明治2年制定のもの)などがある。しかし都市名と紛らわしい「北見」「根室」「釧路」はない。
- 「北見」は以前は複数、「根室」も一つあったが全て廃止された。
- 北海道の旧国名では「渡島」「日高」「天塩」(明治2年制定のもの)などがある。しかし都市名と紛らわしい「北見」「根室」「釧路」はない。
- 「~州」という国名の変形を冠した駅名は、国鉄→JRではご法度とされる面があった。
- 飯山線の前身である飯山鉄道に存在した「信州浅野」「信州平」「信州白鳥」は、国有化により「信濃浅野」「信濃平」「信濃白鳥」に改められた。
- 現在日本で唯一「信州」を冠するのが長野電鉄の「信州中野」。長野電鉄でも他の駅は「信濃○○」なのだが…語感の問題?
- 確かに「しなのなかの」は言いづらい。
- 現在日本で唯一「信州」を冠するのが長野電鉄の「信州中野」。長野電鉄でも他の駅は「信濃○○」なのだが…語感の問題?
- 逆に二俣線に存在した「遠江森」は、天竜浜名湖鉄道へ転換された時に「遠州森」へ改められた。
- 例外は「播州赤穂」。
- 飯山線の前身である飯山鉄道に存在した「信州浅野」「信州平」「信州白鳥」は、国有化により「信濃浅野」「信濃平」「信濃白鳥」に改められた。
- 磐城はたくさんあるが岩代なんていいでんでしかみない。
- かつて存在した国鉄川俣線の駅は、全て「岩代」付きだった。私鉄買収線でもないのに、何故だろうか?
- 「但馬」は多くの駅を持つJRには1つもなく、域内に駅が2つしかない北近畿タンゴ鉄道にある。
都道府県名+○○
- 「上野○○」がない代わりに、群馬では「群馬○○」が使われる。
- 上信電鉄のように「上州○○」を使えば良さそうなものだが、上記第6項のような事情で、国鉄では使われなかった。
- 「群馬○○」は苦肉の策っぽいが、なぜそこまでして「州」を避けたのやら。
- 岩手では、「陸中○○」「陸前○○」と「岩手○○」が混在。
- 山田線「陸中山田」1駅おいて「岩手船越」。命名ポリシーがまるでない…。
- 北上線には「陸中大石」「陸中川尻」「岩手湯田」の3駅連続もあった。(いずれも改称済み)
- 余談だがさらなる苦肉の策として、「玉川」のわずか10駅先にできた「野田玉川(「野田」は自治体名)」。近すぎて「陸中」にも「岩手」にもできなかったようだ。
- 大阪人がこの駅名を見るとJR大阪環状線の野田駅と大阪市営地下鉄千日前線の玉川駅が隣接しているのを思い出してしまう。単なる偶然だが面白い現象だ。
- 余談だがさらなる苦肉の策として、「玉川」のわずか10駅先にできた「野田玉川(「野田」は自治体名)」。近すぎて「陸中」にも「岩手」にもできなかったようだ。
- 近年ではひらがな化のターゲットに。
- 「いわて沼宮内」「あきた白神」「バルーンさが(臨)」
- 県名を冠していると思いきや県名の由来となった地名だったりすることも。
自治体名+○○
- かつては武蔵野線の千葉県内の駅の専売特許のようだったが、近年JR・民鉄問わずとみに各地で増殖している。
- それでも何故か千葉県北西部に目立つ。
- ここもひらがな化の波が。
- 領域の外れの方にある駅に自治体名を冠している場合、自治体自らがここも我がエリアだとアピールするための感が無くもない。
- もっと自己主張の強い(?)自治体は、域内全ての駅に冠してしまう。(ex.えびの○○)
○○市
- 令制国名が市の名称となった場合、だいたい国鉄→JRの駅はこの名称になる。
- ○○+村or町もやはりある。
- 大抵、市役所の最寄り駅。
- 地元住民からは「市駅」と呼ばれる。
- こっちでも国鉄に新駅が出来たため、同一地域内に先んじて存在していた私鉄の駅が改称を強いられ、○○市を名乗ることになったケースがある。
- しかし国鉄(JR)の駅がショボくて「市駅」の方が立派なことも。松山市駅はその典型。
- 京阪は近くに他社の駅があるわけでもないのに、「○○市」とついている。
- 京阪のポリシーらしい。京阪にある「市の代表駅」で「○○市」になってない駅は存在しない。
- そればかりか守口市駅は地下鉄谷町線が開業する以前の昭和46年に「守口」駅から改称されていた。このため後でできた(昭和52年開業)地下鉄の方が「守口」駅を名乗る結果になっている。もし京阪が駅名を改称しなかったら地下鉄の守口駅は別の駅名になっていた可能性がある。
- 唯一の例外は宇治。しかもここの場合少し離れてJRの「宇治」駅もあるので「宇治市」に改称した方がよさそうなのだが。
- 交野線の「私市」もその例かと思いきや、実は「さきいち」という難読駅名。
- 「八幡市」はもともとは「八幡町」。市制実施に伴って律儀に駅名も変えた。
- 東上線の「和光市」も市制施行でもともとの「大和町」から変更。坂戸はなぜか市制施行で「坂戸町」から「町」を取って「坂戸」駅に。
- 向日町なんて、向日市になって久しいのに駅名はまだ「町」のまま。京阪の律儀さが光ります。
- 京阪のポリシーらしい。京阪にある「市の代表駅」で「○○市」になってない駅は存在しない。
- 東武東上線なんて、「川越」と「川越市」の両方がある。
- 本来「川越市」のほうが街の中心に近かったが、最近川越駅前が再開発で大発展している。「川越」と「川越市」の全列車連続停車は、いずれ見直しを迫られるかも。
- 西武の「狭山市」は旧「入間川」駅、「入間市」は狭山丘陵に位置し、本来の地名と自治体名が逆転しているため「市」を付けている。
- 合併してなくなったのに村が付いたままほったらかしのパターンもある。
- 水郡線玉川村駅。福島県の玉川村を通っているのに、既に消滅した茨城県旧玉川村にある。紛らわしい。
- それと村ではないが東北本線の上北町駅もそうだな。今は合併して東北町になってるのに・・・
- 「二日市」、「四日市」などは・・・ちょっと違う。
- それぞれ2、4のつく日に市(いち)が開かれていたからである。二日、四日と言う名前の市(し)があるワケではない。
- 四日市は「四日市市」。
- 二日市は福岡県筑紫野市内の地名。
- 上述した長門市の場合は元の駅名が「正明市(しょうみょういち)」でこの類例だったから、紛らわしい。
- 東武野田線の「野田市」は大阪の野田に配慮して「市」をつけたらしい。ちなみに市役所最寄り駅は隣の愛宕駅。
○○ヶ丘、○○台、○○野
- ニュータウンにおける新駅名の典型。
- 近年の傾向としてはしばしば平仮名になる。
- 西武池袋線ひばりヶ丘と東武東上線ときわ台はそれなりに古い駅名。もっともこの駅名になったのは戦後の話だが。
- 駅名が先にでき、その後開発が進むにつれ、いつしか駅名が行政上の地名になる。
- そして地名研究家の批判の的になる。
- 甚だしい場合は駅自体がその自治体にない場合も(ふじみ野市≠ふじみ野駅=富士見市)。
- 優等列車の停車駅である場合が多い。(例 京王線聖蹟桜ヶ丘:特急停車 田園都市線青葉台:急行停車 伊勢崎線せんげん台:急行停車)
- 駅名表示板のデザインのせいで「○○ヶ丘」なのか「○○ケ丘」なのか混同されてしまう場合がある(○三好ヶ丘×三好ケ丘)。
- 東急はかたくなに「ヶ」「ケ」を使わない。ひらがなで「が」にしてある(例 自由が丘、梶が谷)。
- そういえば「ノ」も使わない(例 旗の台、溝の口)。何かこだわりがあるんでしょうな。
○○園
- 遊園地関係に多い駅名だが、最初から住宅地である場合もつく事例がある。
- 遊園地がなくなってだいぶ時間がたち、ようやく園を外した所も。
- 逆に犬山遊園みたいに遊園地がなくなってだいぶ時間がたっているのに、未だ園を外していない所も。
- 向ヶ丘遊園はいつまでもつだろう……
- 逆に犬山遊園みたいに遊園地がなくなってだいぶ時間がたっているのに、未だ園を外していない所も。
○○口
- 関西に偏向。
- その地名からはかなり離れていることが多い。
- 少なくとも徒歩圏内ではない。
- 最寄り駅と勘違いして降りた客が途方にくれるケースがあとをたたない。
- 目的地へ向かう何らかの交通機関があればまだ良い。それすら無いがゆえ社会問題となった例が島根にはある(出雲大社口、現:出雲神西)。
- ○○という名前の駅の手前の駅につける例も。
- 名鉄に多い。しかし半田口など例外もある。(半田口駅-住吉町駅-知多半田駅)
- 方角をくっつけて「○○+方角+口」ってのもある。
- ex.西宮北口・新宿西口
- ↑この2つでは意味合いが大きく違う気が・・・
- 前者は市の入口。後者は駅の入口。
- ex.西宮北口・新宿西口
- 登山客集めにも、効果的。
- 会津高原尾瀬口は苦し紛れ
- 町のはずれにあった駅を中心部に移設か延伸した時、元々あった駅を「○○口」に改名する(御嵩・御嵩→御嵩口)。
○○前
- 私鉄に多かったが、民営化後はJRでも多発。バス停のようだが。
- 市役所前は全国に10、県庁前は全国に7あるらしい。
- 市役所前は日本で一番多い駅名としても有名。しかし前がつかない「市役所」ってのは名古屋にしかない。
- 「○○市役所前」も8つあるが、「○○市役所」もまた1つしかない。
- 路面電車の停留所名なら「○○+駅前」ってのはメジャーであるが、普通の鉄道でも昔は見られたらしい。
- まんま「駅前」という名の駅名も(豊橋市。昔は名古屋にもあったらしい)。
- ↑豊橋市の(豊橋鉄道東田本線)は路面電車では。
- 大手では、京成に「国鉄千葉駅前」があった。
- JRになる時に「京成千葉」にし、その南側にあったもとの「京成千葉」は「千葉中央」と改称。
- まんま「駅前」という名の駅名も(豊橋市。昔は名古屋にもあったらしい)。
- たまにショッピングセンター名+前と言うのも…
- 本社前って「島鉄本社前」以外にある?
- 路面電車ならインテック本社前(富山)と広電本社前(広島)があるんだが。
- 小田急の南新宿はかつて小田急本社前だったらしい。
- 「前」って言ってるのにそれが駅の前にないことが。新潟大学前とか。
- ま、下手に「前」をつけないほうが免罪符が利くってこともあるってこった。
- 新潟空港から5km離れた大形駅を「新潟空港前」に改称しようなんていう話も2006年ごろにあったが、出雲大社口のトラウマもあってか流石に実現しなかった。
- ちなみに実在する「花巻空港駅」は、「前」と謳っている訳ではないので離れていても問題はない。
- 問題なくはないんじゃないかと・・・
- ちなみに実在する「花巻空港駅」は、「前」と謳っている訳ではないので離れていても問題はない。
- 若干廃れ気味。昔は建造物・自然系、学校系に属するような駅名は大抵「前」か「口」を付けることが多かったが、最近は付けないケースが増加している。
自治体名+町
- 地元の人以外からは「○○町」で認識されているけど、地図を見ると「町」は無い。
- 駅周辺一帯の地域の代名詞となってしまう場合が多い。
- 「町」
- JRの「向日町」などすでに「向日市」になっているのに駅名は「町」のままだ。
- 京阪は「八幡町」が「八幡市」になった時に、律儀に駅名を変えたのに……
- 東京の銀座線だって、稲荷町・末広町がある。(○○郡○○町ではないけど)
- そっちの町なら、山手線に御徒町、有楽町、浜松町、(田町も?)もそうだよね?地下鉄に多そうな印象。
- 仙石線の高城町は、「高城」という地名はあるが「高城町」という地名はない。
建造物・自然系
- ○○寺・○○川・○○海岸・○○橋
- 駅周辺に存在する神社仏閣などの建造物や、流れている川などから名前をもらう。
- 川がつく駅名の場合、阪神間では本当に川の上だったりする。
- 神社では○○神宮(前)ってのもある。
- 名鉄の場合は熱田もつかずに「神宮前」。明治神宮前が出来る前の表参道も同じ名前だったとか。
- 神宮じゃないのに「○○神宮」という駅名もある。ex.香椎神宮駅(香椎宮は旧官幣大社で神宮ではない)
- 京成とかは大神宮下なんてのがある。あと千葉寺。
- 「大神宮下」は船橋大神宮の最寄り駅。千葉寺はただの地名。
- 京阪の丸太町駅は2008年10月19日に「神宮丸太町」に改称されました。でも今ひとつピンとこない。
- かつて伊勢神宮にあった伊勢電気鉄道の「大神宮前」は「伊勢大神宮前」と伊勢を入れようとしたが、神宮側に「伊勢=伊勢電の社名」と思われて怒りをかってしまった。
- 橋がつく駅名の場合でも川がある。
- 浅草の吾妻橋は「本所吾妻橋」よりも「浅草(東京メトロ・都営・東武)」が近い。
- 本所吾妻橋は「吾妻橋」よりも「業平橋」が近い。
- ○○山
- ex.平城山
- 岡山、富山、福山のようにもともとの地名に「山」が入っていることで生じるものも多い。
- 多くは訓読み。音読みなのは「伯耆大山」などで案外少ない。
- ○○港
- これは当てはまるのか? 「千葉みなと」
- 昔の駅名は「千葉港」なので含めていいかと。
- 上総湊、安房小湊のように、千葉県では「湊」を多用するので、「千葉湊」にして貰いたかった。
- ○○空港
- 空港とセットに第○ビルとつけるところが多い。
- 成田と羽田しか例がないと思いますが。
- 空港駅の手前には、海上空港だと「りんかい○○」という駅ができる。
- 仮称は「前島駅」である。
- そして正式に「前島駅」となった例は一件も存在しない。
- 「りんくう○○」もある(空港の手前だし…)。
- 中部と関西だけでは。
- 仮称は「前島駅」である。
- 空港が移転した場合、空港駅もそのまま移転する。
- ○○公園
- 戦前からあるものも無くはない(ex.大沼公園(函館本線)・清水公園(東武野田線))が、戦後生まれが圧倒的に多い。
- 命名元の公園には、遊園地(東武動物公園)やテーマパーク(吉野ケ里公園)から、ありふれた都市公園レベルのものまである。
- 逆に、流山セントラルパークは小さい公園である。
- ここ20年ほど、毎年のように兄弟が増えている。現代における駅名の”はやり”と言える。
学校系
- 特に大学の場合、略されて「○大前」となっていることもある。
- 学校が移転しても、そもそも計画が頓挫し存在しなくても、駅名がそのままだったりする。
- 「大泉学園」のように計画が頓挫した後に地名として定着し、後からその名前の学校ができたなんてことも。
- 地名と校名の複合型もある。
- 元々地名を冠した駅名だった所に学校ができたことでこんな駅名になった場合がほとんど。
- 駒場東大前は、もともと「駒場」と「東大前」の2駅が合併したもの。
- 東葉高速鉄道の「船橋日大前」の最寄りの学校は、日本大学習志野キャンパス。だが、船橋市にあるため「船橋日大前」となった。
- 地名のみ駅からの変更より、最近出来た駅で地名か学校名かどちらか決められずに両方つけたという駅が多いように思う。
- 弘南鉄道の半分ぐらいの駅が当てはまる。
- 学校名がつかない「大学前」も3つある。
- 昔はもっと多かった。
- かつての越後交通栃尾線では、「大学前」と「高校前」が隣駅で並んでいた。
- 「高校」とは長岡高校のこと、「大学」は当時近くに新潟大学の工学部と教育学部があったことから(今はその跡地に付属学校と市立図書館・体育館が建っている)。
- かつての越後交通栃尾線では、「大学前」と「高校前」が隣駅で並んでいた。
- 昔はもっと多かった。
- 単に「学校前」もある。
- 現存するのは西鉄のみ。かつて名鉄、九十九里鉄道、松本電鉄にもあったが現在は廃駅。
- 名鉄に関しては、駅前に学校が無くなって(別の場所へ移転した)もなお、廃駅になるまでその駅名を使い続けた。
- ちなみに西鉄の「学校前」の学校とは宮ノ陣小学校のことらしいです。
- 「学園前」なら近鉄奈良線にある。特急まで全列車停車の主要駅。
- 札幌市営地下鉄東豊線にもある。北海学園の最寄り駅。
- 現存するのは西鉄のみ。かつて名鉄、九十九里鉄道、松本電鉄にもあったが現在は廃駅。
- 1.が極端になってもはやどこの学校か分からなくなっているうえ、2.の状況にもなっているのが「女子大」(山万ユーカリが丘線)。
- 和洋女子大学が移転してくる予定がおじゃんに。現在はグラウンドしかない。
- その名の通り、学校の裏に在る「学校裏」という駅名があった。
- 現:京浜急行「平和島」
- なんというか、今だったらサイバーボランティアに監視されてそうだ。
- 小学校まで、手を延ばしてしまった。
- 荒川区立赤土小学校。日暮里舎人ライナーに、赤土小学校前駅が存在する。
- 東京メトロ有楽町線・副都心線の小竹向原の駅名標には以前より「小竹小学校前」と併記されている。
- 2つの大学があるため、両方を付けた「中央大学・明星大学」(多摩都市モノレール)なんていうのもある。
- 学部付きの駅も存在する。「市大医学部」(横浜新都市交通シーサイドライン)
- 学部のみの駅もある。「農学部前」(琴電長尾線)
- 「松原団地」(東武伊勢崎線)は「獨協大学前」に改名しようとしたが地元の反対にあい却下されてしまった。
- 1つの学校では、「箱崎九大前」「馬出九大病院前」「九大学研都市」の3つがある九州大学が最多?
イロモノ系
- 名称が長い。とにかく長い
- イベント名が入っている
- ティファニー駅の事を忘れないであげて下さい。
- 一畑電車は全般的に長い駅名をつけるのが好きに思える。
- 庭園美術館が閉館し、駅名も改称された。が、松江イングリッシュガーデン前駅とやっぱり長い。
- 一畑には、湖遊館新駅駅という別の意味でのイロモノ系が、まだある。
観光地系
- 由緒ある駅名を観光客誘致のため改称。そのため批判を受けやすい。
- 信濃追分を西軽井沢に変える計画もあったらしい。危ない危ない。
- 比較的東北地方に多い気がする。
- 最近では業平橋→とうきょうスカイツリー(予定)がこの事例。
- 富士吉田→富士山も。
- 近年の傾向としては、ただ元となる駅名に「温泉」をつけただけの事例が多い。
- 時折、元の駅名の部分は平仮名に変える事もある。
- 陸羽東線は4駅連続で温泉系駅名が続く。さらに堺田を挟んでもう一駅。
- とにかく「温泉」と「高原」が氾濫する。
- 「海岸」も。
- 伊豆急行は「城ヶ崎海岸」の隣が「伊豆高原」でしかも駅の標高は海岸>高原だったりする。
- 「海岸」も。
- 戦時中に観光地名が取り除かれたケースもある。
- 同じ戦争絡みでは、国有化で消えたものもある。
- 駅名を観光地名に変えさらに自治体名まで追随するケースもある。
北海道編
- アイヌ語にただ字を当てるだけ。
- 元の意味なんか知ったこと無い。
- メマン・ペッ(涼しい川)→女満別、オ・トイ・ネプ(河口が汚れた川)→音威子府
- 本州の開拓者の郷里地名や姓名を転用。
- 開拓者が凝ると、変形した駅名になる。
- 詩歌にちなんだ「八雲」、家紋にちなんだ「万字」など。
- 開拓者が凝ると、変形した駅名になる。
- 川をあらわす「別」や「内」のつく駅が多い。
- 直別・尺別・音別や稲士別・幕別・利別(いずれも根室本線)のように3駅連続もある。
- アイヌ語の地名がないと安直な名前になることも。
- 上白滝から下白滝までの4連続もこれが原因だったり。
- 「○号」「○線」などと土地を直線的に区切ってつけた地名も。
- そしてこういう名前の駅が連続するような所はその後悉く廃線に。
- 開拓時代にはアイヌ語そのまま片仮名表記というような例もあったため、相当珍妙な駅名もあった。
- ex.ニナルカ・ウノシコイチヤルシペ・ヲンコチャル貨物駅
- 知らない人が聞いたら東南アジアかどっかの駅としか思わないだろうな。
- ex.ニナルカ・ウノシコイチヤルシペ・ヲンコチャル貨物駅
- もともとアイヌ語由来の駅名だったのを、日本語読みの駅名に変更させた所もある。
- アイヌ語地名は保存の要無しと、日本の官吏が軽率に考えていたからだそうな。
地名の連称
- 地下鉄や新設路線に多い。
- 新幹線における例:岐阜羽島・燕三条・那須塩原(駅名のほうが市名よりも先発)
- 戸狩野沢温泉も、実は温泉地の連称である。勝手に推測すると、当初戸狩→野沢温泉と改称しようとして、戸狩温泉の関係者辺りにゴルァされたのではないかと。。
- だいどう豊里(大桐+大道南+豊里)という変則例も。
- 四天王寺前夕陽ヶ丘でもめた谷町線にはやたら多い。
- 自治体同士で揉めた結果である事も。
- 自治体同士での揉め事を避けるため、最初から複合駅名を提案する所もある。
- 例として東北新幹線の七戸(仮称)。十和田に配慮して複合駅名にする姿勢を見せている。
- 上越新幹線の燕三条は?新潟県・燕市と三条市が駅設置場所や駅名で揉めに揉めたと聞いたけど。
- で、結局弥彦線と交差する市境線上に駅が設置され、田中角栄の仲裁で駅長室(登記上の駅の所在地)を三条市に置き、駅名は燕を先にして「燕三条」ということで落ち着き今に至る。(参照)
- 上越新幹線の燕三条は?新潟県・燕市と三条市が駅設置場所や駅名で揉めに揉めたと聞いたけど。
- 例として東北新幹線の七戸(仮称)。十和田に配慮して複合駅名にする姿勢を見せている。
- 廃止された京福越前本線には「下荒井駅⇒六呂師口駅⇒下荒井六呂師口駅」なんていう右往左往したケースも。揉めた事が容易に想像できる。
- 自治体同士での揉め事を避けるため、最初から複合駅名を提案する所もある。
- どちらかというと関西に多い。
- 意外だが出町柳(京阪)もこれに該当する。
- 所在地プラス近隣の観光地名、というケースも。
- 地味に小田急にも多い。
- 代々木八幡は神社名、世田谷代田は「世田谷区の代田」、和泉多摩川は「多摩川の和泉側」、高座渋谷は「もと高座郡の渋谷」なので並列地名とはちょっと違う。愛甲石田も「もと愛甲郡の石田」とも言えるかな?
- 愛甲石田は厚木市愛甲と伊勢原市石田の境界上なので、並列地名。ちなみに石田側の伊勢原市は元「中郡」のはず。
- 代々木上原、千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、片瀬江ノ島は文句なく並列地名。
- 代々木八幡は神社名、世田谷代田は「世田谷区の代田」、和泉多摩川は「多摩川の和泉側」、高座渋谷は「もと高座郡の渋谷」なので並列地名とはちょっと違う。愛甲石田も「もと愛甲郡の石田」とも言えるかな?
- 他所の人からはその連なった名前で、一続きの地名として呼ばれてしまう。駅名の影響って物凄い。
かつての地名
- 現在では区画整理や統廃合の末に失われてしまった地名を付ける。
- 歴史的な名残を残していてなんとも風情がある。
- 都心部を除くとあまり好まれず改称のターゲットにされやすい。
ひらがな・カタカナ
- ひらがなのみの駅名やひらがなを多く含む駅名。
- いわきは合併から30年後に変更された。ちなみに諸経費数億円。
- 第3セクター・新規駅の定番。
- 漢字が難しい駅名を平仮名にするのは分かるが、大して難しくないものも平仮名にしたりする。
- 漢字駅名の国鉄などと区別する上でひらがなにする。
- 地名+ひらがなという駅名。
- 新興地名や施設名からとったカタカナの駅名やカタカナを多く含む駅名。
- マキノやニセコは例外的な存在。
- 行川アイランド。
- 7年以上も前に閉園してるのに、改称する模様はない。
- 呉ポートピアも同レベル。こっちは公園になったけど。
- ひらがな+カタカナ。
- さらに漢字が加わった「(臨)池の浦シーサイド」
- 正式駅名は漢字表記であっても、分かりやすさを求めて平仮名で案内することもある。
- 京葉線の千葉港は「港」を「こう」と誤読しないために「千葉みなと」で開業時から案内を続けていたが、遂にそれが正式駅名となった。
- 京成臼井駅。北総線にも白井駅があるから。青砥・高砂で、並ぶ事がある。その際、誤読する可能性が非常に高いから、京成臼井止まりの列車は、「うすい」と表示する。
- どちらかというと「白井」の方が誤読しそうなもんだが…(「しらい」とか)
- 漢字だと紛らわしいのであえてひらがなにした例。
- なにわ橋(京阪中之島線)の場合漢字にすると「難波橋」となり「難波」と紛らわしい。ちなみに「なにわ橋」駅は難波ではなく京阪本線の北浜駅の近くにある。
- 結論:今後難読駅名が誕生する可能性は極めて低い。
- 2009年現在のところ、最新の難読駅は、日暮里舎人ライナーの舎人公園(とねりこうえん)駅と舎人(とねり)駅。
- 阪急が新駅を作るとなれば可能性はある。
- お役所が強引な読みの瑞祥駅名をつくってしまう可能性は、あるかも。
- 東葉高速鉄道には、1996年開業の飯山満(はさま)駅が存在する。他の3セク会社なら「はさま駅」にしていたかもしれない。
鶴見線
- やっつけ仕事である。
- まず地名が無かった。
- 国道15号があるから国道とか製油所があるから石油とか。
- 会社名の一部取り込んだ駅名もチラホラ。
- 人名ネタのオンパレード。
- 安善、浅野、武蔵白石etc.
- 安善は安田財閥の安田善次郎の略。他は苗字。
- 鶴見小野は元々鶴見区小野町所在だから鶴見小野。で、その小野町の由来は地元の地主が小野さんだったから。
- そしてこれらの「やっつけ駅名」がそのまま沿線の知名になっちゃった。